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上海馬券王がJRAのレースに寄せる「情熱と冷静の言葉」


2021年 上半期のレース考






5月9日(日) NHKマイルカップ


☆曲がったことの大嫌いな硬骨漢。令和の「坊ちゃん」ランドオブリバティさんからのお便り


Q:とにかくまっすぐに生きたいんです。

馬券王先生こんにちは。私は明日NHKマイル高校の受験を控えた受験生です。今回、私の悩みを聞いていただきたくお便りしました。

祖父譲りの無鉄砲で子供のころから損ばかりしています。小学校の卒業試験であるホープフルSで最終コーナーを曲がらずに直進し、乗っていた騎手を振り落とし一週間ほど腰を抜かさせたことがあります。なぜそんな無闇をしたと聞く人があるかもしれませんが、別段深い理由があるわけでもありません。レースで先頭を走っていたら後ろにいた同級生の一人が冗談に、いくら上位人気でもそこからまっすぐ走ることは出来まい。弱虫やーい。と囃したからです。その夜、祖父が夢枕に立ち、大きな眼をして逸走して騎手を振り落とす奴があるかと云ったから、この次は振り落とさずに逸走して見せますと答えました。

とにかく私は曲がったことが大嫌いなのです。まっすぐに生きたいのです。曲がるくらいなら死んだほうがましなのです。それなのに何故中山と言うところはあのように貧乏くさく小回りに曲がりくねっているのでしょう。翌年スプリングSでまたあんな狭い所を4回も曲がらされた私はモチベーションが下がりまくり、結果成績も惨憺たるものに終わってしまいました。ああ、嫌だ、田舎の貧乏くさい小回りは本当に嫌だ。

そんな私を見かねたのか、担任の鹿戸先生が私に東京の受験先を用意してくれました。中山のような貧乏くさい田舎と違って広々とした舞台で曲がるのも二回だけでよいのだそうです。お気持ちは大変うれしいのですが、私の内心は複雑です。だって、それでも二回も曲がらなくてはならないんですよ。曲がることは私の人生信条に反します。私はまっすぐに生きたいのです。明日の受験を控え、コーナーの悪夢にさいなまれる私はどうしたらよいのでしょうか。


A:お答え

お便りありがとうございます。このコーナーもエアグルーヴさんの専用コーナーみたいになってまして、新機軸と言うのが欲しくてしょうがなかったのですが、さりとて、最近の実績馬は優等生ぞろいで、なかなか「キャラの立った」存在と言うのがおりません。そのような中、貴方のような破格の「やらかしキャラ」が現れたことは大変にありがたく、喜ばしいことです。

さて、冒頭のお便りは読む人の大半がお察しの通り、夏目漱石の「坊ちゃん」を原典としておりますが、この「坊ちゃん」、なかなかに面白い小説です。

最初に読んだのは小学生の時ですか。その時は「竹を割ったような気性」の好漢「坊ちゃん」が悪漢赤シャツをとっちめる、痛快無比なユーモア小説という印象で、すっかりはまった私はそれをネタに読書感想文を三回くらい書いた記憶があります。ところが、中学になって読み返してみるとかなり印象が変わってきます。坊ちゃんと言うのは田舎の人を見下した本当に嫌な都会人で、あれだけ馬鹿にされ、蔑まれながら観光地の土産物売り場に「坊ちゃん饅頭」とか「マドンナタルト」とかを並べる松山の人の度量の広さには感涙頬を伝うを禁じえませんでした。そもそも気にいらない上司に卵を投げつけてそのまま東京に帰ってしまうなんて、「夜の校舎窓ガラス壊して回った」ロック歌手も涙ぐむ幼い行為と言わねばならず、つまるところ「坊ちゃん」と言うのは敗残者以外の何者でもないではないですか。

そして、またしても「ところが」なのですが、大学に入って再会した「坊ちゃん」は更に新しい顔を現わします。旗本の末裔である「坊ちゃん」が、会津の山嵐と徒党を組み、明治のエリートである赤シャツに私的制裁を加えると言うのは、その時代としてかなり「ヤバい」お話であることは想像に難くなく、その上、これを書いた漱石が明治政府に手厚く遇された赤シャツ的エリート(「帝大卒の文学士」赤シャツのモデルはどう見ても漱石本人です)であることを考えると、これはもう一筋縄にはいきません。明治有数の知性であった漱石がこれを書きながら、何を考え、何にカタルシスを求めたのか。こういう読み方は小中学校の時にはできなかったわけで、読み手の成長に合わせ、色々な顔を現す作品を書き上げた漱石は紛れもない「文豪」と言えましょう。

話が大幅にそれました、ご相談の件に戻りましょう。ホープフルでの貴方の逸走は本当に衝撃的でした。これに似た事例としては阪神大賞典でのオルフェーブルの逸走がありますが、あの時のオルフェはその後二着まで追い上げるというこれはこれで凄いパフォーマンスであったのに対し、貴方の場合は騎手を振り落としてそのまま競走中止ですからね。G1競走で二番人気に推されながらああいう行為に走るのは、これ前代未聞と言いますか、あのレースであなたを対抗扱いとしていた私としても、これはもう恨み骨髄なわけです。

そもそも、「祖父譲りの無鉄砲」と言いますが、祖父サンデーさんは確かにやんちゃキャラだったのですが、貴方のお父さんディープインパクトはサンデー系の中でも数少ない優等生、その血を引く数々の優秀馬はその優等生的資質を受け継いでいるのに、ステイゴールド系ならいざ知らず、本来なら赤シャツ的エリートであるはずの貴方がなぜああいうやらかしをするのか大変不思議です。思えばホープフルの勝ち馬ダノンザキッドが皐月賞で一番人気に推されながらブービー負けをしているし、ホープフルのメンバーって心に闇を抱えた連中の総決起集会だったのでしょうか。

これまで上位人気を獲得し続けてきた貴方ですが、明日のNHKマイルは現在単勝20倍の8番人気。ホープフル以降の迷走状態に愛想をつかし、さすがに皆さん貴方を見放したようです。皐月賞に比べるとメンバーの質が落ちる中でのこの評価には落涙を禁じえませんが、さりとて、穴党の私としてはこれに妙味を感じているのも事実です。色々文句も言いましたが、ホープフルまでの貴方の活躍は大変素晴らしかったのは疑いようもありませんし、府中に舞台が変わることが貴方に再起を促す可能性も少なからずあるのではないかと。鹿戸先生も貴方の素質にぞっこんなのでしょう、いろいろ手を尽くし貴方の悪癖を矯正しようと躍起になっているようです(角を矯めて牛を殺すことにならなければよいのですが)し、これまで苦楽を共にしてきた三浦君を降ろし、新しい騎手と再出発することも現状打破のきっかけになってくれればと思います。(三浦君ほどG1じゃ買えないジョッキーはいませんからね)

明日のレースで賞金を加算した貴方がダービーに出走し、エリートのエフフォーリアに卵をぶつけるシーンと言うのは実現すればそれはそれで大変に愉快です。今の貴方に重い印を打つことはさすがにできませんが、それでもご健闘は期待しています。頑張ってください。

と、言う訳で。。。。

2021 5 9() 2回東京6日目 18頭 [15:40発走]
【11R】 26回NHKマイルカップ
3歳・オープン・G1(定量)(牡・牝)(国際)(指定) 1600m (A)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

レイモンドバローズ 3 浜中俊

57

66.3

()上村洋行

1

2

アナザーリリック 3 津村明秀

55

25.2

()林徹

2

3

ルークズネスト 3 幸英明

57

8.5

()浜田多実

2

4

バスラットレオン 3 藤岡佑介

57

4.2

()矢作芳人

3

5

リッケンバッカー 3 *横山武史

57

38.6

()西村真幸

3

6

 

シティレインボー 3 *三浦皇成

57

147.3

()池添兼雄

4

7

タイムトゥヘヴン 3 M.デム

57

26.1

()戸田博文

4

8

*グレナディアガーズ 3 川田将雅

57

4.0

()中内田充

5

9

 

ゴールドチャリス 3 田中勝春

55

241.1

()武幸四郎

5

10

ソングライン 3 池添謙一

55

19.7

()林徹

6

11

 

ヴェイルネビュラ 3 戸崎圭太

57

94.6

()大竹正博

6

12

ランドオブリバティ 3 *石橋脩

57

20.9

()鹿戸雄一

7

13

ホウオウアマゾン 3 *武豊

57

9.1

()矢作芳人

7

14

 

$ショックアクション 3 *田辺裕信

57

109.8

()大久保龍

7

15

$シュネルマイスター 3 ルメール

57

4.9

()手塚貴久

8

16

 

ロードマックス 3 *岩田望来

57

121.8

()藤原英昭

8

17

 

グレイイングリーン 3 *武藤雅

57

171.0

()池江泰寿

8

18

ピクシーナイト 3 福永祐一

57

12.6

()音無秀孝



と言う訳で、カオスな三歳マイル王決定戦、かんべえ先生の言うところの「NHK参る」なわけです。明確な軸不在で今年も18頭も集まりました。これは荒れそうです。

さっそく「10年トレンド」を見てみましょう。


当てようと思うな、真実はきっと違うところにある。NHKマイルのこの10

日付

馬名

性齢

騎手

斤量

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

200510 ラウダシオン 3 M.デム

57

18

11

9

()斉藤崇史

1325

-0.2

   02-02

34.4

494

0

2960

4200

11900

19620

152750

200510 レシステンシア 3 ルメール

55

18

3

1

()松下武士

1327

0.2

   01-01

34.7

476

-6

(3.0)

4200

11900

19620

152750

200510 ギルデッドミラー 3 福永祐一

55

18

6

6

()松永幹夫

1328

0.3

   06-05

34.2

468

0

(19.0)

   

19620

152750

190505 アドマイヤマーズ 3 M.デム

57

18

17

2

()友道康夫

1324

-0.1

   06-07

33.9

472

+2

430

17200

22440

97390

410680

190505 ケイデンスコール 3 石橋脩

57

18

18

14

()安田隆行

1325

0.1

   12-14

33.6

460

-6

(87.7)

17200

22440

97390

410680

190505 カテドラル 3 アヴドゥ

57

18

10

7

()池添学

1325

0.1

   12-11

33.7

476

-4

(32.8)

   

97390

410680

180506 ケイアイノーテック 3 藤岡佑介

57

18

11

6

()平田修

1328

-0.0

   17-15

33.7

456

0

1280

3140

7470

21840

129560

180506 ギベオン 3 M.デム

57

18

9

2

*()藤原英昭

1328

0.0

   05-04

34.5

508

+6

(5.2)

3140

7470

21840

129560

180506 レッドヴェイロン 3 岩田康誠

57

18

17

9

()石坂正

1328

0.0

   11-12

34.1

474

+4

(25.0)

   

21840

129560

170507 アエロリット 3 横山典弘

55

18

16

2

()菊沢隆徳

1323

-0.2

   02-02

34.3

478

-2

580

17290

27730

50600

296160

170507 $リエノテソーロ 3 吉田隼人

55

18

14

13

()武井亮

1325

0.2

   09-09

34.0

450

-4

(37.5)

17290

27730

50600

296160

170507 ボンセルヴィーソ 3 松山弘平

57

18

6

6

()池添学

1329

0.6

   01-01

35.0

462

-2

(14.4)

   

50600

296160

160508 メジャーエンブレム 3 ルメール

55

18

4

1

()田村康仁

1328

-0.1

   01-01

35.1

496

-6

230

940

1470

11190

33030

160508 ロードクエスト 3 池添謙一

57

18

5

2

()小島茂之

1329

0.1

   16-16

33.8

446

-6

(6.4)

940

1470

11190

33030

160508 レインボーライン 3 福永祐一

57

18

18

12

()浅見秀一

1329

0.1

   09-09

34.4

430

-2

(40.7)

   

11190

33030

150510 クラリティスカイ 3 横山典弘

57

18

7

3

()友道康夫

1335

-0.2

   05-05

33.9

478

-4

640

2800

5990

6200

36720

150510 $アルビアーノ 3 柴山雄一

55

18

9

4

()木村哲也

1337

0.2

   02-02

34.4

512

+6

(6.5)

2800

5990

6200

36720

150510 ミュゼスルタン 3 柴田善臣

57

18

12

2

()大江原哲

1337

0.2

   11-09

33.8

470

-6

(5.9)

   

6200

36720

140511 ミッキーアイル 3 浜中俊

57

18

10

1

()音無秀孝

1332

-0.0

   01-01

34.8

478

+8

190

14760

15860

188380

684020

140511 タガノブルグ 3 三浦皇成

57

18

2

17

()鮫島一歩

1332

0.0

   13-07

33.9

428

-6

(114.5)

14760

15860

188380

684020

140511 キングズオブザサン 3 蛯名正義

57

18

1

12

()荒川義之

1332

0.0

   13-11

33.7

464

0

(78.4)

   

188380

684020

130505 マイネルホウオウ 3 柴田大知

57

18

8

10

()畠山吉宏

1327

-0.0

   16-14

33.7

482

0

3430

21890

56570

137530

1235600

130505 インパルスヒーロー 3 田中勝春

57

18

17

6

()国枝栄

1327

0.0

   12-10

33.9

496

-4

(14.2)

21890

56570

137530

1235600

130505 フラムドグロワール 3 横山典弘

57

18

12

8

()藤沢和雄

1328

0.1

   03-04

34.6

488

-10

(29.6)

   

137530

1235600

120506 カレンブラックヒル 3 秋山真一

57

18

5

1

()平田修

1345

-0.6

   01-01

34.6

460

-6

370

1480

2630

72990

262580

120506 アルフレード 3 ウィリア

57

18

17

3

()手塚貴久

1351

0.6

   05-04

34.9

516

-2

(7.4)

1480

2630

72990

262580

120506 クラレント 3 小牧太

57

18

12

15

*()橋口弘次

1351

0.6

   11-10

34.4

472

-4

(64.7)

   

72990

262580

110508 グランプリボス 3 ウィリア

57

18

13

1

*()矢作芳人

1322

-0.2

   06-05

34.0

500

-6

460

1170

2160

2040

7920

110508 コティリオン 3 小牧太

57

18

17

2

()橋口弘次

1324

0.2

   18-16

33.4

468

-2

(4.8)

1170

2160

2040

7920

110508 リアルインパクト 3 内田博幸

57

18

1

4

()堀宣行

1325

0.3

   09-09

34.2

496

+2

(6.1)

   

2040

7920

集計期間:2011. 5. 8 2020. 5.10

見よ、このカオスな10年間を。3連単は6桁、3連複は5桁がデフォ。馬連だって2年に一回は万馬券なのだ。この門をくぐる者、汝一切の希望を捨てよ!

いやあ、10年馬券を買って私なんか的中が16年の一回だけ、まぁ、この時は万馬券的中だったのですが、このレース三連馬券は当たれば即万馬券なので、自慢にはなりません。とにかく、天皇賞春で心を折られ、NHKマイルでとどめを刺されるというのが例年パターンで、こういうレースは当てようと思うといかんのではないかとさえ思えてきます。

取り敢えずトレンドを。


@1番人気は4−1−0−5と毎年18頭も出る割には高勝率ですが、この4年勝ち馬は出ていません。

A2番人気は2−3−1−4とこれは優秀。因みに先日金鯱賞を殿人気で勝ち小幡先生を激高させたギベオンは3年前の2番人気(2着)でした。

B3番人気は1−1−0−8と大きく信頼度が下がる。

C二桁人気の超人気薄は30頭中7頭と毎年一頭近く馬券に絡んでおりこういう馬をうまくすくいあげるか否かが勝負の分かれ目。尚、こういう超人気薄でその後大成したのは16年12番人気で三着したレインボーライン(お世話になりました)くらいで、他はその後パッとしません。まぁ、そのレインボーラインだって後に天皇賞春を取る馬がなぜこんなレースに出てるんだというのはありますし、ましてや後付けでも何故来たのか理屈をつけるのが難しい馬をすくいあげるのって難しいんですけどね。

D外国人ジョッキーは30頭中8頭に騎乗で、去年のデムーロにはしてやられたし、一定以上の目配りは必要。

E関東馬は30頭中11頭と場所柄を考えると、苦戦。因みに、この三年間はすべて関西馬のワン・ツー・スリー。

F牝馬は30頭中6頭だが、内5頭がこの5年間の連絡みなわけで、近年台頭著しい。

G脚質は勝ち馬に限れば逃げ・先行有利。但し、毎年必ず追込馬の台頭あり。まぁ、今年のメンバーは皆先行脚質で末が鋭いって言うのが見当たりませんから各馬がどういう位置取りをするのか、ここはジョッキーの腕次第と言う部分は大きいと考えます。

H枠順は内と外が良く中がパッとしない。

I過去5年、15頭の血統はダイワメジャーが4頭(内勝馬2)とかなり優秀だけど、今年は出走なし。他はバラバラ。

J過去5年15頭の前走キャリアを見ると、桜花賞組3頭(内勝馬2)、皐月賞組2頭(同1)と前走G1組が強いが、今年のメンバーで該当するのは桜花賞大敗のソングライン1頭のみ。逆に言えばソングラインが上位に来ればソダシ・サトノレイナスは化け物みたいに強いということになります。この他ではアーリントン組が三頭と健闘するも、これはいずれも3着どまり。尚、距離延長組にはつらい傾向あり。まぁ、そういう理屈で最後に切ったラウダシオンに来られて去年は痛恨となったわけですが、それでも距離延長よりは、マイル以上の距離で実績を積んだ馬が有利なのは否定しがたい所です。


以上をもとに馬券を考えると上記の印となる訳です。

軸は大外ピクシーナイト。根拠は以下の通り


@重馬場で開催されたアーリントンカップは4着だが、これはトレンドから言ってむしろ望ましい。

A左回りでは二戦二勝。特に中京開催となった前々走シンザン記念では現在二番人気のパスラットレオンを負かしており、非常に価値が高い。

B上述の通り似たような脚質の総決起集会的様相を呈している今年のメンバー構成では騎手の技量が大きくものをいう。そういう中で信頼できるのはルメール・川田・福永であるが、ルメール・川田が名前だけで人気を集めるのに対し、福永はそこまで極端ではないのが妙味あり。


馬券は◎→〇▲☆→その他の三連複27点。

現在上位人気はグレナディアカーズ・パスラットレオン・シュネルマイスターが似たような水準で競り合っており最終的な順位は入れ替わる可能性が大きいのですが、おそらく1〜3番人気はこの3頭で不動でしょう。上述の通り上位人気はそれなりの信頼度がありますので、ピクシーナイトからこの三頭へ、そして何でもありなトレンドに準じ、そこから手広くというのが基本方針です。27点買いながら殆どが万馬券でそれ以下は6点しかありません。当たればデカいのがこのレースなんで、まぁ、気分は宝くじですな。

皆様の相談お待ちします。


人生相談士 上海馬券王 in  六本松




○今日の結果

<NHKマイルC> @シュネルマイスター、Aソングライン、Bグレナディアガーズ




○かんべえのつぶやき

――今日のファンファーレはいつもとちょっと違うな、と思ったら、NHK交響楽団の演奏なのですね。いつも自衛隊音楽隊の演奏に比べると、心持ちゆったりとした調べとなります。さすがはN響。

――不肖かんべえは本日、ニュージーランドトロフィーを圧勝したバスラットレオンから勝負したのです。ところが出走直後に藤岡祐介騎手が落馬。いきなり終わってしまいました。さすがは「NHK参る」。後でパトロールビデオを見たら、藤岡騎手はすぐに起き上がっていましたね。ホッとしました。


――勝ったのはシュネルマイスターでした。これは
山崎元さんの読みがどんぴしゃり。先行馬が多い中で、ルメール騎手がきっちり読み切って、2着ソングラインをハナ差で差し切りました。シュネルマイスターは、皐月賞をスキップしてここに焦点を合わせてきたのが大正解。ソングラインは桜花賞の大敗から進路を変更。ともに見事なワンツーでした。3着は2歳G1馬のグレナディアガーズが入りました。

――馬券王先生の推奨馬、ピクシーナイトは12着、人生相談をしてくれたランドオブリバティは8着でした。馬券王先生の夏目漱石論があまりに面白いものだから、あたしゃついつい青空文庫で『坊ちゃん』を読んでしまいましたよ。それから、関川夏央と谷口ジローによる漫画『坊ちゃんの時代』もよろしいですぞ。

――さてさて、来週は「ヴィクトリア魔居る」であります。と言っても、来週はグレンアレグリアが出るので、昨年のアーモンドアイのような快勝を見せてくれそうです。それは楽しみなことながら、買い目をどう絞るかが悩ましく、予想も書きにくいことになってしまいます。馬券王先生の筆さばきに期待申し上げます。





5月2日(日) 春の天皇賞


えー、世の中ゴールデンウイークと言うことになっておりますが、サービス業に転職した私は長い休みとは縁のない日常に身をやつしているわけで現在非常に黄昏れているわけです。

いや、土日はしっかり休ませていただいてるんですが、ウイークデーと言うのは基本休みなし。GWの競馬開催が土日に限定されていることが不幸中の幸いではあるのですが、それでも後述する通り明日の天皇賞春と言うのは星の数ほどあるG1競走の中で唯一モチベーションが上がらないレースなわけで、やっぱ不幸だ、これは不幸なのだ。え、「コロナのせいで連休が台無しになってみんな不幸だ」って?いいじゃないですか、それでも休めるんだから。かんべえさんなんかAmazonプライムでエヴァンゲリオンを二度見してるみたいだし、ああ羨ましいったらありゃしない。

というわけで、今回はいじけモードでお送りします。

2021 5 2() 2回阪神12日目 17頭 [15:40発走]
【11R】 163回天皇賞(春)
4歳以上・オープン・G1(定量)(国際)(指定) 3200m・内 (B)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

ワールドプレミア 5 *福永祐一

58

5.8

()友道康夫

1

2

アリストテレス 4 ルメール

58

4.4

()音無秀孝

2

3

カレンブーケドール 5 *戸崎圭太

56

8.2

()国枝栄

B2

4

 

シロニイ 7 松若風馬

58

110.1

()池江泰寿

B3

5

ディアスティマ 4 北村友一

58

7.7

()高野友和

3

6

 

マカヒキ 8 *藤岡康太

58

68.3

()友道康夫

4

7

ユーキャンスマイル 6 藤岡佑介

58

11.5

()友道康夫

4

8

 

ディバインフォース 5 *武豊

58

39.1

()寺島良

5

9

 

ジャコマル 7 *横山和生

58

105.1

()松永幹夫

5

10

 

ゴースト 5 鮫島克駿

58

90.2

()橋口慎介

6

11

 

メイショウテンゲン 5 酒井学

58

82.2

()池添兼雄

6

12

ディープボンド 4 和田竜二

58

3.9

()大久保龍

7

13

ナムラドノヴァン 6 内田博幸

58

59.2

()杉山晴紀

7

14

ウインマリリン 4 横山武史

56

20.4

()手塚貴久

8

15

オセアグレイト 5 横山典弘

58

41.9

()菊川正達

8

16

 

メロディーレーン 5 *池添謙一

56

102.1

()森田直行

8

17

オーソリティ 4 川田将雅

58

11.5

()木村哲也


現在の日本競馬界で人外魔境のアナザーワールドと化しつつある長距離G1天皇賞春であります。

もともと距離不向きと多くのスターホースから敬遠される傾向がここ10年くらい続いていたのですが、今年は例年にも増して出走馬がしょぼい。17頭も参戦してG1馬がワールドプレミアとマカヒキのみ。しかもこれがそろって「昔の名前で出ています」という落ち目な連中で、逆に言えば実績どころがこんな感じだから「俺にもチャンスあり」とこれだけの頭数が集まったわけだ。ハッキリ言ってカオスです。こんなのG1じゃない。「天春特別」とでも言い直すがいいわあ。

あまつさえ京都競馬場の改修に伴い今年は阪神での開催、その阪神もスタンダードな3000mでの開催かと思いきや、無理やり3200mで挙行するわけで馬券を買う人は全く前例のない五里霧中の中予想を強いられる。その上、明日の天候が雨・強風が予想されるとなるとこんなのどうやって予想すればいいのだと愚痴りたくもなってきます。

取り敢えず恒例の10年トレンドを。いや、上述の通りコース代わりなんでほとんど役に立たないと思うんですが、まぁ恒例なんで付き合ってください。

すさまじくカオスな京都開催天春の10年間

日付

馬名

性齢

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

200503 フィエールマン 5 ルメール

14

14

1

()手塚貴久

3165

-0.0

 08-07-07

34.6

490

+8

200

5770

7410

13500

55200

200503 スティッフェリオ 6 北村友一

14

6

11

*()音無秀孝

3165

0.0

 03-03-03

35.1

446

-2

(64.2)

5770

7410

13500

55200

200503 ミッキースワロー 6 横山典弘

14

5

4

()菊沢隆徳

3169

0.4

 10-05-04

35.3

478

0

(11.9)

   

13500

55200

190428 フィエールマン 4 ルメール

13

10

1

()手塚貴久

3150

-0.0

 05-04-01

34.5

480

0

280

1780

2470

16410

49110

190428 グローリーヴェイズ 4 戸崎圭太

13

7

6

()尾関知人

3150

0.0

 08-07-02

34.4

456

+2

(11.3)

1780

2470

16410

49110

190428 パフォーマプロミス 7 北村友一

13

8

8

()藤原英昭

3160

1.0

 05-04-05

35.2

452

-8

(30.6)

   

16410

49110

180429 レインボーライン 5 岩田康誠

17

12

2

()浅見秀一

3162

-0.0

 10-11-11

35.2

452

-2

600

1030

2510

2060

11650

180429 シュヴァルグラン 6 ボウマン

17

11

1

()友道康夫

3162

0.0

 03-02-02

35.8

474

+4

(3.0)

1030

2510

2060

11650

180429 クリンチャー 4 三浦皇成

17

8

4

()宮本博

3163

0.1

 07-04-03

35.7

488

+2

(8.0)

   

2060

11650

170430 キタサンブラック 5 武豊

17

3

1

()清水久詞

3125

-0.2

 02-02-01

35.3

536

-4

220

1040

1430

610

3780

170430 シュヴァルグラン 5 福永祐一

17

6

4

()友道康夫

3127

0.2

 05-04-03

35.2

468

-6

(12.0)

1040

1430

610

3780

170430 サトノダイヤモンド 4 ルメール

17

15

2

()池江泰寿

3127

0.2

 07-07-05

35.0

506

0

(2.5)

   

610

3780

160501 キタサンブラック 4 武豊

18

1

2

()清水久詞

3153

-0.0

 01-01-01

35.0

524

0

450

20160

29950

32350

242730

160501 カレンミロティック 8 池添謙一

18

3

13

()平田修

3153

0.0

 03-03-03

34.8

458

-2

(99.2)

20160

29950

32350

242730

160501 シュヴァルグラン 4 福永祐一

18

8

3

()友道康夫

3155

0.2

 09-11-09

34.5

468

-2

(6.4)

   

32350

242730

150503 ゴールドシップ 6 横山典弘

17

1

2

()須貝尚介

3147

-0.0

 14-03-04

35.0

510

+2

460

6060

8480

57160

236300

150503 フェイムゲーム 5 北村宏司

17

14

7

()宗像義忠

3147

0.0

 09-11-10

34.5

456

0

(22.6)

6060

8480

57160

236300

150503 カレンミロティック 7 蛯名正義

17

2

10

()平田修

3148

0.1

 02-03-01

35.3

454

0

(30.5)

   

57160

236300

140504 フェノーメノ 5 蛯名正義

18

7

4

()戸田博文

3151

-0.0

 08-07-05

34.3

498

+10

1150

2080

5670

38790

211180

140504 ウインバリアシオン 6 武幸四郎

18

12

3

()松永昌博

3151

0.0

 14-14-08

34.1

526

0

(6.5)

2080

5670

38790

211180

140504 ホッコーブレーヴ 6 田辺裕信

18

6

12

()松永康利

3151

0.0

 09-10-10

34.0

478

-2

(101.5)

   

38790

211180

130428 フェノーメノ 4 蛯名正義

18

6

2

()戸田博文

3142

-0.2

 07-03-02

36.2

496

+2

620

3190

6500

21880

111830

130428 トーセンラー 5 武豊

18

1

3

()藤原英昭

3144

0.2

 09-06-02

36.4

460

0

(13.6)

3190

6500

21880

111830

130428 $レッドカドー 7 モッセ

18

13

6

[]ダンロッ

3147

0.5

 11-10-04

36.5

482

 

(29.4)

   

21880

111830

120429 ビートブラック 5 石橋脩

18

1

14

()中村均

3138

-0.7

 02-01-01

36.5

512

-2

15960

61570

208630

97140

1452520

120429 トーセンジョーダン 6 岩田康誠

18

16

3

*()池江泰寿

3145

0.7

 07-07-05

34.0

478

-4

(10.2)

61570

208630

97140

1452520

120429 ウインバリアシオン 4 武豊

18

11

2

()松永昌博

3148

1.0

 12-12-12

33.5

512

-2

(9.8)

   

97140

1452520

110501 ヒルノダムール 4 藤田伸二

18

2

7

()昆貢

3206

-0.1

 08-07-06

35.3

474

0

1690

6810

15590

25530

189840

110501 エイシンフラッシュ 4 内田博幸

18

15

3

()藤原英昭

3207

0.1

 10-10-08

35.2

490

-2

(7.1)

6810

15590

25530

189840

110501 ナムラクレセント 6 和田竜二

18

3

5

()福島信晴

3209

0.3

 10-01-01

36.3

502

+2

(11.3)

   

25530

189840

集計期間:2011. 5. 1 2020. 5. 3

うううう、10年間馬券を買い続けて当たったのは17年のみで、これが手ごたえ満点、会心のガミ!悲しすぎます。頬を伝うのは汗なんかじゃない!

とにかくですな、色々な工夫や理屈を凝らして予想しても現実がこれをかいくぐることの連続で、この競走が終わったあと私は必ず鬱を発症してきたのだ。「五月病」と言う概念が天皇賞春を指すのだと、社会に出て私は初めて思い知ったのだ。え、お前がヘボなだけだろうって?まぁ私がヘボなのは否定しませんが、それでもこんな結末を連続して当てまくった人がいるとも思えないぞ。

まぁ、取り敢えずトレンドを見ていきましょう。


@1番人気は3−1−0−6と馬連軸向けだけど信頼度は高くない。ただし、去年一昨年と連勝中。まぁ、これはフィエールマンの連覇と言うことで、今年のメンツにこれほどの軸はいないけどね。

A2番人気は4−0−2−4と1番人気よりは信頼度高し。

B3番人気は0−4−1−5と三連複軸向き。

C二桁人気の超人気薄は30頭中5頭と大穴の台頭余地はそれなり以上。

D関東馬は30頭中8頭で開催場所を考えると健闘。特にこの2年は4頭が馬券に絡んでおり軽視は禁物か。

E外国人ジョッキーは30頭中5頭に騎乗で特に強調するものではないが、ルメールが上述のフィエールマンで連勝中。

F過去10年間で牝馬は1頭も来ておらず完全な男尊女卑状態(騙馬なら3頭いますが)。最近日本の競馬界で牝馬がブイブイ言わせているとはいえ、この距離は勝手が違うようです。今年のメンバーでは3頭が出走でカレンブーケドールとか割と人気になっていますがさて。

G上位馬の年齢別構成は4歳馬10頭(内勝馬4)、5歳馬8頭(同5)、6歳馬8頭(同1)、7歳以上4頭(同0)と若い馬が圧倒的。こういう状況を反映してか現在の1・2番人気は4歳馬なわけですが、どうなんでしょうねえ。コントレイル・デアリングタクトの年明けの状況を見ると今年の4歳は実はそんなに強くない可能性もあります。「無観客で実績を積み上げてきた馬は信頼度に乏しい」とはかんべえ先生の言葉ですが、うーん一理あるかも。

H過去5年15頭の前走キャリアも見ると大阪杯組が3頭(内勝馬2)とこれが最も強力ですが、今年のメンバーでは大阪杯組は皆無。まぁ、今年のレベルが低いというのはこのことからもわかります。頭数だけ言うと阪神大賞典組がさすがに強く6頭が連絡みですが、勝ち馬は1頭のみ。この他では日経賞が3頭(勝ち馬0)。

Iリピーター多し。上述のフィエールマン、キタサンブラック、フェノーメノと連覇を果たす馬が多く、2・3着もシュヴァルグランとかカレンミロティックとか。でも、今年のメンバーでは去年4着だったユーキャンスマイルくらいしかめぼしい再戦組はいませんな。

J枠順、脚質、血統はコース代わりなんで、代替として阪神大賞典のトレンドを見ていきます。距離が1ハロン伸びているというのはあるんですが、京都のデータよりは使えるでしょう。

阪神コースの長距離戦、阪神大賞典の10年間(簡略版)

日付

馬名

性齢

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

210321 ディープボンド 4 和田竜二

13

6

3

()大久保龍

3073

-0.9

 04-04-03

36.9

502

+10

1030

3510

7640

25170

120400

200322 ユーキャンスマイル 5 岩田康誠

10

10

2

()友道康夫

3030

-0.3

 09-08-04

35.8

500

+12

590

3720

7120

7550

40140

190317 シャケトラ 6 戸崎圭太

11

10

1

()角居勝彦

3065

-0.8

 09-02-02

37.6

518

-4

220

2700

3830

27560

87820

180318 レインボーライン 5 岩田康誠

11

7

3

()浅見秀一

3036

-0.2

 09-08-04

35.8

454

+10

560

1290

2710

760

6530

170319 サトノダイヤモンド 4 ルメール

10

9

1

()池江泰寿

3026

-0.2

 08-08-04

35.4

506

+4

110

140

170

470

740

160320 シュヴァルグラン 4 福永祐一

11

11

1

()友道康夫

3058

-0.4

 07-07-04

34.9

470

-10

300

670

1150

810

3310

150322 ゴールドシップ 6 岩田康誠

10

8

1

()須貝尚介

3059

-0.2

 05-03-02

35.5

508

-8

160

1720

2020

2050

8090

140323 ゴールドシップ 5 岩田康誠

9

1

1

()須貝尚介

3066

-0.6

 02-02-02

34.5

508

+10

170

940

1240

1120

4060

130317 ゴールドシップ 4 内田博幸

9

7

1

()須貝尚介

3050

-0.3

 07-04-03

36.8

502

-4

110

320

360

1880

3010

120318 ギュスターヴクライ 4 福永祐一

12

1

3

()荒川義之

3118

-0.1

 06-05-04

37.1

498

+6

1340

400

2160

1860

18590

集計期間:2012. 3.18 2021. 3.21


うーん、天皇賞春のステップレースとして一番格式高いとされている阪神大賞典なんですが、例年出走は10頭前後でこれもどこまで参考になるかなあ。しかもメンツを見ると皆関西馬ばかりで関東馬の出走自体が殆どない。これでは関西地区の町内会ではないか。こうやって眺めて見るとずいぶん印象とは違うぞ、阪神大賞典。


J取り敢えず1番人気が6−1−1−2と圧倒的。こうやって見ると馬券の対象を外した2頭が気になるが、去年のキセキと今年のアリストテレスであった。

K脚質は勝ち馬に限れば先行・まくり差しが圧倒的。追い込みは2・3着、逃げ馬は3着どまり。

L枠順は中から外が良い。というか内枠が不思議なくらい不振。まぁ、例年10頭前後のレースなんで17頭立ての大外がいいかは何とも言えんのですが。

M血統は直近5年ではバラバラ。そこからさかのぼるとゴールドシップの3連覇等ステイゴールドがやたら強い。直線入り口で逸走してその後2着まで追い上げるという前代未聞のパフォーマンスを繰り広げた12年のオルフェーブルなんか未だに強烈な印象があります。


上記をもとに現在の上位人気を見てみましょう。

まずは1番人気のディープボンド。この馬、重馬場で行われた前走の阪神大賞典で圧勝したことから1番人気となっているわけです。まぁ、1ハロン違うとはいえ、同じコースでの勝ち、しかも明日は同じく重予想と言うことで、確かにメンバーの中では一番信頼度が高いように見えます。でもねえ、阪神大賞典の除けばこの馬の成績はパッとしない。そんな馬が1番人気ですかあ。阪神大賞典を勝って天春で1番人気になる馬って多いんだけど、人気に見合った決着となったことも殆どないわけで、ここは評価を一段落としたい。

次に2番人気のアリストテレス。去年の三冠馬コントレイルに菊花賞で冷や汗をかかせた馬ですな。年明け初戦のアメリカJCCを調整遅れを指摘されながら快勝したときはこれは今年大躍進すると思ったんですが、圧倒的一番人気で臨んだ阪神大賞典ではディープボンドに0.7秒差の7着大敗。彼を軸に馬券をしこたま買ってた私としては恨み骨髄と言いますか、去年のプリンシパルSと言い圧倒的な人気をしょいながら原因不明の負け方をする変な癖がある馬で、うーん軸にはしたくないですねえ。

最後三番人気ワールドプレミア。一昨年の菊花賞馬で同年の有馬3着と言う実績はメンバー中でも最上位なんですが、その後がパッとしません。まぁ、3着になった前走日経賞で復活の気配は感じますが、3番人気はちょっと買われすぎの気が。。。

と言う訳で、軸はディアスティマ。重賞未勝利で格から言えばメンバー中下位の部類なんですが、この馬何が買いかと言うと、阪神3200mと言う舞台をレコードタイムで圧勝しているんですな。前走松籟Sは通常京都2400mで行われている競走なんですが、今年の天皇賞春の阪神開催に合わせ、試行的に3200mで開催されそこを勝っているわけです。まぁ、これまで一回しか行われていないから勝てば無条件にレコード勝ちになるんですが、それでもその勝ちタイム3分14秒9は歴代の天皇賞のタイムと比較しても全く遜色はありません。2着に0.5秒差をつける圧勝なんで最後は流していたわけで、本気を出せばもっとタイムは詰まるでしょう。

馬券は◎軸の三連複36点。とにかくカオスなメンバー構成、カオスな天候なんで上位人気全滅と言うこともあり得る故、ヒモは手広く行きましょう。ディープボンドが絡むとガミになる買い目が何点かありますが、外枠引いたステゴ系の馬が絡むと大変愉快な馬券になります。

え、「天皇賞春を外しまくって遂に自暴自棄になったか」って?わはははは、その通り。でもねえ、私だけじゃなく外しまくっている人がやたら多いこの競走です。人気馬から入って爆裂するよりは、こういう馬から流して外した方が諦めがつくじゃないですか。まぁ買うのは少額ですし、気分は宝くじですな。



上海馬券王 in 六本松




○今日の結果

<春の天皇賞> @ワールドプレミア、Aディープボンド、Bカレンブーケドール




○かんべえのつぶやき

――勝ちタイムは3分14秒7。阪神競馬場での春天はレコード決着となりました。勝者は3番人気のワールドプレミア。2年前の菊花賞以来の勝利です。鞍上の福永騎手は親子制覇となりました。

――2着には阪神大賞典で化けた1番人気のディープボンド。3着には牝馬、4番人気のカレンブーケドールが入りました。荒れると言われていたわりには、納得の決着と言っていいのではないでしょうか。ちなみに4着はアリストテレス、5着はウインマリリン。牝馬が2頭、掲示板に挙がったことになります。クロノジェネシスが出ていたら、どうなっていたでしょうか?


――馬券王先生が予想したディアスティマは、午前中に北村友一騎手が落馬負傷して、坂井騎手に乗り代わりとなりました。これでは「人馬共にコースを経験している」という予想の前提が崩れてしまいます。それでもディアスティマは6着に来ているので、やっぱり強い馬なのでしょう。北村騎手には悔いが残るところで、違う「ゆういち君」が勝ちましたからねえ。

――不肖かんべえはラジオ日経「交流戦」で宣言した通り、オーソリティの単勝で勝負しました。ダメでしたねえ。春天では絶大なトラックレコードを有するステゴ系ですが、だんだんご利益は薄まってきているようです。フェノーメノやゴールドシップやレインボーラインの記憶を胸に、そろそろ次の作戦を考えなければなりませんね。

――来週はNHKマイル。毎年難解なレースなもので、ラジオ日経「交流戦」もこの週とヴィクトリアマイルはお休みになってます。馬券王先生、あんまりご負担に感じない程度にご執筆いただければ幸いです。なにせ「NHK参る」ですから。





4月18日(日) 皐月賞


☆上海馬券王の人生相談

飽きもせず霊界通信! お受験グランマ・エアグルーヴさん見参!!

Q:一族の逆襲なんざます!

先生、お久しぶりでございます。わたくし、エアグルーヴでございましてよ。

え、「誰だ、おまえは?」ですって?きぃいいいいいいいいっ!これだからパンピーは!よろしいこと?わが名はエアグルーヴ!祖父にしてJRAの大立者ノーザンテースト、母にして樫の木の女王ダイナカール、父にして凱旋門の英雄トニービンの血を引く、まさに貴族の中の貴族にして華族の中の華族!!本来なら三流馬券師のPCR検査を受けたら速攻で陽性反応出まくりの貴方のような禁治産者なんか口も聞いてもらえない貴い血族なのよ、わがグルーヴ一族は!

え、「どうせ話はひ孫のタイトルホルダーのことだろ。時間が惜しいからとっとと本題に入れ。」ですって?。。。なによ、それじゃあ、最初から私が誰だか存じ上げてらっしゃるっていうことじゃない。。。きぃいいいいいいいいいいいっ!人をおちょくるのも大概になさるが宜しいわ!この、三流!はずれ馬券の濁流に飲み込まれ溺死寸前のヘタレ馬券師!!

。。。まぁ、話が早いのは結構なことざます。話と言うのは、まさにグルーヴ一族にしてわが曾孫タイトルホルダーのことなんざます。わがグルーヴ一族も孫のドゥラメンテが自分で自分の脚を蹴って引退するというおバカな結末を迎えてからうだつの上がらない年月を過ごしてきたんざます。わたくし悔しいやら情けないやらで、「きぃいいいいいいいいっ!」って毎日叫び続けたんざます。本当に死んでも死にきれない気持ちだったんざます。え、「死んでも死にきれないって、貴女8年前に死んでるじゃないか。」ですって?きぃいいいいいいっ!どうしてお前はそうやって人の上げ足ばっかり取るざますか!そんな歪んだ根性だから、馬券が当たらないざます。反省するがいいざます!

とにかく、そんな不遇な時期に期待していたのはドゥラメンテの子供の活躍だったんざます。ドゥラメンテの子供達は去年デビューして、それなりに優秀な成績を収めていたんざますが、トップ合格するのは二流三流の学校ばかりで、一流どころを受験すると皆ろくでもない成績ばかりで、わたくし本当に悔しくて悔しくて、「きぃいいいいいいいっ!」だったんざます。

ところが!

今年になってやっとタイトルホルダーが名門「皐月高校」の登竜門「弥生中学」をトップ合格!しかも負かした相手が去年藤井聡太並みの活躍をした神童ダノンザキッドじゃございませんの!やったわ。凄いわ。これって夢じゃないかしら。ああ、やっと始まったんざます。捲土重来、グルーヴ一族の逆襲なんざます!名門皐月高校の受験を控え、わたくしの心は高まる一方だったんざます。

と、ところが!

タイトルホルダーの前評判が芳しくありませんの。ひ孫が完勝したダノンザキッドが一番人気なのに、ひ孫はなんと10番人気!なんなんざますか、これは!なんで、こんなに低評価なんざますか!きぃいいいいいいいっ!日本中の馬券師の目は節穴ざますか!間違いよ。これって何かの間違いに違いないわ!あまつさえ、弥生中の受験に付き添っていた家庭教師の横山武史はタイトルホルダーを見限ってエフフォーリアとかいうどこの馬の骨とも知れない受験生に乗り換えたんざます。きぃいいいいいいっ!この裏切り者!恥知らずの背信者!親の顔が見てみたいわ!

先生、弥生中は皐月高校トップ合格者続出の超名門校なんざます。そこをトップ合格したわがひ孫がなぜこんな理不尽な仕打ちを受けなくてはならないのかしら。皐月高校受験を明日に控え、わたくしの心は乱れる一方なんざます。わたくしどうしたらいいのかしら。


A:お答え

毎度のご相談ありがとうございます。実は明日は「曲がったことが大嫌いな硬骨漢」ランドオブリバティ君をネタに相談コーナーをやろうと思ってたんですが、ランドオブリバティ君は曲がりくねった中山が大嫌いみたいで明日は回避となってしまいまして、さてどうしたものかと思っていたら弥生賞優勝の看板を引っ提げて貴女の血族が参戦となったわけで、本当にありがたいことです。

ドゥラメンテ君には私も現役時代大変お世話になってまして(とりわけ大儲けさせてもらった皐月賞は本当に思い出深い一戦です)、貴女の一族の中でも思い入れが強烈な一頭、そのお子さんの活動も注視させていただいておりました。ドゥラメンテ産駒は芝・ダート・距離を問わずあらゆる環境で勝ち名乗りを上げていて、それはそれで大変うれしかったのですが、レベルの高い重賞では、全く良いところがないのが難点と言いますか、まぁ、血族自体晩成傾向があるから大きい所を取るのは三歳の秋以降かなあなんて考えていたわけです。

そんな時にタイトルホルダー君が弥生賞で逃げ切り勝ちを収めたんですから、正直驚きました。いや、グルーヴウオッチャーとして貴女の曾孫さんの一着付の馬券も買ってはいたんですよ。でもその時断然の一番人気だったダノンザキッドがまさか二着も維持できないというのは考えていなかったわけで、痛快な馬券が転じて痛恨な馬券となってしまったのが未だに悔やまれます。ダノンザキッド、この恨み晴らさで置くべきか!

しかし、皐月賞のトライアルとして最も格式高い弥生賞を二着に1馬身以上離して勝ったというのに明日の曾孫さんは10番人気ですかあ。東スポ(こちらでは九州スポーツ、略して九スポですが)を見ても殆どの記者は無印にしてるし、ずいぶん低く見られたものですなあ。まぁ、「弥生中は皐月高校トップ合格者続出の超名門校」と言うのは貴女が活躍した20世紀の話で、最近は厩舎のローテーションの考え方も大きく変わり、その価値と言うの大きく下落していることは否定できませんし、逃げ馬が勝つときは大抵そうですが、弥生賞では色々な運も味方しており、本番はそんなに甘くはないというのが一般の見方なんでしょう。

でもねえ、それでもこれはあんまりですよねえ。明日の中山は雨の影響が免れず、逃げ・先行タイプの曾孫さんにはこれは大きなアシスト。それに何より、三歳過ぎての成長力が大きく期待できるグルーヴ家の血が明日は弥生賞以上のパフォーマンスをもたらしてくれる可能性もそれなり以上にあるのではないかと私なんかは考えます(まぁ、正直本格化は秋以降の可能性が大きく、贔屓の引き倒しをかなり含んではいますが)。

とにかく、「弥生賞馬を軽く見るんじゃなかった」と多くの馬券師がほぞを噛む光景が貴女の八周忌を目前にして出現すれば、グルーヴウォッチャーとしてこれほど痛快なことはありません。曾孫さんの健闘をお祈りする次第です。

と、言う訳で。。。。。


2021 418() 3回中山8日目 16頭 [15:40発走]
【11R】 81回皐月賞
3歳・オープン・G1(定量)(牡・牝)(国際)(指定) 2000m (B)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

アドマイヤハダル 3 *ルメール

57

9.3

()大久保龍

1

2

 

ルーパステソーロ 3 *木幡巧也

57

116.1

()加藤士津

2

3

ステラヴェローチェ 3 *吉田隼人

57

13.5

()須貝尚介

2

4

 

イルーシヴパンサー 3 *大野拓弥

57

104.4

()久保田貴

3

5

ヴィクティファルス 3 池添謙一

57

10.4

()池添学

3

6

 

ヨーホーレイク 3 *岩田望来

57

21.5

()友道康夫

4

7

エフフォーリア 3 横山武史

57

3.6

()鹿戸雄一

4

8

ダノンザキッド 3 川田将雅

57

3.6

()安田隆行

5

9

ラーゴム 3 北村友一

57

14.2

()斉藤崇史

5

10

 

シュヴァリエローズ 3 *三浦皇成

57

76.2

()清水久詞

6

11

ディープモンスター 3 *戸崎圭太

57

17.5

()池江泰寿

6

12

 

ワールドリバイバル 3 菱田裕二

57

107.3

()牧田和弥

7

13

タイトルホルダー 3 *田辺裕信

57

17.9

()栗田徹

7

14

アサマノイタズラ 3 嶋田純次

57

31.1

()手塚貴久

8

15

グラティアス 3 *M.デム

57

15.1

()加藤征弘

8

16

 

レッドベルオーブ 3 福永祐一

57

17.5

()藤原英昭


と言う訳で牡馬クラシック第一弾皐月賞なわけです。例年狭い中山に18頭も集結していたのが、今年はなんと16頭。うーん、ここ数年の中では突出した馬が不在なんでもっとごった返すと思ってたんですが、今年の三歳牡馬はタレント自体が少ないのでしょうか。

さっそく、恒例10年トレンドを見てみましょう。


多頭数の割には概ね平穏な皐月賞の10年間

日付

馬名

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

200419 コントレイル 福永祐一

18

1

1

()矢作芳人

2007

-0.1

 12-12-07

34.9

462

0

270

660

1120

9150

26310

200419 サリオス レーン

18

7

3

()堀宣行

2008

0.1

 05-06-04

35.4

536

-2

(3.8)

660

1120

9150

26310

200419 ガロアクリーク ヒューイ

18

16

8

()上原博之

2014

0.7

 11-10-09

35.7

498

+2

(41.2)

   

9150

26310

190414 サートゥルナーリア ルメール

18

12

1

()角居勝彦

1581

-0.0

 07-07-07

34.1

496

-4

170

950

1140

1480

4390

190414 ヴェロックス 川田将雅

18

7

4

()中内田充

1581

0.0

 05-04-04

34.4

478

-4

(9.0)

950

1140

1480

4390

190414 ダノンキングリー 戸崎圭太

18

4

3

()萩原清

1581

0.0

 03-04-05

34.5

450

-4

(5.8)

   

1480

4390

180415 エポカドーロ 戸崎圭太

16

7

7

()藤原英昭

2008

-0.3

 04-04-04

35.1

492

0

1450

12880

23570

53410

372080

180415 サンリヴァル 藤岡佑介

16

14

9

()藤岡健一

2011

0.3

 05-05-05

35.2

488

-12

(24.6)

12880

23570

53410

372080

180415 ジェネラーレウーノ 田辺裕信

16

10

8

()矢野英一

2014

0.6

 02-02-02

37.6

496

0

(17.8)

   

53410

372080

170416 アルアイン 松山弘平

18

11

9

*()池江泰寿

1578

-0.0

 04-05-05

34.2

518

-2

2240

8710

20720

176030

1064360

170416 ペルシアンナイト M.デム

18

7

4

*()池江泰寿

1578

0.0

 15-05-05

34.1

480

-2

(8.1)

8710

20720

176030

1064360

170416 ダンビュライト 武豊

18

10

12

*()音無秀孝

1579

0.1

 06-05-03

34.3

466

-4

(56.1)

   

176030

1064360

160417 ディーマジェスティ 蛯名正義

18

18

8

()二ノ宮敬

1579

-0.2

 14-12-10

34.0

476

0

3090

6220

17680

6000

70390

160417 マカヒキ 川田将雅

18

3

3

*()友道康夫

1581

0.2

 17-15-13

33.9

498

+2

(3.7)

6220

17680

6000

70390

160417 サトノダイヤモンド ルメール

18

11

1

*()池江泰寿

1583

0.4

 08-09-05

34.8

504

+6

(2.7)

   

6000

70390

150419 ドゥラメンテ M.デム

15

2

3

*()堀宣行

1582

-0.2

 13-11-07

33.9

486

-2

460

790

1530

3110

12360

150419 リアルスティール 福永祐一

15

5

2

()矢作芳人

1584

0.2

 05-05-03

34.5

502

-4

(3.8)

790

1530

3110

12360

150419 キタサンブラック 浜中俊

15

7

4

()清水久詞

1588

0.6

 02-02-02

35.2

510

+6

(9.7)

   

3110

12360

140420 イスラボニータ 蛯名正義

18

2

2

()栗田博憲

1596

-0.2

 08-07-04

34.6

462

0

510

920

1900

7690

33490

140420 トゥザワールド 川田将雅

18

17

1

*()池江泰寿

1598

0.2

 03-03-03

35.2

510

-8

(3.5)

920

1900

7690

33490

140420 ウインフルブルーム 柴田大知

18

18

8

()宮本博

1599

0.3

 01-01-01

35.6

488

-2

(24.9)

   

7690

33490

130414 ロゴタイプ M.デム

18

7

1

()田中剛

1580

-0.1

 07-08-05

35.3

486

0

370

840

1750

1210

5920

130414 エピファネイア 福永祐一

18

14

2

()角居勝彦

1581

0.1

 07-05-03

35.6

486

-8

(3.9)

840

1750

1210

5920

130414 コディーノ 横山典弘

18

12

3

()藤沢和雄

1583

0.3

 05-05-05

35.8

478

-6

(4.4)

   

1210

5920

120415 ゴールドシップ 内田博幸

18

14

4

()須貝尚介

2013

-0.4

 18-17-06

34.6

498

-8

710

1220

3190

2050

12620

120415 ワールドエース 福永祐一

18

9

2

()池江泰寿

2017

0.4

 17-17-15

34.9

446

0

(3.2)

1220

3190

2050

12620

120415 ディープブリランテ 岩田康誠

18

6

3

()矢作芳人

2018

0.5

 03-04-04

36.7

502

0

(6.2)

   

2050

12620

110424 オルフェーヴル 池添謙一

18

12

4

*()池江泰寿

2006

-0.5

 12-11-11

34.2

440

-4

1080

1260

3740

9220

55450

110424 サダムパテック 岩田康誠

18

4

1

()西園正都

2011

0.5

 08-08-08

34.9

500

-8

(2.5)

1260

3740

9220

55450

110424 ダノンバラード 武豊

18

2

8

*()池江泰寿

2013

0.7

 05-05-05

35.3

464

+4

(18.9)

   

9220

55450

集計期間:2011. 4.24 2020. 4.19

うーん、こうして振り返ってみると、20年・19年・15年・13年・12年と的中が5回、内20年・15年・12年は万馬券決着なわけで、ひ、ひょっとしたら、これって滅茶苦茶相性が良いレースなのではないだろうか。わはは、これまで自覚的じゃなかったけど、急に自信が出てきたぞ。それでは行ってみよう!


@1番人気は3−2−1−4と毎年18頭も出ていることを考えると大変立派。因みに去年一昨年と1番人気が連勝中です。

A2番人気は1−3−0−6と馬連軸向き。

B3番人気は1−2−3−4とこちらは三連複軸向き。

C上述の通り上位人気がそれなり以上に責任を果たしているが、それ以上に興味深いのは4番人気で2−2−1−5と1〜3番人気に引けを取らない活躍。人気との兼ね合いを考えればこれがお買い得か。

D二桁人気の超人気薄は17年三着ダンビュライトが1頭いるのみで基本用なし。タイトルホルダーは先ほど9番人気から10番人気に下がってしましました。ううううう。

E3着以上30頭の内1〜4番人気が21頭を占め、超人気薄の台頭も殆どないのに配当は3連単で万馬券がデフォ。多頭数のせいか見かけより当てるのが難しいレース。

F外国人ジョッキーは30頭中7頭に騎乗と一定以上の配慮は必要。

G関東馬は30頭中9頭と開催場所を考えると低調。ダノンザキッドと上位人気を分け合うエフフォーリアは大丈夫かあ?あ、それを言えばタイトルホルダーもそうか。

H枠順は中山のパブリックイメージに反し大きな偏りはない。敢えて言えば中枠が若干不利か。

I脚質は先行・差しが有利。逃げ馬で馬券に絡んだのは14年三着ウインフルブルームのみ。なお、追込は後に年度代表馬になる超大物にのみ許された特権。

J過去5年15頭の血統はディープが6頭(内勝馬3)と圧倒的。もっとも今年の上位人気でディープは皆無なんですが。

K過去5年15頭の前走キャリアを見ると、ホープフルからの直行組が連勝中と言うのが目に付くが、今年は該当馬は0(フューチュリティからの直行組は小幡先生の一押しレッドベルオーブがいるけど、前走キャリアフューチュリティーというのはこの5年前例はないです)。この他では腐っても弥生賞組が3頭いるんだけど、勝ち馬はなし。時代の流れを感じます。


以上から予想したのが上記印となる訳ですが、重要な前提として、当日の馬場状態が渋っているということ。土曜に阪神を襲った大雨は今夜中山にも降り注ぐわけで、この影響は免れないと考える次第です。まぁ、朝から晴れるらしいし、水はけのよい日本の競馬場故、レース開始時点で良まで回復している可能性もありますが、それでもパンパンの良には程遠いのではないかと。

そういう視点で最有力のエフフォーリアを考えるとどうなんでしょう。圧勝した共同通信杯を見る限り滅茶苦茶強いことには何の疑いもありませんが、あの強さはいかにも府中向きで、ダービーじゃ逆らえないのですが、渋った中山と言うことを考えればつけ入るすきもありそうです。

と言う訳で、本命はヴィクティファルス。重馬場の中山で行われたスプリングSを差して勝ったあのレースは見かけ以上に強いと思います。この馬、共同通信杯ではエフフォーリアに0.4秒と言う大差をつけられた二着。そのヴィクティファルスが次走スプリングSを勝ったことがエフフォーリアの強さを強く印象付けており、結果、今の人気につながっているのでしょうが、良の府中を渋った中山に置き換えると人気ほどの差はないと考える次第。上記4番人気の強さもありますし、軸はこれです。(因みに重い印は打てませんでしたがステラヴェローチェも渋馬場では侮りがたい一頭です)

馬券は◎→〇▲☆→その他の三連複21点。エフフォーリア、恨み重なるダノンザキッドの組み合わせだとガミですが、他は結構つきます。贔屓の引き倒しで☆をつけたタイトルホルダーが絡めばすべてが万馬券。まぁ、実現性はそんなにない気もしますが、それでもここまで見下される馬じゃないと思うぞタイトルホルダーは。



皆様の相談お待ちします。


人生相談士 上海馬券王 in 六本松




○今日の結果

<皐月賞> @エフフォーリア、Aタイトルホルダー、Bステラヴェローチェ





○かんべえのつぶやき

――「混戦」と言われたものの、蓋を開けてみればとにかくエフフォーリアが強かった。2着に3馬身差をつけて、今年も無敗の皐月賞馬の誕生です。鞍上は横山武史旗手で、デビュー5年目、22歳にしてG1初制覇となりました。皐月賞の親子制覇は武親子、福永親子に次いで3組目。勝利インタビューがとっても嬉しそうでした。

――2着には8番人気のタイトルホルダー。「きいいいいいい」という声が聞こえてきそうでしたが、さすがドゥラメンテの血筋は伊達ではございません。3着には6番人気のステラヴェローチェでした。馬券王先生、惜しいじゃないですか。素直に1番人気から買っていれば、バッチリ2万円の三連複が取れたことになります。


――もう1頭の人気馬、2歳チャンピオンのダノンザキッドは何があったのかブービー(15着)でした。不肖かんべえはオルフェ産駒のラーゴムに期待をかけていたのですが、これも13着と凡走でありました。うーむ、残念。

――こうなるとダービーが楽しみですね。エフフォーリアは当然、人気になるでしょうが、横山武史騎手にはプレッシャーがかかることでしょう。タイトルホルダーも強そうですし、ランドオブリバティ君も出てくるでしょう。場所が府中に移って、距離が伸びたところで、まことに楽しみな戦いになりますな。

――来週はG1のお休みを挟んで、再来週5月2日は春天となります。今年もパッとしない連休になりそうですが、幸いなことに競馬は続きます。馬券王先生、またご一緒に悩みましょう。





4月11日(日) 桜花賞


いやあ、参りましたね、先週の大阪杯は。レースの直前になって土砂降りの雨が降ってきて、グランアレグリアもコントレイルも飛んでしまいました。

「グランアレグリアとコントレイル以外の馬が勝つと思うのは夢と言うよりは妄想だ。」とは小幡先生の論説で、いや、先生、お気持ちはよぉく分かります。よぉく分かりますし、私も同じ気持ちではあったのですが、こういう結末を見せられると、なんかこみ上げるものがありますなあ。

まぁ、「あの馬場ではしょうがない」という言い訳はあるんですが、それでも勝ったレイパパレは420kgの小柄な牝馬、重が不得手なはずのディープ産駒、しかも4歳と言うことで斤量特典もないということで、もっと「負けた時の言い訳」と言うのがあったのです。そんな馬が重馬場を1000m通過59秒8と言うハイペースで逃げてそのまま大差で押し切っちゃうのだから恐れ入ります。あの馬、化け物級に強いのではないでしょうか。最近の日本競馬界における化け物級の素材って皆牝馬なわけで、女性活用が進んでいないと名指しで非難されている日本ではありますが、競走馬の世界だけは世界最先端なのであります。

しかし、オーナーがまたしても金子真人さんと言うのも驚き。三冠馬ディープインパクトを始め数多くのG1馬を所有しておられるわけですが、レイパパレでなんと14頭目とは恐れ入ります。この人、馬を買うときは人の意見は聞かず全部自分の目で見て選ぶのだそうで、こんな相馬眼の持ち主は調教師にもいないのではないでしょうか。これだけのG1馬を所有しているということは馬主としても大幅な黒字計上なんでしょうが、馬券を買ってもすごく儲けていそう。ああ、あやかりたいものです。

さて、明日の桜花賞はその金子さんの所有するG1馬(しかも日本競馬史上唯一の白馬)ソダシが一番人気となっているわけですが、さて。


2021 411() 2回阪神6日目 18頭 [15:40発走]
【11R】 81回桜花賞
3歳・オープン・G1(定量)()(国際)(指定) 1600m・外 (B)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

 

ストライプ 3 田辺裕信

55

70.3

()尾形和幸

1

2

 

ファインルージュ 3 *福永祐一

55

15.3

()木村哲也

2

3

 

ブルーバード 3 柴田大知

55

159.4

()高橋祥泰

2

4

ソダシ 3 吉田隼人

55

3.1

()須貝尚介

3

5

アカイトリノムスメ 3 *横山武史

55

10.2

()国枝栄

3

6

ストゥーティ 3 *岩田康誠

55

80.3

()奥村豊

4

7

 

ククナ 3 *藤岡佑介

55

37.6

()栗田徹

4

8

メイケイエール 3 *横山典弘

55

6.4

()武英智

5

9

エンスージアズム 3 岩田望来

55

124.6

()安田翔伍

5

10

アールドヴィーヴル 3 *M.デム

55

16.6

()今野貞一

6

11

 

ジネストラ 3 北村宏司

55

77.3

()鹿戸雄一

6

12

 

ヨカヨカ 3 幸英明

55

54.4

()谷潔

7

13

$エリザベスタワー 3 川田将雅

55

10.9

()高野友和

7

14

 

ミニーアイル 3 藤岡康太

55

149.7

()武幸四郎

7

15

 

シゲルピンクルビー 3 和田竜二

55

43.3

()渡辺薫彦

8

16

ソングライン 3 *池添謙一

55

13.6

()林徹

8

17

 

ホウオウイクセル 3 丸田恭介

55

76.3

()高柳瑞樹

8

18

サトノレイナス 3 ルメール

55

4.0

()国枝栄


それでは、さっそく「10年トレンド」を見てみましょう。

ちょっとしたヒモ荒れで万馬券となる桜花賞この10

日付

馬名

性齢

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

200412 デアリングタクト 3 松山弘平

18

9

2

()杉山晴紀

1361

-0.2

   13-12

36.6

466

0

420

1110

1930

12590

47760

200412 レシステンシア 3 武豊

18

17

1

()松下武士

1363

0.2

   02-02

38.2

482

-6

(3.7)

1110

1930

12590

47760

200412 スマイルカナ 3 柴田大知

18

3

9

()高橋祥泰

1366

0.5

   01-01

38.6

416

0

(35.5)

   

12590

47760

190407 グランアレグリア 3 ルメール

18

8

2

*()藤沢和雄

1327

-0.4

   03-01

33.3

476

-6

340

4410

5700

5990

31810

190407 シゲルピンクダイヤ 3 和田竜二

18

16

7

()渡辺薫彦

1331

0.4

   15-12

32.7

458

+6

(20.0)

4410

5700

5990

31810

190407 クロノジェネシス 3 北村友一

18

4

3

()斉藤崇史

1331

0.4

   08-09

32.9

434

-4

(5.7)

   

5990

31810

180408 アーモンドアイ 3 ルメール

18

13

2

()国枝栄

1331

-0.3

   15-16

33.2

462

-2

390

480

990

830

3780

180408 ラッキーライラック 3 石橋脩

18

1

1

()松永幹夫

1334

0.3

   03-03

34.5

488

-6

(1.8)

480

990

830

3780

180408 リリーノーブル 3 川田将雅

18

9

3

*()藤岡健一

1335

0.4

   06-06

34.3

498

0

(7.4)

   

830

3780

170409 レーヌミノル 3 池添謙一

18

10

8

()本田優

1345

-0.1

   04-04

35.4

466

-2

4080

17000

45330

5020

94890

170409 リスグラシュー 3 武豊

18

6

3

()矢作芳人

1346

0.1

   09-08

35.3

436

-2

(14.5)

17000

45330

5020

94890

170409 ソウルスターリング 3 ルメール

18

14

1

()藤沢和雄

1346

0.1

   06-05

35.4

474

-2

(1.4)

   

5020

94890

160410 ジュエラー 3 M.デム

18

13

3

()藤岡健一

1334

-0.0

   16-17

33.0

494

-4

500

960

1950

5650

20330

160410 シンハライト 3 池添謙一

18

12

2

()石坂正

1334

0.0

   08-08

33.7

426

-4

(4.9)

960

1950

5650

20330

160410 アットザシーサイド 3 福永祐一

18

10

6

()浅見秀一

1337

0.3

   10-11

33.9

430

-10

(36.9)

   

5650

20330

150412 レッツゴードンキ 3 岩田康誠

18

6

5

()梅田智之

1360

-0.7

   01-01

33.5

464

-4

1020

7860

17370

34480

233390

150412 クルミナル 3 池添謙一

18

7

7

()須貝尚介

1367

0.7

   12-13

33.4

488

+2

(23.2)

7860

17370

34480

233390

150412 コンテッサトゥーレ 3 ルメール

18

1

8

()安田隆行

1368

0.8

   05-11

33.6

444

-2

(27.8)

   

34480

233390

140413 ハープスター 3 川田将雅

18