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上海馬券王がJRAのレースに寄せる「情熱と冷静の言葉」


2023年 上半期のレース考





6月25日(日) 宝塚記念


☆:これより23年上半期馬券予想の件につき詮議をいたす。一同の者、面(おもて)を上げい。さて、上海屋馬券衛門、その方、相も変わらず「馬券王」なる称号を僭称し、怪しげなる馬券予想を世間一般に流布、結果善良なる溜池通信読者に多大なる損失を負わせしこと、当方の取り調べにより明らかであるが、左様相違ないか。

上:畏れながらお奉行様、手前には全く身に覚えのないことにございまして、はてさて、一体どこからそのような根も葉もない噂が流れましたことやら。

☆:ほほう、それでは大阪杯において軸指名したスターズオンアースが2着敗北となったことも知らぬと申すのじゃな。

上:いや、あれは「ジャックドールの方コース適性があって客観的にはこちらが上だよ」と、ちゃんと断っておりますし、馬券の扱いも三連複軸という穏便なものでしたし。あれで三着に10番人気のダノンザキッドが入ってこなかったらあれは当たっていたわけで、お奉行様、悪いのは皆ダノンザキッドの奴にございますよ!

☆:おのれ、穴馬が悪いと申すか。そういう穴の存在を見極めるのもおぬしの責任じゃろうが。それではそのスターズオンアースを「牝馬じゃ負けようがない。」などと言って3連単軸に推奨しておきながら力負けの三着となったヴィクトリアマイルはどうなのじゃ。その方の三流馬券師ぶりを証明するにこれほどの事例はあるまいて。

上:いやあ、なんなんですかねえ、あれ。一応三着と面目は保ったものの、内容は完全な力負けですからねえ。いやしくも桜花賞馬が距離不足を言い訳にしちゃいけないと思うんですけどねえ。結局、あれは有力馬に限って災いが訪れるという「ヴィクトリア魔居る」の特性が炸裂したとしか言いようがないですなあ。お奉行様、悪いのはみんな「魔居る」の奴にございますよ!

☆:。。。おのれ、これまでも散々訳の分からない言い訳を並べられてきたが、ついにレースのせいにまでし始めおったか。つくづく度し難い奴めが。それでは、その方が「死角などみじんもない」と言い放ち万全の自信のもと軸指名したタイトルホルダーが、4コーナー手前でずるずる後退、競争を中止してしまった天皇賞はどうなのじゃ。すわ、故障発生かと思いきや、聞けば全然大したことがなくてレース後、自力で帰宅したと言うではないか。きぃいいいいいいいいいっ!この根性なしの敗北主義者!岸田翔太朗!お前には沢山の人から受けた支持に対する責任感と言うものがないざますか!

上:。。。お奉行様、なんか急にキャラ変してません?って言うか、あの一件に関して私に責任を問われましてもねえ。まぁ、スターズオンアースとかもそうですが、ドゥラメンテの子供ってやらかすんですよねえ色々と。私なんかも結構苦労してるんです。人を魅了してやまない高い能力がある反面、癖が強いと言うか、扱いづらいと言うか。。まるでアルファロメオみたいな奴らなんですよ、ドゥラメンテ産駒って。あ、考えてみれば、「ドゥラメンテ」ってイタリア語じゃん。わははは、そうかあ、あれってイタリアンテーストなんだ。お奉行様、悪いのはみんなイタリアの、ドゥラメンテの血筋にございますよ!

☆:やい、やい、やい、黙って聞いてりゃ穴馬が悪いの、レースが悪いの、血筋が悪いの、好き放題言いやがって!てめえの悪事はなあ、皆この一覧表がお見通しよ!目ん玉かっぽじってよく見やがれったんだ!!


馬券王と振り返る23年上半期のG1競走

日付

開催

レース名

馬名

性齢

騎手

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

3F地点差

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

230604 32 安田記念G1 ソングライン 5 戸崎圭太

4

()林徹

1314

-0.2

   11-09

33.1

0.7

740

1890

4240

2290

14510

230604 32 安田記念G1 セリフォス 4 レーン

3

()中内田充

1316

0.2

   04-05

33.6

0.4

(5.8)

1890

4240

2290

14510

230604 32 安田記念G1 $シュネルマイスター 5 ルメール

1

()手塚貴久

1316

0.2

   15-15

32.8

1.2

(4.2)

   

2290

14510

230528 2C 東京優駿G1 タスティエーラ 3 レーン

4

()堀宣行

2252

-0.0

 04-04-04

33.5

1.8

830

690

2330

4700

29810

230528 2C 東京優駿G1 ソールオリエンス 3 横山武史

1

()手塚貴久

2252

0.0

 06-06-06

33.3

2.0

(1.8)

690

2330

4700

29810

230528 2C 東京優駿G1 ハーツコンチェルト 3 松山弘平

6

()武井亮

2252

0.0

 14-06-06

33.4

1.9

(25.6)

   

4700

29810

230521 2A 優駿牝馬G1 リバティアイランド 3 川田将雅

1

()中内田充

2231

-1.0

 06-06-06

34.0

1.1

140

590

680

16840

34140

230521 2A 優駿牝馬G1 ハーパー 3 ルメール

2

()友道康夫

2241

1.0

 08-08-08

34.8

1.3

(8.8)

590

680

16840

34140

230521 2A 優駿牝馬G1 ドゥーラ 3 斎藤新

 

15

()高橋康之

2241

1.0

 13-14-14

34.1

2.0

(103.4)

   

16840

34140

230514 28 ヴィクトG1 ソングライン 5 戸崎圭太

4

()林徹

1322

-0.0

   08-06

33.2

0.5

760

1960

4170

1720

12830

230514 28 ヴィクトG1 ソダシ 5 レーン

3

()須貝尚介

1322

0.0

   02-02

33.6

0.1

(4.6)

1960

4170

1720

12830

230514 28 ヴィクトG1 スターズオンアース 4 ルメール

1

()高柳瑞樹

1323

0.1

   05-03

33.6

0.2

(2.5)

   

1720

12830

230507 26 NHKマG1 シャンパンカラー 3 内田博幸

9

()田中剛

1338

-0.0

   12-13

34.4

1.0

2220

12990

30450

27690

260760

230507 26 NHKマG1 ウンブライル 3 横山武史

8

()木村哲也

1338

0.0

   16-16

34.0

1.4

(12.9)

12990

30450

27690

260760

230507 26 NHKマG1 オオバンブルマイ 3 武豊

3

()吉村圭司

1340

0.2

   15-15

34.4

1.2

(6.1)

   

27690

260760

230430 14 天皇賞春G1 ジャスティンパレス 4 ルメール

2

()杉山晴紀

3161

-0.4

 07-07-04

34.9

0.4

430

4000

5990

13570

65060

230430 14 天皇賞春G1 ディープボンド 6 和田竜二

5

()大久保龍

3165

0.4

 04-03-02

35.6

0.1

(22.5)

4000

5990

13570

65060

230430 14 天皇賞春G1 シルヴァーソニック 7 レーン

6

*()池江泰寿

3167

0.6

 12-11-09

35.1

0.8

(22.5)

   

13570

65060

230416 38 皐月賞G1 ソールオリエンス 3 横山武史

2

()手塚貴久

2006

-0.2

 15-15-17

35.5

1.7

520

3510

5520

3770

24780

230416 38 皐月賞G1 タスティエーラ 3 松山弘平

5

()堀宣行

2008

0.2

 06-06-04

36.6

0.8

(9.0)

3510

5520

3770

24780

230416 38 皐月賞G1 ファントムシーフ 3 ルメール

1

()西村真幸

2011

0.5

 10-10-10

36.4

1.3

(3.8)

   

3770

24780

230409 26 桜花賞G1 リバティアイランド 3 川田将雅

1

()中内田充

1321

-0.2

   15-16

32.9

1.6

160

1280

1520

4750

13220

230409 26 桜花賞G1 コナコースト 3 鮫島克駿

6

*()清水久詞

1323

0.2

   02-02

34.5

0.2

(18.4)

1280

1520

4750

13220

230409 26 桜花賞G1 ペリファーニア 3 横山武史

5

()鹿戸雄一

1323

0.2

   04-04

34.1

0.6

(17.6)

   

4750

13220

230402 24 大阪杯G1 ジャックドール 5 武豊

2

()藤岡健一

1574

-0.0

 01-01-01

35.3

0.0

360

830

1580

8980

31240

230402 24 大阪杯G1 スターズオンアース 4 ルメール

1

()高柳瑞樹

1574

0.0

 12-11-09

34.4

0.9

(3.4)

830

1580

8980

31240

230402 24 大阪杯G1 ダノンザキッド 5 横山和生

 

10

()安田隆行

1574

0.0

 04-04-03

35.0

0.3

(32.8)

   

8980

31240

230326 26 高松宮記G1 ファストフォース 7 団野大成

12

()西村真幸

1115

-0.1

   07-05

35.5

0.4

3230

7920

24330

81180

668280

230326 26 高松宮記G1 ナムラクレア 4 浜中俊

2

()長谷川浩

1116

0.1

   10-09

35.4

0.6

(5.4)

7920

24330

81180

668280

230326 26 高松宮記G1 トゥラヴェスーラ 8 丹内祐次

 

13

()高橋康之

1117

0.2

   10-11

35.3

0.8

(42.1)

   

81180

668280

230219 18 フェブラG1 $レモンポップ 5 坂井瑠星

1

()田中博康

1356

-0.2

   04-04

36.3

0.2

220

970

1420

2630

7700

230219 18 フェブラG1 レッドルゼル 7 川田将雅

3

()安田隆行

1358

0.2

   14-14

35.7

1.0

(9.0)

970

1420

2630

7700

230219 18 フェブラG1 メイショウハリオ 6 浜中俊

4

()岡田稲男

1362

0.6

   16-16

35.8

1.3

(10.7)

   

2630

7700

集計期間:2023. 2.19 2023. 6. 4 的中は黒地白抜き表示


上:。。。。。

☆:。。。。。

上:。。。。。これ、そんなに悪くないんじゃね?

☆:。。。。。。。。。。

上:いや、だってさ、11戦して的中が4回、内二つは万馬券でしょ。当然収支は大幅黒字でさ、いや、「神」を名乗るのはおこがましいけど、これって、そんなに悪くないんじゃね?

☆:。。。去年の下半期はオケラ寸前だったくせに。。

上:だから、去年の私はもういないのだ。ザクとは違うのだよ、ザクとは!しかしこうして見ると、当たった万馬券って、皆ドゥラメンテ産駒絡みじゃん。いやあ、競走サボタージュしたりとか、スタート早々騎手を振り落としたりとか、大変なことも多いけど、それでもやっぱやめられないんだよねえ、ドゥラメンテ様への信仰は。ああ、ありかたや、ドゥラメンテ様。お奉行様、人は「ドゥラメンテ」と唱えるだけで極楽に行けるんですぞ!

☆:一向信徒か、おのれは。くそう、意味もなく舞い上がりよって、殴ってやりてー。

上:あ、それからな、俺のことは今後は「上海屋馬券衛門」じゃなくて「上海屋アルフィスタ衛門」と呼んでくれい!

☆:ええい、黙りおろう!にわかの分際で、アルフィスタを名乗るなど、本物のアルフィスタが聞いたら怒髪天を突くわ!上海屋馬券衛門!たまたま馬券が当たったくらいで浮かれまくり、あまつさえ、怪しげなる信仰にうつつを抜かすその方の所業不届き千万!よってその方に富山遠島、並びに秋口までの馬券予想禁止を言い渡すものなり!!これにて一件落着、引っ立てええええい!!!


♪富山のそぉらに春を呼ぶぅ ちょっとアルファな上海桜ぁ  (チャンカチャンカ)


2023 625() 3回阪神8日目 17頭 [15:40発走]
【11R】 64回宝塚記念
3歳以上・オープン・G1(定量)(国際)(指定) 2200m・内 (B)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

 

ライラック 4 M.デム

56

89.9

()相沢郁

1

2

 

カラテ 7 菅原明良

58

99.5

()辻野泰之

2

3

ダノンザキッド 5 *北村友一

58

31.8

()安田隆行

2

4

ボッケリーニ 7 浜中俊

58

60.3

()池江泰寿

3

5

イクイノックス 4 ルメール

58

1.4

()木村哲也

3

6

スルーセブンシーズ 5 *池添謙一

56

37.1

()尾関知人

4

7

 

プラダリア 4 *菱田裕二

58

173.2

()池添学

4

8

 

ヴェラアズール 6 *松山弘平

58

30.6

()渡辺薫彦

5

9

ジャスティンパレス 4 *鮫島克駿

58

8.1

()杉山晴紀

5

10

ディープボンド 6 和田竜二

58

15.5

()大久保龍

6

11

ジェラルディーナ 5 *武豊

56

10.7

()斉藤崇史

6

12

アスクビクターモア 4 横山武史

58

14.9

()田村康仁

7

13

 

ジオグリフ 4 *岩田望来

58

67.9

()木村哲也

7

14

 

ブレークアップ 5 *川田将雅

58

89.0

()吉岡辰弥

8

15

 

$ユニコーンライオン 7 *坂井瑠星

58

126.0

()矢作芳人

8

16

 

モズベッロ 7 *角田大河

58

274.2

()森田直行

8

17

ドゥラエレーデ 3 *幸英明

53

24.0

()池添学


という訳で、早いもので上半期の最終宝塚記念の開催であります。例年、小頭数となることが多いこの競走ですが、今年は17頭の多頭数。その上半数近い8頭がG1馬ということで、結構難しい感じですな。上述の通り今年は結構調子が良いので何とか有終の美を飾りたいものです。

そういうときこそ「10年トレンド」がお役に立つはず。早速見ていきましょう。

凄まじくカオスな宝塚記念の10年間

日付

馬名

性齢

騎手

斤量

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

220626 タイトルホルダー 4 横山和生

58

18

6

2

()栗田徹

2097

-0.3

 02-02-02

36.1

476

+2

420

2060

3420

5150

25220

220626 ヒシイグアス 6 レーン

58

18

10

5

()堀宣行

2100

0.3

 06-06-05

35.9

490

-4

(9.5)

2060

3420

5150

25220

220626 デアリングタクト 5 松山弘平

56

18

7

4

*()杉山晴紀

2103

0.6

 10-08-08

36.0

480

-6

(7.3)

   

5150

25220

210627 クロノジェネシス 5 ルメール

56

13

7

1

()斉藤崇史

2109

-0.4

 04-03-04

34.4

478

 

180

2780

3930

2200

13340

210627 $ユニコーンライオン 5 坂井瑠星

58

13

1

7

()矢作芳人

2113

0.4

 01-01-01

35.1

524

-4

(27.8)

2780

3930

2200

13340

210627 レイパパレ 4 川田将雅

56

13

2

2

()高野友和

2114

0.5

 02-02-02

35.0

432

+10

(3.5)

   

2200

13340

200628 クロノジェネシス 4 北村友一

56

18

16

2

()斉藤崇史

2135

-1.0

 08-07-01

36.3

464

+10

410

3410

5350

51240

183870

200628 キセキ 6 武豊

58

18

14

6

*()角居勝彦

2145

1.0

 13-08-02

37.2

502

-10

(14.2)

3410

5350

51240

183870

200628 モズベッロ 4 池添謙一

58

18

12

12

()森田直行

2153

1.8

 11-11-08

37.6

480

+2

(106.1)

   

51240

183870

190623 リスグラシュー 5 レーン

56

12

12

3

()矢作芳人

2108

-0.5

 02-02-02

35.2

460

+2

540

970

2210

2720

14560

190623 キセキ 5 川田将雅

58

12

1

1

()角居勝彦

2113

0.5

 01-01-01

35.8

506

-2

(3.6)

970

2210

2720

14560

190623 スワーヴリチャード 5 M.デム

58

12

11

6

()庄野靖志

2116

0.8

 04-03-03

35.7

524

 

(8.8)

   

2720

14560

180624 ミッキーロケット 5 和田竜二

58

16

4

7

*()音無秀孝

2116

-0.0

 05-03-02

35.8

476

-4

1310

9200

19630

93450

492560

180624 $ワーザー 7 ボウマン

58

16

13

10

[]ムーア

2116

0.0

 14-13-13

35.3

446

-27

(14.9)

9200

19630

93450

492560

180624 ノーブルマーズ 5 高倉稜

58

16

2

12

()宮本博

2121

0.5

 09-07-07

36.1

490

0

(40.0)

   

93450

492560

170625 サトノクラウン 5 M.デム

58

11

11

3

()堀宣行

2114

-0.1

 06-06-06

35.4

488

+10

900

5250

10330

10670

70420

170625 ゴールドアクター 6 横山典弘

58

11

2

5

()中川公成

2115

0.1

 06-06-09

35.4

488

-6

(12.7)

5250

10330

10670

70420

170625 ミッキークイーン 5 浜中俊

56

11

8

4

()池江泰寿

2117

0.3

 09-09-09

35.5

448

+8

(10.4)

   

10670

70420

160626 マリアライト 5 蛯名正義

56

17

16

8

()久保田貴

2128

-0.0

 11-10-06

36.3

438

0

2510

2440

8460

2800

26250

160626 ドゥラメンテ 4 M.デム

58

17

9

1

*()堀宣行

2128

0.0

 13-10-09

36.1

498

 

(1.9)

2440

8460

2800

26250

160626 キタサンブラック 4 武豊

58

17

3

2

()清水久詞

2128

0.0

 01-01-01

36.8

536

+12

(5.0)

   

2800

26250

150628 ラブリーデイ 5 川田将雅

58

16

16

6

*()池江泰寿

2144

-0.0

 02-02-02

34.8

488

+2

1420

12900

19250

157770

528510

150628 デニムアンドルビー 5 浜中俊

56

16

6

10

*()角居勝彦

2144

0.0

 15-14-14

34.0

450

+2

(31.3)

12900

19250

157770

528510

150628 ショウナンパンドラ 4 池添謙一

56

16

1

11

()高野友和

2146

0.2

 06-06-07

34.7

446

+4

(99.2)

   

157770

528510

140629 ゴールドシップ 5 横山典弘

58

12

11

1

()須貝尚介

2139

-0.5

 03-04-04

35.2

504

-2

270

8990

10210

57870

251440

140629 カレンミロティック 6 池添謙一

58

12

5

9

()平田修

2144

0.5

 03-03-03

35.8

450

-8

(55.9)

8990

10210

57870

251440

140629 ヴィルシーナ 5 福永祐一

56

12

3

8

()友道康夫

2146

0.7

 01-01-01

36.3

458

+2

(35.6)

   

57870

251440

130623 ゴールドシップ 4 内田博幸

58

11

10

2

()須貝尚介

2132

-0.6

 04-03-04

35.2

500

-2

290

5150

6180

2910

23420

130623 ダノンバラード 5 川田将雅

58

11

4

5

()池江泰寿

2138

0.6

 02-02-02

36.2

484

-2

(43.8)

5150

6180

2910

23420

130623 ジェンティルドンナ 4 岩田康誠

56

11

11

1

()石坂正

2138

0.6

 03-03-03

35.9

470

 

(2.4)

   

2910

23420

集計期間:2013. 6.23 2022. 6.26


うーん、10年振り返って的中はタイトルホルダーがレコード勝ちをした22年ただ一回(嗚呼、ありがたやドゥラメンテ様)。当然収支は大幅赤字です。

ただ言い訳するわけじゃないと言いながらしっかり言い訳しているんですが、このレース上述の配当額が示す通り大荒れ続出で、このレースで儲けたという人は本当に少ないと思いますぞ。詳しくは後述しますが、「NHK参る」「ヴィクトリア魔居る」同様、このレースにはなんか不穏でカオスな重力が働いているのだ。言ってみれば「宝塚鬼門」とでも申しましょうか。

では早速見ていきましょう。


@1番人気は2−2−1−5と微妙。複勝率50%と言うのも微妙ですが、勝率2割と言うのはグランプリとしていかがなものか。

A上述の通り1番人気は勝ちきれないのですが、単に勝ちきれないだけではない。過去10年で単勝1倍台の一本カブリになった人気馬は4頭いますが、その中できちんと勝ったのは21年クロノジェネシスのみ。その他は17年キタサンブラック(単勝1.4倍、9着)、16年ドゥラメンテ(同1.9倍、2着)、15年ゴールドシップ(同1.9倍、9着)と皆勝つことが出来ていません。勝てないだけならまだしも、ドゥラメンテ以外はどか負けしているんですな。2着とかろうじて面目は保ったドゥラメンテだって、このレースで自分で自分の脚を蹴るという聞いたことがないおバカな所業の結果競走馬能力を喪失しているわけで、要は皆が圧倒的に支持した馬にはろくでもないことしか起こっていないのがこの10年です。イクイノックスは大丈夫かあ?

B2番人気は3−0−2−5と1番人気よりちょっとましな成績。

C3番人気は2−0−0−8と勝つか負けるか負けるかな状況で万全な信頼を置くには程遠い。

D単勝二桁人気の超人気薄は5頭とこれだけ見れば2年に一度の割合でヒモ荒れしている勘定なんですが、よく見るとうち4頭は15年18年に2頭ずつ飛び込んでいる。来るときはまとめて来てるんですな。いやあ、三連馬券で1頭の穴を絡めるというパターンはよくやるんですが、2頭も絡めるとなるとこれは相当難度が上がります。馬券、当たらないわけだ。

E牝馬は30頭中11頭を占め、まさに「夏は牝馬」の格言を地で行く状況。

F基本的には関西馬天国。関東馬は30頭中6頭にすぎません。ただし、この6頭、22年、17年、16年に2頭づつということで、来るときはまとめてきてます。関東馬イクイノックスが来るときは、同時に他の関東馬もつれてくるんですかねえ。

G外国人ジョッキーは30頭中7頭の鞍上。ただ不思議なことにルメールが馬券に絡んだのは21年クロノジェネシスの一回のみ。

Hリピーター傾向は近年希薄。もっとも、去年の1〜3着馬は今年は不在ですが。

I脚質は逃げ・先行がまとめ来るケースと、差し追込みがまとめて来るケースの両極端。軸馬と同じ脚質の馬をひもで重視する必要あり。

J枠順は内・外が良く、中枠はやや不振。大外の馬でも十分チャンスがあります。

K30頭の年齢別構成は、3歳馬0,4歳馬9(内勝馬3)、5歳馬16(同7)、6歳超5(同0)と完全に4・5歳馬の天下。特に5歳馬は無双状態と言ってよい活躍。

L過去5年15頭の血統は見事にバラバラ。敢えて言えば、ハーツクライが3頭(内勝馬1)と言うのが目を引きますが、今年は出走なし。

M過去5年15頭の前走キャリアは、天皇賞組が4頭(内勝馬2)、大阪杯組が同じく4頭(同1)が強い。ドバイSC・香港QE2頭海外G1組も4頭(同2)と活躍しており、この路線の馬だけを選べばよい感じ。


以上から圧倒的1番人気となっているイクイノックスの取捨が最大のポイント。


(Aなんと言っても、去年の秋以降の成長度が半端ない。天皇賞秋・有馬記念を勝ち、年明けてドバイSCを圧勝し世界中のホースマンを驚かせた挙句世界トップレーティングを獲得した格的には文句なしのナンバーワン。

(B勝ち方がとんでもない。天皇賞で32秒台の上りで追い込み勝ちを決めたかと思えば、有馬記念ではトリッキーな中山コースをまくり差しで圧勝、ドバイでは逃げて他馬に影を踏ませない横綱相撲と、どんな展開になっても超絶的な勝ち方をしてしまう競馬界の大谷翔平。


と、まずは文句のつけようがありません。敢えて死角を探せば、上記1番人気の呪いでしょうか。このレースは人気が高ければ高いほど呪いが強くなっていく「宝塚鬼門」ですからねえ。父キタサンブラックが圧倒的人気を背負いながらどか負けしたレースですし、格や実績だけで決め打ちするのは危険な気もします。

でもねえ、これだけ格と実績がある存在を無視して他の馬を本命とも出来ないのですよ。これに対抗できるのは逃げがはまったタイトルホルダーくらいでしょうが彼は天皇賞でやらかして現在休養中ですし、不安は多々ありますが、やはり本命は彼にせざるを得ません。

対抗は本当は天皇賞を圧勝した☆ジャスティンパレスにしようと思ったんですが、タイトルホルダーにあんなアクシデントが起こった時の圧勝劇はどうなの?というのもありますので、ここは〇ディープボンドを上位に見たい。天皇賞ではジャスティンパレスに大きく負けてますが、あれはタイトルホルダーが脱落する際受けた不利と言うのもありますし、去年の宝塚4着というのも魅力。上述の通り去年の宝塚上位は今回不在なので、彼が去年の宝塚経験者の中では最上位で2200mの距離適性はジャスティンパレスより上と見ます。

面白いのは▲ダノンザキッド。このレースと相性の良い大阪杯3着で、上位二頭が不在の今回、事実上彼が唯一の大阪杯組。2000mまでのレースしか経験がないのが不安ですが、それでも8番人気という人気のなさがお買い得感にあふれています。こういう馬が良く来るのが宝塚ですしね。

馬券は◎→〇▲☆←→その他の3連単36点。と思ったけど同三連複の18点でも良いですね。意外と配当付くんですよ。なんせ3連単で勝負して負けまくっている「宝塚鬼門」ですから買い目を減らしてその分厚めに買うというのもアリなんじゃないかと。まぁ、どちらにするかはパドック見て考えます。

え、「ドゥラメンテ教徒のくせにドゥラエレーデは『注』にしかしないのか?」ですって?うーん、この馬よくわからんのですよ。14番人気でホープフルを勝って、その後クラシック路線かと思ったら翌年UAEのダート戦に出て2着。で、そこからいきなりダービーに出てスタート直後に騎手を振り落として失格。で、宝塚に参戦して秋には凱旋門挑戦を表明と、いやあ、馬も調教師も馬主も何考えてるかさっぱり分からん。こいつらみんなおかしい!でもねえ、おかしくてもやるときにはやるのがドゥラメンテ産駒。ひょっとしたとてつもなく強い可能性が(わずかながら)あります。という訳で今回は注認定して生温かく見守ろうかと。。。これで勝っちゃったりするとそれはそれで愉快なんですけどね。


という訳で、上半期のご愛読ありがとうございました。秋口、スプリンターズステークスの頃またお目にかかれれば幸いです。



上海馬券王



○今日の結果

<宝塚記念> @イクイノックス (ルメール) Aスルーセブンシーズ(池添)  Bジャスティンパレス(鮫島駿)



○かんべえのつぶやき

――パドックで馬体を見た瞬間から、「これはもう逆らってはいけない」と思いましたな。それくらいイクイノックスの漆黒の馬体は堂々、悠々、自信満々に見えました。さすがは「世界ランキング第1位」。よくまあ、このグランプリレースに出てきてくれたものです。


――今日のレースは最後方から。赤い帽子の2頭がいちばん後ろ。ドゥラエレーデとユニコーンライオンが先行して馬群が伸びる中で、ルメール騎手は「内側の馬場が荒れているから、外のコースを狙った」とのこと。なるほどねえ。これでイクイノックスはG1レース4連勝。お見事というしかありません。

――ところでイクイノックスにクビ差2着に迫ったのが、10番人気のスルーセブンシーズ、もうひとつの赤い帽子の馬でした。実はこれが不肖かんべえの秘かな狙い目でありまして、ドリームジャーニー産駒だし、鞍上は池添騎手だし、夏は牝馬だし、上がり馬であったのです。馬単と複勝とワイド、バッチリ取りましたぞ。わはははは。

――3着には、2番人気のジャスティンパレスが入りましたから、馬券王先生の3連単もバッチリであったようです。おめでとうございます。こんな風に、上半期最後のG1で大笑いできるなんて、いったいいつ以来のことでしょうか。

――ということで、気分よく上半期を終えることができました。来週からは夏競馬。コロナも終わったことですので、福島競馬場がワシを呼んでいる。4年ぶりに「七夕賞」に行ってまいりますぞ。

――あらためまして、馬券王先生のご健筆に感謝申し上げます。また秋口になりましたら、お会いいたしましょう。






6月4日(日) 安田記念


えー、車というものを買ったのであります。

富山に戻って9か月、これまで歩きとバスだけで生きてきたのですが、さすがに梅雨とそれに引き続く夏の到来を控えこれではいかんということでようやく重い腰を上げたのです。いやあ、富山に限ったことじゃないと思うんですが、車は車で行けるところにしかディーラーがないわけで、車がない人間にとって、これを新規に購入するのはものすごく敷居が高い行為なのだ。ましてや、これまで国産車ばかり乗ってきて、次は絶対海外車を買おうと心に決めていたわけで、そうなるとディーラーは遠隔地にしかなく、ますます億劫だったのであります。

という訳で、面倒な手続きとか億劫なディーラ通いを乗り越え、買っちゃいましたよ。アルファロメオのジュリエッタ。アニメ「SHIROBAKO」の最終回で武蔵野アニメーション総務担当興津女史がパトカーとカーチェイスをやった車といえばわかるでしょうか。え、分からないって?うーん、そりゃ、そうか。

10年前出た時から欲しくてしょうがなかったけど、海外とか福岡とかで単身赴任が続いてようやく買える環境に身を置くことが出来たと思ったら、なんとこれが生産中止となってしまい、しょうがないから中古の出ものを買っちゃったわけです。中古のイタリア車を買うなんて、ちょっと前じゃ速攻故障して涙にくれる事態となるのが定番ですが、アルファもFIAT傘下になってから品質管理も向上したらしいんで、まぁ、大丈夫だと思いたい。大丈夫、だよね?

一般に海外車を買う場合、常識的な人はVW、金のある人はBMWとかメルセデスとか、とにかくドイツ車を選ぶものですが、アルファロメオというのは確信犯の好きものが乗る車で、故障やリセールバリューのリスクもなんのその、ひたすらそのデザイン美と走りの官能性に酔いしれ徹底的にこれに入れ込む人が多いということで、そういう人たちは誇りをもって自身を「アルフィスタ」と呼称するのだとか(そういう人たちを冷ややかに見る人からは「アル中」とも呼ばれています)。

まぁ、そういう「マニア」とか「通」の領域から程遠い私が、こんなものを買って本当にいいのだろうかとも思うのですが、でもだいぶ前に買った真空管アンプとかもそうだけど、イタリア人って、こういう工芸品とか作らせると、いいもの作るんだよね。うん、買って後悔はない。(これからするかもしれないけど)

と、いう訳で、みんな、これからは俺のことを”アルフィスタ”と呼んでくれ!


2023 6 4() 3回東京2日目 18頭 [15:40発走]
【11R】 73回農林水産省賞典安田記念
3歳以上・オープン・G1(定量)(国際)(指定) 1600m (C)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

 

ナランフレグ 7 丸田恭介

58

83.0

()宗像義忠

1

2

 

メイケイエール 5 池添謙一

56

23.4

()武英智

2

3

ジャックドール 5 武豊

58

7.2

()藤岡健一

2

4

セリフォス 4 レーン

58

6.3

()中内田充

3

5

ソダシ 5 *川田将雅

56

5.6

()須貝尚介

3

6

 

ダノンスコーピオン 4 *M.デム

58

49.5

()安田隆行

4

7

ガイアフォース 4 西村淳也

58

18.5

()杉山晴紀

4

8

 

ドルチェモア 3 *坂井瑠星

54

109.8

()須貝尚介

5

9

シャンパンカラー 3 内田博幸

54

23.6

()田中剛

B5

10

ソウルラッシュ 5 松山弘平

58

11.7

()池江泰寿

6

11

 

イルーシヴパンサー 5 *岩田望来

58

12.7

()久保田貴

6

12

ナミュール 4 横山武史

56

22.0

()高野友和

7

13

 

レッドモンレーヴ 4 横山和生

58

24.6

()蛯名正義

7

14

$シュネルマイスター 5 ルメール

58

5.4

()手塚貴久

7

15

 

マテンロウオリオン 4 横山典弘

58

102.9

()昆貢

8

16

 

$カフェファラオ 6 *浜中俊

58

117.4

()堀宣行

8

17

 

ウインカーネリアン 6 三浦皇成

58

36.6

()鹿戸雄一

8

18

ソングライン 5 戸崎圭太

56

8.2

()林徹


ダービーも終わり、今年上半期のG1も明日の安田記念と6月末の宝塚を残すのみとなりました。出走馬18頭中過半数の10頭がG1馬と表向き大変豪華なメンバーで争われるこの一戦ですが、これってマイラーとして傑出した存在のいない今の日本の状況を示唆してもおり、それを反映してかオッズも割れに割れています。1番人気が単勝5倍超、18頭も出るのに単勝万馬券の馬は3頭のみでそれ以外は40倍以下に収まっているこのレース。これって何を買ってもガミにはならない代わりに、巨額配当もないということで、これはこれで難解ホークス(©豊川七段)な一戦。

こういうときにこそお役に立つのが「10年トレンド」で、早速見ていきましょう。

ひと昔ほどじゃないけど、それでも荒れている安田記念の10年間

日付

馬名

性齢

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

220605 ソングライン 4 池添謙一

18

13

4

()林徹

1323

-0.0

   10-10

32.9

482

-4

820

1740

3740

11810

64140

220605 $シュネルマイスター 4 ルメール

18

9

2

()手塚貴久

1323

0.0

   13-10

32.9

490

 

(4.9)

1740

3740

11810

64140

220605 サリオス 5 レーン

18

17

8

*()堀宣行

1323

0.0

   07-09

33.0

528

-22

(15.7)

   

11810

64140

210606 ダノンキングリー 5 川田将雅

14

11

8

()萩原清

1317

-0.0

   08-08

33.1

456

+6

4760

2950

12090

8860

110420

210606 グランアレグリア 5 ルメール

14

5

1

()藤沢和雄

1317

0.0

   11-11

32.9

502

+4

(1.5)

2950

12090

8860

110420

210606 $シュネルマイスター 3 横山武史

14

13

4

()手塚貴久

1318

0.1

   05-05

33.4

474

-6

(10.2)

   

8860

110420

200607 グランアレグリア 4 池添謙一

14

11

3

()藤沢和雄

1316

-0.4

   08-07

33.7

492

+6

1200

650

2840

840

11240

200607 アーモンドアイ 5 ルメール

14

5

1

()国枝栄

1320

0.4

   11-11

33.9

488

+2

(1.3)

650

2840

840

11240

200607 インディチャンプ 5 福永祐一

14

6

2

()音無秀孝

1321

0.5

   09-07

34.1

480

+4

(7.0)

   

840

11240

190602 インディチャンプ 4 福永祐一

16

5

4

()音無秀孝

1309

-0.0

   04-05

32.9

470

0

1920

5670

13660

3690

43720

190602 アエロリット 5 戸崎圭太

16

2

3

()菊沢隆徳

1309

0.0

   01-01

33.9

516

+4

(12.5)

5670

13660

3690

43720

190602 アーモンドアイ 4 ルメール

16

14

1

()国枝栄

1309

0.0

   11-09

32.4

484

 

(1.7)

   

3690

43720

180603 $モズアスコット 4 ルメール

16

10

9

*()矢作芳人

1313

-0.0

   11-12

33.3

482

-6

1570

7370

15290

6560

63280

180603 アエロリット 4 戸崎圭太

16

4

5

()菊沢隆徳

1313

0.0

   03-03

34.0

502

-2

(10.7)

7370

15290

6560

63280

180603 スワーヴリチャード 4 M.デム

16

1

1

()庄野靖志

1314

0.1

   05-05

33.9

506

-10

(2.8)

   

6560

63280

170604 サトノアラジン 6 川田将雅

18

14

7

()池江泰寿

1315

-0.0

   14-15

33.5

528

+4

1240

10480

20410

43500

283000

170604 ロゴタイプ 7 田辺裕信

18

16

8

()田中剛

1315

0.0

   01-01

34.4

494

-4

(14.6)

10480

20410

43500

283000

170604 レッドファルクス 6 M.デム

18

6

3

()尾関知人

1316

0.1

   14-13

33.7

474

0

(7.9)

   

43500

283000

160605 ロゴタイプ 6 田辺裕信

12

6

8

()田中剛

1330

-0.2

   01-01

33.9

496

-2

3690

3230

11580

14990

153560

160605 モーリス 5 ベリー

12

8

1

()堀宣行

1332

0.2

   02-02

34.0

514

-4

(1.7)

3230

11580

14990

153560

160605 フィエロ 7 内田博幸

12

10

6

()藤原英昭

1332

0.2

   09-09

33.5

500

-8

(29.5)

   

14990

153560

150607 モーリス 4 川田将雅

17

6

1

*()堀宣行

1320

-0.0

   03-03

34.5

510

+2

370

1740

2680

40690

127190

150607 ヴァンセンヌ 6 福永祐一

17

13

3

()松永幹夫

1320

0.0

   12-10

33.7

502

-6

(6.6)

1740

2680

40690

127190

150607 クラレント 6 田辺裕信

17

12

12

*()橋口弘次

1322

0.2

   05-04

34.5

496

-2

(42.7)

   

40690

127190

140608 ジャスタウェイ 5 柴田善臣

17

10

1

()須貝尚介

1368

-0.0

   09-11

37.1

498

 

170

18730

20330

91160

373470

140608 グランプリボス 6 三浦皇成

17

12

16

()矢作芳人

1368

0.0

   09-09

37.2

502

-8

(148.4)

18730

20330

91160

373470

140608 ショウナンマイティ 6 北村宏司

17

11

10

()梅田智之

1373

0.5

   13-15

37.3

502

-2

(37.1)

   

91160

373470

130602 ロードカナロア 5 岩田康誠

18

10

1

()安田隆行

1315

-0.0

   08-08

33.3

500

+2

400

1470

2570

18160

62800

130602 ショウナンマイティ 5 浜中俊

18

2

3

()梅田智之

1315

0.0

   15-14

32.8

516

+4

(5.7)

1470

2570

18160

62800

130602 ダノンシャーク 5 C.デム

18

16

12

()大久保龍

1316

0.1

   11-11

33.2

452

0

(37.2)

   

18160

62800

集計期間:2013. 6. 2 2022. 6. 5


うん、10年振り返って的中は15年のただ一回。でもねえ、20点買いの三連複でズドンと勝負したら4万円の巨大配当が来たと言うことでこれ一発で累計収支は大幅黒字。いやあ、これだから穴狙いはやめられないということなんですが、今年は上述の通りオッズが割れているんで超巨大配当というのも望み薄、あまり無茶はしない方が良さそうですな。

早速行ってみましょう。


@1番人気は3−3−2−2と十二分に責任を果たしている。こういうのを見ると馬券圏外に飛んだ二頭が気になりますが去年のイルーシヴパンサーと17年のイスラボニータ(ともに8着)ですか。この成績を見てもわかる通り三連複軸としては申し分ないのですが、勝率3割というのは心もとなく、特に16年以降7連敗中というのは単馬券を買う際は大変不吉です。

A2番人気は0−1−1−8と極めて悲惨。上記一番人気の勝ちきれなさと併せ、例年高配当が出ている要因となっています。ソダシは大丈夫かあ?

B3番人気は1−3−1−5とこちらはまずまず。

C4番人気は2−0−1−7と単勝で狙う価値はあり。

D単勝二桁人気の超人気薄は30頭中4頭とこれだけ見れば完全無視も難しいのですが、この4頭いずれも15年以前の連絡みで、直近7年の超人気薄は全く出番がありません。

E外国人ジョッキーは30頭中10頭の鞍上で、毎年一人は馬券に絡んでいる天国状態。但し勝ったのは17年モズアスコットのルメールのみ。

F関東馬天国。この10年で過半数の16頭が関東馬であり、直近5年では15頭中11頭が馬券に絡むという、おそらくは日本G1で最も関東馬が活躍しているレースと言えましょう。

G牝馬は30頭中7頭、しかもこの7頭はすべて直近5年での連絡みということで、最近は完全な牝馬天国。

Hリピータ傾向多発。これでもかというくらい前年の活躍馬が翌年も台頭。今年の対象はシュネルマイスターとソングラインですが、さて。

I脚質は差し、追い込みが大優勢。良なら上り32秒台は必須。不思議なことに馬場が渋れば渋るほど追い込み馬が躍進している印象。

J枠順は大外以外は偏りなし。最外だけは全く馬券に絡んでいない。ソングラインは大丈夫かあ?

K30頭の年齢別構成は、3歳馬1(内勝馬0)、4歳馬9(同5)。5歳馬11(同3)、6歳馬7(同2)、7歳馬3(同0)と4・5歳馬が優勢も6歳馬も軽視禁物な状況。

L過去5年15頭の血統はリピーター効果を排除すれば見事にバラバラ。

M過去5年15頭の前走キャリアは、なんとヴィクトリアマイル組が5頭とこれが最優勢。ただし、5頭中勝ったのは去年のソングラインのみで他はすべて2着。かのグランアレグリアとかアーモンドアイといった名牝中の名牝ですら、VM経由だと圧倒的な人気を背負いながら勝利することが出来ていないことには留意が必要。中二週というローテが無理目な感じでもあり、単軸には躊躇もしますが、それでもこれだけの実績があると押さえる必要はあるでしょう。

Nこの他ではマイラーC組が2頭(内勝馬1)、宮杯組が2頭(同1)。


以上から、本命は◎シュネルマイスター。


(A3着以内なら有望な1番人気。(当日ソダシと人気が入れ替わっているかもしれませんが)

(B騎手ルメール

(C32秒台連発の切れ味アリ。

(Dリピーター

(E進境著しい関東馬

(FマイラーCの覇者


と、上記トレンドにこれだけ即した存在はなく、また死角らしい死角も見当たらないということで、これが本線です。勝つには疑問もありますが、三連複軸にはうってつけでしょう。

対抗は〇ソダシ。牝馬戦限定ですがG1を三勝というのはメンバー中実績ナンバーワンの存在で、府中実績2−2−1−1と2400mのオークス以外すべて馬券に絡んでいるし、府中マイルに限れば2−1−0−0とこれは心強い。古馬になってから1番人気を裏切りまくっている根性の曲がった馬で当日1番人気なっている可能性もあるのが気がかりですが、現在は二番人気。上記「二番人気の呪い」も根性曲がりな彼女としては却って追い風の気がしてくるから不思議です。

単穴はVMの覇者にして去年のこのレースの覇者でもあるソングライン。去年の安田記念ではグランやアーモンドですら勝てないVM組が頭になるはずないと思っていたらあっさり勝たれてしまった。相当タフで強い馬である可能性があります。今年は「VMの呪い」に加え、「大外の呪い」もあるんですが、底力がありそうな彼女ならあるいは。

ヒモ筆頭は山崎先生ご推奨のセリフォス。去年のマイルチャンピオンの覇者にして切れる脚もあるのが魅力。いやあ今週の山崎先生の言説は過激で面白かったですなあ。小幡先生が憑依したかと思いましたぞ。

馬券は◎→〇▲☆→その他の三連複18点。1番人気から上位人気経由で流しているけど、ガミは一点もなく、その代わり目を見張るような高額配当もない買い目となっています。まぁ、今年のこのメンツじゃあまり欲をかいてもしょうがないというのはありますな。

万馬券をもたらしてくれそうな存在は、上記「注」認定した中でもわが愛しのドゥラメンテ産駒シャンパンカラー(11番人気)とVMを二番人気に推されながら大敗したナミュール(9番人気)の二頭。

シャンパンカラー、NHKマイルを勝っているのに全然人気がありませんねえ。東スポも競馬コンシェルジュも全員無印ですわ。不憫な奴。。まぁ、NHKマイル自体大成した勝ち馬はいないし、9番人気で勝ったことでフロック視されているのは分かるのですが、さりとてシュネルマイスターだって一昨年これを勝った後3着に入っているし、斤量メリットもあるし、大雨の影響が当日も残っていれば一発あってもおかしくない。府中マイルは三戦三勝だし少なくとも私くらいは応援しなくては。

ナミュールはある意味シャンパンカラー以上に期待している存在です。VMの敗因はソダシが斜行してあわや落馬という大きな不利を受けてのもの。府中実績は1−1−1−1で不利のあったVMを除けばすべて連に絡んでいるし、これでこれだけ人気を落とすようならこれは断然買いです。


上海”アルフィスタ”馬券王



○今日の結果

<安田記念> @ソングライン (戸崎) Aセリフォス(レーン)  Bシュネルマイスター(ルメール)



○かんべえのつぶやき

――「安田記念はリピーターを狙え」の法則が健在でした。馬券王先生が懸念していた「大外の呪い」も「VMの呪い」も何のその、最後はまとめて差し切る強い競馬でした。とりあえず現下のJRAにおけるマイルチャンピオンはこの馬ということになります。お見事でしたっ!


――鞍上は戸崎騎手。勝利インタビューでは、「こんないい馬に乗せてもらって」と繰り返していましたな。なにしろG1連覇ですからね。今まではソングラインと言えば、何となく「▲はつけやすいけど、◎は打ちにくい」馬でしたが、そんな認識は改めなければなりませぬ。キズナの代表産駒にして、ディープとシンボリクリスエスの血を引く宝物のような牝馬であります。

――彼女にまとめて差し切られた馬は、2番手にセリフォス、3番手にシュネルマイスター、4番手はガイアフォース、5番手はジャックドール。ソダシは7着でしたか。4番人気〜3番人気〜1番人気という堅い決着でしたが、不肖かんべえには久しぶりのG1勝利(三連複)をもたらしてくれました。

――実はこっそりヒモで狙っていたのはダノンスコーピオン。いや、前から好きな馬ではあるのですが、鞍上がデムーロだから。外国人騎手のワンツースリーって意外とあるし、これが来たら、「イタリア人を入れるのはアルフィスタとして当然でしょう!」と言ってやろうかと思って。あはは、13着でした。

――ちなみに「シュネルマイスターなんてドイツ名前の馬を本命にしていいんですか?」とツッコミを入れたら、馬券王先生からの答えは、「だってイタリア名前はドルチェモアしかないから」でありました。そのドルチェモアはドン尻の18着。大丈夫か、イタリア。

――さて、いよいよ上半期は宝塚記念を残すのみとなりました。
ファン投票は今日までとなります。少し休んでから、この勝負に挑むことといたしましょう。アルフィスタ馬券王先生、またよろしくお願いいたします。





5月28日(日) ダービー


いやあ、強かったですねえ、オークスのリバティアイランドは。

ド派手だったけど危ない勝ち方だった桜花賞に比べこちらは完璧な横綱相撲、いやあ、強い、強すぎる。私が「グルーヴ人生相談」を自粛するとあそこまで強いパフォーマンスを発揮してしまうんですな。あれなら明日のダービーに出ても圧勝するまであるんじゃないでしょうか。今後彼女が走る時に人生相談コーナーを自粛せざるを得なくなった私として多少複雑な思いはありますが、それでもドゥラメンテフリークの私にとっては、これはこの上ない幸せであり、しばらくはあのパフォーマンスの余韻に浸っていたいものであります。

しかしですな、三着にまでドゥーラという15番人気(単勝万馬券!)のドゥラメンテ産駒が突っ込んできたのは何なんでしょう。いや、私、最初はドゥーラにも「注」の印を打っていたんですよ。でもねえ、NHKマイルの結果に舞い上がり、ヴィクトリアマイルでも「ドゥラメンテ馬券」とか「グルーヴ馬券」とかやたらはしゃいだ馬券を買ったらしっかり罰が当たってしまった私は泣く泣く最後にこれを消さざるを得なかったわけで、なんかドゥラメンテの亡霊には、とことんもて遊ばれている感じがいたします。明日のダービーにも二頭産駒の出走があって、これが結構な低人気なんですが、うーん、扱いが悩ましい限り。それでも買うかあ。魔除けに買っちゃえ、ドゥラメンテ!

2023 528() 2回東京12日目 18頭 [15:40発走]
【11R】 90回東京優駿
3歳・オープン・G1(定量)(牡・牝)(国際)(指定) 2400m (C)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

 

ベラジオオペラ 3 *横山和生

57

48.5

()上村洋行

1

2

スキルヴィング 3 ルメール

57

4.7

()木村哲也

2

3

 

ホウオウビスケッツ 3 *丸田恭介

57

180.0

()奥村武

2

4

 

トップナイフ 3 横山典弘

57

51.8

()昆貢

3

5

ソールオリエンス 3 横山武史

57

1.9

()手塚貴久

3

6

 

ショウナンバシット 3 M.デム

57

86.2

()須貝尚介

4

7

 

フリームファクシ 3 *吉田隼人

57

67.4

()須貝尚介

4

8

 

メタルスピード 3 津村明秀

57

70.4

()斎藤誠

5

9

 

グリューネグリーン 3 石川裕紀

57

278.6

()相沢郁

5

10

 

シャザーン 3 岩田望来

57

23.8

()友道康夫

6

11

ハーツコンチェルト 3 松山弘平

57

30.0

()武井亮

6

12

タスティエーラ 3 *レーン

57

9.1

()堀宣行

7

13

シーズンリッチ 3 *戸崎圭太

57

122.1

()久保田貴

7

14

ファントムシーフ 3 *武豊

57

6.0

()西村真幸

7

15

 

ノッキングポイント 3 *北村宏司

57

119.0

()木村哲也

8

16

 

パクスオトマニカ 3 田辺裕信

57

206.2

()久保田貴

8

17

ドゥラエレーデ 3 *坂井瑠星

57

35.9

()池添学

8

18

サトノグランツ 3 川田将雅

57

37.5

()友道康夫


という訳で、競馬の祭典ダービーであります。馬主・調教師・騎手・馬券購入者というすべての競馬関係者が最もその情熱を注ぎ込む、大一番中の大一番。なんと今回は小幡先生が一口馬主をやってるハーツコンチェルトも出走で、持ち馬がダービーに出るなんて、これはとてつもないことなんでしょうね。あ、印はしっかり打ちましたから、先生。

しかしですね、「大一番中の大一番」と言いながら、今年の牡馬勢はなんか名馬の香りのするカリスマ性の持ち主があまり見いだせないということで、なんか個人的にモチベーションがわきません。先週のリバティアイランドは二歳時からとんでもない光彩を放っていたけど、それに比べると牡馬は見劣りするというか。。

まぁ、こういう時にこそ「10年トレンド」がものを言います。早速見ていきましょう。

☆1番人気が勝てない割には配当がおとなしいダービーのこの10

日付

馬名

性齢

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

220529 ドウデュース 3 武豊

18

13

3

()友道康夫

2219

-0.0

 14-14-14

33.7

490

-6

420

730

1440

4570

15770

220529 イクイノックス 3 ルメール

18

18

2

*()木村哲也

2219

0.0

 16-16-14

33.6

484

-8

(3.8)

730

1440

4570

15770

220529 アスクビクターモア 3 田辺裕信

18

3

7

()田村康仁

2222

0.3

 02-02-02

35.3

472

-2

(24.7)

   

4570

15770

210530 シャフリヤール 3 福永祐一

17

10

4

()藤原英昭

2225

-0.0

 07-11-09

33.4

444

-4

1170

1010

3360

8800

58980

210530 エフフォーリア 3 横山武史

17

1

1

()鹿戸雄一

2225

0.0

 04-09-09

33.4

510

+6

(1.7)

1010

3360

8800

58980

210530 ステラヴェローチェ 3 吉田隼人

17

11

9

()須貝尚介

2227

0.2

 14-13-12

33.4

488

-12

(40.2)

   

8800

58980

200531 コントレイル 3 福永祐一

18

5

1

*()矢作芳人

2241

-0.5

 03-05-04

34.0

460

-2

140

270

350

2480

5140

200531 サリオス 3 レーン

18

12

2

()堀宣行

2246

0.5

 10-10-11

34.1

528

-8

(4.4)

270

350

2480

5140

200531 ヴェルトライゼンデ 3 池添謙一

18

6

10

*()池江泰寿

2249

0.8

 05-07-07

34.7

486

0

(66.4)

   

2480

5140

190526 ロジャーバローズ 3 浜中俊

18

1

12

*()角居勝彦

2226

-0.0

 02-02-02

35.1

486

-8

9310

11200

47090

12050

199060

190526 ダノンキングリー 3 戸崎圭太

18

7

3

()萩原清

2226

0.0

 05-05-03

34.5

454

+4

(4.7)

11200

47090

12050

199060

190526 ヴェロックス 3 川田将雅

18

13

2

()中内田充

2230

0.4

 07-07-08

34.3

486

+8

(4.3)

   

12050

199060

180527 ワグネリアン 3 福永祐一

18

17

5

*()友道康夫

2236

-0.1

 05-06-04

34.3

450

-2

1250

7950

15520

521600

2856300

180527 エポカドーロ 3 戸崎圭太

18

12

4

()藤原英昭

2237

0.1

 01-01-01

34.7

490

-2

(10.5)

7950

15520

521600

2856300

180527 コズミックフォース 3 石橋脩

18

7

16

*()国枝栄

2238

0.2

 03-02-02

34.7

464

-2

(223.7)

   

521600

2856300

170528 レイデオロ 3 ルメール

18

12

2

()藤沢和雄

2269

-0.1

 14-02-02

33.8

480

-4

530

1620

2860

2220

11870

170528 スワーヴリチャード 3 四位洋文

18

4

3

()庄野靖志

2270

0.1

 07-07-05

33.5

492

-12

(5.9)

1620

2860

2220

11870

170528 アドミラブル 3 M.デム

18

18

1

*()音無秀孝

2272

0.3

 17-13-12

33.3

514

+4

(3.4)

   

2220

11870

160529 マカヒキ 3 川田将雅

18

3

3

()友道康夫

2240

-0.0

 08-08-08

33.3

502

+4

400

700

1420

850

4600

160529 サトノダイヤモンド 3 ルメール

18

8

2

*()池江泰寿

2240

0.0

 07-06-07

33.4

500

-4

(3.8)

700

1420

850

4600

160529 ディーマジェスティ 3 蛯名正義

18

1

1

()二ノ宮敬

2241

0.1

 10-08-10

33.3

472

-4

(3.5)

   

850

4600

150531 ドゥラメンテ 3 M.デム

18

14

1

*()堀宣行

2232

-0.3

 08-08-07

33.9

484

-2

190

1980

2220

3950

15760

150531 サトノラーゼン 3 岩田康誠

18

1

5

()池江泰寿

2235

0.3

 09-09-07

34.2

454

0

(18.7)

1980

2220

3950

15760

150531 サトノクラウン 3 ルメール

18

11

3

*()堀宣行

2235

0.3

 14-14-13

33.8

470

-4

(6.3)

   

3950

15760

140601 ワンアンドオンリー 3 横山典弘

18

2

3

()橋口弘次

2246

-0.1

 05-06-05

34.0

482

+4

560

850

1860

27470

103300

140601 イスラボニータ 3 蛯名正義

18

13

1

()栗田博憲

2247

0.1

 03-03-02

34.3

468

+6

(2.7)

850

1860

27470

103300

140601 マイネルフロスト 3 松岡正海

18

3

12

()高木登

2249

0.3

 09-07-06

34.2

484

-2

(108.0)

   

27470

103300

130526 キズナ 3 武豊

18

1

1

()佐々木晶

2243

-0.1

 15-14-14

33.5

478

-2

290

970

1600

17130

54950

130526 エピファネイア 3 福永祐一

18

9

3

()角居勝彦

2244

0.1

 09-10-10

33.9

478

-8

(6.1)

970

1600

17130

54950

130526 $アポロソニック 3 勝浦正樹

18

3

8

()堀井雅広

2246

0.3

 01-02-01

35.5

536

+6

(61.6)

   

17130

54950

集計期間:2013. 5.26 2022. 5.29


うん、10年振り返って的中はドゥラメンテの勝った15年のただ一度。しかしですなあ、この時は私として珍しらしく10点買いと絞った買い方で、ズドンと買ったらズドンと万馬券配当が来たということで、10年の累計収支はなんと黒字なのだ。ああ、ありがたやドゥラメンテ様!これだけで私がドゥラメンテ様に限りない信仰をいただいている理由が分かろうかというもの。みんな、「ドゥラメンテ」と唱えるだけで人は極楽に行けるんだぜ!

それでは行ってみましょう。


@1番人気は3−2−2−3と先ずは責任を果たしているが、勝率三割というのは「大一番中の大一番」レースとしては若干物足りない。これを見ると馬券対象から飛んだ三頭が気になりますが、22年ダノンベルーガ(4着)、19年サートゥルナーリア(4着)、18年ダノンプレミアム(6着)ですか。ま、そんなに大きく崩れてはいないのは立派とは言えます。しかし、ダノンの馬が2頭もいるな。ダノンって冠だけでなんか人気になりそうだけど、10年見渡して馬券に絡んだのは19年2着のキングリーだけで、ダノンブランドはこのレースと相性最悪です。(幸いなことに今年の出走はありませんが)

A2番人気は1ー3−1−5と半分は馬券に絡んでおり、完全無視も難しい。

B3番人気は3−3−1−3とこれは1番人気以上の信頼度。

C単勝二桁の超人気薄は4頭が馬券絡みで内1頭は勝っている(19年ロジャーバローズ)ことから超人気薄にも一定の配慮は必要。

D外国人ジョッキーは30頭中7頭の鞍上で軽視禁物。

E関東馬は30頭中13頭とほぼ半分をしめG1としては大健闘だが勝ち馬は2頭しか出ていない。ソールオリエンスは大丈夫かあ?

F牝馬は全く馬券に絡んでいない。まぁ、リバティアイランドがこちらに出ていればこれはかなり有力だったと思うんですが、今年は(今年も)出走自体ありません。

G脚質は1・2着馬に限れば差し、追い込みが大優勢。良なら上り33秒台の切れ味は必須。逃げて馬券に絡んだのは13年アポロソニック(3着)と18年エポカドーロ(2着)のみで、基本先行馬は2・3着どまり。

H枠順は7枠から内は偏りがない。8枠だけは鬼門で、特に大外18番を引いた馬で馬券に絡んだのは、去年のイクイノックス(2着)と17年アドミラブル(3着)のみ。現在世界最高のレーティング評価を受けるイクイノックスも17年世代最強馬(と少なくとも私が考える)アドミラブルですら勝てない最凶の死兆星ですな18番は。アドミラブルなんか結局このレースで故障してそのまま引退しちゃったし、これを呪いと言わずして何を呪いと言おう。ああ、恐ろしや。

I過去5年15頭の血統は、ディープが6頭(内勝馬4!)と圧倒的な無双状態で、後は見事にバラバラ。ただし、ディープ産駒は今年がラストクロップで、今回はディープ系種牡馬を含め参戦なし。母父ディープはブービー人気のパクスオトマニカ1頭がいますが、うーん時代を感じます。こういうのがあるから血統トレンドは5年でくくってるんだけどねえ。

J過去5年、15頭の前走キャリアは、さすが皐月賞組が12頭と独禁法に抵触しそうな無双状態。内訳を見ると1着が3頭、2着が5頭、3着が4頭となっており、意外なことに勝馬には別路線組の台頭が少なからずあり。で、皐月賞組以外のダービー馬はというと、21年シャフリヤール(毎日杯)、19年ロジャーバローズ(京都新聞杯)であり、この路線も馬券対象として十分に検討余地あり。


上記から、現愛圧倒的な支持を集める1番人気にして皐月賞馬ソールオリエンスの取捨がまずは最大のポイント。

買い要因としては、


(A何より重馬場の中山を追い込んで勝った皐月賞での圧倒的パフォーマンス。単に追い込んで勝っただけではない。大外を大きく膨らむという不器用な競馬をして全馬を飲み込んだとてつもないパフォーマンスでコーナーが緩やかな府中に替わるとそれ以上を期待できる。

(Bイクイノックスに次ぐキタサンブラック産駒の再有望株。

(C枠順も良い。5番枠はコントレイル等、年度代表馬級の馬が入った「持ってる」枠。

(D騎手横山武史は年度代表馬エフフォーリアで実績を積み上げた頼れる騎手。

(E相性の良い皐月賞の勝ち馬にして、頼れる1番人気。


ということになりますが、これに対する反論もあって、


(F重馬場の中山を追い込んで勝ったのは凄いというが、あのレースは超ハイペースで流れた結果先行馬がグダグダになった乱戦で、その勝ち方はそういう展開から漁夫の利をかっさらったもの。今回もあのような展開になる可能性は限りなく低い。

(Gイクイノックスはダービーじゃ負けてるんですけど。

(H枠順が良いのは確かだが、「5番枠の伝説」をありがたがった結果人気が不当に上乗せされるのは抵抗がある。

(I横山武史はルメールや川田に比べれば信頼度はかなり落ちる。実際エフフォーリアだってダービーじゃシャフリヤールに巴投げ食らってるし。

(J三着以内なら確かに有力だが、上述の通り勝馬に限れば皐月賞馬も1番人気馬もかなり信頼性は落ちる。これで単勝1倍台というのはあまりにもお買い得感に乏しい。


ということでしょうか。悩ましいですねえ。

まぁ、馬場状態といい、展開といい、今年の皐月賞はかなり特殊なレースだったんで、あの結果をどうとらえるかが全てですな。

私としては、それでも今年の牡馬では「目を見張るパフォーマンス」と言うのを見せてくれたのが◎ソールオリエンスただ1頭なので、ここは不安に目をつぶって彼を本命にしたいと思います。いやあ、先週のリバティアイランドほどの自信はないんですけどねえ。

対抗は皐月賞三着にして現在三番人気の〇ファントムシーフ。皐月賞では本命にしていたんですが、なんとか三着に差し込んでくれて馬券を取らせてもたっら恩もあります。あのレースでは落鉄の影響もあったので、あれがなければもう少し上の着順にも行けたはず。皐月賞上位馬で信頼できる三番人気、切れる脚も持っているということで、ソールオリエンスに上記不安点が炸裂した場合、浮上してくるのは彼でしょう。

単穴は▲サトノグランツ。死兆星の18番枠を引かなかったら本命にしようかまで考えた馬です。現在単勝30倍の8番人気とは枠順を考慮しても随分評価が低いですが、ロジャーバロウズ同様京都新聞杯の勝ち馬にして父サトノダイヤモンド、騎手が川田、切れる脚もあると、枠順以外はこれほどトレンドにかなう馬もいません。さすがにこの枠では勝つには難しい気もしますが、2・3着なら。。

ヒモ筆頭は☆スキルヴィング。青葉賞組って不思議なくらいこのレースには縁がないんですが、今年のメンバーを考えれば。騎手がファントムシーフを捨ててこちらに乗り換えたルメールというのも吉です。

馬券は◎→〇▲☆←→その他の3連単30点。いや、本当は三連複にしたいんですがそれじゃああまりにも配当が低すぎるので取り敢えず。(最終的なオッズの状況によっては三連複に変えるかもしれません)

最後に良い子はマネしてはいけない禁断のドゥラメンテ馬券について。

注ドゥラエレーデは14番人気でG1ホープフルSを勝った馬、その後ドバイのUAEダービー(ダート戦!)に出て2着、この秋には凱旋門に参戦を表明するというなんかよくわからないローテーションを組んでいます。うーん、いくらなんでもこれは意味不明のローテで、陣営の頭の中身を見てみたいですな。でもねえ、こんな訳の分からない経歴ながら、弱いとは言い切れないつかみどころのなさが不気味でもあります。意外と凱旋門じゃ良いところ行くような気も。今回さすがに枠が外すぎですが、それでも来られたら悲嘆にくれることになるので、厄払いに馬券は購入。

注シーズンリッチは現在単勝万馬券の15番人気。でもねえ、この馬シャフリヤール同様毎日杯を勝っているんですよ。そこそこ切れる脚もあるし、先週のドゥーラ的展開を期待するならドゥラエレーデよりむしろこちらに期待が。こっちは厄払いじゃなく、結構ガチな馬券であります。



上海馬券王



○今日の結果

<日本ダービー> @タスティエーラ (レーン) Aソールオリエンス(横山武)  Bハートコンチェルト(松山)



○かんべえのつぶやき

――今日は90回目のダービー、府中競馬場に7万人の大観衆を迎えてのレースでした。やはり競馬はこうでなければ、と思ったら、発走直後にドゥラエレーデが落馬。坂井騎手、お気の毒でした。ドゥラメンテ産駒はこれがあるからなあ・・・・。


――というのはさておいて、激戦を制したのは皐月賞2着で4番人気だったタスティエーラでした。やっぱり弥生賞馬は強いのです。鞍上はダミアン・レーン騎手で、ダービーで乗り代わり騎手の勝利はめずらしい。インタビューでご本人は、「スペシャルなこと」と嬉しそうでした。

――ダントツ1番人気のソールオリエンスは、クビ差で届きませんでした。この負け方、シャリアフールに競り負けた2021年のエフフォーリアとちょっと似てますね。横山武騎手、ダービージョッキーの称号は、近いように見えて遠かった。

――3着は大激戦でした。私はてっきり内枠のべラジオオペラが先だと思ったのですが、確定ではハーツコンチェルトがハナ差で勝っているではないですか。そうか、鞍上の松山騎手はタスティエーラを降ろされた後なので、これで4着では悔し過ぎますな。

――ということで、あらためまして小幡先生、おめでとうございます。一口持ち馬がダービー3着だなんて羨まし過ぎます。今度お祝いをいたしましょう。というか、グリーンファームの賞金で奢ってくださいっっっ!

――不肖かんべえは「ダービーでは勝てない青葉賞馬」、スキルヴィングで勝負してました。だって青葉賞は「テレビ東京杯」だから、G2なのに土曜日に放送するわけですよ。あの弱小TV局に縁を持つ者としては、勝たせてあげたいのです。ところがスキルヴィングは大きく遅れてフィニッシュし、ゴール後に倒れていました。どうなったのか、心配です。

後記→悲しいことにスキルヴィングは予後不良となりました。急性心不全だったそうです。合掌)

――ダービーが終わりますと、やっぱり脱力感がありますなあ。来週は安田記念。肩の力を抜いて参りましょう。馬券王先生、上半期のG1も残り2つとなりましたなあ。





5月21日(日) オークス


ううううう、先週のヴィクトリアマイルは「ドゥラメンテ馬券」だの「グルーヴ馬券」だのやたらはしゃいだ馬券を買ったらしっかり罰が当たってしまい、現在大変黄昏ているのであります。シャンパンカラーの快勝に舞い上がって少々羽目を外しましたなあ。

スターズオンアースは3着とかろうじて面目だけは保ちましたが、あれ1・2着馬には完全に力負けな内容じゃないですか。直線もっとはじけると思ってたんですがねえ。。強い馬だと思ってたんですがねえ。。

その上、「敗因は上海馬券王が『グルーヴ相談コーナー』などと言う不吉なアイテムをぶちかましたせいだ。」とかんべえ先生からも非難され、うううう、大変いたいけな気分ですわ。あれを書けとそそのかしたのは他ならぬあんたじゃないか。ひどいよ、ひどいよう!

とはいえ、やはり「人生相談」が良くなかったんじゃないかという気が他ならぬ私もしてきましたです。いやあ、桜花賞でそれやってリバティアイランドが勝ったので、禊は済んだと思ってたんですが、考えてみればあれもド派手な反面かなり危ない勝ち方だったんで、これは当面控えようかと思います。今週もそのリバティアイランドが圧倒的人気を背負って二冠目に挑むオークスの開催なんですが、すいません、反省してます。もうやりません。

ということで、今回は「控えめ」かつ、「しめやか」に。


2023 521() 2回東京10日目 18頭 [15:40発走]
【11R】 84回優駿牝馬
3歳・オープン・G1(定量)()(国際)(指定) 2400m (B)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

ラヴェル 3 坂井瑠星

55

37.7

()矢作芳人

1

2

 

ライトクオンタム 3 *田辺裕信

55

42.4

()武幸四郎

2

3

 

キタウイング 3 杉原誠人

55

66.0

()小島茂之

2

4

 

キミノナハマリア 3 *三浦皇成

55

107.1

()千田輝彦

3

5

リバティアイランド 3 川田将雅

55

1.5

()中内田充

3

6

ゴールデンハインド 3 菅原明良

55

14.6

()武市康男

4

7

 

ヒップホップソウル 3 津村明秀

55

55.3

()木村哲也

4

8

 

レミージュ 3 荻野極

55

268.5

()松永幹夫

5

9

コナコースト 3 *レーン

55

12.6

()清水久詞

5

10

ソーダズリング 3 *武豊

55

26.0

()音無秀孝

6

11

 

ミッキーゴージャス 3 戸崎圭太

55

32.4

()安田隆行

6

12

ハーパー 3 ルメール

55

8.7

()友道康夫

7

13

 

ドゥーラ 3 *斎藤新

55

89.4

()高橋康之

7

14

 

ペリファーニア 3 横山武史

55

24.6

()鹿戸雄一

7

15

 

エミュー 3 *M.デム

55

55.2

()和田正一

8

16

ドゥアイズ 3 吉田隼人

55

27.9

()庄野靖志

8

17

シンリョクカ 3 吉田豊

55

26.6

()竹内正洋

8

18

$イングランドアイズ 3 横山和生

55

41.7

()安田翔伍


牝馬クラシック第二弾オークスであります。上述の通り、わがリバティアイランドが圧倒的一番人気なのであります。オッズからいうと、「相手探し」のレースとなっております。その相手も18頭立てにも関わらず単勝万馬券の馬が2頭しかいない、かなりオッズが均等化された状況で、皆さんかなり迷っておられるご様子。ここは恒例「10年トレンド」にすがってみましょう。


禁煙急速に荒れ始めたオークスの過去10

日付

馬名

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

220522 スターズオンアース ルメール

18

18

3

()高柳瑞樹

2239

-0.2

 07-08-08

33.7

464

-6

650

8150

12750

19360

119010

220522 スタニングローズ レーン

18

2

10

*()高野友和

2241

0.2

 05-04-04

34.4

474

0

(28.2)

8150

12750

19360

119010

220522 ナミュール 横山武史

18

8

4

*()高野友和

2243

0.4

 09-09-09

34.0

426

0

(7.1)

   

19360

119010

210523 ユーバーレーベン M.デム

18

9

3

()手塚貴久

2245

-0.1

 13-10-08

34.4

462

+8

890

1880

4690

109190

532180

210523 アカイトリノムスメ ルメール

18

7

2

()国枝栄

2246

0.1

 07-10-10

34.4

450

+6

(4.5)

1880

4690

109190

532180

210523 ハギノピリナ 藤懸貴志

18

8

16

()高野友和

2246

0.1

 17-15-12

34.3

454

0

(215.4)

   

109190

532180

200524 デアリングタクト 松山弘平

18

4

1

()杉山晴紀

2244

-0.1

 12-12-13

33.1

466

0

160

1800

1950

15020

42410

200524 ウインマリリン 横山典弘

18

16

7

*()手塚貴久

2245

0.1

 02-02-04

34.0

452

+2

(28.5)

1800

1950

15020

42410

200524 ウインマイティー 和田竜二

18

7

13

()五十嵐忠

2246

0.2

 05-05-04

34.1

474

+6

(60.5)

   

15020

42410

190519 ラヴズオンリーユー M.デム

18

13

1

()矢作芳人

2228

-0.0

 08-10-10

34.5

456

0

400

25140

28210

28240

179960

190519 カレンブーケドール 津村明秀

18

10

12

()国枝栄

2228

0.0

 04-04-04

35.1

460

-4

(94.1)

25140

28210

28240

179960

190519 クロノジェネシス 北村友一

18

2

2

()斉藤崇史

2232

0.4

 04-04-05

35.4

432

-2

(4.1)

   

28240

179960

180520 アーモンドアイ ルメール

18

13

1

()国枝栄

2238

-0.3

 06-06-05

33.2

466

+4

170

1190

1410

750

3360

180520 リリーノーブル 川田将雅

18

1

4

()藤岡健一

2241

0.3

 03-03-03

33.9

496

-2

(12.3)

1190

1410

750

3360

180520 ラッキーライラック 石橋脩

18

2

2

()松永幹夫

2244

0.6

 05-04-05

33.9

492

+4

(4.1)

   

750

3360

170521 ソウルスターリング ルメール

18

2

1

()藤沢和雄

2241

-0.3

 04-02-02

34.1

474

0

240

2290

2790

4600

20130

170521 モズカッチャン 和田竜二

18

1

6

*()鮫島一歩

2244

0.3

 06-06-05

34.1

468

0

(15.0)

2290

2790

4600

20130

170521 アドマイヤミヤビ M.デム

18

16

2

()友道康夫

2248

0.7

 13-13-12

33.9

476

+2

(4.8)

   

4600

20130

160522 シンハライト 池添謙一

18

3

1

()石坂正

2250

-0.0

 14-13-14

33.5

422

-4

200

420

650

2070

5790

160522 チェッキーノ 戸崎圭太

18

13

2

()藤沢和雄

2250

0.0

 13-13-14

33.5

462

-2

(4.0)

420

650

2070

5790

160522 ビッシュ M.デム

18

14

5

*()鹿戸雄一

2251

0.1

 08-08-05

34.1

416

+12

(16.0)

   

2070

5790

150524 ミッキークイーン 浜中俊

18

10

3

()池江泰寿

2250

-0.1

 12-09-09

34.0

430

+4

680

1160

3030

4140

20150

150524 ルージュバック 戸崎圭太

18

14

1

()大竹正博

2251

0.1

 05-05-04

34.5

450

+6

(2.7)

1160

3030

4140

20150

150524 クルミナル 池添謙一

18

17

6

()須貝尚介

2252

0.2

 08-06-06

34.4

478

-10

(11.8)

   

4140

20150

140525 ヌーヴォレコルト 岩田康誠

18

9

2

()斎藤誠

2258

-0.0

 09-09-08

34.2

444

+6

980

380

1730

1530

12850

140525 ハープスター 川田将雅

18

10

1

*()松田博資

2258

0.0

 14-16-16

33.6

474

-4

(1.3)

380

1730

1530

12850

140525 バウンスシャッセ 北村宏司

18

5

3

()藤沢和雄

2259

0.1

 07-07-08

34.4

514

-4

(16.4)

   

1530

12850

130519 メイショウマンボ 武幸四郎

18

3

9

()飯田明弘

2252

-0.2

 09-07-07

34.6

478

+10

2850

13880

31120

15610

150480

130519 エバーブロッサム 戸崎圭太

18

13

5

()堀宣行

2254

0.2

 08-09-09

34.6

460

-6

(9.6)

13880

31120

15610

150480

130519 デニムアンドルビー 内田博幸

18

5

1

()角居勝彦

2257

0.5

 17-14-11

34.7

432

0

(3.3)

   

15610

150480

集計期間:2013. 5.19 2022. 5.22


うーん、10年振り返って的中は14年・16年の二回だけですか。堅い決着の時しか当たっていないわけで、収支は大幅赤字です。ううう。

それでは行ってみよう。

@1番人気は5−2−1−2と実にお見事。毎年18頭も出るのにきちんと責任を果たしています。こういうのを見ると馬券対象外となった二頭が気になるのですが、な、なんと21年ソダシ(8着)、22年サークルオブライフ(12着)と直近二年の出来事なわけで、特にソダシなんか単勝1.7倍の圧倒的支持を裏切るあばずれぶり。うーん、わがリバティアイランドは大丈夫だろうか。

A2番人気は1−2−3−4とこれも三連複軸としては十分。

B3番人気は3−0−1−6と単馬券軸には有望。

C単勝二桁人気の超人気薄は30頭中4頭。これくらいなら普通なのだが、問題はこの4頭、直近の4年間で連続して突っ込んできているわけで、上記1番人気が抜けたこととあわせ、近年は配当が大荒れ状態。1番人気が抜ける可能性と同時に、超人気薄の台頭にも留意しなくてはならなくなった大変困った状況。

D外国人ジョッキーは30頭中9頭の鞍上で、毎年一人は馬券に絡んでいる。

E関東馬は30頭中13頭とほぼ半数に及び、G1の中では大健闘の部類。

F脚質は差し追込みが大優勢で、特に勝ち馬はほぼこのタイプ。今年はリバティアイランドという極端な追い込み馬以外は先行馬が多いのですがさて。

G枠順には大きな偏りがない。大外だけは分が悪い感じですが、それでも勝ってしまう去年のスターズオンアースはやはり強い馬だと思うんだけどなあ。

H過去5年15頭の血統はディープの3頭(内勝馬1)が最有力で他は見事にバラバラ。もっともそのディープも今年がラストで今回の出走はライトクオンタムただ1頭ですが。。

I過去5年15頭の前走キャリアはさすが桜花賞組が8頭(内勝馬3)と過半を占め、これが最有力。これに次ぐのはフローラS組2頭(同1)。

J大変興味深いのは前走非重賞特別戦組が4頭もいて、なおかつ内1頭は勝ってすらいること。その中でも特に「残念桜花賞」である忘れな賞組が2頭いるというので、こちらは是非押さえておきたかったんですが、残念なことに今年は出走なし。


以上から、圧倒的1番人気の支持を受けたリバティアイランドの取捨がまずは最大のポイント。


(A)このレースにやたら相性の良い桜花賞の勝ち馬。なによりも直線だけで全馬をぶっこ抜いたそのパフォーマンスが圧倒的。あれは競馬史上に残るようなとんでもない光景であったわけで、直線の長い府中でこれが差し届かないという光景は想像できない。

(B枠順もよく、

(C)調教も順調。


と、私のドゥラメンテびいきを割り引いても、これだけで逆らうのはもう難しいと考えます。なんと言っても桜花賞でこの馬を無視したかんべえ先生までが今回はこの馬に「恭順の意」を示しているわけですから、これは当然本命です。

とはいえ、この馬死角が全くないわけではない。


(D)距離の不安。これまで1600mのレースしか経験がない。

(E)血統上の不安。母系は短距離系な上、強いけど癖が強くて何かやらかすドゥラメンテの血。

(F)関西馬に共通した輸送の不安。実際、過去関東遠征したアルテミスSで負けている。

(G)厩舎の不安。中内田厩舎は2歳戦と1600m以下のレースでしか重賞実績がない。

(H)二年連続で圏外に飛ぶ1番人気の現状。


とまぁ、買い要因3点に対し、不安要因が5つもあるじゃないですか。これで単勝1.5倍はお買い得感にやや乏しいよねえ。しかしですな、そういう不安も、何よりも上記(A)=桜花賞でのパフォーマンス、これだけで帳消しなのであります。「これが駄目だとするとじゃあ何が来るの?」って聞かれて答えられる人もいないと思うぞ。

え、「(I)上海馬券王が本命にしている」を入れると不安点は6つだろ。」ですって?や、やかましいわい!リバティアイランドは私が「人生相談コーナー」を開設しても勝ってしまう、とてもとても強い馬なのだ。よって、これは断然本命なのだ!


という訳で、このレース、「相手探し」と位置付けて対抗以下を考えてみます。

対抗は桜花賞二着馬〇コナコースト。もう少し人気になると思ったんですが現在三番人気とは、お買い得な感じ。まぁ、桜花賞があまりに完全なレース運びだったんで、ここでは上がり目がないという判断を多くの人がしているんだと思うんですが、先行馬に見えて実際には切れる脚も使えるのでやはり有力じゃないでしょうか。もっとも鞍上が桜花賞で百点満点な騎乗をした鮫島君を降ろし、レーン騎手に乗り換えているのは不思議です。表向き「鞍上強化」なんでしょうが、彼を変える理由がよく分からない。「是非とも勝ちたい」ということなんでしょうが、それで無理にリバティアイランドに対抗して圏外に消える可能性にも留意は必要か。

単穴は、かんべえ先生もご推奨、▲ゴールデンハインド。このレースに相性の良いフローラSの勝馬ですな。典型的な逃げ先行対応なんで勝つには難しい気もしますが、混戦になったら父ゴールドシップの底力がものをいう展開もあり。

ヒモ筆頭には、☆シンリョクカ。切れ味だけならリバティアイランドを除けばメンバー中随一で、サトノダイヤモンドの血も併せ、いかにもこのレース向き。大外引いたのも2・3着ということならかえって良いのでは。

馬券は◎→〇▲☆←→その他の3連単36点。

1・2・3番人気の組み合わせがガミになりますが、他は概ね万馬券です。まぁ、さすがにこれだけの支持を集める馬を頭にすると超大型の万馬券と言うのもないのですが、これはそういうレースだと思います。


上海馬券王



○今日の結果

<オークス> @リバティアイランド (川田) Aハーパー(ルメール)  Bドゥーラ(斎藤新)



○かんべえのつぶやき

――いやはや、何という強さでありましょうか。走ったことがない2400mでありましたが、リバティアイランドは2着に6馬身差をつけての圧勝でした。きいいいいいいいいっ! 鞍上の川田騎手は、桜花賞と同じでほとんどステッキを入れることなく勝ち切りました。


――2着は桜花賞で4着だったハーパーでした。府中のルメール騎手はいつもながらアッパレです。そして3着には伏兵ドゥーラがクビ差でゴールしました。桜花賞では戸崎騎手でしたが、斎藤新騎手が好騎乗でした。これもドゥラメンテ産駒です。でも馬券王先生は無印でした。きいいいいいいいいいいっ!

――不肖かんべえが狙っていたゴールデンハインドは11着でした。四角ではリバティアイランドと赤い帽子が2頭並んでいたのでありますが、そこから先が大差でした。逃げなきゃ勝てない馬なんだから、何とかなりませんでしたかねえ。

――それにしても、リバティアイランドの強さはアーモンドアイやデアリングタクト並ですな。とはいうものの、秋華賞の頃には別のライバルが台頭しているかもしれません。いっそのこと、凱旋門賞に行くのもよろしいかと。3歳牝馬は有利ですから。

――さて、来週はいよいよ日本ダービーです。オークスとは違って、どの馬が強いのかサッパリわからない混戦状況。これはこれで予想のし甲斐があるというもの。馬券王先生、来週の予想もよろしくお願いいたします。





5月14日(日) ヴィクトリアマイル


上海馬券王の人生相談

誰か止めてくれ!お受験グランマ・エアグルーヴさん魂の霊界通信!!

Q:再び進撃のグルーヴなんざます!

先生、お久しゅうございます。わたくし、エアグルーヴでございましてよ。え、「桜花賞の時に相談したばかりで、『お久しゅう』もないもんだ。」ですって?。。。なによ、それじゃあ私が誰だか最初から存じ上げてらっしゃるって言うことじゃ、、、

って、ちょっと待て!ちょっと待つざます!なんざますか、この出だしは!そこは「おまえは誰だ。」と返すのがお約束じゃございませんの!それを何だってこんなイレギュラーな出だしになるざますか!

え、「いくら何でもこのシリーズ、マンネリが過ぎるのでちょっと変化をつけたかった。」ですって?きぃいいいいいいいっ!いつも知恵の廻らない馬券を買って大損こいてる理屈倒れの三流馬券師がつまらない知恵を回すんじゃないざます!こんな出だしじゃ、恒例の名乗りもできないざますか!とにかく名乗らせるざます。あたくしに名乗らせるざます!

わが名はエアグルーヴ!JRAの大立者ノーザンテーストを祖父に、樫の木の女王ダイナカールを母に、そして凱旋門の英雄トニービンを父に生まれし、貴族の中の貴族にして、華族の中の華族!!本来ならアメリカ債務上限危機並みに、外れ馬券にジャブジャブお金を注ぎ込んでいる貴方のようなパンピー馬券師なんか口も聞いてもらえない貴い血族なのよ、わがグルーヴ家は!!

。。。ふう、これでやっと本題に入ることが出来るざます。

話というのは、わが孫ドゥラメンテの忘れ形見スターズオンアースのことなんざます。とにかく、この春になってからの一族の成績はまさに波乱万丈。桜花女子高ではリバティアイランドが前評判にたがわぬ素晴らしい成績で首席合格し、わたくし嬉しくて嬉しくて舞い上がっていたら、タイトルホルダーが天春で体調不良を引き起こしまさかの落第。

一族の後継者として最も有望視されているこの子にもしものことがあったらと、わたくし本当に青ざめたんざますが、幸い、大事には至らずほっとした次第、でもねえ、ほっとしたら急に腹が立ってきたんざます。きぃいいいいいいいっ!この根性なしの敗北主義者!一族の面汚し!お前にはあれだけの人気を背負った責任に対する自覚というものがないざますか!

そんなこんなで落ち込んでいたら、今度は先週のNHK高校のお受験でシャンパンカラーが首席合格したんざます。グルーヴ家は女系の一族で女の子にはできる子が多いんざますが、男はタイトルホルダー以外パッとしない状況でしょ。そんな中でもう一人出来る男の子が出てきたと言うことでわたくし再び舞い上がった次第で。え、「ホープフルを首席合格したドゥラエレーデもいるじゃないか」ですって?うーん、あの子は身内ながらなんか掴みどころがないと言うか、よくわからないのよねえ。

という訳で、この春のグルーヴ家はまさにジェットコースター。リバティアイランドで上がって、タイトルホルダーで下がって、シャンパンカラーでまた上がってと、なんか感情の振れ幅も尋常じゃない今日この頃なんざます。先生、明日はヴィクトリア女学院のお受験日で、わが一族のスターズオンアースがここを受験するんざます。前評判も上々で現在1番人気なんざます。でもねえ、上がって、下がって、また上がってときたら、今度は下がる番じゃないかと、わたくし、心配で心配で。だから先生も一緒にスターズオンアースを応援して欲しいんざます。頼みましたわよ!


A:お答え

いやあ、先週のNHKマイルでのシャンパンカラー君の快走は、これを本命としたものにとって本当に溜飲が下がるもので、わたくしも大変うれしく思っております。9番人気での快勝ですからねえ、好きな血脈の馬券を買って高配当を返してくれるというのは、ドゥラメンテとその産駒だけということで、彼の血脈には本当に頭が下がる思いであります。このレース、出遅れたことがあの素晴らしい末脚の伏線となった「怪我の功名」みたいな部分はあるにはあるのですが、さりとてパトロールビデオを見てもメンバー中もっとも強いのはやはりシャンパンカラー君で、あれは騎手のファインプレーではなく、純粋に馬の力と言うべきでしょう。二着に入ったモリアーナの末脚も見事でしたが、シャンパンカラー君はそれ以上ですね。

かくしてステイヤー系のタイトルホルダー君とは別路線で、ドゥラメンテ産駒の有力種牡馬候補が誕生したのは大変喜ばしいことです。しかしねえ、先週も言いましたが、NHKマイルというのはG1としては二流レースで、その勝馬でその後大成した馬というのはこの10年間現れていません。彼がこのトレンドを打ち壊すような活躍を今後してくれるのか、私も期待に打ち震えながら見守っていきたいと思います。府中のマイルでしか勝鞍がないことから、このスペシャリストみたいな認定をされることになりますが、体形を見ると2000mでも十分やれそうな気がしますので、ぜひ頑張っていただきたい。

さて、ご相談の件、明日のヴィクトリアマイルにドゥラメンテ産駒の代表牝馬スターズオンアースが出走します。前走の大阪杯では牡馬の骨っぽい所相手に負けてなお強しの内容でしたから、牝馬戦となる今回期待するなと言うのが無理と言うもの。詳細は後述しますが、私もエアグルーヴさん同様、恥もてらいも投げ捨てて応援する所存です。ここは、「格」と言うものを他馬に見せつける強いレースを期待する次第。行け、スターズオンアース!

と、いう訳で。。。。


2023 514() 2回東京8日目 16頭 [15:40発走]
【11R】 18回ヴィクトリアマイル
4歳以上・オープン・G1(定量)()(国際)(指定) 1600m (B)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

 

$ロータスランド 6 *横山典弘

56

67.3

()辻野泰之

1

2

スターズオンアース 4 ルメール

56

2.9

()高柳瑞樹

2

3

サウンドビバーチェ 4 *松山弘平

56

24.0

()高柳大輔

2

4

アンドヴァラナウト 5 吉田隼人

56

70.5

()池添学

3

5

スタニングローズ 4 *坂井瑠星

56

17.7

()高野友和

3

6

ソングライン 5 *戸崎圭太

56

8.4

()林徹

4

7

 

イズジョーノキセキ 6 岩田康誠

56

48.2

()石坂公一

4

8

ララクリスティーヌ 5 菅原明良

56

18.6

()斉藤崇史

5

9

 

クリノプレミアム 6 *松岡正海

56

117.5

()伊藤伸一

5

10

サブライムアンセム 4 *三浦皇成

56

63.5

()藤原英昭

6

11

ナミュール 4 横山武史

56

5.4

()高野友和

6

12

ナムラクレア 4 浜中俊

56

16.4

()長谷川浩

7

13

 

ディヴィーナ 5 *M.デム

56

132.8

()友道康夫

7

14

 

ステラリア 5 団野大成

56

107.3

()斉藤崇史

8

15

ルージュスティリア 4 川田将雅

56

34.4

()藤原英昭

8

16

ソダシ 5 *レーン

56

3.6

()須貝尚介


古馬マイル女王決定戦、ヴィクトリアマイルです。毎年18頭も出ている大混戦レースですが、今年はやや控え目な16頭立て。そんな中G1馬が4頭出走と言うことで、質は十分担保されています。

さっそく「10年トレンド」を見ていきましょう。

大荒れレースのパブリックイメージも近年は比較的穏当なヴィクトリアマイル過去10

日付

馬名

性齢

騎手

斤量

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

220515 ソダシ 4 吉田隼人

55

18

5

4

()須貝尚介

1322

-0.3

   04-04

33.4

476

0

570

2010

4010

8270

43780

220515 ファインルージュ 4 ルメール

55

18

11

3

()木村哲也

1325

0.3

   06-06

33.4

500

-10

(5.4)

2010

4010

8270

43780

220515 レシステンシア 5 横山武史

55

18

7

6

()松下武士

1325

0.3

   02-02

34.1

510

-6

(12.8)

   

8270

43780

210516 グランアレグリア 5 ルメール

55

18

6

1

()藤沢和雄

1310

-0.7

   09-10

32.6

498

+2

130

3620

4630

8460

28750

210516 ランブリングアレー 5 吉田隼人

55

18

8

10

*()友道康夫

1317

0.7

   11-10

33.2

466

-8

(75.2)

3620

4630

8460

28750

210516 マジックキャッスル 4 戸崎圭太

55

18

1

5

()国枝栄

1317

0.7

   09-07

33.5

434

+4

(14.7)

   

8460

28750

200517 アーモンドアイ 5 ルメール

55

18

12

1

()国枝栄

1306

-0.7

   04-04

32.9

486

0

140

750

950

2960

7340

200517 サウンドキアラ 5 松山弘平

55

18

18

4

()安達昭夫

1313

0.7

   03-03

33.8

460

+2

(12.9)

750

950

2960

7340

200517 ノームコア 5 横山典弘

55

18

16

5

()萩原清

1313

0.7

   07-06

33.2

466

-12

(17.4)

   

2960

7340

190512 ノームコア 4 レーン

55

18

4

5

()萩原清

1305

-0.0

   07-07

33.2

470

+4

940

3700

7670

35490

175040

190512 プリモシーン 4 福永祐一

55

18

9

4

()木村哲也

1305

0.0

   10-10

33.0

498

0

(6.4)

3700

7670

35490

175040

190512 クロコスミア 6 戸崎圭太

55

18

3

11

()西浦勝一

1306

0.1

   05-05

33.5

440

-8

(30.8)

   

35490

175040

180513 ジュールポレール 5 幸英明

55

18

4

8

()西園正都

1323

-0.0

   08-08

33.3

460

-6

1940

4090

11730

8850

63640

180513 リスグラシュー 4 武豊

55

18

16

1

()矢作芳人

1323

0.0

   13-13

32.9

450

-2

(4.3)

4090

11730

8850

63640

180513 レッドアヴァンセ 5 北村友一

55

18

6

7

()音無秀孝

1323

0.0

   04-04

33.6

448

+4

(12.1)

   

8850

63640

170514 アドマイヤリード 4 ルメール

55

17

5

6

()須貝尚介

1339

-0.2

   12-07

33.4

422

-4

1350

42710

73750

123870

918700

170514 デンコウアンジュ 4 蛯名正義

55

17

10

11

()荒川義之

1341

0.2

   09-11

33.2

444

0

(67.9)

42710

73750

123870

918700

170514 ジュールポレール 4 幸英明

55

17

3

7

()西園正都

1341

0.2

   06-07

33.6

452

-2

(17.5)

   

123870

918700

160515 ストレイトガール 7 戸崎圭太

55

18

13

7

*()藤原英昭

1315

-0.4

   11-10

33.4

466

+2

1770

3510

9790

6090

48310

160515 ミッキークイーン 4 浜中俊

55

18

10

1

()池江泰寿

1319

0.4

   13-12

33.6

432

0

(3.4)

3510

9790

6090

48310

160515 ショウナンパンドラ 5 池添謙一

55

18

15

2

()高野友和

1319

0.4

   13-14

33.5

446

-10

(4.4)

   

6090

48310

150517 ストレイトガール 6 戸崎圭太

55

18

5

5

()藤原英昭

1319

-0.0

   05-05

33.0

460

0

1410

36880

73990

2860480

20705810

150517 ケイアイエレガント 6 吉田豊

55

18

7

12

()尾形充弘

1319

0.0

   02-02

34.0

530

+10

(47.4)

36880

73990

2860480

20705810

150517 ミナレット 5 江田照男

55

18

18

18

()大和田成

1322

0.3

   01-01

35.3

482

+2

(291.8)

   

2860480

20705810

140518 ヴィルシーナ 5 内田博幸

55

18

14

11

()友道康夫

1323

-0.1

   01-01

34.3

456

-4

2830

8450

28050

50720

407940

140518 メイショウマンボ 4 武幸四郎

55

18

4

3

()飯田祐史

1324

0.1

   07-07

33.5

486

+6

(5.5)

8450

28050

50720

407940

140518 ストレイトガール 5 岩田康誠

55

18

1

6

*()藤原英昭

1324

0.1

   09-11

33.2

456

+2

(13.7)

   

50720

407940

130512 ヴィルシーナ 4 内田博幸

55

18

11

1

()友道康夫

1324

-0.0

   02-02

34.0

450

-6

310

8030

12600

35770

193570

130512 ホエールキャプチャ 5 蛯名正義

55

18

8

12

()田中清隆

1324

0.0

   10-10

33.4

474

+2

(44.0)

8030

12600

35770

193570

130512 マイネイサベル 5 柴田大知

55

18

1

5

()水野貴広

1325

0.1

   03-02

34.1

478

-6

(13.9)

   

35770

193570

集計期間:2013. 5.12 2022. 5.15


うん、過去10年振り返ると的中は20年、18年、16年の3回。配当もまずまずでまぁ比較的相性が良いレースと言えましょう。

それでは早速行ってみよう。


@1番人気は3−2−0−5と馬連軸向き。勝率3割は微妙だが、グランアレグリアやアーモンドアイという年度代表馬クラスの超一流馬はきちんと勝っています。

A2番人気は0−0−1−9と末期悲惨。これはちょっと酷すぎる。ソダシは大丈夫かあ?

B3番人気は0−2−0−8とこれも芳しくはない。

C因みに4番人気は1−2−0−7、5番人気は2−0−3−5と2・3番人気よりははるかに当てになります。

D単勝二桁人気の超人気薄は30頭中7頭にも及び、内1頭は勝ってまでいる。極端なひも荒れも想定すべし。

E上記2・3番人気の不甲斐なさと超人気薄の台頭により、3連単配当はアーモンドアイが勝った20年以外はすべて万馬券、しかも5回は6桁超の高配当。特に人気薄がワンツースリーした15年なんか100円玉一枚が2000万円超となる人外魔境な決着でこのレースが「ヴィクトリア魔居る(©かんべえ)」と呼ばれる所以となっているが、近年3年は比較的穏やかな決着で潮目が変わってきている可能性には留意が必要。

F外国人ジョッキーは30頭中5頭の鞍上で、他のG1に比べかなり穏やかだが、5頭中4頭はルメール騎乗で、内3頭は勝たせているのでルメールだけは絶対押さえるべし。

G関東馬は30頭中11頭だが直近4年では12頭中7頭と過半数が台頭しており、関東馬はなめてはいけないと言うことになります。

H脚質に大きなばらつきは無いが、近年は差し・先行馬が優勢。こう言った先行馬も上りは33秒台で収めており、殿一気の追い込みは効かない状況。(かのアーモンドアイやグランアレグリアといった強烈な末脚の持ち主も、これに勝利したときはかなり前目でレースを進めています。)

I枠順に大きな偏りはないが、最内と大外は勝ち切れていない。スターズオンアースやソダシは大丈夫かあ?

Jリピーター傾向多発。牝馬の狭い世界での競争なんで、前年の上位馬が翌年も大活躍。問題は前年このレースで上位に来てその後不甲斐ないレースを続けた結果、翌年大きく人気を落とした場合でも平気で突っ込んできているということで、これがこのレースを読み解く最大のポイントだった(私もこのトレンドに気付いて本命にした16年ストレイトガール、18年ジュールポレーヌには大変美味しい思いをさせてもらいました)わけですが、今年の対象はソダシただ1頭で、これは人気を落としていないのが悩ましい限りです。

K上位馬30頭の年齢別構成は4歳馬12頭(内勝馬4)、5歳馬15頭(同4)、6歳馬3頭(同1)、7歳馬1頭(同1)で高齢馬の勝ち馬がストレイトガールという例外的存在のリピーター効果であることを考えれば、6歳超の婆あは基本無視で構わないかと。

L過去5年15頭の血統は、ディープが8頭(内勝馬3)と圧倒的。まぁ、ディープの死去でここら辺のありがたみは急速に薄れており、今年の出走はルージュスティリアただ一頭でありますが。。。(ちなみに母父ディープにはグルーヴ一族のアンドヴァラナウトがいます)

M過去5年15頭の前走キャリアは、勝ち馬に関してはバラバラですが、上位3着までには阪神牝馬S組は7頭(内勝馬1)と約半数を輩出しておりこれは是非押さえておきたい。この他では中山牝馬組が2頭(同1)、高松宮組が2頭(3着2回)。


上記から、本命は◎スターズオンアース。単に私がドゥラメンテ産駒びいきだということももちろんあるのですが、


(A上述の通り大阪杯で負けてなお強しの内容が好印象。牝馬相手に後手を引くことは考えられない。

(B一応信頼できる1番人気。問題は彼女がグランアレグリアやアーモンドアイ級の器かと言うことですが、私はそれを上回ることはなくてもそれに極めて近い所にいると考えます。

(C秋華賞や大阪杯の敗因は直線の短い阪神内回りであることに尽きる。府中でなら彼女はイクイノックスにも対抗できると考えます。

(D一見不器用そうに見えるけど馬群を割ってさばいていく根性とセンスはドゥラメンテ産駒の中でも傑出している。

(Eなんといっても騎手がルメール。アーモンドやグランを勝たせた彼がいることは本当に心強い。

不安点としては、

(F極端な追い込みが効きづらいトレンド。エンジンがかかるのが遅い彼女の場合、先行馬にうまく立ち回られたらそのまま後手を引く可能性も。

(G枠順が内すぎる。包まれて追い出しが遅れる大阪杯的悲劇が繰り返される可能性も。

(H当日は雨の影響で馬場が渋る可能性大。良でしか競馬をしたことがない彼女は大丈夫か。


というのもあるのですが、まぁ同じリスクのあったグランやアーモンドを勝たせたルメールが乗るから大丈夫でしょう。それにね、ドゥラメンテ産駒というのは勝って当たり前の状況じゃやらかすけど、こういう不安点がある時の方がやたら強い競馬をするのだよ。むしろ来週のリバティアイランドの方が不安だね、私は。

対抗には8番人気〇サウンドビバーチェ。え、「本命馬に引き続き、対抗馬もドゥラメンテ産駒とは調子込んでるんか、てめえ!」ですって?いやあ、そういう所もないじゃないけど、この馬このレースとやたら相性の良い阪神牝馬Sの勝馬なんですよね。重馬場実績もあるし、内枠引いた先行馬って勝つには無理でも2・3着には十分じゃないですか?8番人気もこのレースじゃアリですし。

単穴には秋華賞でスターズオンアースに先着した▲ナミュール。府中実績といい、枠順脚質といい、まさにこのレースにうってつけの1頭ですな。

ヒモ筆頭には現在連勝中で府中実績・マイル実績ともに2−0−0−0のララクリスティーヌ。

馬券は◎→〇▲☆←→その他の3連単48点。

その他は阪神牝馬組・中山牝馬組・高松宮組を中心に選びました。ソダシ絡みで2点ほどガミがありますが、他は概ね万馬券。特に注認定した13番人気アンドヴァラナウトが絡むと超絶高配当となります。この馬は実はグルーヴ直系で、スターズオンアース・サウンドビバーチェとの組み合わせは世間舐めまくりの超絶調子込みグルーヴ馬券になるのですが、阪神牝馬組だし、内枠実績0−2−1−0だし、母父ディープだしで、これ、それなりに根拠のある夢馬券とじゃないでしょうか。


皆様の相談お待ちします。



人生相談士 上海馬券王




○今日の結果

<ヴィクトリアマイル> @ソングライン (戸崎) Aソダシ(レーン)  Bスターズオンアース(ルメール)



○かんべえのつぶやき

――ソダシが連覇か!と思わせた瞬間、内側をするすると抜けて、アタマ差で勝利したのが4番人気のソングラインでした。鞍上は戸崎圭太騎手。昨年の安田記念を勝ったG1馬が見事な復活を遂げました。きいいいいいいいいっ!


――2着はレーン騎手騎乗のソダシ、そして3着が1番人気のスターズオンアースでありました。やっぱりマイル戦は彼女には距離が短すぎたのでしょうか。あるいはさすがにグランアレグリアやアーモンドアイ級の大物ではない、ということだったのかもしれません。

――ひょっとすると当欄にエアグルーヴ様が降臨されると勝てない、という呪いが発動したのでしょうか。前回の桜花賞では、ジンクスをはねのけてリバティアイランドが勝っているので、もうそれは考えなくてもいいという説があったのですが。ともあれドゥラメンテ産駒は、かのゴールドシップのようなへそ曲がりなところがあるみたいです。

――馬券王先生とは本日、富山市で昼間から焼き肉をエンジョイしていたのですが、さぞかしお力落としのことと存じます。当方は念のためにスターズオンアースからの3連複にしていたので、傷はそれほど深くはなかったですが、この結果は大いに不覚といたすところでありました。

――さあ、来週はオークス。ドゥラメンテ産駒のリバティアイランドは、たぶん単勝1倍台の人気となるでしょうが、ここをどう買うかは悩ましいところです。
桜花賞では彼女に逆らった不肖かんべえとしましても、1週間かけて悩むことになりそうです。さて、どうしたものか。





5月7日(日) NHKマイル


えー、先週の天皇賞春の結末があまりにも悲しく、現在大変黄昏ているのであります。まさか、万全の自信をもって本命にしたタイトルホルダーにあのようなアクシデントが発生するとは。

ううう、なんか不吉な予感はあったんだよなあ。あそこまで死角らしい死角がないレースはタイトルホルダーとして初めてであったわけで、そのことが逆に嫌なものを感じさせていたんですが、まさか本当にそれが現実化してしまうとは。

逃げ馬が第三コーナー過ぎたところでずるずると後退していく姿は、サイレンスズカの天皇賞秋そのもので、不吉なものを感じてしまったのですが、幸いなことに競走馬生命にかかわるようなアクシデントとはならなかったのが唯一の救いです。ドゥラメンテ産駒の牡馬では、現状彼が唯一の種牡馬候補ですからねえ。それが途絶えるなんてことになったら、グルーヴフリークの私のみならず、日本馬産界にとっても甚大な損失ではないですか。

しかしねえ、そういう「不幸中の幸い」にホッとはしたのですが、ホッとしたら同時に腹も立ってきたのだ。タイトルホルダーはレース発走前から周囲にそれとわかる異変が発生していたのに、あえて出走を強行したのは何故だ。そりゃ単勝1倍台の圧倒的な支持を抱えて引くに引けなかったというのはあるにせよ、そのことがこれだけ支持を与えた馬券購入者に甚大な損失を与える行為でもあることに何故気が付かないのだ。陣営は馬券購入者よりJRAの売り上げを優先したと言うことではないのか。

いや、半分以上言いがかりであることはよく理解しているのですが、ゴールデンウイーク初っ端からあんなショッキングな敗戦をしてしまった私は、現在大変深い虚無に飲み込まれていく予感におののいているのです。そう「五月病」。最近はそうでもなくなったけど、天春・NHKマイル・ヴィクトリアマイルと続くG1ロードはカオスで不条理で理不尽な結末の繰り返しで俗にいう「五月病」発症の季節でもあるのです。ああ、不吉だ。今週のNHKマイルでもろくでもないことが起こるのではなかろうか。。なまんだぶ、なまんだぶ。


2023 5 7() 2回東京6日目 18頭 [15:40発走]
【11R】 28回NHKマイルカップ
3歳・オープン・G1(定量)(牡・牝)(国際)(指定) 1600m (A)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

 

$フロムダスク 3 *横山和生

57

96.7

()森秀行

1

2

モリアーナ 3 *横山典弘

55

10.6

()武藤善則

B2

3

ウンブライル 3 *横山武史

55

13.5

()木村哲也

2

4

ショーモン 3 鮫島克駿

57

23.7

()橋口慎介

3

5

シングザットソング 3 *吉田隼人

55

27.7

()高野友和

3

6

エエヤン 3 *戸崎圭太

57

6.2

()伊藤大士

4

7

 

オールパルフェ 3 大野拓弥

57

54.6

()和田雄二

4

8

セッション 3 団野大成

57

17.6

()斉藤崇史

5

9

 

ナヴォーナ 3 *田辺裕信

57

41.7

()矢作芳人

5

10

オオバンブルマイ 3 武豊

57

6.1

()吉村圭司

6

11

シャンパンカラー 3 内田博幸

57

22.0

()田中剛

6

12

 

クルゼイロドスル 3 M.デム

57

取消し

()高橋義忠

7

13

ドルチェモア 3 *三浦皇成

57

5.8

()須貝尚介

7

14

 

ユリーシャ 3 松山弘平

55

51.6

()中村直也

7

15

カルロヴェローチェ 3 *レーン

57

5.5

()須貝尚介

8

16

タマモブラックタイ 3 幸英明

57

37.1

()角田晃一

8

17

 

ミシシッピテソーロ 3 柴田大知

55

80.3

()畠山吉宏

8

18

ダノンタッチダウン 3 川田将雅

57

8.5

()安田隆行


という訳で、三歳マイル王決定戦、NHKマイルであります。上記オッズを見てもわかる通り、明確な軸と言うものが不在で、人気も割れに割れています。一言で言えば超難解レース。小幡先生がこの予想を回避してケンタッキーダービーに逃げちゃうのもわかります。「五月病」の予兆に震える私も本当は逃げたいのですが、え、駄目ですか?かんべえ先生。

それでは行ってみましょう。まずは、恒例「10年トレンド」を。

出走馬すべてに権利あり。とにかくカオスで不条理で理不尽なNHKマイルの10年間

日付

馬名

性齢

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

220508 ダノンスコーピオン 3 川田将雅

18

18

4

()安田隆行

1323

-0.0

   07-06

34.3

460

+2

710

2490

4820

416750

1532370

220508 マテンロウオリオン 3 横山典弘

18

1

3

()昆貢

1323

0.0

   17-16

33.5

484

-2

(6.8)

2490

4820

416750

1532370

220508 カワキタレブリー 3 菅原明良

18

10

18

()杉山佳明

1324

0.1

   15-14

33.8

420

-12

(229.1)

   

416750

1532370

210509 $シュネルマイスター 3 ルメール

18

15

2

()手塚貴久

1316

-0.0

   09-09

34.0

480

0

370

3690

4960

3540

21180

210509 ソングライン 3 池添謙一

18

10

7

*()林徹

1316

0.0

   06-07

34.3

480

+2

(16.9)

3690

4960

3540

21180

210509 グレナディアガーズ 3 川田将雅

18

8

1

()中内田充

1321

0.5

   03-02

35.1

460

+2

(3.4)

   

3540

21180

200510 ラウダシオン 3 M.デム

18

11

9

()斉藤崇史

1325

-0.2

   02-02

34.4

494

0

2960

4200

11900

19620

152750

200510 レシステンシア 3 ルメール

18

3

1

()松下武士

1327

0.2

   01-01

34.7

476

-6

(3.0)

4200

11900

19620

152750

200510 ギルデッドミラー 3 福永祐一

18

6

6

()松永幹夫

1328

0.3

   06-05

34.2

468

0

(19.0)

   

19620

152750

190505 アドマイヤマーズ 3 M.デム

18

17

2

()友道康夫

1324

-0.1

   06-07

33.9

472

+2

430

17200

22440

97390

410680

190505 ケイデンスコール 3 石橋脩

18

18

14

()安田隆行

1325

0.1

   12-14

33.6

460

-6

(87.7)

17200

22440

97390

410680

190505 カテドラル 3 アヴドゥ

18

10

7

()池添学

1325

0.1

   12-11

33.7

476

-4

(32.8)

   

97390

410680

180506 ケイアイノーテック 3 藤岡佑介

18

11

6

()平田修

1328

-0.0

   17-15

33.7

456

0

1280

3140

7470

21840

129560

180506 ギベオン 3 M.デム

18

9

2

*()藤原英昭

1328

0.0

   05-04

34.5

508

+6

(5.2)

3140

7470

21840

129560

180506 レッドヴェイロン 3 岩田康誠

18

17

9

()石坂正

1328

0.0

   11-12

34.1

474

+4

(25.0)

   

21840

129560

170507 アエロリット 3 横山典弘

18

16

2

()菊沢隆徳

1323

-0.2

   02-02

34.3

478

-2

580

17290

27730

50600

296160

170507 $リエノテソーロ 3 吉田隼人

18

14

13

()武井亮

1325

0.2

   09-09

34.0

450

-4

(37.5)

17290

27730

50600

296160

170507 ボンセルヴィーソ 3 松山弘平

18

6

6

()池添学

1329

0.6

   01-01

35.0

462

-2

(14.4)

   

50600

296160

160508 メジャーエンブレム 3 ルメール

18

4

1

()田村康仁

1328

-0.1

   01-01

35.1

496

-6

230

940

1470

11190

33030

160508 ロードクエスト 3 池添謙一

18

5

2

()小島茂之

1329

0.1

   16-16

33.8

446

-6

(6.4)

940

1470

11190

33030

160508 レインボーライン 3 福永祐一

18

18

12

()浅見秀一

1329

0.1

   09-09

34.4

430

-2

(40.7)

   

11190

33030

150510 クラリティスカイ 3 横山典弘

18

7

3

()友道康夫

1335

-0.2

   05-05

33.9

478

-4

640

2800

5990

6200

36720

150510 $アルビアーノ 3 柴山雄一

18

9

4

()木村哲也

1337

0.2

   02-02

34.4

512

+6

(6.5)

2800

5990

6200

36720

150510 ミュゼスルタン 3 柴田善臣

18

12

2

()大江原哲

1337

0.2

   11-09

33.8

470

-6

(5.9)

   

6200

36720

140511 ミッキーアイル 3 浜中俊

18

10

1

()音無秀孝

1332

-0.0

   01-01

34.8

478

+8

190

14760

15860

188380

684020

140511 タガノブルグ 3 三浦皇成

18

2

17

()鮫島一歩

1332

0.0

   13-07

33.9

428

-6

(114.5)

14760

15860

188380

684020

140511 キングズオブザサン 3 蛯名正義

18

1

12

()荒川義之

1332

0.0

   13-11

33.7

464

0

(78.4)

   

188380

684020

130505 マイネルホウオウ 3 柴田大知

18

8

10

()畠山吉宏

1327

-0.0

   16-14

33.7

482

0

3430

21890

56570

137530

1235600

130505 インパルスヒーロー 3 田中勝春

18

17

6

()国枝栄

1327

0.0

   12-10

33.9

496

-4

(14.2)

21890

56570

137530

1235600

130505 フラムドグロワール 3 横山典弘

18

12

8

()藤沢和雄

1328

0.1

   03-04

34.6

488

-10

(29.6)

   

137530

1235600

集計期間:2013. 5. 5 2022. 5. 8


うーん、10年で的中は16年のただ一回。これだけ見れば、これは「不得手なレース」と言うことになるのですが、とにかく各年の配当をよく見ていただきたい。3連単配当は必ず万馬券、内7回が6桁配当以上で、その内2回は7桁配当、なんと100円玉一枚が百万円になる大荒れレースなんですな。結局これは万人にとって「不得手なレース」なのであり、だから当たるとデカい。私なんかも1回の的中で収支はほぼトントンなのだ、だから威張っても良いのだ、わはははは。

という訳で、早速このカオスなトレンドの内訳を見ていきましょう。


@1番人気は2−1−1−6 勝率2割、複勝率4割は凡庸で、大きく評価はできない。

A2番人気は3−2−1−4とこれはなかなか優秀。

B3番人気は1−1−0−8と大変危険。

C単勝二桁人気の超人気薄は30頭中7頭(内勝馬1)を数え、とにかくヒモ荒れ続出。しかもただのヒモ荒れじゃないぞ。ブービー人気とか殿人気という超超人気薄が平気で飛び込んでくるとんでもないカオスな状況。

D外国人ジョッキーは30頭中7頭の鞍上と軽視は禁物。(ただし他のG1に比べると見劣りもする)

E関西馬天国。関東馬は30頭中7頭、直近5年では15頭中2頭と、開催場所が東京と思えないような西高東低の気圧配置。

F牝馬は30頭中7頭を占め軽視禁物。

G脚質は1着馬に関しては先行・好位差しが多いが、2・3着は完全な追い込み馬天国。良なら上り33秒台の末脚は是非欲しい。

H枠順は中から外が断然良い、4枠から内は不振。

Iこの10年はすべて良馬場開催だが、今年は雨の影響から馬場が渋ることがほぼ確定的で、上記GHも天気の影響を受ける可能性には留意が必要。よって、同じコースで行われる当日の第9R「湘南S」のレース内容はよく確認するべし。

Jとにかく参加メンバーの質が著しく低い。この10年の勝ち馬で古馬になってG1を勝った馬は19年アドマイヤマーズ、14年ミッキーアイルの2頭のみで、しかもそれぞれあまり格式の高くないG1を一つ辛勝した体たらくで、とにかく大成した馬というのが19年4着グランアレグリア以外殆どいない。

Kあ、そう言えば16年三着のレインボーラインはその後天皇賞春を勝っているな。しかし距離倍のレースを勝つステイヤーがこのレースに参戦しているというのも中々すごい話で、要はこのレース、中途半端な早熟馬と、クラシックに間に合わなかった晩成馬が大集合と言う凄まじくカオスな競走なのだ。

L過去5年15頭の血統はバラバラ。その中でディープがキズナ・リアルインパクト等ディープ系種牡馬を含め4頭(内勝馬2)いることは留意が必要か。

M過去5年15頭の前走キャリアは、アーリントンC組が4頭(内勝馬1)が最有力。他にはNZTが3頭(同1)、桜花賞組が2頭(同1)、ファルコンS組が2頭(同1)。問題はこの前走キャリアでどか負けした馬でもNHKでは平気で上位に進出してくる馬が多いと言うことで、特にNZTはその勝ち馬がこの10年全く馬券に絡んでいないという「呪い」にかかっていることには要注意。今年のNZT覇者エエヤンは大丈夫かあ?


上記から見れば見るほどカオスな状況で、とにかくすべての馬に権利あり。ああ、絞りづらいったらありゃしない。冒頭掲げた印もやたら△・注が多くなるのはご了承いただきたい。

本命は◎シャンパンカラー。現状9番人気の単勝20倍超の馬を本命とは普通しないのですが、まぁ上記の通りどこからでも入れるカオスレースなんで、このレースの限れば許されるでしょう。根拠としてはですね、


(Aこのレースと相性の良いNZTを三着。(上述の通り勝馬でなく三着というのがポイントが高い)

(B府中のマイルを2戦2勝。しかも逃げ・先行しながらそれぞれを上り33秒台でまとめているのが上記トレンドにぴったり。特に今年のメンバーは切れ味に乏しい先行馬の大集合ですからなあ。

(C枠順もよく、重実績もあり。


と、これだけ揃えば人気との兼ね合いで軸にしても罰が当たらないのでは。なにせ20年の勝ち馬ラウダシオンだって9番人気だしね。え、「なんだかんだ理屈をこねているが、結局(Dドゥラメンテ産駒というのがお前的に一番ポイントが高いんだろ。」ですって?ドキッ!ダメですよ、そんな本質を突くようなこと言っちゃ。まぁ、同じ理由で桜花賞負けてこちらに来たシングザットソングにも内心期待してるんですが。。。

対抗にはこのレースと相性の良いアーリントンカップの覇者〇オオバンブルマイ。切れる脚が全くない小柄な馬で直前まで切ろうかまで考えたんですが、ただこの馬、ディスクリートキャット産駒ということで重馬場がものすごく得意。騎手が武ということも併せ重い印を打ちました。問題は上記三番人気の不甲斐なさなんですが、馬場が渋ればおそらく最終的に二番人気くらいにはなるんじゃないかと。

単穴は大外ダノンタッチダウン。皐月賞を殿負けしてこのレースに臨んでいるんですが、クラシックをどか負けした馬ってこのレースじゃ良い成績残しているし、何より切れ味だけならメンバー中トップクラス。皐月賞では完全にレースを捨てて流していたのでダメージは残っていないはずで、騎手川田の体育会系騎乗がはまれば上位進出も可。(皐月賞同様馬場に嫌気がさしてレースを投げちゃう可能性もありますが)

ヒモ上位はアーリントン二着のセッション。馬としての能力はオオバンブルマイよりも上だと思います。

馬券は◎→〇▲☆→その他への三連複フォーメーション27点に◎軸のワイド11点を加えた合計38点。三連複はすべて万馬券だし、三連複が的中すればワイドも二点的中確定だしで、買い方としては悪くないのでは。あ、三連複やめてシャンパンカラーからワイド総流しって言うのもアリですな。まぁ、上述の通り、競馬と言うよりは宝くじに近いレースでもあり、買うのは少額です。



上海馬券王




○今日の結果

<NHKマイル> @シャンパンカラー (内田博) Aウンブライル(横山武)  Bオオバンブルマイ(武豊)



○かんべえのつぶやき

――来ましたぞ!ドゥラメンテ産駒のシャンパンカラー。馬券王先生のご贔屓が、9番人気ながら堂々の勝利でありました。おめでとうございます。先週の春天の仇を取ったということで、エアグルーヴ様もさぞやお喜びでしょう。きいいいいいいいいっ!


――シャンパンカラーは、東京マイルはこれで3戦負け知らず。鞍上の内田博幸騎手によるG1勝利は、18年フェブラリーSのノンコノユメ以来。内田騎手、2007年にはこのNHKマイルで17番人気のピンクカメオに騎乗して、単勝7600円、3連単973万円の超大穴を開けております。52歳での勝利はお見事でありました。

――2番手にはアタマ差で8番人気のウンブライル。そして3番手は武豊騎乗の3番人気オオバンブルマイでした。NHKマイルらしい荒れた結果ですけれども、意外性は全くありませぬなあ。3連複が2万7690円で、3連単が26万760円って、歴代では目立たないくらいじゃないでしょうか。

――不肖かんべえは、4着でゴールしたダノンタッチダウンから流していたので、トホホの結果でありました。ゴールまで100m短ければ、取れていたんですけどねえ。シャンパンカラーへは馬連とワイドも買っておりましたし・・・。

――さあ、来週はヴィクトリアマイル。これまたスターズオンアースが一番人気で、またまたドゥラメンテ産駒です。それに続くオークス、ダービーでもドゥラメンテ産駒が大活躍しそう。さて、こうなると馬券王先生、当欄にエアグルーヴ様に登場していただくかどうか、非常に悩ましい展開ではありますまいか。読者の一人として、次週を楽しみにしておりますぞ。






4月30日(日) 春の天皇賞

えー、「ウマ娘」のアニメ新シリーズとして「ウマ娘 ROAD To THE TOP」という作品がリリースされてまして、これがとてつもなく面白いのであります。YouTubeで無料公開されてまして、現在全4話中2話までが視聴可能となっております。


(第一話 https://www.youtube.com/watch?v=pjPXzJedwiA )

(第二話 https://www.youtube.com/watch?v=0jev2Uv37F8 )


主人公は99年の三冠レースを分け合ったテイエムオペラオー、アドマイヤベガ、ナリタトップロードの三頭で、中でも題名通りナリタトップロードが主役中の主役を務めているんですが、最初見たときは旧シリーズのサイレンススズカやトウカイテイオーみたいにド派手なドラマがあるわけでもないこの三頭を何故取り上げたのだろうという素朴な疑問が浮かんだのであります。だって、後に年度代表馬となるオペラオーはまだしも他の二頭はG1勝ちが三歳クラシックただ一つだし、この三頭、揃って産駒が全然活躍していない超絶地味集団だし、それを美少女化することにどんな意味があるのだろうと。

特にナリタトップロードって本当に馬券師泣かせの馬でして、通算成績8−6−8−8、8勝中7つが重賞とこれだけ見れば完全無欠な一流馬なんですが、G1勝ちは菊花賞ただ一つで他は全敗。・5歳時はオペラオーに、6歳時はマンハッタンカフェとシンボリクリスエスに蹂躙されまくった万年大関。一流馬と言うよりは「超二流馬」認定が相当な存在ではないですか。

トライアルとかステップレースの重賞を非常に強い勝ち方をして本番でやたら人気を集めた挙句これを裏切りまくってきた彼には個人的にも恨み骨髄でして、世に「ナリタトップロード被害者の会」というものがあれば私なんか会長は無理でも末席会員には名を連ねるくらいの資格は十分に有している訳でして、そういう者からすれば、今回のウマ娘主役抜擢と言うのは、本当に不可思議だったのであります。

ところが。。。

いやあ、面白えじゃねえかこれ。滅茶苦茶おもろいで。特にレースシーンは本当に素晴らしい。最近JRAがジョッキーカメラによるレース映像をYouTubeに公開してますが、その迫力に匹敵する素晴らしさですな。中山の急コーナーをターフを削りながら走っていくシーン、府中の長い直線を顔を歪ませ、歯を食いしばりながら駆けあがっていくシーン、走っているのは「ウマ娘」という架空の概念ですが、これは競馬を、そして競走馬をよく知る人でなければ描けない胸アツの描写で、本当に恐ろしい作画力、演出力です。「被害者の会」末席会員の私ですら積年の恨みを忘れ、思わずトップロードに感情移入してしまったではないですか。

これだけの作画、高度なレースのデジタル処理を見るとかなりの予算が投入されていることは間違いないのに、これを無料公開する背景には、ガチャゲーの罠に善良な一般民衆を引きずり込もうとする思惑が働いているに違いないのですが、これゲーマーよりは確実に馬券師に刺さる作品です。レースシーン以外でもオグリキャップとオペラオーの絡みとか、トップロードの号泣シーンとか、当時の事情を知っていれば思わずニヤリ・ホロリとなる小ネタにもあふれてまして、競馬ファン必見です。

因みに個人的に最も笑ったのは、これまで細江純子が担当していたレース解説者の役を、元中日のレジェンド左腕、山本昌が務めていることですな。いやあ、昌さん、現役時代阪神をカモにしていたせいで、かんべえ先生からやたら恨みを買っているんですが、馬券師としても本当に凄い人で、子供の様に無邪気な笑顔を振りまきながら帯封の馬券を連発する姿には私本当にあこがれているんですよ。それが今度は声優ですか。しかも結構上手いじゃないか。昌さんはやっぱりいいなあ。大好きだあ!


2023 430() 1回京都4日目 17頭 [15:40発走]
【11R】 167回天皇賞(春)
4歳以上・オープン・G1(定量)(国際)(指定) 3200m・外 (A)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

ジャスティンパレス 4 ルメール

58

5.7

()杉山晴紀

1

2

ディープモンスター 5 *浜中俊

58

69.8

()池江泰寿

2

3

タイトルホルダー 5 横山和生

58

1.6

()栗田徹

2

4

 

メロディーレーン 7 *幸英明

56

106.2

()森田直行

3

5

 

アイアンバローズ 6 *坂井瑠星

58

199.7

()上村洋行

3

6

アスクビクターモア 4 *横山武史

58

7.9

()田村康仁

4

7

ディープボンド 6 和田竜二

58

19.1

()大久保龍

4

8

 

トーセンカンビーナ 7 *岩田望来

58

284.2

()加藤征弘

5

9

 

ヒュミドール 7 *武豊

58

69.7

()小手川準

5

10

 

サンレイポケット 8 *M.デム

58

180.3

()高橋義忠

B6

11

ディアスティマ 6 北村友一

58

116.0

()高野友和

6

12

ブレークアップ 5 松山弘平

58

46.2

()吉岡辰弥

7

13

ボルドグフーシュ 4 川田将雅

58

7.9

()宮本博

7

14

 

マテンロウレオ 4 横山典弘

58

63.8

()昆貢

8

15

 

エンドロール 4 永野猛蔵

58

160.8

()青木孝文

8

16

シルヴァーソニック 7 レーン

58

17.8

()池江泰寿

B8

17

 

アフリカンゴールド 8 国分恭介

58

120.4

()西園正都


という訳で、明日は3200mの長距離競走、天皇賞春であります。上述のナリタトップロードが三年連続で人気を裏切り三着になったレースでもあります。あ。いかん、忘れかけていた積年の恨みがまたぶり返してきた。

まずは恒例の「10年トレンド」を。このレース、ようやく改修が終わった京都に戻ってきたということで、京都時代だけを見れば「8年トレンド」となります。


大昔は滅茶苦茶荒れていた天皇賞春の10年間

日付

馬名

性齢

騎手

斤量

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

220501 タイトルホルダー 4 横山和生

58

18

16

2

()栗田徹

3162

-1.1

 01-01-01

36.4

474

-2

490

520

1230

1580

6970

220501 ディープボンド 5 和田竜二

58

18

18

1

()大久保龍

3173

1.1

 04-04-03

37.1

504

-6

(2.1)

520

1230

1580

6970

220501 テーオーロイヤル 4 菱田裕二

58

18

7

4

()岡田稲男

3174

1.2

 04-02-02

37.4

460

+4

(9.9)

   

1580

6970

210502 ワールドプレミア 5 福永祐一

58

17

1

3

*()友道康夫

3147

-0.1

 07-07-04

36.7

486

-2

520

940

2220

2040

11490

210502 ディープボンド 4 和田竜二

58

17

12

1

()大久保龍

3148

0.1

 03-04-03

37.1

502

0

(3.6)

940

2220

2040

11490

210502 カレンブーケドール 5 戸崎圭太

56

17

3

4

()国枝栄

3152

0.5

 03-02-02

37.7

480

+2

(7.3)

   

2040

11490

200503 フィエールマン 5 ルメール

58

14

14

1

()手塚貴久

3165

-0.0

 08-07-07

34.6

490

+8

200

5770

7410

13500

55200

200503 スティッフェリオ 6 北村友一

58

14

6

11

*()音無秀孝

3165

0.0

 03-03-03

35.1

446

-2

(64.2)

5770

7410

13500

55200

200503 ミッキースワロー 6 横山典弘

58

14

5

4

()菊沢隆徳

3169

0.4

 10-05-04

35.3

478

0

(11.9)

   

13500

55200

190428 フィエールマン 4 ルメール

58

13

10

1

()手塚貴久

3150

-0.0

 05-04-01

34.5

480

0

280

1780

2470

16410

49110

190428 グローリーヴェイズ 4 戸崎圭太

58

13

7

6

()尾関知人

3150

0.0

 08-07-02

34.4

456

+2

(11.3)

1780

2470

16410

49110

190428 パフォーマプロミス 7 北村友一

58

13

8

8

()藤原英昭

3160

1.0

 05-04-05

35.2

452

-8

(30.6)

   

16410

49110

180429 レインボーライン 5 岩田康誠

58

17

12

2

()浅見秀一

3162

-0.0

 10-11-11

35.2

452

-2

600

1030

2510

2060

11650

180429 シュヴァルグラン 6 ボウマン

58

17

11

1

()友道康夫

3162

0.0

 03-02-02

35.8

474

+4

(3.0)

1030

2510

2060

11650

180429 クリンチャー 4 三浦皇成

58

17

8

4

()宮本博

3163

0.1

 07-04-03

35.7

488

+2

(8.0)

   

2060

11650

170430 キタサンブラック 5 武豊

58

17

3

1

()清水久詞

3125

-0.2

 02-02-01

35.3

536

-4

220

1040

1430

610

3780

170430 シュヴァルグラン 5 福永祐一

58

17

6

4

()友道康夫

3127

0.2

 05-04-03

35.2

468

-6

(12.0)

1040

1430

610

3780

170430 サトノダイヤモンド 4 ルメール

58

17

15

2

()池江泰寿

3127

0.2

 07-07-05

35.0

506

0

(2.5)

   

610

3780

160501 キタサンブラック 4 武豊

58

18

1

2

()清水久詞

3153

-0.0

 01-01-01

35.0

524

0

450

20160

29950

32350

242730

160501 カレンミロティック 8 池添謙一

58

18

3

13

()平田修

3153

0.0

 03-03-03

34.8

458

-2

(99.2)

20160

29950

32350

242730

160501 シュヴァルグラン 4 福永祐一

58

18

8

3

()友道康夫

3155

0.2

 09-11-09

34.5

468

-2

(6.4)

   

32350

242730

150503 ゴールドシップ 6 横山典弘

58

17

1

2

()須貝尚介

3147

-0.0

 14-03-04

35.0

510

+2

460

6060

8480

57160

236300

150503 フェイムゲーム 5 北村宏司

58

17

14

7

()宗像義忠

3147

0.0

 09-11-10

34.5

456

0

(22.6)

6060

8480

57160

236300

150503 カレンミロティック 7 蛯名正義

58

17

2

10

()平田修

3148

0.1

 02-03-01

35.3

454

0

(30.5)

   

57160

236300

140504 フェノーメノ 5 蛯名正義

58

18

7

4

()戸田博文

3151

-0.0

 08-07-05

34.3

498

+10

1150

2080

5670

38790

211180

140504 ウインバリアシオン 6 武幸四郎

58

18

12

3

()松永昌博

3151

0.0

 14-14-08

34.1

526

0

(6.5)

2080

5670

38790

211180

140504 ホッコーブレーヴ 6 田辺裕信

58

18

6

12

()松永康利

3151

0.0

 09-10-10

34.0

478

-2

(101.5)

   

38790

211180

130428 フェノーメノ 4 蛯名正義

58

18

6

2

()戸田博文

3142

-0.2

 07-03-02

36.2

496

+2

620

3190

6500

21880

111830

130428 トーセンラー 5 武豊

58

18

1

3

()藤原英昭

3144

0.2

 09-06-02

36.4

460

0

(13.6)

3190

6500

21880

111830

130428 $レッドカドー 7 モッセ

58

18

13

6

[]ダンロッ

3147

0.5

 11-10-04

36.5

482

 

(29.4)

   

21880

111830

集計期間:2013. 4.28 2022. 5. 1 2021年は阪神開催。


うん、10年振り返って的中は17年・22年の二回。17年なんかトリガミなんでこれは相性が良いレースとは言えません。とはいえ、初めて配当らしい配当を獲得できた去年は10年トレンドのおかげとも言えるわけで、頑張ります。

詳細に入る前に、気になるのは上述の通り京都競馬場の改修の影響がどうなるのかですな。まぁ、改修と言っても、スタンドとかパドックがメインでコース形状にはほとんど手を加えていないとのこと。事実先週の結果を見る限りでは昔の京都ノウハウがそのまま活用できる感じなんで、コースよりはむしろ本日夜から当日午前まで降り続く雨の影響が大きいと考えます。「水はけは従来より大幅に改善している」とのJRAコメントですが、それでも良馬場開催は望み薄ですな。

それでは京都の8年トレンドを中心に見ていきます。阪神開催を含む10年間のトレンドは( )内に参考表記。


@1番人気は3−1−0−4 (3−3−0−4)と馬連軸向き。まぁ頑張っているけど三連複軸はお買い得感に乏しい。

A2番人気は4−0−1−3 (5−0−1−4)とこちらの方が頼りになる感じ。単馬券軸向きです。

B3番人気は0−2−1−5 (1−2−1−6)と京都では信頼性が落ちる感じ。

C4番人気は1−1−2−4 (1−1−4−4)とこれも軽視は絶対禁物。

D単勝二桁の超人気薄は10年間で4頭。これすべて京都時代に大駆けしているんで、やはり人気薄のヒモ荒れには要注意。

E馬券配当的に大荒れとなっているのは16年以前の4年間で、これは上記超人気薄の台頭というよりは1番人気が飛びまくった影響が大きい。逆に言えば1番人気は17年以降一定の仕事をしています。

F外国人ジョッキーは30頭中5頭の鞍上でそれほど重視する必要はない。但しルメールは内三鞍の鞍上で2勝を挙げていることから押さえるべし。

G牝馬は21年3着のカレンブーケドールのみで基本不要。

H関東馬は30頭中10頭と、これだけ見ればマイルドな西高東低だが、10頭中5頭は勝ち馬であり軽視禁物。

Iリピーター傾向顕著。この距離はやはり参加者が限定されるため人材の流動化は起こりづらい。

J脚質は近年先行及び好位差しが主流。但し15年以前は追い込み馬がブイブイ言わせており、京都に戻った本年これをどう解釈するかもポイント。

K枠順:京都開催では内枠優勢は確かだが大昔に比べ偏りは大幅に減っている。

L上位馬の年齢別構成は、4歳馬が10頭(内勝馬4)、5歳馬が10頭(同5)、6歳馬が6頭(同1)、7歳超が4頭(同0)と高齢馬は軸には不向きな状況。

M過去5年15頭の血統はディープが5頭内勝馬3頭と圧倒的。特に京都ではまさにディープの独壇場とも言えるのだが、問題はディープの死後3年が経過しその産駒のクオリティが質、量ともに大きく減衰し始めていることで悩ましい。今年も5頭が参戦なんですが。

N過去5年15頭の前走キャリアは、日経賞組5頭(勝ち馬2)と阪神大賞典組4頭(同1)が双璧。


上記から本命はタイトルホルダー。


(A高信頼度の1番人気

(B)内枠引いた逃げ先行馬

(Cリピーター(去年圧勝のV

(D相性の良い日経賞の勝ち馬(しかも不良馬場を圧勝のV)

(E勝馬なら実績のある関東馬


と私のドゥラメンテびいきを割り引いても、これだけトレンドがはまればもはや否定はできません。このように考えるのは私だけではない。かんべえ師匠をはじめ沢山の人が彼の勝ちを確信しているわけで、現在彼の単勝オッズは1.6倍と17頭建てとは思えない一本カブリな状況となっているのです。実際これまでの彼のキャリアを通して、ここまで枠順、馬場、相手関係に恵まれた状況は今回が初めてですから、まぁ、これも無理はないですか。

しかしねえ、これまでタイトルホルダーと長く付き合ってきた私からすると、こういう「負ける要因がかけらもない」「負けた時の言い訳がない」状況というのは逆に不安でもあります。逃げ馬の常が常に負うリスクとして、勝てば圧勝、負ければ惨敗と言うのは確実にありますからねえ。とは言え、圧巻だった前走の日経賞を見る限りそういう不安にはあえて目をつぶることにします。

馬券は◎→〇▲←→その他の3連単26点。

〇▲には阪神大賞典の上位組をそれ以外はディープ産駒、リピーターを中心に選びました。ジャスティンパレスが絡むとガミが4点くらい発生しますがそれ以外はかなりつきます。特に注認定した2頭、内枠引いたディープ産駒ディープモンスター、日経賞三着のやはりディープ産駒ディアスティマが絡めばなかなか愉快な馬券となりますが、さて。


上海馬券王




○今日の結果

<皐月賞> @ジャスティンパレス (ルメール) Aディープボンド(和田竜)  Bシルヴァーソニック(レーン)



○かんべえのつぶやき

――新装なった京都競馬場、春天を制したのは2番人気のジャスティンパレスでした。鞍上はクリストフ・ルメール騎手。阪神大賞典から連続で、会心のレースだったのではないかと思います。またまたディープ産駒で、やっぱり京都は「ディープの庭」であったようです。

――2着には5番人気のディープボンド、3着には6番人気のシルヴァーソニックが入りました。シルヴァーソニックは、昨年、騎手を振り落として幻の2着ゴールでしたが、その雪辱を果たした形です。以下、ブレークアップ、マテンロウレオ、ボルドグフーシュという順番でした。

――いや、そんなことより、今日いちばん大事なことは、1番人気のタイトルホルダーが4コーナーで騎手が下馬して競争を中止したこと。何があったのか。道中、「きいいいいいいい」という声が聞こえたのは、きっと空耳ではなかったと思いますぞ。

――
アンカツ師匠のツィートに曰く。


安藤勝己(アンカツ) @andokatsumi

解説でも言わせてもらったけど、タイトルホルダーはいつも以上のピッチ走法で硬い返し馬に見えたし、和生のほぐしが入念すぎた。平場だったら除外させてたかもしれん。G1で1倍台の人気を背負っとって複雑な心境でスタートさせたんやないかな。最後の直線手前で追わずに止めたことを好判断と思いたい。(午後4:28 ・ 2023年4月30日)



――とりあえずサイレンスズカのようなことはないらしくて、タイトルホルダーはちゃんと自力で競馬場を去ったそうです。でもドゥラメンテ産駒の強さって、何かこう危ういものを感じさせるのですよね。タイトルホルダーにはちゃんと種牡馬になってもらい、エアグルーヴ様の血統を残してもらわないと困ります。何かあったら日本競馬界の損失でありますぞ。

――アフリカンゴールドも競争中止になっています。こっちも心配なんですが、ステゴ産駒は「呆れるくらいに丈夫」なところがあるので、きっと大丈夫でしょう。なにしろオジュウチョウサンを輩出している家系ですので。「何かありましたっけ?」と言わんばかりに、宝塚記念に出てくるような気がします。

――競馬という娯楽、ときどきこういう瞬間があって悲しくなります。まさに「人馬ともに命がけ」で走っているのですよね。来週からは東京競馬場で5週連続のG1レースが開催されますが、サラブレッドたちが背負っている「業」をあらためて認識させられる週末となりました。





4月16日(日) 皐月賞


いやあ、先週の桜花賞には驚かされました。

4コーナーでのわが軸馬リバティアイランドの位置取りを見て、私なんか「1番人気の呪いがまたしても炸裂した!!」と頭を抱えたのですが、そこから32秒9という驚異的な末脚で全馬を飲み込んでしまったわけで、いや、これは本当に飛んでもないものを見てしまいました。

気の毒なのは2着になったコナコーストとその鞍上鮫島君ですな。まさにあの走りは100点満点、いや120点をあげてもいいくらい絵にかいたように完璧な走りだったというのに、ああいうクレージーな末脚一発ですべてを持っていかれてしまった。なんか悪手らしい悪手も全く見当たらないのに終わって見れば藤井聡太に完封負けを食らってしまう今の将棋界トップ棋士の皆さんを彷彿とさせると言うか、いやはや、才能というのは本当に恐ろしい。

ということで、今年初めてのG1的中、しかも去年の下半期から通算してやっと配当らしい配当を獲得できた私は大変うれしいのですが、さりとて、ああいう心臓に悪いレースは勘弁していただきたいとも思うのです。阪神の外回りだからあれは成立したのであって、大阪杯みたいな内回りじゃ届いていないし、オークス(ひょっとしたらダービー?)はともあれ、秋華賞じゃあれは通用しませんぞ。

「彼女がああいうレースを選択したから、自分はそのリズムを崩さないことだけを考えた。(=僕は悪くないっ!キリッ!)」というのが騎手川田の弁ですが、「負けてたらお前、道頓堀に沈められてたぞ」という突込みはさておき、まぁ、とにかく癖の強い馬ですなあ、リバティアイランドは。タイトルホルダー、スターズオンアースと名馬を続々誕生させているドゥラメンテですが、その癖の強さといい、筋肉モリモリのいかつい風貌といい、彼女が一番父の面影を引き継いでいるんじゃないでしょうか。

まぁ、そういう心臓に悪い部分も含め、これだからグルーヴのそしてドゥラメンテの追っかけはやめられない。競馬歴30年、こういう血脈を実体験として楽しめるようになったことは、歳取ったことと引き換えにに私が獲得した幸せでもあり、ありがたいことです。明日はそのドゥラメンテが勝利し、私をドゥラメンテフリークに変貌させるきっかけとなった皐月賞です。当たるといいなあ。


2023 416() 3回中山8日目 18頭 [15:40発走]
【11R】 83回皐月賞
3歳・オープン・G1(定量)(牡・牝)(国際)(指定) 2000m (B)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

ソールオリエンス 3 横山武史

57

5.4

()手塚貴久

1

2

ワンダイレクト 3 *藤岡佑介

57

70.3

()藤岡健一

2

3

 

グリューネグリーン 3 *石川裕紀

57

110.2

()相沢郁

2

4

ショウナンバシット 3 *M.デム

57

41.8

()須貝尚介

3

5

フリームファクシ 3 *レーン

57

10.7

()須貝尚介

3

6

 

ウインオーディン 3 *三浦皇成

57

81.9

()鹿戸雄一

4

7

ファントムシーフ 3 ルメール

57

4.4

()西村真幸

4

8

トップナイフ 3 横山典弘

57

12.7

()昆貢

5

9

 

ホウオウビスケッツ 3 横山和生

57

18.9

()奥村武

5

10

 

ラスハンメル 3 *石橋脩

57

139.8

()松永幹夫

6

11

 

シャザーン 3 岩田望来

57

13.8

()友道康夫

6

12

 

ダノンタッチダウン 3 川田将雅

57

17.2

()安田隆行

7

13

 

グラニット 3 嶋田純次

57

104.5

()大和田成

7

14

タスティエーラ 3 松山弘平

57

10.9

()堀宣行

7

15

ベラジオオペラ 3 *田辺裕信

57

6.6

()上村洋行

8

16

タッチウッド 3 *武豊

57

8.1

()武幸四郎

B8

17

 

メタルスピード 3 津村明秀

57

89.1

()斎藤誠

8

18

マイネルラウレア 3 *戸崎圭太

57

26.0

()宮徹


と、意気込んでみたはいいものの、いやはや困りましたなあ、今年の皐月賞は。

フューチュリティの勝ち馬もホープフルの勝ち馬も不在、いや出ていたとしてもどうにもパンチ不足で、今年の三歳牡馬は牝馬と違って「これは強い!」と思わせる馬が現在のところ全く見当たらず、明確な軸馬が不在の状況。あまつさえ土曜降り続いた雨が当日に影響を残すことは必至でありまして、外差しが通用するのかどうかも全く分からない。いや、ほんと、予想家泣かせというか、こんなメンツで10回レースをしても勝ち馬がすべて異なることも十分あり得るのではないでしょうか。

悩ましいことこの上ないこのレース、恒例通り「10年トレンド」のご利益にすがって見ることにいたしましょう。

おおむね穏当な皐月賞の過去10

日付

馬名

性齢

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

3F地点差

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

220417 ジオグリフ 3 福永祐一

18

14

5

*()木村哲也

1597

-0.1

 05-06-03

34.3

0.6

494

-4

910

3570

7540

4190

32840

220417 イクイノックス 3 ルメール

18

18

3

*()木村哲也

1598

0.1

 05-04-03

34.6

0.4

492

+10

(5.7)

3570

7540

4190

32840

220417 ドウデュース 3 武豊

18

12

1

*()友道康夫

2000

0.3

 15-16-14

33.8

1.4

496

-8

(3.9)

   

4190

32840

210418 エフフォーリア 3 横山武史

16

7

2

()鹿戸雄一

2006

-0.5

 04-04-04

36.7

0.3

504

-10

370

4300

5510

20000

82320

210418 タイトルホルダー 3 田辺裕信

16

13

8

()栗田徹

2011

0.5

 02-01-01

37.5

0.0

462

-4

(17.0)

4300

5510

20000

82320

210418 ステラヴェローチェ 3 吉田隼人

16

3

6

()須貝尚介

2011

0.5

 10-10-08

36.7

0.8

500

0

(14.3)

   

20000

82320

200419 コントレイル 3 福永祐一

18

1

1

()矢作芳人

2007

-0.1

 12-12-07

34.9

0.9

462

0

270

660

1120

9150

26310

200419 サリオス 3 レーン

18

7

3

()堀宣行

2008

0.1

 05-06-04

35.4

0.5

536

-2

(3.8)

660

1120

9150

26310

200419 ガロアクリーク 3 ヒューイ

18

16

8

()上原博之

2014

0.7

 11-10-09

35.7

0.8

498

+2

(41.2)

   

9150

26310

190414 サートゥルナーリア 3 ルメール

18

12

1

()角居勝彦

1581

-0.0

 07-07-07

34.1

0.6

496

-4

170

950

1140

1480

4390

190414 ヴェロックス 3 川田将雅

18

7

4

()中内田充

1581

0.0

 05-04-04

34.4

0.3

478

-4

(9.0)

950

1140

1480

4390

190414 ダノンキングリー 3 戸崎圭太

18

4

3

()萩原清

1581

0.0

 03-04-05

34.5

0.2

450

-4

(5.8)

   

1480

4390

180415 エポカドーロ 3 戸崎圭太

16

7

7

()藤原英昭

2008

-0.3

 04-04-04

35.1

2.2

492

0

1450

12880

23570

53410

372080

180415 サンリヴァル 3 藤岡佑介

16

14

9

()藤岡健一

2011

0.3

 05-05-05

35.2

2.4

488

-12

(24.6)

12880

23570

53410

372080

180415 ジェネラーレウーノ 3 田辺裕信

16

10

8

()矢野英一

2014

0.6

 02-02-02

37.6

0.3

496

0

(17.8)

   

53410

372080

170416 アルアイン 3 松山弘平

18

11

9

*()池江泰寿

1578

-0.0

 04-05-05

34.2

0.3

518

-2

2240

8710

20720

176030

1064360

170416 ペルシアンナイト 3 M.デム

18

7

4

*()池江泰寿

1578

0.0

 15-05-05

34.1

0.4

480

-2

(8.1)

8710

20720

176030

1064360

170416 ダンビュライト 3 武豊

18

10

12

*()音無秀孝

1579

0.1

 06-05-03

34.3

0.3

466

-4

(56.1)

   

176030

1064360

160417 ディーマジェスティ 3 蛯名正義

18

18

8

()二ノ宮敬

1579

-0.2

 14-12-10

34.0

1.6

476

0

3090

6220

17680

6000

70390

160417 マカヒキ 3 川田将雅

18

3

3

*()友道康夫

1581

0.2

 17-15-13

33.9

1.9

498

+2

(3.7)

6220

17680

6000

70390

160417 サトノダイヤモンド 3 ルメール

18

11

1

*()池江泰寿

1583

0.4

 08-09-05

34.8

1.2

504

+6

(2.7)

   

6000

70390

150419 ドゥラメンテ 3 M.デム

15

2

3

*()堀宣行

1582

-0.2

 13-11-07

33.9

0.8

486

-2

460

790

1530

3110

12360

150419 リアルスティール 3 福永祐一

15

5

2

()矢作芳人

1584

0.2

 05-05-03

34.5

0.4

502

-4

(3.8)

790

1530

3110

12360

150419 キタサンブラック 3 浜中俊

15

7

4

()清水久詞

1588

0.6

 02-02-02

35.2

0.1

510

+6

(9.7)

   

3110

12360

140420 イスラボニータ 3 蛯名正義

18

2

2

()栗田博憲

1596

-0.2

 08-07-04

34.6

0.7

462

0

510

920

1900

7690

33490

140420 トゥザワールド 3 川田将雅

18

17

1

*()池江泰寿

1598

0.2

 03-03-03

35.2

0.3

510

-8

(3.5)

920

1900

7690

33490

140420 ウインフルブルーム 3 柴田大知

18

18

8

()宮本博

1599

0.3

 01-01-01

35.6

0.0

488

-2

(24.9)

   

7690

33490

130414 ロゴタイプ 3 M.デム

18

7

1

()田中剛

1580

-0.1

 07-08-05

35.3

0.6

486

0

370

840

1750

1210

5920

130414 エピファネイア 3 福永祐一

18

14

2

()角居勝彦

1581

0.1

 07-05-03

35.6

0.4

486

-8

(3.9)

840

1750

1210

5920

130414 コディーノ 3 横山典弘

18

12

3

()藤沢和雄

1583

0.3

 05-05-05

35.8

0.4

478

-6

(4.4)

   

1210

5920

集計期間:2013. 4.14 2022. 4.17


うん。10年振り返って的中は20年、19年、15年、13年の4回。内20年と15年は万馬券的中なんで収支は大幅黒字と、これは極めて相性の良いレースなのだ。特に15年は少ない買い目でズドンと当てたと言うことで、ああ、ありがたやドゥラメンテ様!

早速見ていきましょう。


@1番人気は3−1−2−4と毎年18頭も出走があることを考えれば極めて優秀。

A2番人気は2−2−0−6と馬連軸向きで、これも素晴らしい。

B3番人気は1−3−2−4とこちらは三連複軸向き。

C単勝二桁人気の超人気薄は17年3着ダンビュライト(12番人気)を除き来ておらず基本用なし。

D上位人気が一定以上の責任を果たし、極端なひも荒れもないということで、配当は17年18年を除きかなり穏当。まぁ、穏当と言っても18頭建てなので一定以上の配当もあり、ここはホームラン狙いは控え単打狙いで行くのが吉。

E関東馬は30頭中13頭を数え、内6頭が勝馬であることから大健闘認定が相当。

F外国人ジョッキーは30頭中8頭と要注意。

G枠順は中(特に4枠)が良い。中山のパブリックイメージに反し、内枠は苦戦傾向。コントレイル・ドゥラメンテと言う年度代表馬級の大物以外は勝ちきれていないし、そのドゥラメンテにしても勝ったときは降着すれすれのラフな騎乗で強引にポジションを取りに行っている。末の鋭い所が内枠引くとろくでもないということですな。

H脚質は先行馬が有利。追い込んで勝ったのはドゥラメンテ、コントレイルという年度代表馬クラスを除けば大外枠ディーマジェスティのみ。→内枠は先行馬、外枠は差し馬を押さえるという教科書通りの対応が必要ということになるが、問題は雨の影響がどうなるかということで、そういう意味で同コースで争われる当日の8R・野島崎特別のレース内容には要注意。

I過去5年15頭の血統は見事にバラバラ。

J過去5年15頭の前走キャリアは、共同通信杯組が4頭(内勝馬2)とこれが最有力。これに次ぐのはホープフルからの直行組3頭(同2)だが今年は対象なし。この他ではスプリングS組が2頭(同1)で、かつてこのレースの登竜門であった弥生賞組は2頭でただし勝ち馬はなし。


上記からまずは上位人気の取捨を考えてみたいと思ったのですが、いやあ、困りました、昨日からオッズを確認する度に上位人気が入れ替わっているんですわ。明日の最終オッズも多分相当変動しそうな感じです。そもそもですなあ、1番人気の単勝オッズが4倍台半ばというのも過去の皐月賞史上おそらく最高値なわけで、如何にこのレースがカオスかということです。

悩んだ末、結局本命は現状1番人気の◎ファントムシーフ。


(Aこのレースに相性の良い共同通信杯の覇者。

(B騎手ルメール

(Cこの競走と相性の良い4枠

D先行馬なので雨にも強そう。

(E1番人気の信頼性


というのがその理由。

対抗は、現状7番人気の〇トップナイフ。


(Fホープフル2着、弥生賞2着と例年に比べレベルが低いとはいえ、格式の高いレースで安定した成績を上げている。こういうカオスな状況では頼れる感じ。

(Gファントムシーフと同じ4枠の先行馬

(H騎手横山典とは長い付き合いで、ベテランの手腕にも期待。

(I期待値に対し人気がなくお買い得な感じ。


というのがその理由ですな。

単穴は4番人気▲タッチウッド。まぁ、これは共同通信杯2着というのもあるんですが、ドゥラメンテ産駒という個人的事情が大きいので良い子はマネしないように。東スポや田原成貴からはえらく買われているんですが、正直脚質を考えると枠が外すぎるのでここは武豊の手腕次第と考えます。

馬券は◎→〇▲☆→その他の三連複フォーメーション21点。その他の馬は内枠は先行馬を外枠は差し馬を中心に選びました。なにせ割れに割れているレース、三連複配当1番人気が28倍という状況なんで、1番人気からこれだけ買ってもガミなんかありません。注認定した馬が絡めば万馬券という楽しみの多い買い方と思わず自賛したりして。

まぁ、こういうかつてないカオスな状況なんで買うのは少額ですな。



上海馬券王




○今日の結果

<皐月賞> @ソールオリエンス (横山武) Aタスティエーラ(松山)  Bファントムシーフ(ルメール)



○かんべえのつぶやき

――2週連続で凄い末脚を見せてもらいました。重馬場にもかかわらず、前半1000mは58秒5とハイペース。ソールオリエンスは大外を回って後方2頭目で待機。四角で鞍上の横山武騎手がステッキを入れてから猛烈な反応を見せました。キャリア3戦にして、無敗の皐月賞馬が誕生。キタサンブラック産駒ということで、気が早いですけれどもイクイノックスとの戦いが楽しみです。

――2着には5番人気のタスティエーラ。松山騎手の位置取りはバッチリで、完全に馬群を抜け出していたのだけれども、相手が悪かった。とはいえ、弥生賞馬の意地を見せました。ダービーになれば、まだまだわかりませぬぞ。

――3着には1番人気のファントムシーフが来ました。アタマ差でメタルスピードを交わしましたが、そっちは13番人気。ついでに5着には12番人気のショウナンバシットが入ってましたから、ちょっと替われば途方もない配当になっていたはず。もっともそのお陰で、馬券王先生も不肖かんべえも、さほど大きくはない三連複を取ることができたのですが。

――今年の桜花賞と皐月賞は、いずれも納得の好レースでありましたな。リバティアイランドは文句なしに強いし、ソールオリエンスも「今年の3歳牡馬はレベルが低い」説をしっかり裏切ってくれました。しかしダービーにリバティアイランドが出てきたら、これはまた面白いレースになりますな。タスティエーラやファントムシーフの逆襲も充分あり得ると思います。

――次は中1週開けて月末には春の天皇賞。新装なった京都競馬場が舞台となります。いや、これも楽しみ。馬券王先生、この好調を維持して次もお願いしますよ!





4月9日(日) 桜花賞

上海馬券王の人生相談

分かっちゃいるけどやめられない!お受験グランマ・エアグルーヴさん怒涛の霊界通信

Q:進撃のグルーヴなんざます!

先生、お久しゅうございます。わたくし、エアグルーヴでございましてよ。え、「おまえは誰だ?」ですって?きぃいいいいいっ!これだからパンピーは!!

よろしいこと?わが名はエアグルーヴ!JRAの大立者ノーザンテーストを祖父に、樫の木の女王ダイナカールを母に、そして凱旋門の英雄トニービンを父に持つ、まさに貴族の中の貴族にして、華族の中の華族!!本来なら外れ馬券に花粉症の鼻水みたいにジャブジャブお金を注ぎ込んでる貴方の様なへっぽこ馬券師なんか口も聞いてもらえない貴い血脈なのよ、わがグルーヴ家は!

え、「どうせリバティアイランドの相談だろ。さっさと本題に入れ。」ですって?。。。なによ。。それじゃあ、わたくしのこと最初から存じ上げてらっしゃるってことじゃない。。。。きぃいいいいいいっ!馬券の才能もないのに人を怒らせる才能だけはあるお前は一体何者ざますか!この禁治産者!理屈倒れの三流馬券師!人をおちょくるのも大概になさるがよろしいわ!とにかく、とっとと話を聞くざます!

話というのは、貴方のおっしゃる通り、リバティアイランドのことなんざます。傾きかけたグルーヴ家の家名がわが孫ドゥラメンテの登場で持ち直したと思ったのもつかの間、そのドゥラメンテがろくに子供も残さないまま早世、その後継を育てることがいきなりの急務となっているのがグルーヴ家の現在のお家事情なんでございます。

え、「ドゥラメンテ君の血筋としてはタイトルホルダー君が立派な働きをしてるじゃないか」ですって?まぁ、それはそうなんざますが、それでもあの子は肝心のところでやらかしてしまうというか、有馬記念じゃそれはもう期待したのにイクイノックスとかいう子に完膚なきまでにやられてしまって今では世間の評価は完全な二番手認定。あたくし、悔しくて悔しくて。きぃいいいいいいっ!このヘタレ!一族の恥さらし!あんな演歌歌手の家系に後手引くなんて名門グルーヴ家の名折れなんざます!

あ、そう言えば、同じくドゥラメンテの血を引くスターズオンアースが鼻差二着となった先週の大阪杯も悲しい結末だったわ。あの時お前に相談の手紙を送ったのに貴方それを無視したわよね?あんな結末になったのは、きっとお前のせいよ!どうやって責任取るざますか!

え、「あれは追い出しが遅れたルメールの責任で、私は悪くない。そもそも、私が過度に貴女の家系に肩入れするとろくでもないことばかり起こるから敢えて相談コーナーを自重したというのに、そういうオフレコの話をここでばらしてなじるなんてあんまりだ。法的措置を考える。」ですって?きぃいいいいいいっ!自分の非を認めず、あまつさえ相手に喧嘩を売りまくるお前は、一体どこのバーサーカーざますか!このイカレポンチ!小西洋之!こっちが本題に入る前に猛省するざます!

本題というのは繰り返しになるけど、明日の桜花女子高の受験を控えたわが孫ドゥラメンテの忘れ形見リバティアイランドのことなんざます。去年ジュベナイル女子中を首席で合格して、前評判は断トツでトップなんざます。この前評判通りの結果を残してくれれば、去年のスターズオンアースに引き続くグルーヴ家の桜花女子高首席合格ということで、わたくしそれは期待してるんざますけど、タイトルホルダーとかスターズオンアースが肝心のところでやらかしてる最近の状況を思うと、わたくし、心配で心配で。とにかく、お前も一緒にリバティアイランドのトップ合格をお祈りするざます。頼みましたわよ!

A:お答え

いやあ、先週のスターズオンアースちゃんのレースは惜しかったですねえ。阪神内回り、しかも馬場は渋馬場という限りなく彼女に不向きで、ジャックドールに勝ってくださいという環境の中、そのジャックドールを鼻差まで追い詰めたのは、あれぞ「負けてなお強し」を地で行くものでして、私、本当に感動しました。彼女は府中でならイクイノックスにも対抗できるんじゃないでしょうか。これだから貴女の、そしてドゥラメンテの血脈の追っかけはやめられません。これ、ドゥラメンテ君の早世がつくづく惜しまれるということにもなるわけですが、そのような中、リバティアイランドという逸材が今年の三歳世代にも出現したのは喜ばしい限りです。

そんな彼女が明日の桜花賞で優勝することを私も願ってやまないわけなんですが、上述の通り、私がこういう所でこれを熱く語ると、これまでよいことが全く起こらないわけで、さてどうしたものでしょう。

散々困った末にひらめいたのは、ここで私の考えを述べるのはやめ、今やたら流行っている「CHAT・GPT」にその回答をゆだねようということであります。いやあ、面白いんですよ、CHAT・GPT。こちらが色々な質問を入力すると、それにAIが回答を返してくれるんですな。その特徴としてはですね、

@回答が本当に早い。質問を入力して1秒もたたないうちに即答してきます。しかも同じ質問を二度繰り返しても、回答の内容は同じながら微妙にその言い回しが異なる。質問のたびに「考え」て作文してるんですね。

A作文能力が異常に高い。完璧な日本語で理路整然と回答してきます。いやあ、機械翻訳の訳の分からない日本語を読み慣れたものからすると、これはかなり衝撃的。いつの間にこんなに進歩したんだAIは。

Bただし、ものを知らないにもほどがある。あれだけ完璧な日本語で理路整然かつ自信満々に即答してくるので一瞬これを信用しかけるんですが、よく読むと(いや読まなくても)これがかなり怪しい。特にサブカルに関する知識は全く持ち合わせてませんね。例えば


 Q:「機動戦士ガンダム水星の魔女」の評価


 という質問に対する答えが下記のとおりです。


 A:「機動戦士ガンダム 水星の魔女」は、アニメ「機動戦士ガンダム」シリーズの一つで、1984年に放送されました。物語は、地球連邦軍とジオン公国軍の戦いが続く中、新たな敵として「水星の魔女」と呼ばれる謎の女性が登場し、主人公のアムロ・レイやシャア・アズナブルたちが彼女との戦いを繰り広げるというものです。評価については、個人差があるため一概には言えませんが、ファンの中にはこの作品を「機動戦士ガンダムシリーズの中でも随一の名作」と評価する人もいます。一方で、ストーリーのテンポや描写に難があると感じる人もいるようです。
 また、この作品は、アニメーション制作会社であるサンライズの設立15周年を記念して制作された作品であり、映像や音楽などの制作面では高い評価を受けています。特に、音楽はアニメ音楽の巨匠である佐橋俊彦が手掛け、劇中歌「メガロポリスの空」は多くのファンに愛されています。
 総じて、この作品は「機動戦士ガンダム」シリーズの中でも優れた作品として評価されていますが、個人の好みによって評価が分かれるということも覚えておくと良いでしょう。



 おい。。。。「水星の魔女」は令和の現在進行中のエピソードで、アムロもシャアも出てこないんだが。。冨野色を排した新しいガンダムとして世界中で評価されている本作に対し、よくもまあ、こんないい加減なことを自信満々と語るもんだ。

 競馬に関しても下記の質問をしてみました。


 Q:馬券配当が課税対象となりますが、これは控除金との二重課税ではありませんか?


 その回答が下記。


 A:競馬の馬券配当については、賭けによる所得として税金が課せられますが、これは中央競馬の控除金とは別に課税されるものです。つまり、馬券配当には控除金が含まれておらず、二重課税には該当しません。中央競馬の控除金は、賭け金から一定割合が控除され、その残りが馬券配当として支払われます。一方、馬券配当にかかる税金は、配当金そのものに課せられるものであり、控除金とは異なる課税対象となります。ただし、競馬の賭けによる所得は、その他の所得と合算して課税されるため、控除や税額控除の対象となる場合があります。また、税金の計算方法や税率などは、年度や個人の所得状況によって異なるため、税務署などの専門家に相談することが重要です。


 うーん、これも一見もっともらしい回答なのだが、回答にはなってませんな。控除金に税金に該当する成分があれば立派な二重課税を構成するわけだし、「その成分が税金ではない」とする法的な根拠を明示してくれないとねー。

 いやあ、突っ込みどころ満載ですが、それでも面白いですね、これ。今は内容今一ですが、色々な人の質問に答えていくうちに内容も洗練されてきて、ごくごく近いうちに、野党のくだらない国会質問の回答を、霞が関の官僚さんたちが徹夜で作成するなんてこともAIが全部代替してくれる日がやってくる強烈な予感が。官僚業務だけでなく、ホワイトワーカーの仕事も完全に淘汰されそうで、いやあ、私引退して正解ですわ。

 っと、面白がってばかりいてはいけませんな。リバティアイランドの質問が本題だった。


 Q:リバティアイランドは桜花賞を勝てますか?

 A私は人工知能であり、将来の出来事を正確に予測することはできません。リバティアイランドが桜花賞を勝つ可能性は、多くの要因によって左右されます。競走馬の健康状態、調教の進捗、競走馬の過去の実績、競走馬が走るコースの状態など、多くの要素が関係しています。また、他の競走馬のパフォーマンスも、リバティアイランドが勝つかどうかに影響を与える可能性があります。したがって、リバティアイランドが桜花賞を勝つかどうかを予測することはできません。


 わはははは、なんという官僚答弁。でもこれに関してだけは内容は間違っていませんな。

 と、いう訳で。。。。。


2023 4 9() 2回阪神6日目 18頭 [15:40発走]
【11R】 83回桜花賞
3歳・オープン・G1(定量)()(国際)(指定) 1600m・外 (B)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

 

ブトンドール 3 *池添謙一

55

126.0

()池添学

1

2

ライトクオンタム 3 武豊

55

6.9

()武幸四郎

2

3

リバティアイランド 3 川田将雅

55

1.7

()中内田充

2

4

ドゥアイズ 3 吉田隼人

55

15.7

()庄野靖志

3

5

ハーパー 3 *ルメール

55

11.0

()友道康夫

3

6

 

モズメイメイ 3 *和田竜二

55

25.1

()音無秀孝

B4

7

 

コンクシェル 3 丸山元気

55

97.4

()清水久詞

4

8

 

キタウイング 3 杉原誠人

55

37.4

()小島茂之

5

9

コナコースト 3 鮫島克駿

55

13.3

()清水久詞

5

10

 

エミュー 3 *松山弘平

55

77.8

()和田正一

6

11

シンリョクカ 3 *吉田豊

55

26.9

()竹内正洋

6

12

シングザットソング 3 *岩田望来

55

45.0

()高野友和

7

13

 

ドゥーラ 3 戸崎圭太

55

26.7

()高橋康之

7

14

ペリファーニア 3 横山武史

55

14.4

()鹿戸雄一

7

15

 

ジューンオレンジ 3 富田暁

55

141.3

()長谷川浩

8

16

 

ムーンプローブ 3 北村友一

55

158.9

()上村洋行

8

17

ラヴェル 3 坂井瑠星

55

31.9

()矢作芳人

8

18

 

トーセンローリエ 3 横山和生

55

72.0

()小笠倫弘


 いよいよクラシック第一弾、桜花賞なわけです。

 さっそく「10年トレンド」を見てみましょう。

大荒れ、時々鉄板な桜花賞の10年間

日付

馬名

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

3F地点差

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

220410 スターズオンアース 川田将雅

18

8

7

()高柳瑞樹

1329

-0.0

   10-09

33.5

0.6

470

-4

1450

3740

9050

11740

72700

220410 ウォーターナビレラ 武豊

18

6

3

()武幸四郎

1329

0.0

   02-02

34.0

0.1

464

-14

(6.2)

3740

9050

11740

72700

220410 ナムラクレア 浜中俊

18

1

6

()長谷川浩

1330

0.1

   04-04

33.9

0.3

462

-4

(14.5)

   

11740

72700

210411 ソダシ 吉田隼人

18

4

2

()須貝尚介

1311

-0.0

   03-03

33.8

0.5

472

0

360

670

1280

2660

10400

210411 サトノレイナス ルメール

18

18

1

*()国枝栄

1311

0.0

   15-16

32.9

1.4

474

0

(3.3)

670

1280

2660

10400

210411 ファインルージュ 福永祐一

18

2

8

()木村哲也

1312

0.1

   08-06

33.7

0.7

488

-4

(15.3)

   

2660

10400

200412 デアリングタクト 松山弘平

18

9

2

()杉山晴紀

1361

-0.2

   13-12

36.6

1.5

466

0

420

1110

1930

12590

47760

200412 レシステンシア 武豊

18

17

1

()松下武士

1363

0.2

   02-02

38.2

0.1

482

-6

(3.7)

1110

1930

12590

47760

200412 スマイルカナ 柴田大知

18

3

9

()高橋祥泰

1366

0.5

   01-01

38.6

0.0

416

0

(35.5)

   

12590

47760

190407 グランアレグリア ルメール

18

8

2

*()藤沢和雄

1327

-0.4

   03-01

33.3

0.0

476

-6

340

4410

5700

5990

31810

190407 シゲルピンクダイヤ 和田竜二

18

16

7

()渡辺薫彦

1331

0.4

   15-12

32.7

1.0

458

+6

(20.0)

4410

5700

5990

31810

190407 クロノジェネシス 北村友一

18

4

3

()斉藤崇史

1331

0.4

   08-09

32.9

0.8

434

-4

(5.7)

   

5990

31810

180408 アーモンドアイ ルメール

18

13

2

()国枝栄

1331

-0.3

   15-16

33.2

1.2

462

-2

390

480

990

830

3780

180408 ラッキーライラック 石橋脩

18

1

1

()松永幹夫

1334

0.3

   03-03

34.5

0.2

488

-6

(1.8)

480

990

830

3780

180408 リリーノーブル 川田将雅

18

9

3

*()藤岡健一

1335

0.4

   06-06

34.3

0.5

498

0

(7.4)

   

830

3780

170409 レーヌミノル 池添謙一

18

10

8

()本田優

1345

-0.1

   04-04

35.4

0.8

466

-2

4080

17000

45330

5020

94890

170409 リスグラシュー 武豊

18

6

3

()矢作芳人

1346

0.1

   09-08

35.3

1.0

436

-2

(14.5)

17000

45330

5020

94890

170409 ソウルスターリング ルメール

18

14

1

()藤沢和雄

1346

0.1

   06-05

35.4

0.9

474

-2

(1.4)

   

5020

94890

160410 ジュエラー M.デム

18

13

3

()藤岡健一

1334

-0.0

   16-17

33.0

1.3

494

-4

500

960

1950

5650

20330

160410 シンハライト 池添謙一

18

12

2

()石坂正

1334

0.0

   08-08

33.7

0.6

426

-4

(4.9)

960

1950

5650

20330

160410 アットザシーサイド 福永祐一

18

10

6

()浅見秀一

1337

0.3

   10-11

33.9

0.7

430

-10

(36.9)

   

5650

20330

150412 レッツゴードンキ 岩田康誠

18

6

5

()梅田智之

1360

-0.7

   01-01

33.5

0.0

464

-4

1020

7860

17370

34480

233390

150412 クルミナル 池添謙一

18

7

7

()須貝尚介

1367

0.7

   12-13

33.4

0.8

488

+2

(23.2)

7860

17370

34480

233390

150412 コンテッサトゥーレ ルメール

18

1

8

()安田隆行

1368

0.8

   05-11

33.6

0.7

444

-2

(27.8)

   

34480

233390

140413 ハープスター 川田将雅

18

18

1

*()松田博資

1333

-0.0

   18-18

32.9

3.4

478

+2

120

370

450

1310

2540

140413 レッドリヴェール 戸崎圭太

18

12

2

()須貝尚介

1333

0.0

   13-15

33.4

2.9

418

0

(7.4)

370

450

1310

2540

140413 ヌーヴォレコルト 岩田康誠

18

10

5

()斎藤誠

1334

0.1

   12-12

33.8

2.6

438

0

(30.9)

   

1310

2540

130407 アユサン C.デム

18

7

7

()手塚貴久

1350

-0.0

   09-10

35.5

0.6

484

-12

1800

3300

9350

102860

679300

130407 レッドオーヴァル M.デム

18

14

2

()安田隆行

1350

0.0

   15-14

35.1

1.0

430

+4

(4.5)

3300

9350

102860

679300

130407 プリンセスジャック 福永祐一

18

9

14

()加用正

1354

0.4

   13-14

35.6

0.9

464

-2

(87.4)

   

102860

679300

集計期間:2013. 4. 7 2022. 4.10

 うーん、10年間見渡して的中は14年・18年の二回だけ。その二回も三連単的中なのにそろってガミということで、落涙頬をつたう結果となっております。

 っていうか、3連単配当が4桁だったやたら堅い結末の時だけ当たっている、言い方を変えれば、その他はめちゃくちゃ荒れているというのも結構示唆的なわけで、さっそくトレンドを見ていきましょう。


@1番人気は1−3−1−5と毎年18頭も出ている中、複勝率50%は立派かもしれませんが、いかんせん勝ち切れていない。10年もやって勝ったのが14年のハープスターのみという不甲斐なさ。リバティアイランドは大丈夫かあ?

A2番人気は4−2−0−4とこちらは大変立派。馬連軸向きですな。

B3番人気は1−2−2−5とこれも1番人気並みの信頼度。

C単勝二桁人気の超人気薄は10年前の3着プリンセスジャック以外来ておらず。極端なひも荒れはない。

Dああ、それなのに3連単配当は上記14・18年を除き皆大荒れなわけで、これはひとえに1番人気が勝ちきれないことが要因と思われ。

E関東馬は30頭中9頭であるが、直近3年では9頭中4頭が連絡みと急激に台頭。

F外国人ジョッキーは30頭中8頭の鞍上(4勝)で軽視禁物。特にルメールは5回も連絡み(2勝)しており絶対押さえるべき存在。

G枠に偏りはない。

H脚質は追い込みが圧倒的。末の鋭い所は絶対に抑える必要あり。

I過去5年15頭の血統はディープの3頭が最多。但し勝ち馬はグランアレグリア1頭のみで基本バラバラ。

J過去5年15頭の前走キャリアはチューリップ賞組が6頭と最多だが2着4頭、3着2頭と勝ち馬は出ていない。ジュベナイル組は2頭(勝ち馬1)と直行組が少ない割には好成績。


 上記からまずは圧倒的支持を集める1番人気リバティアイランドの取捨がまずは最大のポイント。特に@の「呪い」と言っていいレベルにある1番人気の勝ち切れなさは気になります。かんべえ先生も指摘するように18年ラッキーライラックとか17年ソウルスターリングとか単勝1倍台でも勝ちきれなかった事例は多いし、かのアーモンドアイが2番人気で単勝が340円もついたなんてことから現在見落とされている名馬がいる可能性もある訳で。。。

 でもねえ、これまでのパフォーマンスを見てもリバティアイランド以上の馬っている感じが全くしないんですよね。敢えて言えば、シンザン記念で牡馬を蹴散らした2番人気ライトクオンタムがやはりシンザン記念を勝っているアーモンドアイを彷彿とさせるんですが、今年のシンザン記念は7頭立てのしょぼいレースで負かした相手もパッとしない連中だしでとてもアーモンドアイと比較の対象にはならんと思うのです。シンザン記念のアーモンドアイって本当にほれぼれするくらい強かったんだから。

 ということで、今年の三歳牝馬はドゥラメンテびいきの私の主観を差し引いても、リバティアイランドが藤井聡太的に抜けている存在と考えます。もちろん藤井聡太だって負けることはあるし、リバティアイランドが2着となったアルテミスSのように道中包まれて追い出しが遅れる先週のスターズオンアース的リスクも存在するにはするのですが、それじゃあ代わりに何が出てくるのと言われても思い浮かびません。

 という訳で、本命はリバティアイランド。

 馬券は◎→〇▲☆←→その他の3連単36点。

 〇▲☆は騎手ルメール、チューリップ賞・JF組から選びました。

 圧倒的1番人気からこれだけ買っても驚くべきことにガミはなく、その殆どが万馬券。意外とリバティアイランド連馬券じゃ信頼されてないということか、それともそれ以外が横一線ですべての馬にチャンスありということなのか。

 上記トレンドから本当はリバティアイランド2着付の馬券も買いたかったのですが、それでは買い目が100を超えてしまうので今回は彼女と心中です。明日は1番人気の馬がその信頼に値する走りを是非見せてもらいたいものです。

 皆様の相談お待ちします。



人生相談士 上海馬券王




○今日の結果

<桜花賞> @リバティアイランド (川田) Aコナコースト(鮫島)  Bペリファーニア(横山武)



○かんべえのつぶやき

――「行ったいった」が多い前が止まらない馬場にも関わらず、川田騎手は思い切り足を溜めて四角で外に出しました。そこからは一気の寄り切り。いやはや畏れ入りました。異次元の強さでありますな。天から「きいいいいいい・・・・」という声が聞こえたような。ひょっとして成仏したかも。

――2着はキタサンブラック産駒のコナコースト(6番人気)、3着はエフフォーリアの妹、ペリファーニア(5番人気)でした。馬券王先生は、それぞれに▲と△の印を打っておられます。満を持しての3連単ゲット。1万3220円の万馬券であります。おめでとうございます。

――2年連続の桜花賞となった川田騎手が、インタビューで「一冠目を取ることができました」と答えておりました。そうか、最初から三冠を取るつもりでいたのね。確かに今日の勝ち方を見たら、そのつもりで次のオークスを見なければなりませぬ。

――オバゼキ先生曰く、
「彼女を本命にしないようでは、スポーツとしての競馬の全否定になってしまう」。いや、それは同意であります。でも競馬はギャンブルでもあるので、「見る競馬」の日に逆張りするのもアリだと考えるものであります。実は後から考え直して、リバティアイランドとペリファーニアのワイドを200円だけ買っていたのは、われながらちょっと恥ずかしい。

――さあ、来週は皐月賞。今週とは打って変わって混戦の模様です。どこから行くべきか。馬券王先生、どうぞよろしくお導きください。





4月2日(日) 大阪杯


えー、先週ちらりと予告しましたが、今回は最近見た二本の映画について語ってみたいと思うのであります。

まずは「シン仮面ライダー」。これ言わずと知れたエヴァンゲリオンの庵野秀明監督が、「シン・ゴジラ」「シン・ウルトラマン」に引き続き発表した日本特撮映画のリメークシリーズ最新作なわけです。いやあ、これはあらゆる意味で凄かった。「あらゆる意味で」というのは、良い意味でも悪い意味でもということで。。

「仮面ライダーに恩返しがしたくてこれを作った」という庵野監督の発言を聞いたとき私の胸は高鳴りました。「ああ、庵野秀明は昭和のフォーマットである仮面ライダーを令和のフォーマットとして蘇らせようとしているんだ。昭和の名作ゴジラをシン・ゴジラとして平成によみがえらせたように。」って。

ところが。。。

この作品、徹頭徹尾、昭和ライダーに対するオマージュなんですね。いや、これは正式な仮面ライダー作品であり、「原典にリスペクトした二次創作」を意味する「オマージュ」という言葉を使うのは適切ではないのですが、それでもそれ以外言いようがないですな。この作品は半世紀前仮面ライダーに熱狂した庵野秀明少年自身に対する熱いラブレターなのだ。そりゃ、初代ライダー本郷猛が、根暗でコミュ障な碇シンジ属性の持ち主だったり、緑川ルリ子が無機質な綾波レイ属性の持ち主だったりと、「新機軸」みたいなものもあるにはあるのですが、それでもこれは徹底的な昭和ライダーのグルーヴなのであります。とにかく古いのであります。これに比べれば、イケメンを採用してアラサー・アラフォー主婦を熱狂させた平成ライダーシリーズとか、最近出たアニメ「仮面ライダー風都探偵」の方がまだしも新しいことをやっているぞ。

そもそもですな、この映画の観客に渡された入場特典が「シン仮面ライダーカード」なのであります。このこと自体がこの映画の昭和的特質を物語って余りあるのです。皆さん知ってますか、「仮面ライダーカード」を?

時は大阪万博の熱狂冷めやらぬ70年代初頭、放映と同時に子供たちを興奮のるつぼに投げ込んだ初代仮面ライダーにタイアップする形で、カルビーが「仮面ライダースナック」というお菓子を発売しましてですな(一袋20円だった記憶が・・・)、それにおまけで「仮面ライダーカード」がついてきたんですわ。このカード、仮面ライダーとかショッカーの怪人とかの写真がプリントされたものなのですが、とにかく開封するまで中身が何か分からない。子供たちはもう競うようにこれを買いまくったわけです。問題は、「仮面ライダースナック」がやたら甘ぐれったくて、そんなにおいしいものではなかったということで、「カードは欲しい。でもお菓子はいらねえ」と子供たちが道端に大量の仮面ライダースナックを投棄するに至り、これが大きな社会問題となったわけなのであります(当時の大人は戦後の食糧難をリアルタイムで経験した方々が殆どで、こういう食物を粗末に扱う行為は神殺しに等しい大罪だったのだ)。

で、今回渡された「シン仮面ライダーカード」。見ると乗りが罪作りな昭和の仮面ライダーカードそのものじゃねえか。ああ、小学生のころ騒いだ血がまた騒ぐうううっ!内容はと言えば「コウモリオーグ(演:手塚とおる)」と「ハチオーグ(演:西野七瀬)」であった。本当は「サソリオーグ(演:長澤まさみ)」が欲しかったけど、まぁ、これでも当たりの部類か。

とにかくですな、この映画、昭和のライダーにハマった私のような人間には、あの頃の熱狂蘇るたまらない作品です。でもねえ、平成生まれの人には絶対刺さらないとも思うのだよ。子門真人の歌うテーマソングを聞いてアドレナリンが上昇する人以外は見てはいけない映画なのだ。庵野さん、こういう趣味性が暴走した作品も悪くはないけど、もう一度「シンゴジラ」みたいなやつを作ってもらえないかなあ。


で、もう一本が「BLUE GIANT」。ジャズのテナーサックス奏者・「宮本大」の成長を描いた石塚真一原作コミックのアニメ化なんですが、これが本当に凄かった。

とにかくこの原作、「音がないのに音が聞こえる」と言われるほど迫真の演奏シーンが最大の売りなわけで、それに実際音が付くと言うことで楽しみな反面不安でもあったのです。こういう音楽を題材にした作品は音楽がしょぼいと台無しどころじゃないですからな。作品の音楽をすべて仕切った上原ひろみはフリージャズ風の奔放な演奏スタイルの人という印象で、宮本大のジャズ(私のイメージとしてはバップ系)とはちょっと違う気もするし、そもそも東京オリンピックの開会式で歌舞伎役者と演じたパフォーマンスは出来がいいとは言えなかったし。

ところが。。。

圧巻じゃないですか!これぞ私がイメージする宮本大の演奏そのものではないですか!!いやあ、凄いものを聞いてしまいました。特にクライマックスのブルーノート東京(作品では「ソーブルー」という名称)での演奏シーンは涙なくしては見られません。このシーン、原作にないお涙頂戴のストーリー改変を行っており、こういうことは普通「余計なお世話」なんですが、これだけ演奏が凄いと涙腺直撃です。ロトスコープを使った演奏シーンの一部には違和感もあったのですが、それもこの演奏があればノープロブレムです。いやあ、知ってはいたけど、とんでもない才能ですな、上原ひろみは。こういう曲も書けるんだ。東京オリンピックのあれは皆、電通が悪かったに違いない。

これを見たのは富山というど田舎の映画館。平日のお昼過ぎということで、観客は10人程度でしたが、問題はこの10人が皆、爺いと婆あばかりだということで。。いや、こういう時間帯に暇してるシニア料金の観客しかいないのは、理屈といえば理屈なんですが、それでも同じような時間帯に「RRR」を見たときはうら若いOL風のご婦人方が沢山いたぞ。いや、かくいう私もシニア料金対象の手応え満点、快心の爺いなんだけどさ、この人たち、そんな私が若造認定されるくらい年配の方々で、しかも皆顔が、厳めしい。こ、これは昔ジャズ喫茶に棲息していた気難しい「ジャズ親父」が年輪を重ね絶滅危惧種「ジャズ爺い」に進化した姿に違いない。

で、驚いたのが、この爺さんたち、ラストの宮本大の演奏に合わせ涙を流しながらヘッドバンギングをしているんですよ。うひゃあ、ヘドバンってヘビメタの風物詩かと思っていたんですけど、ジャズでもやるんですかあ!って言うか爺さん、そんなに振ると折れるって、首が!

とにかく、とんでもないものを見ました。顔の怖いジャズ爺いに涙流しながらヘドバンさせるBLUE GIANTおそるべし!近いうちにネット配信されるかもしれませんが、これは音響の良い映画館での鑑賞をお勧めします。


2023 4 2() 2回阪神4日目 16頭 [15:40発走]
【11R】 67回大阪杯
4歳以上・オープン・G1(定量)(国際)(指定) 2000m・内 (A)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

ジェラルディーナ 5 *岩田望来

56

6.6

()斉藤崇史

1

2

マリアエレーナ 5 *浜中俊

56

13.0

()吉田直弘

2

3

 

モズベッロ 7 *西村淳也

58

230.4

()森田直行

2

4

 

ノースブリッジ 5 岩田康誠

58

18.5

()奥村武

3

5

 

ワンダフルタウン 5 和田竜二

58

200.9

()高橋義忠

3

6

ヴェルトライゼンデ 6 *川田将雅

58

7.3

()池江泰寿

4

7

 

マテンロウレオ 4 横山典弘

58

32.0

()昆貢

4

8

ラーグルフ 4 *戸崎圭太

58

23.4

()宗像義忠

5

9

ジャックドール 5 武豊

58

4.2

()藤岡健一

5

10

ポタジェ 6 *坂井瑠星

58

34.9

()友道康夫

6

11

スターズオンアース 4 ルメール

56

3.9

()高柳瑞樹

6

12

キラーアビリティ 4 *団野大成

58

27.1

()斉藤崇史

7

13

 

ダノンザキッド 5 *横山和生

58

28.9

()安田隆行

7

14

ヒシイグアス 7 松山弘平

58

7.0

()堀宣行

8

15

 

ヒンドゥタイムズ 7 *池添謙一

58

113.7

()斉藤崇史

8

16

 

ノースザワールド 5 *北村友一

58

121.5

()大久保龍


という訳で、春のG1第二弾、大阪杯です。

ドバイにスーパースターがそろって出張と言うことでイクイノックスもドウデュースもいないのが寂しい限りですがそれでもG1馬が5頭参戦と言うことでフェブラリーSや高松宮にくらべ質は担保されているのではなかろうかと。

さっそく「10年トレンド」に行ってみましょう。もっともこの競走G1昇格して7年目ということで、実質「6年トレンド」なんですが参考としてG2時代の4年分も表記します。


近年荒れまくりな大阪杯の10年間

日付

馬名

性齢

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

3F地点差

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

220403 ポタジェ 5 吉田隼人

16

8

8

*()友道康夫

1584

-0.1

 05-05-04

35.3

0.5

468

+2

5870

10980

39630

50990

537590

220403 レイパパレ 5 川田将雅

16

14

3

()高野友和

1585

0.1

 03-03-03

35.6

0.3

434

+4

(9.2)

10980

39630

50990

537590

220403 アリーヴォ 4 武豊

16

9

7

()杉山晴紀

1585

0.1

 10-09-06

35.0

0.9

500

-2

(47.5)

   

50990

537590

210404 レイパパレ 4 川田将雅

13

8

4

()高野友和

2016

-0.7

 01-01-01

36.8

0.0

422

-2

1220

19080

37610

7240

106210

210404 モズベッロ 5 池添謙一

13

1

6

()森田直行

2023

0.7

 10-09-05

36.8

0.7

486

+2

(68.8)

19080

37610

7240

106210

210404 コントレイル 4 福永祐一

13

7

1

()矢作芳人

2025

0.9

 09-06-02

37.4

0.3

472

+16

(1.8)

   

7240

106210

200405 ラッキーライラック 5 M.デム

12

5

2

()松永幹夫

1584

-0.0

 03-03-05

33.9

0.3

520

+2

410

1110

1970

1350

7810

200405 クロノジェネシス 4 北村友一

12

12

4

()斉藤崇史

1584

0.0

 03-03-03

34.0

0.2

454

-6

(5.2)

1110

1970

1350

7810

200405 ダノンキングリー 4 横山典弘

12

8

1

()萩原清

1585

0.1

 01-01-01

34.3

0.0

456

-2

(3.8)

   

1350

7810

190331 アルアイン 5 北村友一

14

3

9

*()池江泰寿

2010

-0.0

 03-04-04

35.2

0.3

524

-4

2220

3680

10940

10740

93560

190331 キセキ 5 川田将雅

14

6

2

*()角居勝彦

2010

0.0

 02-02-02

35.4

0.1

508

+2

(4.1)

3680

10940

10740

93560

190331 ワグネリアン 4 福永祐一

14

2

4

*()友道康夫

2011

0.1

 07-08-08

35.1

0.5

468

+8

(8.2)

   

10740

93560

180401 スワーヴリチャード 4 M.デム

16

15

1

()庄野靖志

1582

-0.1

 15-01-01

34.1

0.0

516

-4

350

2930

3750

2780

17450

180401 ペルシアンナイト 4 福永祐一

16

5

6

*()池江泰寿

1583

0.1

 10-09-09

33.7

0.5

482

0

(16.3)

2930

3750

2780

17450

180401 アルアイン 4 川田将雅

16

8

2

*()池江泰寿

1584

0.2

 05-05-05

34.0

0.3

516

-6

(3.6)

   

2780

17450

170402 キタサンブラック 5 武豊

14

5

1

()清水久詞

1589

-0.1

 03-03-02

34.3

1.0

540

+4

240

2320

3390

4830

23910

170402 ステファノス 6 川田将雅

14

4

7

()藤原英昭

1590

0.1

 05-04-04

34.2

1.2

482

-4

(17.7)

2320

3390

4830

23910

170402 ヤマカツエース 5 池添謙一

14

13

4

()池添兼雄

1591

0.2

 10-09-07

33.8

1.7

514

-2

(10.2)

   

4830

23910

160403 アンビシャス 4 横山典弘

11

9

2

*()音無秀孝

1593

-0.0

 02-02-02

33.4

0.2

468

+4

390

1470

2510

2540

12810

160403 キタサンブラック 4 武豊

11

7

5

()清水久詞

1593

0.0

 01-01-01

33.6

0.0

524

-2

(6.2)

1470

2510

2540

12810

160403 ショウナンパンドラ 5 池添謙一

11

8

4

()高野友和

1595

0.2

 05-05-03

33.3

0.5

456

+14

(5.9)

   

2540

12810

150405 ラキシス 5 ルメール

14

3

4

*()角居勝彦

2029

-0.3

 11-11-11

35.9

1.2

468

+10

1200

840

2940

1980

16620

150405 キズナ 5 武豊

14

7

1

()佐々木晶

2032

0.3

 12-12-12

36.0

1.4

506

-8

(1.4)

840

2940

1980

16620

150405 エアソミュール 6 M.デム

14

4

6

*()角居勝彦

2037

0.8

 05-04-04

37.5

0.4

496

-6

(15.0)

   

1980

16620

140406 キズナ 4 武豊

8

7

2

()佐々木晶

2003

-0.2

 08-08-08

33.9

2.4

498

 

240

7020

9090

1620

20050

140406 トウカイパラダイス 7 柴山雄一

8

3

6

()田所秀孝

2005

0.2

 02-02-02

36.4

0.1

514

+2

(76.3)

7020

9090

1620

20050

140406 エピファネイア 4 福永祐一

8

4

1

()角居勝彦

2006

0.3

 06-06-05

34.4

2.2

484

-2

(1.9)

   

1620

20050

130331 オルフェーヴル 5 池添謙一

14

5

1

()池江泰寿

1590

-0.1

 11-09-06

33.0

0.7

464

+6

120

360

420

770

1670

130331 ショウナンマイティ 5 浜中俊

14

3

2

()梅田智之

1591

0.1

 13-12-10

32.9

0.9

512

+6

(9.6)

360

420

770

1670

130331 エイシンフラッシュ 6 C.デム

14

7

5

()藤原英昭

1591

0.1

 08-03-03

33.5

0.3

492

+4

(12.6)

   

770

1670

集計期間:2013. 3.31 2022. 4. 3 16年以前はG2開催

うーん、振り返ると的中は13年・15年・16年の三回。内15年16年は万馬券的中と10年累計では黒字なんですが、問題はG1昇格となった17年以降、的中が全くないということで。。。

まずは上位人気の成績から。( )内はG2時代を含む10年分の成績です。


@1番人気は2−0−2−2 (3−1−3−3)とまずは責任を十分に果たしている。

A2番人気は1−1−1−3 (3−2−1−4)とこれもまずまず。

B3番人気は0−1−0−5 (0−1−0−9)と犯罪的に来ていない。

C4番人気は1−1−2−2 (2−1−3−4)と3番人気よりははるかに信頼性あり。

D単勝二桁人気の超人気薄はG2時代も含め全く来ていない。まぁ、例年小頭数というのもありますが。

E上位人気がそこそこ責任を果たし、極端なひも荒れもない。ああそれなのに配当はかなり高め。これは上記3番人気の不甲斐なさもあるけど、6・7・8番人気がかなりの頻度で突っ込んできていることに起因する。中穴には常時警戒必要。

F外国人ジョッキーは30頭中5頭の鞍上で、他のG1に比べ活躍はしていない。尚、5頭中3頭はデムーロ(しかも2勝)で彼だけは要注意なのだが、今年は出走せず。

G極端なあまりにも極端な関西馬天国。関東馬は20年の三着ダノンキングリーただ一頭。今年もスターズオンアースやヒシイグアス等上位人気の関東馬がいるのですが、困ったもんです。

H牝馬は30頭中6頭だが、近年3年間に絞れば9頭中4頭と大躍進。

I脚質はG1昇格後は完全な先行馬天国。唯一の例外は追い込んで勝った18年のスワーヴリチャードのみ。

J枠順に大きな偏りはないが勝ち馬に限定すれば内枠有利。唯一の例外はやはり15番枠で勝ったスワーヴリチャードのみで、この馬変な奴だよね。

Kリピーター傾向はそこそこ。今年の対象は去年人気薄で勝ったポタジェとなりますが。。

L上位馬の年齢別構成は以下の通り。(G2時代の10年分は右記表記)


 歳馬 9頭(内勝馬2)  13頭(同4)

 歳馬 8頭(内勝馬4)  13頭(同6)

 6歳馬 1頭(勝ち馬なし) 3頭(同0)

 7歳馬 0頭        1頭(同0)

 上記の通り高齢馬は基本用なし。


M過去5年15頭の血統はディープが過半数の8頭(内勝馬3)と恐ろしいほどのディープ祭絶賛開催中。これにディープ直径ディープブリランテも含めると9頭になる訳で、まさにディープのためのレースと言えます。今年のメンバーのディープ産駒は皆ひどく人気薄ですが、そういう意味では怖い。

N過去5年15頭の前走キャリアは、金鯱賞組が4頭(内勝馬3)とこれが圧倒的。もっとも今年の金鯱賞組は勝ち馬プログノーシスは回避で最上位が6着ポタジェと寂しいメンツ。この他では中山記念組が3頭(内勝馬1)、京都記念組3頭(勝ち馬なし)が要注意。


上記トレンドにもっともかなうのが2番人気ジャックドールです。


(A先行馬にして

(B関西馬

(C2番人気の信頼性

(D阪神実績1−1−0−1、中枠実績2−0−0−1


とこれだけ揃えばこの馬から入るのが筋と言うものですが。。

私の本命はスターズオンアース。上位人気するとは思いましたが、まさか1番人気とは。この馬、


(E死兆星の関東馬

(Fこのレースに不向きな追い込み脚質

(GG1を2勝とはいえ、すべて牝馬戦で牡馬の骨っぽいのとやるのはこれが初めて

(H騎手ルメールはこのレースには実績なし。


とこれだけ突っ込みどころ満載で、そんな馬が1番人気だなんて本来軸には絶対してはいけないと客観的には思うのですが、これだけは個人の事情としてしょうがない。これは願望馬券、私と彼女の父ドゥラメンテとは、習近平とプーチンのような堅い友誼があるのです。良い子はマネしないでジャックドールを買いましょう。

とはいえ、彼女がジェンティルドンナやクロノジェネシスに匹敵する名牝の器である可能性も完全に排除は出来ません。明日は是非それを皆に見せつけてほしいものです。2000m超のレースを走るたびに骨折してるトウカイテイオーみたいなところがあるので、まずは無事走り切ってもらいたい。

その他有力馬として実績の割には人気がない▲ヴェルトライゼンデ、関東馬にして高齢馬おまけに外枠という三重苦を背負っているけど、素材はG1級☆ヒシイグアス。

馬券は◎→〇▲☆→その他の三連複18点。その他は金鯱賞組・中山記念組・ディープ産駒を中心に選びました。

1番人気から買ってるのにガミはなく内半分は万馬券です。スターズオンアース、複馬券じゃ信頼されてないんですね。まぁ、願望馬券なんで買うのは少額ですか。


上海馬券王




○今日の結果

<大阪杯> @ジャックドール (武) Aスターズオンアース(ルメール)  Bダノンザキッド(横山和)



○かんべえのつぶやき

――今年の大阪杯は、2000mをハイペースで逃げ切ったジャックドールの勝利でした。やはり大阪杯は先行馬で関西馬。加えて鞍上の武豊騎手は、逃げ馬に乗ると強いです。今日は54歳0か月19日で最高齢G1勝利記録を更新しました。脱帽です。

――ゴール前、馬券王先生推奨のスターズオンアースがきわどく迫りましたが、ハナ差で届きませんでした。あいかわらず末脚は凄いのですが、またしても馬群から出すのに手間取りましたな。どこかから「きいいいいいいいい・・・」という声が聞こえてきたような。

――2番人気と1番人気のワンツーなので、それ自体はノーサプライズなんですけど、3着に入ったダノンザキッドは何と10番人気。3連系の馬券は大いに荒れました。4着は8番人気のマテンロウレオ、5着は6番人気のマリアエレーナですから、大阪杯はやはり一筋縄では行きませぬ。

――もう一頭の有力牝馬、ジェラルディーナも6着とパッとしませんでした。彼女はもうちょっと長い距離のレースの方が良いのでしょうね。

――不肖かんべえはヴェルトライゼンテから勝負しておりましたが、力及ばず9着に終わりました。うーむ、やっぱり左回りじゃないと買えない馬なのかなあ・・・・。ダノンザキッドには星印をつけておりましたので、ちょっと悔しい結果となりました。

――ところで来週は桜花賞。衆目の一致するところ、同じ阪神1600mの阪神ジュベナイルフィリーズを勝っているリバティアイランドが最有力となりそうですが、これもスターズオンアースと同じドゥラメンテ産駒。さぞやエアグルーヴ様がご心配されることでしょう。ちなみに鞍上は、今日、ヴェルトライゼンデで不調に終わった川田騎手であります。





3月26日(日) 高松宮記念


いやあ、WBC素晴らしかったですね。

実は私、「こんなオープン戦を国際化しただけのイベント、目の色変えて勝ちに行ってるのは日本だけだろ」って最初は冷ややかな感じで見ていたんですが、参加各国が本当に真剣にこれに取り組んだ結果、どの試合も見どころ満載のレベルの高いものになってしまって反省しているのであります。いやあ、まこと、申し訳ないことです。

大谷がトラウトに最後投じたスライダーが異次元すぎるとか、いや言いたいことは沢山あるのですが、そういうことは沢山の人がいろいろなところで語りまくっていますので、これ以上語ることは自粛しますが、ただ一つだけ言わせていただきたい。栗山監督というのは本当とんでもないですな。よく僅差の勝ち試合でメジャークリーンナップ相手に高橋宏斗を投げさせたものです。

弱小中日からただ一人選抜されたのが弱冠20歳、チーム最年少となる高橋宏斗君なわけで、そういう経験不足な投手をこれが落合とか立浪だったらあの場面で絶対使っていないと思うんですよ。そういう投手を起用して、あまつさえ、それがスプリットでメジャーのスーパースターから三振奪いまくる所を見て、私は思わず感涙にむせんでしまいました。素晴らしい!ああいう経験をするとさぞ自信になるでしょう。高橋君が投手としてもう一段上のレベルに覚醒する可能性はかなり高く、2〜3年後には中日のエースになれる器とは思っていましたが、下手すりゃ今年中にエース襲名となることも夢ではないのではないでしょうか。(3〜4年後にはメジャーにかっさわられる可能性が高い気もしますが)

いやあ「人を育てる」というのは、こういうことを言うんですな。栗山監督には感謝の言葉もありません。育成下手な最近の中日コーチ陣・フロントには栗山さんの爪の垢でも煎じて飲んでもらいたいものです。

という訳で、実は今週は最近見た映画「シン仮面ライダー」と「BLUE GIANT」の感想を書き込む予定だったのですが、侍ジャパンと高橋君の活躍があまりに素晴らしすぎてこれは来週に順延しようかと思います。いやあ今日はドバイデーで色々と忙しいのだよ。

2023 326() 2回中京6日目 18頭 [15:40発走]
【11R】 53回高松宮記念
4歳以上・オープン・G1(定量)(国際)(指定) 1200m (B)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

 

トゥラヴェスーラ 8 *丹内祐次

58

48.5

()高橋康之

B1

2

 

ウォーターナビレラ 4 *吉田隼人

56

46.8

()武幸四郎

B2

3

 

キルロード 8 *和田竜二

58

72.8

()田村康仁

2

4

ダディーズビビッド 5 *秋山真一

58

31.0

()千田輝彦

3

5

メイケイエール 5 *池添謙一

56

3.8

()武英智

3

6

 

ナランフレグ 7 丸田恭介

58

19.6

()宗像義忠

4

7

ヴェントヴォーチェ 6 *西村淳也

58

18.5

()牧浦充徳

4

8

$ロータスランド 6 岩田康誠

56

9.0

()辻野泰之

5

9

ディヴィナシオン 6 *松本大輝

58

188.3

()森秀行

5

10

 

オパールシャルム 6 武藤雅

56

272.2

()武藤善則

6

11

ピクシーナイト 5 *戸崎圭太

58

13.5

()音無秀孝

6

12

*アグリ 4 横山和生

58

5.9

()安田隆行

B7

13

ファストフォース 7 団野大成

58

32.3

()西村真幸

7

14

トウシンマカオ 4 鮫島克駿

58

7.8

()高柳瑞樹

7

15

ナムラクレア 4 浜中俊

56

6.2

()長谷川浩

8

16

*グレナディアガーズ 5 岩田望来

58

21.9

()中内田充

8

17

 

ボンボヤージ 6 川須栄彦

56

191.4

()梅田智之

B8

18

ウインマーベル 4 松山弘平

58

15.0

()深山雅史


というわけで、春のG1戦線、事実上の第一弾、高松宮記念なわけです。とはいえ、グランアレグリアが引退した今、スプリント戦線はかなり手薄な印象。同日行われるドバイでは芝1200mに海外遠征する馬もいないというのに、つかみどころのないメンバーばかりが参戦した悩ましい一戦でもあります。また馬の海外遠征はないものの、頼りになる騎手は皆、海外遠征、あまつさえ降りしきる雨の影響で当日馬場が渋ることは必定とこれまた輪をかけて難解な一戦でもあり正直自信がありませんなあ。

こういう時に指針を与えてくれるのが、恒例「10年トレンド」ということで、さっそく見ていきましょう。

渋ると荒れる高松宮記念の過去10

日付

馬名

性齢

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

220327 ナランフレグ 6 丸田恭介

18

2

8

()宗像義忠

1083

-0.0

   15-14

33.9

486

-12

2780

13560

34720

525080

2784560

220327 $ロータスランド 5 岩田望来

18

9

5

()辻野泰之

1083

0.0

   07-08

34.3

476

-8

(12.9)

13560

34720

525080

2784560

220327 キルロード 7 菊沢一樹

18

10

17

()田村康仁

1083

0.0

   03-03

34.7

500

-6

(225.8)

   

525080

2784560

210328 ダノンスマッシュ 6 川田将雅

18

14

2

()安田隆行

1092

-0.0

   10-09

34.3

472

+3

600

1010

2170

2200

9770

210328 レシステンシア 4 浜中俊

18

16

1

()松下武士

1092

0.0

   06-07

34.5

506

-2

(2.9)

1010

2170

2200

9770

210328 インディチャンプ 6 福永祐一

18

9

3

*()音無秀孝

1093

0.1

   11-09

34.5

478

-6

(6.3)

   

2200

9770

200329 $モズスーパーフレア 5 松若風馬

18

16

9

()音無秀孝

1087

0.0

   01-01

34.5

494

0

3230

9150

26540

22830

217720

200329 グランアレグリア 4 池添謙一

18

8

2

*()藤沢和雄

1087

0.0

   13-12

33.1

486

+12

(4.1)

9150

26540

22830

217720

200329 ダイアトニック 5 北村友一

18

3

4

*()安田隆行

1087

0.0

   04-04

33.7

472

+2

(9.2)

   

22830

217720

190324 $ミスターメロディ 4 福永祐一

18

3

3

()藤原英昭

1073

-0.1

   04-05

33.6

492

-4

780

30530

49630

870740

4497470

190324 セイウンコウセイ 6 幸英明

18

4

12

()上原博之

1074

0.1

   03-02

33.9

504

-4

(108.0)

30530

49630

870740

4497470

190324 ショウナンアンセム 6 藤岡康太

18

7

17

()田中剛

1074

0.1

   13-11

33.4

490

0

(358.9)

   

870740

4497470

180325 ファインニードル 5 川田将雅

18

9

2

()高橋義忠

1085

-0.0

   06-06

34.5

480

-8

550

1690

3170

15910

60450

180325 レッツゴードンキ 6 岩田康誠

18

8

3

()梅田智之

1085

0.0

   08-06

34.6

500

+8

(6.3)

1690

3170

15910

60450

180325 ナックビーナス 5 三浦皇成

18

7

10

()杉浦宏昭

1086

0.1

   06-06

34.7

522

-4

(41.2)

   

15910

60450

170326 セイウンコウセイ 4 幸英明

18

6

5

()上原博之

1087

-0.2

   04-04

34.5

500

0

870

2150

4750

3230

23880

170326 レッツゴードンキ 5 岩田康誠

18

3

2

()梅田智之

1089

0.2

   13-12

33.9

506

+4

(5.1)

2150

4750

3230

23880

170326 レッドファルクス 6 M.デム

18

7

1

()尾関知人

1090

0.3

   08-06

34.6

472

+7

(3.6)

   

3230

23880

160327 ビッグアーサー 5 福永祐一

18

4

1

()藤岡健一

1067

-0.1

   04-04

33.4

520

-4

390

890

1730

1740

6690

160327 ミッキーアイル 5 松山弘平

18

6

2

()音無秀孝

1068

0.1

   03-03

33.8

490

+2

(3.9)

890

1730

1740

6690

160327 $アルビアーノ 4 ルメール

18

8

3

()木村哲也

1071

0.4

   08-10

33.4

516

+6

(5.1)

   

1740

6690

150329 $エアロヴェロシティ 7 パートン

18

4

4

[]オサリバ

1085

-0.1

   02-03

34.3

524

-16

650

7480

10770

14000

81560

150329 ハクサンムーン 6 酒井学

18

15

6

()西園正都

1086

0.1

   02-02

34.5

478

-6

(16.8)

7480

10770

14000

81560

150329 ミッキーアイル 4 浜中俊

18

16

3

()音無秀孝

1086

0.1

   04-04

34.2

486

+4

(5.2)

   

14000

81560

140330 コパノリチャード 4 M.デム

18

5

3

()宮徹

1122

-0.5

   02-02

37.2

484

-4

770

10400

17030

7990

71040

140330 スノードラゴン 6 大野拓弥

18

17

8

()高木登

1127

0.5

   13-13

36.1

510

-4

(19.6)

10400

17030

7990

71040

140330 ストレイトガール 5 岩田康誠

18

9

1

()藤原英昭

1129

0.7

   07-08

37.0

454

+2

(2.6)

   

7990

71040

130324 ロードカナロア 5 岩田康誠

17

11

1

*()安田隆行

1081

-0.2

   09-07

33.2

498

-4

130

470

560

11340

27200

130324 ドリームバレンチノ 6 松山弘平

17

12

2

()加用正

1083

0.2

   12-11

33.3

492

-2

(9.4)

470

560

11340

27200

130324 ハクサンムーン 4 酒井学

17

13

10

()西園正都

1083

0.2

   01-01

34.0

464

-6

(85.6)

   

11340

27200

集計期間:2013. 3.24 2022. 3.27


うううううう、過去10年振り返って見渡すと、全敗。。一回も当たってません(号泣)。

うーん、数あるG1競走の中でこれほど相性の悪いレースがあるだろうか。いーや、ありはしない(反語表現)。みんな、俺の予想の逆をいけば当たるぞ、きっと。(とはいえ、さすがにそろそろ当たりそうな気も)

早速行ってみましょう。


@1番人気は2−1−2−5。

A2番人気は2−4−0−4。

B3番人気は2−1−3−4と上位人気はいまいち信頼性に乏しい。信頼性に乏しいと言いながら全然信頼出来ないわけでもないところが逆に悩ましい。

C単勝二桁人気の超人気薄は30頭中5頭と二年に一回は飛び込んできている(勝ち馬はなし)。これだけなら他のG1でも普通の光景ですが、問題はその人気薄がブービー人気とかの超超人気薄なわけで、結果3連単7桁配当が続出。100円玉一枚が200万とか400万になったわけで、こんなの当てた奴はきっとマークシートを誤記入したに違いない。

D過去10年で良馬場開催となったのはわずか4回という、数あるG1競走の中でも屈指の雨男レース。これが上記高配当の一因になっていることは間違いなく、梅雨時でもないのにこれはどうしたことだ。明日も馬場が渋るのは必定な状況で、ああ、悩ましいったらありゃしない。

E関東馬は30頭中10頭と、開催場所を考えれば健闘の部類。

F外国人ジョッキーは30頭中5頭の鞍上と、重視不要な状況。まぁ、例年ドバイと日程がかぶり外国人ジョッキーは皆こちらに出張なんでこれも当たり前と言えば当たり前。外国人ジョッキーだけではないですぞ。川田とか武とか坂井瑠星とか日本人有力ジョッキーも皆ドバイなわけで、これでは紛れも発生します。

G牝馬は30頭中9頭と軽視は絶対禁物。

H脚質は基本先行優位だが年1頭は必ず追い込み馬の一撃が決まっており軽視禁物。実際重となった去年も勝ち馬は追い込み馬で、うーん土曜の中京を見る限り渋馬場で差し追込みは大分苦労していた印象ですが、やはり重で決め手を発揮した馬は要注意と言うことでしょうか。

I枠順に大きな偏りはない。

Jリピータ傾向は驚くほど認められない。毎年上位が一新されている感じ。

K上位の年齢別構成は、4歳馬8(内勝馬2)、5歳馬10(同4)、6歳馬10(同2)、7歳馬2(同1)と、5歳馬が強いが6歳馬もかなり有力。3月のこの時期は6歳もそんなに老けてはいないと言うことです。

L過去5年15頭の血統は基本バラバラだが、「外国産馬」でくくられる存在が3頭(内勝馬2)と強い。この他ではロードカナロアが3頭(同1)が目を引く程度。今年のメンバーでは外国産馬、ロードカナロアがそれぞれ3頭出走してますが、さて。

M過去5年15頭の前走キャリアは、阪急杯組が4頭(内勝馬1)、オーシャンS組が4頭(同1)、シルクロードS組が3頭(同2)が有力。特にハンデ戦のシルクロードS組から高松宮で斤量が軽くなった馬はやたら激走しているケースが多いので要注意。


上記からまずは1番人気メイケイエールの取捨が最大のポイント。


(A重賞を6勝という実績はメンバー中最高。

(B中京1200mの実績2−0−0−1、重馬場実績も2−0−0−1とまずは申し分なし。


とまぁ、勝つならこの馬が最有力ではあるんでしょうが、


(C2歳のころから能力を評価されクラシック最有力とみなされながら、気難しい気性が災いして武豊も匙を投げたヤンキー娘。

(D古馬になって更生したかと思わせながらG1じゃ人気を裏切ることの連続。


と安定感に事欠くことこのうえなく、こんな荒れまくりの競走で軸にするのはためらわれます。よって評価は4番手までです。

かわって本命視するのは3番人気ナムラクレア。


(Eこの競走と相性の良いシルクロードSの勝ち馬で、その時から斤量も軽くなっているのが買い。

(Fメイケイエールと同じくミッキーアイル産駒だが、こちらの方が気性が良くて成績に安定感がある。

(G騎手浜中とは長い付き合いで有力騎手がそろってドバイ出張の今回これは安心できる。


というのが評価ポイント。気になるのは


(H差し、追い込みタイプの彼女が渋った馬場に対応できるのか


ということですが、まぁ、重馬場実績1−0−0−0というのもあるし、外枠実績は1−0−1ー0なんで3着以内は有望ではないでしょうか。

対抗・単穴には重実績のある馬ということで、〇ロータスランド(去年の二着にして、重実績3−2−0−0)、▲ヴェントヴォーチェ(オーシャンSの勝ち馬にして重実績2−1−0−1)。これに上位人気も軽視はできないということで☆メイケイエール、☆アグリを絡めて馬券を考えましょう。

馬券は◎→〇▲☆→その他の三連複34点。これだけ人気が割れているレースです。こんなに買ってもガミはわずか2点でその他の殆どが万馬券。まぁ、三連単7桁配当が平気で飛び出すレースです。これくらい買ってもばちは当たりますまい。10年間外しまくっているのでさすがに買うのは少額ですが。。


上海馬券王




○今日の結果

<高松宮記念> @ファストフォース (団野) Aナムラクレア(浜中)  Bトゥラヴェスーラ(丹内)



○かんべえのつぶやき

――いやはや今年も高松宮記念は荒れました。単勝3230円、馬連7920円、馬単2万4330円、三連複8万1180円、そして3連単は66万8280円。それにしても、誰が買ってんだ、こんな組み合わせ。今日は天気が悪かったこともあって、素直じゃないレースが多かったなあ。

――馬券王先生の狙い通り、ナムラクレアは来てくれました。メイケイエールを切ったのも正解でした。ところがそれを上回ったのが、12番人気の伏兵ファストフォースと鞍上の団野大成騎手。去年はナランフレグと丸田騎手でしたが、今年も人馬ともにG1初勝利同士の組み合わせでした。

――終わってみれば、ファストフォースとナムラクレアはシルクロードSのワンツーコンビなのですね。馬券王先生、目の付け所は良かった。馬連ならばとれていた。しかし3着につけたのは、もっともっと伏兵、13番人気のトゥラヴェスーラでした。しかも道悪の最内枠ですから、これは買えませんわ〜。

――ところで昨晩のドバイワールドカップ(DWC)は、ウシュバテソーロが世界最高峰に立ち、ドバイシーマクラシックではイクイノックスが3馬身半差でレコード勝ちだったのですね。WBCだけじゃない、日本勢まことに強いです。ウシュバテソーロはオルフェ産駒。相変わらず年を取ってからのダート路線が強い血統です。

――来週は大阪杯ですが、これがまた悩ましそうな組み合わせになってます。今年もG1レースは苦戦しそうですなあ。





2月19日(日) フェブラリーステークス

えー、お久しぶりです。

早いものでもう23年度のG1シーズンがやってまいりました。本年もよろしくお願いいたします。

いやあ、「早いもので」と言いましたが、本当に早いですなあ。フェブラリーSって通常二月の最終週に開催じゃないですか。それがどうしてこんな時期に開催となるのだろう、とよく考えてみたら来週サウジで大きなレースが開催されるわけで、それに遠慮して日程をずらしたんですな。後述しますがそれで有力馬が全部中東に遠征となり、今年のメンバーはスカスカなわけです。ひどいものです。

野球じゃ大谷翔平が、サッカーじゃ三苫薫が海外の「本場」にただ同然の値段で売りに出されているわけで、日本のスポーツ界も海外の植民地と化しつつある今日この頃なのですが、まさかビジネスとして世界に例を見ないほど成功していると思われた日本競馬までそれに近いものになってしまうとは。。これも全部円安が悪いのでしょうか。

という訳で、なんかテンションが上がらないことこの上ないのです。思えば年明け早々、愛してやまないジェフ・ベック大先生はお亡くなりになるし(ベック先生と荒木飛呂彦だけは不老不死だと思っていたのに。。)、これまで会社任せにしていた確定申告は自分でやらなくてはならなくなるし(いや法人税に比べれば私みたいなパンピーの所得税はシンプルで慣れればなんてことはないのですが、それでも慣れるまでは結構ストレスフルなのだ、これが)、挙句の果てに今年初めてのG1がこんなビールの水割りみたいなメンツで行われるなんて、年明けからこの方ろくでもないことがやたら起きるのう。

まぁ、とはいえ、去年の下半期は本当にひどい成績だったので今年は挽回したいものです。だからやります、頑張ります!的中させるぞフェブラリー!

2023 219() 1回東京8日目 16頭 [15:40発走]
【11R】 40回フェブラリーS
4歳以上・オープン・G1(定量)(国際)(指定) ダート1600m

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

 

$ジャスパープリンス 8 田中勝春

58

163.3

()森秀行

1

2

$シャールズスパイト 6 *モレイラ

58

18.3

[]アトフィ

2

3

 

ケンシンコウ 6 *バシュロ

58

38.7

()小西一男

2

4

ドライスタウト 4 戸崎圭太

58

3.6

()牧浦充徳

3

5

 

オーヴェルニュ 7 *福永祐一

58

26.9

()西村真幸

3

6

メイショウハリオ 6 浜中俊

58

10.7

()岡田稲男

4

7

$レモンポップ 5 *坂井瑠星

58

2.6

()田中博康

B4

8

 

アドマイヤルプス 6 内田博幸

58

76.8

()加藤征弘

5

9

 

ショウナンナデシコ 6 横山武史

56

27.9

()須貝尚介

5

10

 注 

テイエムサウスダン 6 ルメール

58

18.7

()蛯名正義

6

11

ソリストサンダー 8 *菅原明良

58

27.4

()高柳大輔

B6

12

 

セキフウ 4 M.デム

58

38.5

()武幸四郎

7

13

スピーディキック 4 御神本訓

56

15.4

[]藤原智行

B7

14

 

ヘリオス 7 武豊

58

43.6

()西園正都

8

15

レッドルゼル 7 川田将雅

58

8.1

()安田隆行

8

16

 

ケイアイターコイズ 7 *横山和生

58

117.2

()新谷功一


という訳で、今年初めてのG1競走フェブラリーです。前段の繰り返しになりますが、今年はとにかくメンバーがショボい!こんなのG1ではない。「フェブラリー特別」とまでは言いませんが、これって、せいぜいG3認定が相当です。

本来一番人気を争うべき存在のカフェファラオ、ジュンライトボルトはそろって中東遠征、出れば人気間違いなしのギルデッドミラーは発病しそのまま引退ということでG1馬は皆無。いや正確には地方の二歳G1を勝ったドライスタウトがいるにはいるのですが、海千山千の中年オヤジが跋扈するダートの世界で二歳G1の看板がどれほど有効なのか。。

とにかくドバイの一か月前にサウジまでが高額賞金レースを開催したこと、それに円安が加わり、この傾向は今後も続きそうです。フェブラリーSだけじゃないですな、高額賞金を用意した日本唯一の国際競争ジャパンカップが国内外全ての有力馬からシカトされている現状と合わせると、質が担保された競争は三歳クラシックまで、古馬になったら海外というパターンが今後定着しそうでJRAのレース設定にも抜本的な見直しが迫られているのではないでしょうか。

まぁ、愚痴ってばかりでもしょうがない、取り敢えずは「10年トレンド」を。もっとも有力馬がこれだけ不参加となったのは過去例がないのでこのトレンドもどれだけ有効かは不安もあるのですが。(あ、また愚痴ってしまった!)

堅い割には高配当 フェブラリーSの過去10

日付

馬名

性齢

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

220220 $カフェファラオ 5 福永祐一

16

6

2

()堀宣行

1338

-0.4

   04-03

34.3

526

+6

510

2640

4690

16200

76940

220220 テイエムサウスダン 5 岩田康誠

16

15

5

()飯田雄三

1342

0.4

   01-01

35.0

546

-8

(8.9)

2640

4690

16200

76940

220220 ソダシ 4 吉田隼人

16

11

4

*()須貝尚介

1343

0.5

   02-02

34.9

476

+6

(8.2)

   

16200

76940

210221 $カフェファラオ 4 ルメール

16

3

1

()堀宣行

1344

-0.1

   03-03

35.6

514

+10

330

6620

9300

24940

101710

210221 エアスピネル 8 鮫島克駿

16

10

9

()笹田和秀

1345

0.1

   10-09

35.2

488

-4

(28.0)

6620

9300

24940

101710

210221 ワンダーリーデル 8 横山典弘

16

7

8

()安田翔伍

1348

0.4

   07-04

35.7

534

+2

(19.3)

   

24940

101710

200223 $モズアスコット 6 ルメール

16

12

1

()矢作芳人

1352

-0.4

   08-08

35.4

494

0

280

36230

46980

95310

464920

200223 ケイティブレイブ 7 長岡禎仁

16

15

16

()杉山晴紀

1356

0.4

   09-09

35.6

524

+4

(142.6)

36230

46980

95310

464920

200223 サンライズノヴァ 6 松山弘平

16

9

3

()音無秀孝

1358

0.6

   12-13

35.3

534

+10

(6.8)

   

95310

464920

190217 インティ 5 武豊

14

6

1

*()野中賢二

1356

-0.0

   01-01

35.4

514

0

260

430

750

2310

6620

190217 ゴールドドリーム 6 ルメール

14

3

2

()平田修

1356

0.0

   06-06

34.8

528

+14

(3.0)

430

750

2310

6620

190217 ユラノト 5 福永祐一

14

2

8

()松田国英

1363

0.7

   06-06

35.5

508

+2

(31.6)

   

2310

6620

180218 ノンコノユメ 6 内田博幸

16

12

4

()加藤征弘

1360

-0.0

   14-13

36.1

450

-6

1070

1140

3530

6540

41560

180218 ゴールドドリーム 5 ムーア

16

14

1

()平田修

1360

0.0

   10-08

36.4

524

-14

(2.1)

1140

3530

6540

41560

180218 インカンテーション 8 三浦皇成

16

6

6

()羽月友彦

1361

0.1

   07-06

36.7

512

+5

(20.0)

   

6540

41560

170219 ゴールドドリーム 4 M.デム

16

3

2

()平田修

1351

-0.0

   09-08

35.6

520

+4

500

1470

2520

2140

9240

170219 $ベストウォーリア 7 戸崎圭太

16

9

5

*()石坂正

1351

0.0

   08-06

35.7

516

-4

(7.6)

1470

2520

2140

9240

170219 カフジテイク 5 津村明秀

16

10

1

()湯窪幸雄

1352

0.1

   14-16

34.9

486

+2

(4.5)

   

2140

9240

160221 $モーニン 4 M.デム

16

14

2

*()石坂正

1340

-0.2

   04-04

35.2

522

-4

510

680

1510

3820

16010

160221 ノンコノユメ 4 ルメール

16

7

1

()加藤征弘

1342

0.2

   13-12

34.7

454

+2

(2.4)

680

1510

3820

16010

160221 アスカノロマン 5 太宰啓介

16

4

7

()川村禎彦

1342

0.2

   10-09

34.9

524

-2

(18.1)

   

3820

16010

150222 コパノリッキー 5 武豊

16

4

1

()村山明

1363

-0.1

   02-02

36.2

536

-2

210

1570

2100

3060

12370

150222 インカンテーション 5 内田博幸

16

14

5

()羽月友彦

1364

0.1

   04-03

36.2

488

-8

(13.8)

1570

2100

3060

12370

150222 $ベストウォーリア 5 戸崎圭太

16

10

3

()石坂正

1365

0.2

   08-08

36.1

512

+6

(6.4)

   

3060

12370

140223 コパノリッキー 4 田辺裕信

16

13

16

()村山明

1360

-0.1

   02-02

35.3

530

+4

27210

84380

256050

55360

949120

140223 ホッコータルマエ 5 幸英明

16

15

2

()西浦勝一

1361

0.1

   05-05

35.1

506

0

(3.6)

84380

256050

55360

949120

140223 ベルシャザール 6 C.デム

16

11

1

()松田国英

1364

0.4

   12-11

35.1

540

+2

(2.7)

   

55360

949120

130217 グレープブランデー 5 浜中俊

16

2

3

()安田隆行

1351

-0.1

   07-07

35.9

526

-6

670

10330

17580

16150

111130

130217 エスポワールシチー 8 松岡正海

16

6

9

()安達昭夫

1352

0.1

   02-02

36.5

504

+3

(26.3)

10330

17580

16150

111130

130217 ワンダーアキュート 7 和田竜二

16

10

7

()佐藤正雄

1353

0.2

   10-10

35.9

518

0

(9.2)

   

16150

111130

集計期間:2013. 2.17 2022. 2.20


うーん、振り返ると的中は22年、19年の二回だけ、但し去年22年は万馬券的中なので累計収支はなんとかトントンです。これ「10年トレンド」の成果でもあるので今年も何とかしたいものですなあ。

早速行ってみましょう。

@1番人気は4−2−2−2とこの上ない信頼度。ここまで凄いと馬券対象外になった二頭が気になりますが、去年のレッドルゼル(6着)と10年前のカレンブラックヒル(15着ブービー)です。

A2番人気は3−2−0−5とこれも立派。馬連軸向けですな。

B3番人気は1−0−2−7と大きく信頼度が落ちますが、さりとて完全無視も難しい状況。

C単勝二桁人気の超人気薄は過去2頭が連絡みで基本無視でよいのですが、問題はその二頭がいずれも殿16番人気という、超ド級の人気薄。思い起こせば14年のコパノリッキーは私も2・3着付で馬券を買っていたのですが、連に絡むどころか勝たれてしまって、これは星の数ほどある私の痛恨馬券の中でも断トツの痛恨、ベストオブ痛恨なのであります。今年の対象はおそらくジャスパープリンスですが、いくらなんでもこれはないよねえ。。。

D牝馬は去年の三着ソダシが1頭いるだけ。

E関東開催なのに関西馬天国。関東馬は過去30頭中4頭のみで、内二頭は去年一昨年連覇の堀厩舎カフェファラオなんだけど今年は上述の通り中東ですから関東馬にはつらい状況です。レモンポップは大丈夫かあ?なお、地方馬と海外馬は全く上位に来ていない。海外馬に至っては出走すらないのですが、今年は珍しく1頭参戦ありで気になるところです。

F外国人ジョッキーは30頭中8頭に騎乗と要注意。特にルメールはその半分の4頭に騎乗。

Gリピーター傾向ですが昔は当たり前のように複数年活躍の馬がいたのですが最近は上述のカフェファラオ以外にそういうのは見当たらなくなりました。今年の対象は前年二着のテイエムサウスダン(ルメール騎乗!)となりますが、さて。

H枠順に大きな偏りはない。とはいえスタートから200m程度ある芝が長い分、外寄りの馬に好走が多い印象。

I脚質は圧倒的に先行馬有利。但し強烈な追い込みもそこそこ決まっており軽視は禁物。

J30頭の年齢別構成は4歳馬6(内勝馬4)、5歳馬12(同4)、6歳馬6(同2)、7歳超6(同0)と、勝ち馬に限れば若い馬が大優勢も、2・3着では爺も健闘。

K過去5年15頭の血統はリピーター効果を相殺すれば見事にバラバラ。内容もマニアックで、ケイムホームとかトワイニングとかスタチューとか地味血統総決起集会みたいな光景。

L過去5年15頭の前走キャリアは、チャンピオンS組5頭(内勝馬2)と根岸S組5頭(内勝馬2)が双璧。チャンピオンS組はそのレースでぼろ負けしてもフェブラリーで好走と言うパターンが多くこれは無視できなかったのですが、驚くべきことに今年チャンピオンS組は全く参戦なし。今年のメンバーのレベルの低さがこれからもうかがえます。

 

以上から人気がやたらかぶっている二頭(1番人気レモンポップと2番人気ドライスタウト)の取捨がまずは最大のポイント。

まずはレモンポップですが、

(A)デビューから10戦を7−3−0−0とケチのつけようはない成績。府中に限定すれば7−1−0−0とコースの鬼でますます頼もしい。

(B)圧倒的な一番人気の信頼性。

(C)このレースと相性の良い根岸Sの覇者。

という買い要因ありますが、

(D)1400m(5−2−0−0)のスペシャリストで1600mの能力(1−1−0−0)は未知数。

(E)そんな彼が今回1600mのしかもG1に初参戦。

という不安要因もあります。

 

次にドライスタウトですが、

(F)4歳馬なのにキャリアはわずか6戦、但しその内容が4−1−0−1とこれも優秀。

(G)メンバー中唯一のG1馬で川崎開催の全日本二歳優駿を圧勝の実績あり。

(H)関東所属の戸崎が1番人気が確実な関東馬レモンポップを捨て関西馬のこちらを選択。

という買い要因がありますが、

(I)古馬になってからの実績が乏しすぎる。G1どころかJRAの重賞はこれが初参戦、あまつさえ非重賞オープン戦でも取りこぼしがある。地方の二歳G1の勲章に現在どれだけのご利益があるのか。

という不安もあり。

 

まぁ、両方ともG1に参戦するには少々役不足な印象は否めません。通常であればG1初挑戦=相手強化ということで、これは押さえが精いっぱいなのだとは思います。

でもねえ、今年のこのメンバー構成はあまりにレベルが低すぎる。「これはG1競走ではなく、G3だ」と考えるとどうでしょう。風景はがらりと変わってくるのです。G3だったらこの二頭が軸でも全然おかしくないではないですか。

という訳で、馬券はこの2頭と心中ということで、◎〇→その他の三連複6点もしくは、◎〇→◎〇←→その他の3連単24点。

どちらにするかは当日のパドックを見て決めますが、どちらも被った上位人気二頭を軸にしている割には結構配当が付きます。まぁ、実質G3の競走なんで買うのは少額ですがね。(あ、また愚痴ってしまった。新年度第一回の原稿だというのに、これはいかんなあ。)

上海馬券王




○今日の結果

<フェブラリーステークス> @レモンポップ (坂井) Aレッドルゼル(川田)  Bメイショウハリオ(浜中)



○かんべえのつぶやき

――コロナ後初出張から帰ってきて爆睡。ウチのベッドはありがたい。10時間も寝て、ハッと目が覚めてみたら今日はG1レースの日であった。あわわわわ。

――フェブラリーステークス、レモンポップが後続に1馬身半差をつけての圧勝でした。G1初挑戦で初勝利。しかもここまでデビューから11戦して連を外したことが一回もない。いくら強敵が海外に行っているとはいえ、この強さは本物ですね。テン乗りの坂井騎手もお見事でありました。この後、海外に挑戦するのでしょうか。

――2着には3番人気のレッドルゼルが追い込みました。そしてスタートで躓いたメイショウハリオ(4番人気)が、どこをどう走ったのかしっかり3着に。実はとんでもなく強いのかも? それから、戸崎騎手が敢えて選んだドライスタウト(2番人気)は4着に終わりました。

――馬券王先生の印から行くと、◎―☆―▲という結果できたから、これは堂々の当たりと言っていいと思います。ただし馬券がどうであったかはビミョーでして、LINEの向こうからは絶叫が聞こえてきたような・・・・。今日は単勝が220円、馬連が970円、3連複が2630円、3連単でも7700円と高くはないので、まあ、良いのではないでしょうか。

――今日のレースでは、福永騎手がJRAで最後のレースとなりました。JRA歴代4位の2636勝を挙げ、G1も34勝というから凄い成績です。「コイツなら外れても悔しくない」と思わせる数少ないジョッキーでした。今週末はサウジで騎乗機会がありますが、今後の調教師としての活躍にも期待したいと思います。











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by Tatsuhiko Yoshizaki