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上海馬券王がJRAのレースに寄せる「情熱と冷静の言葉」


2016年 下半期のレース考





12月25日(日)有馬記念

えー、「今年最後の大一番」有馬記念の開催なわけなのですが、先週から言い続けているように、今年のフィナーレはモーリスの香港カップなわけでして、デザートレースとなった阪神カップまで終わってしまった現在は、はっきりもう燃え尽きモード、正直明日のレースは投げやりなのであります。よって今回は簡単に。

まず、本年下半期のG1競走を振り返ってみましょう。

馬券王と振り返る2016年下半期

日付

レース名

馬名

性齢

騎手

斤量

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

161218 フューチG1 サトノアレス 2 四位洋文

55

18

17

6

()藤沢和雄

1354

-0.1

   13-12

34.1

1420

5980

11430

42820

221200

161218 フューチG1 モンドキャンノ 2 バルザロ

55

18

10

7

()安田隆行

1355

0.1

   14-14

34.0

(15.8)

5980

11430

42820

221200

161218 フューチG1 ボンセルヴィーソ 2 松山弘平

55

18

4

12

()池添学

1358

0.4

   01-01

35.2

(72.7)

   

42820

221200

161211 阪神ジュG1 ソウルスターリング 2 ルメール

54

18

2

1

()藤沢和雄

1340

-0.2

   03-04

34.8

280

510

900

1210

4250

161211 阪神ジュG1 リスグラシュー 2 戸崎圭太

54

18

18

2

()矢作芳人

1342

0.2

   15-13

34.5

(3.0)

510

900

1210

4250

161211 阪神ジュG1 レーヌミノル 2 蛯名正義

54

18

4

3

()本田優

1345

0.5

   05-05

35.2

(6.9)

   

1210

4250

161204 チャンピG1 サウンドトゥルー 6 大野拓弥

57

15

8

6

()高木登

1501

-0.0

 14-14-13

35.8

1590

1390

4800

11180

85980

161204 チャンピG1 $アウォーディー 6 武豊

57

15

2

1

*()松永幹夫

1501

0.0

 06-06-05

37.0

(2.2)

1390

4800

11180

85980

161204 チャンピG1 アスカノロマン 5 和田竜二

57

15

4

 

10

()川村禎彦

1502

0.1

 02-03-02

37.4

(40.4)

   

11180

85980

161127 JCG1 キタサンブラック 4 武豊

57

17

1

1

()清水久詞

2258

-0.4

 01-01-01

34.7

380

2570

3990

8050

36260

161127 JCG1 サウンズオブアース 5 M.デム

57

17

12

 

5

()藤岡健一

2262

0.4

 07-09-09

34.5

(12.2)

2570

3990

8050

36260

161127 JCG1 シュヴァルグラン 4 福永祐一

57

17

17

6

()友道康夫

2263

0.5

 09-12-10

34.4

(13.9)

   

8050

36260

161120 マイルチG1 ミッキーアイル 5 浜中俊

57

18

16

3

()音無秀孝

1331

-0.0

   01-01

35.6

590

1590

3390

8360

40290

161120 マイルチG1 イスラボニータ 5 ルメール

57

18

8

2

()栗田博憲

1331

0.0

   06-05

35.0

(4.8)

1590

3390

8360

40290

161120 マイルチG1 ネオリアリズム 5 ムーア

57

18

15

7

()堀宣行

1332

0.1

   02-02

35.6

(14.0)

   

8360

40290

161113 エリザベG1 クイーンズリング 4 M.デム

56

15

3

3

()吉村圭司

2129

-0.0

 09-09-07

33.2

610

13710

22570

20680

158930

161113 エリザベG1 シングウィズジョイ 4 ルメール

56

15

9

 

12

()友道康夫

2129

0.0

 03-03-03

33.7

(61.6)

13710

22570

20680

158930

161113 エリザベG1 ミッキークイーン 4 浜中俊

56

15

1

2

()池江泰寿

2131

0.2

 07-06-05

33.6

(3.6)

   

20680

158930

161030 天皇賞秋G1 モーリス 5 ムーア

58

15

8

1

*()堀宣行

1593

-0.2

 05-05-04

33.8

360

2420

3700

7430

32400

161030 天皇賞秋G1 リアルスティール 4 M.デム

58

15

12

7

()矢作芳人

1595

0.2

 08-10-10

33.5

(13.0)

2420

3700

7430

32400

161030 天皇賞秋G1 ステファノス 5 川田将雅

58

15

14

6

()藤原英昭

1597

0.4

 13-14-14

33.5

(11.2)

   

7430

32400

161023 菊花賞G1 サトノダイヤモンド 3 ルメール

57

18

3

1

()池江泰寿

3033

-0.4

 08-09-05

34.1

230

3510

4720

17550

69380

161023 菊花賞G1 レインボーライン 3 福永祐一

57

18

11

9

()浅見秀一

3037

0.4

 14-16-12

34.2

(24.9)

3510

4720

17550

69380

161023 菊花賞G1 エアスピネル 3 武豊

57

18

13

6

*()笹田和秀

3037

0.4

 03-05-05

34.6

(20.5)

   

17550

69380

161016 秋華賞G1 ヴィブロス 3 福永祐一

55

18

7

3

()友道康夫

1586

-0.1

 09-08-08

33.4

630

3550

6170

20940

95520

161016 秋華賞G1 パールコード 3 川田将雅

55

18

3

4

()中内田充

1587

0.1

 05-07-06

33.8

(13.7)

3550

6170

20940

95520

161016 秋華賞G1 カイザーバル 3 四位洋文

55

18

15

 

8

()角居勝彦

1588

0.2

 05-05-05

34.1

(21.2)

   

20940

95520

161002 スプリンG1 レッドファルクス 5 M.デム

57

16

13

3

*()尾関知人

1076

-0.0

   09-07

33.5

920

4490

8240

42230

180060

161002 スプリンG1 ミッキーアイル 5 松山弘平

57

16

15

2

()音無秀孝

1076

0.0

   01-01

34.2

(8.2)

4490

8240

42230

180060

161002 スプリンG1 ソルヴェイグ 3 田辺裕信

53

16

4

9

()鮫島一歩

1076

0.0

   02-04

34.0

(27.1)

   

42230

180060

集計期間:2016.10. 2 2016.12.18 配当朱記表記は的中馬券

。。。。。しかし荒れましたなあ。1番人気は4−1−0−5と、ある程度責任を果たしているとはいえるのですが、それで三連複で万馬券、三連単で10万円超がデフォルトとは、いかに人々の思惑とかけ離れた結末であったことか。穏当に決まったのは、本当は一番荒れてしかるべき2歳牝馬の一戦だけと言うのは、悲しすぎます。

個人的にも、10レースで的中が二つだけ、しかもそのうち一つが投資額の半分しか回収できないガミ馬券とは、ううう、こういうのを振り返ると昨日発症した躁状態が嘘のように引いていきます。でもねえ、マイルチャンピオンシップはミッキーアイルの斜行がなければ当たっていたと思うんだよな。あんなご無体な所業に及んでお咎めなしとは、先日のレアル・アントラーズ戦でレッドカードを保留した審判のヘタレぶりを彷彿とさせるJRA審判部のだめさ加減には、なんか、再び怒りがこみ上げてくるのだ。私は、私は今年の流行語大賞をこう書き換えたい。「マイルチャンピオンシップ落ちた。死ねJRA!」

とにかく、こうやって振り返っても何故こういう結末になったかよくわからない部分も多いのですが、一つだけ言えるのは10レース中、8レースに外国人ジョッキーが関与しているということで、要は外国人ジョッキーは買わなきゃならないということですな。血統がどうのとか、距離適性がどうのとか、御託を並べる暇があったら騎手を見ろと言うのが、この結末の示唆するところなわけで、これまでさんざん御託を並べまくってきた私からすると、これはかなり衝撃的なのですが、いや、それでも並べるのだ御託を。だって御託が大好きなんだから。

20161225() 5回中山9日目 16頭 [15:25発走]
【10R】 61回有馬記念
3歳以上・オープン・G1(定量)(国際)(指定) 2500m (A)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

キタサンブラック 4 武豊

57

2.5

()清水久詞

1

2

ゴールドアクター 5 吉田隼人

57

8.3

()中川公成

2

3

 

ムスカテール 8 中谷雄太

57

144.6

()友道康夫

2

4

ヤマカツエース 4 池添謙一

57

31.3

()池添兼雄

3

5

 

サムソンズプライド 6 *横山典弘

57

129.6

()杉浦宏昭

3

6

サウンズオブアース 5 M.デム

57

8.9

()藤岡健一

4

7

 

マルターズアポジー 4 武士沢友

57

61.9

()堀井雅広

4

8

ミッキークイーン 4 浜中俊

55

18.7

()池江泰寿

5

9

 

ヒットザターゲット 8 *田辺裕信

57

135.0

()加藤敬二

5

10

 

アドマイヤデウス 5 岩田康誠

57

54.3

()橋田満

6

11

サトノダイヤモンド 3 ルメール

55

3.1

()池江泰寿

6

12

 

サトノノブレス 6 シュミノ

57

120.1

()池江泰寿

7

13

デニムアンドルビー 6 バルザロ

55

58.7

()角居勝彦

7

14

シュヴァルグラン 4 福永祐一

57

15.9

()友道康夫

8

15

 

アルバート 5 *戸崎圭太

57

59.7

()堀宣行

8

16

 

マリアライト 5 蛯名正義

55

16.8

()久保田貴

御託を並べる前に、例によって過去10年の有馬を振り返ります。

有馬記念過去10年の実績

日付

馬名

性齢

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

151227 ゴールドアクター 4 吉田隼人

16

7

8

()中川公成

2330

-0.0

 03-05-03

34.8

494

+4

1700

6840

13780

20360

125870

151227 サウンズオブアース 4 M.デム

16

9

5

()藤岡健一

2330

0.0

 03-05-06

34.7

502

0

(9.9)

6840

13780

20360

125870

151227 キタサンブラック 3 横山典弘

16

11

4

()清水久詞

2331

0.1

 01-01-01

35.1

526

-4

(8.4)

   

20360

125870

141228 ジェンティルドンナ 5 戸崎圭太

16

4

4

()石坂正

2353

-0.1

 03-03-02

34.1

470

-2

870

12350

21190

15250

109590

141228 トゥザワールド 3 ビュイッ

16

6

9

*()池江泰寿

2354

0.1

 07-06-07

33.8

524

+4

(31.2)

12350

21190

15250

109590

141228 ゴールドシップ 5 岩田康誠

16

14

1

*()須貝尚介

2354

0.1

 10-06-05

33.9

510

 

(3.5)

   

15250

109590

131222 オルフェーヴル 5 池添謙一

16

6

1

*()池江泰寿

2323

-1.3

 13-12-02

36.0

466

 

160

860

1020

1420

5240

131222 ウインバリアシオン 5 岩田康誠

16

4

4

()松永昌博

2336

1.3

 11-12-04

37.3

534

-4

(16.1)

860

1020

1420

5240

131222 ゴールドシップ 4 ムーア

16

14

2

()須貝尚介

2338

1.5

 11-08-04

37.8

498

-2

(4.4)

   

1420

5240

121223 ゴールドシップ 3 内田博幸

16

13

1

()須貝尚介

2319

-0.2

 15-14-10

34.9

506

+6

270

3730

5200

4020

24250

121223 オーシャンブルー 4 ルメール

16

6

10

*()池江泰寿

2321

0.2

 07-10-10

35.3

438

+2

(27.6)

3730

5200

4020

24250

121223 ルーラーシップ 5 ウィリア

16

9

2

()角居勝彦

2322

0.3

 13-14-12

35.2

512

+6

(3.7)

   

4020

24250

111225 オルフェーヴル 3 池添謙一

14

9

1

*()池江泰寿

2360

-0.1

 10-08-05

33.3

462

-4

220

3170

3650

24290

78260

111225 エイシンフラッシュ 4 ルメール

14

5

7

()藤原英昭

2361

0.1

 05-06-05

33.6

488

-4

(26.8)

3170

3650

24290

78260

111225 トゥザグローリー 4 福永祐一

14

7

9

*()池江泰寿

2361

0.1

 07-10-08

33.3

536

+12

(47.1)

   

24290

78260

101226 ヴィクトワールピサ 3 M.デム

16

1

2

*()角居勝彦

2326

-0.0

 04-02-02

34.6

512

+2

840

550

1640

11610

60770

101226 ブエナビスタ 4 スミヨン

16

7

1

()松田博資

2326

0.0

 11-09-08

33.8

464

+2

(1.7)

550

1640

11610

60770

101226 トゥザグローリー 3 ウィリア

16

11

14

*()池江泰郎

2326

0.0

 03-03-02

34.4

524

-4

(75.9)

   

11610

60770

091227 ドリームジャーニー 5 池添謙一

16

9

2

()池江泰寿

2300

-0.1

 15-14-08

35.2

426

+4

400

740

1510

5460

18890

091227 ブエナビスタ 3 横山典弘

16

2

1

()松田博資

2301

0.1

 06-04-03

35.8

446

-8

(3.4)

740

1510

5460

18890

091227 エアシェイディ 8 後藤浩輝

16

6

11

*()伊藤正徳

2308

0.8

 16-15-12

35.7

494

0

(32.0)

   

5460

18890

081228 ダイワスカーレット 4 安藤勝己

14

13

1

()松田国英

2315

-0.3

 01-01-01

36.4

494

-4

260

29490

33490

192500

985580

081228 アドマイヤモナーク 7 川田将雅

14

14

14

()松田博資

2318

0.3

 14-13-11

35.8

468

+6

(90.2)

29490

33490

192500

985580

081228 エアシェイディ 7 後藤浩輝

14

6

10

()伊藤正徳

2319

0.4

 08-05-07

36.4

496

+6

(36.1)

   

192500

985580

071223 マツリダゴッホ 4 蛯名正義

16

3

9

()国枝栄

2336

-0.2

 03-03-02

36.3

498

+12

5230

22190

69020

73320

800880

071223 ダイワスカーレット 3 安藤勝己

16

7

5

()松田国英

2338

0.2

 02-02-01

36.6

486

+2

(8.1)

22190

69020

73320

800880

071223 ダイワメジャー 6 M.デム

16

4

6

()上原博之

2342

0.6

 07-08-04

36.4

538

+10

(15.2)

   

73320

800880

061224 ディープインパクト 4 武豊

14

4

1

()池江泰郎

2319

-0.5

 12-11-10

33.8

438

+2

120

1070

1210

2890

9680

061224 ポップロック 5 ペリエ

14

1

6

*()角居勝彦

2324

0.5

 03-04-04

35.0

494

 

(31.1)

1070

1210

2890

9680

061224 ダイワメジャー 5 安藤勝己

14

5

3

()上原博之

2325

0.6

 02-02-02

35.3

532

+6

(15.1)

   

2890

9680

集計期間:2006.12.24 2015.12.27

@1番人気は5−2−1−2と極めて高い信頼性あるも、

A2番人気2−0−2−6、3番人気に至っては0−0−1−9と極めて不振。大丈夫かあゴールドアクター?

B二桁人気が来たのは30頭中5頭とそれほど大きなヒモ荒れがあるわけではないが、それでも高額配当続出なのは、上記2・3番人気不振によるものか。

C枠順は内が有利だが、中枠も来ないわけじゃない。但し大外枠だけは全く出番なし。

D30頭の年齢別構成をみると、三歳馬7、四歳馬11、5歳馬8と、6歳以上の出番はほぼなし。

E血統で見ると、みんな大好き僕らのステイゴールドが圧倒的、ただしこれはオルフェ、ゴールドシップの二頭でやたら稼いでいるためで割引は必要だし、そもそも今年はステゴ産駒の参戦なし。うーん、残念!この他では、さすがディープも優秀。2・3着ということならハーツクライ・キンカメも実績あり。

F馬券に絡んだ延べ30人のジョッキーのうち、11人がカタカナジョッキー。特筆すべきは人気薄の台頭にも外国人ジョッキーの貢献が大であるということで、ルメール・デムーロ以外の外国人も軽視禁物。


以上のトレンドから今回の有馬を予想しようかと思うのですが、なんじゃい、この出馬表は!またしてもキタサンブラックが1番枠ですと?

今年に入って出走すること6回。そのうち5回が内枠で、更にそのうち4回が1番枠なんて、内枠実績が5−0−1−0、1枠だと4勝無敗のこの馬にとってこんな都合の良い偶然が本当にあるのであろうか。明確な証拠もないが極めて怪しいこの現象は、将棋界の三浦問題を彷彿とさせるのであります。きっと、三浦九段中座後の着手を見た渡辺竜王とか久保九段の心情は今の私のものに極めて近いのではないかと思いますぞ。そうかい。。。そう言うことかい。どうしても君たちは年末の中山で北島三郎に歌わせたいと、そう言うことなんだな、JRA

よろしい、ならば戦争だ。

と、先週までの私なら意地でもこの馬を本命から外していたと思うんですが、昨日あぶく銭が入ったおかげで現在大変裕福で「衣食足りて礼節を知る」遊民経済人(吉崎達彦著「気づいたら先頭に立っていた日本経済」参照)となった私は、もうそういうことでは怒らないのだ。金持ち喧嘩せず。JRAがキタサンブラックにおける懸念事項を払しょくしてくれると言うなら、大人しくそれに乗っかることにするのだ。どうせもともとモチベーション低いレースだし、つまらない意地はもう張らない。本命はキタサンブラックで決まり。(ただ、私がこれまで意固地に本命を外しては勝ち続けてきたこの馬が、私が打ったらどうなるのかと言う意地悪な興味はありますな。)

対抗は菊花賞馬サトノダイヤモンド。どんなコースでも、どんな馬場状態でも対応できる器用さとセンスの持ち主で、今年の三冠レースの勝ち馬の中では、この馬が最もこのレースに向いていると思います。問題は今年の三歳の古馬に対する力関係が不明ということなんですが、多分互角以上に渡り合えるのでは。騎手がルメールだし。

この他ではサウンズオブアースは、未勝利・500万しか勝ち星がないくせに、重賞・G12着量産と言うステイゴールドみたいなやつなんですが、勝つには苦しいけどやはり連下有力。

馬券は→◎←→その他の3連単24点。サトノダイヤモンド頭の余地を残すところに、「意地」の燃えカスみたいなものを感じ取っていただければ。一番人気・二番人気軸の組み合わせであるにもかかわらず、最低で35倍見当、半数以上が万馬券と意外とつきます。キタサンブラックって実は見かけほど人気はないのかな。

個人的に期待したいのがデニムアンドルビーの一発。いや。最初は無印にしていたんですが、外国人騎乗の人気薄に妙味と言う上記トレンドがあるじゃないですか。もともとハマれば出来る子だし、何よりバルザローナは先日の阪神最終で単勝万馬券の馬を3着に持ってきて私に生涯最高配当をもたらしてくれた恩義もありますし。

と言うことで、本年はこれにておしまい。来年フェブラリーのころまたお目にかかれれば幸いです。皆さま良いクリスマス、そして、よいお年を。



上海馬券王



○今日の結果

<有馬記念> @サトノダイヤモンド、Aキタサンブラック、Bゴールドアクター




○かんべえのつぶやき

――本稿をアップしてからわずか1時間半後に、オバゼキ先生が
長文をアップされていて、そこには「俺は堕落した上海の奴とは違う」との暴言が記されておりました。いや、先生、そんなにご注目いただいているとはありがたい限りです。馬券王先生は、「私が陥落した時に限って来ないと言うほどキタサンが性悪でないことを祈るのみです」と言っておられましたが、まあ、そんな結果はどうでもよろしい。

――今日のレースにはしびれました。キタサンブラックは予定通り先行して、際内のコースを最短距離で突っ走る。それを追うゴールドアクター。ところがサトノダイヤモンドはしっかり2頭をマークしていて、第4コーナーを回ったところで狙い澄ましたように追い込んできた。そしてゴール前でしっかりクビ差でかわす。ルメール騎手には、その間合いが完璧に読めていたようです。持ち駒を全部使い切った詰め手順のように鮮やかな勝ちっぷりでした。

――いやはや、スゴイ有馬を見せてもらいました。歴史に刻まれた新たな1ページです。1999年のグラスワンダーとスペシャルウィークの一騎打ちを思い出します。これというのも、ルメール騎手が日本に来てくれたからでしょう。まことに、ありがたいことです。

――中山競馬場を去る途中で、トークショーの司会者が「さあ、今からあの人が歌いますよっ!」と誘っていました。今宵のサブちゃんは何を歌ったんでしょう。でも、そんなことより、見事なレースの余韻を胸に家に帰りたかったのです。それくらい、すごいレースでありました


――馬券王先生、それでいいですよね?皆さま、良いお年を。来年またお会いしましょう。





12月24日(土)阪神カップ


上海馬券王の人生相談(阪神C編)


中間管理職ロサギガンティアさんからの内部告発

Q:これってパワハラ?

馬券王先生こんにちは。私は阪神商事と言うところで働く会社員です。阪神商事と言うのは短距離路線で堅実な商いを続ける中堅商社で、そこで営業部長みたいなことをやっています。スプリング大学と言うそこそこ名前の知られたところを首席で卒業して入社した私は、ひょっとして取締役になれるかもなんて夢を見ていた時期もあったのですが、結局未だに部長どまりで、なんか先が見えたかなあって言うのが偽らざる現状。でもまぁ、これまで気の合う仲間と一緒に楽しく短距離営業をこなしてこれたわけで、そんなに悪い人生でもなかったんじゃないかとも思います。ところが!

私の会社では、年末に「阪神カップ」と題し、地道な短距離営業に勤しむ課長とか部長とか、とにかく気の置けない仲間が集まって忘年会を開催し、そこで一年の労をねぎらいあうことを恒例としてきたのですが、先日専務のミッキーアイルさんと、常務のイスラボニータさんに呼びつけられて、こう言われたんです。「面白そうなことやってるね、僕たちも混ぜてよ。」

。。。。部課長の忘年会に、役付きが乱入?勘弁してよ、って言うか、大体これまでだって、上司の悪口言い合って憂さを晴らしてきたっていうのに、そこに当人が現れてどうすんじゃい!空気読めよ!

先生、この二人の上司って、実はひどい奴らなんです。イスラボニータ常務なんか、もともとは中距離営業部の出身で、若くして平取まで上がったのはいいけど、最近じゃどんどん後進に抜かれて中距離の方じゃ平取どまりってことが明確になったもんだから短距離営業部の職域荒らすような真似を平気でやり始めるし。いや、マイル営業までならまだ角も立たなかったんですけど、さすがに1400mの営業はダメでしょう!本当に節操がないったらありゃしない。それにね、ミッキーアイルってのが、それに輪をかけてひどい奴なんです。この前のマイルでの大商いじゃ、同僚の仕事を邪魔して手柄を全部ひとり占めにするという、悪行三昧のとんでもない出世亡者。あんな露骨な違反行為をしながらお咎めなしっていうのは、世の中間違っているんじゃないでしょうか。被害にあったサトノアラジン君泣いてたな。

ああ、とにかく、せっかく楽しみにしていた忘年会が台無しです。当日こんな極悪非道なパワハラ上司に、お追従笑いしながら酒をつがなきゃならないなんて、これじゃあ殆ど「住友銀行秘史」の世界そのものではないですか!忘年会を明日に控え欝が満開の私はどうしたらよいのでしょうか。


A:お答え

いやあ、今シーズン初の人生相談ネタとなりました。エアグルーヴネタ以外でこれをやるのは、ずいぶん久しぶりのような。今年は欝展開が多く、こういう企画ものはなかなかやる気分になれなかったのですが、実は先週末のサッカークラブワールドカップにおいて、わがアントラーズが素晴らしいサッカーをやってくれてからテンション上がりまくりなのです。なんといっても、あのレアルを慌てさせマジにさせたわけですからね。あのパフォーマンスは世界中の辛口のサッカー通、誰に見せても恥ずかしくない素晴らしいもので、それを人口が当日の観客数に満たない小さな町のクラブの低賃金な選手(Cロナルド一人の年俸で当日あの会場にいた鹿島のメンバー10チーム分を養えるのでは)が成し遂げたというのは、これ痛快なんてものではないのです。

更に、更に、本日金曜開催の競馬において、20万円超の生涯最高配当を含め、万馬券3発的中と言う濡れ手にコシヒカリとなった私は、もう、欝から一挙に躁状態に移行してしまったのだ。わははははは、今年の累損を半分以上取り戻したぞ、これで年が越せるわい。

と言うわけで、事実上今年初めての相談コーナーを開催する気になったのですが、これをなぜ年末の有馬じゃなくてG1でもない阪神カップでおっぱじめることになったかというとですな、今年の有馬が出来レース臭ぷんぷんにおう、極めてつまらないレースになりそうで、いくら躁な私でも、著しくモチベーションにこと欠くことこの上ないからなのであります。それにね、競馬としても、ギャンブルとしても味わい深いレースなのだよ、阪神カップは。先週も書きましたが、素晴らしいモーリスの走りで今年の競馬は完結しているのだ。あとは余韻を楽しむための食後のデザート的なレースがあれば、今年は十分なわけで、そういう意味ではメインディッシュの後にメインディッシュを重ねるような有馬よりは阪神カップがいいのだ。通は有馬じゃなくて阪神カップなのだ。よって、今年は本レースの予想を以て、個人的なフィナーレとさせていただきます。(一応有馬の予想もするけどね)

さて、ロサギガンティアさんのご相談の件なのですが、やはりG1未満G3以上な阪神カップに急きょパキパキなG1馬が二頭も参戦ということで、私も同情申し上げる次第です。部課長の飲み会に役付きが乱入なんて、10年の歴史を誇る阪神カップでもかつてなかったことで、いやあ、あなたのような常連メンバーはさぞご苦労も多いのだろうと。ただ、これでこのレースにも若干「箔」が付いたことは否めないわけで、「年末は有馬じゃなくて阪神カップ」と言う私の主張にもある程度の説得力と言うのが出てくるのはありがたい部分もあります。

このようにG1級が二頭も出ることによって、否が応にも人気がこの二頭に偏ってしまった本レースなんですが、実際のところどうなんでしょうか。本レースのトレンドはあとで述べますが、このレース、1200mでも1600mでもなく、1400mと言う、現在のG1に体系づけられていない距離で争われていることがポイントでありましょう。具体的には、いくらG1馬と言っても、1400mのスペシャリストになら付け入るスキはあるのではないかと。去年このレースで勝っているあなたなんかも、そのスペシャリストの一員、実は私は大変期待しているわけです。年末忘年会のカラオケでも、部下が上司を圧倒するなんて光景はよく見られます。この距離でも強い所を見せているミッキーアイル専務はやはり有力と考えますが、少なくともこの距離に全然経験のないイスラボニータ専務よりはあなたの方がはるかに有望、当日の忘年会は是非、無礼講、鹿島アントラーズ的な下剋上な光景を見せていただきたいものです。

と、言うわけで。。。。

20161224() 5回阪神8日目 16頭 [15:45発走]
【11R】 11回阪神カップ
3歳以上・オープン・G2(定量)(国際)(特指) 1400m・内 (B)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

サンライズメジャー 7 池添謙一

57

38.0

()浜田多実

1

2

 

シュウジ 3 川田将雅

56

15.1

()須貝尚介

2

3

ロサギガンティア 5 *田辺裕信

57

8.6

()藤沢和雄

2

4

$エイシンスパルタン 5 岩田康誠

57

17.1

()藤岡健一

3

5

ダンスディレクター 6 *武豊

57

15.0

()笹田和秀

3

6

イスラボニータ 5 ルメール

57

3.8

()栗田博憲

B4

7

 

ラインハート 5 *松山弘平

55

247.7

()須貝尚介

4

8

ミッキーアイル 5 浜中俊

57

2.7

()音無秀孝

5

9

 

スノードラゴン 8 大野拓弥

57

32.2

()高木登

B5

10

 

ヒルノデイバロー 5 *四位洋文

57

148.4

()昆貢

6

11

 

トウショウドラフタ 3 *バルザロ

56

32.5

()萱野浩二

6

12

 

サクラゴスペル 8 *幸英明

57

156.2

()尾関知人

7

13

 

ゴールデンナンバー 7 *秋山真一

55

151.9

()萩原清

7

14

 

レッドアリオン 6 *シュミノ

57

85.3

()橋口慎介

8

15

フィエロ 7 *M.デム

57

10.7

()藤原英昭

8

16

グランシルク 4 *福永祐一

57

9.7

()戸田博文

例によって過去10年のトレンドを。

阪神カップ10年の歴史

日付

馬名

性齢

騎手

斤量

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

151226 ロサギガンティア 4 M.デム

57

17

13

3

()藤沢和雄

1214

-0.0

   04-04

34.5

528

+2

820

5940

9350

6830

49650

151226 ダンスディレクター 5 浜中俊

57

17

15

5

()笹田和秀

1214

0.0

   11-11

34.2

444

+4

(12.9)

5940

9350

6830

49650

151226 ビッグアーサー 4 藤岡康太

57

17

1

1

()藤岡健一

1216

0.2

   04-04

34.6

522

0

(2.7)

   

6830

49650

141227 リアルインパクト 6 ビュイッ

57

18

8

8

()堀宣行

1207

-0.0

   06-05

34.7

518

-20

1440

9230

19610

31640

213360

141227 コパノリチャード 4 武豊

57

18

18

3

()宮徹

1207

0.0

   03-03

34.8

492

+6

(7.5)

9230

19610

31640

213360

141227 ダイワマッジョーレ 5 C.デム

57

18

3

5

()矢作芳人

1207

0.0

   06-07

34.6

442

0

(11.2)

   

31640

213360

131223 リアルインパクト 5 ムーア

57

18

10

8

()堀宣行

1214

-0.0

   01-01

34.8

514

-6

1540

13870

28440

47050

328560

131223 ガルボ 6 岩田康誠

57

18

14

10

()清水英克

1214

0.0

   02-02

34.7

474

+6

(27.2)

13870

28440

47050

328560

131223 クラレント 4 川田将雅

57

18

7

7

()橋口弘次

1215

0.1

   05-05

34.5

496

-6

(12.7)

   

47050

328560

121224 サンカルロ 6 吉田豊

57

18

13

3

()大久保洋

1210

-0.2

   14-13

34.4

506

+8

790

13120

25580

39050

284680

121224 ガルボ 5 石橋脩

57

18

10

14

()清水英克

1212

0.2

   03-02

35.5

476

+6

(28.2)

13120

25580

39050

284680

121224 ファイナルフォーム 3 ムーア

56

18

15

2

()堀宣行

1212

0.2

   10-10

34.9

528

-6

(6.9)

   

39050

284680

111217 サンカルロ 5 吉田豊

57

18

13

4

()大久保洋

1205

-0.0

   10-09

34.4

500

+8

980

5660

12090

89650

490330

111217 グランプリボス 3 M.デム

56

18

16

5

*()矢作芳人

1205

0.0

   07-07

34.5

518

0

(10.4)

5660

12090

89650

490330

111217 フラガラッハ 4 武豊

57

18

8

13

()松永幹夫

1208

0.3

   17-17

34.0

492

-4

(57.4)

   

89650

490330

101218 $キンシャサノキセキ 7 スミヨン

57

17

14

2

()堀宣行

1203

-0.0

   04-04

34.3

504

+6

390

3080

4900

131400

438250

101218 レッドスパーダ 4 横山典弘

57

17

13

5

()藤沢和雄

1203

0.0

   01-01

34.5

542

+4

(14.3)

3080

4900

131400

438250

101218 マイネルフォーグ 6 ルメール

57

17

4

15

()宮徹

1205

0.2

   06-07

34.2

464

0

(140.8)

   

131400

438250

091220 $キンシャサノキセキ 6 M.デム

57

18

2

1

()堀宣行

1204

-0.2

   16-11

34.7

504

+8

470

2960

4900

54400

123100

091220 プレミアムボックス 6 幸英明

57

18

13

7

()上原博之

1206

0.2

   16-15

34.7

534

+2

(16.3)

2960

4900

54400

123100

091220 サンカルロ 3 吉田豊

56

18

17

11

()大久保洋

1206

0.2

   15-15

34.7

490

-2

(19.9)

4690

7190

54400

123100

081221 マルカフェニックス 4 福永祐一

57

18

3

8

()松永昌博

1216

-0.1

   06-05

35.4

528

0

2210

3040

8270

15920

121970

081221 $ファリダット 3 四位洋文

56

18

14

1

()松元茂樹

1217

0.1

   12-09

35.0

474

0

(2.5)

3040

8270

15920

121970

081221 リザーブカード 5 川田将雅

57

18

15

7

()栗田博憲

1217

0.1

   10-09

35.1

490

-6

(15.0)

   

15920

121970

071216 スズカフェニックス 5 武豊

57

18

17

1

()橋田満

1206

-0.1

   11-09

34.1

470

+2

250

6010

7630

21650

111090

071216 ジョリーダンス 6 秋山真一

55

18

4

10

()堀宣行

1207

0.1

   09-09

34.2

470

-2

(34.7)

6010

7630

21650

111090

071216 ブルーメンブラット 4 ルメール

55

18

16

5

()石坂正

1207

0.1

   15-12

34.0

470

-4

(14.3)

   

21650

111090

061217 フサイチリシャール 3 福永祐一

56

18

10

8

()松田国英

1206

-0.1

   04-05

35.2

492

+2

1010

5390

10880

12450

82560

061217 プリサイスマシーン 7 安藤勝己

57

18

7

6

()萩原清

1207

0.1

   06-07

35.1

484

0

(9.9)

5390

10880

12450

82560

061217 マイネルスケルツィ 3 武豊

56

18

13

4

()稲葉隆一

1207

0.1

   02-02

35.5

506

-4

(7.6)

   

12450

82560

集計期間:2006.12.17 2015.12.26

@1番人気2−1−1−6、2番人気1−0−0−9、3番人気2−1−0−7と、上位人気の信頼性著しく低い。

A2桁人気が30頭中6頭も占める等、超人気薄にも一定の目配りが必要。

以上を踏まえ、例年三連単10万超、三連複万馬券がデフォの大荒れギャンブルレースとなっているわけですが、上述の通り、中間管理職の飲み会に取締役級が二頭も参戦のこのレース、今年の1・2番人気の格が尋常なく高いというのはこれまでにない事象であり、これをどうとらえるかですな。

B枠順は大外でも来る、って言うか、外の方が来る。馬番二桁の馬が30頭中なんと20頭!

C年齢の構成は三歳馬6頭、四歳馬8頭、5・6歳馬それぞれ7頭と、見事にばらけており、どの年代にもチャンスあり。

D血統はディープ、ダイワメジャーが強い。

E脚質は様々だが、4F通貨時点で似たような位置につけていた馬がまとめて〜3着に突っ込んできているケースが矢鱈多く、要は展開が大きなポイント。

F昔ほどではないけど西高東低な競馬会のトレンドに反し、関東馬が強い(30頭中17頭)。特筆すべきは堀厩舎が過去7頭も馬券に絡んでいるのだけど、残念ながら本年は出走なし。

G馬体重は500kg前後の大型馬が圧倒的。まぁ、短距離路線の重賞級ともなれば殆どの馬がそういう体系なのですが。

H上述の通り1400のスペシャリストが強い

I上位入選の馬が翌年も活躍する事例多し。特に11年・12年のサンカルロには大変おいしい馬券を恵んでいただきました。

結局、上位人気ミッキーアイルとイスラボニータをどうとらえるかが最大のポイントなんですが、結局、この二頭が強いことには何の疑いもありませんな。特にミッキーアイルはこの距離での実績もありますし、距離がはっきり不安なイスラボニータだって、騎手が戸崎とリーディングを争うルメールが乗る以上無視などできるはずもない。

しかしですな、やはり、こういう大荒れがデフォなレースが、そんなに固く決まるはずがないという気がどうしても。ミッキーアイルにはマイルチャンピオンシップで斜行され私の軸馬サトノアラジンが大きな不利を受けたという恨みもあるし(高額配当がふいになったかんべえ先生はえらくご立腹だったが、私だって怒っているのだ)。

と言うわけで、上位人気のうち最低でも頭が脱落するという前提で、軸にするのは去年の勝ち馬ロサギガンティア。G1を二連勝中の関東の名門藤沢きゅう舎の馬で、騎手がアントラーズ的下剋上な田辺と言うのもこちらの心の琴線に矢鱈訴えてきます。

この他では高齢ながらもやはりG1級の☆フィエロは外枠実績が2−2−1−0とやたら優秀。大外引いたみんな大好きステゴ産駒のグランシルクまたしかり。1400m巧者と言うことでは去年二着のダンスディレクター、4着のサンライズメジャー、エイシンスパルタンも。

馬券は◎→〇▲☆→その他の三連複15点。上位人気との組み合わせでも20倍見当で、他はほとんどが万馬券。特に内枠引いたダイワメジャー産駒のサンライズメジャーが来れば今年の累損はすべて解消となるのですが、さて。


皆様の相談お待ちします。


人生相談士  上海馬券王



○今日の結果

<阪神カップ> @シュウジ、Aイスラボニータ、Bフィエロ




○かんべえのつぶやき

――イスラボニータを買ったつもりで見ておりましたら、ゴール前、シュウジに差されてしまいました。マイルチャンピオンシップもそうでしたが、惜しいところで届きませんなあ。まあ、今日は買ってないから実害はないですけど。逆にシュウジは川田騎手が上手く乗りました。フィエロの3着は何回目ですかね。いつも連には絡むのに、これまた天下が取れませんなあ。

――馬券王先生が推したロサギガンティアは5着、一番人気のミッキーアイルが6着、みんな大好きステゴ産駒のグランシルクが7着となりました。やっぱり難しいレースでしたねえ。テレビ東京
「ウィニング競馬」を見ていたら、出演者全員が外していましたね。

――ところでTX「ウィニング競馬」ですが、鷲見アナが卒業ですと。あの番組のことですから、
「モヤさま」の狩野恵里アナの後釜になるのかな。個人的には、「モーサテ」に戻ってきてくれないかなと思います。森田京之介君の後任でどうかしらん?

――さて、いよいよ明日は有馬記念です。仕事は全然終わりませんが、そろそろ競馬新聞を買ってこようかな。馬券王先生、明日もどうぞよろしくお願いします。






12月18日(日)朝日フューチュリティーステークス

えー、先週は久しぶりに素晴らしい競馬を堪能しました。

まずソウルスターリング、リスグラシューと言う2歳牝馬のマッチレースが素晴らしかった。明日のミスエルテのレースぶりにもよりますが、来年の牝馬クラシックはこの二頭を中心に回りそうですね。「神ってる」二頭の走りに比べ、配当が安すぎて「ガミってる」私の馬券にうら寂しいものを感じちゃったりもするのですが、まぁ、そんなことはよろしい。あの二頭には来年更に進化した姿を見せてもらいたいものです。

さらに海外に目を転じれば、香港ヴァースではステイゴールドを思い出すサトノクラウンの追込み勝ち、そして、そして香港カップにおけるモーリスの神々しいまでのラストラン。魂が震えるとはこのことですな。サトノクラウンもモーリスも堀厩舎の馬で、いやあ、顔を見ればホースマンと言うよりは、秋葉原にたむろするアニオタ認定が相当ですが、堀先生凄すぎます。こういうのを見ると志半ばで引退した同厩舎ドゥラメンテの無念が心をよぎり、私は、私はぁ、ううううう。

しかし、先週のレースがあまりにも素晴らしく、カタルシスにあふれまくっていたせいで、なんか、気分はおなか一杯と言うか、今年の競馬は先週で終了と言う感じがしてならないのは気のせいでしょうか。本来なら年末最後の大一番として盛り上がるはずの有馬記念だって、香港にあれだけの精鋭が参戦したら歯抜けもいいところで、キタサンブラックとサトノダイヤモンドの菊花賞馬対決しか見どころがないなんて興覚めもいいところ。紅白を引退しておきながら、しっかり暮れの中山で「祭り」を歌う北島三郎のどや顔が今から頭をよぎり、幸福な気分が一挙に欝に転落してしまうのであります。今年の競馬を締めるのはモーリスのあの素晴らしいラストラン。それでいいじゃないですか。食後のデザートがどうしても必要だというのなら阪神カップで十分です。フューチュリティも有馬もいりません。

と言うわけで、本日の予想はかなり投げやりなんで、そこんとこ、夜露死苦。

20161218() 5回阪神6日目 18頭 [15:40発走]
【11R】 68回朝日杯フューチュリティS
2歳・オープン・G1(馬齢)(牡・牝)(国際)(指定) 1600m・外 (A)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

 

$レヴァンテライオン 2 内田博幸

55

63.2

()矢作芳人

1

2

 

アシャカリアン 2 *国分優作

55

240.9

()大根田裕

2

3

 

リンクスゼロ 2 *シュタル

55

158.4

()森秀行

2

4

ボンセルヴィーソ 2 松山弘平

55

78.5

()池添学

3

5

 

タガノアシュラ 2 武豊

55

11.2

()五十嵐忠

3

6

クリアザトラック 2 M.デム

55

7.6

()角居勝彦

4

7

 

ビーカーリー 2 *和田竜二

54

273.2

()西村真幸

4

8

ダンビュライト 2 ルメール

55

6.6

()音無秀孝

5

9

 

ダイイチターミナル 2 *北村友一

55

220.4

()高市圭二

5

10

モンドキャンノ 2 *バルザロ

55

14.5

()安田隆行

6

11

 

$トリリオネア 2 *松田大作

55

50.5

()小島太

6

12

 

トーホウドミンゴ 2 *池添謙一

55

241.0

()谷潔

7

13

*ミスエルテ 2 川田将雅

54

2.3

()池江泰寿

7

14

 

ブルベアバブーン 2 幸英明

55

211.6

()藤沢則雄

7

15

レッドアンシェル 2 *シュミノ

55

10.2

()庄野靖志

8

16

アメリカズカップ 2 松若風馬

55

30.6

()音無秀孝

8

17

サトノアレス 2 *四位洋文

55

12.4

()藤沢和雄

8

18

 

トラスト 2 柴田大知

55

21.3

()中村均

阪神に舞台を移して三年目の2歳チャンピオン決定戦なんですが、先週の牝馬戦にくらべはっきりメンバーがしょぼいです。来週のホープフルSに有力メンバーが集まったのかと思えば、中山開催のホープフルSにこの時期そんな良いメンバーが集まるわけもなく、今年の2歳牡馬は、やはり不作と考えるのが妥当なのでしょう。予想が投げやりなのは、モーリスの素晴らしい走りを見た後の虚脱感だけが理由ではないのです。これじゃあ、先週勝ったソウルスターリングと同じフランケル産駒ミスエルテが一番人気になってもしょうがないですな。

過去2年分のデータ蓄積しかないこのレースなんですが、全く同じ条件で行われているジュベナイルの傾向が役に立つと考えられるわけで、基本予想は先週と同じスタンスで行いました。詳細は先週記事を参照願いたいのですが、とりわけ重要なのが例年使用して、結果も出ている下記項目となります。具体的には、

@1200mでの実績を軽視 (1600m以上での実績重視)
A
秋以降の実績を重視
B
坂のあるコースでの実績を重視。
C
切れ味を重視。(上がり34秒台、芝の軽い新潟・京都・府中・小倉なら33秒台必須)

わははは、これを中心に馬券検討を進めれば、的中にかなり近づけるのだよ。因みに過去二年の本レースのデータも参考表記するとこうなります。

フューチュリティ 過去二年分しかないレースデータ

日付

馬名

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

151220 リオンディーズ M.デム

16

15

2

()角居勝彦

1344

-0.1

   15-15

33.3

496

-4

590

520

1340

8160

38560

151220 エアスピネル 武豊

16

11

1

()笹田和秀

1345

0.1

   08-06

34.0

484

+2

(1.5)

520

1340

8160

38560

151220 シャドウアプローチ 中谷雄太

16

13

11

*()須貝尚介

1352

0.8

   10-06

34.7

494

0

(91.6)

   

8160

38560

141221 ダノンプラチナ 蛯名正義

18

2

1

()国枝栄

1359

-0.1

   14-12

35.4

472

+6

460

14050

20260

20560

133570

141221 アルマワイオリ 勝浦正樹

18

6

14

()西浦勝一

1360

0.1

   14-12

35.5

470

+2

(64.7)

14050

20260

20560

133570

141221 クラリティスカイ 岩田康誠

18

14

3

()友道康夫

1361

0.2

   07-06

35.9

484

+12

(5.3)

   

20560

133570

集計期間:2014.12.21 2015.12.20

うーん、過去二年のデータで、はっきりしたこと言えるはずもないのですが、取り敢えず現状では下記のトレンドありかと。

D一番人気は1−1−0−0と軸の資格あり。

E二桁人気の超人気薄に台頭の余地あり。

F後方から突っ込んでくる馬で決まるケースが矢鱈多く、ジュベナイル以上に切れ味重視。

以上によりセレクトしたのが上記の印となります。とりあえず上記@Fを満たしている馬と言うことで印を打ったんですがね、いやあ、明確に基準を満たしているのは一番人気ミスエルテ以外いないという体たらくでして、他の馬は情状酌量して、無理やり条件クリアした馬ばかりなんで、今年はやはりレベルが低い。何と言っても新馬戦を勝っただけの抽選馬クリアザトラックが「未知の魅力」で三番人気になってるくらいですからね。

と言うわけで、やはり人気でもフランケル産駒のミスエルテが軸となります。過去35年このレースで勝ちがない牝馬だし、距離は1600mがギリギリっぽいし、騎手はルメールより劣るしと、先週ほど強気にはなれませんが、他がしょぼいのでしょうがない。これに勝つ可能性があるのはまだ底を見せていないという意味で上述のクリアザトラックくらいなのでしょうが、いくらディープ産駒でも、騎手がデムーロでも、グッチーさんがご推奨でも、こんな得体のしれない存在に三番人気なんて言う高値が付く現状は却下なのです。ヒモどまりなのです。調整の遅れから先週のジュベナイルをパスしてこちらに回ってきたローテにも不安はありますが、調教はよく動いていますし、これは大丈夫でしょう。「調整遅れ」などと言いながら、その実ソウルスターリングとの直接対決を避けたかったんじゃないかと考えるのは下種の勘繰りでしょうか。

対抗は、最初ルメール騎乗で稍重のサウジアラビアCを上がり34.1秒でまとめたダンビュライトを考えていたんですが、うーん、この程度の実績で二番人気と言うのもお買い得感に乏しいということで、これはに。代わって札幌・京都と言うタイプの違うコースをいい切れ味で快勝したレッドアンシェルが普通に強いと考え、これを〇とします。

馬券は先週のガミ配当に懲りたこともあり、目をつぶって、◎→▲☆←→他の3連単30点。これなら最低でも40倍見当だし、殆どが万馬券。

特に人気薄が割り込んでくるという上述のトレンドからセレクトしたボンセルヴィーソ(逃げ粘って二着したデイリー杯二歳Sの価値は内枠引いた現在高いと考えます)が馬券に絡むと、これは大変愉快なことになるのですが、さて。


上海馬券王



○今日の結果

<朝日FS> @サトノアレス、Aモンドキャンノ、Bポンセルヴィーソ




○かんべえのつぶやき

――いつものことながら荒れる朝日FS、今日の結果は6番人気→7番人気→12番人気でありました。一番人気のミスエルテは4着。3連単は22万1200円でした。

――本日の不肖かんべえ、普通に買ったんじゃどうせ当たらないと割り切りまして、アメリカズカップを名前で買い、ついでにサトノアレスは馬主の里見さんが確変入りかも、ということで指名したんですが、来ちゃいましたよ。サトノアレスの単勝は1420円でした。まあ、唯一のディープ産駒で、秋に2勝していて、馬体も堂々としているので、もっと人気して不思議はなかったんじゃないかと。

――今年は通算すると大マイナスになるんですが、G1レースは不思議とよく当たっています。下半期は菊花賞(馬単)とこの朝日FS(単勝)。後は有馬をズバリと当てたいですね。

――サプライズの多かった2016年も、いよいよあと1週間を残すのみであります。今年の有馬記念はキタサンブラックか、サトノダイヤモンドか。あるいはゴールドアクター、サウンズオブアース辺りが来るのか。たっぷり1週間迷いたいと思います。馬券王先生、よろしくお願いします。






12月11日(日)阪神ジュベナイルフィリーズ


えー、明日は香港国際G1でありまして、スプリントからクラシックディスタンスまで4つものG1競争が開催され、それに日本の馬が12頭も参戦するというワクテカな一日なのであります。正直、日本の2歳女王戦と言うのがどうでもよくなってくるのであります。

しかし、こういう国際G1も日本で馬券が買えるというのは、どうなんでしょうね。「馬券が買える」と言っても、日本マーケット限定の分離開催であり、そうなると日本の馬に人気が集中するので、海外馬がお買い得と言う理屈になり、一瞬心がときめくのですが、よくよく考えれば海外馬なんてよく分からんわい。知ってるのはハイランドリールとエイブルフレンド位だし、私でも知ってる馬はほかの馬券購入者も知っているわけで、さすがにこれは人気になるし、ここは合田直弘先生に指導いただこうかと思えば、先生解説はうまいけど馬券は外しまくりだし。うーん、ここは大人しく鑑賞のみとしますか。(でも香港カップは日本の馬のボックス買えば当たる気がするぞ)

それにしても、日本からG1級の馬が12頭も遠征するなんて、えらく壮観ですねえ。近視眼的にみると日本のトップジョッキーが一緒にごっそりと遠征することが当日のジュベナイルの結果にもえらく大きな影響を与えそうだし、もうちょっと広い視野で考えれば、ここに参戦するということは、日程的にマイルチャンピオンシップ、ジャパンカップ、有馬記念と言う日本の重要レースをパスするのと同義だし、これはJRAのビジネスモデルに甚大なマイナスなんじゃないでしょうか。こんなトレンドが毎年続くようだと涙目だよなJRA。

特に年末の有馬記念がえらく味気なくなりますなあ。ヌーヴォレコルト、スマートレイアー、ラブリーデイ、エイシンヒカリ、ステファノス、クイーンズリングそしてモーリス。こういった馬が有馬に出てれば、無視するのも難しかったのですが、これらが不在となれば、今年の有馬記念ってキタサンブラックへの信任投票以上の価値がないではないですか。ああ、なんか、年末の中山に北島三郎の歌声鳴り響くのが今から聞こえたような気がいたします。うううううう、はなはだしく欝なのです。

20161211() 5回阪神4日目 18頭 [15:40発走]
【11R】 68回阪神ジュベナイルフィリーズ
2歳・オープン・G1(馬齢)()(国際)(指定) 1600m・外 (A)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

ディーパワンサ 2 *シュタル

54

11.4

()松下武士

1

2

*ソウルスターリング 2 ルメール

54

2.8

()藤沢和雄

2

3

 

エムオービーナス 2 木幡初也

54

164.4

()鹿戸雄一

2

4

レーヌミノル 2 *蛯名正義

54

6.9

()本田優

3

5

 

ポンポン 2 嘉藤貴行

54

139.0

()田中清隆

3

6

 

ショーウェイ 2 松若風馬

54

91.6

()斉藤崇史

4

7

ブラックオニキス 2 城戸義政

54

83.4

()加藤和宏

4

8

サトノアリシア 2 池添謙一

54

41.2

()平田修

5

9

 

ジャストザマリン 2 *四位洋文

54

66.0

()牧浦充徳

5

10

 

クインズサリナ 2 *シュミノ

54

126.0

()西村真幸

6

11

ジューヌエコール 2 *バルザロ

54

7.9

()安田隆行

B6

12

 

アリンナ 2 *田辺裕信

54

42.7

()松元茂樹

7

13

 

ゴールドケープ 2 丸山元気

54

132.3

()荒川義之

7

14

 

スズカゼ 2 *松田大作

54

179.8

()伊藤正徳

7

15

 

フェルトベルク 2 川島信二

54

296.6

()荒川義之

8

16

シグルーン 2 *藤岡康太

54

68.6

()宮徹

8

17

ヴゼットジョリー 2 *和田竜二

54

15.6

()中内田充

8

18

リスグラシュー 2 *戸崎圭太

54

3.6

()矢作芳人


今年も18頭のフルゲート、小学生のお嬢さんの運動会なんですが、意外とこのレースは相性が良いので香港開催前の景気づけとして頑張ってみたいと思います。まずは恒例の過去10年のトレンドから。

ジュベナイルF 過去10年の系譜

日付

馬名

性齢

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

151213 メジャーエンブレム 2 ルメール

18

2

1

()田村康仁

1345

-0.3

   02-01

35.8

494

0

250

3500

4950

7640

39480

151213 ウインファビラス 2 松岡正海

18

13

10

()畠山吉宏

1348

0.3

   06-06

35.6

448

-12

(33.3)

3500

4950

7640

39480

151213 ブランボヌール 2 岩田康誠

18

11

3

()中竹和也

1350

0.5

   08-10

35.5

432

-10

(7.8)

   

7640

39480

141214 ショウナンアデラ 2 蛯名正義

18

16

5

()二ノ宮敬

1344

-0.1

   13-12

34.0

468

-2

980

2200

5110

3530

22780

141214 レッツゴードンキ 2 浜中俊

18

11

2

()梅田智之

1345

0.1

   09-10

34.3

466

+8

(5.6)

2200

5110

3530

22780

141214 ココロノアイ 2 横山典弘

18

4

4

()尾関知人

1346

0.2

   09-08

34.5

450

-2

(6.3)

   

3530

22780

131208 レッドリヴェール 2 戸崎圭太

18

8

5

()須貝尚介

1339

-0.0

   08-08

34.1

418

-8

1460

1240

4250

6220

42130

131208 ハープスター 2 川田将雅

18

10

1

*()松田博資

1339

0.0

   14-14

33.6

476

+2

(1.7)

1240

4250

6220

42130

131208 フォーエバーモア 2 蛯名正義

18

6

8

*()鹿戸雄一

1339

0.0

   06-05

34.6

460

+2

(31.3)

   

6220

42130

121209 ローブティサージュ 2 秋山真一

18

1

5

*()須貝尚介

1342

-0.0

   10-08

35.9

442

-4

810

35990

62100

490320

3047070

121209 クロフネサプライズ 2 柴山雄一

18

7

15

()田所秀孝

1342

0.0

   02-02

36.3

472

+18

(89.9)

35990

62100

490320

3047070

121209 レッドセシリア 2 三浦皇成

18

10

10

()鹿戸雄一

1343

0.1

   15-16

35.6

416

-10

(44.5)

   

490320

3047070

111211 ジョワドヴィーヴル 2 福永祐一

18

13

4

()松田博資

1349

-0.4

   09-10

34.1

418

-2

680

4870

8270

9370

62850

111211 アイムユアーズ 2 メンディ

18

11

8

()手塚貴久

1353

0.4

   04-04

34.9

452

-2

(12.3)

4870

8270

9370

62850

111211 サウンドオブハート 2 武豊

18

18

1

()松山康久

1353

0.4

   03-03

35.0

460

0

(4.6)

   

9370

62850

101212 レーヴディソール 2 福永祐一

18

11

1

()松田博資

1357

-0.1

   10-11

33.9

450

-2

160

1260

1490

9200

24540

101212 ホエールキャプチャ 2 池添謙一

18

4

4

()田中清隆

1358

0.1

   05-09

34.1

456

0

(19.1)

1260

1490

9200

24540

101212 ライステラス 2 M.デム

18

18

8

()和田正道

1360

0.3

   07-04

34.5

452

+4

(47.9)

   

9200

24540

091213 アパパネ 2 蛯名正義

18

18

2

()国枝栄

1349

-0.1

   10-10

34.3

472

+4

460

2050

3710

5980

27670

091213 アニメイトバイオ 2 内田博幸

18

6

5

()牧光二

1350

0.1

   07-07

34.8

456

0

(8.7)

2050

3710

5980

27670

091213 ベストクルーズ 2 安藤勝己

18

15

6

*()松田博資

1351

0.2

   11-12

34.3

434

-2

(12.2)

   

5980

27670

081214 ブエナビスタ 2 安藤勝己

18

13

1

()松田博資

1352

-0.4

   16-16

34.8

450

0

220

1090

1620

3270

11760

081214 ダノンベルベール 2 後藤浩輝

18

2

3

()国枝栄

1356

0.4

   11-06

35.6

448

-8

(8.4)

1090

1620

3270

11760

081214 ミクロコスモス 2 鮫島良太

18

9

4

()角居勝彦

1358

0.6

   17-17

35.2

454

+2

(11.9)

   

3270

11760

071202 トールポピー 2 池添謙一

18

15

3

()角居勝彦

1338

-0.0

   11-08

35.2

466

-4

660

5440

9100

13320

65920

071202 レーヴダムール 2 藤岡佑介

18

9

8

()松田博資

1338

0.0

   17-15

34.8

480

-4

(16.0)

5440

9100

13320

65920

071202 エイムアットビップ 2 福永祐一

18

10

2

()矢作芳人

1339

0.1

   10-08

35.4

454

-4

(5.5)

   

13320

65920

061203 ウオッカ 2 四位洋文

18

2

4

()角居勝彦

1331

-0.0

   06-06

34.2

482

-10

1110

900

2860

1780

14240

061203 アストンマーチャン 2 武豊

18

9

1

()石坂正

1331

0.0

   03-03

34.5

460

0

(1.6)

900

2860

1780

14240

061203 ルミナスハーバー 2 小牧太

18

3

2

*()橋口弘次

1337

0.6

   01-01

35.4

450

-6

(8.9)

   

1780

14240

集計期間:2006.12. 3 2015.12.13


@1番人気は3−2−1−4と一定の信頼性はあるが、今一勝ちきれない。

A2番人気は1−1−2−6、3番人気は1−1−1−7と相当落ちる。配当の期待値を考えれば4〜6番人気が狙い目。

B二桁人気の人気薄は阿鼻叫喚の結末となった12年と去年の2着以外は来ていない。

上記から3連単配当はすべて万馬券ではあるが、超高額と言うのも(12年を除き)ない。3連複は1番人気の複勝率の高さから穏当な配当であるが、それでも2・3番人気がふがいなさすぎるため中穴でそれなりにおいしいリターンが多く、狙うならむしろこちらか。

C枠順に大きな偏りはないが、それでも大外は若干辛そう。

D脚質は差しが圧倒的。2・3着に限定すれば先行も十分あり。逃げ切りと殿一気は相当つらい。

E馬体重は大型馬よりは小兵が良い感じ。

F血統的には過去3年でディープと僕らのステイゴールドがそれぞれ3頭づつ連絡みなんだけど、今年はこれらの産駒は出走なし。いや、ステイゴールドはしょうがないんだけど、ディープ産駒が一頭もいないなんて、これは驚き。代わりと言っては何だけどディープの子ディープブリランテの産駒が三頭出走してます。まさか、ディープの孫がこんなに早く出てくるなんて、えらく年を取った気分ですわい。

以上に加え、例年使用して一定以上の戦果を挙げている下記の法則を適用してみたい。具体的には

G1200mでの実績を軽視

H秋以降の実績を重視

I坂のあるコースでの実績を重視。

J切れ味を重視。(上がり34秒台、芝の軽い新潟・京都・府中・小倉なら33秒台必須)


以上により導き出されたのが上記印となるわけですが、本命は人気でもソウルスターリング。

14戦全勝、うち10個がG1で、この間二着以下につけた着差が70馬身(!)と言うヨーロッパの怪物フランケルの産駒ですね。まさかフランケルの子供をこんな早い時期に日本で拝めるなんて、それだけでもありがたい限りなんですが、いきなり日本に来て勝ちまくっているなんて、血沸き肉躍るとはこのことですな。「サドラーズウエルズの血統は日本じゃ活躍しない」の法則から、フランケル産駒が日本の馬場に向いているか疑問だったのですが、これまでの暗黙知がこれで覆されるかもしれません。実はフランケルの子はもう一頭、ミスエルテと言う強いのがいて、これが来週のフューチュリティに出るのですが、両方ともフランケルで決まりと言うことになると、これは馬場不問の怪物血統となり、かつてサンデーが日本の馬産を塗り替えたのと同じ光景がワールドワイドに展開されるなんて妄想が頭をよぎり恍惚としてしまいます。

とにかくソウルスターリングは「坂のあるコース」の実績だけは未知数ですが、上記条件をほぼすべて満たす存在としても一押しの存在。トップジョッキーがあらかた香港に移動して乗り替わりだらけの出馬表の中で、この馬だけはルメールをきちんと確保しているというのもえらくポイントが高い。迷いなく軸はこれです。

二番人気であるハーツクライの子リスグラシュー。同じ阪神コースをレコードで勝つ等、勝ちっぷりの大物感ではソウルスターリングをしのぐ彼女は本来なら対抗扱いが相当ですが、大外引いたこと、騎手が乗り替わりであること、そして何よりあまりにもお買い得感の乏しい二番人気の上記トレンドから、これは三番手に評価を落とします。

変わって対抗扱いするのが三戦三勝中の4番人気ジューヌエコール。父クロフネという血統が地味なせいか牡馬相手に重賞勝ちした実績の割には評価が低いですが、これも上記のトレンドをほぼすべて満たす存在。トレンドを満たすという意味ではディープブリランテ産駒のディーパワンサまたしかり。

馬券は◎→▲☆→その他の三連複18点。ソウルスターリングの相手が2〜4番人気の組み合わせだとガミ配当ですがそれ以外は結構つきます。

特に「注」認定した超低人気二頭は上記「法則」に緊急追加した以下の条件を満たす存在。具体的には

K洋芝巧者を重視(したほうが良いのかもしれない)。

ワハハハハハ、「かもしれない」なんてえらくトーンダウンなんですが、実は、二頭とも札幌開催で実績のある馬なんですがね、「かつてこのパターンで特大配当をもたらしてくれたレッドリヴェールの夢再び!」と言う欲が強引に導き出した法則なのであります。さあ、明日はどっちだ!



上海馬券王



○今日の結果

<阪神ジュベナイルフィリーズ> @ソウルスターリング、Aリスグラシュー、Bレーヌミノル




○かんべえのつぶやき

――ソウルスターリングとリスグラシューの一騎打ち、まことに見ごたえがありました。配当的には安かったけれども、怪物の娘ソウルスターリング強し、を見せつけられましたね。当方はリスグラシュー推しでしたが、外枠と出遅れたのが残念でした。両者の対決は来年も見られそうです。やっぱり来年は牝馬の年かもね。

――鞍上のルメール騎手は本日絶好調でした。本日は何と6勝で、8Rから11Rまでは4連勝でした。これではとても逆らえません。戸崎騎手は1勝だけでしたから、こりゃあリーディングはいただきかな?

――そうかと思うと、香港ヴァーズではサトノクラウンが勝っておりました。G1レースって、取れるときは取れるもんなんですね。年内、G1レースはあと2回。悔いのないように締めくくりたいものです。(後記:香港Cもモーリスが勝ちました。すごいなあ、こうなるともう日本競馬は世界最強になってしまったのかも・・・)






12月4日(日)チャンピオンズカップ

えー、土曜の競馬が終わった後、山崎元さんやかんべえ先生が激賞してやまない「住友銀行秘史」を読み始めたのですが、これがもう面白過ぎて読むのが止められないのであります。五時間で350Pを読了、あと残すは100P、これからがクライマックスなのです。こんな当たらない競馬予想なんか書いてる暇などないのです。

しかし凄いですねえ、いくらバブルの狂騒期とはいえ100億単位の金が右から左にろくな決裁も受けずに流れていく金銭感覚、当時破格のステータスを誇っていた都市銀行のエリート行員をいいように弄び、しゃぶりつくしていく闇社会の恐ろしさ。1Pたりとも目が離せない、信じがたい事実の数々には圧倒されまくりで、もうこれは面白いとしか言いようがないのですが、それ以上に面白いのが、これを書いた國重淳史と言う人そのものですな。

一言でいえば、「切れ者」「できる男」なんですが、切れ者ぞろいの都銀MOF担の中でも、これは相当破格な人物なんじゃないでしょうか。相当な激務の合間にあれだけのメモを書き記したというのも驚きなのですが、行内、大蔵省、検察や弁護士、メディアに至るまでありとあらゆるところにアンテナを張り巡らし、情報をかき集める収集能力、さらに膨大な情報から核心となる真実を導き出す分析能力、いくら情報を取るのが仕事のMOF担と言っても、これは凄いの一言で、ここまで来ると銀行員よりは公安の外事の方が適職なんじゃないかと言うのが偽らざる印象。こんな人を部下に持った当時の住銀幹部はある意味気の毒ですな。

出来すぎる切れ者だけに、相当な自信家で物言いは率直にして傲岸不遜。上司だろうが同僚だろうが、すべて上から目線で語っているのが日本のサラリーマン的処世に慣れた者からすると大変過激である意味小気味よいのですが、そういう著者が悪く言わないのがイトマン・住銀をしゃぶりつくした張本人であるはずの伊藤寿永光だったり、背任・不正融資で懲戒免職になった同期の支店長だったりと言うのが大変面白い。「住銀を守るために内部告発を行った正義の人」と言うのが世間一般の認識であり、本人の自称でもあるのですが、その実、この人は相当なワルなのではと私なんかは考えますな。

「バブルの時代を知らないと、この本の理解は難しいのでは」とはかんべえ先生のご指摘で、それはその通りなんでしょうが、それと同時に、「えらい人の生態にある程度通じていないと面白さが激減する本」とも言えるのではないでしょうか。権力闘争にうつつを抜かす頭取と副頭取、部下は部下で誰につくかと言う自己保身しか考えていない。そういう中会社がどんどん腐っていく。こういう信じがたい光景は会社に入ったばかりの人には理解できないのではないですかね。でもある程度えらくなって「雲の上の人」とも会話ができるようになった身からすると、こういう光景は余りにもリアルでたまらないです。

いやあ、しかし映画と言い書籍と言い、今年は本当に当たり年です。この十年の面白いものがすべて今年に集中している感じ。本日の中京最終レースで62000円の馬券が当たり、その余韻でこういう本を読むと、これはもう先週の北島三郎ショックが完全回復なのであります。「祭り」がなんぼのもんじゃい!さ、予想を済ませて続きを読まなくては。

201612 4() 4回中京2日目 15頭 [15:30発走]
【11R】 17回チャンピオンズカップ
3歳以上・オープン・G1(定量)(国際)(指定) ダート1800m

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

 

カフジテイク 4 津村明秀

57

39.2

()湯窪幸雄

B2

2

$アウォーディー 6 武豊

57

2.3

()松永幹夫

2

3

 

ブライトライン 7 *田辺裕信

57

158.9

()鮫島一歩

3

4

 

アスカノロマン 5 和田竜二

57

34.6

()川村禎彦

3

5

ロワジャルダン 5 *横山典弘

57

33.3

()戸田博文

4

6

 

モンドクラッセ 5 *丸山元気

57

58.1

()清水英克

B4

7

 

$ラニ 3 内田博幸

56

23.0

()松永幹夫

5

8

サウンドトゥルー 6 大野拓弥

57

14.9

()高木登

5

9

ノンコノユメ 4 *ムーア

57

6.8

()加藤征弘

6

10

 

メイショウスミトモ 5 *古川吉洋

57

187.2

()南井克巳

6

11

コパノリッキー 6 *ルメール

57

6.9

()村山明

7

12

ゴールドドリーム 3 M.デム

56

6.5

()平田修

7

13

 

ブライトアイディア 6 *幸英明

57

205.3

()宮徹

8

14

$アポロケンタッキー 4 松若風馬

57

24.4

()山内研二

8

15

$モーニン 4 戸崎圭太

57

8.6

()石坂正

ジャパンカップダート、改めチャンピオンズカップなわけで、世界一決定戦から日本一決定戦となってしまった本競走。あまりにもドメスティックな出馬表に目がくらみます。これじゃあ、東京大賞典とかJBCクラシックとどう棲み分けるのでしょうか。中京開催となってから過去二年分のデータしかなく一応、下に表示しますが、二年分じゃ大した分析はできないよね。


チャンピオンズカップの(潤沢とは言えない)歴史

日付

馬名

性齢

騎手

斤量

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

3F地点差

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

151206 サンビスタ 6 M.デム

55

16

4

12

()角居勝彦

1504

-0.2

 06-08-06

37.4

0.5

476

+3

6640

11040

36260

27320

318430

151206 ノンコノユメ 3 ルメール

56

16

1

3

()加藤征弘

1506

0.2

 14-15-15

36.7

1.4

452

0

(3.8)

11040

36260

27320

318430

151206 サウンドトゥルー 5 大野拓弥

57

16

2

5

()高木登

1507

0.3

 15-16-16

36.6

1.6

472

-2

(12.6)

   

27320

318430

141207 ホッコータルマエ 5 幸英明

57

16

8

2

()西浦勝一

1510

-0.1

 02-02-02

36.4

0.1

508

+2

590

5470

9020

11730

70890

141207 ナムラビクター 5 小牧太

57

16

4

8

()福島信晴

1511

0.1

 05-04-04

36.3

0.3

528

+6

(20.7)

5470

9020

11730

70890

141207 ローマンレジェンド 6 岩田康誠

57

16

12

3

()藤原英昭

1512

0.2

 05-02-02

36.6

0.1

510

0

(7.1)

   

11730

70890

集計期間:2014.12. 7 2015.12. 6

うーん、わずか二年のデータとはいえ、荒れてますなあ。両方とも一番人気は飛んでるし、特に去年の一着が12番人気牝馬のサンビスタって、これはいったい何なのでしょう。

こういうのを見ると穴を狙ってみたくなるのですが、それでもサンビスタみたいな馬を軸にしようなんて言い出したらどんな馬にも権利発生だし、ここはぐっとこらえましょう。

一応、上記の馬に共通して言えるのは、前走成績が三着以内ということですな。レースのグレードはともかく前走馬券に絡んだ馬が来るということで、これはJCダートの時代を通算してもかなり言える普遍的な法則と考えます。「前走大敗した実績馬に妙味あり」との小幡理論ですが、ダートに関してはその限りではないのでは。具体的なデータを取ったわけじゃないんですが、ダート馬は競走馬寿命が長い反面、一度調子落ちになるとなかなか浮かび上がれないという傾向は間違いなくあるのではと考えます。

と言うわけで、前走の成績を重視して考えたのが、上記の印。

一番人気が飛びまくっているとはいえ、それでも軸はアウォーディー。父ジャングルポケット、母ヘブンリーロマンスという血統から芝で使われ続け、そこでも準オープンを勝つ等、そこそこの実績を上げていたんですが、5歳秋にダートへ路線変更してからなんと破竹の6連勝。特に前走のJCBクラシックではタルマエ・リッキーと言う日本のダートエースを破ってのもので大変価値が高い。芝への未練をもっと早い時期に捨てていれば去年には世代交代が完了していたんじゃないでしょうか。前につけても、控えてもレースができる自在性も展開が左右しそうなこのレースでは大きな買い要因で、騎手が先週絶妙な騎乗でキタサンブラックを優勝に導いた武と言うのも心強く「中京でも会おうディー」と言う彼のジョークは北島三郎の「祭り」よりは心にしみます。

相手上位も前走の成績重視。ここに問題のあるリッキー、モーニンは評価を下げます(両者とも調教が良いので無印にはしませんが)。

対抗は三連続三着中のサウンドトゥルー。過去二年馬券に絡んだ馬はこういうパターンが矢鱈多いです。ノンコノユメはBCクラシックでそのサウンドトゥルーにJ迫る4着。鞍上がムーアでさらなる上積み期待。

馬券は◎→▲☆→その他の三連複15点と最初思ったけど、殆どがガミ寸前の低配当なんで、思い切って◎→▲☆←→その他の3連単30点。これだと半分以上が万馬券です。



上海馬券王



○今日の結果

<チャンピオンズカップ> @サウンドトゥルー、Aアウォーディー、Bアスカノロマン




○かんべえのつぶやき

――本日午後は仕事で群馬県太田市へ。出張中につき、今日の競馬はお休みだったのです。で、帰りの途中でiPadで結果を見て驚きました。アウォーディーじゃなかったんですね。6番人気→1番人気→10番人気だから、やっぱり今年も荒れましたね、チャンピオンズカップは。

――レース映像を見ると、サウンドトゥルーがとっても強い勝ち方をしています。先週はサウンズオブアースが2着だったし、アスカノロマンも惜しい競馬でしたね。馬券王先生、欲張らずに馬連で買っておけば、ちゃんと本命←→対抗で取れていたのではないでしょうか。馬単だと4800円もついておりますぞ。

――ということで、来週は阪神JF。おっと、今年の2歳牝馬は強そうなところが揃っているではありませぬか。2017年は牝馬主体のクラシックレースになりますかな?これまた楽しみであります。






11月27日(日)ジャパンカップ


えー、本日ゴルフなんてものをやったら、栄誉あるブービー賞というものをいただきまして、現在大変黄昏ているわけなのであります。

しかし、なんなんでしょうね、寒い中早起きして、決して安いとは言えないお金を払って、それでこのような恥辱にまみれるなんて。。。ああ、腰は痛いし、太ももはパンパンだし、もう気の利いた前振りなんか書いてる心の余裕というのがないのです。よって今回は予想のみとさせていただきます。

20161127() 5回東京8日目 17頭 [15:40発走]
【11R】 36回ジャパンカップ
3歳以上・オープン・G1(定量)(国際)(指定) 2400m (C)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

キタサンブラック 4 武豊

57

3.7

()清水久詞

1

2

 

ビッシュ 3 *幸英明

53

52.3

()鹿戸雄一

2

3

ゴールドアクター 5 吉田隼人

57

4.5

()中川公成

2

4

ルージュバック 4 戸崎圭太

55

13.1

()大竹正博

3

5

 

$イキートス 4 ファーガ

57

91.8

[]グリュー

3

6

ラストインパクト 6 川田将雅

57

72.4

()角居勝彦

4

7

 

ワンアンドオンリー 5 *田辺裕信

57

90.9

()橋口慎介

4

8

$イラプト 4 *ブドー

57

30.1

[]グラファ

5

9

ディーマジェスティ 3 蛯名正義

55

6.6

()二ノ宮敬

5

10

 

トーセンバジル 4 内田博幸

57

49.9

()藤原英昭

6

11

 

フェイムゲーム 6 北村宏司

57

94.6

()宗像義忠

6

12

 

サウンズオブアース 5 M.デム

57

12.3

()藤岡健一

7

13

 

ヒットザターゲット 8 小牧太

57

171.9

()加藤敬二

7

14

レインボーライン 3 *ルメール

55

17.7

()浅見秀一

8

15

 

$ナイトフラワー 4 シュタル

55

32.0

[]シールゲ

8

16

リアルスティール 4 *ムーア

57

5.6

()矢作芳人

8

17

シュヴァルグラン 4 福永祐一

57

14.8

()友道康夫

うーん、それなりに実績豊かなメンバーが集まったレベルの高い一戦なんですが、ゴルフの後遺症なのか心が躍りませんなあ。モーリスがいないのはしょうがないにしても、ドゥラメンテもマカヒキも出ていない、集まった海外招待馬も今一なメンバーで国際G1の看板に偽りありだし。押し出されるように一番人気になっているのが、私と小幡先生が嫌ってやまないキタサンブラックだし。ああ、またしても北島三郎の歌を聞かされた日には、ゴルフで発症した欝が致死レベルにまで高まりそうで、ううううううう。

例によって過去10年のトレンドを

ジャパンカップ過去10年の傾向

日付

馬名

性齢

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

151129 ショウナンパンドラ 4 池添謙一

18

15

4

()高野友和

2247

-0.0

 09-08-11

33.9

442

+4

920

10160

18510

6350

53920

151129 ラストインパクト 5 ムーア

18

6

7

()松田博資

2247

0.0

 12-08-11

33.9

494

+2

(23.9)

10160

18510

6350

53920

151129 ラブリーデイ 5 川田将雅

18

1

1

*()池江泰寿

2248

0.1

 06-06-05

34.3

486

0

(2.7)

   

6350

53920

141130 エピファネイア 4 スミヨン

18

4

4

*()角居勝彦

2231

-0.7

 02-03-04

35.0

492

+2

890

4120

7800

19750

91790

141130 ジャスタウェイ 5 福永祐一

18

1

3

()須貝尚介

2238

0.7

 08-08-08

35.1

498

 

(6.7)

4120

7800

19750

91790

141130 スピルバーグ 5 北村宏司

18

15

6

()藤沢和雄

2239

0.8

 16-15-13

34.8

508

+2

(11.3)

   

19750

91790

131124 ジェンティルドンナ 4 ムーア

17

7

1

()石坂正

2261

-0.0

 03-03-04

33.9

470

0

210

2500

3330

63800

224580

131124 デニムアンドルビー 3 浜中俊

17

9

7

()角居勝彦

2261

0.0

 14-13-13

33.2

434

-6

(29.8)

2500

3330

63800

224580

131124 トーセンジョーダン 7 ビュイッ

17

5

11

()池江泰寿

2261

0.0

 02-02-02

34.1

480

+4

(100.3)

   

63800

224580

121125 ジェンティルドンナ 3 岩田康誠

17

15

3

()石坂正

2231

-0.0

 02-03-06

32.8

460

-14

660

700

1580

1010

5550

121125 オルフェーヴル 4 池添謙一

17

17

1

*()池江泰寿

2231

0.0

 13-10-03

32.9

458

 

(2.0)

700

1580

1010

5550

121125 ルーラーシップ 5 ウィリア

17

13

2

()角居勝彦

2235

0.4

 11-13-15

32.7

506

-8

(5.4)

   

1010

5550

111127 ブエナビスタ 5 岩田康誠

16

2

2

()松田博資

2242

-0.0

 06-09-06

33.9

464

+2

340

2300

4180

80880

324680

111127 トーセンジョーダン 5 ウィリア

16

16

6

*()池江泰寿

2242

0.0

 02-02-03

34.3

478

0

(14.1)

2300

4180

80880

324680

111127 ジャガーメイル 7 四位洋文

16

1

14

()堀宣行

2245

0.3

 08-12-09

34.0

484

-6

(106.5)

   

80880

324680

101128 ローズキングダム 3 武豊

18

6

4

()橋口弘次

2252

0.3

 07-05-06

34.2

462

-2

880

710

1880

4940

25110

101128 ブエナビスタ 4 スミヨン

18

16

1

@

()松田博資

2249

-0.3

 14-12-10

33.5

462

+6

(1.9)

710

1880

4940

25110

101128 ヴィクトワールピサ 3 ギュイヨ

18

2

8

()角居勝彦

2252

0.3

 02-02-02

34.4

510

 

(28.2)

   

4940

25110

091129 ウオッカ 5 ルメール

18

5

1

()角居勝彦

2224

-0.0

 03-04-05

34.8

494

-4

360

1020

2020

2460

11690

091129 オウケンブルースリ 4 内田博幸

18

10

2

()音無秀孝

2224

0.0

 16-15-17

34.1

482

0

(4.7)

1020

2020

2460

11690

091129 レッドディザイア 3 四位洋文

18

6

6

()松永幹夫

2226

0.2

 10-11-11

34.7

478

-2

(9.6)

   

2460

11690

081130 スクリーンヒーロー 4 M.デム

18

16

9

()鹿戸雄一

2255

-0.1

 05-05-05

34.0

486

+2

4100

7620

25160

6410

68950

081130 ディープスカイ 3 四位洋文

18

9

1

()昆貢

2256

0.1

 12-11-09

33.8

518

+8

(3.4)

7620

25160

6410

68950

081130 ウオッカ 4 岩田康誠

18

4

2

*()角居勝彦

2257

0.2

 03-03-03

34.3

488

-2

(3.7)

   

6410

68950

071125 アドマイヤムーン 4 岩田康誠

18

4

5

*()松田博資

2247

-0.0

 05-06-04

33.9

480

+8

1090

3660

8100

1450

15980

071125 ポップロック 6 ペリエ

18

2

4

*()角居勝彦

2247

0.0

 03-04-04

33.9

502

+6

(10.5)

3660

8100

1450

15980

071125 メイショウサムソン 4 武豊

18

10

1

()高橋成忠

2247

0.0

 09-09-04

33.9

518

0

(1.8)

   

1450

15980

061126 ディープインパクト 4 武豊

11

6

1

()池江泰郎

2251

-0.3

 11-11-07

33.5

436

 

130

750

860

1400

3830

061126 ドリームパスポート 3 岩田康誠

11

7

5

()松田博資

2254

0.3

 04-05-04

34.1

466

0

(16.2)

750

860

1400

3830

061126 $ウィジャボード 5 デットー

11

3

3

[]ダンロッ

2255

0.4

 10-09-07

33.9

466

 

(9.5)

   

1400

3830

集計期間:2006.11.26 2015.11.29

このレースはほかのG1以上に面白い傾向が見て取れます。

@1番人気は3−3−2−2、11年に降着となったブエナビスタの分を補正すると4−2−2−2と極めて高い信頼度。嗚呼、北島三郎の歌声が今から頭をよぎり欝が悪化します。

A2番人気は1−1−2−6、3番人気は1−1−1−7と大幅割引。中位人気が絡んでヒモ荒れとなることが多く、結果三連単配当はかなり高め。但し二桁人気の超人気薄が絡んだのは13年のトーセンジョーダンと11年のジャガーメイルのみ(いずれも三着)と、基本4〜6番人気がねらい目で特に4番人気は3−1−0−6とかなり優秀。

B海外招待馬が連に絡んだのは10年前のウイジャボード(三着)のみと、基本これは用無し。いかに日本の高速馬場が世界のトレンドの中で異質であるかということですな。

C外国人ジョッキーが無双状態。過去連に絡んだ延べ30人のジョッキーのうち13人がカタカナ騎手。いや、いくら国際G1と言っても勝ち負けしてるのはみな日本の馬だし、これはかなり凄いです。

D脚質は差し・追い込み優位。但し勝ち馬に限って言うとやたら先行馬が来ている。しかし、更に但し書きが続くのだけれど、逃げ馬だけは連に絡んだことが一度もない。

E枠順は内と外に偏り、中枠(4・5・6枠)が不思議なくらい来ていない。

F複数年このレースで活躍する馬が不思議なくらいいない。該当するのはジェンティル、ブエナ、ウオッカとなぜか牝馬ばかり。

G上記を反映してか牝馬の活躍が目立つ。過去連に絡んだ延べ30頭中10頭が牝馬。

H厩舎では角居厩舎が過去6頭連がらみしており、異常に強力。これに次ぐのは池江厩舎の5頭だけど、これは親子通算の累計。今年は池江厩舎からの参戦はなく、角居厩舎は13番人気のラストインパクト一頭のみが参戦。なんか穴の予感に打ち震えます。

I過去10年すべて良馬場開催というのもあるけど、脚質を問わず33秒台の切れ味は必須。

J30頭の年齢別分布をみると、三歳馬7頭、四歳馬11頭、五歳馬9頭、六歳以上3頭と、若い世代が圧倒的。

K血統的にはやはりディープがねらい目。

以上に鑑み上位人気を見てみると、

まず1番人気のキタサンブラック。

逃げ馬のくせに上がりを33秒台でまとめている彼は武の好騎乗もあるとはいえ、好き嫌いを抜きにして見れば、強いことには何の疑問もありません。嫌いと言うだけで馬券を買わないというのは、嫌いだからトランプが来ないと言ったFT,Economists等、お上品な高級メディアが犯したのと同じ失敗をすることになるのではありますまいか。(話は若干脱線しますが、大統領選挙の結果が出た後、毎日これでもかとトランプの悪口を書き連ねる両誌の論調は、なんか理屈をこねた挙句有り金すべてを投じた勝負馬券が紙屑になった競馬親父の愚痴・恨み言を彷彿とさせて大変興味深いものがあります。)逃げ馬が是非にも引きたい最内枠を、またしても引き当てた異常な運の良さも含め(ちなみに彼の内枠成績は4−0−1−0)、これを無視することなどできようはずがありません。(それでも北島三郎の歌は不愉快だから軸にはしないけどね)

次、2番人気のゴールドアクター。

これも先行しながら上がりを33秒台でまとめる等、ある意味キタサンブラックより上述のトレンドに合致した一頭。距離異質な天皇賞春(12着)をないものとすれば、これまで6連勝というわけで、実績も申し分なく、当然有力な存在です。但し、この馬はレベルの高い所での実績が中山に偏っており、人気との兼ね合いでここでは評価を若干下げてみたいと思います。

次、3番人気のリアルスティール。

ドバイの国際G1を勝つ等、実力・格ではこの馬が断然抜けていると思います。実際日本一決定戦であるところの天皇賞秋では、勝ったモーリスとこの馬だけが異次元の存在でした。調子落ちと言われていた天皇賞であのような走りをして、今回調子は上向き、更に騎手がムーアとなれば、これはキタサンブラックより上位の評価となります。ただねえ、この馬、気性難というか、非常に精神的にもろいところがあって、ちゃんと走れば最有力なんだけど、圏外に飛んじゃう可能性もそれなり以上に存在し、それで3番人気というのは軸にはしづらいんですよねえ。この一年間、2000m以下のところでしか走っていないことも合わせ、評価は対抗どまりですね。

と、言うわけで今回軸にするのは、牝馬ルージュバック。如何にも府中向きの切れ味の持ち主で、勝負根性の塊みたいなキタサンをなで斬りにできるのはこう言う、「並んだと思ったら次の瞬間突き放している」タイプの馬で、勝つ可能性もそれなり以上にあるのではないかと考えます。ステップレースでド派手な強い勝ち方をして、本番ではさっぱりと言うことの繰り返しで、人気では買えない馬でもありますが、今回は6番人気と相当評価を落としており、ずばりここが狙い目、買い時です。

この他では、レベルの高いレースで好走しながら人気にならないシュバルグラン、展開に注文が付くと言いながら切れ味鋭い皐月賞馬ディーマジェスティー、そのマジェスティーより強い可能性があるステゴ産駒のレインボーライン。そして不要と言いながら、その分来たら付くので一頭は押さえておきたい海外馬イラプト、更に上述の角居厩舎の法則から超人気薄でも去年二着したラストインパクト。

馬券は◎→▲☆→その他の三連複18点。最低でも50倍の配当で、ラストインパクトなんかが来た日にはあなた、とんでもない夢配当ですがな。

気になるのはお天気ですね、上記は日中は天気が持つという良、もしくは、やや重前提の予想なんですが、さて。



上海馬券王




○今日の結果

<ジャパンカップ> @キタサンブラック、Aサウンズオブアース、Bシュヴァルグラン




○かんべえのつぶやき

――
オバゼキ先生も馬券王先生も、人気どころを嫌ったわけですが、キタサンブラックは強かったですねえ。今日は武豊の騎乗もすばらしかったですが、春の天皇賞に続いてジャパンカップなんですから、これはもう文句なしの名馬でありますし、今年の年度代表馬かもしれませんね。恐れ入りました。

――不肖かんべえは、NHKマイルでは三連複の3着、菊花賞では馬単の2着に来て、少なからず儲けさせてくれたレインボーラインと心中。あいかわらず最後の追い込みは早いんですが、6着に終わりました。ルージュバックもいいところがなかったしなあ。どうも毎年ジャパンカップは、ワシの好みとは違う展開になってしまうのである。

――ということで、いよいよ今年も残り少なくなってまいりました。来週は中京でダートの祭典、チャンピオンズカップ。気を取り直して、12月の決戦に備えたいと思います。





11月20日(日)マイルチャンピオンシップ


えー、先日、「今年の日本アニメは空前の豊作である」と書いたのですが、本日もとんでもないものを見てしまいました。

現在公開中の「この世界の片隅に」は、傑作ぞろいの今年のアニメ作品の中でも一つ飛びぬけた、ひょっとしたら日本アニメのみならず日本映画の金字塔になりうる大傑作であります。いやあ、参りました。こんなものを見せられたら、とてもじゃないけど競馬どころではありませんがな。

舞台は戦争末期の広島県呉市。日本最大の軍港の近くで暮らす若奥さん「すず」の視点で語られる戦争ものですが、軍人目線ではなく、非戦闘員の日常をひたすら追いかけることで戦争を語ろうと言うのが本作の眼目。非戦闘員の視点と言いながら、場所が場所だけに後半米軍機飛びまくり、爆弾と対空砲火さく裂しまくりと、それなりに「見せ場」はあるんですが、それでも「シン・ゴジラ」とか「君の名は」とかに比べると大変地味でお客さんがちゃんと来るか、とても、とても心配なのであります。

でもねえ、何気ない日常的なシーンの積み重ねが、とんでもなく凄いんですよ。当時の環境とか風俗を徹底的に検証して、セリフではなく「絵」に語らせているんです。皆が着ているものとか、食べているものの変化で戦況が悪化してるのが、誰も具体的に語ってはいないのに一目でわかるんです。最初盛大に行われていた出征式が最後えらく倦怠感に満ち溢れたものになっていたり、そういうディテールを積み重ねていくことだけで戦争を語っているのです。空襲とかの戦争シーンはえらく抑制的。こういう作品の定番として普通なら大々的に盛り上げるはずの、原爆投下とか玉音放送の演出も拍子抜けするくらいあっさりしています。そんなものは必要ないのです。庶民の日常を丹念に誠実に追いかけてゆくだけで戦争というのは語れてしまうものだったのです。これは凄いことです。

これまで日本人が戦争を語るとき、どうしても過剰な情緒性がセットになってきました。非業の死を遂げる兵士と、残された人の悲嘆を煽情的に、ヒステリックに語らないのは戦災者に対する冒涜であるという強迫観念と言うか、暗黙の掟みたいなものが存在していたわけです。この作品は、そういう「お約束」を排しても、いや排したがゆえに人の心を揺さぶる作品が成立しうるということを実証したおそらくは最初の作品なわけで、これは大変に画期的な事件なのではないでしょうか。

興味深いのはこの作品が「クラウド・ファンディング」という新しい方法で資金調達を行ったということ。具体的にはネットで一般人に出資を呼び掛けて3千万ほどの準備資金を調達し、それを見て新聞社とか制作会社とかが出資を決意して、はじめて委員会形式の制作体制を構築できた訳です。

まぁ、こういう地味な企画にプロの出資者が消極的と言うのもわからないではないし、日本のアニメ業界はいい作品を作っても、次の機会と言うのが来ない恐ろしい世界(かの巨匠宮崎駿にしてから40半ばまで干されまくった)で、本作の監督、片淵須直も過去「ブラックラグーン」とか「まいまい新子と千年の魔法」とか賞賛に値する仕事を数多くこなしているのに5年以上も世に出る機会を奪われていたのですが、そういう才能ある人への金融面からのサポートが、このような大傑作の誕生に貢献したというのは大変すばらしい。トランプ氏の当選とか、なんかよくわからないことが続きますが、それでも捨てたものじゃないですね、この世の中は。

片淵さんは私やかんべえさんと同い年、こういう優秀な人が四捨五入で60になるまでくすぶっていたというのも、もったいない限りですが、まぁ、それでもあと二・三作は行けるでしょう。次作には私も出資させていただきますので、是非頑張ってもらいたいものです。



20161120() 5回京都6日目 18頭 [15:40発走]
【11R】 33回マイルチャンピオンシップ
3歳以上・オープン・G1(定量)(国際)(指定) 1600m・外 (C)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

 

ディサイファ 7 武豊

57

23.8

()小島太

1

2

サトノアラジン 5 川田将雅

57

4.1

()池江泰寿

2

3

 

スノードラゴン 8 大野拓弥

57

40.1

()高木登

2

4

ロードクエスト 3 池添謙一

56

11.2

()小島茂之

3

5

ヤングマンパワー 4 *バルザロ

57

6.8

()手塚貴久

3

6

ダノンシャーク 8 *松山弘平

57

95.8

()大久保龍

4

7

フィエロ 7 戸崎圭太

57

12.7

()藤原英昭

4

8

イスラボニータ 5 ルメール

57

5.8

()栗田博憲

5

9

 

サトノルパン 5 *M.デム

57

22.5

()村山明

5

10

マジックタイム 5 *シュタル

55

12.4

()中川公成

6

11

 

テイエムタイホー 7 幸英明

57

150.3

()鈴木孝志

6

12

 

ウインプリメーラ 6 *アッゼニ

55

51.1

()大久保龍

7

13

 

ダコール 8 *小牧太

57

131.9

()中竹和也

7

14

 

クラレント 7 *岩田康誠

57

120.1

()橋口慎介

7

15

ネオリアリズム 5 *ムーア

57

11.8

()堀宣行

8

16

ミッキーアイル 5 *浜中俊

57

7.1

()音無秀孝

8

17

 

ガリバルディ 5 福永祐一

57

20.2

()藤原英昭

8

18

 

サンライズメジャー 7 *四位洋文

57

154.9

()浜田多実



うーん、G1を名乗りながらG1.5、いや、もっと正確に言うとG1.8という限りなくG2に近いメンバー構成であります。モーリスがいないだけで、これほど見栄えがみすぼらしくなるものでしょうか。

「この世界の片隅に」の衝撃の後では、正直モチベーションが上がりませんなあ。明日はライブ観戦はやめて、もう一度映画館に足を運ぼうかな。

例によって過去10年の実績を。

マイルチャンピオンシップ過去10年の事績

日付

馬名

性齢

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

3連複

3連単

151122 モーリス 4 ムーア

18

16

4

*()堀宣行

1328

-0.2

   09-08

33.1

508

-2

570

1780

2000

12000

151122 フィエロ 6 M.デム

18

10

2

()藤原英昭

1330

0.2

   08-08

33.3

506

0

(5.1)

1780

2000

12000

151122 イスラボニータ 4 蛯名正義

18

5

1

()栗田博憲

1330

0.2

   12-13

33.0

480

+4

(3.2)

 

2000

12000

141123 ダノンシャーク 6 岩田康誠

17

12

8

()大久保龍

1315

-0.0

   11-10

34.1

444

+2

1810

3890

25760

193290

141123 フィエロ 5 福永祐一

17

8

3

*()藤原英昭

1315

0.0

   07-06

34.4

508

-2

(5.6)

3890

25760

193290

141123 グランデッツァ 5 秋山真一

17

3

9

()平田修

1317

0.2

   03-03

34.8

498

0

(18.6)

 

25760

193290

131117 トーセンラー 5 武豊

18

5

2

()藤原英昭

1324

-0.2

   15-14

33.3

460

+4

470

1930

2090

12450

131117 ダイワマッジョーレ 4 蛯名正義

18

4

3

*()矢作芳人

1326

0.2

   03-04

34.1

440

0

(7.5)

1930

2090

12450

131117 ダノンシャーク 5 福永祐一

18

13

1

()大久保龍

1327

0.3

   08-06

34.1

444

+8

(3.8)

 

2090

12450

121118 サダムパテック 4 武豊

18

1

4

*()西園正都

1329

-0.0

   06-07

34.1

506

-2

1050

2520

9230

58050

121118 グランプリボス 4 内田博幸

18

7

1

()矢作芳人

1329

0.0

   08-08

34.0

520

-2

(4.0)

2520

9230

58050

121118 ドナウブルー 4 スミヨン

18

17

5

()石坂正

1330

0.1

   08-08

34.1

434

+2

(11.1)

 

9230

58050

111120 $エイシンアポロン 4 池添謙一

18

5

5

()松永昌博

1339

-0.0

   05-04

34.9

506

+6

980

12800

38920

279410

111120 フィフスペトル 5 横山典弘

18

1

11

()加藤征弘

1339

0.0

   03-02

35.1

454

-4

(32.6)

12800

38920

279410

111120 $サプレザ 6 ルメール

18

13

4

[]コレ

1341

0.2

   12-13

34.7

452

 

(8.4)

 

38920

279410

101121 $エーシンフォワード 5 岩田康誠

18

13

13

()西園正都

1318

-0.0

   08-07

34.3

488

+10

5240

14240

53970

473970

101121 ダノンヨーヨー 4 スミヨン

18

8

1

*()音無秀孝

1318

0.0

   16-17

33.6

518

+4

(3.7)

14240

53970

473970

101121 ゴールスキー 3 福永祐一

18

15

6

*()池江泰郎

1318

0.0

   08-07

34.4

472

+4

(12.6)

 

53970

473970

091122 カンパニー 8 横山典弘

18

4

1

*()音無秀孝

1332

-0.2

   07-07

33.5

466

0

230

6690

20730

106680

091122 マイネルファルケ 4 和田竜二

18

13

14

()萱野浩二

1334

0.2

   01-01

34.7

522

-8

(39.8)

6690

20730

106680

091122 $サプレザ 4 ペリエ

18

15

2

[]コレ

1334

0.2

   05-05

34.0

436

 

(8.7)

 

20730

106680

081123 ブルーメンブラット 5 吉田豊

18

7

4

()石坂正

1326

-0.1

   12-10

33.9

486

+10

1060

990

11700

53980

081123 スーパーホーネット 5 藤岡佑介

18

17

1

()矢作芳人

1327

0.1

   14-13

33.9

466

+2

(2.3)

990

11700

53980

081123 ファイングレイン 5 幸英明

18

2

10

()長浜博之

1328

0.2

   08-05

34.4

498

0

(26.5)

 

11700

53980

071118 ダイワメジャー 6 安藤勝己

18

8

1

()上原博之

1327

-0.0

   03-02

34.5

528

-2

380

1870

5000

24050

071118 スーパーホーネット 4 藤岡佑介

18

7

4

()矢作芳人

1327

0.0

   08-07

34.1

474

+4

(7.3)

1870

5000

24050

071118 スズカフェニックス 5 武豊

18

11

5

()橋田満

1328

0.1

   14-13

33.8

468

+8

(8.2)

 

5000

24050

061119 ダイワメジャー 5 安藤勝己

18

10

1

()上原博之

1327

-0.1

   02-02

35.1

526

-2

230

650

5440

15350

061119 ダンスインザムード 5 武豊

18

7

3

()藤沢和雄

1328

0.1

   10-08

34.5

482

0

(6.7)

650

5440

15350

061119 $シンボリグラン 4 柴山雄一

18

16

8

()畠山吉宏

1330

0.3

   07-05

35.0

522

+2

(32.3)

 

5440

15350

集計期間:2006.11.19 2015.11.22

@1番人気は3−3−2−2とえらく優秀も、この6年は勝ち切れていない。

A2番人気は1−1−1−7、3番人気は0−3−0−7と信頼性超低し。じゃあ極端なヒモ荒れはあるかと言うと二桁人気の超人気薄が絡むこともあまりなく、ねらい目は4〜9番人気。

B馬券に絡んだのべ30頭の年齢を見ると三歳馬が一頭、四歳馬、五歳馬がそれぞれ12頭、六歳馬が4頭と四・五歳が圧倒的で、7歳超は基本用無し。

C30頭中、牝馬が5頭と軽視は禁物。

D枠順に大きな偏りはない。

E京都にしては小型馬の台頭が少ない。

F脚質は圧倒的な中段からの差し優位。逃げ馬、追込みはめったに来ない。

G血統は京都のお約束、一大ディープ祭り。ディープ産駒が古馬に達するようになった過去4年では12頭中7頭がディープ。

以上から軸は人気でもディープ産駒の5歳馬サトノアラジン。正直勝つには運も必要ですが、レースセンスと切れ味はなかなかのもので、どんな展開になっても上位は確保しそう。

2・3番人気の信頼性が上記の通りなんで、対抗は穴目の一頭を。ネオリアリズムは重賞未勝利の分際で日本のエースであるモーリスを破った実績の割には人気がないですね。まぁ、あれは展開向いた可能性もあるし、2000m中心のこの馬にマイルはどうなのよと、それなりに死角もあるのですが、ネオユニバース産駒の割には遅咲きで、札幌記念はフロックではない可能性もあり狙う価値は十分。騎手がムーアだしね。

馬券は◎→▲☆→その他の三連複18点。オッズが割れていることもあり、結構つきます。無理を承知で期待したいのが一昨年のこのレースの覇者ダノンシャーク。いやさすがに高齢なんでだめだとは思うんですが、それでもこの馬、京都じゃ別人二十一面相ですからね。


上海馬券王



○今日の結果

<マイルチャンピオンシップ> @ミッキーアイル、Aイスラボニータ、Bネオリアリズム




○かんべえのつぶやき

――今日のレースは不本意でしたねえ。ミッキーアイルの斜行はかなり極端なもので、ゴール前であんなことをしては、サトノアラジンやディサイファは危なかったと思います。今のルールだと降着にはならないのですね。

――審議の間中、ちょっと興奮してました。だってミッキーアイルが降着になったら、ワシはイスラボニータの単勝をごっそり買っていたし、しかもイスラボニータ→ネオリアリズム→ダノンシャークの3連単を買ってたんですねえ。ダノンシャークは、もちろん馬券王先生のご示唆に基づいて3着に入れたんです。これ、当たると実に4750倍なんです。200円をかけると・・・・おおっ、惜し過ぎるっ!かんべえ史上最高額の当たりになるところでした。

――わずかな間、夢を見させてもらいました。ふんっ、来週はジャパンカップなのさっ。でも、今日のことでちょっとJRAが嫌いになりました。そういえば馬券王先生、『聖の青春』も見なきゃいけませんよねっ!





11月13日(日) エリザベス女王杯


すいません、胃腸が反トランプデモ並みの暴動を繰り広げており、現在大変いたいけな状況でして、今週は予想のみとさせていただきます。

20161113() 5回京都4日目 15頭 [15:40発走]
【11R】 41回エリザベス女王杯
3歳以上・オープン・G1(定量)()(国際)(指定) 2200m・外 (B)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

ミッキークイーン 4 浜中俊

56

3.9

()池江泰寿

2

2

マリアライト 5 蛯名正義

56

3.4

()久保田貴

2

3

クイーンズリング 4 M.デム

56

6.1

()吉村圭司

3

4

ヒルノマテーラ 5 四位洋文

56

23.1

()昆貢

3

5

 

メイショウマンボ 6 *池添謙一

56

44.8

()飯田祐史

B4

6

 

プロレタリアト 5 杉原誠人

56

56.8

()小島茂之

4

7

 

マキシマムドパリ 4 *武豊

56

19.9

()松元茂樹

5

8

タッチングスピーチ 4 *ムーア

56

7.2

()石坂正

5

9

 

シングウィズジョイ 4 *ルメール

56

47.1

()友道康夫

6

10

 

シュンドルボン 5 吉田豊

56

18.7

()矢野英一

6

11

 

デンコウアンジュ 3 *松山弘平

54

43.0

()荒川義之

7

12

 

アスカビレン 4 松田大作

56

36.5

()中尾秀正

7

13

 

プリメラアスール 4 幸英明

56

84.6

()鈴木孝志

8

14

 

シャルール 4 *福永祐一

56

41.7

()松永幹夫

8

15

パールコード 3 川田将雅

54

9.1

()中内田充

15頭と、例年になく小頭数となった女王決定戦ですが、皆が出走を断念するほど抜けまくった馬がいるとも思えないのに、これはどうなんでしょう。ドナルドミッキー、トランプクイーンということで、今年は「ミッキークイーンで決まり!」との声も多々あるのですが、現在の体調下では、これは笑えない冗談ですなあ。

例によって過去10年のトレンドを見てみます。表の細かい手直しをする身体的余裕がないので、若干見づらいのですがご容赦を。


エリザベス女王杯過去10年の事績

日付

馬名

性齢

騎手

斤量

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

151115 マリアライト 4 蛯名正義

56

18

12

6

()久保田貴

2149

-0.0

 09-06-06

34.7

430

-10

1520

1860

4730

3770

23590

151115 ヌーヴォレコルト 4 岩田康誠

56

18

18

1

()斎藤誠

2149

0.0

 13-14-12

34.3

448

-2

(3.0)

1860

4730

3770

23590

151115 タッチングスピーチ 3 ルメール

54

18

8

4

*()石坂正

2149

0.0

 12-12-12

34.3

458

+2

(6.5)

   

3770

23590

141116 ラキシス 4 川田将雅

56

18

1

3

*()角居勝彦

2123

-0.0

 07-07-07

33.4

458

+2

680

970

2140

3030

15570

141116 ヌーヴォレコルト 3 岩田康誠

54

18

5

1

()斎藤誠

2123

0.0

 03-04-03

33.6

444

-4

(3.3)

970

2140

3030

15570

141116 ディアデラマドレ 4 藤岡康太

56

18

15

6

*()角居勝彦

2125

0.2

 14-12-12

33.1

450

+6

(11.7)

   

3030

15570

131110 メイショウマンボ 3 武幸四郎

54

18

3

2

()飯田明弘

2166

-0.2

 07-08-07

34.1

488

0

390

2780

4480

14440

64840

131110 ラキシス 3 川田将雅

54

18

18

6

*()角居勝彦

2168

0.2

 03-03-02

34.6

456

-4

(16.7)

2780

4480

14440

64840

131110 アロマティコ 4 三浦皇成

56

18

7

5

()佐々木晶

2168

0.2

 17-11-09

34.1

466

-2

(15.8)

   

14440

64840

121111 レインボーダリア 5 柴田善臣

56

16

15

7

()二ノ宮敬

2163

-0.0

 11-11-09

35.8

462

0

2300

1790

6630

6110

50810

121111 ヴィルシーナ 3 内田博幸

54

16

12

1

*()友道康夫

2163

0.0

 04-04-04

36.1

448

-2

(1.9)

1790

6630

6110

50810

121111 ピクシープリンセス 4 M.デム

56

16

6

5

()野中賢二

2163

0.0

 16-16-16

35.1

450

+4

(14.3)

   

6110

50810

111113 $スノーフェアリー 4 ムーア

56

18

18

1

[]ダンロッ

2116

-0.0

 14-11-10

33.8

472

 

270

700

1160

2520

9430

111113 アヴェンチュラ 3 岩田康誠

54

18

1

2

*()角居勝彦

2116

0.0

 06-05-04

34.2

478

-4

(4.8)

700

1160

2520

9430

111113 アパパネ 4 蛯名正義

56

18

4

4

()国枝栄

2118

0.2

 04-03-03

34.7

496

-6

(10.0)

   

2520

9430

101114 $スノーフェアリー 3 ムーア

54

18

6

4

[]ダンロッ

2125

-0.7

 05-07-07

34.0

468

 

850

1430

3590

1320

10170

101114 メイショウベルーガ 5 池添謙一

56

18

9

2

()池添兼雄

2132

0.7

 10-09-10

34.4

508

+4

(3.1)

1430

3590

1320

10170

101114 アパパネ 3 蛯名正義

54

18

5

1

()国枝栄

2135

1.0

 05-06-06

35.1

494

+4

(2.7)

   

1320

10170

091115 クィーンスプマンテ 5 田中博康

56

18

7

11

()小島茂之

2136

-0.2

 01-01-01

36.8

454

0

7710

102030

250910

157480

1545760

091115 テイエムプリキュア 6 熊沢重文

56

18

11

12

()五十嵐忠

2138

0.2

 02-02-02

36.9

506

+2

(91.6)

102030

250910

157480

1545760

091115 ブエナビスタ 3 安藤勝己

54

18

16

1

()松田博資

2139

0.3

 15-09-03

32.9

454

+4

(1.6)

   

157480

1545760

081116 リトルアマポーラ 3 ルメール

54

18

16

4

()長浜博之

2121

-0.2

 05-05-03

34.4

474

+4

1320

1010

3450

1660

12690

081116 カワカミプリンセス 5 横山典弘

56

18

15

1

()西浦勝一

2123

0.2

 07-06-05

34.5

498

-10

(1.8)

1010

3450

1660

12690

081116 ベッラレイア 4 秋山真一

56

18

13

2

()平田修

2124

0.3

 08-08-08

34.4

460

-2

(7.2)

   

1660

12690

071111 ダイワスカーレット 3 安藤勝己

54

14

7

1

()松田国英

2119

-0.1

 01-01-01

34.1

484

0

190

850

1160

1610

6290

071111 フサイチパンドラ 4 ルメール

56

14

12

3

()白井寿昭

2120

0.1

 05-03-03

33.9

508

-8

(8.3)

850

1160

1610

6290

071111 スイープトウショウ 6 池添謙一

56

14

4

2

()鶴留明雄

2122

0.3

 06-06-05

33.9

480

0

(6.6)

   

1610

6290

061112 フサイチパンドラ 3 福永祐一

54

16

15

7

()白井寿昭

2116

0.2

 08-07-04

34.8

502

+6

2620

4180

16200

7980

92970

061112 スイープトウショウ 5 池添謙一

56

16

8

2

()鶴留明雄

2116

0.2

 11-11-11

34.4

464

+6

(2.9)

4180

16200

7980

92970

061112 ディアデラノビア 4 岩田康誠

56

16

11

4

()角居勝彦

2117

0.3

 07-08-07

34.6

436

+2

(8.8)

   

7980

92970

集計期間:2006.11.12 2015.11.15

@1番人気は2−4−2−2、カワカミプリンセスが最先着しながら失格となった06年を加味すれば、3−4−2−1と、まずは責任を果たしているが、降着も含め勝ちきれないとも言える。

A2番人気は0−3−2−5、3番人気は1−1−0−8と大きく見劣り。これだったら4番人気2−0−3−5の方が馬券的には妙味か。二桁人気の超人気薄は阿鼻叫喚の結末となった09年以外来ていない。

B上記を反映し、馬連、三連複の配当は穏当なるも、馬単、3連単は高額配当。

C過去馬券に絡んだ延べ30頭を年齢別に見ると、三歳馬12頭、四歳馬11頭、五歳馬5頭、六歳馬2頭と、完全に女子高生、女子大生の天下。熟女は用無し?

D血統は完全にディープ祭り。過去5年の馬券対象馬の半分がディープで、「京都外回りはディープ」の法則はここでも裏付けられている。ディープ以外ではキンカメが若干目を引く程度。

E脚質は先行・差しが殆ど。最後方から一気のパターンはなく、逃げ馬が来たのも07年ダイワスカーレットと、言語道断な結末となった09年以外はない。

F枠順は関係ない。大外でも来る。

G馬体重も、直線平坦でパワーよりスピードとキレが要求される京都の特質を反映してか、軽量馬でも来る。

H牝馬界は意外と狭い社会で、前年の好走馬が翌年も馬券に絡むケースが多い。

以上から軸馬は4番人気のディープ産駒タッチングスピーチ。宝塚以来のぶっつけ本番と言うのと、追込み一辺倒の脚質が懸念材料ではありますが、今年になって勝ちきれないうえヴィクトリアマイル以来のぶっつけであるミッキークイーンや、小兵のくせに当日大きく馬体を減らしそうなマリアライトに比べれば妙味はあるのではないかと。騎手がムーアだしね。

相手としては、G1実績のあるミッキー、マリアは当然有力。距離疑問だけどデムーロとの相性がよいクイーンズリング、三歳馬は押さえておきたいということでパールコード。そして重賞勝ちはないけど近走好調で末の確かなヒルノマテーラ。

馬券は◎→その他の三連複10点。1・2番人気とつるんでも14倍あるし、上位人気が飛べば万馬券と買い方としては結構いけてる気が。。。


上海馬券王



○今日の結果

<エリザベス女王杯> @クイーンズリング、Aシングウィズジョイ、Bミッキークイーン




○かんべえのつぶやき

――先日、山崎元さん、ぐっちーさんと某経済誌向けに競馬座談会をやっていたときに、「困った時のデム=ルメ馬券」という迷言が飛び出し、「でも、それで結構、取れちゃうんだよな〜」ということで大笑いになりました。今日はデム=ルメ馬連で万馬券なんだからおいし過ぎます。ムーア騎手も含めた「外人馬券ボックス買い」でも良かったわけでして、うーん、こんなことでいいんでしょうか。

――それから今日はマンハッタンカフェ産駒のワンツーでした。ショウナンマイティといい、ルージュバックといい、マンカフェ産駒の牝馬は好きなのが多いです。マンカフェは去年の夏に死んでしまいましたが、子どもたちはがんばってますね。

――当方、米大統領選の予測を思い切り外しましたので、こういうときは競馬は当たるかと思いましたが、もちろんそんなことはありませんでした。馬券王先生も体調不良のようですが、どうぞお気をつけください。休むも競馬、であります。これで来週はマイルCS、再来週はジャパンカップと競馬の秋が続きます。





10月31日(日) 秋の天皇賞


いやあ、最終戦での黒田・大谷の血沸き肉躍る対決を期待していたのですが、まさか、クローザーのいない日ハムが、今年の広島をこんな形で打ち負かすとは。短期決戦というのは難しいものですねえ。あそこまで静まり返ったマツダスタジアムというのも初めて見た気がしますし、あたしゃ、カープファンの上司になんて言葉をおかけしたら良いものなのか。。

それにしても、あんな負け方をしながら相手をたたえる広島ファンの度量の広さにはびっくりです。今は昔、山本浩二、衣笠、北別府が現役してた頃の赤ヘルファンって、まさに「仁義なき戦い」を地で行く修羅な人々の集合体だったのですが、それがあそこまで紳士かつ立派な方々になってしまうなんて、こんなの僕の知ってる広島人じゃないっ!!ボブ・ディランの歌のセリフじゃありませんが、時代は変わるんでしょうか。でも、いつの時代も阪神ファンの行儀の悪さだけは変わらないわけで、やっぱり広島にはここ10年で何か大きな地殻変動みたいなものが起きているんじゃないか。ここら辺は、グッチーさんあたりから解説いただければありがたいです。いや、先生、ショックが和らいだ後で結構ですので。

と、言うわけで、ファンでもない私にまで深い感慨を抱かせた日本シリーズが終了し、私としても語りたいことは色々あるのですが、現在風邪をひいて熱発している状態で、考えがうまくまとまりません。よって今回は簡単に。

20161030() 4回東京9日目 15頭 [15:40発走]
【11R】 154回天皇賞(秋)
3歳以上・オープン・G1(定量)(国際)(指定) 2000m (B)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

エイシンヒカリ 5 武豊

58

4.0

()坂口正則

2

2

 

クラレント 7 *内田博幸

58

149.2

()橋口慎介

2

3

アンビシャス 4 *横山典弘

58

6.4

()音無秀孝

3

4

*サトノクラウン 4 *福永祐一

58

23.7

()堀宣行

3

5

 

ロゴタイプ 6 田辺裕信

58

32.3

()田中剛

4

6

 

アドマイヤデウス 5 岩田康誠

58

36.3

()橋田満

4

7

 

サトノノブレス 6 *シュタル

58

39.6

()池江泰寿

5

8

モーリス 5 *ムーア

58

4.1

()堀宣行

5

9

ルージュバック 4 戸崎圭太

56

5.4

()大竹正博

6

10

 

カムフィー 7 *蛯名正義

58

166.1

()池上昌和

6

11

 

ヒストリカル 7 *田中勝春

58

91.5

()音無秀孝

7

12

リアルスティール 4 *M.デム

58

11.4

()矢作芳人

7

13

 

ヤマカツエース 4 池添謙一

58

103.1

()池添兼雄

8

14

ステファノス 5 川田将雅

58

12.9

()藤原英昭

8

15

ラブリーデイ 6 ルメール

58

10.2

()池江泰寿

サンデー血統が日本の馬産の勢力図を抜本的に塗り替えてしまった現在、サンデーディスタンスである2000mで争われる本競走が事実上の日本一決定戦となってしまったわけであります。実際、今回のメンバーでもサンデーの血が一滴も入っていないのはサトノクラウンと、ヤマカツエースだけなわけでして、恐るべし、サンデー!

で、「日本一決定戦」である本競走、今年も「小頭数ではあるが、例年以上に豪華メンバー」というのが、一般的な触れ込みなんですが、うーん、どうなんでしょう。私的にはドゥラメンテが不在のG1を豪華認定することには大きな抵抗があるし、ドゥラメンテ云々は置いておいても、凱旋門に出る馬が参戦できない日程に位置したこの競走が日本一決定戦となっていることには、大きな矛盾があり、それは近い将来シャレにならない形で顕在化して来るのではと考えます。

個別の人気馬を考える前に例によってここ10年のトレンドを。

「日本一決定戦」過去10年の履歴

日付

馬名

性齢

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

151101 ラブリーデイ 5 浜中俊

18

8

1

()池江泰寿

1584

-0.1

 04-04-04

33.7

486

-4

340

7340

10390

24850

109310

151101 ステファノス 4 戸崎圭太

18

14

10

()藤原英昭

1585

0.1

 08-08-12

33.4

474

-2

(34.3)

7340

10390

24850

109310

151101 イスラボニータ 4 蛯名正義

18

16

6

()栗田博憲

1586

0.2

 12-11-10

33.6

476

-4

(11.7)

   

24850

109310

141102 スピルバーグ 5 北村宏司

18

4

5

*()藤沢和雄

1597

-0.1

 13-14-12

33.7

506

-2

1100

3140

6780

2850

23290

141102 ジェンティルドンナ 5 戸崎圭太

18

1

2

()石坂正

1598

0.1

 03-03-03

34.4

470

+2

(4.7)

3140

6780

2850

23290

141102 イスラボニータ 3 ルメール

18

15

1

()栗田博憲

1598

0.1

 03-03-03

34.4

474

0

(2.8)

   

2850

23290

131027 ジャスタウェイ 4 福永祐一

17

7

5

()須貝尚介

1575

-0.7

 11-10-09

34.6

496

-2

1550

1190

4510

1400

14310

131027 ジェンティルドンナ 4 岩田康誠

17

9

1

()石坂正

1582

0.7

 02-02-02

35.8

470

0

(2.0)

1190

4510

1400

14310

131027 エイシンフラッシュ 6 M.デム

17

6

3

()藤原英昭

1585

1.0

 08-09-10

35.5

488

+4

(4.7)

   

1400

14310

121028 エイシンフラッシュ 5 M.デム

18

12

5

()藤原英昭

1573

-0.1

 11-12-12

33.1

486

-8

1660

3250

8980

3990

39520

121028 フェノーメノ 3 蛯名正義

18

4

1

()戸田博文

1574

0.1

 04-04-04

33.8

496

-2

(3.4)

3250

8980

3990

39520

121028 ルーラーシップ 5 メンディ

18

6

2

()角居勝彦

1576

0.3

 16-15-15

33.1

514

+18

(4.5)

   

3990

39520

111030 トーセンジョーダン 5 ピンナ

18

12

7

*()池江泰寿

1561

-0.1

 11-10-11

34.2

478

-8

3330

7020

23560

22790

214010

111030 ダークシャドウ 4 ベリー

18

7

2

*()堀宣行

1562

0.1

 07-08-07

34.7

508

+2

(5.7)

7020

23560

22790

214010

111030 ペルーサ 4 横山典弘

18

8

6

()藤沢和雄

1563

0.2

 13-13-13

33.9

520

+14

(8.2)

   

22790

214010

101031 ブエナビスタ 4 スミヨン

18

2

1

()松田博資

1582

-0.3

 09-08-08

34.1

456

-4

220

1030

1660

1680

7480

101031 ペルーサ 3 安藤勝己

18

7

4

()藤沢和雄

1585

0.3

 17-17-17

33.6

502

-4

(8.9)

1030

1660

1680

7480

101031 アーネストリー 5 佐藤哲三

18

12

2

()佐々木晶

1587

0.5

 04-04-04

34.8

530

0

(4.9)

   

1680

7480

091101 カンパニー 8 横山典弘

18

3

5

*()音無秀孝

1572

-0.3

 09-09-09

32.9

466

+4

1150

16490

29270

9970

102110

091101 スクリーンヒーロー 5 北村宏司

18

2

7

()鹿戸雄一

1575

0.3

 02-04-04

33.6

490

+12

(31.4)

16490

29270

9970

102110

091101 ウオッカ 5 武豊

18

7

1

()角居勝彦

1575

0.3

 13-14-14

32.9

498

0

(2.1)

   

9970

102110

081102 ウオッカ 4 武豊

17

14

1

*()角居勝彦

1572

-0.0

 07-07-07

34.4

490

0

270

550

1050

710

3250

081102 ダイワスカーレット 4 安藤勝己

17

7

2

()松田国英

1572

0.0

 01-01-01

35.2

498

0

(3.6)

550

1050

710

3250

081102 ディープスカイ 3 四位洋文

17

2

3

()昆貢

1572

0.0

 06-05-05

34.5

510

+2

(4.1)

   

710

3250

071028 メイショウサムソン 4 武豊

16

1

1

()高橋成忠

1584

-0.4

 05-04-04

34.6

518

0

290

4970

6730

36730

183380

071028 アグネスアーク 4 吉田隼人

16

9

7

()河内洋

1588

0.4

 07-07-07

34.7

430

0

(30.5)

4970

6730

36730

183380

071028 カンパニー 6 福永祐一

16

6

6

()音無秀孝

1588

0.4

 10-10-10

34.6

460

-2

(24.5)

   

36730

183380

061029 ダイワメジャー 5 安藤勝己

17

14

4

()上原博之

1588

-0.1

 02-02-02

35.2

528

+2

700

4780

8690

9120

60460

061029 スウィフトカレント 5 横山典弘

17

10

7

()森秀行

1589

0.1

 09-07-06

34.7

484

+10

(16.9)

4780

8690

9120

60460

061029 アドマイヤムーン 3 武豊

17

15

2

()松田博資

1590

0.2

 10-10-10

34.2

464

-6

(6.0)

   

9120

60460

集計期間:2006.10.29 2015.11. 1

@一番人気は4−2−2−2と責任は十分に果たしている。

A一方、二番人気は0−3−3−4、三番人気は0−0−2−8と勝ちがなく、特に三番人気は末期悲惨。

Bじゃあ、人気薄の台頭あるかというと、二桁人気の馬が来たことは去年のステファノス(10番人気、二着)があるだけで、極端なヒモ荒れはなし。穴が来ても4〜7番人気で留まっており、これを踏まえ配当は常識の範疇。

C脚質は先行、中位差しが殆ど。逃げとか殿一気という極端な脚質で馬券に絡んだのは、逃げでは08年ダイワスカーレット(二着)、追込みでは10年ペルーサ(二着)のみで、そういう意味で、今年の上位人気エイシンヒカリ、ルージュバックは大丈夫かあ?という不安が。なお、どのような展開、脚質であろうと上がり34秒台、できれば33秒台でまとめられる切れ味は必要。

D牝馬は過去馬券に絡んだ延べ30頭のうち6頭と、まずまずだが、よく見るとその「延べ6頭」って、実質ウオッカ、ダイワスカーレット、ジェンティル、ブエナの四頭が複数年で獲得したもの。これらは三歳時点で評価を確立した名牝中の名牝ばかりであり、今年の紅一点ルージュバックは正直見劣る。

E血統としては圧倒的なサンデー系天国。まぁ、今年の出走馬も上述の通りなんで、参考にならないけど。じゃあ、サンデー系種牡馬で何がいいのよ、となると、これが見事にバラバラ。

F基本的に前年の活躍馬が翌年も馬券に絡むことがやたら多い。(ただし三年間連続ということも皆無)。そういう意味じゃ去年の1・2着、ラブリーデイ、ステファノスは要注意か。

Gなどと考えていたら、なんとこの二頭がそろって大外。府中の2000mはスタートして100mで急カーブになり、外枠の馬がやたら膨らんでしまう不公平な欠陥コースで、実際過去10年で大外はほとんど来ていない。こういうコースで「日本一決定戦」というのも何だかなあ。開催を阪神か中京に移したほうが良い気がするぞ。まぁ、今年は例年になく小頭数なんで、そこまで気にする必要もないのかもしれませんが。

H年齢は3歳から5歳が圧倒的。例外は8歳でこのレースを勝ったカンパニーのみ。っていうか、よくわかんない変態爺いだったなあ、彼は。


以上を参考に、今年の上位人気を考えると、


まず一番人気のエイシンヒカリ。一時的に国際レーティング一位になったことでこの人気なんですが、上述の通りこのレース、逃げて勝った馬が過去にいないというのは、どうなんでしょう。他に逃げる馬もなく、最内引いて絶対この馬が逃げる展開になると思うんですが、府中のこの距離で逃げて勝つのは至難の業で、これをできるのはサイレンススズカがあのような悲劇に会わなければ達成していたと思うのですが、エイシンヒカリの逃げは優等生の逃げで、サイレンススズカのような狂気は感じませんし、やはり違和感があります。


次、二番人気モーリス。これも国際G1を圧勝する、現在の日本でおそらくナンバーワンの存在ですが、主戦場がマイル。2000mはどうなんですかね。札幌記念で同じ距離を経験しているとはいえ、すさまじく格下の相手に二着ですし。まぁ。馬場とか展開に恵まれなかった中でよくやったという評価もできなくはないのですが、それでも「世界のモーリス」がネオリアリズムなんて重賞未勝利の馬に負けちゃいかんでしょう。騎手にルメール、デムーロ以上の名ジョッキー、ムーアを迎えたことは心強いけど、それを考えたら札幌記念だってモレイラだったし、そもそもこの馬引退レースを年末の香港G1にターゲティングしている時点で、堀先生、明日はどこまで勝つ気があるんでしょう。

最後三番人気のルージュバック。今回メンバーの紅一点にして、かんべえ先生のおすすめですな。過去馬券に絡んだ牝馬は三歳でクラシックを勝ってる名牝ばかりと上で述べましたが、彼女も結果は伴っていないけど、人気だけなら三歳からG1級でした。人気に見合った実力が開花したのは今年になってからで、牡馬の骨っぽいのを相手にした府中の重賞、エプソムカップ、毎日王冠を連覇。特に馬場が渋った上に大外引いた毎日王冠の勝利は最後方から直線だけで一気に決めてしまった鮮やかなもので、こういう馬が人気になるのは確かにうなずけます。ただねえ、上述の通り、こういうド派手な勝ち方が出ないのもこのレースのトレンドだし。そもそも、この馬、ド派手な勝ち方で人気になって、本番のG1じゃからっきしということの繰り返しだしで、なんかやばい感じがいたしますぞ。

いかがでしょう、上位人気はいずれも人気に見合った魅力を持っていますが、結構大きい死角も抱えている感じで、これが勝っても驚きませんが、これがそろって馬券の対象から外れてもこれまたそれほど大きな驚きではないと私なんかは考えます。よって、先週玉砕したけど、今週も穴から入ろうかと。


というわけで、軸馬はリアルスティール。三歳時は怪物ドゥラメンテの陰に隠れた存在だったけど、それでも三冠レースすべてで上位人気になるクラシックの有力候補だった彼が4歳でドバイの国際G1を勝ち一気に能力開花で実績的には上記三頭とそん色ありません。そんな彼が現在7番人気というのは、ドバイの後、二番人気に推された安田記念で精神面のもろさをさらけ出して大敗した印象が悪いのと、この秋調整が遅れて毎日王冠を回避した体調面の不安が嫌われたのでしょうが、それでも持っている資質と死角の兼ね合いでは上位人気三頭よりお買い得と考えます。とりあえず三着以内の想定で馬券を考えるけど、勝つことすらあり得るんじゃないでしょうか。騎手が安田記念の福永からデムーロに変わったこともこういう場合は吉兆で、同じくクラシックの有力候補だったサトノクラウンに福永が乗っていることも含め、ここら辺は小幡先生の見解を伺いたいところです。

馬券は◎→上位人気三頭その他の三連複15点と、最初は考えていたけど、上位人気総崩れということもあり得るので、ええい、面倒だ、◎→その他の三連複21点。こんなに買っても最低配当が@GKの35倍で、他はほとんどが万馬券。特に先週G1を初めて勝った里見オーナーが、土曜も重賞をワンツーフィニッシュとえらく当たりだした感じで、注扱いしたオーナーの馬が馬券に絡むとこれは非常にワクテカな展開。うーん、本当に人気がないねえ、リアルスティールは。


上海馬券王



○今日の結果

<秋の天皇賞> @モーリス、Aリアルスティール、Bステファノス




○かんべえのつぶやき

――今日は夕方から友人の結婚式に出るために、礼服を着て家を出まして、ちょっと恥ずかしいので上からコートを羽織って、それで結婚式場に近い汐留のWINSに参戦したわけです。いやあ、さすがに恥ずかしいですよ。ちょっと真剣勝負には不向きな状態でしたね。

――てなことで、予定通りルージュバックから三連複でアンビシャスやモーリス、そしてリアルスティールにステファノスに流したのでありますが、ものの見事に縦目をくらってしまいました。その点、馬券王先生はシルバーコレクターであるリアルスティールを軸にされたわけで、その方がよっぽど賢かったですね。三連複ゲット、おめでとうございます。

――汐留のWINSには原良馬さんがいらっしゃいまして、解説をしてくれたんですが、今日の府中は内側の芝が荒れていて、あれでは1枠1番のエイシンヒカリには気の毒な条件でした。その点、モーリスは盤石の態勢で追い込んできましたし、名手ムーア騎手も見事な手綱さばきでした。そういえばこの馬券、外人騎手のボックス買いでも取れていたんですね。

――などと、反省点の多い今年の天皇賞でした。天皇賞→生前退位→女帝問題→牝馬というこじつけは失敗に終わりました。2週間後には、牝馬の祭典エリザベス女王杯がございます。虚心坦懐に次の機会を待ちたいと思います。






10月23日(日)菊花賞

えー、先週グリーンチャンネルで、「JRAVAN Presents 棋士馬券対決」という番組があったのですが、この内容に深い深い感銘を受けてしまったのであります。

この番組、その名が示すように囲碁の高尾九段と将棋の渡辺竜王という両棋界を代表するトップ棋士が馬券で対決するという、私のような人間からすると血沸き肉躍る企画なんですが、両者の馬券スタイルがあまりにも対照的で非常に面白いのであります。

まず高尾九段なんですが、「囲碁は感性」などと言いながら、あまりにもいい加減かつ気分的な馬券を買いまくる。「馬の名前が気に入った」と言って軸にしたり、番組の趣旨からJRA-VANの提供するコンピュータ指数を勧められると、「ああ、そう。」とか言ってこの指数の推薦する馬のボックスを買いまくる。ビール飲みまくってご機嫌になりながら、ひたすら気分で馬券を買いまくる。こんなんで当たるのかよと思ってたらこれが当たる当たる。3連単を5連続的中なんて初めて見ました。で、JRAVANが推薦するはずもない超人気薄が馬券に絡んだレースもしっかり当たってて、「よくこんな馬拾えましたね。」などと渡辺竜王に突っ込まれると、しれっとして「あ、この馬番、僕の誕生日だから」などとのたまう訳です。ちょっ、名前馬券に飽き足らず誕生日馬券かよ!おっさん、ええ加減にせいや!いやあ、本当に不思議な人です。囲碁の世界って私は詳しくないのですが、こういう感性が一般的なんでしょうか。

一方、渡辺竜王は対極的に超理論派馬券。とにかく考える、ひたすら考える、酒も飲まずに考える、投票締め切り一分前まで考える、レース観戦もしないで考える。とにかく考えに考えた挙句、買い目を馬単一点、もしくは単複一点ずつという超極小ユニットまで絞り込むスタイルですな。番組の趣旨からコンピュータ指数を使って馬券を買うよう促されても、「いや、自分の馬券スタイルはまず展開を読むことから入るから、こういう指数は使えない。」とこれを一蹴する頑固な自己主張がいかにも渡辺明。いや、先生、もう少し空気読んでも、とは思うんですが、思えばこういう先生の頑固さが、先週も論述した「三浦事件」の伏線になっているのでしょうか。

あの事件に関し、将棋連盟が何故あそこまで筋悪な幕引きを図ったのか不思議だったのですが、あれは渡辺竜王が「こんな奴とタイトル戦を争うことはできない。それでタイトル剥奪すると言うのなら好きにすればいい」とゴネたことが背景にあったのだそうで。。いや、ある程度こういうことじゃないかなと予想もついていたのですが、それでもまさか渡辺竜王がビッグタイトルを人質にとってまで自己主張しているとは、谷川会長、涙目ですな。先週「拘束の寄せ」に異議ありと書いたのですが、こうなると同情しちゃいます。

で、当たればこれ以上ないくらい格好良い渡辺竜王の馬券スタイルなんですが、外すとこんな格好悪いこともないわけで、どうなることかと思ってたら、こちらもやたら当たりまくります。12R買って4レースで的中、極め付きは単勝30倍の馬の単複に3万円を投じたレースで、レース前、この馬が有望な理由を理路整然と説明した後これが勝ち馬となってしまったというのは、あまりにも格好良く、こんな見事な馬券は今まで見たことがありません。これに比べ、たくさんの買い目を買いまくって、外している私の馬券なんて恥ずかしいにもほどがありますな、

結局「棋士馬券対決」は10万の手持ちを50万にして帰った渡辺竜王の大勝利となったのですが、高尾九段も渡辺竜王を逆転しようとして最後無理な買い方をしなければ大幅黒字で終わっていたわけで、やはりトッププロというのは何かを「持って」いるんですねえ。渡辺竜王の勝利は理論も見事なんですが、それ以上に運とか巡りあわせにも相当恵まれた感じ。(事実竜王は、「これが生涯で最高の会心馬券、いつもこんなに当たるわけじゃない」と言ってます)ただ、そういう「最高の会心」がTV放送のある勝負の場で炸裂するところに、やはりレベルの高い場所での勝負を生業とする人の引力みたいなものを感じてしまうのであります。

うーん、あんな馬券を見せられた後じゃ馬券予想のモチベーションというのも湧かないよなあ。

20161023() 4回京都7日目 18頭 [15:40発走]
【11R】 77回菊花賞
3歳・オープン・G1(馬齢)(牡・牝)(国際)(指定) 3000m・外 (A)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

カフジプリンス 3 岩田康誠

57

12.4

()矢作芳人

1

2

 

ジョルジュサンク 3 幸英明

57

143.4

()鮫島一歩

2

3

サトノダイヤモンド 3 ルメール

57

2.5

()池江泰寿

2

4

シュペルミエール 3 北村宏司

57

19.4

()木村哲也

3

5

 

ミライヘノツバサ 3 *藤岡康太

57

94.2

()伊藤大士

3

6

ディーマジェスティ 3 蛯名正義

57

3.5

()二ノ宮敬

4

7

レッドエルディスト 3 四位洋文

57

15.2

()笹田和秀

4

8

ミッキーロケット 3 和田竜二

57

12.1

()音無秀孝

5

9

 

イモータル 3 *ヴェロン

57

129.3

()須貝尚介

5

10

ウムブルフ 3 *浜中俊

57

21.9

()堀宣行

6

11

レインボーライン 3 福永祐一

57

22.3

()浅見秀一

6

12

 

コスモジャーベ 3 *丹内祐次

57

105.1

()和田雄二

7

13

エアスピネル 3 武豊

57

18.5

()笹田和秀

7

14

 

アグネスフォルテ 3 松山弘平

57

123.2

()長浜博之

B7

15

 

サトノエトワール 3 *池添謙一

57

121.3

()角居勝彦

8

16

 

プロディガルサン 3 田辺裕信

57

44.1

()国枝栄

8

17

ジュンヴァルカン 3 *M.デム

57

18.2

()友道康夫

8

18

 

マウントロブソン 3 川田将雅

57

58.4

()堀宣行


ううううう、スプリンターSではビッグアーサー、秋華賞ではビッシュという一番人気を軸に三連複を買うという超守備的な馬券を考えたら、軸馬が連に絡むどころか掲示板の外に姿を消すということの連続で、本当に格好悪いことこの上なく、現在大変いたいけな思いに打ちひしがれているのであります。上述の通り、あまりに見事で美しい渡辺竜王の馬券を見たことも、その心情の傷口に塩な訳ですし、どうしたものでしょうか。

しかしですなあ、ビッグアーサーと言い、ビッシュと言い、連を外す馬じゃないと思うんだよなあ、それがこうなるなんて、なんか、この秋はこういうめぐりあわせなのかもしれませんなあ。ビッグアーサーの大敗は騎手福永のせい、その福永が秋華賞ではヴィブロスを勝たせているから、菊花賞はビッシュで大敗した戸崎の巻き返しじゃあ!と思ったら、戸崎は出てないし。うーん・・・

例によって過去10年のこのレースのトレンドを見てみましょう。

菊花賞過去10年の軌跡

日付

馬名

騎手

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

151025 キタサンブラック 北村宏司

4

5

()清水久詞

3039

-0.0

 05-10-08

35.0

530

-2

1340

3870

9960

4640

38880

151025 リアルスティール 福永祐一

11

2

()矢作芳人

3039

0.0

 08-07-07

35.1

500

-4

(4.3)

3870

9960

4640

38880

151025 リアファル ルメール

17

1

()音無秀孝

3040

0.1

 02-04-03

35.3

506

0

(3.1)

   

4640

38880

141026 トーホウジャッカル 酒井学

2

3

*()谷潔

3010

-0.1

 05-05-02

34.5

484

0

690

2640

4470

13340

59220

141026 サウンズオブアース 蛯名正義

4

4

()藤岡健一

3011

0.1

 10-08-04

34.4

496

+8

(8.6)

2640

4470

13340

59220

141026 ゴールドアクター 吉田隼人

10

7

()中川公成

3017

0.7

 05-07-06

35.0

476

-2

(19.6)

   

13340

59220

131020 エピファネイア 福永祐一

3

1

*()角居勝彦

3052

-0.8

 03-02-02

35.9

486

+6

160

950

1170

3910

11750

131020 サトノノブレス 岩田康誠

14

5

()池江泰寿

3060

0.8

 07-06-04

36.2

494

+6

(19.5)

950

1170

3910

11750

131020 $バンデ 松田大作

10

3

()矢作芳人

3060

0.8

 01-01-01

36.9

490

+2

(11.5)

   

3910

11750

121021 ゴールドシップ 内田博幸

1

1

()須貝尚介

3029

-0.3

 17-04-02

35.9

500

+2

140

960

1140

4830

12450

121021 スカイディグニティ メンディ

16

5

()友道康夫

3032

0.3

 12-07-04

36.1

486

+2

(22.3)

960

1140

4830

12450

121021 ユウキソルジャー 秋山真一

15

7

()服部利之

3035

0.6

 12-12-10

36.0

436

0

(24.6)

   

4830

12450

111023 オルフェーヴル 池添謙一

14

1

()池江泰寿

3028

-0.4

 10-06-03

34.6

466

+6

140

330

400

1050

2190

111023 ウインバリアシオン 安藤勝己

13

2

()松永昌博

3032

0.4

 18-16-14

34.3

516

+2

(7.8)

330

400

1050

2190

111023 トーセンラー 蛯名正義

1

3

*()藤原英昭

3035

0.7

 12-08-06

35.2

436

+8

(12.2)

   

1050

2190

101024 ビッグウィーク 川田将雅

6

7

*()長浜博之

3061

-0.2

 03-02-02

34.4

450

+6

2320

2170

7440

46410

338840

101024 ローズキングダム 武豊

10

1

()橋口弘次

3063

0.2

 13-10-10

33.9

464

+2

(2.1)

2170

7440

46410

338840

101024 ビートブラック 幸英明

12

13

()中村均

3063

0.2

 04-03-03

34.4

510

0

(76.0)

   

46410

338840

091025 スリーロールス 浜中俊

1

8

()武宏平

3035

-0.0

 03-05-04

35.2

498

+4

1920

9410

20140

46070

316950

091025 フォゲッタブル 吉田隼人

3

7

*()池江泰郎

3035

0.0

 07-09-07

35.0

490

+8

(18.7)

9410

20140

46070

316950

091025 セイウンワンダー 福永祐一

12

6

()領家政蔵

3037

0.2

 07-09-07

35.2

514

-2

(15.8)

   

46070

316950

081026 オウケンブルースリ 内田博幸

14

1

*()音無秀孝

3057

-0.2

 12-10-02

34.8

484

-2

370

17820

26980

92720

523990

081026 フローテーション 藤岡佑介

1

15

*()橋口弘次

3059

0.2

 12-13-16

34.6

484

-6

(37.7)

17820

26980

92720

523990

081026 ナムラクレセント 和田竜二

5

9

()福島信晴

3061

0.4

 04-03-02

35.4

486

-2

(23.4)

   

92720

523990

071021 アサクサキングス 四位洋文

10

4

*()大久保龍

3051

-0.0

 05-05-02

35.8

488

+4

840

2930

6300

3630

27890

071021 アルナスライン 和田竜二

12

6

()松元茂樹

3051

0.0

 06-06-05

35.5

544

+2

(11.4)

2930

6300

3630

27890

071021 $ロックドゥカンブ 柴山雄一

4

1

*()堀宣行

3053

0.2

 11-13-14

35.4

500

-4

(3.5)

   

3630

27890

061022 ソングオブウインド 武幸四郎

18

8

*()浅見秀一

3027

-0.0

 16-16-08

33.5

480

+4

4420

6480

24280

11700

144520

061022 ドリームパスポート 横山典弘

13

2

()松田博資

3027

0.0

 06-06-07

34.0

466

+4

(4.9)

6480

24280

11700

144520

061022 アドマイヤメイン 武豊

5

3

()橋田満

3030

0.3

 01-01-01

35.9

498

+8

(6.2)

   

11700

144520

集計期間:2006.10.22 2015.10.25

@一番人気は4−1−2−3と信頼性高し。これを反映し配当は08年〜10年を除けば温和な感じ。

A一方、二番人気は0−3−0−7、三番人気は1−3−3−3と特に二番人気の信頼性が低い。

B関西馬天国。過去連に絡んだ30頭中、関東馬は2頭のみ。(上記Aとあわせ、二番人気の関東馬ディーマジェスティーには不吉なデータ)

C枠順は内目がいい感じ、大外(8枠)は過去ここに入った30頭中、馬券に絡んだのは3頭のみと割引。

D脚質はペースにかかわらず先行、差し、追込みがまんべんなく来ている。(展開を読んで脚質から軸を決める渡辺竜王には不向きなレース)、ただし逃げた馬がそのまま三着以内にとどまったのは06年、13年の二回だけ。

E馬体重はあったほうが良い。連がらみするほとんどが480kg超の大型馬。450kg以下の馬は11年、12年で三着が二回あるだけ。

F血統は本当にバラバラ。1〜3着まで見事にばらけている。過去5年のトレンドで見るとステイゴールドが2−0−0と最も勝っているが、これってオルフェ、ゴールドシップという超大物によるもので今年はどうなんでしょう。春先の活躍から大量に出走しているディープが二着に二頭、三着に一頭と案外で、しかも未だに勝ったことがないということにも留意は必要。

上記を参考にしつつ上位人気を考えてみましょう。

まず一番人気のサトノダイヤモンド。この馬はどんなコースでも、どんな展開になっても対応できるセンスの良さが身上で、総合的な強さで言えばダービー馬マカヒキにも勝ります。ただ大試合で運に見放されるというか、渡辺竜王みたいな引きの強さがないのが気の毒なところ。血統的には長距離はこなせないこともないかもしれないという程度で強くは推せないのですが、それでも三着は外さない感じで三連複の軸にうってつけですね。

次二番人気はディーマジェスティ。この馬大外引いた皐月賞で追込み勝ちするという離れ業を演じたわけですが、追込み一辺倒かと思いきや、秋口のセントライトではまくる器用さを身に着けて競走馬としても一皮むけた感じ。当然最有力な一頭です。サトノダイヤモンドが三着以内の最有力だとすれば、こちらは安定感では劣るけど最先着の最有力と言いますか。不安なのは菊に不向きな関東馬が今回初めての京都遠征でどうか。。。。

うーん、いろいろ難癖もつけてみたけど、やっぱ、この二頭が実績で他を大きく引き離していることは疑いもなく、この二頭であっさり決まっても何の文句もありませんなあ。小幡先生の理論(というか願望)によれば、競馬には、少なくともG1には「絶対」があり、強い馬が強いレースをして勝つことは必然であり義務ですらあるのだとか。そういう観点で見てもこの二頭には逆らえない、逆らってはいけないというのは、私にもわかる。わかるんですよ。わかるんですけど。。。

だが、断る!!

大体この二頭から馬券を買ったら何が来ても全然配当的に報われないじゃないか。それにスプリンターS、秋華賞で同じ文脈から一番人気を軸にした馬券を買った結果の末期悲惨な状況を見よ!あれですっかりいじけてしまった私の心の奥底で何かが囁くのだ。「コレジャナイ」って。よって、ここは無理してでも穴馬から入ることにする。

ということで、無理にひねくりだした軸馬がウムブルト。え、「そんな重賞実績もない条件馬よく選ぶな。それじゃなくても関東馬のディープなんてお前がさっき、くさしてたばかりじゃないか。」ですって?うーん、でもねえ、弱いのがが相手とはいえ、古馬相手に札幌2600mという、今回と同じコーナーが6つあるコースを圧勝した馬なんだよね。距離とコースの適正はメンバー中随一なんじゃないでしょうか。それに父ディープだけど母系がなんかえらくマニアックで、知った名前が5代前のノーザンダンサーまでさかのぼらないと出て来ないというのも、こういうレースの場合はそそるのよ。関東馬と言っても過去馬券にからんだ数少ない二頭のうち一頭が他ならぬ堀先生だし、ディープ産駒にしては切れ味ないけど、こういうじりじりと伸びてくるロングスパートが効くタイプというのは実は菊にメチャクチャ向くんじゃないでしょうか。

馬券は◎→▲☆→他の三連複21点。

ウムブルトって、二強を軸にした人でもヒモに考えるタイプなんで、こういう買い方をしてもあまりつかないんじゃないかと思ったんだけど、なんと21点の殆どが万馬券。うん、夢があるし、これで外しても先週、先々週みたいに悔いが残ることもないだろう。出でよ万券!

上海馬券王




○今日の結果

<菊花賞> @サトノダイヤモンド、Aレインボーライン、Bエアスピネル




○かんべえのつぶやき

――「真に強い馬が勝つ」と言われる菊花賞、戴冠したのはサトノダイヤモンドでありました。いや、良かったですね。実はワシ、来週、友人の結婚式に出るんですけど、主賓が里見さんらしいんですよ。ご挨拶するときに、「いやあ、先週は良かったですねえ」と言いたいじゃありませんか。とはいうものの、それではオッズが下がってしまう。そこであれこれ考えたのですよ。

――パドックを見ていると、どうもディーマジェスティ―が元気なさそうである。やっぱり初の長距離輸送が響いたらしい。そもそも「ディープ産駒が1回も勝っていない」菊花賞で、サトノダイヤモンドとディーマジェスティ―のワンツーなんてことはないだろう。そこでサトノダイヤモンドから、@カフジプリンス、Cシュペルミエール、Fレッドエルディスト、Jレインボーラインに馬単で流し、さらに欲深なことにマルチにしたのであります。おお、われながらなんと邪悪な馬券。

(馬券王先生ご推奨のウムブルフも検討しましたが、最後の最後に切りました。御免)

――ゴール前、サトノダイヤモンドは悠々ぶっちぎりの勝利でありました。しかしワシはそれどころではなくて、3馬身差くらいで追っていたLエアスピネルとわがJレインボーラインのどっちが2着か?と焦っていたのです。結果はハナ差でレインボーライン。へへへっ、久々のG1勝利だもんね。

――という私情はさておいて、サトノダイヤモンドはマジ強かったですね。ルメール騎手も初のクラシック制覇でした。おめでとうございます。来週の秋の天皇賞も、これまた強い馬が揃っていて、楽しみな季節が続きます。





10月16日(日)秋華賞



えー前回、「この三か月は色々なことが起こって」などと懐古テーストな記事を書いたのですが、なんとこの一週間でも様々な大事件が起こってしまい、さらにこの内容が結構歴史的な転換点を示唆するものだったりするものですから、ますます歳を取った感じで疲れてしまうのであります。うううう、今日は早朝ゴルフで即効性の筋肉痛が発症しているため、簡単に流そうと思っていたんですが、これではまた語ってしまうではないか。本当に世の中どうなっておるのかね。


1.タイ国王プミポン・アドゥンヤデート陛下御逝去

タイに行ったことのある人には良くわかると思うんですが、とにかく陛下の人気というのは、これ本当に大変なもので、町中どこに行っても国王夫妻のお写真が飾ってあり、国民はこれに対し本当に混ざりっ気のない敬愛の情を表していたのであります。70年という昭和天皇をもしのぐ在位期間、その人徳とカリスマ性でタイの求心力たり続けていた陛下がいなくなるとこの国はどうなってしまうのか。いや、本当は数年前からその予兆はあったのですが、なんか皆そんな可能性なんて考えたくもないって感じで、陛下亡き後の備えなんて先送りしまくっていたわけで、今後チトー亡き後のユーゴスラヴィアみたいに、この国に強烈な遠心力が働いてくるのは避けられないのではないでしょうか。え、「民族や宗教対立が複雑なユーゴとタイを比較するのはおかしい」ですって?うーん、でもこの国の都市部と農村部の格差(さぞやポケストップの数も違うんでしょうなあ)と、利害対立というのは本当に深刻で、喪が明けたとたんドンパチが始まっても私は驚かないですぞ。そうなったら日本だって他人事ではないのだ。中国人とは合わねえって拠点を中国からタイに移した企業はたくさんあるし、サプライチェーンが複雑化した現在、タイから部品を調達した覚えがなくても二次メーカー三次メーカーがタイから部品を買ってて結局、生産がストップなんてこともざらに起こりそうなわけでして。アメリカが大統領選挙で身動きできない今、中国がどんなふうに介入してくるかも頭が痛い問題だし、今後日本のメーカーや商社が結構悩ましい思いをすることは必定ですな。


2.ボブ・ディラン翁ノーベル文学賞受賞

いや、村上春樹の落選はこの時期の風物詩なんで、特に驚きというのもないのですが、その代わりがディランというのはサプライズです。確かにディランの詩というのはシンプルさと難解さがブレンドされた「文学的」なものだとは思うのですが、あの詩は彼のあのだみ声で歌われて初めて完成形となるのであって、テキストの部分だけで受賞というのは考え難く、結局歌そのものが受賞対象となった考えるのが妥当じゃないでしょうか。「文学」じゃなくて「歌」が受賞ですよ。もはや「ノーベル文学賞」ではなく、「ノーベル歌謡大賞」なのです。これは大事件なのです。かつて独占的な地位を占めていた活字媒体最高の成果として宗教的崇拝の対象とまでなっていた「文学」が、ラジオ、TV,、家庭用ビデオやゲーム機器という新規媒体にその地位を脅かされ、撤退戦を繰り返した挙句、WEBにとどめを刺され「ブンガク」に成り下がった現在の姿を象徴して余りある大事件なのだと私なんかは考えます。まぁ、おそらく来年は村上春樹とか普通の「文学者」が受賞するのでしょうが、長い目で見ていくと歌手とか映画監督とか下手したら漫画家なんてところにも受賞対象が広がりそうで、それはそれで愉快ですね。宮崎駿のノーベル文学賞なんて考えただけでもワクテカですな。


しかし、この受賞バブルで町のレコード屋さんは繁盛するんでしょうなあ。有名な彼の作品は「風に吹かれて」とか「時代は変わる」とか「ライクアローリングストーン」とかメッセージ色の強い60年代のものに偏っていて、きっとこの辺りが売れるんだと思いますが、そういう金字塔として色々なアーチストにカバーされまくる時代のものより、私自身は私小説的色彩の強い70年代後半以降のものが好みです。「blood on the tracks」とか「desire」とか、けなす奴は多いけど「slow train comin」とか「infidel」とか。特にbloodは陰鬱な内的世界を大変美しいメロディで包み込んだ傑作なんで、受賞を機会にディランを体験したいという人は是非チョイスのなかに含めていただければ幸いです。


3.三浦九段竜王位挑戦権剥奪

いやあ、小幡先生だけじゃなく、かんべえ師匠にまで論説を催促された本件なんですが、こんな後味の悪い事案に関し、私に何を語れと言うのかね。せっかく「三月のライオン」がアニメ化されて、しかも媒体が皆様のNHKで、しかもしかも「監督新房昭之 of SHAFT」というミスマッチを心配してたら、これが存外出来が良くて、これはきっと将棋人気が盛り上がるに違いないと内心ほっこりしていた矢先に、この事件なわけだ。まったくミウミウと言い、谷川浩司と言い、当事者は何やっとんじゃい!

本件いくつかの論点があると思うんですが、

@まず第一に本当にかかるカンニング行為が行われたのかについて。明確な証拠がないにせよ、中座した後コンピューターにしか指せないような異次元の着手があまりにも頻発している今回の事象はまず限りなくクロであると考えます。じゃあ、何でこんな同業者から見て一目瞭然の不正行為にトッププロである三浦九段が手を染めたのかとなると、これがよくわからないし、わかりたいとも思わない。まぁ、これを題材にして小説の一本も書けそうな気がするんですが、そんなもの読みたいという将棋ファンもいないよね。多分。とにかく、本件は論及を続ける気分になれないくらい不愉快な事件なのであります。

A第二に、今回将棋連盟谷川理事長の繰り出した「光速の寄せ」ならぬ「拘束の寄せ」は果たして適切なものだったのかなんですが、これは山崎元さんが長文で論説していますが、やはり明確に悪手でありましょう。こんな不愉快極まりない事象を不愉快極まりない形でそのまま世にさらすなんて将棋界にとって何のメリットがあるというのか。「対局中にコンピューターに教えを乞うてはいけない」というのは常識以前の話とはいえ、明文化されたルールなどなく、その意味でこれを不正と断ずるのは会社で法務実務の一端に携わる私なんかからすると極めて違和感があります。ましてや明確な証拠なんてものもないわけだし。慌ててルールを策定し、これを過去に遡及して適用するなんてやり方も、2000年代初頭に中国政府がやたらやってて外資系企業に顰蹙を買いまくっていたんだけど、それと変わらねえじゃないか。「このまま放置してたら竜王戦でも同じことをしでかしてシャレにならなくなるからこういう強硬措置に訴えた」という説がありますが、多分違うね。本人脅しつけて二度とやらせないことを誓わせ、何食わぬ顔で三浦九段を対局させれば、業界のダメージははるかに軽減できたはず。それをしなかったのは、「こんな奴と対局できるか!」というおそらく渡辺竜王を含むトップ棋士たちの怒りが強烈な世論となって、ビジネス上の損得の上を行った結果なんでしょう。プロの棋士というのは、いろいろエグイ人も多いけど勝負に関しては潔癖でモラルが高いのが一般ですからね。それ自体は結構なことだけど、やっぱりこの人たち世間ずれしてるよね。将棋連盟というのは公益社団法人を名乗りながらその実態はプロ棋士という一国一城の主が集まる職人ギルドなわけで、世間がどう思うかなんてあまり考えてない節が多く、これは本当に残念なことです。

B不愉快極まりない本件に関し、唯一私が興味深いと思うのは、これがやはり歴史上の転換点だということ。だって、これはプロ棋士が「自分たちよりコンピュータソフトの方が強いです。」って初めて公式にアナウンスメントしたと言うのとまるっきり同義ではないですか。この数年散々コンピューターに負かされ続けてきながら「負けました」とは口が腐っても言わなかった人たちが、初めて公式に負けを認めたのです。思い起こせば第一の転換点が三年前の電脳戦。プロ棋士対コンピュータの団体戦として行われた本棋戦は最終戦でA級在位のトッププロが完敗し、表向きは「コンピュータなんか敵じゃねえ」と言っていたプロ棋士たちを完全に沈黙させました。そのトップ棋士の打ち筋には悪手らしい悪手もなく、対してコンピュータの方は一見悪手っぽい打ち筋の連続だというのに終わってみればコンピュータの完封勝ち。世の棋士たちはみな戦慄したのです。「この手番を自分がまかされても、きっと勝てない。」と。実はそのトッププロというのが三浦九段(確か当時は八段)だったわけで、こういう歴史上の転換点に必ず当事者として顔を出す三浦九段というのも因果な人です。

Cあ、因みにこういうコンピュータの猛威にさらされるプロ棋士の苦悩を描いたノンフィクションとして講談社現代新書から「不屈の棋士」(大川慎太郎作)という書籍が出ていて、これがやたら面白いです。何しろ羽生・渡辺という棋界の顔から糸谷・山崎という超個性派、小幡先生が愛してやまない行方さんまで、いろいろな棋士がコンピュータに関し思うことを語り倒しているわけで、内容もかなり深いですぞ。本件のバックボーンに興味のある方は是非ご参考まで。



20161016() 4回京都5日目 18頭 [15:40発走]
【11R】 21回秋華賞
3歳・オープン・G1(馬齢)()(国際)(指定) 2000m・内 (A)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

 

エンジェルフェイス 3 浜中俊

55

30.4

()藤原英昭

1

2

ジュエラー 3 M.デム

55

4.2

()藤岡健一

2

3

パールコード 3 川田将雅

55

15.2

()中内田充

2

4

パーシーズベスト 3 *ルメール

55

20.0

()石坂正

3

5

レッドアヴァンセ 3 武豊

55

13.8

()音無秀孝

3

6

 

ゲッカコウ 3 *和田竜二

55

157.0

()高橋義博

4

7

ヴィブロス 3 福永祐一

55

8.4

()友道康夫

4

8

デンコウアンジュ 3 内田博幸

55

19.2

()荒川義之

5

9

 

クロコスミア 3 岩田康誠

55

23.0

()西浦勝一

5

10

ビッシュ 3 戸崎圭太

55

2.8

()鹿戸雄一

6

11

 

フロンテアクイーン 3 蛯名正義

55

31.3

()国枝栄

6

12

 

ウインファビラス 3 松岡正海

55

88.9

()畠山吉宏

7

13

ワンダーピルエット 3 小牧太

55

116.3

()小崎憲

7

14

ミエノサクシード 3 川島信二

55

16.2

()高橋亮

7

15

 

カイザーバル 3 四位洋文

55

17.8

()角居勝彦

8

16

ダイワドレッサー 3 *川須栄彦

55

36.2

()鹿戸雄一

8

17

 

$ネオヴェルザンディ 3 *松山弘平

55

123.0

()鹿戸雄一

8

18

 

キンショーユキヒメ 3 *松若風馬

55

70.7

()中村均

 

うーん、気が付いたらまた前振りを長々と書いてしまった。ゴルフの筋肉痛が耐え難くなっているので予想は簡単に。

大体ですな、出れば圧倒的一番人気が確実なオークス馬シンハライトが屈腱炎で参戦取りやめ、オークス二着のチェッキーノもまたしかり。じゃあ、桜花賞馬のジュエラーが一番人気かと思えば、これが前走のローズSで謎の大敗で、結果押し出されるように一番人気になったのがオークス三着のビッシュと、これだけでモチベーションが下がりまくりなわけです。こんなメンバーはG1ではなく、トライアルG3と大して変わらないわけで、じゃあギャンブル狙いで穴を狙うかとなっても、こちらの心の琴線に触れる馬がいるわけでもなし。。。

例によって過去10年の傾向を下記します。いや、表もとりあえず作ったんだけどHTMLベースに展開する気力がないのでこれは割愛。

@一番人気は3−1−3−3とまずは信頼度高し(押し出されて一番人気のビッシュがどうかというのはありますが)。但し、ウオッカ、ブエナという超一流どころが本レースでは三着というのには留意が必要。

A二番人気は4−2−1−3と一番人気以上の信頼度。三番人気は2−1−0−7と大きく割引だが勝ち負けという意味では軽視禁物。

B脚質は中段からの差しが矢鱈決まっている。逃げ・追い込みは大きく見劣るが全く来ないというわけでもない。

C枠順は何でもあり。但し大外引いて来るのは実績のある一番人気のみ。

D配当は悪魔のような低配当から3連単1000万円超の爆弾馬券まで何でもあり。つまり人気で馬券を買うのはお勧めできない。

E馬体重も何でもあり。500kg超の大型馬から410kg台の小兵までまんべんなく連がらみ。また馬体重増減も大幅に増えたり減らしたりしている馬もまんべんなく来ている。

F血統はまさしくディープインパクト祭り。過去5年で見ると3−2−0と必ず連がらみ。上記@Eは要は何でもありで参考にならないけど、この項目は使えるんじゃないですかね。この他目立つのはキンカメ0−0−3、ハーツクライ0−2−0だけど、ハーツクライは今年は参戦ゼロ、キンカメも低人気のエンジェルフェイス一頭だし、今年もディープ祭りですかね。


と言うわけで、結局不承不承だけど一番人気のディープ産駒ビッシュが軸となります。まぁ、小兵が輸送でますますガレる懸念はありますが、オークスの内容は強かったし、中山で大外引きながら圧勝した紫苑Sはやはり見事の一言だし、まず三着は外さないのではないかと。(え、「お前、スプリンターSでも同じこと言って大敗したビッグアーサーの責任はどう取るんだ」ですって。いや、あれはみな福永が悪いんですよ。戸崎は大丈夫ですって)

対抗はやはりディープ産駒のパーシーズベスト。これ血統もそうですが騎手のルメールが選択動機となります。なにせ彼は京都2000で複勝率64%と恐ろしい実績を残していますからね。

単穴はやはりディープのレッドアヴァンセ。近走凡走続きで人気がそれほど高くないけど、京都じゃやたら来てますし、なにしろ赤ヘルが猛威を振るう現在赤い三枠でしかも名前がレッドなんてこいつは幸先良いじゃないですか。ワハハハハハハ。

馬券は◎→▲☆→他の三連複21点。ガミは1〜3番人気で決まった場合だけですが、内枠の馬で決まったらやはり低配当。但し外枠の馬が絡んだ瞬間、やたら楽しい馬券となります。特に「牡馬相手に善戦の牝馬」という小幡理論からいうとラジオNIKKEI賞二着のダイワドレッサーなんてずっぱまりの馬なんで、ワクテカであります。



上海馬券王





○今日の結果

<秋華賞> @ヴィブロス、Aパールコード、Bカイザーバル




○かんべえのつぶやき

――今年の秋華賞は「軸不在」。でも、人気はビッシュとジュエラーに集中。こういうときは来ないんですよねえ。パドックでは確かにヴィブロスがよく見えました。でも、手が出なかったなあ。欲が深いものだから、デンコウアンジュとかミエノサクシードなんかに目が行ってました。

――それにしても馬券王先生が信頼した戸崎が来なくて、2週前に期待を裏切った福永が来るんですから、これはもう何を信じたらよいのかわかりません。まあ、今日の福永は好調だったけど、この秋はどの機種を信用すればいいのか。悩ましい選択が続きます。

――などと言って、次はもう菊花賞です。これは盛り上がりますよ。サトノダイヤモンド(ルメール)とディーマジェスティ―(蛯名)の対決ですからね。馬券王先生、来週こそは取りましょうぞ!





10月2日(日)スプリンターズステークス


えー、お久しぶりでございます。またしても秋のG1シーズンがやってまいりました。これから年末までよろしくお願いします。

しかし、「久しぶり」なんて言っておきながら、前回の宝塚からわずか3か月、通常なら「あっという間に秋競馬」などという枕で始めちゃったりするんですが、今年のこの三か月はえらく密度が濃いというか、印象深い事件がたくさん起きたわけでして、なんかえらく年を取った気分です。というわけで、秋競馬最初のネタは「宝塚以降の三か月を振り返る」というタイトルで始めたいと思います。


◎馬券王と振り返る宝塚記念以降の諸事件


1.ドゥラメンテ引退と清水成駿先生ご逝去

本コーナーの性格上、最初は競馬ネタとなるわけですが、両方ともなかなかにやりきれない悲報です。宝塚で私が入れ込みまくりの軸指名をしたドゥラメンテ君が、その日のレースで負傷し「競争能力の喪失」という臓腑をえぐるような表現とともにそのまま引退。うううう、悲しすぎます。本当なら本日の記事でスプリンターSなんかそっちのけで、凱旋門に出る彼のことを書き連ねていたはずなのに、どうしてエアグルーヴの係累というのはこのようにひ弱なんでしょうか。晩性タイプで能力開花はこれからというときの引退ですからねえ。これまで大事に大事に育ててきた堀先生の無念を思うとき私は、私は!で、追い打ちをかけるように届いたのが、このコーナーでも再三引用してきた清水成駿先生の訃報。晩年予想が外れまくりでキレがなくなっていたのは闘病生活を送っておられたからなんですなあ。「恐怖新聞」なんて揶揄するようなことを言って大変申し訳ないことをしました。強烈な意志と主張を予想に込め、外れた時に周りから叩かれることなんか屁とも思わない毅然とした態度でこれを世に問う氏の姿は、馬券スタイルは全然違うけど小幡先生とも似たものを感じますし、そういう人の論説をもう読むことができないというのは残念極まりありません。謹んでご冥福をお祈りしたいと思います。

2.舛添都知事辞任

文春砲の猛攻にさらされ抵抗むなしく舛添さんが都知事の職を辞したのは宝塚の3日前。いや、これって気分的には1年以上前の感じなんですが、あのニュースからまだ三か月しかたっていないんですね。いかにその後色々なことが起こってきたかなんですが、これって辞めるほどの事案だったかというと、そうじゃないような。。最初の段階で素直に謝っておけばこんな結末にはならなかったものを、いろいろ屁理屈つけて自己正当化に走るからこういうことになるわけで、人間どれだけ優秀でも謙虚さというものは必要と、優秀じゃない私も肝に銘じたいと思います。

3.リオでオリンピック開催、日本メダルラッシュ

体操やバドミントン、柔道、水泳等で日本が金メダルを連発したのは今思い出しても震える興奮です。金じゃないけど男子卓球や男子陸上の銀もある意味金メダル以上にすごい話で、こういったメダルの殆どが不利を覆した逆転勝ちによることもあり、いやあ本当に睡眠時間削られまくりの二週間でした。でも、これって実力勝ちというよりは、なんか流れが向いてただけって気もするよね。ほら馬券だって何買っても当たるときもあれば、何買っても外しまくる時もあるじゃないですか。次回東京開催だからメダルは倍なんて甘い考えは捨てたほうが良いと思うぞ、私は。また、ある意味メダル以上に私が感動したのは、ブラジル並びにリオがこの大会をつつがなく完遂させたこと。国民がグータラでも、大統領が弾劾されて失職状態でも何とかなるもんなんですね。東京オリンピックも今から懸念事項満載ですが、何とかなるでしょう、多分。

4.スマップ解散

のけぞりました。いやアイドルグループ解散という事案にではなく、これがNHKの緊急ニュースとしてオリンピック実況中継の深夜時間にテロップされたことに。マジかよ!これって言ってみればイギリスBBCがビートルズ解散を緊急ニュースとしてテロップするようなものなわけで、スマップとビートルズを比べるとどちらが格上かは敢えて論ずるまでもないし、そもそもBBCはそんなテロップ打ってないし、何考えとんのじゃNHK。きっと当日詰めていたNHKの担当者が強度のスマップファンで、本人にとっての一大事を国民にとっての一大事と取り違え、このような暴挙に及んだに違いない。。。。などと最初は考えていたんですが、その後の本件の展開を見るにつけ、次の可能性に考えが及び、再度青ざめてしまったのであります。つまり、おかしいのはそう言うことに憤っている私の方で、この事案はやはり大多数の国民にとって大事件なのだという可能性に。うーん、これだけ大勢の人がこの事案で熱く語り合っているなんてスマップというかジャニーズのソフトパワーというのは舐めてはいけないのかもしれませんなあ。でもね、私にとっては「こち亀」の終了の方が大事件なんだよね。それに大体さあ、こういうジャニーズのソフトパワーというのは社長であるジャニー喜多川さん個人の趣味に裏打ちされた天才に大きく依存しているのは疑いようもないと思うんだけど、その社長が90近い高齢の今、こういう反体制分子の粛清にうつつを抜かしている暇があるのだろうか、ジャニーズ。

5.POKEMON GOの大ブレーク

いやあ、一時の勢いはないとはいえ、未だにはやっていますねポケモンGO。かく言う私もしっかりスマホにインストールし、現在レベル20まで行っちゃったわけですが。でも、これってそんなに面白いかというとそれほどでもないですな。メチャクチャはまってやりこむタイプのゲームではなく、ジョギングとかウォーキングの義務感を緩和するサポートツールとして息長く付き合っていく類のものではないかと私なんかは思います。ITとか経済関係の記事で「これって偉いのはグーグルで、任天堂は全然偉くない」なんて論説をよく読むのですが、これも完全な間違いで、任天堂のキャラクターなしではあれは単なるクソゲーです。世界的なマーケットを抱えているNINTENDOのソフトパワーはジャニーズ以上に強烈なのです。収益力がなくなったなんて言われ株価が下がっている今が買い時なのかもわからんです。で、「それほど面白くない」なんてくさしておきながら、最近気が付いた新機能が。名付けて「都市・田舎判別機能」!本ゲームを遂行するには実際の土地にバーチャルにマッピングされた「ポケストップ」なる場所を巡回することが必須条件となるのですが、その数が都会と田舎では桁三つも違うわけで、東京の新橋とか大手町では10mごとにこれが存在するにもかかわらず、私が住んでいるエリアでは半径2km以内にこれがわずか15か所。しかもこのうち11か所が海水浴場の沿海道路にマッピングされているわけで、シーズンオフの今は街灯も消され夜は真っ暗なデンジャーゾーンとなっているのだ。こんなところを夜中にうろつくと車にはねられ、高波にさらわれ、どこかの国の工作員に拉致されるスリルが満点なのだ。いやだ、競馬のない国に拉致されるのは嫌だ!と、いうわけで、このゲーム、地域格差の残酷な実態と、格差の濃淡というのを把握するにまことに使えるツールでもあります。

6.穴馬の小池さん都知事に

舛添さんの辞任を受け行われた都知事選に乱入した小池さんが当初の予想を裏切りぶっちぎりで当選。いや、もともと毀誉褒貶の激しい人だし、本件に関しても色々な人がいろいろな悪口を言っているのですが、最大公約数的な意見としては「強引に悪役を設定し、それを攻撃することで民衆を味方につけたポピュリスト」といったものでしょうか。それはそれで正しいと思いますが、それだけでは本件の本質を見失うのではないかと。これだけのことをやるにあたり彼女は自分の政治家生命すべてをチップ台に乗せて勝負に挑んでいるのです。負けたら政治家としてすべてを失うし、実際その可能性は極めて高かった。でも勝機があると思ったら賭け金を吊り上げるのに全く躊躇しないその潔さと勝負度胸があまりに格好良くて大衆は彼女を支持したのではないでしょうか。これに比べ、安全なところから傲慢かましまくっていた石原親子なんて格好悪いにもほどがあるのです。一度馬券を買う小池さんというのを見てみたいですね。小幡先生も出た「競馬場の達人」に出てくれないかな。しかし、晴れて当選して自民都連と手打ちする落としどころを探っていた時に発覚した「盛り土問題」。これでえらく事態は混とんとしてきました。リオでもできたんだから大丈夫と先ほど言いましたが、オリンピックは本当に開催できるのでしょうか。

7.広島カープ優勝

選手を育てるたびに、これを阪神とメジャーに簒奪されるという植民地状態を25年の長きにわたり繰り返してきた広島カープがなんとぶっちぎりで優勝。しかもマエケンという絶対的エースを手放したその年にですからね、いやあマジですごいです。グッチーさんおめでとうございました。実は私の上司も筋金入りのカープファンなんですが、いつもは軽妙洒脱で熱いところを見せない人が完全に我を失い狂ってまして、なんか85年のかんべえ先生を思い出します。まぁ、25年ぶりですからねえ、たいていのことは許されるんでしょうなあ。わが中日も今年はずいぶんと虐められたんですが、まぁ、相手がカープならあきらめもつきます。日ハム大谷君との対決が待ち遠しいですね。かんべえ師匠は日ハム寄りの見解ですが、ソフトバンクとの死闘で疲弊しきった日ハムより広島が有利じゃないかと私は思うんですがねえ。(しかし中日は落合体制がまだ温存されるみたいだし、来年も暗いなあ。落合って用兵家としては一流だけど、育成者としては本当に破綻してるよな。谷繁に詰め腹切らせて済む問題かっての、ブツブツ)

8.最大野党党首の二重国籍問題

これもいろんな人がいろんなことを言っているのですが、二重国籍の是非はどうでもいいです。それ以前の問題として、国籍という国家公務員の基本属性に関し法的にグレーな部分が存在し、仮に違法認定を免れたとしても有権者に好印象を与えるはずもない身辺の問題に関する実務能力の欠如は本当に度し難いと思うのであります。民主党改め民進党には、弁護士上がりとか官僚上りという法務の専門家を多数抱えているというのにこういうことに注意喚起する人は誰もいなかったのでしょうか。こういう人を嬉々として党首に迎え入れ、それで本当に選挙を戦えると、この党の人たちは思っているのでしょうか。「仕事のできない善人より仕事のできる悪人の方がありがたい」と言うのは私が中国にいたときに身に染みて悟ったことであるのですが、善人であることも疑わしく、無能であることが確定的なこの人たちが最大野党を形成していることが今の日本の最大の悲劇であると私なんかは考えます。

9.「シン・ゴジラ」と「君の名は」

「どうせなら他人の愚行を罵るよりも、他人の偉業を称えながら飲みたいものである。」とはかんべえ先生の至言でありますし、最後はこのネタ。日本映画、日本アニメのマイルストーンとして今後長きにわたり引用され続けるであろう傑作が同時期に公開されました。両方とも色いろな人が色いろなところで誉めそやしていますし、興行的にも記録的な大成功(「君の名は」に至っては100億超!)と、私がこれ以上言うことは余りないのですが(本当はシンゴジラなんてこれから毎週ネタにしたいほど語りたい!)、ただ一つ、両作とも5年前の震災と原発危機が大きなモチーフとなっていることは大変興味深いと思うのです。シン・ゴジラのラスト近くアメリカの高官が「危機というのは日本みたいな国まで成長させるんだな。」という皮肉交じりのコメントを発するのですが、政治家はどうか知らねど、あの未曾有かつ痛切な経験が日本の表現者を覚醒させ、その成長を促したことは疑いようもないのではないかと。だってそうじゃないですか、エヴァンゲリオンで思わせぶりな伏線を張りまくりながら、これを全く回収しないで逐電した庵野秀明があそこまで緻密かつ説得力抜群のシナリオを描くなんて、5年前「星を追う子ども」で宮崎駿へのオマージュを発表したのはいいけど、これが甘々のダメダメで本家の偉大さのみを際立たせていた新海誠が、観客動員で宮崎駿に迫るだけのものを作成する(本当はアナログ職人の宮崎とデジタル職人の新海君では作風は万葉集と新古今和歌集ほども違うのですが)とは、これ、天災が天才を生んだとしか言いようがないのであります。論旨がグダグダになるのであえて触れませんでしたが、この夏はこの二作のほかに「声の形」という傑作も発表されており、少なくとも映像方面では日本の表現者が新たな次元に向かっている感じで大変頼もしい限りです。



201610 2() 4回中山8日目 16頭 [15:40発走]
【11R】 50回スプリンターズS
3歳以上・オープン・G1(定量)(国際)(指定) 1200m (C)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

ビッグアーサー   5 福永祐一

57

2.1

()藤岡健一

1

2

 

ブランボヌール   3 *武豊

53

16.0

()中竹和也

2

3

 

ティーハーフ   6 *池添謙一

57

96.7

()西浦勝一

2

4

ソルヴェイグ   3 *田辺裕信

53

17.4

()鮫島一歩

3

5

シュウジ   3 *川田将雅

55

13.6

()須貝尚介

3

6

ベルカント   5 *蛯名正義

55

31.7

()角田晃一

4

7

スノードラゴン   8 *大野拓弥

57

34.4

()高木登

4

8

 

サクラゴスペル   8 *横山典弘

57

76.1

()尾関知人

5

9

 

サトノルパン   5 *和田竜二

57

34.1

()村山明

5

10

 

レッドアリオン   6 *川須栄彦

57

60.2

()橋口慎介

6

11

ダンスディレクター   6 浜中俊

57

10.4

()笹田和秀

6

12

レッツゴードンキ   4 岩田康誠

55

15.6

()梅田智之

7

13

レッドファルクス   5 M.デム

57

8.8

()尾関知人

7

14

 

ウリウリ   6 *戸崎圭太

55

25.4

()藤原英昭

8

15

ミッキーアイル   5 松山弘平

57

9.2

()音無秀孝

8

16

ネロ   5 内田博幸

57

22.3

()森秀行

 

秋競馬の第一弾である本レースは、傑出した存在こそいないもののそれなりに粒がそろったレベルの高い一戦となりそうで、深夜行われる凱旋門と合わせゴージャスな一日となりそうです。

なんか枕で力を使い果たし競馬について語る気力がなくなってきました。春からの慣例に従い過去10年のこのレースの傾向をまとめたのですが、表を整理する力が残っていないので以下要点のみ記述します。

@一番人気の実績は4−2−0−4と水準以上でまずは信頼できる。

A一方、二番人気は1−3−0−6、三番人気は2−1−0−7と大きく見劣り。

B面白いのは三着に上位人気が絡んだことがなく、三連馬券を買うときは人気薄を手広く拾う必要あり。

C上記に鑑み馬券は荒れ模様、特に三連複も万馬券がデフォルト。

D枠順に大きな偏りはない。外枠でも結構来ている。

E脚質にも大きな偏りなく逃げから先行、差し、追い込みまでなんでもあり。特筆すべきは三着で、人気薄の追い込みが矢鱈決まっている。

F何でもありな感じのなかで、かなり使えるネタと思われるのは馬体重。具体的には小兵に出番はない。過去10年連がらみした馬の殆どは馬体重が480kg超。450kgを下回る馬が連に絡んだのは14年3着のレッドオーヴァル(442kg)のみだが、この年が新潟開催であったことを考えると、やはり馬格の立派な馬を選ぶべき。

G牝馬は侮りがたい。過去連がらみしている30頭のうち11頭が牝馬。


以上に鑑み、一番人気にして520kgの大型馬ビッグアーサーがその圧倒的な実績(馬券の対象を外したのが三走前のシルクロードSのみ)もあり、やはり人気でも軸一番手と考えます。え、小幡先生と被ってるって?いやあ、最近好調な先生と同じなんて光栄だなあ。心配なのはこの馬中山が初めてであるということと、前回逃げという想定外のスタイルを取ってえらく物議をかもしていること。なまじ内枠を引いたばかりに暴走して直線他馬に飲み込まれるという危険は確かに存在します。だけどじゃあ他に選べと言われても、他の馬の死角はビッグアーサー以上に大きいし。。。

対抗には馬格のある牝馬2頭をセレクト。特にソルヴェイグは実績の割にえらく人気がないのが好感度高しですな。

馬券は秋第一弾なんで当てに行きたいということで◎→〇▲☆→その他の三連複21点。一番人気からこんなに買ってもガミが一つもないし、買い目三分の一が万馬券だしで結構いいんじゃないでしょうか。まぁ、今年から凱旋門が日本でも馬券が買えるようになったんで、そのための軍資金が拾えれば、、、出でよ万券!


上海馬券王





○今日の結果

<スプリンターズステークス> @レッドファルクス、Aミッキーアイル、Bソルヴェイグ




○かんべえのつぶやき

――いやあ、秋のG1はしょっぱなから大番狂わせでした。ビッグアーサー、最内枠をもらったんだから遠慮なく逃げればよかったのに、福永騎手がどうにも優柔不断な感じでありました。
オバゼキ先生も嘆いているぞ。

――気がついたらソルヴェイグが前を塞いでしまい、そのまま馬群に包まれてしまいました。これは昨日JRA通算600勝を挙げた田辺騎手の技能賞でしたね。自分がしっかり連に絡んでいるんですから見事なものです。

――勝利を手にしたのは3番人気のレッドファルクス。鞍上のデムーロ騎手は嬉しそうでしたね。なにしろルメールは凱旋門賞でフランスに行っているからなあ。

――次のG1は秋華賞ですね。うん、また荒れそうな気がする。この秋も苦労しそうだなあ。馬券王先生、ともに頑張りましょう。












2016年上半期のレース


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by Tatsuhiko Yoshizaki