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上海馬券王がJRAのレースに寄せる「情熱と冷静の言葉」


2018年 下半期のレース考





12月28日 ホープフルステークス


えー、小幡先生から「競馬と羽生将棋への愛が足りない」と論難され、少々いたいけな気分の今日この頃なのであります。

いや、でも先生、羽生さんが過激な手順に踏み込んで勝ちにつなげた将棋と言うのは、私が見る限り10局中3局あるかないかなわけでして、それを「自爆と未来のナイフエッジ」なんて言うのは少々ロマンが過ぎるのではないでしょうか。

それに私が愛しているのはクイーンとエアグルーヴじゃなくてジミ・ヘンドリクスとマイネサマンサですからあ。後者は今頃論説しても誰も興味を示してくれないんでこのコーナーで取り上げることはあまりしてないんですが、将棋に関してはともかく、こちらは酷い誤解です。なんか韓国の駆逐艦にレーザー照射食らった哨戒機パイロットの気分です。わたくしは遺憾の意を表明するものであります。

と、言う訳で、年の瀬が押し詰まった中行われる2018年最後のG1ホープフルなんですが、本日は狂乱の職場忘年会を脱出してきたばかりの疲労もあり、簡易版でお送りします。


20181228() 5回中山9日目 13頭 [15:30発走]
【11R】 35回ホープフルS (単勝5%UP/予定)
2歳・オープン・G1(馬齢)(牡・牝)(国際)(指定) 2000m (A)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

ニシノデイジー 2 勝浦正樹

55

7.2

()高木登

2

2

ブレイキングドーン 2 福永祐一

55

8.3

()中竹和也

3

3

キングリスティア 2 *内田博幸

55

18.1

()河内洋

4

4

 

ヒルノダカール 2 松田大作

55

70.7

()北出成人

4

5

サートゥルナーリア 2 M.デム

55

1.8

()中竹和也

5

6

 

ハクサンタイヨウ 2 松岡正海

55

204.5

()浅野洋一

5

7

ミッキーブラック 2 *マーフィ

55

29.1

()音無秀孝

6

8

アドマイヤジャスタ 2 ルメール

55

8.1

()須貝尚介

6

9

 

ジャストアジゴロ 2 *田辺裕信

55

46.7

()大和田成

7

10

 

マードレヴォイス 2 *三浦皇成

55

182.4

()田村康仁

7

11

ヴァンドギャルド 2 C.デム

55

13.0

()藤原英昭

8

12

 

タニノドラマ 2 *池添謙一

55

77.0

()松田国英

8

13

コスモカレンドゥラ 2 *戸崎圭太

55

37.7

()田中博康



朝日杯FSの出走が例年になく少なかったので、有力馬が本レースに流れたのかと思いきや、こちらはもっと小頭数の13頭立て。

これも怪物と言う評判の超良血馬サ−トゥルナーリアに恐れをなしたということなんでしょうか。まぁ、父ロードカナロア、母シーザリオというのは確かにいかにも強そうな感じで、特に母シーザリオは私的にはエアグルーヴ以上に好きな馬ですから、これに逆らえない気は確かにいたします。

ただ、ここまでの人気が順当かと言うとちょっと買いかぶられている気がどうしても。

@これまで二戦二勝は立派なもんですが、新馬戦も萩Sも両方小頭数(やはり皆おそれをなして逃げたのかもしれませんが)のしかも弱い相手に楽勝した=厳しい競馬を経験していない経緯がなんか朝日杯で圧倒的一番人気になったあげく三着となったグランアレグリアを彷彿とさせる。

A二戦とも先行して直線抜け出す横綱相撲だが、馬場が荒れてきた中山なら差しが決まる可能性も高く末の鋭い所にうっちゃり決められる可能性もそれなりに。

というわけで、末の鋭いところも押さえておきたいということで、対抗指名するのがディープ産駒のヴァンドギャルド。阪神・府中を二戦して両方とも33秒台の末脚でまとめているのがツボに来ます。もちろん小幡先生一押しのニシノデイジーもそれに該当しますが、東京スポーツ杯でニシノデイジーに敗れたとはいえヴァンドギャルドもタイム差0と差のない内容、それでこの人気とジョッキーの差を考えれば、これはそそるなんてもんじゃありません。サートゥルナーリアにだって勝つまであるんじゃないでしょうか。

馬券は◎〇→◎〇←→その他の3連単24点。どれもかなりの高配当です。有馬で縦目を食らったんで、こちらで有終の美を飾りたいもんです。

それでは皆様良いお年を



上海馬券王 in Kabinburi



○今日の結果

<ホープフルステークス> @サートゥルナーリア、Aアドマイヤジャスタ、Bニシノデイジー




○かんべえのつぶやき

――いやはや強かった。サートゥルナーリア、ほとんどステッキを使わずに勝っちゃいました。しかも最後の直線では、馬群をこじ開けて先頭に出てしまう。これで3連勝、負けなしでG1を取りました。これは来年のクラシックもすごいことになりそうですな。まるで牡馬のアーモンドアイ。これはもうデムーロ騎手が手放そうとしないでしょうな。

――今日はルメール騎手が中山で4勝。あっさりと武豊の年間最多勝記録を塗り替えました。3つ上乗せして合計215勝。お見事でありました。今日はそれ以外のレースもミルコ・デムーロが2勝、マーフィーが2勝、クリスチャン・デムーロが1勝なので、日本人騎手は何をしているのでありましょうか。

――今日の中山競馬場は、そこそこの人出でありました。皆さん、12月28日は意外と遊びに来れるんですね(ワシは会社を休んできている)。これで明日は東京大賞典があって、来週の土曜日はもう中山金杯なのであります。銅も年末年始の景色が変わりましたな。年末年始は競馬がお休みじゃないんです。まあ、それはそれで良いのではないかと。

――
馬券王先生、年末年始はご帰国と伺っております。お目にかかる機会を心待ちにしておりますぞ。たぶんタイから戻られると、日本はとっても寒いと思います。くれぐれもご用心なさいまし。





12月23日 有馬記念


えー、平成最後の年も押し詰まってきた矢先、羽生先生が竜王を失冠、無冠になってしまったという事態に遭遇し、現在深い感慨にふけっているわけなのであります。

思えば平成の30年間、将棋界は羽生先生を中心に回っていたわけです。それが最後の最後で無冠。なんということなのでしょう。新竜王となる広瀬八段はトップ中のトップ棋士ではありますが、それでもコンピューターを武器に活躍する最近の若手棋士に比べれば、まだ旧人類に属するわけで、羽生さんはそういう若手に旗色悪い状況だったんで、今回が100冠へのラストチャンスなんじゃないかと思ってたんですよねえ、私。ああ、それなのに。。。平成最期と言う時期が時期だし、「一つの時代が終わった」と言う感覚をおそらく多くの人が抱いているのではないでしょうか。

最近はYOUTUBEで将棋の映像を見ることが増えまして、これがなかなか面白いのです。「ひふみんの奇人変人ぶり特集」とか、「糸谷五段対糸谷八段の超早指し決戦(なぜか解説谷川浩司)」みたいな創作映像というのも抱腹絶倒で素晴らしいのですが、やはり目を奪われるのが羽生先生の「神の一手」の数々。「伝説の5二銀」だけじゃないですぞ。対局を見る人々(素人だけではなくトッププロを含みます)が全く考えもしなかった一手を平然と差し、それが結局盤上この一手であるという目からうろこが数百枚剥がれ落ちるような、実に感動的な将棋を羽生さんは沢山差してきたわけです。

でも最近はそういう感動的な「神の一手」を目にする機会が歴然と減ってきたんですよね。これって若手を中心にレベルが急上昇して、そういう一着を差す猶予を与えてもらえないというのもあるんでしょうが、やはり羽生さん自身の「老い」というのもあるんじゃないでしょうか。最近は過激な手順に踏み込むけど、的確にとがめられて自爆するって言うケースをやたら目にするし。小幡先生は「新しい将棋の可能性に挑戦する羽生は素晴らしい!」と肯定的な見解を表明しておられますが、私的には、中原誠先生の晩年がやはりこういう「過激流」であったことが思い出され、なんか嫌な予感がしてならないわけです。

しかし、元号が変わる来年以降の将棋界はどうなるんでしょう。藤井七段を筆頭とするコンピューター系新人類が、アナログな旧人類を駆逐・蹂躙する1年になるのでしょうか。そうなるとつまんないなあ。だって、彼ら新人類って、コンピューター将棋の論理とか理(ことわり)を人の言葉で説明できないんだもん。藤井聡太に「なぜ居飛車ばかりで振り飛車指さないんですか?」って質問したら「振り飛車はコンピューターの評価数値が低いから」という答えが返ってきたのだとか。いや、だから、何故居飛車がコンピューター的に優れているのか、それが知りたいんだよ、こちらは。

羽生さんと言う人は、将棋の真理とか深淵と言うものを人の言葉で伝え続けてきた人だと思うんですよね。言ってることが難解で常人には理解できない部分が多かったけど、それでも知の最前線(特に理系の)に立つ人たちには、すごく共感と熱狂を与えているようで、そういう人たちと羽生さんの対談と言うのは、なかなか読みごたえがあったのです。コンピュータ将棋がプロの棋戦に決定的な影響を及ぼしているのは、もうだれにも止められないのですが、それなら「コンピューターの理屈」というものを人の言葉で語ってくれる人が出てきてほしいんですよね。なんか、「そういう理屈は人の言葉に還元不能である」という落ちが付く可能性もそれなり以上にありそうですが、そうだとしたら事業としての将棋はデッドエンドなんじゃないでしょうか。そういう意味でも羽生さんにはもう一花以上咲かせてもらいたいと思う今日この頃です。

さて、平成最後の年に当たり、競馬界も一つの時代が終わりを告げようとしているようで。羽生同様、平成競馬界に君臨し続けてきた武豊が本年ついにG1勝ち0となりそうな、そんな状況なのであります。こちらもコンピュータならぬ外国人ジョッキーの猛威に、本年49歳と言う老いが追い打ちかけるという構造が羽生さんを彷彿とさせるのですが、なかなか切ないですな。え、「明日の有馬、武の騎乗馬は上位人気のオジュウチョウサンじゃないか。最内枠引いた武の運勢はまだまだ健在、明日は勝てそう。」ですって?う〜ん。。。。。


さすがに「平成の競馬を振り返る」なんてだいそれたことをやると、紙数が尽きませんので、ここでは18年後半のG1を振り返ってみましょう。


馬券王と振り返る18年下半期

日付

レース名

馬名

性齢

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

181216 フューチG1 アドマイヤマーズ 2 M.デム

15

6

2

()友道康夫

1339

-0.3

   03-03

33.9

460

9710

14240

3340

45180

181216 フューチG1 クリノガウディー 2 藤岡佑介

15

1

 

9

()藤沢則雄

1342

0.3

   04-04

34.0

(77.4)

9710

14240

3340

45180

181216 フューチG1 グランアレグリア 2 ルメール

15

2

1

()藤沢和雄

1343

0.4

   02-02

34.6

(1.5)

   

3340

45180

181209 阪神ジュG1 ダノンファンタジー 2 C.デム

18

13

1

()中内田充

1341

-0.1

   15-16

34.0

260

640

1190

1310

5020

181209 阪神ジュG1 クロノジェネシス 2 北村友一

18

9

2

()斉藤崇史

1342

0.1

   17-17

33.9

(3.6)

640

1190

1310

5020

181209 阪神ジュG1 ビーチサンバ 2 福永祐一

18

11

4

*()友道康夫

1343

0.2

   11-10

34.5

(8.2)

   

1310

5020

181202 チャンピG1 ルヴァンスレーヴ 3 M.デム

15

2

1

()萩原清

1501

-0.4

 02-03-03

35.6

190

3000

3890

6090

27310

181202 チャンピG1 ウェスタールンド 6 藤岡佑介

15

12

8

()佐々木晶

1505

0.4

 15-15-13

34.4

(32.1)

3000

3890

6090

27310

181202 チャンピG1 サンライズソア 4 モレイラ

15

9

3

()河内洋

1505

0.4

 05-05-05

35.9

(8.2)

   

6090

27310

181125 JCG1 アーモンドアイ 3 ルメール

14

1

1

()国枝栄

2206

-0.3

 02-02-02

34.1

140

590

700

960

2690

181125 JCG1 キセキ 4 川田将雅

14

8

4

()中竹和也

2209

0.3

 01-01-01

34.7

(9.2)

590

700

960

2690

181125 JCG1 スワーヴリチャード 4 M.デム

14

11

2

()庄野靖志

2215

0.9

 05-04-04

34.7

(6.5)

   

960

2690

181118 マイルチG1 ステルヴィオ 3 ビュイッ

18

1

5

()木村哲也

1333

-0.0

   04-05

34.1

870

3220

6350

5480

29790

181118 マイルチG1 ペルシアンナイト 4 M.デム

18

2

3

*()池江泰寿

1333

0.0

   07-07

33.9

(6.5)

3220

6350

5480

29790

181118 マイルチG1 アルアイン 4 川田将雅

18

3

4

*()池江泰寿

1335

0.2

   02-02

34.5

(6.6)

   

5480

29790

181111 エリザベG1 リスグラシュー 4 モレイラ

17

12

3

()矢作芳人

2131

-0.0

 09-10-09

33.8

470

9800

12450

8660

56370

181111 エリザベG1 クロコスミア 5 岩田康誠

17

9

 

9

()西浦勝一

2131

0.0

 01-01-01

34.7

(41.8)

9800

12450

8660

56370

181111 エリザベG1 モズカッチャン 4 M.デム

17

7

1

()鮫島一歩

2136

0.5

 06-05-05

34.7

(3.6)

   

8660

56370

181104 JBCレG1 アンジュデジール 4 横山典弘

16

16

6

()昆貢

1504

-0.0

 05-04-02

37.3

1310

2090

5890

7060

53720

181104 JBCレG1 $ラビットラン 4 M.デム

16

4

1

*()中竹和也

1504

0.0

 05-04-02

37.3

(2.8)

2090

5890

7060

53720

181104 JBCレG1 ファッショニスタ 4 大野拓弥

16

15

5

()安田隆行

1505

0.1

 14-13-10

36.3

(11.9)

   

7060

53720

181104 JBCクG1 ケイティブレイブ 5 福永祐一

16

8

3

()杉山晴紀

1567

-0.1

 08-06-04

37.0

420

760

1690

910

4890

181104 JBCクG1 オメガパフューム 3 和田竜二

16

14

2

()安田翔伍

1568

0.1

 09-10-08

36.7

(3.7)

760

1690

910

4890

181104 JBCクG1 サンライズソア 4 ルメール

16

4

1

()河内洋

1570

0.3

 01-02-01

38.4

(3.2)

   

910

4890

181104 JBCスG1 グレイスフルリープ 8 ルメール

16

6

4

()橋口慎介

1104

-0.0

   04-02

36.4

1200

1260

3770

3520

23510

181104 JBCスG1 $マテラスカイ 4 武豊

16

5

1

*()森秀行

1104

0.0

   01-01

36.7

(2.0)

1260

3770

3520

23510

181104 JBCスG1 キタサンミカヅキ 8 森泰斗

16

4

5

[]佐藤賢二

1108

0.4

   09-07

36.1

(12.9)

   

3520

23510

181028 天皇賞秋G1 レイデオロ 4 ルメール

13

4

2

()藤沢和雄

1568

-0.2

 06-05-05

33.6

310

1520

2370

6420

24230

181028 天皇賞秋G1 サングレーザー 4 モレイラ

13

9

4

()浅見秀一

1570

0.2

 07-07-07

33.4

(9.6)

1520

2370

6420

24230

181028 天皇賞秋G1 キセキ 4 川田将雅

13

10

6

()中竹和也

1570

0.2

 01-01-01

34.7

(12.8)

   

6420

24230

181021 菊花賞G1 フィエールマン 3 ルメール

18

12

 

7

()手塚貴久

3061

-0.0

 07-05-06

33.9

1450

2380

6010

16710

100590

181021 菊花賞G1 エタリオウ 3 M.デム

18

9

2

*()友道康夫

3061

0.0

 09-08-06

33.9

(3.6)

2380

6010

16710

100590

181021 菊花賞G1 ユーキャンスマイル 3 武豊

18

7

 

10

*()友道康夫

3063

0.2

 09-10-10

33.9

(31.7)

   

16710

100590

181014 秋華賞G1 アーモンドアイ 3 ルメール

18

11

1

()国枝栄

1585

-0.2

 11-11-12

33.6

130

880

1000

2360

5600

181014 秋華賞G1 ミッキーチャーム 3 川田将雅

18

13

5

*()中内田充

1587

0.2

 01-01-01

35.4

(15.6)

880

1000

2360

5600

181014 秋華賞G1 カンタービレ 3 武豊

18

2

3

*()中竹和也

1589

0.4

 12-13-12

33.9

(14.0)

   

2360

5600

180930 スプリンG1 ファインニードル 5 川田将雅

16

8

1

()高橋義忠

1083

-0.0

   06-08

34.5

280

4140

5260

65370

209620

180930 スプリンG1 ラブカンプー 3 和田竜二

16

9

11

*()森田直行

1083

0.0

   02-02

35.1

(31.7)

4140

5260

65370

209620

180930 スプリンG1 ラインスピリット 7 武豊

16

1

 

13

()松永昌博

1084

0.1

   03-04

35.0

(63.7)

   

65370

209620

集計期間:2018. 9.30 2018.12.16 的中馬券は白抜き表示。JBC3競走は予想非公開。



うーん、JBCを含め13競走あって的中5と言うのは、まずまずと言えばまずまずなんだけど、当たったのは皆異常に安い配当なわけで、なんか切なさがこみ上げてきます。理不尽な結末も多いですな。先週の朝日杯で2着に入ったクリノガウディーを拾い上げる論理を未だ私は持ち合わせていないぞ。え、山本昌が当てたんですって?うーん、あの人「競馬場の達人」でも帯封ゲットしてたし、野球より競馬とラジコンカーの方が才能あるんじゃないだろうか。

目を引くのはやはりアーモンドアイの異次元の強さで、これを見られただけで今年の競馬は悪くない一年だったということになりますが、こういうぶっつけ本番なローテーションを来年も継続するようで、やはり体質に著しい問題がありそう。国枝先生には苦労の多い年になりそうですね。

この他では、外国人ジョッキーの無双状態がとんでもないですな。馬券対象となった39頭の内19頭が外国人って、ほぼ半分じゃねえか。武が老化したら外国人の天下でしたって、日本人ジョッキー不甲斐なさすぎ。これでモレイラまで日本に来たらどうなるんでしょう。ある意味コンピュータに支配された将棋界より質の悪い問題なんじゃないでしょうか、これ。明日の有馬の予想にも、これは影響が出てしまいますな。


20181223() 5回中山8日目 16頭 [15:25発走]
【11R】 63回有馬記念 (馬連5%UP/予定)
3歳以上・オープン・G1(定量)(国際)(指定) 2500m (A)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

 

オジュウチョウサン 7 武豊

57

6.8

()和田正一

1

2

 

クリンチャー 4 *福永祐一

57

25.0

()宮本博

2

3

モズカッチャン 4 M.デム

55

9.6

()鮫島一歩

2

4

 

マカヒキ 5 *岩田康誠

57

35.5

()友道康夫

3

5

パフォーマプロミス 6 *C.デム

57

19.7

()藤原英昭

3

6

サトノダイヤモンド 5 *アヴドゥ

57

15.4

()池江泰寿

4

7

 

サウンズオブアース 7 *藤岡佑介

57

111.8

()藤岡健一

4

8

ブラストワンピース 3 池添謙一

55

9.4

()大竹正博

5

9

 

リッジマン 5 蛯名正義

57

79.3

()庄野靖志

5

10

ミッキースワロー 4 横山典弘

57

25.6

()菊沢隆徳

6

11

ミッキーロケット 5 *マーフィ

57

20.3

()音無秀孝

6

12

レイデオロ 4 ルメール

57

2.5

()藤沢和雄

7

13

 

スマートレイアー 8 *戸崎圭太

55

138.3

()大久保龍

7

14

キセキ 4 川田将雅

57

6.8

()中竹和也

8

15

シュヴァルグラン 6 *ボウマン

57

23.8

()友道康夫

8

16

 

サクラアンプルール 7 田辺裕信

57

114.3

()金成貴史



ホープフルがあるとはいえ、事実上本年最後の大一番有馬記念なのですが、今年の中距離路線でG1勝った馬の参戦がレイデオロのみという実に寒いメンツとなってしまいました。その分軸は絞りやすいのですが、二番手以下は展開次第でどうとでもなりそうで、非常に悩ましい。障害と平場レースを10連勝と言うオジュウチョウサンが色物参戦までして、しかも人気だし。。。

例によって過去10年のトレンドを見てみましょう。


有馬記念過去10年の系譜

日付

馬名

性齢

騎手

斤量

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

3F地点差

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

171224 キタサンブラック 5 武豊

57

16

2

1

()清水久詞

2336

-0.2

 01-01-01

35.2

0.0

540

-2

190

3170

3810

5420

25040

171224 クイーンズリング 5 ルメール

55

16

3

8

()吉村圭司

2338

0.2

 05-05-03

35.1

0.3

474

0

(33.1)

3170

3810

5420

25040

171224 シュヴァルグラン 5 ボウマン

57

16

10

3

()友道康夫

2338

0.2

 08-08-08

34.8

0.6

474

+4

(6.7)

   

5420

25040

161225 サトノダイヤモンド 3 ルメール

55

16

11

1

*()池江泰寿

2326

-0.0

 03-03-03

35.5

0.4

502

+4

260

440

770

1050

3940

161225 キタサンブラック 4 武豊

57

16

1

2

()清水久詞

2326

0.0

 02-02-02

35.8

0.1

536

0

(2.7)

440

770

1050

3940

161225 ゴールドアクター 5 吉田隼人

57

16

2

3

()中川公成

2327

0.1

 03-03-03

35.7

0.3

498

-6

(7.9)

   

1050

3940

151227 ゴールドアクター 4 吉田隼人

57

16

7

8

()中川公成

2330

-0.0

 03-05-03

34.8

0.2

494

+4

1700

6840

13780

20360

125870

151227 サウンズオブアース 4 M.デム

57

16

9

5

()藤岡健一

2330

0.0

 03-05-06

34.7

0.3

502

0

(9.9)

6840

13780

20360

125870

151227 キタサンブラック 3 横山典弘

55

16

11

4

()清水久詞

2331

0.1

 01-01-01

35.1

0.0

526

-4

(8.4)

   

20360

125870

141228 ジェンティルドンナ 5 戸崎圭太

55

16

4

4

()石坂正

2353

-0.1

 03-03-02

34.1

0.5

470

-2

870

12350

21190

15250

109590

141228 トゥザワールド 3 ビュイッ

55

16

6

9

*()池江泰寿

2354

0.1

 07-06-07

33.8

0.9

524

+4

(31.2)

12350

21190

15250

109590

141228 ゴールドシップ 5 岩田康誠

57

16

14

1

*()須貝尚介

2354

0.1

 10-06-05

33.9

0.8

510

 

(3.5)

   

15250

109590

131222 オルフェーヴル 5 池添謙一

57

16

6

1

*()池江泰寿

2323

-1.3

 13-12-02

36.0

0.7

466

 

160

860

1020

1420

5240

131222 ウインバリアシオン 5 岩田康誠

57

16

4

4

()松永昌博

2336

1.3

 11-12-04

37.3

0.7

534

-4

(16.1)

860

1020

1420

5240

131222 ゴールドシップ 4 ムーア

57

16

14

2

()須貝尚介

2338

1.5

 11-08-04

37.8

0.4

498

-2

(4.4)

   

1420

5240

121223 ゴールドシップ 3 内田博幸

55

16

13

1

()須貝尚介

2319

-0.2

 15-14-10

34.9

1.1

506

+6

270

3730

5200

4020

24250

121223 オーシャンブルー 4 ルメール

57

16

6

10

*()池江泰寿

2321

0.2

 07-10-10

35.3

0.9

438

+2

(27.6)

3730

5200

4020

24250

121223 ルーラーシップ 5 ウィリア

57

16

9

2

()角居勝彦

2322

0.3

 13-14-12

35.2

1.1

512

+6

(3.7)

   

4020

24250

111225 オルフェーヴル 3 池添謙一

55

14

9

1

*()池江泰寿

2360

-0.1

 10-08-05

33.3

0.7

462

-4

220

3170

3650

24290

78260

111225 エイシンフラッシュ 4 ルメール

57

14

5

7

()藤原英昭

2361

0.1

 05-06-05

33.6

0.5

488

-4

(26.8)

3170

3650

24290

78260

111225 トゥザグローリー 4 福永祐一

57

14

7

9

*()池江泰寿

2361

0.1

 07-10-08

33.3

0.8

536

+12

(47.1)

   

24290

78260

101226 ヴィクトワールピサ 3 M.デム

55

16

1

2

*()角居勝彦

2326

-0.0

 04-02-02

34.6

0.0

512

+2

840

550

1640

11610

60770

101226 ブエナビスタ 4 スミヨン

55

16

7

1

()松田博資

2326

0.0

 11-09-08

33.8

0.8

464

+2

(1.7)

550

1640

11610

60770

101226 トゥザグローリー 3 ウィリア

55

16

11

14

*()池江泰郎

2326

0.0

 03-03-02

34.4

0.2

524

-4

(75.9)

   

11610

60770

091227 ドリームジャーニー 5 池添謙一

57

16

9

2

()池江泰寿

2300

-0.1

 15-14-08

35.2

0.8

426

+4

400

740

1510

5460

18890

091227 ブエナビスタ 3 横山典弘

53

16

2

1

()松田博資

2301

0.1

 06-04-03

35.8

0.3

446

-8

(3.4)

740

1510

5460

18890

091227 エアシェイディ 8 後藤浩輝

57

16

6

11

*()伊藤正徳

2308

0.8

 16-15-12

35.7

1.1

494

0

(32.0)

   

5460

18890

081228 ダイワスカーレット 4 安藤勝己

55

14

13

1

()松田国英

2315

-0.3

 01-01-01

36.4

0.0

494

-4

260

29490

33490

192500

985580

081228 アドマイヤモナーク 7 川田将雅

57

14

14

14

()松田博資

2318

0.3

 14-13-11

35.8

0.9

468

+6

(90.2)

29490

33490

192500

985580

081228 エアシェイディ 7 後藤浩輝

57

14

6

10

()伊藤正徳

2319

0.4

 08-05-07

36.4

0.4

496

+6

(36.1)

   

192500

985580

集計期間:2008.12.28 2017.12.24

@1番人気は6−2−1−1と感動的なまでに素晴らしいパフォーマンス。因みに1頭だけ馬券の対象を外しているのが15年のゴールドシップで、これだからステゴ産駒はよお。。。

A2番人気は2−1−2−5とこれも優秀。

B3番人気は0−0−2−8と信頼性が大きく下落。

C二桁人気の超人気薄は30頭中4頭と完全無視も難しいが、この5年は全く用なしの状況。

D外国人天国。30頭中12頭が外国人で、上述した今年のトレンドも考えるとルメール様には逆らえない?

E関東開催なのに関西馬天国。関東馬は30頭中延べ4頭で、しかもその4頭もゴールドアクター、エアシェイディ二頭の複数年入賞によるもの。レイデオロには不吉なデータです。

F牝馬は30頭中5頭と完全無視も難しい。

G枠は内枠が大優勢。オジュウチョウサンみたいな色物キャラがここまで人気になるのもこれが影響しているのでしょう。

H脚質は様々だが、近年は先行馬が大優勢。

I血統は見事にバラバラ。

J年齢別構成は3歳が8頭(内勝ち馬4)、4歳が9頭(同2)、5歳が10頭(同4)、何故か6歳が一頭も馬券に絡まず、7歳超が3頭(勝ち馬0)と基本高齢馬は用なし。私的にはこの時点でオジュウチョウサンは消しです。気になるのが三歳馬なんですが、今年は三冠レースの上位馬がそろって回避、参戦したのは菊で1番人気になったのだけが自慢のブラストワンピース1頭のみということで、これがポイントの一つになります。

K過去5年15頭の前走キャリアを見ると、さすがにJCが7頭(内勝ち馬2)と強く、この他では菊花賞が3頭(内勝ち馬1)、凱旋門が2頭(内勝ち馬1)。まぁ、今年は確信犯的にJCをパスした強豪がたくさんいるし(単にアーモンドアイに恐れをなしたのかもしれませんが)、菊は上述の通り参戦がブラストワンピースのみだし、凱旋門に至っては対象なしだしで、あまり前走キャリは考えない方が良いと思います。


以上から、やはり本命候補は天皇賞秋の勝ち馬レイデオロとJC2着のキセキという1・2番人気に絞られると考えます。

キセキの前走(JC)はアーモンドアイの勝ちっぷりが素晴らしすぎたんで陰に隠れていますが、通常なら破格のレコードタイムと言うことで、称賛に値する内容でした。ただ、問題は、JCのタイムが素晴らしすぎて、相当なダメージが残存している可能性が懸念されること、逃げ馬の彼が外枠引いてしまったこと、飛びが大きくて中山に向いているか疑問であることから現時点では評価を下げてみたいです。

というわけで、本命はかんべえ先生と同じレイデオロ。府中で実績を上げている馬ですが、ルメールとの相性は抜群で小回りでのセンスにも問題はない感じ。ローテーションもJCを回避したのはけしからんと小幡先生が怒ってますが、まぁ、アーモンドアイにあんな走りをされたら勝つことはできなかったわけで、結果オーライ、キセキ以上に万全の態勢で臨めそうなところも買いですな。よほどのことがない限り上位は動かない、まさに軸向きの一頭と考えます。(とはいえ「よほどのこと」が起きるのも有馬なんですが。。)

キセキに不安点多いことから対抗は内枠の馬からセレクト。7番人気パフォーマプロミスは6歳と高齢なのが気になりますが、中山を含め安定した成績を上げ続けているのが人気と比較し魅力的。ステイゴールド産駒と言うのも個人的にはそそります。

ヒモ筆頭では最初は小幡先生ご推奨にして宝塚記念の勝ち馬ミッキーロケットを考えていたんですが、よく見ると同じミッキーでもスワローの方がJCでも大きく負けていないし何より中山適性が素晴らしいしで、こちらを上位に考えたいですな。

馬券は◎→〇▲☆←→その他の3連単36点、もしくは三連複18点。三連単ならほとんどが万馬券ですが、レイデオロが勝ちを逃すパターンもそれなりにあり得そう。三連複になると配当はぐっと安くなりますが、それでもガミは皆無だし、こちらは相当な確率で当たりそうな強い予感がします。まぁ、今年最後の大一番なのでパドックとかを見て決めることにしましょう。え、ホープフル?うーん、帰国前日にこういうプログラムを組まれても迷惑なんだよね。こちらは号外扱いで簡単な予想をかんべえ師匠に送る方向で現在検討中。まぁ、予想しても読む人なんかいないか。。

それでは皆様、良いクリスマス、そして良いお年を。



上海馬券王 in Bangkok



○今日の結果

<有馬記念> @ブラストワンピース、Aレイデオロ、Bシュヴァルグラン




○かんべえのつぶやき

――12月の千葉県は滅多に雨が降りません。今まで10回以上行っていますが、雨の有馬は記憶にないですね。1着ブラストワンピースと2着レイデオロの首差は、本当にわずかなものだった気がします。惜しいのう、レイデオロの単勝。でも、ここは素直に負けを認めなければなりません。今年の有馬は山崎さんの勝ち!でした。

――このレース唯一の3歳馬の勝利ということは、この世代は無茶苦茶強そうですな。今日、アーモンドアイが出ていたら圧勝だったでしょう。つまりフェラーリ>ポルシェということになるのかも。まあ、今年は「平成最後の有馬」。だから「平和」(ピース)という言葉が入った馬が勝った、と考えるのがよろしいのかもしれません。

――ブラストワンピースの鞍上は池添謙一騎手。久々に日本人騎手のG1勝利です。池添騎手はドリームジャーニーとオルフェーヴルで都合3回優勝しているので、有馬はこれが4勝目。ミスター有馬ですな。しかしここで負けたルメール騎手は、その次の12Rクリスマスカップでしっかり本日5勝目を挙げて、通算211勝としました。武豊騎手の年間記録にあと1勝。たぶん金曜日の最終開催で新記録になるんじゃないかなあ。勝利への執念が違います。

――
馬券王先生、12月28日のホープフルステークスはそんなに深く考えなくてもよさそうです。たぶんサートゥルナーリアがサクッと持っていくでしょう。年末のお忙しい時期、どうぞご無理をなさいませぬように。





12月16日 朝日杯フューチュリティ―ステークス


えー、気が付けば2018年もずいぶん押し迫っている訳でして、来週はなんと有馬記念、年末も年末なのであります。

しかしねえ、タイで暮らしているとそういう「年末感」と言うのが大変希薄なんですよねえ。とにかく暑いのです。そりゃピークに比べれば暑さは大分やわらいではおりますが、それでも日中は余裕で30度を超す陽気なわけで、こんなに暑くてどうやって年末感じろと言うのですか。スーパーやデパートの店員さんがサンタの帽子をかぶっている程度じゃ、私の「年の瀬センサー」は全く機能しないのだ。

結局、日本から大量にメール送信されてくる忘年会の写真を見て、ようやく年末を意識する今日この頃。仕事のミッション難易度は上昇する一方だし、今度の正月は本当に帰国できるのかねえ。

なんか急に鬱になってきました。せめてデカい馬券を当てれば気も晴れるのですが、先週同様、明日もなんか異常に安い決着になりそうな予感で、嗚呼、鬱が止まらないのです。


20181216() 5回阪神6日目 15頭 [15:40発走]
【11R】 70回朝日杯フューチュリティS (単勝5%UP/予定)
2歳・オープン・G1(馬齢)(牡・牝)(国際)(指定) 1600m・外 (A)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

 

クリノガウディー 2 *藤岡佑介

55

76.6

()藤沢則雄

2

2

グランアレグリア 2 ルメール

54

1.5

()藤沢和雄

2

3

$アスターペガサス 2 福永祐一

55

63.5

()中竹和也

3

4

ドゴール 2 津村明秀

55

52.8

()黒岩陽一

3

5

マイネルサーパス 2 丹内祐次

55

21.6

()高木登

4

6

アドマイヤマーズ 2 M.デム

55

5.2

()友道康夫

4

7

 

ソルトイブキ 2 四位洋文

55

244.8

()木原一良

5

8

 

ディープダイバー 2 川田将雅

55

103.4

()大久保龍

5

9

 

イッツクール 2 松田大作

55

209.3

()武英智

6

10

 

ヒラソール 2 岩田康誠

55

276.8

()加用正

6

11

ケイデンスコール 2 *C.デム

55

12.8

()安田隆行

7

12

 

コパノマーティン 2 *坂井瑠星

55

380.8

()村山明

7

13

 

ニホンピロヘンソン 2 浜中俊

55

45.1

()安達昭夫

8

14

ファンタジスト 2 武豊

55

6.2

()梅田智之

8

15

エメラルファイト 2 *ビュイッ

55

67.1

()相沢郁



2歳牡馬のチャンピオン決定戦である本レース。例年は18頭立ての多頭数なのですが、今年はなんと15頭。これって新設G1ホープフルSにタレントが流れたということなのか、それとも紅一点で参戦にして圧倒的一番人気のグランアレグリアに皆恐れをなしたということなのか。

例によって過去トレンドを見てみましょう。とはいってもこの競走、阪神にコースを移してから今回が5回目と言うことで、過去4年分のデータしかありません。中山開催時代のデータもあさろうかと思ったんですが、枠順競馬の中山と、実力勝負の阪神じゃ、トランプと習近平ほどキャラクターが異なるので、阪神開催分のデータのみを見てみます。

朝日杯FS 阪神開催4年分の系譜

日付

馬名

性齢

騎手

斤量

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

171217 ダノンプレミアム 2 川田将雅

55

16

1

1

*()中内田充

1333

-0.6

   03-04

33.6

490

+8

230

550

840

700

2630

171217 ステルヴィオ 2 C.デム

55

16

10

3

()木村哲也

1339

0.6

   12-10

33.8

460

+4

(5.3)

550

840

700

2630

171217 タワーオブロンドン 2 ルメール

55

16

3

2

*()藤沢和雄

1339

0.6

   07-07

34.0

518

+2

(3.9)

   

700

2630

161218 サトノアレス 2 四位洋文

55

18

17

6

()藤沢和雄

1354

-0.1

   13-12

34.1

500

+4

1420

5980

11430

42820

221200

161218 モンドキャンノ 2 バルザロ

55

18

10

7

()安田隆行

1355

0.1

   14-14

34.0

472

0

(15.8)

5980

11430

42820

221200

161218 ボンセルヴィーソ 2 松山弘平

55

18

4

12

()池添学

1358

0.4

   01-01

35.2

462

-6

(72.7)

   

42820

221200

151220 リオンディーズ 2 M.デム

55

16

15

2

()角居勝彦

1344

-0.1

   15-15

33.3

496

-4

590

520

1340

8160

38560

151220 エアスピネル 2 武豊

55

16

11

1

()笹田和秀

1345

0.1

   08-06

34.0

484

+2

(1.5)

520

1340

8160

38560

151220 シャドウアプローチ 2 中谷雄太

55

16

13

11

*()須貝尚介

1352

0.8

   10-06

34.7

494

0

(91.6)

   

8160

38560

141221 ダノンプラチナ 2 蛯名正義

55

18

2

1

()国枝栄

1359

-0.1

   14-12

35.4

472

+6

460

14050

20260

20560

133570

141221 アルマワイオリ 2 勝浦正樹

55

18

6

14

()西浦勝一

1360

0.1

   14-12

35.5

470

+2

(64.7)

14050

20260

20560

133570

141221 クラリティスカイ 2 岩田康誠

55

18

14

3

()友道康夫

1361

0.2

   07-06

35.9

484

+12

(5.3)

   

20560

133570

集計期間:2014.12.21 2017.12.17

@1番人気は2−1−0−1と絶大な信頼度。ただし唯一馬券の対象を外したのが、16年の牝馬ミスエルテというのが、今回のメンバーと人気の構成を考えたとき、えらく示唆的と言う気もします。

A2番人気は1−0−1−2、3番人気は0−1−1−2と一定以上の信頼度だが、心中するほどのめりこむのも危険。

B3桁人気の超人気薄は12頭中3頭と、毎年のように大穴の台頭あり。こういう人気薄を拾い上げるロジックも必要ですが、これに関しては後述。

C牡馬2歳チャンプ決定戦と言うパブリックイメージの通り、過去牝馬は一頭も馬券に絡んでいない。上述の通り1番人気の推されたミスエルテも4着どまり。グランアレグリアは大丈夫かあ?

D外国人ジョッキーは12頭中4頭の鞍上と、毎年一人は連絡み。

E関東馬は12頭中4頭と、ジュベナイルほどではないが健闘。なおその内2頭は藤沢厩舎で、そういう意味ではグランアレグリアには心強いデータではあります。

F枠は大きな偏りないが、あえて言えば内と外が良い感じ。

G脚質は差し、追い込みが優勢。

H血統はディープが3頭、しかもそのすべてが勝ち馬と圧倒的で、他は見事にバラバラ。

I前走キャリアを見ると、京王杯とデイリー杯の両二歳Sが3頭づつ、但しいずれも勝ち馬は出ていない。これに続くのがサウジアラビアC2頭(内勝ち馬1)、ベゴニア賞2頭。面白いのは非重賞のベゴニア賞からの2頭はいずれも勝ち馬で、この競走が本レースの登竜門となっている感じなんだけど、今年の開催は11月25日ということで、本レースに出走登録なし。残念!

以上4年分しかないデータから得られたトレンドと言うことで、これを補足する意味で、同じコース行われるジュベナイルで例年採用し、先週も含め絶大な効果を発揮している以下の法則を追加します。

J1600m以上の実績を重視。(1200mの実績を軽視)

K秋以降の実績を重視。(夏場の実績を軽視)

L坂のあるコースでの実績を重視。(京都・新潟・小倉の実績を軽視)

M切れる脚をもつ馬を重視。(阪神・中京・中山なら34秒台前半、府中・京都・新潟・小倉なら33秒台必須)


以上から、印を打つと上述の表になるわけですが、何はともあれこのレース、紅一点で参戦し、あまつさえ圧倒的一番人気のグランアレグリアの取捨が最大のポイントとなります。

まず最初に言うと、この馬、能力値としては絶大で、この人気もうなずけるところではあります。新馬戦では先週2歳女王になったダノンファンタジーを完封、次のサウジアラビアCでは他の馬に0.6秒差をつける圧勝。この時のタイム1分34秒というのは、2歳馬としては破格なもので、先行して上りを34秒0でまとめているというのも極めて優秀。しかもこの上がりタイム、圧勝の内容から直線は真面目に追っていない上での時計で、真面目に追えばどこまで伸びるのかというそんな感じで、まぁ、軸としては申し分なしですな。

しかしねえ、突っ込みどころと言うのもそれなり以上にあります。


(A)初めての関西輸送。

(B)初めての右回り。

(C)骨っぽい牡馬に交じって紅一点。

(D)藤沢厩舎の2歳牝馬って、過去絶大な信頼を寄せた人間を地獄の底に突き落とす凶悪な背信行為に及んだ前科多数。ダンスファンタジアとか。

(E)気性に問題あり、ゲートが不安な馬が今回、なんと内枠。

(F)そもそも先週のジュベナイルを回避し、今週の朝日杯に参戦したのは何故なのか。藤沢先生曰く、「気性の激しい馬で制御できるのはルメールだけなんだけど、そのルメールが先週は香港出張してたから」なんだとか。

(G)小幡先生と私の本命がかぶると、これまでろくなことが起こってない。あまつさえ、今年はかんべえ師匠までグランアレグリア押しだし。


うーん、こういうのを見ると、馬券の対象から姿を消す可能性も0ではないと思えてきますな。単勝1倍台前半は、相当値ごろ感に事欠きます。それでも能力値的に、この馬の本命と言うのは取り下げづらいんですが、パドックを見て不穏なものを感じたらこの馬消しの馬券と言うのも一考の余地はありそうです。

対抗アドマイヤマーズは、グランアレグリアに次いで上記トレンドを満たす存在。グランアレグリアが普通のレースをすれば勝つのは難しい気がしますが、それでも3着以内は相当有望と考えます。

3番人気ファンタジストも相当優秀ですが、実績が1200m〜1400mに偏っているのが上記法則Jからは気になるところで、評価は下げてみたい。(と言うかグランアレグリアを本命にしてこの馬に重い印を打つと、配当が安くてかなわんのです)

替わって三番手評価するのは、この秋急上昇のマイネルサーパス。直線短い福島を追い込んでレコード勝ちした、きんもくせい特別の末脚が直線長い阪神で炸裂すると勝つまでありうると考えます。

この他は、末の鋭い所を中心に選びました。上述の通り、超人気薄が毎年のように飛び込んでくるレースです。人気薄を拾い上げるロジックも必要で、過去穴をあけた馬(16年ボンセルヴィーソ、15年シャドウアプローチ、14年アルマワイオリ)の来歴を調べてみたんですが、面白い共通点を見つけました。彼ら皆、京王杯2歳Sの惜敗組なんですね。今回対象の馬が1頭だけいて、それが注認定したアスターペガサス。「8頭立てのレースの5着って、惜敗と言えるのか」と言う問題はあるのですが、このレース休み明けだし、上りは33.5秒でまとめているしで、意外とやるかもしれません。こういう馬が飛び込んでくればデータ予想派冥利に尽きるということになるんですが、さて。

馬券は◎→〇▲←→その他の3連単22点。 JMの馬が三着に来ると13倍と言うガミ馬券ですが、その他は意外とつきます。それにしても15頭出るレースで3連単配当が13倍なんてねえ。グランアレグリアが来ない前提でマイネルサーパス軸の三連複を買いたくなってくるではないか。ああ、鬱が止まりません。


上海馬券王 in Bangkok



○今日の結果

<朝日杯FS> @アドマイヤマーズ、Aクリノガウディ―、Bグランアレグリア




○かんべえのつぶやき

――おっととと、最後の直線、アドマイヤマーズが「男の意地」を見せました。これで4連勝負けなしだから、来年のクラシックレースでは一番手でありますね。鞍上はミルコ・デムーロ。とっても嬉しそうでした。先週、自分が香港に行っていたときに、弟が阪神JFを勝ったのが刺激になったのですな。

――そして2着は伏兵クリノガウディ―でした。9番人気でしたが、藤岡騎手はこういうの多いですね。お蔭で3連単は4万5000円。フジテレビ「みんなの競馬」で山本昌投手がしっかり当ててました。すごいなあ。この馬、距離が延長するとますます強いかもしれません。

――それにしてもグランアレグリアはいったい何があったのか。最後の直線で挟まれたのがショックだったか、直前に降った雨がマイナスだったのか。あるいは馬券王先生が指摘した(A)〜(F)の中に原因があったのか。なにしろ2歳馬ですから、やることなすことが初めてのことばかり。わからんですなあ。

――
それでも2歳馬と言えば、年末にホープフルステークスも控えている。こっちはサートゥルナーリアというロードカナロア産駒のお化け馬が控えております。まだまだ楽しみがあるということですな。

――てなことで、来週はいよいよ有馬記念。楽しみでございます。馬券王先生、どうぞよろしくお願いします。





12月9日 阪神JF


えー、今週の水曜は先代国王の誕生日と言うことで、タイは祝日、ついにゴルフと言うものに行ってきたわけです。

タイの日本人社会って休みになるとゴルフやってる人ばかりな感じで、誘いを断ると犯罪者・変質者扱いされるという大変理不尽なコミュニティーなのですが、私は着任して一年、そういう誘いをはねつけ続けてきたわけなのです。もう立派な犯罪者・変質者認定です。でも、休みは競馬をするのが人として正しい行いではないですか。何が嬉しくて、早起きしてくそ暑い中、棒を振らねばならんのですか。

ああ、それなのに水曜は競馬もないし、ついに断り切れずに行ってしまったのだ、ゴルフ。そして現在大変後悔しているのであります。

朝5時出発、カビンブリ近くのゴルフ場まで車でおよそ30分、そこから食事休憩もなしで18ホールを回りお昼前に帰ってくるというのが、こちらの一般的スタイルで、その時点で私には大変切ないシチュエーション。料金はキャディーフィー込みで2100バーツ(日本円に換算すると7000円前後)。食事なしとはいえキャディーが各人一人専属でつくことを考えると、日本の半額以下と言うわけで、なるほどこれは好きな人(=上手い人)にはたまらないのでしょうが、下手くそな私なんかにすれば、やはりこれは地獄なのだ。

とにかく長い!総距離6500ヤード、バックティーからだと余裕で8000ヤード超と距離が半端なく長いのです。このコースが特殊なのかと問えば、タイじゃこれが当たり前と言う返事で、ああ、こんな距離を漂流者のように漂うなんて、切ないなんてもんじゃない。飛距離のない私には、タイでパーを取ることは事実上不可能ですな。ああ、切ない、切ないったらありゃしない。

とにかく、ティーショットでチョロすること7回。4パットが二回、あまつさえバンカーに入れると三回叩いちゃうと散々な一日。唯一の救いはなくしたボールが三個で済んだことでしょうか。「一年ぶりのゴルフで初めてのタイのラウンドにしては頑張った方だよ」などと慰められて、かえって心が張り裂けそうです。

大体ですな、水曜を休日にしたせいで、土曜の今日は振替出勤、競馬ができなかったじゃないか。仕事終わってバンコクにたどり着いたら楽勝で日本時間の0時を回っているし、一年ぶりのゴルフで未だに筋肉痛が収まらないし、これでは明日の競馬予想にも支障がでまくりではないですか。もう、犯罪者・変質者で結構、ゴルフなんかやるもんか。休みは競馬、ゴルフじゃないのだ。


201812 9() 5回阪神4日目 18頭 [15:40発走]
【11R】 70回阪神ジュベナイルフィリーズ (単勝5%UP/予定)
2歳・オープン・G1(馬齢)()(国際)(指定) 1600m・外 (A)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

 

ベルスール 2 *アヴドゥ

54

44.4

()今野貞一

1

2

 

ジョディー 2 *四位洋文

54

88.1

()戸田博文

2

3

 

*プールヴィル 2 *秋山真一

54

108.3

()庄野靖志

2

4

シェーングランツ 2 武豊

54

5.4

()藤沢和雄

3

5

 

メイショウショウブ 2 池添謙一

54

24.1

()池添兼雄

3

6

 

スタークォーツ 2 *荻野極

54

265.5

()寺島良

4

7

 

ウインゼノビア 2 *松若風馬

54

57.8

()青木孝文

4

8

 

ラブミーファイン 2 *丸山元気

54

160.5

()田所秀孝

5

9

クロノジェネシス 2 北村友一

54

3.8

()斉藤崇史

5

10

$タニノミッション 2 *浜中俊

54

11.1

()中竹和也

6

11

ビーチサンバ 2 *福永祐一

54

8.3

()友道康夫

6

12

レッドアネモス 2 *戸崎圭太

54

20.7

()友道康夫

7

13

ダノンファンタジー 2 *C.デム

54

3.4

()中内田充

7

14

 

サヴォワールエメ 2 *藤岡康太

54

171.9

()友道康夫

7

15

 

ローゼンクリーガー 2 *藤岡佑介

54

99.1

()高橋亮

8

16

グレイシア 2 田辺裕信

54

27.3

()栗田徹

8

17

トロシュナ 2 *北村宏司

54

64.1

()大竹正博

8

18

 

メイショウケイメイ 2 古川吉洋

54

187.7

()南井克巳



2歳牝馬の女王決定戦である本競走、当てるのが難しいなどと言われていますが、何故か私には大変相性の良いレースで、筋肉痛にめげず頑張ってみたいと思います。

例によって、過去10年のトレンドを。


ジュベナイル過去10年の系譜

日付

馬名

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

171210 ラッキーライラック 石橋脩

18

11

2

()松永幹夫

1343

-0.1

   08-08

33.7

484

-2

410

920

1820

2160

8560

171210 リリーノーブル 川田将雅

18

7

3

()藤岡健一

1344

0.1

   06-05

33.9

494

-4

(5.5)

920

1820

2160

8560

171210 マウレア 戸崎圭太

18

4

4

()手塚貴久

1345

0.2

   08-08

33.9

446

-4

(9.1)

   

2160

8560

161211 ソウルスターリング ルメール

18

2

1

()藤沢和雄

1340

-0.2

   03-04

34.8

472

-8

280

510

900

1210

4250

161211 リスグラシュー 戸崎圭太

18

18

2

()矢作芳人

1342

0.2

   15-13

34.5

434

+6

(3.0)

510

900

1210

4250

161211 レーヌミノル 蛯名正義

18

4

3

()本田優

1345

0.5

   05-05

35.2

462

-4

(6.9)

   

1210

4250

151213 メジャーエンブレム ルメール

18

2

1

()田村康仁

1345

-0.3

   02-01

35.8

494

0

250

3500

4950

7640

39480

151213 ウインファビラス 松岡正海

18

13

10

()畠山吉宏

1348

0.3

   06-06

35.6

448

-12

(33.3)

3500

4950

7640

39480

151213 ブランボヌール 岩田康誠

18

11

3

()中竹和也

1350

0.5

   08-10

35.5

432

-10

(7.8)

   

7640

39480

141214 ショウナンアデラ 蛯名正義

18

16

5

()二ノ宮敬

1344

-0.1

   13-12

34.0

468

-2

980

2200

5110

3530

22780

141214 レッツゴードンキ 浜中俊

18

11

2

()梅田智之

1345

0.1

   09-10

34.3

466

+8

(5.6)

2200

5110

3530

22780

141214 ココロノアイ 横山典弘

18

4

4

()尾関知人

1346

0.2

   09-08

34.5

450

-2

(6.3)

   

3530

22780

131208 レッドリヴェール 戸崎圭太

18

8

5

()須貝尚介

1339

-0.0

   08-08

34.1

418

-8

1460

1240

4250

6220

42130

131208 ハープスター 川田将雅

18

10

1

*()松田博資

1339

0.0

   14-14

33.6

476

+2

(1.7)

1240

4250

6220

42130

131208 フォーエバーモア 蛯名正義

18

6

8

*()鹿戸雄一

1339

0.0

   06-05

34.6

460

+2

(31.3)

   

6220

42130

121209 ローブティサージュ 秋山真一

18

1

5

*()須貝尚介

1342

-0.0

   10-08

35.9

442

-4

810

35990

62100

490320

3047070

121209 クロフネサプライズ 柴山雄一

18

7

15

()田所秀孝

1342

0.0

   02-02

36.3

472

+18

(89.9)

35990

62100

490320

3047070

121209 レッドセシリア 三浦皇成

18

10

10

()鹿戸雄一

1343

0.1

   15-16

35.6

416

-10

(44.5)

   

490320

3047070

111211 ジョワドヴィーヴル 福永祐一

18

13

4

()松田博資

1349

-0.4

   09-10

34.1

418

-2

680

4870

8270

9370

62850

111211 アイムユアーズ メンディ

18

11

8

()手塚貴久

1353

0.4

   04-04

34.9

452

-2

(12.3)

4870

8270

9370

62850

111211 サウンドオブハート 武豊

18

18

1

()松山康久

1353

0.4

   03-03

35.0

460

0

(4.6)

   

9370

62850

101212 レーヴディソール 福永祐一

18

11

1

()松田博資

1357

-0.1

   10-11

33.9

450

-2

160

1260

1490

9200

24540

101212 ホエールキャプチャ 池添謙一

18

4

4

()田中清隆

1358

0.1

   05-09

34.1

456

0

(19.1)

1260

1490

9200

24540

101212 ライステラス M.デム

18

18

8

()和田正道

1360

0.3

   07-04

34.5

452

+4

(47.9)

   

9200

24540

091213 アパパネ 蛯名正義

18

18

2

()国枝栄

1349

-0.1

   10-10

34.3

472

+4

460

2050

3710

5980

27670

091213 アニメイトバイオ 内田博幸

18

6

5

()牧光二

1350

0.1

   07-07

34.8

456

0

(8.7)

2050

3710

5980

27670

091213 ベストクルーズ 安藤勝己

18

15

6

*()松田博資

1351

0.2

   11-12

34.3

434

-2

(12.2)

   

5980

27670

081214 ブエナビスタ 安藤勝己

18

13

1

()松田博資

1352

-0.4

   16-16

34.8

450

0

220

1090

1620

3270

11760

081214 ダノンベルベール 後藤浩輝

18

2

3

()国枝栄

1356

0.4

   11-06

35.6

448

-8

(8.4)

1090

1620

3270

11760

081214 ミクロコスモス 鮫島良太

18

9

4

()角居勝彦

1358

0.6

   17-17

35.2

454

+2

(11.9)

   

3270

11760

集計期間:2008.12.14 2017.12.10

 

@1番人気は4−1−1−4と毎年18頭立てであることを考えれば信頼性大変高いが、それでも4割は馬券対象外であることには留意が必要。

A2番人気は2−2−0−6、3番人気は0−2−2−6と1番人気に比べ相当信頼度が低下するが、無視することも不可。

B18頭も出ているのに二桁人気の超人気薄は過去3頭(しかも内二頭は大荒れになった12年の2・3着)しかおらず、基本用なし。

C外国人ジョッキーは過去のべ4人(しかも内2回は今回騎乗のないルメール)と天国には程遠い。

D30頭中、関東馬が半数の15頭と、関東馬が意外な大健闘。

E枠順に偏りなし。大外でも来る。

F脚質は先行・差しが大優勢。逃げ馬は皆無で、極端な追い込みはブエナ級の大物にのみ許される芸当。

G馬格のない小兵でも来る。

H過去5年15頭の血統は、ディープが4頭と圧倒的だが勝ち馬は1頭のみ。この他ではみんな大好き僕らのステイゴールドが三頭だけど、さすがに今年度は出走なし。

I過去5年15頭の前走キャリアを見ると、アルテミスS組が6頭と圧倒的。

以上に、例年使用して絶大な効果を上げている以下のトレンドを追加します。当てるのが難しいレースと言われてますが、下記法則を使えば的中に大きく近づけます。

J1600m以上の実績を重視。(1200mの実績を軽視)

K秋以降の実績を重視。(夏場の実績を軽視)

L坂のあるコースでの実績を重視。(京都・新潟・小倉の実績を軽視)

M切れる脚をもつ馬を重視。(阪神・中京・中山なら34秒台前半、府中・京都・新潟・小倉なら33秒台必須)

以上から、上記トレンドを最も満足させる馬として2番人気クロノジェネシスを本命指名。紅一点で臨んだアイビーSを圧勝、その時の上りタイムがなんと32.5。勝ちタイム1分48秒6は2歳馬としては破格の時計じゃないでしょうか。血統が相当マニアックでそういう意味でも応援したくなる一頭。

対抗は、1番人気ダノンファンタジーも上記トレンドのほとんどを満たし当然有力なんですが、京都1400mのレースを圧勝したからと言ってこの人気ではお買い得感に事欠きますので、あえて穴馬を。6番人気レッドアネモスは2戦2勝と言う割には人気がないですね。でも、前走のサフラン賞では逃げて稍重の中山を34.1秒の上りでまとめているということで、実はとんでもなく強い可能性があります。血統的に早熟で来年のクラシックでは用なしになっている可能性も否定できませんが、明日に限って言えば勝つまで有り得るのではないでしょうか。冠名が同じだし、13年レッドリヴェールの夢再びですな。

この他は切れる脚をもった馬と、アルテミスS組から選びました。

馬券は◎←→〇▲←→その他の3連単33点。ほとんどが万馬券ですし、レッドアルモスが勝つとこれは大変愉快な超特大馬券となります。



黄色いベストを着てタイのゴルフ場にデモしたい  上海馬券王 in Bangkok




○今日の結果

<阪神JF> @ダノンファンタジー、Aクロノジェネシス、Bビーチサンバ




○かんべえのつぶやき

――1番人気と2番人気のダノンファンタジーとクロノジェネシスが後方に控え、第4コーナーを回ったところで大外を回り、一気に内側の馬群を抜いてワンツーフィニッシュでした。3着は4番人気のビーチサンバ。4着は3番人気のシェーングランツということで、いかに人気上位馬が強かったかを見せつける結果になりました。

――例年のことですが、このレースが始まるまでは2歳牝馬でどの馬が強いかがよくわからない。ところがこのレースが終わってみると、格付けが明らかにできている。とりあえずダノンファンタジーとクロノジェネシスが牝馬クラシックの中心ということでよろしいかと存じます。両方とも3連勝ですからねえ。

――
本日は香港でG1レースが一杯あるために、デムーロもルメールもモレイラも日本に居ません。そしたらクリスチャン・デムーロが勝ったということで、日本人騎手はちょっと情けないですね。特にクロノジェネシス騎乗の北村友一騎手は、G1初勝利のチャンスだったのに惜しまれます。もうちょっと上手に乗れていればねえ。

――てなことで、来週は朝日杯S。2歳牡馬の格付けレースです。外国人ジョッキーも戻ってきて、これまた賑やかなレースになりそうです。いや、楽しみですなあ。そしてその翌週は有馬記念。いよいよ今年も押し迫ってきました。馬券王先生、バンコクからの予測に期待しております。





12月2日(日) チャンピオンズカップ


えー、世界を驚愕させたゴーンさんの逮捕劇、あれはいったい何だったのでしょう。逮捕から2週間近く経過した現在も、私は未だにこの事案の本質とか落としどころが全く分からず、途方に暮れているのであります。

タイなんかで暮らしていると、ニュースソースはWEB中心になるのですが、とにかくいろんな人がいろんなことを言いまくっております。そしてその論旨のベクトルが、皆全然違う。経営者報酬が高すぎるとか、いやあれはあれでいいのだとか、ゴーン氏の強欲は許せないとか、いやあれは日産のコーポレートガバナンスに非があるのだとか、司直を使ってクーデターおこすなんて信じられないとか、いやあれはクーデターじゃないとか、この容疑で逮捕なんて法的に無理筋もいい所だとか、いやこれは有罪確定なのだとか、これは日仏政府の代理戦争を日産・ルノーがやってるんだとか、挙句の果てにこれはマクロンと不仲なトランプが仕掛けた陰謀なのだとか、とにかくカオスすぎるにも程がある。これに比べれば不確実性がより高いと思われる競馬予想の論議の方が、まだしも争点がすっきりして簡潔なんじゃないでしょうか。

とにかく、このカオスな議論の状況は、福島原発事故の時のそれに似ていますな。あの時も、いろんな「有識者」が好き勝手にいろんなことを言っていたのですが、時間が経過しことの本質が明らかになってくると、「有識者」と言われる人々の半分以上が、何もわかっていないろくでもない連中だということが判明したわけで、今回の事案もそういう「えせ知識人」を判別するリトマス試験紙として使えるんじゃないかと、底意地の悪い興味から現在ワクテカな気分です。

そんな中、非常に心洗われる論説が2ちゃんねるにありましたので、是非これは紹介したい。本件についてフランスのルメール財務相が「ルノー・日産間で権力闘争が起これば大砲打ってルノーを支援する」と言う趣旨の発言をしたことを受けて立ったスレでの一文なのですが、「やれるものならやってみろ」とか「子供の喧嘩に親が出るなんてみっともない」とかの2ちゃん節が多数炸裂する中、以下のような短い論説が。


「ルメールはどれだけ日本で稼げば気が済むんだ。」


わはははははは。座布団10枚です。実に素晴らしい!これは心洗われるなんてものじゃない。ルメールは今日の騎乗で年間200勝達成だし、G1なんか勝ちまくりだしで、確かに稼ぎすぎですからねえ。


201812 2() 4回中京2日目 15頭 [15:30発走]
【11R】 19回チャンピオンズカップ
3歳以上・オープン・G1(定量)(国際)(指定) ダート1800m

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

 

アンジュデジール 4 横山典弘

55

21.6

()昆貢

2

2

ルヴァンスレーヴ 3 *M.デム

56

2.0

()萩原清

2

3

 

$パヴェル 4 グティエ

57

34.1

[]モラ

3

4

 

$アポロケンタッキー 6 *小牧太

57

122.8

()山内研二

3

5

 

ノンコノユメ 6 内田博幸

57

7.3

()加藤征弘

4

6

 

アスカノロマン 7 太宰啓介

57

170.4

()川村禎彦

4

7

サンライズノヴァ 4 戸崎圭太

57

9.5

()音無秀孝

5

8

ケイティブレイブ 5 福永祐一

57

6.1

()杉山晴紀

5

9

サンライズソア 4 *モレイラ

57

9.5

()河内洋

6

10

 

センチュリオン 6 *吉田隼人

57

99.3

()田村康仁

6

11

オメガパフューム 3 *C.デム

56

13.7

()安田翔伍

7

12

ウェスタールンド 6 *藤岡佑介

57

29.7

()佐々木晶

7

13

 

ミツバ 6 松山弘平

57

103.5

()加用正

8

14

 

ヒラボクラターシュ 3 *四位洋文

56

97.2

()大久保龍

8

15

 

インカンテーション 8 三浦皇成

57

51.5

()羽月友彦


それにしても先週のジャパンカップはとんでもなかったですなあ。先行して上りを34.1秒でまとめ終わってみれば従来レコードを二秒近く上回る2分20秒6の超絶レコード決着。いやあ、馬場のアシストがあったとはいえ、凄すぎます。あのタイムを見たとき私はアーモンドアイの故障をマジで心配しましたがな。これで今年は休養で有馬に出ないのは残念ですが、まぁ、その方が良いのでしょう。ただ、来年はぶっつけでドバイに挑戦なのだそうで、やはりこういう使い方しかできないと言うのは気になりますね。

で、今週はダートの「世界一決定戦」チャンピオンズカップなわけですが、こちらも先週に引き続き15頭と言う例年にない小頭数。国際G1の看板を下ろしたとはいえ海外からの参戦はわずか一頭と寂しい限りです。JRAのレーシングプログラムにも抜本的な改定が迫られているのかもしれませんなあ。

例によって過去10年のトレンドを。


ジャパンカップダート改めチャンピオンズカップ過去10年の系譜

日付

開催

馬名

性齢

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

171203 42 ゴールドドリーム 4 ムーア

16

9

8

()平田修

1501

-0.0

 10-11-11

35.2

538

+14

1300

4140

9400

27350

158490

171203 42 テイエムジンソク 5 古川吉洋

16

13

1

()木原一良

1501

0.0

 02-02-02

36.1

496

+4

(4.8)

4140

9400

27350

158490

171203 42 コパノリッキー 7 田辺裕信

16

1

9

()村山明

1502

0.1

 01-01-01

36.3

546

+9

(13.2)

   

27350

158490

161204 42 サウンドトゥルー 6 大野拓弥

15

8

6

()高木登

1501

-0.0

 14-14-13

35.8

474

0

1590

1390

4800

11180

85980

161204 42 $アウォーディー 6 武豊

15

2

1

*()松永幹夫

1501

0.0

 06-06-05

37.0

514

+10

(2.2)

1390

4800

11180

85980

161204 42 アスカノロマン 5 和田竜二

15

4

10

()川村禎彦

1502

0.1

 02-03-02

37.4

522

-10

(40.4)

   

11180

85980

151206 42 サンビスタ 6 M.デム

16

4

12

()角居勝彦

1504

-0.2

 06-08-06

37.4

476

+3

6640

11040

36260

27320

318430

151206 42 ノンコノユメ 3 ルメール

16

1

3

()加藤征弘

1506

0.2

 14-15-15

36.7

452

0

(3.8)

11040

36260

27320

318430

151206 42 サウンドトゥルー 5 大野拓弥

16

2

5

()高木登

1507

0.3

 15-16-16

36.6

472

-2

(12.6)

   

27320

318430

141207 42 ホッコータルマエ 5 幸英明

16

8

2

()西浦勝一

1510

-0.1

 02-02-02

36.4

508

+2

590

5470

9020

11730

70890

141207 42 ナムラビクター 5 小牧太

16

4

8

()福島信晴

1511

0.1

 05-04-04

36.3

528

+6

(20.7)

5470

9020

11730

70890

141207 42 ローマンレジェンド 6 岩田康誠

16

12

3

()藤原英昭

1512

0.2

 05-02-02

36.6

510

0

(7.1)

   

11730

70890

131201 52 ベルシャザール 5 ルメール

16

12

3

()松田国英

1504

-0.0

 09-08-06

36.1

538

+2

840

4850

9810

2160

24440

131201 52 ワンダーアキュート 7 武豊

16

8

6

()佐藤正雄

1504

0.0

 09-10-10

35.9

522

+3

(15.7)

4850

9810

2160

24440

131201 52 ホッコータルマエ 4 幸英明

16

6

1

()西浦勝一

1505

0.1

 02-02-02

36.6

506

-2

(1.9)

   

2160

24440

121202 52 ニホンピロアワーズ 5 酒井学

16

14

6

*()大橋勇樹

1488

-0.6

 04-04-03

36.0

536

0

1990

4290

11620

30010

165230

121202 52 ワンダーアキュート 6 和田竜二

16

12

3

()佐藤正雄

1494

0.6

 05-05-05

36.4

522

+21

(6.2)

4290

11620

30010

165230

121202 52 ホッコータルマエ 3 幸英明

16

9

9

()西浦勝一

1495

0.7

 02-02-02

36.8

488

-2

(31.6)

   

30010

165230

111204 62 トランセンド 5 藤田伸二

16

16

1

()安田隆行

1506

-0.3

 01-01-01

37.4

520

-1

200

1750

2180

920

6180

111204 62 ワンダーアキュート 5 和田竜二

16

9

5

()佐藤正雄

1509

0.3

 11-13-13

36.8

518

+14

(19.0)

1750

2180

920

6180

111204 62 エスポワールシチー 6 佐藤哲三

16

6

2

()安達昭夫

1509

0.3

 02-02-02

37.6

500

+2

(2.8)

   

920

6180

101205 52 トランセンド 4 藤田伸二

16

3

1

()安田隆行

1489

-0.0

 01-01-01

36.6

512

-2

350

4350

6310

20840

94860

101205 52 グロリアスノア 4 小林慎一

16

14

8

*()矢作芳人

1489

0.0

 09-07-08

36.1

526

+10

(24.2)

4350

6310

20840

94860

101205 52 アドマイヤスバル 7 小牧太

16

12

11

()中尾秀正

1491

0.2

 05-05-06

36.5

520

+14

(31.6)

   

20840

94860

091206 52 エスポワールシチー 4 佐藤哲三

16

1

1

()安達昭夫

1499

-0.6

 01-01-01

37.1

502

+2

310

1940

3160

32660

131960

091206 52 シルクメビウス 3 田中博康

16

12

5

()領家政蔵

1505

0.6

 13-11-11

36.9

484

+2

(13.5)

1940

3160

32660

131960

091206 52 ゴールデンチケット 3 ルメール

16

9

12

()森秀行

1507

0.8

 10-11-13

36.9

478

+2

(42.7)

   

32660

131960

081207 52 カネヒキリ 6 ルメール

16

10

4

()角居勝彦

1492

-0.0

 04-03-05

36.4

530

-4

980

11710

21570

7090

69460

081207 52 メイショウトウコン 6 藤田伸二

16

5

7

()安田伊佐

1492

0.0

 15-13-07

35.9

460

-2

(25.7)

11710

21570

7090

69460

081207 52 ヴァーミリアン 6 岩田康誠

16

6

1

()石坂正

1493

0.1

 10-09-05

36.2

524

+12

(2.2)

   

7090

69460

集計期間:2008.12. 7 2017.12. 3 14年以降は中京開催

10年トレンドと言いながら、レース名をチャンピオンズカップと改称し中京開催となってからはわずか4年分のデータしかありませんので、両方のトレンドを見てみましょう。

@1番人気は10年で3−2−2−3と圧倒的パフォーマンスだが中京開催の4年間だと0−2−0−2と単馬券で軸にするのがためらわれる状況。

A2番人気は10年で1−0−1−8、4年で1−0−0−3と信頼性低し。

B3番人気は10年で1−2−1−6、4年で0−1−1−2と複馬券なら軸の資格あり。

C二桁人気の超人気薄は10年30頭中4頭、4年12頭中2頭と一定の目配りは必要。

D外国人ジョッキー騎乗の馬は国際レースであるにもかかわらず10年で6頭、4年で3頭と天国には程遠い状況。なお、6頭中4頭はルメール騎乗によるものなんだけど、今年は何故か彼の騎乗はないということで、過剰にカタカナにこだわる必要はないのかもしれません。

E先週に引き続き日本馬天国。海外馬は過去10年一頭も来ていない。

F日本馬の中でも関西馬天国。過去10年30頭中、関東馬は3頭のみということで、今年の1番人気ルヴァンスレーヴには不吉なのですが、問題はその3頭がすべて中京開催となったこの4年の連絡みであることには留意が必要。阪神開催では一頭もいなかったんですね。

G枠順は内が良い感じで、大外は10年通してきていない。

H脚質はダートなのに追い込みがやたら決まっている印象で、先行馬も悪くない。特に中京になってからは中途半端な差しは決まっていない。

I血統はバラバラだが、さすがに芝と違いディープ系は壊滅。特に中京開催になってからはゴールドアリュールとかフレンチデピュティと言ったこてこてのダート血統がいい感じで、キンカメ等芝ダート兼用種牡馬は精彩を欠く。

J過去10年30頭の年齢別構成は3歳が4頭(勝ち馬なし)、4歳が5頭(勝ち馬3)、5歳が10頭(勝ち馬4)、6歳が9頭(勝ち馬3)、7歳が3頭(勝ち馬なし)と5・6歳が優勢だが、この4年間では若干上位馬が若年化している感じ。

K過去5年の前走キャリアを見るとJBCクラシック組が5頭と圧倒的であとは見事にバラバラ。まぁ、JBCって毎年開催場所が変わるんでどこまで信頼できるかと言うのはありますが。


今年のポイントはダートでデビュー以来6−1−0−0と圧倒的なパフォーマンスを示し続け、現在G1を2連勝中の1番人気ルヴァンスレーヴに軸を託してよいかと言うことですが、どうなんでしょう。実績にはケチのつけようもなく、他の出走馬と比較しても最も死角の少ない馬なので、さすがにこれを軽視することは難しいと考えます。軸はこれに決定するしかないのですが、ただし、上述から1番人気および3歳馬および関東馬の過信禁物というトレンドもありますので、勝ちきれず2着どまりと言う可能性もそれなり以上にあると考え、馬券は1・2着を想定した組み立てで臨みたい。

〇▲にはJBCクラシック上位組から。本来であればこのレースの勝ち馬ケイティブレイブを上位で見るところですが、よく見ると2着のオメガパフュームは


A: デビュー以来ダートで4ー2−1−0と馬券対象を外したことがない極めて安定した成績

B: 過去ルヴァンスレーヴ、ケイティブレイブに負かされたとはいえ、内容に差はない。

C: 脚質自在。先行しても追い込んでも差しても結果を出している。

D: 騎手が和田からデムーロ弟に替わるのは吉

F: これだけ買い要因があるのに人気は単勝10倍超の6番人気


と穴党の心をくすぐりまくりの存在で、これは是非対抗扱いにしたい馬です。

馬券は◎←→〇▲☆←→その他の3連単30点。一番人気からこれだけ買ってもガミはなく半分以上が万馬券。ここは是非デムーロブラザースによるワンツー決着(できれば弟が先)に期待したいものです。


上海馬券王 in Bangkok



○今日の結果

<チャンピオンズカップ> @ルヴァンスレーヴ、Aウェスタールンド、Bサンライズソア




○かんべえのつぶやき

――ルヴァンスレーヴ強し。いやあ、これはもうダート界のアーモンドアイですな。それにしても7戦して2着が1回だけで、後は全部勝っている。とにかくデムーロが乗ったら負けなし。今日のミルコの勝利ジョッキーインタビュー、とってもうれしそうでした。もう日本語上手過ぎ。

――ところで最近、名前に「ヴ」が入った馬が多くて、これは大魔神・佐々木オーナーによるところが大なのでありますが、2回も「ヴ」が入っている名前はめずらしいですよね。意味はフランス語で「風立ちぬ」なんだそうです。そう、"Le vent se leve, il faut tenter de vivre."「風立ちぬ、いざ生きめやも
」(堀辰雄訳)であります。

――後は8番人気のウェスタールンド、3番人気のサンライズソアの順でした。2万7310円という配当でしたが、馬券王先生、3連単はゲットされましたでしょうか。ご推奨のオメガパフュームは惜しくも5着でありました。そういえばオバゼキ先生も、「ルヴァンスレーヴとオメガパフューム」だったんですね。

――さて、来週は阪神JF。おそらくはダノンファンタジーをどう評価するかのレースでありましょう。これから先は2歳馬を検討する季節となります。それではまた来週、よろしくお願いします。





11月25日(日) ジャパンカップ


えー、本日は日中出勤で、夜は会社の従業員慰安パーティーということで、久々にカビンブリで週末を過ごすことになったわけであります。

しかし、前にも書きましたが、こちらの人は宴会、歌、ダンスが本当に好きですなあ。3時間以上踊り狂っても疲れるそぶり一つ見せないのは、凄すぎます。あたしゃ、踊りに付き合ったわけでもないのに、疲れ果ててしまいました。よって今回は予想のみとさせてください。

20181125() 5回東京8日目 14頭 [15:40発走]
【11R】 38回ジャパンカップ
3歳以上・オープン・G1(定量)(国際)(指定) 2400m (C)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

アーモンドアイ 3 ルメール

53

1.5

()国枝栄

2

2

 

ハッピーグリン 3