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上海馬券王がJRAのレースに寄せる「情熱と冷静の言葉」


2018年 上半期のレース考






6月24日(日) 宝塚記念


☆:これより18年上期馬券予想の一件について詮議をいたす。一同のもの面(おもて)をあげい。さて、上海屋馬券衛門。その方、灼熱のたいらんどに遠島されて後も「馬券王」なる称号を僭称、暑さで脳みそが溶けたとしか思えない妄言の数々を馬券予想と称し「溜池通信」にこれを流布した上、ことごとくこれを外し、善良なる読者に多大な損失を負わせしこと、当方の取り調べにより明白であるが左様相違ないか。

上:畏れながらお奉行様、手前には全く身に覚えのないことにございまして、はてさて一体どこからそのような根も葉もないうわさが流れましたことやら。

☆:ほほう、それでは天皇賞春において「日経賞の勝ち馬が相性が良い」などと言いながらその方が本命にしたガンコが14着大敗したという無残この上ない結末も知らぬと申すのじゃな。

上:ホッホッホッ。「天皇賞春」と言うのは現在の競走体系からすると異端も異端。もはやG1とは言えぬガラパゴス化した競走でございまして、これを外したと言われましても。まったく下手にG1を名乗るから仕方なしにお付き合いで予想したら、ブーイングの嵐。手前などむしろ被害者と言うもので。

☆:おのれ、開き直りよったか、まったく可愛げのない奴め。その「ガラパゴス化したレース」をかんべえ氏がしっかり当てているではないか。少しは爪の垢でも煎じて飲むがよかろうが、このヘタレ馬券師め!

上:いやいや、かんべえ殿の的中は勝ち馬レインボーラインがステイゴールドの子ということでなされた、いわゆる「応援馬券」と言うやつでございまして、感心はしますが、爪の垢を飲むほどのことではないのではないかと。大体ですな、レインボーラインにケチをつける気はありませんが、何ですか、あの3分16秒という凡タイムも凡タイムな勝ち時計は。あんなものがG1ですか。お奉行様、もうステイヤーなんてものは日本にはおらんのです。あんな競走を続ける意味が一体どこにあるというのでございましょう。

☆:ケチをつけるつもりがないと言いながら、しっかりケチをつけているではないか、まったく、どこまでも許しがたい奴。それでは、「偶数年は1番人気が必ず勝つ」と言いながら本命にしたタワーオブロンドンが12着大敗となったNHKマイルはどうじゃ、その方のヘタレぶりを証明するにこれ以上の物証はあるまいに!

上:畏れながらNHKマイルは荒れることが義務であるかのように毎年荒れまくっているやさぐれた競走にございまして、6番人気・2番人気・9番人気で決まったレースを外したからと言って責められましても。。。そのすべてに印を回していた手前など、むしろ褒めてほしいくらいのものにございまして。

☆:この、どくされ馬券師!言うに事欠いて褒めてほしいとな!

上:まぁ、タワーオブロンドンは確かに不甲斐なかったですよねえ。藤沢厩舎が送り出す人気馬って、どうしてこうヘタレばかりなんですかねえ。

☆:厩舎のせいだと申すか!おのれ、どこまでも図々しい奴。それでは、「大外は死兆星」「小兵は用なし」などと言って評価を下げたワグネリアンが見事に勝利した東京優駿は如何に!その方の予想こそが死兆星であろうが、この死神馬券師!

上:いや、本当に来てないんですよ、大外も小兵も。それが何で来るかなあワグネリアン。まぁ、府中でこその馬なんで印は打ったんだけど、でもねえアドミラブルみたいな強い馬でも三着どまりな大外で、勝ちますかねえ。なんか納得いかないんですよねえ。福永がダービージョッキーになって皆ほっこりしてるみたいだけど、絶対あれはおかしいですって。あれって、実は今年の三歳牡馬が全員カスってことの証明じゃないですかねえ。まぁ、皐月賞・ダービーで結果を出したエポカドーロは強い可能性もあるんですけど。

☆:やい、やい、やい!黙って聞いてりゃ、競走体系が悪い、厩舎が悪い、世代が悪いと言いたい放題ぬかしやがって!てめえの悪事はなあ、この一覧表がすべて御見通しよ!目ン玉かっぽじってよく見やがれってんだ!


タイの暑さが悪いのか 馬券王と振り返るちょっと悲しい18年度上期G1の結末

日付

レース名

馬名

性齢

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

180603 安田記念G1 $モズアスコット 4 ルメール

16

10

 

9

*()矢作芳人

1313

-0.0

   11-12

33.3

482

1570

7370

15290

6560

63280

180603 安田記念G1 アエロリット 4 戸崎圭太

16

4

5

()菊沢隆徳

1313

0.0

   03-03

34.0

502

(10.7)

7370

15290

6560

63280

180603 安田記念G1 スワーヴリチャード 4 M.デム

16

1

1

()庄野靖志

1314

0.1

   05-05

33.9

506

(2.8)

   

6560

63280

180527 東京優駿G1 ワグネリアン 3 福永祐一

18

17

5

*()友道康夫

2236

-0.1

 05-06-04

34.3

450

1250

7950

15520

521600

2856300

180527 東京優駿G1 エポカドーロ 3 戸崎圭太

18

12

4

()藤原英昭

2237

0.1

 01-01-01

34.7

490

(10.5)

7950

15520

521600

2856300

180527 東京優駿G1 コズミックフォース 3 石橋脩

18

7

 

16

*()国枝栄

2238

0.2

 03-02-02

34.7

464

(223.7)

   

521600

2856300

180520 優駿牝馬G1 アーモンドアイ 3 ルメール

18

13

1

()国枝栄

2238

-0.3

 06-06-05

33.2

466

170

1190

1410

750

3360

180520 優駿牝馬G1 リリーノーブル 3 川田将雅

18

1

4

()藤岡健一

2241

0.3

 03-03-03

33.9

496

(12.3)

1190

1410

750

3360

180520 優駿牝馬G1 ラッキーライラック 3 石橋脩

18

2

2

()松永幹夫

2244

0.6

 05-04-05

33.9

492

(4.1)

   

750

3360

180513 ヴィクトG1 ジュールポレール 5 幸英明

18

4

8

()西園正都

1323

-0.0

   08-08

33.3

460

1940

4090

11730

8850

63640

180513 ヴィクトG1 リスグラシュー 4 武豊

18

16

1

()矢作芳人

1323

0.0

   13-13

32.9

450

(4.3)

4090

11730

8850

63640

180513 ヴィクトG1 レッドアヴァンセ 5 北村友一

18

6

7

()音無秀孝

1323

0.0

   04-04

33.6

448

(12.1)

   

8850

63640

180506 NHKマG1 ケイアイノーテック 3 藤岡佑介

18

11

6

()平田修

1328

-0.0

   17-15

33.7

456

1280

3140

7470

21840

129560

180506 NHKマG1 ギベオン 3 M.デム

18

9

2

*()藤原英昭

1328

0.0

   05-04

34.5

508

(5.2)

3140

7470

21840

129560

180506 NHKマG1 レッドヴェイロン 3 岩田康誠

18

17

9

()石坂正

1328

0.0

   11-12

34.1

474

(25.0)

   

21840

129560

180429 天皇賞春G1 レインボーライン 5 岩田康誠

17

12

2

()浅見秀一

3162

-0.0

 10-11-11

35.2

452

600

1030

2510

2060

11650

180429 天皇賞春G1 シュヴァルグラン 6 ボウマン

17

11

1

()友道康夫

3162

0.0

 03-02-02

35.8

474

(3.0)

1030

2510

2060

11650

180429 天皇賞春G1 クリンチャー 4 三浦皇成

17

8

4

()宮本博

3163

0.1

 07-04-03

35.7

488

(8.0)

   

2060

11650

180415 皐月賞G1 エポカドーロ 3 戸崎圭太

16

7

7

()藤原英昭

2008

-0.3

 04-04-04

35.1

492

1450

12880

23570

53410

372080

180415 皐月賞G1 サンリヴァル 3 藤岡佑介

16

14

 

9

()藤岡健一

2011

0.3

 05-05-05

35.2

488

(24.6)

12880

23570

53410

372080

180415 皐月賞G1 ジェネラーレウーノ 3 田辺裕信

16

10

8

()矢野英一

2014

0.6

 02-02-02

37.6

496

(17.8)

   

53410

372080

180408 桜花賞G1 アーモンドアイ 3 ルメール

18

13

2

()国枝栄

1331

-0.3

   15-16

33.2

462

390

480

990

830

3780

180408 桜花賞G1 ラッキーライラック 3 石橋脩

18

1

1

()松永幹夫

1334

0.3

   03-03

34.5

488

(1.8)

480

990

830

3780

180408 桜花賞G1 リリーノーブル 3 川田将雅

18

9

3

*()藤岡健一

1335

0.4

   06-06

34.3

498

(7.4)

   

830

3780

180401 大阪杯G1 スワーヴリチャード 4 M.デム

16

15

1

()庄野靖志

1582

-0.1

 15-01-01

34.1

516

350

2930

3750

2780

17450

180401 大阪杯G1 ペルシアンナイト 4 福永祐一

16

5

 

6

*()池江泰寿

1583

0.1

 10-09-09

33.7

482

(16.3)

2930

3750

2780

17450

180401 大阪杯G1 アルアイン 4 川田将雅

16

8

2

*()池江泰寿

1584

0.2

 05-05-05

34.0

516

(3.6)

   

2780

17450

180325 高松宮記G1 ファインニードル 5 川田将雅

18

9

2

()高橋義忠

1085

-0.0

   06-06

34.5

480

550

1690

3170

15910

60450

180325 高松宮記G1 レッツゴードンキ 6 岩田康誠

18

8

3

()梅田智之

1085

0.0

   08-06

34.6

500

(6.3)

1690

3170

15910

60450

180325 高松宮記G1 ナックビーナス 5 三浦皇成

18

7

 

10

()杉浦宏昭

1086

0.1

   06-06

34.7

522

(41.2)

   

15910

60450

180218 フェブラG1 ノンコノユメ 6 内田博幸

16

12

4

()加藤征弘

1360

-0.0

   14-13

36.1

450

1070

1140

3530

6540

41560

180218 フェブラG1 ゴールドドリーム 5 ムーア

16

14

1

()平田修

1360

0.0

   10-08

36.4

524

(2.1)

1140

3530

6540

41560

180218 フェブラG1 インカンテーション 8 三浦皇成

16

6

 

6

()羽月友彦

1361

0.1

   07-06

36.7

512

(20.0)

   

6540

41560

集計期間:2018. 2.18 2018. 6. 3 的中は白抜き表示



☆:。。。。。。。。

上:。。。。。。。。

☆:。。。。。。ひでえな、こりゃ。

上:いや、でもさ、桜花賞とかヴィクトリアマイルはきちんと当ててるしさ、馬券は取れなかったとはいえオークスだって予想はかなりのもんじゃんか。

☆:みな牝馬戦ばかりではないか!女の尻ばかり追いかけおって、この色情狂!タニヤでキャバクラ通いばっかりしている結果がこの予想か!

上:違わい!「牝馬好き」なんて小幡先生みたいな決めつけ良くないあるよ!大体ですな、キャバクラが楽しいのはせいぜい40代までなの。もう50過ぎたら仕事と暑さでヘロヘロでさ、あんな所に行く気力が全然ないの。それにさ、よく見たら馬券は外れてるけど予想はそんなに悪くないじゃない、三歳牡馬のクラシックを除いてだけどさ。

☆:また「世代が悪い」と弁明する気か!

上:いや、三歳牡馬が今一なのはその通りなんだけどさ、古馬だって今年の競馬界ってキタサンブラックとかが引退して急にスター不在と言うかヘタレてる気がどうしてもするんですよねえ。強いと思われてるところが、大挙してドバイに出かけて、ヴィブロス以外全員返り討ちだしさ、スワーヴリチャードにしてもレイデオロにしても年明けから今一さえない成績だし、「半端ない」って最近はやりの言葉だけど、そういう走るだけで人の目を引き付ける半端ない才能の持ち主って、今年の上半期はアーモンドアイとあとはせいぜい障害のオジュウチョウサンだけじゃないですか。アーモンドアイなんかダービー出てても絶対勝ってただろうし、明日の宝塚だってぶっちぎりですよ、きっと。嗚呼、今年の収穫はアーモンドアイただ一頭。こりゃ下半期も牝馬戦以外モチベーションが下がること請け合いですなあ。

☆:ええい、黙りおろう!上海屋馬券衛門!自分の予想のヘタレぶりを棚に上げ、競走馬をくさすその方の所行不届き千万!よって、その方をカビンブリ遠島の上、下半期まで馬券予想の禁止を言い渡すものなり!これにて一件落着、引っ立てええい!

♪泰国の空に夏を呼ぶぅ ちょっと夏バテ 上海桜ぁああああ (チャンカチャンカ)


2018 624() 3回阪神8日目 16頭 [15:40発走]
【11R】 59回宝塚記念
3歳以上・オープン・G1(定量)(国際)(指定) 2200m・内 (B)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

 

ステファノス 7 *岩田康誠

58

35.2

()藤原英昭

1

2

 

ノーブルマーズ 5 高倉稜

58

30.6

()宮本博

2

3

サトノダイヤモンド 5 *ルメール

58

4.8

()池江泰寿

2

4

 

ミッキーロケット 5 和田竜二

58

12.2

()音無秀孝

3

5

$ストロングタイタン 5 *川田将雅

58

15.0

()池江泰寿

3

6

 

アルバート 7 *藤岡康太

58

81.6

()堀宣行

4

7

パフォーマプロミス 6 *戸崎圭太

58

8.0

()藤原英昭

4

8

 

ダンビュライト 4 *武豊

58

11.8

()音無秀孝

5

9

*サトノクラウン 6 *石橋脩

58

10.2

()堀宣行

5

10

ヴィブロス 5 *福永祐一

56

7.9

()友道康夫

B6

11

 

サイモンラムセス 8 小牧太

58

44.6

()梅田智之

6

12

 

タツゴウゲキ 6 秋山真一

58

102.7

()鮫島一歩

7

13

$ワーザー 7 *ボウマン

58

10.3

[]ムーア

7

14

 

スマートレイアー 8 *松山弘平

56

37.8

()大久保龍

8

15

 

ゼーヴィント 5 *池添謙一

58

15.3

()木村哲也

8

16

キセキ 4 *M.デム

58

5.9

()角居勝彦


と言うわけで、上半期を締めくくるグランプリ、宝塚なんですが。わっ、これはひどいメンバーですなあ。明日は雨の影響が残りそうだし、どうしましょうこれは。

海外招待馬のワーザーを含めG1馬が5頭も出ているんですが、これがそろいもそろって、今年に入ってろくでもない成績の嵐。前走勝って出走しているのはストロングタイタンとサイモンラムセスという格下馬が二頭のみで、これではモチベーション下がりまくりです。アーモンドアイはともかく、レイデオロ、スワーヴリチャードあたりが出ていればもう少しは楽しめたのですが。

こういうのを見ると、サッカー・ワールドカップ漬けになっている現在の心境からは、「格下による下克上」なんて光景をどうしても想像してしまうのですが、その前に例によって過去10年のトレンドを。

宝塚記念 過去10年の系譜

日付

馬名

性齢

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

170625 サトノクラウン 5 M.デム

11

11

3

()堀宣行

2114

-0.1

 06-06-06

35.4

488

+10

900

5250

10330

10670

70420

170625 ゴールドアクター 6 横山典弘

11

2

5

()中川公成

2115

0.1

 06-06-09

35.4

488

-6

(12.7)

5250

10330

10670

70420

170625 ミッキークイーン 5 浜中俊

11

8

4

()池江泰寿

2117

0.3

 09-09-09

35.5

448

+8

(10.4)

   

10670

70420

160626 マリアライト 5 蛯名正義

17

16

8

()久保田貴

2128

-0.0

 11-10-06

36.3

438

0

2510

2440

8460

2800

26250

160626 ドゥラメンテ 4 M.デム

17

9

1

*()堀宣行

2128

0.0

 13-10-09

36.1

498

 

(1.9)

2440

8460

2800

26250

160626 キタサンブラック 4 武豊

17

3

2

()清水久詞

2128

0.0

 01-01-01

36.8

536

+12

(5.0)

   

2800

26250

150628 ラブリーデイ 5 川田将雅

16

16

6

*()池江泰寿

2144

-0.0

 02-02-02

34.8

488

+2

1420

12900

19250

157770

528510

150628 デニムアンドルビー 5 浜中俊

16

6

10

*()角居勝彦

2144

0.0

 15-14-14

34.0

450

+2

(31.3)

12900

19250

157770

528510

150628 ショウナンパンドラ 4 池添謙一

16

1

11

()高野友和

2146

0.2

 06-06-07

34.7

446

+4

(99.2)

   

157770

528510

140629 ゴールドシップ 5 横山典弘

12

11

1

()須貝尚介

2139

-0.5

 03-04-04

35.2

504

-2

270

8990

10210

57870

251440

140629 カレンミロティック 6 池添謙一

12

5

9

()平田修

2144

0.5

 03-03-03

35.8

450

-8

(55.9)

8990

10210

57870

251440

140629 ヴィルシーナ 5 福永祐一

12

3

8

()友道康夫

2146

0.7

 01-01-01

36.3

458

+2

(35.6)

   

57870

251440

130623 ゴールドシップ 4 内田博幸

11

10

2

()須貝尚介

2132

-0.6

 04-03-04

35.2

500

-2

290

5150

6180

2910

23420

130623 ダノンバラード 5 川田将雅

11

4

5

()池江泰寿

2138

0.6

 02-02-02

36.2

484

-2

(43.8)

5150

6180

2910

23420

130623 ジェンティルドンナ 4 岩田康誠

11

11

1

()石坂正

2138

0.6

 03-03-03

35.9

470

 

(2.4)

   

2910

23420

120624 オルフェーヴル 4 池添謙一

16

11

1

*()池江泰寿

2109

-0.3

 11-12-12

34.7

456

-4

320

1010

1760

3230

11550

120624 ルーラーシップ 5 ウィリア

16

7

2

()角居勝彦

2112

0.3

 06-06-03

35.4

496

-2

(4.4)

1010

1760

3230

11550

120624 ショウナンマイティ 4 浜中俊

16

2

6

()梅田智之

2114

0.5

 15-16-14

35.0

496

+2

(8.9)

   

3230

11550

110626 アーネストリー 6 佐藤哲三

16

2

6

()佐々木晶

2101

-0.2

 02-02-02

35.1

534

-2

1360

1660

4740

2020

17480

110626 ブエナビスタ 5 岩田康誠

16

8

1

()松田博資

2103

0.2

 11-12-11

34.5

472

+12

(2.8)

1660

4740

2020

17480

110626 エイシンフラッシュ 4 安藤勝己

16

4

3

()藤原英昭

2103

0.2

 09-08-08

34.7

494

+4

(5.6)

   

2020

17480

100627 ナカヤマフェスタ 4 柴田善臣

18

17

8

*()二ノ宮敬

2130

-0.1

 11-08-06

35.8

466

+2

3780

5150

16990

7920

77160

100627 ブエナビスタ 4 横山典弘

18

8

1

()松田博資

2131

0.1

 03-05-04

36.3

460

+12

(2.4)

5150

16990

7920

77160

100627 アーネストリー 5 佐藤哲三

18

2

3

()佐々木晶

2132

0.2

 02-02-02

36.6

526

-6

(6.4)

   

7920

77160

090628 ドリームジャーニー 5 池添謙一

14

9

2

()池江泰寿

2113

-0.3

 10-10-10

34.3

424

-2

710

2630

5310

720

10630

090628 サクラメガワンダー 6 福永祐一

14

8

3

()友道康夫

2116

0.3

 05-05-02

35.0

490

0

(8.3)

2630

5310

720

10630

090628 ディープスカイ 4 四位洋文

14

11

1

()昆貢

2116

0.3

 07-08-06

34.8

516

-8

(1.6)

   

720

10630

080629 エイシンデピュティ 6 内田博幸

14

9

5

()野元昭

2153

-0.0

 01-01-01

37.3

498

+2

1130

1080

3200

10660

55780

080629 メイショウサムソン 5 武豊

14

2

1

()高橋成忠

2153

0.0

 09-07-04

36.9

510

-4

(2.1)

1080

3200

10660

55780

080629 インティライミ 6 佐藤哲三

14

1

11

()佐々木晶

2154

0.1

 03-03-04

37.2

464

-10

(39.0)

   

10660

55780

集計期間:2008. 6.29 2017. 6.25



@1番人気は2−4−2−2と圧倒的なパフォーマンスだが、単馬券ではリスク多し。

A2番人気は2−1−1−6、3番人気は1−1−2−6と、それぞれ複勝率40%で無視もしづらいが軸にするのはリスキーか。

Bちなみに4番人気は0−0−1−9と信頼性著しく低いが5番人気は1−2−0−7、6番人気は2−0−1−7と複勝率は30%あり要注意。

C二桁人気の人気薄は30頭中3頭のみで出走頭数が例年少なめであることもあり、極端なひも荒れはない。

D外国人ジョッキーは30頭中3頭と過大視禁物だが、ここ2年はデムーロが馬券に絡んでいることには注意が必要。

E関東馬は30頭中5頭と関西開催であることを考えれば「こんなもんか」なんですが、この二年は関東馬がワンツーしており特に堀厩舎には要注意。なお、過去30頭中5頭が関西・池江厩舎の馬であり、こちらにはもっと注意が必要。

F枠は何故か大外が良い感じ。内枠も来ないことはないけど中枠が今一な印象。

G脚質は大きな偏りはなく、展開次第でどの脚質でも。意外なのは上りが良でも34秒代後半の決着が多く、直線の切れ味勝負にはならない。要はよどみのないペースで流れる底力勝負のガチンコレースになることが多い感じですな。

H牝馬天国。30頭中牝馬がなんと8頭も!「夏は牝馬」と言う格言もなるほどですな。

I過去5年の血統は15頭中7頭がディープで圧倒的。ただし勝ったのは16年の人気薄マリアライト一頭のみ。

J年齢は4歳が11頭、5歳が13頭、6歳が6頭で他は0。7歳以上は基本用なし。

K人気投票によるグランプリレースで大物が複数年出走してくるのが常のはずなのに、リピーターがほとんどいない。複数年馬券に絡んだのは13・14年の勝ち馬ゴールドシップ、10年・11年のアーネストリー・ブエナビスタのみで、あとは総入れ替え。

L海外招待馬が馬券に絡んだことは一度もない。っていうか、そもそもこの10年はおろか28年間一頭も海外から出走がないので、絡んでないのは当たり前。そういう中、今年は香港からワーザーが参戦しているわけでこれは大変興味深い。


以上から、本命は9番人気の格下馬ストロングタイタン。いやあ、上述の通りワールドカップで強豪が思わぬ苦戦をし(実際これを書いている現在ドイツがスエーデンにリードを許しています)、格下チームが気合の入った守備でいいサッカーを繰り広げているのを見るとどうしても下克上の夢を見てしまいます。

ストロングタイタン半端ないって、もう!あいつ半端ないって!先行してめっちゃレコードやもん、そんなん、できひんやん普通、そんなんできる?言っといてや、出来るんやったら!マレーシアカップや、鳴尾記念や、レコードやし、もう、またまたまたまた2発やし!

いやあ、実際先行してレコード二発と言うのは、これ相当強いと思いますね。なんでこんなに人気がないのでしょう。上記Eのとおり宝塚御用達の池江厩舎の馬ですし、重馬場実績もあるし、上位人気の近走があまりにしょぼすぎるのを見れば、これはもうストロングタイタン一択です。

対抗は去年の三月から馬券の対象を外したことのないステイゴールドの子パフォーマプロミス。2400m以上で実績を上げてきた馬で距離が若干忙しいかというのと58kgというのが今回初めてと言うのがありますが、これも下克上の権利あり。

単穴は腐っても鯛のサトノダイヤモンド。年明けからさえない成績の連続ですが、これも池江厩舎と言うのと、上述の通り一番人気の信頼性からこれは重い印になります。

この他では、牝馬が無視できないということでヴィブロス、大外は要注意のキセキ、28年ぶりに出るからには勝算もあるのかも海外馬ワーザー、去年の勝ち馬サトノクラウンは渋れば怖い一頭。

馬券は◎→その他の三連複15点。ほとんどすべてが万馬券なんで、小幡先生ご推奨のダンビュラス、故障明けから復調望めるゼーヴィントというディープ産駒2頭も気になるところなんでパドックの様子を見て買い目を追加するかもしれません。しかし、本当に人気がないなあストロングタイタン。

いやあ、この半年は結構きつくて仕事と競馬の両立が難しかったです。秋口には少しはこの状況改善すればよいのですが。それでは皆様、秋にまたお会いしましょう。



上海馬券王 in Bangkok



○今日の結果

<宝塚記念> @ミッキーロケット、Aワーザー、Bノーブルマーズ




○かんべえのつぶやき

――やっぱり荒れました。宝塚記念を制したのはミッキーロケットでした。鞍上の和田騎手は17年ぶりのG1制覇で、「(先日死んだ)テイエムオペラオーが後押ししてくれた」とインタビューに答えていました。これは「ほっこり」ではなくて、「うるうる」来るようなエピソードであります。


――人気どころでは、サトノダイヤモンド(6着)もキセキ(8着)もヴィブロス(4着)も連に絡みませんでした。デムルメがまったく来ない、というのも妙に新鮮な気がします。ミッキーロケット(7番人気)、ワーザー(10番人気)、ノーブルマーズ(12番人気)という決着でした。

――不肖かんべえも思い切り外しました。パフォーマプロミスから買ったのですが、初めて背負う58キロが重かったか、阪神での戸崎は別人になってしまうせいか、9着に終わりました。G1への初挑戦、お疲れ様でした。しばらく休んで、秋の復活に期待したいと思います。

――思い起こせば、今年の上半期はステゴ・オルフェ産駒がよく来たんですよねえ。日経新春杯のパフォーマプロミス、中山記念のウィンブライト、阪神大賞典と天皇賞のレインボーライン。そして皐月賞はエポカドーロですからね。お蔭で「かんべえはステゴ・オルフェフリーク」と呼ばれるようになりましたが、これだけ続けばついつい力が入りますよ。その割に、あんまり浮いていないんですけどね。

――さて、上半期のG1レースはこれで一段落。馬券王先生、2年目はきっと仕事が楽になりますよ。それではまた秋にお会いしましょう。





6月3日(日) 安田記念


えー、日本では北朝鮮問題そっちのけで、日大アメフト部の事件に熱狂している感じなのですが、海の向こうから見ると、「うーん。。。」なのであります。

確かにあれは大変ろくでもない事件なのですが、ああいう脳筋体育会的な統治の構造と言うのは、日本中の私立学校や会社の多くに行き渡っている一般的な事象なわけで、つまり多くの人にとってあれは決して他人ごとではないはずなのであります。そういう統治をおこなっている学校や会社の経営者は明日は我が身じゃないかと背筋が凍る思いをしているはずなのです。まぁ、怒りたくてしょうがない一般大衆の気持ちに燃料を投下しまくっている日大の対応を見ると、そういう「背筋が凍る」感性がそもそも、脳筋体育会系にはないのではないかと言う感じがして、これはこれで嘆かわしいのですが。

と、言うわけで、若干冷めた感じで海の外から事件の経緯を見ていたのですが、一件の記事を見て大変驚きました。日大の年間予算って2600億円なんですってね。どっひゃあああああ!

桁が一つ違うかと思わず見返しましたぞ。そりゃあ傘下の付属高校や中学を含めての数字なんだろうけど、こんなにデカかったんだ、日大って。これってタイで私が勤める会社の年間売り上げの倍以上じゃないか!いくらマンモスと言っても一私学でこれだけの経済規模があるなんて、いやあ私は日本の文教の実態を何も知らなかったんだなあ。これって、一大産業だよなあ。

で、こういうのを見ると私は違うことに怒りを感じるのです。そりゃあ、ああいう危険な反則を部下に無理強いするのは明らかに刑事事案ではありますが、それ以上に、あれほど巨大な経済規模を持つ組織の実質ナンバーツーの経営者が、何故アメフトみたいなマイナースポーツの監督をやっておるのかと。あれだけガタイがでかいと少子化問題一つとってみても組織存続にかかわる事案でしょう。本当は会社の固定費削減とかで終日忙殺されてなきゃおかしいじゃないですか。それが部活にうつつを抜かして、あまつさえああいう不祥事起こすとは。これが株式会社なら総会が大荒れ状態になることは必定であります。日本の文教行政には何か重大な欠陥があるのではないでしょうか。

2018 6 3() 3回東京2日目 16頭 [15:40発走]
【11R】 68回安田記念
3歳以上・オープン・G1(定量)(国際)(指定) 1600m (C)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

スワーヴリチャード 4 M.デム

58

3.2

()庄野靖志

1

2

サトノアレス 4 蛯名正義

58

11.9

()藤沢和雄

2

3

 

$ダッシングブレイズ 6 *北村宏司

58

140.5

()吉村圭司

2

4

アエロリット 4 戸崎圭太

56

11.0

()菊沢隆徳

3

5

ペルシアンナイト 4 *川田将雅

58

7.0

()池江泰寿

3

6

 

レーヌミノル 4 和田竜二

56

104.8

()本田優

4

7

$ウエスタンエクスプレス 6 クリッパ

58

39.6

[]サイズ

4

8

$キャンベルジュニア 6 石橋脩

58

33.6

()堀宣行

5

9

レッドファルクス 7 *田辺裕信

58

13.0

()尾関知人

5

10

 

$モズアスコット 4 *ルメール

58

14.6

()矢作芳人

6

11

リアルスティール 6 *岩田康誠

58

10.4

()矢作芳人

6

12

ヒーズインラブ 5 藤岡康太

58

47.4

()藤岡健一

7

13

 

ブラックムーン 6 秋山真一

58

66.2

()西浦勝一

7

14

リスグラシュー 4 武豊

56

9.2

()矢作芳人

8

15

サングレーザー 4 福永祐一

58

6.6

()浅見秀一

8

16

 

ウインガニオン 6 津村明秀

58

66.1

()西園正都

事実上、春のG1最後の一戦となる本レースですが、うーん、三週連続土曜出勤の最後の関門を通り抜けてきた私としては、現在非常にモチベーションに事欠く状態。自信がありませんなあ。

まずは例によって過去10年のトレンドを。(まぁ、先週のダービーじゃ「大外は来ない」「小兵は用なし」というトレンドから印を軽くしたワグネリアンが勝ってしまって、なんか御免なさいなのですが、それでも、あの決着は納得いかないですなあ。福永がダービージョッキーになったとほっこりする人が多いみたいですが、私は不愉快です。ワグネリアンって確かに府中でこその馬だけど、アドミラブル以上の馬とは思えないし、ダービーにアーモンドアイが出ていたら彼女が楽勝していたのではないかと言う気がどうしても。今年の三歳牡馬が古馬と対決しても彼らの馬券を買う気にはなれませんなあ。)

安田記念 暴虐と動乱の10年間

日付

馬名

性齢

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

170604 サトノアラジン 6 川田将雅

18

14

7

()池江泰寿

1315

-0.0

   14-15

33.5

528

+4

1240

10480

20410

43500

283000

170604 ロゴタイプ 7 田辺裕信

18

16

8

()田中剛

1315

0.0

   01-01

34.4

494

-4

(14.6)

10480

20410

43500

283000

170604 レッドファルクス 6 M.デム

18

6

3

()尾関知人

1316

0.1

   14-13

33.7

474

0

(7.9)

   

43500

283000

160605 ロゴタイプ 6 田辺裕信

12

6

8

()田中剛

1330

-0.2

   01-01

33.9

496

-2

3690

3230

11580

14990

153560

160605 モーリス 5 ベリー

12

8

1

()堀宣行

1332

0.2

   02-02

34.0

514

-4

(1.7)

3230

11580

14990

153560

160605 フィエロ 7 内田博幸

12

10

6

()藤原英昭

1332

0.2

   09-09

33.5

500

-8

(29.5)

   

14990

153560

150607 モーリス 4 川田将雅

17

6

1

*()堀宣行

1320

-0.0

   03-03

34.5

510

+2

370

1740

2680

40690

127190

150607 ヴァンセンヌ 6 福永祐一

17

13

3

()松永幹夫

1320

0.0

   12-10

33.7

502

-6

(6.6)

1740

2680

40690

127190

150607 クラレント 6 田辺裕信

17

12

12

*()橋口弘次

1322

0.2

   05-04

34.5

496

-2

(42.7)

   

40690

127190

140608 ジャスタウェイ 5 柴田善臣

17

10

1

()須貝尚介

1368

-0.0

   09-11

37.1

498

 

170

18730

20330

91160

373470

140608 グランプリボス 6 三浦皇成

17

12

16

()矢作芳人

1368

0.0

   09-09

37.2

502

-8

(148.4)

18730

20330

91160

373470

140608 ショウナンマイティ 6 北村宏司

17

11

10

()梅田智之

1373

0.5

   13-15

37.3

502

-2

(37.1)

   

91160

373470

130602 ロードカナロア 5 岩田康誠

18

10

1

()安田隆行

1315

-0.0

   08-08

33.3

500

+2

400

1470

2570

18160

62800

130602 ショウナンマイティ 5 浜中俊

18

2

3

()梅田智之

1315

0.0

   15-14

32.8

516

+4

(5.7)

1470

2570

18160

62800

130602 ダノンシャーク 5 C.デム

18

16

12

()大久保龍

1316

0.1

   11-11

33.2

452

0

(37.2)

   

18160

62800

120603 ストロングリターン 6 福永祐一

18

4

2

*()堀宣行

1313

-0.0

   13-12

33.8

516

-2

670

8510

13920

92530

468600

120603 グランプリボス 4 内田博幸

18

3

13

()矢作芳人

1313

0.0

   11-10

33.9

496

0

(25.3)

8510

13920

92530

468600

120603 コスモセンサー 5 松岡正海

18

8

15

*()西園正都

1316

0.3

   04-04

34.8

510

0

(35.7)

   

92530

468600

110605 リアルインパクト 3 戸崎圭太

18

14

9

*()堀宣行

1320

-0.0

   03-03

34.5

494

-2

2930

12270

25810

44090

335600

110605 ストロングリターン 5 石橋脩

18

1

5

*()堀宣行

1320

0.0

   12-11

33.8

518

-2

(11.9)

12270

25810

44090

335600

110605 スマイルジャック 6 三浦皇成

18

3

3

()小桧山悟

1321

0.1

   14-15

33.7

490

-6

(9.8)

   

44090

335600

100606 ショウワモダン 6 後藤浩輝

18

17

8

()杉浦宏昭

1317

-0.1

   10-08

34.6

516

0

1390

12640

26640

53850

348740

100606 スーパーホーネット 7 藤岡佑介

18

9

6

*()矢作芳人

1318

0.1

   15-15

34.2

474

0

(12.1)

12640

26640

53850

348740

100606 スマイルジャック 5 三浦皇成

18

2

5

()小桧山悟

1318

0.1

   10-14

34.3

488

-4

(10.5)

   

53850

348740

090607 ウオッカ 5 武豊

18

3

1

()角居勝彦

1335

-0.1

   07-05

35.7

492

-2

180

290

460

4100

10000

090607 ディープスカイ 4 四位洋文

18

6

2

*()昆貢

1336

0.1

   10-08

35.5

524

+14

(3.7)

290

460

4100

10000

090607 $ファリダット 4 安藤勝己

18

4

10

()松元茂樹

1338

0.3

   18-18

35.3

470

+4

(52.0)

   

4100

10000

080608 ウオッカ 4 岩田康誠

18

5

2

()角居勝彦

1327

-0.6

   03-04

34.0

486

+8

410

3680

5970

31710

145690

080608 $アルマダ 7 ホワイト

18

16

5

[]サイズ

1333

0.6

   02-02

34.8

512

+6

(15.5)

3680

5970

31710

145690

080608 $エイシンドーバー 6 福永祐一

18

3

9

()小崎憲

1334

0.7

   07-06

34.3

464

+4

(33.6)

   

31710

145690

集計期間:2008. 6. 8 2017. 6. 4

 

@一番人気は4−1−0−5とまずは立派だが、勝つか馬券に絡まないかの両極端。

A二番人気は2−1−0−7と一番人気と似たような傾向、三番人気は0−2−2−6と三連複軸向き。

B毎年18頭も出走していることを考えれば上位人気がそれほど悪くない実績を上げているともいえるのだけど、三連複5桁、三連単6桁がデフォの大荒れレース。これは二桁人気の超人気薄が30頭中7頭も飛び込んできているせいで、要は超人気薄も軽視は禁物。

C関東馬は30頭中11頭と府中開催を考えれば物足りないが、それでも11頭中5頭が堀厩舎の馬であることには注意が必要。今年堀厩舎からは10番人気のキャンベルジュニアが出走なんだけど、軽視は禁物です。

D外国人ジョッキーは30頭中4頭と特に気にする必要はなし。

E海外招待馬はこの9年間来ていない。

F牝馬は30頭中2頭のみで、数字からは基本用なし。

G枠順に大きな偏りはない。

H脚質は差し追い込み優位だが、逃げ先行も完全無視は危険。なお、良馬場なら33秒台の切れ味は必須。

I過去5年15頭の血統を見るとディープが4頭で最も多いが、この程度では特筆することも難しいか。他は見事にバラバラで、特に勝ち馬はこの5年みな違う血統から出ており、要は血統で決め打ちすることは危険。

J過去5年15頭の前走成績は、京王杯スプリングCとダービー卿が三頭ずつで、後は見事にバラバラ。面白いことに京王杯やダービー卿で惨敗した馬も安田記念では来ているということと、「府中1600mはスピードに加えスタミナが要求されるから距離短縮組が有利」という定跡に反し、距離延長組がかなり健闘していること。最近は将棋でも既存の定跡系がコンピューターに粉砕されるケースが多いので、あまり定跡にとらわれるのもよろしくないかも。

K過去30頭の年齢別構成を見ると、3歳馬1頭、4歳馬5頭、5歳馬9頭、6歳馬11頭、7歳馬4頭と、なんと半分が高齢馬。爺をなめちゃいかんぜよ!

L小兵は用なし。過去10年で馬体重470s未満の馬が来たのは2頭だけ。

Mリピーター多し!16年17年のロゴタイプ、15年16年のモーリス、13年14年のショウナンマイティ、11年12年のストロングリターン、10年11年のスマイルジャック、08年09年のウオツカと、前年の上位馬が翌年も来ることの繰り返し。しかも、そういう連中の多くが人気を落としながら上位に食い込んでいるということで、穴をねらうならこのパターンが有効か。ヴィクトリアマイルもそういう傾向で、事実今年はジュールポレールでおいしい思いをしたのだけど、おそらく府中のマイルというコースは強烈なスペシャリティが要求されるコースなわけで、いくら格上のレースを勝って上位人気しててもこういうスペシャリティを持った格下に足元をすくわれるというのが上記高配当の背景にあるのではなかろうかと。


以上から本命は去年の3着馬、◎レッドファルクス。くしくもジュールポレールと同じ8番人気の人気薄であります。うーん、ヴィクトリアマイルの成功体験に酔っぱらっているというのはあるし、短距離中心の過去成績から、府中マイルの定跡系に真っ向逆らう存在で、危険は危険なんですが、それでも上記トレンドから考えると非常に魅力的ですね。常時33秒台の切れ味を繰り出せるところと言い、これは去年一昨年とそろって8番人気で穴をあけたロゴタイプのパターン再現を期待したいですな。お、騎手もロゴタイプに騎乗していた田辺じゃないか!こいつは春から。。。

対抗は1番人気のスワーヴリチャード。府中巧者で格では一番の存在、圧勝してもそれはそれで納得ですが、問題は今回初マイルということ。上記の通り同じ府中でも1600mでは違う論理が働いているみたいなんで、彼にそういうスペシャリティがあるのかというのも見どころです。

単穴はキャンベルジュニア。京王杯、ダービー卿そろって二着、その上、堀厩舎というのが上記トレンドに即した存在。騎手が先週ダービーで大穴開けた石橋というのも買い要因でしょう。まぁ、勝つにはちょっと遠い感じではありますが2・3着なら有望。

この他では良馬場なら有力ペルシアンナイト、牝馬は来ないレースですがこのコースで牡馬をねじ伏せた実績を持つアエロリットとリスグラシュー。切れ味ならメンバー随一サトノアレス、大外で二週連続福永の一発あるかサングレーザー、格ではスワーヴリチャードとタメ張るのに人気薄が嬉しいリアルスティール、そして大穴でダービー卿の覇者 注ヒーズインラヴ。来ないと思うけどこれだけ買い目を広げて漏れたら滅茶苦茶悔しいので、海外招待馬のウエスタンエクスプレスも加えましょう。

え、いくらなんでも買い目大杉ですって?いやあ、だって大荒れが期待できるレースなんで買い目は広げないと。

馬券は◎→▲☆→その他の三連複24点。と思ったけど、思い切って◎→その他の三連複45点。

こんなに買ってもガミなど一つもなく、ほとんどすべてが万馬券。まぁ、無謀と誹られてもしょうがない買い方なんで買うのは少額でしょうか。



上海馬券王 in Bangkok



○今日の結果

<安田記念> @モズアスコット、Aアエロリット、Bスワーヴリチャード




○かんべえのつぶやき

――荒れそうで、いかにもわけのわからない安田記念を制したのは、先週、安土Sに出走して2着に終わっていたモズアスコットでした。鞍上のルメールがニッコリ。そうか、デムーロ騎乗のスワーヴリチャードから流すときは、ちゃんとルメールを忘れてはいけないんだ。


――なんだか拍子抜けしてしまいました。本日は阪神10Rで3連単万馬券をゲットしてちょっとだけ盛り上がったのですが、ちっ、またG1を外してしまったぜ。スワーヴリチャードには、ちょっと距離が短すぎたのでしょうか。今日のような日はついつい買い目を増やしてしまいますが、それでも届かないという点がまことにもどかしい。

――このレース、気になったのは大外16番のウィンガニオンでした。夏場になると走る馬なので、そろそろ来るんじゃないかと思ってましたが、今日は大逃げで存在感を示してくれました。14番人気で7着、リスグラシューやレッドファルクスに先着しているので、この夏は狙い目じゃないかと思います。ええ、これもステゴ産駒です。

――さて、5週連続の府中G1レースも今日で中休み。後はしばらく宝塚記念までお休みです。馬券王先生もしばしお休みください。日本はそろそろ梅雨入りでござりまする。





5月27日(日) ダービー


えー、二週続けて土曜出勤の上、本日バンコクに戻ってみればダンプが道のど真ん中で横転するという超事故渋滞に遭遇し、帰り着いたのが夜中の十二時過ぎ(日本時間だと2時過ぎなのだ!)というトホホな状態で大変疲れておるのです。よりによってダービーデーにこういう試練に直面するとは。。。。

と言うわけで日曜の第一レースにあと6時間しかないということもあり今回はいきなり予想から入らせていただきます。うーん、今週はいつにもまして自信がないなあ。(と言いながら自信がないと言うときに限って当たるんだよね、これが)

2018 527() 2回東京12日目 18頭 [15:40発走]
【10R】 85回東京優駿 (馬連5%UP/予定)
3歳・オープン・G1(定量)(牡・牝)(国際)(指定) 2400m (C)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

ダノンプレミアム 3 川田将雅

57

2.2

()中内田充

1

2

 

タイムフライヤー 3 内田博幸

57

86.2

()松田国英

2

3

 

テーオーエナジー 3 *藤岡康太

57

229.3

()宮徹

2

4

 

アドマイヤアルバ 3 *丸山元気

57

205.6

()須貝尚介

3

5

キタノコマンドール 3 M.デム

57

7.4

()池江泰寿

3

6

ゴーフォザサミット 3 蛯名正義

57

16.9

()藤沢和雄

4

7

 

コズミックフォース 3 *石橋脩

57

165.4

()国枝栄

4

8

ブラストワンピース 3 池添謙一

57

5.9

()大竹正博

5

9

オウケンムーン 3 北村宏司

57

78.5

()国枝栄

5

10

ステイフーリッシュ 3 *横山典弘

57

39.8

()矢作芳人

6

11

 

$ジャンダルム 3 武豊

57

45.3

()池江泰寿

6

12

エポカドーロ 3 戸崎圭太

57

10.2

()藤原英昭

7

13

グレイル 3 岩田康誠

57

23.7

()野中賢二

B7

14

 

エタリオウ 3 *ボウマン

57

107.4

()友道康夫

7

15

ステルヴィオ 3 ルメール

57

15.9

()木村哲也

8

16

 

ジェネラーレウーノ 3 田辺裕信

57

23.4

()矢野英一

8

17

ワグネリアン 3 福永祐一

57

9.6

()友道康夫

8

18

 

サンリヴァル 3 *浜中俊

57

90.4

()藤岡健一

 

例によって過去10年のトレンドを

東京優駿 10年間のトレンド

日付

馬名

性齢

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

170528

10R

レイデオロ 3 ルメール

18

12

2

()藤沢和雄

2269

-0.1

 14-02-02

33.8

480

-4

530

1620

2860

2220

11870

170528

10R

スワーヴリチャード 3 四位洋文

18

4

3

()庄野靖志

2270

0.1

 07-07-05

33.5

492

-12

(5.9)

1620

2860

2220

11870

170528

10R

アドミラブル 3 M.デム

18

18

1

*()音無秀孝

2272

0.3

 17-13-12

33.3

514

+4

(3.4)

   

2220

11870

160529

10R

マカヒキ 3 川田将雅

18

3

3

()友道康夫

2240

-0.0

 08-08-08

33.3

502

+4

400

700

1420

850

4600

160529

10R

サトノダイヤモンド 3 ルメール

18

8

2

*()池江泰寿

2240

0.0

 07-06-07

33.4

500

-4

(3.8)

700

1420

850

4600

160529

10R

ディーマジェスティ 3 蛯名正義

18

1

1

()二ノ宮敬

2241

0.1

 10-08-10

33.3

472

-4

(3.5)

   

850

4600

150531

10R

ドゥラメンテ 3 M.デム

18

14

1

*()堀宣行

2232

-0.3

 08-08-07

33.9

484

-2

190

1980

2220

3950

15760

150531

10R

サトノラーゼン 3 岩田康誠

18

1

5

()池江泰寿

2235

0.3

 09-09-07

34.2

454

0

(18.7)

1980

2220

3950

15760

150531

10R

サトノクラウン 3 ルメール

18

11

3

*()堀宣行

2235

0.3

 14-14-13

33.8

470

-4

(6.3)

   

3950

15760

140601

10R

ワンアンドオンリー 3 横山典弘

18

2

3

()橋口弘次

2246

-0.1

 05-06-05

34.0

482

+4

560

850

1860

27470

103300

140601

10R

イスラボニータ 3 蛯名正義

18

13

1

()栗田博憲

2247

0.1

 03-03-02

34.3

468

+6

(2.7)

850

1860

27470

103300

140601

10R

マイネルフロスト 3 松岡正海

18

3

12

()高木登

2249

0.3

 09-07-06

34.2

484

-2

(108.0)

   

27470

103300

130526

10R

キズナ 3 武豊

18

1

1

()佐々木晶

2243

-0.1

 15-14-14

33.5

478

-2

290

970

1600

17130

54950

130526

10R

エピファネイア 3 福永祐一

18

9

3

()角居勝彦

2244

0.1

 09-10-10

33.9

478

-8

(6.1)

970

1600

17130

54950

130526

10R

$アポロソニック 3 勝浦正樹

18

3

8

()堀井雅広

2246

0.3

 01-02-01

35.5

536

+6

(61.6)

   

17130

54950

120527

10R

ディープブリランテ 3 岩田康誠

18

10

3

()矢作芳人

2238

-0.0

 04-04-03

34.5

496

-6

850

5680

10180

14160

87380

120527

10R

フェノーメノ 3 蛯名正義

18

11

5

()戸田博文

2238

0.0

 07-06-07

33.9

490

-2

(14.6)

5680

10180

14160

87380

120527

10R

トーセンホマレボシ 3 ウィリア

18

14

7

*()池江泰寿

2239

0.1

 02-02-02

36.1

504

+6

(15.0)

   

14160

87380

110529

11R

オルフェーヴル 3 池添謙一

18

5

1

*()池江泰寿

2305

-0.3

 14-14-12

34.8

444

+4

300

3380

4540

22950

100300

110529

11R

ウインバリアシオン 3 安藤勝己

18

1

10

()松永昌博

2308

0.3

 15-15-15

34.7

496

-4

(24.4)

3380

4540

22950

100300

110529

11R

ベルシャザール 3 後藤浩輝

18

7

8

()松田国英

2319

1.4

 05-05-05

36.7

542

+16

(18.5)

   

22950

100300

100530

10R

エイシンフラッシュ 3 内田博幸

18

1

7

()藤原英昭

2269

-0.0

 09-09-11

32.7

486

-2

3190

16720

46210

10630

152910

100530

10R

ローズキングダム 3 後藤浩輝

18

8

5

()橋口弘次

2269

0.0

 09-09-06

32.9

440

+2

(19.5)

16720

46210

10630

152910

100530

10R

ヴィクトワールピサ 3 岩田康誠

18

7

1

*()角居勝彦

2272

0.3

 05-07-09

33.1

502

-4

(2.1)

   

10630

152910

090531

10R

ロジユニヴァース 3 横山典弘

18

1

2

()萩原清

2337

-0.7

 03-03-03

39.2

506

+16

770

3760

7870

40320

201960

090531

10R

リーチザクラウン 3 武豊

18

12

5

*()橋口弘次

2344

0.7

 02-02-02

40.2

516

+10

(9.9)

3760

7870

40320

201960

090531

10R

アントニオバローズ 3 角田晃一

18

10

8

()武田博

2344

0.7

 05-05-05

39.8

512

+2

(23.3)

   

40320

201960

080601

10R

ディープスカイ 3 四位洋文

18

1

1

()昆貢

2267

-0.2

 13-14-15

34.2

514

+6

360

13270

17560

37690

201300

080601

10R

スマイルジャック 3 小牧太

18

7

12

*()小桧山悟

2269

0.2

 03-03-03

35.5

472

0

(49.2)

13270

17560

37690

201300

080601

10R

ブラックシェル 3 武豊

18

3

6

*()松田国英

2270

0.3

 10-12-13

34.7

526

0

(12.0)

   

37690

201300

集計期間:2008. 6. 1 2017. 5.28

@1番人気は4−1−3−2と圧倒的なパフォーマンス。

A2番人気は2−1−0−7と大きく割引。3番人気は3−2−1−4と狙うならむしろこちらか。

B二桁人気の超人気薄は30頭中3頭と基本用なし。特にこの三年は極めて予定調和な結末。

C関東馬は10/30と微妙だが、この5年で見ると7/15と軽視禁物。

D外国人ジョッキーは6/30と可もなく不可もなくだけど、これもこの3年で見ると5/9の無双状態。特にデム・ルメ馬券には要注意。

E枠は21/30が5枠以内と内有利。特に大外8枠は死兆星で、この10年、馬券に絡んだのは去年の3着アドミラブルのみ。うーん、私的にはアドミラブルってレイデオロなんか目じゃないくらいの世代最強馬なんだけど、こんな馬でも3着が精いっぱい。あまつさえ彼はこのレースの後故障して現在消息不明な状態で、おそるべし「8番枠の呪い」!

F脚質は差し追い込みが圧倒的に優勢。どのような脚質であろうと良なら上り33秒台の切れ味必須。(これ重要)

G過去5年の血統を見ると、ディープが6頭で圧倒的。これに次ぐのがキンカメ・ハーツクライが2頭ずつ。ただし、去年はキンカメ・ハーツのワンツーで潮目が変わった可能性には留意が必要。

H過去5年の前走を見ると、皐月賞組が15頭中10頭と当たり前だけど圧倒的。これに次ぐのが青葉賞3頭、京都新聞杯2頭で後は用なし。特に勝ち馬に限定すれば13年キズナを除きすべて皐月賞組ということで、要はここを軸にすべきと言うことになるんだけど、悩ましいのが今年の皐月賞は7・9・8番人気のワンツースリーと言う大変カオスな結末だったわけで、これをどう考えるかですね。将棋で言う「B面攻撃」なこの決着、上位につけた連中は「あり」と言えば「あり」なんだけど、それ以上に「あり」な連中が壊滅したということは、これ本当に悩ましい。

I大型馬天国。馬体重470kg以上はほぼ必須で、これを下回る馬が馬券に絡んだのは11年の勝ち馬オルフェと、10年2着のローズキングダムのみ。(これ大変重要かもしれない)


以上を勘案し印を打つと冒頭の印となるのですが。。。わははははは、重い印は皆非皐月賞組じゃねえか。ああ、これだけでもう自信がありません。

まずは1番人気にして無敗馬ダノンプレミアム。まぁ、脚部不安で皐月賞回避ということで、彼は事実上皐月賞組と言ってもいいのかもしれませんが、蹄のケアで中間ブランクがあるというのと、マイルでの強さがあまりにも半端ないというのが逆に距離の不安を感じさせるというのが懸念材料。(ついでに言えば彼がこれまで打ち負かしてきた相手が皐月賞で不甲斐ないレースをしたというのが、彼の価値を貶めているというのもあります。) とはいっても、ディープ産駒にしては先行脚質でそれであれだけの上りを繰り出せるというのが凄まじく、世代最強はやはり彼でしょう。そのフットワークもいかにも府中向きと言うこともあり、やはり軽視などできるはずもありません。

更にもう一頭の無敗馬にして二番人気のブラストワンピース。ダービーとはこの10年縁のない毎日賞組で、三連勝と言っても小頭数のしかも弱いのが相手なんですが、それでも圧勝の連続で、前につけても控えても切れる脚が使える、なおかつ府中2400mを経験済み、あまつさえ父ハービンジャー、母父キンカメというのが最近のG1トレンドにずっぱまりで、実力通りの走りをするダノンプレミアムに勝つまであるのは彼だけでしょう。人気との兼ね合いでこちらを本命にしますが、実際はダノンプレミアムとの二頭軸ですな。

単穴はステイゴールドの子、ステイフーリッシュ。京都新聞杯は自分でレースを作ってそのまま押し切る強いレースでしたが、先行馬で同型にダノンプレミアムがいること、切れる脚がないわけじゃないけどめちゃくちゃ切れるわけでもないこと。父譲りの小兵であることと上記トレンドにことごとく盾突く存在で、私は軸にしたホープフルS,京都新聞杯でおいしい馬券にありつかせてもらった恩義から重い印を打ちますが、良い子はマネしちゃいけません。特に気がかりなのは輸送による馬体減、および入れ込みで、大敗した共同通信杯はそれはもう末期悲惨でした。当日は馬体重とパドック次第では無印もあり得ますんで、そこんとこ夜露死苦。

この他では皐月賞組、青葉賞勝ち馬からセレクト。皐月賞組は順位に関係なく上りが優秀なところから選びました。皐月賞で最速の末脚を使ったのがステルヴィオ、キタノコマンドール、グレイルの三頭でこれがそろって34.8秒と渋った馬場にしてはメンバー中抜きんでた末脚。中でも人気のないグレイルには相当な魅力を感じます。皐月賞馬にして、かんべえ先生一押しのエポカドーロは先行馬で切れる脚が全くないということから、正直今回はつらいとも思うんですが、それでも他馬に0.3秒差をつける完勝はいくら凡レース認定が相当な皐月賞とはいえやはり完全無視もしづらい所、5番人気(皐月賞馬が5番人気ですぞ!)と言うことも考えると印は残しましょう。過去同じように軽視されてダービーを勝ち切ったサニーブライアンみたいな馬もいますしね。

馬券は、→◎←→その他の3連単32点。

1・2番人気からこれだけ買ってもガミなどまったくなく、半分以上が万馬券。うーん、皆さん悩んでいるんですなあ。


上海馬券王 in Bangkok



○今日の結果

<ダービー> @ワグネリアン、Aエポカドーロ、Bコズミックフォース




○かんべえのつぶやき

――2015年に生まれた同世代6955頭の頂点に立ったのは、5番人気ワグネリアンでした。鞍上は福永騎手。お父さんが果たせなかった夢を実現し、ダービージョッキーとなりました。おめでとうございます。


――そして2着は不肖かんべえ推奨のエポカドーロ。最初から逃げて終始馬群をリードし、最後は惜しくも抜かれましたが、まっこと強いレースでした。ほら見ろ、皐月賞馬はやっぱり強いんだって。エポカドーロはとっても賢い馬のようですね。これは菊花賞や有馬記念も来ちゃうかもしれません。

――そして3着には無印の16番人気、コズミックフォースが飛び込みました。ああ、なんとカオスな3連単285万円馬券。エポカドーロを軸に3連複を買っていたのですが、これでは100回買っても当てられません。この間に1番人気のダノンプレミアムは6着、2番人気のブラストワンピースは5着、3番人気のキタノコマンドールは12着でありました。

――ところで今日のレース、米朝首脳会談をネタにしたサイン馬券も妙味のひとつでした。「ゴーフォザサミットとステイフーリッシュ」(首脳会談とトランプ大統領)とか、「キタノコマンドールとオウケンムーン」(北朝鮮と文在寅)とか、いろいろ目移りしましたが、そんなこと考えてちゃ馬券は取れませんよね。本日の正解は「17番」(大谷翔平の背番号)でした。いやあ、こんなこと言ってちゃ、おカネが減る一方ですよね。

――ちょっと脱力モードになっておりますが、来週はまだ安田記念があります。馬券王先生、来週もよろしくお願いします。





5月20日(日) オークス

えー、本日から三週連続で土曜出勤と言うご無体な会社カレンダーとなっておりまして、その最初の週ですでに疲れ切っているのであります。土曜のレースも出社前に馬券を買おうと思ったら、カビンブリのネット回線が異常に重たくて、購入を断念。帰って結果を見てみるとなんと万馬券二発を取り逃していたことが判明して、疲労がさらに上書きされて、もう非常に投げやりな気分。うううう、この世に神はいないのでありましょうか。

更に、これから先二回続く土曜出勤で、競馬予想が相当難儀なものになりそうな強い予感が。今週のオークスはまだ争点が明確で予想もしやすいのですが、来週のダービーはカオスな状況で予想にも知力体力を相当要求されることは必定、なんか今から思いっきり見当はずれな予想をしそうで、気が滅入るなんてもんじゃありません。バンコクでの歯科治療も三週間先に順延されて、それまでに痛みが復活したらブルーなんてもんじゃありませんし。。。うううう、すいません、愚痴ばっかりで。。。

というわけで、今週は気の利いた枕を考える余裕がありませんので、いきなり予想から入らせていただきます。

2018 520() 2回東京10日目 18頭 [15:40発走]
【11R】 79回優駿牝馬 (馬連5%UP/予定)
3歳・オープン・G1(定量)()(国際)(指定) 2400m (B)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

リリーノーブル 3 川田将雅

55

16.3

()藤岡健一

1

2

ラッキーライラック 3 石橋脩

55

4.2

()松永幹夫

2

3

マウレア 3 武豊

55

26.0

()手塚貴久

2

4

 

トーセンブレス 3 柴田善臣

55

取消し

()加藤征弘

3

5

 

カンタービレ 3 *田辺裕信

55

31.4

()角居勝彦

3

6

 

オールフォーラヴ 3 *和田竜二

55

25.3

()中内田充

4

7

 

トーホウアルテミス 3 松若風馬

55

178.2

()谷潔

4

8

サトノワルキューレ 3 M.デム

55

6.1

()角居勝彦

5

9

 

シスターフラッグ 3 *岩田康誠

55

266.6

()西村真幸

5

10

 

レッドサクヤ 3 *福永祐一

55

78.2

()藤原英昭

6

11

パイオニアバイオ 3 *北村宏司

55

56.0

()牧光二

B6

12

 

サヤカチャン 3 *松岡正海

55

140.7

()田所秀孝

7

13

アーモンドアイ 3 ルメール

55

1.7

()国枝栄

7

14

$ランドネ 3 *内田博幸

55

83.5

()角居勝彦

7

15

 

ウスベニノキミ 3 *三浦皇成

55

164.2

()鈴木孝志

8

16

 

ウインラナキラ 3 *大野拓弥

55

370.5

()宮徹

8

17

 

ロサグラウカ 3 *戸崎圭太

55

34.1

()尾関知人

B8

18

 

オハナ 3 *藤岡康太

55

190.3

()堀宣行


まぁ要するに牝馬クラシック第二弾オークスなわけであります。桜花賞で目の覚めるような末脚を炸裂させたアーモンドアイが圧倒的人気を集めております。ステゴ・オルフェフリークのかんべえ先生までアーモンドアイに鞍替えしている始末で、いやあ、こうなると逆らってみたいと考えるのが人情なんですが、どうなんでしょう。

例によって、過去10年のトレンドを。

優駿牝馬 心洗われる過去10年

日付

馬名

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

170521 ソウルスターリング ルメール

18

2

1

()藤沢和雄

2241

-0.3

 04-02-02

34.1

474

0

240

2290

2790

4600

20130

170521 モズカッチャン 和田竜二

18

1

6

*()鮫島一歩

2244

0.3

 06-06-05

34.1

468

0

(15.0)

2290

2790

4600

20130

170521 アドマイヤミヤビ M.デム

18

16

2

()友道康夫

2248

0.7

 13-13-12

33.9

476

+2

(4.8)

   

4600

20130

160522 シンハライト 池添謙一

18

3

1

()石坂正

2250

-0.0

 14-13-14

33.5

422

-4

200

420

650

2070

5790

160522 チェッキーノ 戸崎圭太

18

13

2

()藤沢和雄

2250

0.0

 13-13-14

33.5

462

-2

(4.0)

420

650

2070

5790

160522 ビッシュ M.デム

18

14

5

*()鹿戸雄一

2251

0.1

 08-08-05

34.1

416

+12

(16.0)

   

2070

5790

150524 ミッキークイーン 浜中俊

18

10

3

()池江泰寿

2250

-0.1

 12-09-09

34.0

430

+4

680

1160

3030

4140

20150

150524 ルージュバック 戸崎圭太

18

14

1

()大竹正博

2251

0.1

 05-05-04

34.5

450

+6

(2.7)

1160

3030

4140

20150

150524 クルミナル 池添謙一

18

17

6

()須貝尚介

2252

0.2

 08-06-06

34.4

478

-10

(11.8)

   

4140

20150

140525 ヌーヴォレコルト 岩田康誠

18

9

2

()斎藤誠

2258

-0.0

 09-09-08

34.2

444

+6

980

380

1730

1530

12850

140525 ハープスター 川田将雅

18

10

1

*()松田博資

2258

0.0

 14-16-16

33.6

474

-4

(1.3)

380

1730

1530

12850

140525 バウンスシャッセ 北村宏司

18

5

3

()藤沢和雄

2259

0.1

 07-07-08

34.4

514

-4

(16.4)

   

1530

12850

130519 メイショウマンボ 武幸四郎

18

3

9

()飯田明弘

2252

-0.2

 09-07-07

34.6

478

+10

2850

13880

31120

15610

150480

130519 エバーブロッサム 戸崎圭太

18

13

5

()堀宣行

2254

0.2

 08-09-09

34.6

460

-6

(9.6)

13880

31120

15610

150480

130519 デニムアンドルビー 内田博幸

18

5

1

()角居勝彦

2257

0.5

 17-14-11

34.7

432

0

(3.3)

   

15610

150480

120520 ジェンティルドンナ 川田将雅

18

14

3

*()石坂正

2236

-0.8

 14-14-15

34.2

460

+4

560

820

1900

6640

30610

120520 ヴィルシーナ 内田博幸

18

9

2

()友道康夫

2244

0.8

 08-08-09

35.3

432

-2

(3.6)

820

1900

6640

30610

120520 アイスフォーリス 松岡正海

18

3

9

()相沢郁

2245

0.9

 06-06-07

35.6

458

0

(27.2)

   

6640

30610

110522 エリンコート 後藤浩輝

18

4

7

()笹田和秀

2257

-0.0

 09-07-06

34.5

456

-2

3720

42750

104460

45120

548190

110522 ピュアブリーゼ 柴田善臣

18

18

8

()古賀慎明

2257

0.0

 01-01-01

35.3

436

+2

(39.8)

42750

104460

45120

548190

110522 ホエールキャプチャ 池添謙一

18

12

2

()田中清隆

2257

0.0

 13-14-12

34.0

452

-2

(3.0)

   

45120

548190

100523 アパパネ 蛯名正義

18

17

1

()国枝栄

2299

-0.0

 13-13-11

35.2

470

-10

210

1870

1520

10180

20460

100523 サンテミリオン 横山典弘

18

18

5

()古賀慎明

2299

-0.0

 10-10-08

35.3

460

+6

380

1870

1520

10180

20460

100523 アグネスワルツ 柴田善臣

18

2

8

()宮本博

2302

0.3

 02-02-02

36.1

456

-4

(18.7)

   

10180

20460

090524 ブエナビスタ 安藤勝己

18

7

1

()松田博資

2261

-0.0

 16-15-14

33.6

446

-8

140

320

440

1250

2430

090524 レッドディザイア 四位洋文

18

3

2

()松永幹夫

2261

0.0

 10-09-06

34.2

484

+6

(6.0)

320

440

1250

2430

090524 ジェルミナル 福永祐一

18

14

4

*()藤原英昭

2266

0.5

 07-10-10

34.4

462

+6

(22.1)

   

1250

2430

080525 トールポピー 池添謙一

18

15

4

()角居勝彦

2288

-0.0

 07-08-07

35.3

462

+2

970

24080

39320

61600

440360

080525 エフティマイア 蛯名正義

18

6

13

()鹿戸雄一

2288

0.0

 07-06-05

35.4

432

+12

(32.5)

24080

39320

61600

440360

080525 レジネッタ 小牧太

18

10

5

()浅見秀一

2290

0.2

 11-10-10

35.2

440

+8

(12.1)

   

61600

440360

集計期間:2008. 5.25 2017. 5.21

見よ、この穏やかな配当を。天皇賞春、NHKマイル、ヴィクトリアマイルのヤサグレた過去10年を見てきた者としては心洗われる思いがします。

@1番人気は4−2−1−3と極めて優秀。毎年18頭立てで行われていることを考えれば、これは非常に素晴らしいと言わねばなりません。

A2番人気は1−3−2−4と三連複軸向きな様相。

B3番人気は2−0−1−7と信頼度がた落ち。ただし、三番人気で勝った二頭と言うのが、ジェンティルドンナ、ミッキークイーンというその後名牝認定がふさわしい活躍を残した大物であることには留意が必要で、あれだけの馬がここでは評価が低かったわけですな。オークスと言うのは隠れた大物がブレークするレースでもあります。まぁ、桜花賞でも同じことを言って、「そういう大物がいるとしたらアーモンドアイだ。」と書いたら実際その通りになっちゃったわけで、「隠れた大物」というのが、そう何頭も存在するのかと言う問題はありますが。

C二桁人気の超人気薄が馬券に絡んだのは10年前に二着したエフティマイヤただ一頭と超人気薄は基本用なし。エリンコートの勝った11年、トールポピーの勝った08年と言う例外はありますが、それ以外は極めて常識的な範疇で決着しておりその結果が上記心洗われる配当となっているわけです。

D外国人ジョッキーは3/30と10年タームでは天国と言うに程遠いのだけれど、この2年で見ると3/6と軽視禁物な状況。

E関東馬は13/30と思いのほか善戦。中でも藤沢厩舎が素晴らしい実績を上げているけど、残念ながら今年は出走なし。

F枠順は1・2着に限定すれば内枠がよい。大外はアパパネ・サンテミリオンが同着となった10年以外は3着どまり。

G脚質は差しが圧倒的。去年のソウルスターリングは先行勝ちだけどこれは例外。極端な追い込みが許されるのはジェンティル・ブエナビスタという超一流のみで、あとはせいぜい3着どまり。どのような脚質であろうと馬場が良なら上り34.0秒前後の切れ味は必須。(←これ大変重要)

H過去5年馬券に絡んだ15頭の血統を見るとディープが6頭と圧倒的。これに次ぐのはハーツクライの3頭だけど本年は出走なし。ただし去年はフランケル、ハービンジャーといった新興勢力が上位を独占しており、潮目が変わった可能性には留意が必要。

I過去5年の前走を見ると、桜花賞組が8頭、フローラS組が5頭、後は忘れな草賞と皐月賞が一頭ずつ。当たり前と言えば当たり前だけど桜花賞組が圧倒的。ただし、大変興味深いことに、桜花賞を勝ってオークスの馬券に絡んだのは14年二着のハープスター1頭のみで、他は勝つどころが完全に用なしとなっているのであります。桜花賞組としては2着3着がオークスでは大健闘で、惨敗組もメイショウマンボとかアドマイヤミヤビとかが上位につけているのに1着馬は全くと言っていいほど来ていない。いや実に興味深い。これが6年前以前になると、ジェンティル、ブエナ、アパパネと二冠馬沢山いるんですけど、彼女たちは名牝中の超名牝なんで、今回アーモンドアイがそういう器の持ち主か否かと言うのも争点の一つと言えましょう。

JフローラS組も上述の通り大変有力。特に1・2着馬は必ずと言っていいほど馬券に絡んできます。惜しむらくは勝つには至らず2着どまりと言うことなんですが、このレースのオークスとの相性は今回の重要ポイントと考えます。

以上から圧倒的一番人気にして桜花賞馬のアーモンドアイの取捨が最大のポイント。単勝1倍台ですんなり勝つとこれは09年ブエナビスタ以来となるのですが、どうなんでしょう。

いや、さすがにあんな末脚を見せつけられたら府中じゃ無視もできませんねえ。父ロードカナロアと言うことで距離不安視する声もありますが、母フサイチパンドラはオークス二着ですし、騎手ルメールですし、まぁ、人気も納得です。

しかし、それでも、それでも逆らってみたい!と言うことで軸にするのは桜花賞二着馬のラッキーライラック!勝負付け済んだと思われる桜花賞での決着ですが、内枠引いたこと、桜花賞二着がやたら強い過去トレンド、先行しながら切れる脚が使えること、そして父オルフェという血統がいかにもこの距離向きというのが、アーモンドアイに対抗できるポイントでしょうか。父オルフェにもかかわらず真面目で誠実でいい子じゃないですか。ロックディスタウンがヤサグレて徹底的な不良娘と化している現在、この性格の良さには心洗われる思いが致します。こんな子を見限るなんて、かんべえさん、あんた人間じゃねえよ!(まぁ、秋口以降グレ始める予感はしますが)

単穴にはディープ産駒にしてフローラSの覇者サトノワルキューレ。やはり相性の良いフローラS組には重い印を打たなくては。フローラSの上り33.4秒はこれアーモンドアイにも対抗できますし、マイル以下しか経験のないアーモンドアイ、ライラックと違い府中の2000mで勝っていることが大きなアドバンテージ。ひょっとすると勝つまであるかもしれません。

この他では、上位三頭に対し勝負付け済んだ感じではありますが、レベルの高い競争で好走を続けるリリーノーブル。実は狙い目だったりする桜花賞5着馬マウレア、フローラS二着のバイオニックバイオ、人気全然ないけど切れる末脚に大穴の予感ランドネ。

馬券は◎←→〇▲→その他の3連単20点に〇→▲→その他の3連単5点を加えた25点。

18頭も出ているレースの3連単で25点と言うのは、これでも抑えたつもりなんですが、嗚呼それでも〇→◎▲で決まると号泣のガミ馬券。いくら荒れないレースとは言っても3連単配当が20倍切るって、そりゃないだろう!いかに、皆がアーモンドアイを評価しているか。さらに、いかに皆がラッキーライラックがアーモンドアイに勝てるはずがないと思っているか。人気ほどの差はないと思うんだけどねえ。とにかくラッキーライラックの逆襲に期待しますぞ!



上海馬券王 in Kabinburi



○今日の結果

<オークス> @アーモンドアイ、Aリリーノーブル、Bラッキーライラック




○かんべえのつぶやき

――とにかくアーモンドアイが強かったです。これで2冠達成。鞍上のルメール騎手も巧みでした。今日はそれまでに既に3勝してましたからね。人馬共に不安のかけらも見当たらない感じでした。


――リリーノーブルが2着で、ラッキーライラックは3着。逆であれば3連単取れてたんですが・・・・。この3頭の組み合わせは「ロードカナロア産駒〜ルーラーシップ産駒〜オルフェーヴル産駒」でしたね。やっぱりニューウェーブ登場ですよ。ディープ産駒は道を空けよ!ますますこれからが楽しみです。

――馬券王先生に言われてしまいましたが、ワシも「ステゴ・オルフェフリーク」ですから、ホントはラッキーライラックを応援したいんです。でも、石橋騎手はちょっと弱い。今日も迷いがあったように見えました。来週のダービーでは、遠慮なくエポカドーロとステイフーリッシュで勝負しますけど。

――もっとも来週のダービーは、皐月賞を回避したダノンプレミアムが一番人気でしょうね。ここをどう判断するか。馬券王先生、どうぞよろしくお願いします。





5月13日(日) ヴィクトリアマイル


えー、体調が今一すぐれずモチベーションが下がりまくりの今日この頃だったのですが、追い打ちをかけるようにシャレにならない歯痛を発症し意気上がらないことこの上ないのであります。おかしいな、歯だけは毎日しっかり磨いていたつもりのに、なぜ歯痛などと言うご無体な事象に遭遇するのでしょう。

まぁ、人間の歯と言うのは、その構造上きわめて磨きにくいというのはあり、どんなにきれいにしているつもりでも、磨ききっていない歯というのがあるわけで、今回痛みが出たのは今にして思えば磨きの甘い部分であったと言うことで、言ってみればこれは、全身に魔封じのお経を書いたつもりだったけど、書き忘れた耳の部分をごっそり平家の亡霊に持っていかれた「耳なし芳一」そのものなわけだ。ラフカディオ・カーン先生の話にこれだけの含意があろうとは。ああ、痛い、歯が痛い。

カビンブリと言うど田舎で生活していてもネットはつながるし、社宅内限定ではありますがそれなりに食べられる日本料理はあるしで、それほどの不自由はないのですが、それでもこの地方の医療と言うのは、日本の医療に比べかなりやばい水準なわけで、病気とかになったら結構シャレにならない事態となります。よって、痛みに耐えながら週末の本日バンコクの歯科医に駆け込んだのであります。バンコクには日本人が多いということで、医療通訳がついたしっかりした病院がたくさんあるのです。しかし。。。

痛かったなあ。神経を抜いたことはこれまで何回もあるんだけど、こんなに痛かったのは初めてだなあ。大体、神経抜く治療で何故レントゲンを三回も撮影するのだろう。麻酔を打っているのに、神経をもてあそばれてこれが異常に痛い。で、神経をちょっと削ると、レントゲン室に移動してX線写真を撮られるということを三回も繰り返したのだ。一体何なのでしょう、これは。とにかく、麻酔が切れると痛みが復活するし、こりゃやばいと鎮痛剤を飲むと頭がぼうっとするしで、ううううう、今週はいつにもまして自信がありません。


2018 513() 2回東京8日目 18頭 [15:40発走]
【11R】 13回ヴィクトリアマイル
4歳以上・オープン・G1(定量)()(国際)(指定) 1600m (B)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

 

レッツゴードンキ 6 岩田康誠

55

10.4

()梅田智之

1

2

ミスパンテール 4 横山典弘

55

7.8

()昆貢

2

3

 

$ラビットラン 4 川田将雅

55

30.8

()角居勝彦

2

4

ジュールポレール 5 幸英明

55

22.1

()西園正都

3

5

 

レーヌミノル 4 和田竜二

55

28.8

()本田優

3

6

レッドアヴァンセ 5 北村友一

55

11.1

()音無秀孝

4

7

カワキタエンカ 4 *大野拓弥

55

46.1

()浜田多実

4

8

 

クインズミラーグロ 6 藤岡康太

55

221.9

()野中賢二

5

9

 

*ソウルスターリング 4 ルメール

55

10.0

()藤沢和雄

5

10

アエロリット 4 *戸崎圭太

55

4.4

()菊沢隆徳

6

11

アドマイヤリード 5 M.デム

55

6.2

()須貝尚介

6

12

エテルナミノル 5 四位洋文

55

145.9

()本田優

7

13

ワントゥワン 5 藤岡佑介

55

50.5

()藤岡健一

7

14

 

$リエノテソーロ 4 吉田隼人

55

156.0

()武井亮

7

15

 

デアレガーロ 4 池添謙一

55

34.6

()大竹正博

8

16

リスグラシュー 4 武豊

55

4.7

()矢作芳人

8

17

デンコウアンジュ 5 蛯名正義

55

30.3

()荒川義之

8

18

 

メイズオブオナー 4 *福永祐一

55

94.9

()藤原英昭

 

え、今週は先週にもまして印が大杉ですと?わはははは、いや、やっぱりしょうがないあるね。まぁ、一番人気から流した先週に比べ今週の軸は人気薄だし、「腐っても鯛」な上位人気レッツゴードンキ、ソウルスターリングをぶった切っている潔さに免じ許してください。

例によって過去10年のトレンドを。

「NHK参る」の翌週開催「ヴィクトリア魔居る(©吉崎達彦)」阿鼻叫喚の10年

日付

馬名

性齢

騎手

斤量

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬単

3連複

3連単

170514 アドマイヤリード 4 ルメール

55

17

5

6

()須貝尚介

1339

-0.2

   12-07

33.4

422

-4

1350

73750

123870

918700

170514 デンコウアンジュ 4 蛯名正義

55

17

10

11

()荒川義之

1341

0.2

   09-11

33.2

444

0

(67.9)

73750

123870

918700

170514 ジュールポレール 4 幸英明

55

17

3

7

()西園正都

1341

0.2

   06-07

33.6

452

-2

(17.5)

 

123870

918700

160515 ストレイトガール 7 戸崎圭太

55

18

13

7

*()藤原英昭

1315

-0.4

   11-10

33.4

466

+2

1770

9790

6090

48310

160515 ミッキークイーン 4 浜中俊

55

18

10

1

()池江泰寿

1319

0.4

   13-12

33.6

432

0

(3.4)

9790

6090

48310

160515 ショウナンパンドラ 5 池添謙一

55

18

15

2

()高野友和

1319

0.4

   13-14

33.5

446

-10

(4.4)

 

6090

48310

150517 ストレイトガール 6 戸崎圭太

55

18

5

5

()藤原英昭

1319

-0.0

   05-05

33.0

460

0

1410

73990

2860480

20705810

150517 ケイアイエレガント 6 吉田豊

55

18

7

12

()尾形充弘

1319

0.0

   02-02

34.0

530

+10

(47.4)

73990

2860480

20705810

150517 ミナレット 5 江田照男

55

18

18

18

()大和田成

1322

0.3

   01-01

35.3

482

+2

(291.8)

 

2860480

20705810

140518 ヴィルシーナ 5 内田博幸

55

18

14

11

()友道康夫

1323

-0.1

   01-01

34.3

456

-4

2830

28050

50720

407940

140518 メイショウマンボ 4 武幸四郎

55

18

4

3

()飯田祐史

1324

0.1

   07-07

33.5

486

+6

(5.5)

28050

50720

407940

140518 ストレイトガール 5 岩田康誠

55

18

1

6

*()藤原英昭

1324

0.1

   09-11

33.2

456

+2

(13.7)

 

50720

407940

130512 ヴィルシーナ 4 内田博幸

55

18

11

1

()友道康夫

1324

-0.0

   02-02

34.0

450

-6

310

12600

35770

193570

130512 ホエールキャプチャ 5 蛯名正義

55

18

8

12

()田中清隆

1324

0.0

   10-10

33.4

474

+2

(44.0)

12600

35770

193570

130512 マイネイサベル 5 柴田大知

55

18

1

5

()水野貴広

1325

0.1

   03-02

34.1

478

-6

(13.9)

 

35770

193570

120513 ホエールキャプチャ 4 横山典弘

55

18

12

4

()田中清隆

1324

-0.1

   03-03

33.8

470

0

720

10720

10790

75320

120513 ドナウブルー 4 ウィリア

55

18

16

7

()石坂正

1325

0.1

   02-02

34.1

432

+12

(14.0)

10720

10790

75320

120513 マルセリーナ 4 田辺裕信

55

18

1

3

()松田博資

1327

0.3

   13-13

33.5

448

+2

(6.8)

 

10790

75320

110515 アパパネ 4 蛯名正義

55

17

16

2

()国枝栄

1319

-0.0

   09-11

34.3

490

0

410

740

620

3620

110515 ブエナビスタ 5 岩田康誠

55

17

13

1

()松田博資

1319

0.0

   13-13

34.0

460

 

(1.5)

740

620

3620

110515 レディアルバローザ 4 福永祐一

55

17

4

3

()笹田和秀

1320

0.1

   03-03

35.0

478

-4

(11.7)

 

620

3620

100516 ブエナビスタ 4 横山典弘

55

18

11

1

()松田博資

1324

-0.0

   13-12

33.5

448

 

150

2780

29700

85770

100516 ヒカルアマランサス 4 内田博幸

55

18

2

8

()池江泰郎

1324

0.0

   04-04

34.3

448

-8

(45.9)

2780

29700

85770

100516 ニシノブルームーン 6 北村宏司

55

18

10

11

()鈴木伸尋

1325

0.1

   12-13

33.5

480

0

(75.2)

 

29700

85770

090517 ウオッカ 5 武豊

55

18

6

1

*()角居勝彦

1324

-1.2

   05-04

33.4

494

 

170

6410

19770

80580

090517 ブラボーデイジー 4 生野賢一

55

18

2

11

*()音無秀孝

1336

1.2

   04-04

34.6

528

+6

(46.8)

6410

19770

80580

090517 ショウナンラノビア 6 柴田善臣

55

18

1

7

()岡田稲男

1338

1.4

   01-01

35.2

500

-2

(25.3)

 

19770

80580

080518 エイジアンウインズ 4 藤田伸二

55

18

6

5

()藤原英昭

1337

-0.1

   06-07

33.4

486

+2

1340

4520

3240

23000

080518 ウオッカ 4 武豊

55

18

9

1

()角居勝彦

1338

0.1

   10-09

33.2

478

 

(2.1)

4520

3240

23000

080518 ブルーメンブラット 5 後藤浩輝

55

18

2

4

()石坂正

1338

0.1

   07-04

33.6

466

-2

(8.8)

 

3240

23000

集計期間:2008. 5.18 2017. 5.14

見よ、先週を上回るこの「宝くじ」な配当を。異常に固い11年を除けばすべてが3連単万馬券、特にこの5年は殆どが6桁配当、15年なんかは100円玉一枚が2千万になる鬼畜ぶりであります。こんなものは狙って当てられるはずがない。ましてや鎮痛剤で頭がぼうっとした私が下手に理屈をこねればこねるほど的中が遠ざかってゆく予感がビシビシします。

まぁ、そうはいっても何らかのとっかかりがないと馬券の買いようもないので、まずはトレンドを眺めてみましょう。

@1番人気は3−3−0−4とまずは責任を果たしているが、単馬券ではなく馬連軸向きな様相。

A二番人気は1−0−1−8、三番人気は0−1−2−7と末期悲惨。

B一方二桁人気の超人気薄が30頭中7頭をしめる波乱の連続で、三連馬券を買う際には最低一頭は二桁人気を買う必要あり。しかもそういう馬券に絡んだ連中の中には殿人気という超超人気薄までいる始末で、要は何でもあり。嗚呼、なんなのでしょう、このアナーキーな風景は。

C外国人ジョッキーは30頭中2頭と信頼性低し。

D関東馬は30頭中7頭と出走シェアを考えれば、それほど悪くはない。ただし、11年アパパネ以降勝ち馬は出ていない。

E枠順に大きな偏りはない。大外でも2・3着ならおおいにあり。あえて言えば馬番10番11番がラッキーナンバーか?

F脚質は差しが多いが、先行馬も十分。ただし極端な追い込みだけは全く来ない。

Gどのような脚質であろうと上り33秒台の切れ味は必須(これ重要)。

H過去5年15頭の血統を見ると、ディープが5頭で優秀。

Iこれに次ぐのはフジキセキの三頭だけど、これはすべてストレイトガール一頭がたたき出した成績。ただし、フジキセキは10年前にエイジアンウインズが勝っており、やはりこの血統は侮れない。今年はフジキセキ産駒は出走しないけど、一頭母父フジキセキのエテルナミノルが単勝万馬券で出走しており、これは要注目だあああ!

Jこの他は見事にばらけている。みんな大好き僕らのステイゴールドとか、キンカメとかメジャーなところも多いけど、スズカマンボとかメイショウサムソンとかテレグノシスとか超マイナー血統が穴をあけることもしばしば。先週に引き続き血筋で差別するとひどい目にあいます。

K年齢で見ると4歳馬が16頭、5歳馬が9頭、6歳馬が4頭、7歳馬が1頭と熟女不要な状況。まぁ、今年の出走はレッツゴードンキとクイーンズミラーグロを除きすべてが4歳5歳なんで、これはあまり参考になりませんが。

L前年の上位馬が翌年も好走するリピーター現象多発。このトレンドに気付いて一昨年は会心の予想となりました。最近ではこのトレンドあちこちで言われてますが、先に気づいたのは私ですからあ!まぁ、そういうトレンドも反映してか今年は去年の1・2・3着馬がそろって出走。この取捨が一つのポイントとなりましょう。問題は去年のレースがこの10年で唯一の重馬場だったということで、今年は雨は降るけどおそらく馬場は良となりそうな状況で、どうなんでしょうね。

以上から、本命は去年の三着馬にして、ディープ産駒のジュールポレール。まぁ、確かに一昨年の成功体験に酔っぱらっているというのはあるのですが、特筆すべきはこの馬ディープ譲りの末脚の持ち主で先行しても控えても常時33秒台の末脚(うずしおSに至っては32.8秒!)を繰り出しているんですな。いやあ、先行してこれは凄いです。まさに府中マイルにうってつけの存在じゃないでしょうか。距離の合わないエリザベスで大敗しましたが、阪神牝馬では5着とはいえ勝ったミスパンテールに0.2秒差と休み明けとしては十分。それで8番人気と言うのは狙ってみたくなります。重だった去年でも三着だし、良ならもっと期待できますぞ!

対抗は1番人気にして、去年のNHKマイルの覇者アエロリット。府中マイルじゃ2−1−0−0と抜群の相性だし、父クロフネというのは妙にこのコースと相性が良いし、上記トレンドから1番人気は馬鹿にできないし、これはケチのつけようがありません。このレースがこんなに荒れるレースじゃなかったら本当はこの馬が本命でしょう。

単穴は去年の勝ち馬アドマイヤリード。前走の阪神牝馬でジュールポレールと差のない4着の割には三番人気とずいぶん買いかぶられている印象ですが、まあ、リピーター買いのトレンドと、騎手デムーロ、今年のG1で大活躍のステゴ系統ですからねえ。ただ気になるのは、ジュールポレールと違ってこの馬渋ったほうが良い感じで、良濃厚な明日はどうなんでしょう。この他ではレベルの高い競争で好走を続けるリスグラシューも鋭い末脚を安定して繰り出せる才女でこれも有望。有力どころは以上でしょうか。

馬券は◎→▲☆→その他の三連複21点。と思ったけど、あまりにもジュールポレールの人気がないので思い切って◎→その他の三連複36点。

その他は末の鋭い所を中心に選びました。こんなに買ってもほとんどが万馬券、フジキセキの系統と言うだけでセレクトしたエテルナミノルが飛び込んでくれば配当百万円も夢ではないのですが、まぁ、宝くじですから先週に引き続き買うのは少額ですな。



上海馬券王 in toothache




○今日の結果

<ヴィクトリアマイル> @ジュールポレール、Aリスグラシュー、Bレッドアヴァンセ




○かんべえのつぶやき

――今日の馬券王先生、異国の地で歯の痛みに耐えながら、しかし予想は面白いではありませんか。今日は遠慮なく乗らせていただきました。その結果、レッドアヴァンセまでは手が届かなかったので三連複は逃しましたが、見事に8番人気の単勝19.4倍を取ることができました。ああ、よかった。これで「ヴィクトリア魔居る」への免疫ができたかもしれない。パチパチパチ。


――なんとあのオバゼキ先生もこの快挙をたたえておられます。馬券王先生、やりましたねえ。でも、もっと偉いのはフジテレビの細江純子さんで、レッドアヴァンセもご指名になったのだとか。お蔭でワイドのC―Eが全然つかなかった、というのはめでたいのか、めでたくないのだか。

――2着はハナ差届かずのリスグラシューでした。この馬、阪神JFもオークスも秋華賞も2着なんですね。重賞勝ちはあるんだけれども、G1になるとシルバーコレクターになってしまう。意外と牡馬と一緒の方が活躍する馬なのかもしれませんな。次は安田記念かなあ。

――さて、来週はこれも牝馬の戦い、オークスが待っております。これもアーモンドアイから行くか、ラッキーライラックから行くか、サトノワルキューレも気になったりして、とっても面白そうなレースです。馬券王先生、よろしくお願いします。そして歯の方はどうぞご自愛ください。





5月6日(日) NHKマイル


えー、皆さん、ゴールデンウイークは堪能しておられるでしょうか。

私も本日、バンコクはプロンポンにある商店街に行ったのですが、そこで馬鹿でかい鯉のぼりが翻っているのを見て、あ、今日は子供の日だったんだと気が付いた次第です。しかし、くそ暑いバンコクに翻る鯉のぼりというのも、なかなか風流の対極と申しますか、シュールなもんですな。毎日暑い中勤労生活している当方としては、あれを見てなんかモチベーションが急速冷凍された感じで、現在大変無気力な状況です。

よって、いきなり本題から入ることにします。本当はこの国におけるLGBTに関し、熱く語りたかったんですが。。。

2018 5 6() 2回東京6日目 18頭 [15:40発走]
【11R】 23回NHKマイルカップ (馬連5%UP/予定)
3歳・オープン・G1(定量)(牡・牝)(国際)(指定) 1600m (A)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

カツジ 3 松山弘平

57

12.1

()池添兼雄

1

2

 

*ファストアプローチ 3 *蛯名正義

57

69.5

()藤沢和雄

2

3

テトラドラクマ 3 田辺裕信

55

8.0

()小西一男

2

4

フロンティア 3 *内田博幸

57

49.7

()中内田充

3

5

プリモシーン 3 戸崎圭太

55

11.9

()木村哲也

3

6

 

$リョーノテソーロ 3 吉田隼人

57

82.2

()武井亮

4

7

*タワーオブロンドン 3 ルメール

57

2.8

()藤沢和雄

4

8

 

ダノンスマッシュ 3 北村友一

57

70.9

()安田隆行

5

9

ギベオン 3 *M.デム

57

5.8

()藤原英昭

5

10

パクスアメリカーナ 3 川田将雅

57

9.1

()中内田充

6

11

ケイアイノーテック 3 *藤岡佑介

57

14.9

()平田修

6

12

アンコールプリュ 3 藤岡康太

55

92.3

()友道康夫

7

13

 

ルーカス 3 *ボウマン

57

34.6

()堀宣行

7

14

$デルタバローズ 3 *石橋脩

57

100.1

()堀宣行

7

15

カシアス 3 浜中俊

57

129.7

()清水久詞

8

16

$ミスターメロディ 3 福永祐一

57

13.8

()藤原英昭

8

17

レッドヴェイロン 3 *岩田康誠

57

21.9

()石坂正

8

18

ロックディスタウン 3 池添謙一

55

43.8

()藤沢和雄


わはははは。印が大杉ですと?いや、これは仕方がないあるね。とにかく、以下を見ていただきたい。話の枕が無気力でも、レースの論説はかなり熱いものになりますぞ。

まずは恒例の10年トレンドから。


☆NHKマイル 狂乱の過去10年

日付

馬名

性齢

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

170507 アエロリット 3 横山典弘

18

16

2

()菊沢隆徳

1323

-0.2

   02-02

34.3

478

-2

580

17290

27730

50600

296160

170507 $リエノテソーロ 3 吉田隼人

18

14

13

()武井亮

1325

0.2

   09-09

34.0

450

-4

(37.5)

17290

27730

50600

296160

170507 ボンセルヴィーソ 3 松山弘平

18

6

6

()池添学

1329

0.6

   01-01

35.0

462

-2

(14.4)

   

50600

296160

160508 メジャーエンブレム 3 ルメール

18

4

1

()田村康仁

1328

-0.1

   01-01

35.1

496

-6

230

940

1470

11190

33030

160508 ロードクエスト 3 池添謙一

18

5

2

()小島茂之

1329

0.1

   16-16

33.8

446

-6

(6.4)

940

1470

11190

33030

160508 レインボーライン 3 福永祐一

18

18

12

()浅見秀一

1329

0.1

   09-09

34.4

430

-2

(40.7)

   

11190

33030

150510 クラリティスカイ 3 横山典弘

18

7

3

()友道康夫

1335

-0.2

   05-05

33.9

478

-4

640

2800

5990

6200

36720

150510 $アルビアーノ 3 柴山雄一

18

9

4

()木村哲也

1337

0.2

   02-02

34.4

512

+6

(6.5)

2800

5990

6200

36720

150510 ミュゼスルタン 3 柴田善臣

18

12

2

()大江原哲

1337

0.2

   11-09

33.8

470

-6

(5.9)

   

6200

36720

140511 ミッキーアイル 3 浜中俊

18

10

1

()音無秀孝

1332

-0.0

   01-01

34.8

478

+8

190

14760

15860

188380

684020

140511 タガノブルグ 3 三浦皇成

18

2

17

()鮫島一歩

1332

0.0

   13-07

33.9

428

-6

(114.5)

14760

15860

188380

684020

140511 キングズオブザサン 3 蛯名正義

18

1

12

()荒川義之

1332

0.0

   13-11

33.7

464

0

(78.4)

   

188380

684020

130505 マイネルホウオウ 3 柴田大知

18

8

10

()畠山吉宏

1327

-0.0

   16-14

33.7

482

0

3430

21890

56570

137530

1235600

130505 インパルスヒーロー 3 田中勝春

18

17

6

()国枝栄

1327

0.0

   12-10

33.9

496

-4

(14.2)

21890

56570

137530

1235600

130505 フラムドグロワール 3 横山典弘

18

12

8

()藤沢和雄

1328

0.1

   03-04

34.6

488

-10

(29.6)

   

137530

1235600

120506 カレンブラックヒル 3 秋山真一

18

5

1

()平田修

1345

-0.6

   01-01

34.6

460

-6

370

1480

2630

72990

262580

120506 アルフレード 3 ウィリア

18

17

3

()手塚貴久

1351

0.6

   05-04

34.9

516

-2

(7.4)

1480

2630

72990

262580

120506 クラレント 3 小牧太

18

12

15

*()橋口弘次

1351

0.6

   11-10

34.4

472

-4

(64.7)

   

72990

262580

110508 グランプリボス 3 ウィリア

18

13

1

*()矢作芳人

1322

-0.2

   06-05

34.0

500

-6

460

1170

2160

2040

7920

110508 コティリオン 3 小牧太

18

17

2

()橋口弘次

1324

0.2

   18-16

33.4

468

-2

(4.8)

1170

2160

2040

7920

110508 リアルインパクト 3 内田博幸

18

1

4

()堀宣行

1325

0.3

   09-09

34.2

496

+2

(6.1)

   

2040

7920

100509 ダノンシャンティ 3 安藤勝己

18

13

1

()松田国英

1314

-0.2

   16-16

33.5

468

+2

260

2040

2680

3860

17180

100509 ダイワバーバリアン 3 蛯名正義

18

1

5

*()矢作芳人

1316

0.2

   07-05

34.5

510

+4

(20.1)

2040

2680

3860

17180

100509 リルダヴァル 3 福永祐一

18

3

3

()池江泰郎

1318

0.4

   07-08

34.4

488

0

(6.0)

   

3860

17180

090510 ジョーカプチーノ 3 藤岡康太

18

3

10

()中竹和也

1324

-0.3

   02-02

34.7

490

+2

3980

14180

39660

318540

2381660

090510 レッドスパーダ 3 横山典弘

18

13

5

()藤沢和雄

1327

0.3

   04-04

33.7

510

+2

(9.7)

14180

39660

318540

2381660

090510 グランプリエンゼル 3 内田博幸

18

10

13

()矢作芳人

1330

0.6

   03-03

34.1

432

+4

(68.9)

   

318540

2381660

080511 ディープスカイ 3 四位洋文

18

9

1

()昆貢

1342

-0.3

   16-11

33.9

508

0

430

1980

3600

28130

116880

080511 ブラックシェル 3 後藤浩輝

18

5

3

()松田国英

1345

0.3

   12-05

34.6

526

-4

(9.2)

1980

3600

28130

116880

080511 $ダノンゴーゴー 3 藤岡佑介

18

14

14

()橋口弘次

1348

0.6

   18-16

34.2

456

-2

(32.0)

   

28130

116880

集計期間:2008. 5.11 2017. 5. 7

いやあ、毎年言ってることだけど凄いですよね。見よ、3連単6桁配当がデフォとなっている阿鼻叫喚のこの光景を。内二つは7桁だし。これははっきり言って競馬と言うよりは宝くじなのだ。こういうのを当てようとすると買い目がいくつあっても足りないのだ。

@1番人気は6−0−0−4と、これだけの高配当が出ている割にはきちんと仕事をしている。しかし、潔いと言うかオールオアナッシングと言うか、勝つか馬券に全く絡まないかの二択な状況で、一番人気の取捨がまずは大きなポイントとなりますが、これに関しては後述。因みに偶数年は必ず一番人気が勝っているということで、このトレンドで行けば今年の軸はタワーオブロンドン一択と言うことになるのですが、さて。

A2番人気、3番人気はいずれも1−2−1−6と、可もなく不可もなく。

Bああ、それなのに、上述の通り悪魔の高配当が毎年のように繰り返されているのは、二桁人気の超人気薄が30頭中9頭も飛び込んできているからで、そういう人気薄がどういうやつらなのかと言うのを把握する努力は必要でしょう。(これについても後述)

C外国人ジョッキーは30頭中3頭と、天国と言うには程遠く過信禁物。

D関東馬は30頭中12頭と10年タームでは今一だけど、直近5年では15頭中9頭と急激に躍進。

E牝馬は30頭中5頭と用なしに見えるけど、これも直近3年では9頭中4頭と、急激にトレンドが変わっている感じで軽視禁物。

F枠は全体では偏りない感じだけど、よく見ると7・8枠が30頭中9頭をしめ、外からの追い込みには注意が必要。

G脚質は様々。追い込みもやたら決まる。逃げ馬も来るけど、なぜか殆どが1番人気。

H過去5年の血統を見るとクロフネ、ダイワメジャーが3頭ずつで後は見事にバラバラ。マツリダゴッホとかスズカフェニックスとかチチカステナンゴとかヨハネスブルグとか、とにかくマイナー血統多し。考えてみればクロフネ、ダイワメジャーだって府中のパブリックイメージから言うと違和感ありだし、とにかくこのレースは血統で差別してはいけない。

I過去5年このレースに3着以内した馬の前走を見るとNZT組3頭、皐月賞組3頭、桜花賞組2頭で他は見事にバラバラ。ちなみに今年は皐月賞組の参戦はなく、取り敢えずNZT組への配慮はしたほうが良いのかも。問題は前走ぼろ負けしてもこのレースでは来るということで、ああ、悩ましいったらありゃしない。

以上から、1番人気の見極めと超人気薄の押さえ方がポイントとなるわけですが、

Jまずは一番人気。過去1番人気でしっかり人気にこたえた馬を列挙すると

 16年 メジャーエンブレム

 14年 ミッキーアイル

 11年 グランプリボス

 10年 ダノンシャンティ

 08年 ディープスカイ

 これらは10年のダノンシャティを除けば、2歳G1もしくは春のトライアル(シンザン記念、アーリントン、NZT)を連勝したしっかりした裏付けを持つ評判馬で、NHKマイルの後もG1勝ち実績を有するやはり名馬認定が相当な逸材ですな。本年の1番人気タワーオブロンドンがこれに匹敵する実績ありやなんですが、ききょうSと京王杯を圧勝、フューチュリティは三着だけど彼を負かした二頭は今回参戦せず、その後のアーリントンも強い勝ち方であったということで、これはぎりぎり要件を満たすと私は考えます。よって本命はタワーオブロンドン。名前がXTCの名曲と同じと言うのが個人的にもツボです。

K次に悩ましいのが人気薄の取捨。過去飛び込んできた二桁人気の連中を列挙すると、

 17年2着13番人気 リエノテソーロ

 16年3着12番人気 レインボーライン (そう、先週の天皇賞春を勝った彼はマイルのこんなレースに、こんな人気で出走していたのです)

 14年2着17番人気 タガノブルグ

 14年3着12番人気 キングズオブザサン

 13年1着10番人気 マイネルホウオウ

 09年1着10番人気 ジョーカプチーノ

 09年3着13番人気 グランプリエンゼル

 08年3着14番人気 ダノンゴーゴー

 これらの共通点を目を皿のようにして探したのですが、まず目につくのはレインボーライン、ジョーカプチーノを除けば、皆このレースの後パッとせず、そのままいずこかへ消え去ってしまったということですね。やはり人気相当の器であったということなのですが、そんな奴らでもこのレースでは輝きを放つということで、悩ましいことこの上ありません。じゃあ、そういう馬たちの共通点は何かといえば。。。わかりましたぞ!彼らには以下の共通点があるのです。


 過去に重賞で勝ち負けした実績のある馬、もしくは橘Sの勝ち馬


レインボーラインはアーリントン1着、キングズオブザサンは京成杯2着、マイネルホウオウはスプリングS3着、ジョーカプチーノとダノンゴーゴーはファルコンS1着、タガノブルグとグランプリエンゼルは橘S1着。

まぁ。橘Sはレースプログラムの改変で今年はNHKマイルと同日開催なんで参考外ですが、やはり重賞で好走した馬には注意が必要。とにかく距離とかコースとかは関係ありません。過去に重賞で勝ち負けして、その後惨敗し人気を落としたおそらくは早熟系が最後の輝きを見せるのがこのNHKマイルだぁああああ!

17年のリエノテソーロだけは何故来たのか未だにさっぱりわかりませんが、それでも一定の傾向は把握できたような気がします。問題は重賞で勝ち負けした実績の持ち主は沢山いて印が異常に多くなることなんですが、それでも近走惨敗続きでも切ってはいけないということが示唆されているんでしょうがないですな。来れば配当大きいし。

馬券は本当なら◎→印の馬単と言いたいところですが、これではガミも続出しそうな感じなんで、思い切って◎→〇▲←→その他の3連単46点。

〇▲はクロフネ産駒とダイワメジャー産駒と言うことでセレクト。特に〇指名にして小幡先生一押しのパクスアメリカーナ(どうでも良いけど、先生、また名前馬券ですか。ひょっとして意地になってるんじゃないでしょうな。)はアーリントンでタワーオブロンドンとそん色ないレースをした強い馬だと思います。渋れば勝つまであるんじゃないでしょうか。

46点も買ってもガミなどあるはずがなく、ほとんどが6桁配当。まぁ、宝くじレースですから買うのは少額ですね。



上海馬券王 in Bangkok of 鯉のぼり




○今日の結果

<NHKマイル> @ケイアイノーテック、Aギベオン、Bレッドヴェイロン




○かんべえのつぶやき

――あーあ、やっぱり今年も荒れたNHKマイル。1番人気のタワーオブロンドンは掲示板に乗らず、12着ですって。これではロイヤルアスコット参戦も思いやられます。馬券王先生の分析は克明で面白かったのですが、こういうときは得てして結果がついて来ないんですよねえ。


――勝ったのは、人馬共にG1初勝利というケイアイノーテックでした。6番人気の勝利でした。鞍上の藤岡佑介騎手は昨日、京都記念でステイフーリッシュに勝利をもたらしたばかり。これはもう確変状態ですね。おめでとうございます。

――2着には、出走直前に落鉄というトラブルに見舞われたギベオン。ダービーに行くでしょうね。3着のレッドヴェイロンはマイルの鬼になりそうな予感。それぞれデムーロ騎手と岩田騎手、上位3着全員がテン乗りなんて、ちょっと聞いたことありません。

――ちなみに本日、不肖かんべえは大外18番のロックディスタウンばかりずっと見ておりました。やってくれました。パドックで後ろ向きにぶっ倒れるという不良少女振り。レースは途中までいい感じでしたが、四角で失速しました。競走馬を継続できるかどうか、ちょっと怪しい感じかもしれません。つくづくオルフェーヴル産駒の血は濃いものがあります。

――さて、今週から東京開催で5週連続のG1レース開催です。来週はヴィクトリアマイル。これまた荒れるんですよね。馬券王先生、ご一緒に苦しみましょう。





4月29日(日) 天皇賞


えー、日本はゴールデンウイークなんてものに突入してうらやましい限りなんですが、こちらはソンプランが終了して激務の日々が復活してまして、本日も仕事を終えてバンコクに戻ってきたら12時を回っているということで疲れておるわけです。

よって今回は予想のみと言うことで失礼します。


2018年 429() 3回京都4日目 17頭 [15:40発走]
【11R】 157回天皇賞(春)
4歳以上・オープン・G1(定量)(国際)(指定) 3200m・外 (C)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

ミッキーロケット 5 *和田竜二

58

30.5

()音無秀孝

1

2

チェスナットコート 4 蛯名正義

58

9.1

()矢作芳人

B2

3

 

シホウ 7 *浜中俊

58

174.4

()笹田和秀

2

4

カレンミロティック 10 池添謙一

58

38.0

()平田修

3

5

 

ヤマカツライデン 6 *松山弘平

58

70.5

()池添兼雄

3

6

ガンコ 5 藤岡佑介

58

7.0

()松元茂樹

4

7

 

ピンポン 8 宮崎北斗

58

187.4

()粕谷昌央

4

8

クリンチャー 4 *三浦皇成

58

5.2

()宮本博

5

9

 

ソールインパクト 6 福永祐一

58

58.3

()戸田博文

5

10

サトノクロニクル 4 川田将雅

58

10.5

()池江泰寿

6

11

シュヴァルグラン 6 *ボウマン

58

3.9

()友道康夫

6

12

レインボーライン 5 岩田康誠

58

6.2

()浅見秀一

7

13

 

トウシンモンステラ 8 *国分恭介

58

288.8

()村山明

7

14

 

アルバート 7 *ルメール

58

10.2

()堀宣行

8

15

トーセンバジル 6 M.デム

58

13.5

()藤原英昭

8

16

 

スマートレイアー 8 四位洋文

56

59.1

()大久保龍

8

17

 

トミケンスラーヴァ 8 秋山真一

58

164.3

()竹内正洋



高額賞金の大変権威のある競走であるはずの本レースなんですが、大阪杯とドバイにこぞって有力馬が出走したために、出し殻みたいなメンバーばかりが集まってなんかモチベーション上がらないことこの上ないです。G1勝ちの実績の持ち主がシュヴァルグランただ一頭なんてねえ。。。

例によって過去10年のトレンドを。

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日付

馬名

性齢

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

170430 キタサンブラック 5 武豊

17

3

1

()清水久詞

3125

-0.2

 02-02-01

35.3

536

-4

220

1040

1430

610

3780

170430 シュヴァルグラン 5 福永祐一

17

6

4

()友道康夫

3127

0.2

 05-04-03

35.2

468

-6

(12.0)

1040

1430

610

3780

170430 サトノダイヤモンド 4 ルメール

17

15

2

()池江泰寿

3127

0.2

 07-07-05

35.0

506

0

(2.5)

   

610

3780

160501 キタサンブラック 4 武豊

18

1

2

()清水久詞

3153

-0.0

 01-01-01

35.0

524

0

450

20160

29950

32350

242730

160501 カレンミロティック 8 池添謙一

18

3

13

()平田修

3153

0.0

 03-03-03

34.8

458

-2

(99.2)

20160

29950

32350

242730

160501 シュヴァルグラン 4 福永祐一

18

8

3

()友道康夫

3155

0.2

 09-11-09

34.5

468

-2

(6.4)

   

32350

242730

150503 ゴールドシップ 6 横山典弘

17

1

2

()須貝尚介

3147

-0.0

 14-03-04

35.0

510

+2

460

6060

8480

57160

236300

150503 フェイムゲーム 5 北村宏司

17

14

7

()宗像義忠

3147

0.0

 09-11-10

34.5

456

0

(22.6)

6060

8480

57160

236300

150503 カレンミロティック 7 蛯名正義

17

2

10

()平田修

3148

0.1

 02-03-01

35.3

454

0

(30.5)

   

57160

236300

140504 フェノーメノ 5 蛯名正義

18

7

4

()戸田博文

3151

-0.0

 08-07-05

34.3

498

+10

1150

2080

5670

38790

211180

140504 ウインバリアシオン 6 武幸四郎

18

12

3

()松永昌博

3151

0.0

 14-14-08

34.1

526

0

(6.5)

2080

5670

38790

211180

140504 ホッコーブレーヴ 6 田辺裕信

18

6

12

()松永康利

3151

0.0

 09-10-10

34.0

478

-2

(101.5)

   

38790

211180

130428 フェノーメノ 4 蛯名正義

18

6

2

()戸田博文

3142

-0.2

 07-03-02

36.2

496

+2

620

3190

6500

21880

111830

130428 トーセンラー 5 武豊

18

1

3

()藤原英昭

3144

0.2

 09-06-02

36.4

460

0

(13.6)

3190

6500

21880

111830

130428 $レッドカドー 7 モッセ

18

13

6

[]ダンロッ

3147

0.5

 11-10-04

36.5

482

 

(29.4)

   

21880

111830

120429 ビートブラック 5 石橋脩

18

1

14

()中村均

3138

-0.7

 02-01-01

36.5

512

-2

15960

61570

208630

97140

1452520

120429 トーセンジョーダン 6 岩田康誠

18

16

3

*()池江泰寿

3145

0.7

 07-07-05

34.0

478

-4

(10.2)

61570

208630

97140

1452520

120429 ウインバリアシオン 4 武豊

18

11

2

()松永昌博

3148

1.0

 12-12-12

33.5

512

-2

(9.8)

   

97140

1452520

110501 ヒルノダムール 4 藤田伸二

18

2

7

()昆貢

3206

-0.1

 08-07-06

35.3

474

0

1690

6810

15590

25530

189840

110501 エイシンフラッシュ 4 内田博幸

18

15

3

()藤原英昭

3207

0.1

 10-10-08

35.2

490

-2

(7.1)

6810

15590

25530

189840

110501 ナムラクレセント 6 和田竜二

18

3

5

()福島信晴

3209

0.3

 10-01-01

36.3

502

+2

(11.3)

   

25530

189840

100502 ジャガーメイル 6 ウィリア

18

12

2

()堀宣行

3157

-0.1

 08-07-05

33.7

472

-8

590

2320

4190

208890

911660

100502 マイネルキッツ 7 松岡正海

18

16

4

()国枝栄

3158

0.1

 02-02-01

34.2

506

-4

(8.5)

2320

4190

208890

911660

100502 メイショウドンタク 4 武幸四郎

18

4

16

()本田優

3166

0.9

 06-03-02

34.9

488

-6

(113.8)

   

208890

911660

090503 マイネルキッツ 6 松岡正海

18

2

12

()国枝栄

3144

-0.0

 10-04-04

34.9

494

-8

4650

10200

22530

32390

221080

090503 アルナスライン 5 蛯名正義

18

4

4

()松元茂樹

3144

0.0

 06-07-04

34.8

542

-4

(7.5)

10200

22530

32390

221080

090503 ドリームジャーニー 5 池添謙一

18

12

5

()池江泰寿

3147

0.3

 12-11-07

34.9

426

-2

(8.6)

   

32390

221080

080504 アドマイヤジュピタ 5 岩田康誠

14

14

3

()友道康夫

3151

-0.0

 11-10-05

34.7

494

-8

580

2000

4430

1880

13500

080504 メイショウサムソン 5 武豊

14

8

2

()高橋成忠

3151

0.0

 09-06-03

34.9

514

-4

(4.8)

2000

4430

1880

13500

080504 アサクサキングス 4 四位洋文

14

13

1

()大久保龍

3155

0.4

 04-02-02

35.5

500

-4

(3.6)

   

1880

13500

集計期間:2008. 5. 4 2017. 4.30


@1番人気は1−0−1−8と超悲惨。勝ったのが去年のキタサンブラックのみと言うことで呪われてます。なんだかんだ言って強かったんですね、キタサンブラック。それにしてもシュヴァルグランは大丈夫かあ?

A2番人気は4−1−2−3とこれは立派で、狙うんだったらこっちですね。

B3番人気は1−4−1−4と馬連もしくは三連複軸向け。ついでに言うと4番人気は1−3−0−7で馬連軸としては十分あり。2〜4番人気がまずまずなだけに、1番人気の不甲斐なさが際立っています。

C二桁人気の大穴が突っ込んできたのは30頭中6頭と、人気薄も軽視禁物。上記1番人気の不甲斐なさと合わせ、3連単配当は6桁がざらの大荒れ状態。

D関東馬は30頭中7頭と、意外な健闘。ただしこの二年は関西馬で決着。

E外国人ジョッキーが馬券に絡んだのはわずか3回と、「天国」と言うには程遠く、過信禁物。

F牝馬は10年で一頭も来ておらず用なし認定が妥当。

G基本先行有利だが、差しも十分。追い込みだけは来ていない。

H内枠有利。三枠以内の馬が15頭も馬券に絡んでいる。母数を考えた理論確率1/3に対し、実績が半分だから軸は内枠主体に決めるべき。大外は2・3着が精いっぱい。

I過去5年馬券に絡んだ馬15頭の血統を見るとハーツクライが6頭と圧倒的。この他ではみんな大好き僕らのステイゴールドが3頭。京都をお客さんにしているはずのディープは2頭と割引必要。

J年齢構成で見ると4歳が9頭、5歳が10頭、6歳が7頭、7歳以上は4頭と、基本爺は用なし。ただし例外はカレンミロティックで7歳以上延べ4頭のうち二回が彼の好走によるもの。カレンミロティックは今年10歳で出走なんですが、大変興味深いですね。

K過去5年馬券に絡んだ馬15頭の前走を見ると、阪神大賞典が7頭と最も多い。なんだかんだと言ってもやはりステップレースとしては重要なんですな、阪神大賞典。ただし、基本阪神大賞典を1着もしくは2着している馬が天皇賞春でも馬券に絡んでいるわけで、それ以外は基本用なし、と言いたいのだけど、ここでもやはり例外はカレンミロティックで、4着、6着で天皇賞では連がらみ。今年の彼は阪神大賞典5着なんですが、うーん、ますます興味深い。

Lこのほかの前走では意外なことに日経賞が4頭と健闘。中山と京都じゃバンコクとカビンブリくらい様相が違うというのに面白いです。しかも、日経賞の場合、馬券対象を外しても天皇賞では上位に来ているというのが、穴党には嬉しい限り。理由はわかりませんが、この相性の良さには留意が必要でしょう。

というわけで、1番人気にして格では断トツのシュヴァルグランの取捨がまず第一のポイント。うーん大阪杯の時はここを惨敗して天皇賞で人気を落としてほしいと言ったのですが、それでも1番人気ですか。まぁ、距離伸びてよい馬でここは確かに有力なんで軽い印も打ちづらいのですが、外目の枠引いたこともあり、ここは評価を落としましょう。

というわけで、本命は上述の通り相性の良い日経賞を勝ったガンコ。3枠に入ったこともあり、これは大変有力と考えるのですが、うわっ、小幡先生と被ってしまいましたな。しかし、先生の指名理由が「名前」ですかあ。先生さあ、それなりに理論武装しようよ、学者なんだしさあ。ダート路線で長らくやっていて、芝に路線転換したとたんに急上昇した馬なんですが、京都でも良績がありこれが4番人気というのは今が買い時じゃないですかね。父ナカヤマフェスタは種付け回数が去年一桁と消滅寸前の血統なんですが、いやしくも凱旋門二着でその父はステイゴールドだぁああああ!こういう血統を絶やさないためにも頑張ってほしいですね。

対抗は4歳馬チェスナットコート。日経賞二着で内枠引いて、その上父がハーツクライと上記トレンドを大いに満たす一頭。これが軸でも十分ありそうな予感。

▲は上記トレンドから二番人気のクリンチャー。「10年トレンド」と言うのもずいぶん長くやっていますが、「人気指数」と言うのは結構使える概念です。ただ惜しむらくは予想時点とレース発走時点で人気が入れ替わるというのがままあるわけですが、今回さすがにこの序列は変わらないのでは。

この他は阪神大賞典上位組と日経賞組を中心に選びました。阪神大賞典の覇者にしてかんべえ先生の一押しレインボーラインも当然有力ですが、やはり、上述の通り、トレンドを平気で踏み越えてくる変な奴カレンミロティックに大きな魅力を感じます。

馬券は◎軸の三連複28点。これだけ買ってもガミはなく、内枠の馬で決まればこれは大変愉快な馬券となります。


上海馬券王 in Bangkok





○今日の結果

<春の天皇賞> @レインボーライン、Aシュヴァルグラン、Bクリンチャー




○かんべえのつぶやき

――今日は朝から中山の指定席(1000円のやつ)で奮戦。めずらしいことに浮いたので、メインは堂々、レインボーラインの単勝に1万円行きましたっ!1レースでこれだけぶち込むのは、2016年の有馬記念以来であります。だって東洋経済オンラインでも、ラジオ日経でも推奨しちゃったんだもの。


――結果はご承知の通り。先行するシュヴァルグランをゴール直前、岩田騎手がインを突いてレインボーラインが悲願のG1初制覇。人馬共に覚醒した感があったのでありますが、ゴール入選直後に岩田騎手が下馬。哀しいかな故障発生の模様です。おお、レインボーライン、せっかく天皇賞馬になったというのに・・・。大事がなければいいけど。このところずっと続けている「ステゴ狙い」が成功したとはいえ、ちょっと後味が悪いです。

――ちなみに本日、夕刻に行われたクリーンエリザベス2世カップ(香港シャンティ競馬場)は、地元パキスタンスターの独走劇でした。日本から挑戦したアルアイン、ダンビュライトは及びませんでした。

――さて、馬券王先生、異国の地で業務ご多忙のようですが、くれぐれもお身体大切にお過ごしください。また来週末、G1レースがお待ちしております。NHKマイルであります。これが毎年、難しいんだよなあ・・・・。





4月15日(日I)  皐月賞


えー、タイは現在お正月。そうソンプランで長い休みに入っているのであります。

いやあ、この二週間が大変つらい業務の連続だったので、休みに入って癒されるなんてもんじゃありません。同僚の日本人は皆帰国しているんですが、往復で丸二日つぶしてまで日本に帰りたいもんなんでしょうか。そんな気力は私にはないっ!とにかくバンコクの拠点でひたすら寝て過ごしているのであります。

しかし、休みと言うのは良いものです。大谷君のメジャーでの大活躍もライブ観戦できるし、佐藤・羽生の名人戦もAbemaTVでがっつり見ることができたし(しかしあまりに過激な展開で下手すりゃ初日で終了するかと思ったら、最後まで優劣不明、最善手の応手が連発の実に素晴らしい一局で、いや、これぞ名人戦でしたな)、中日はヤクルトを三たてと相変わらず強きを助け弱きをくじく外道な野球をするし、そして本日の中山グランドジャンプでは、ステイゴールドの子オジュウチョウサンがとんでもないパフォーマンスを発揮するし、いや、実に素晴らしい、素晴らしすぎる!仕事してたらこんな素晴らしい経験はできないわけで、休み万歳!!

しかし、ステイゴールドの子が障害でこんなに強いというのは、なんかピンときませんね。障害戦というのは、昔軸にしていた馬が第一障害で落馬した心の傷が癒えなくてここ数十年馬券を買ったことがなかったんですが、本日は買いました。1・2・3番人気が人気順でワンツースリーと馬券はしっかりガミでしたが、まぁ、こういうパフォーマンスが見れたのだから良しとしましょう。障害というのは平場で落ちこぼれた馬の救済レースみたいな感じで層の薄さは否めないのですが、これだけ強いと海外に挑戦してほしいですね。ひょっとしたらステイゴールドの最高傑作はオルフェではなくオジュウチョウサンかもしれませぬ。(なんてことを言うと小幡先生とかんべえ師匠から怒られそうですが)

さて、タイのお正月・ソンプランは通称「水かけ祭り」というのですが、これがなかなか凄まじいお祭りでありまして、本日は引きこもり生活を抜け出てチットロムにあるパンチェットプラザ(日本の秋葉原ビルみたいな、ディープなオタク向けショッピングモール)に出かけたのですが、そこで大変ひどい目にあって帰ってきました。

まず道を行く人の装いがいつもと違う。ほとんどの人が一年を通じておそらくこの日にしか着ないであろう、現地人の基準からしても超ド派手なアロハを着てます。白のTシャツ着てる私なんかこの時点で疎外感100%です。そういう方々が、そろって防水ビニールで包んだスマホを首からぶら下げ、そしてその両腕には水鉄砲が。

水鉄砲と言っても、私が子供のころ遊んだピストル型のちゃちいものではありません。AK47というかM16A1というか、いやその形状から言うとスターウオーズで帝国の雑兵ストームトルーパーが携行する光線銃が近いか。とにかくそういう大型のアサルトライフルみたいな水鉄砲を全員が全員両腕に抱えているのだ。その有効射程距離およそ8m〜10m。あ、よく見ると背中に巨大なタンクを背負った火炎放射器みたいな獲物をぶら下げて人ごみの中を闊歩している気合入りまくりの人も何人か。おいっ、ここはいつから硫黄島になったんだ!その有効射程距離およそ15m(推定)。

そんな方々が、広場に集まって相互に水をかけまくっているわけです。路面はもう水びだし。隅の歩道を歩く私の方にも容赦なく水が降ってきます。一応「屋内では撃たない」「水鉄砲を持っていない丸腰の人間は撃たない」という「暗黙のお約束」があるみたいですが、ふっ、所詮は「暗黙」。羽目を外し、見境がなくなった全米ライフル協会も落涙するような乱射魔があちこちに現れ、目に映るすべてに水鉄砲の洗礼を浴びせているのだ。もうカオスなのだ。とどめは横断歩道を歩いているとき。向こうから歩いてきたジェイソンマスクとガイフォークスマスクに顔を隠した二人組の火炎放射器野郎にすれ違いざま大量の水を浴びせられた私はずぶぬれになってしまったのだ。ミ、Me Next? あああ!バンチェットプラザで買ったメモリーがぁ、メモリーが濡れたらどうするつもりなんだぁああ!

いやあ、本当にすごい熱気と高揚であります。伊勢丹デパート前の広場では大音量でダンスミュージックが鳴り響き、たくさんの若者が踊り狂っています。会場の周りの設備から石鹸水が大量に放水され、それを全身に浴びて泡まみれになりながら踊り狂っているのです。皆笑顔です。凄いです。すごすぎます。会社の人間もそうだったけど、なぜこちらの人は祭りとか宴会とかにここまで命を削れるのでしょう。ずぶ濡れになりながらこの熱気にあてられた私は、私はああああ!

。。。。なんか、癒えかけた疲労がぶり返してきました。すいませんが予想は簡単に。


2018 415() 3回中山8日目 16頭 [15:40発走]
【11R】 78回皐月賞 (馬連5%UP/予定)
3歳・オープン・G1(定量)(牡・牝)(国際)(指定) 2000m (B)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

タイムフライヤー 3 *内田博幸

57

13.0

()松田国英

1

2

ワグネリアン 3 福永祐一

57

3.5

()友道康夫

2

3

$ジャンダルム 3 武豊

57

9.4

()池江泰寿

2

4

 

スリーヘリオス 3 *柴田善臣

57

252.4

()村山明

3

5

キタノコマンドール 3 *M.デム

57

5.9

()池江泰寿

3

6

アイトーン 3 国分恭介

57

52.8

()五十嵐忠

4

7

エポカドーロ 3 戸崎圭太

57

10.9

()藤原英昭

4

8

ケイティクレバー 3 *浜中俊

57

64.4

()安田翔伍

5

9

オウケンムーン 3 北村宏司

57

11.1

()国枝栄

5

10

ジェネラーレウーノ 3 田辺裕信

57

13.1

()矢野英一

6

11

マイネルファンロン 3 柴田大知

57

109.5

()手塚貴久

6

12

 

グレイル 3 *岩田康誠

57

29.8

()野中賢二

7

13

 

ダブルシャープ 3 和田竜二

57

122.7

()渡辺薫彦

7

14

 

サンリヴァル 3 藤岡佑介

57

23.8

()藤岡健一

8

15

ステルヴィオ 3 ルメール

57

4.4

()木村哲也

8

16

 

*ジュンヴァルロ 3 *大野拓弥

57

268.4

()友道康夫



この世代の中で圧倒的なパフォーマンスを示し続けるダノンプレミアム(←どうでもいいけどビールの銘柄みたいな名前だよねこの馬)が脚部不安で出走回避といきなり不穏な展開です。馬場が相当渋りそうなお天気模様と合わせ、なかなかに難解な一戦。例年フルゲート18頭だてになるのが恒例なのに、本年は何故か16頭というのが唯一の救いでしょうか。

まずは恒例の過去トレンドから。

皐月賞 過去10年の系譜

日付

馬名

性齢

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

170416 アルアイン 3 松山弘平

18

11

9

*()池江泰寿

1578

-0.0

 04-05-05

34.2

518

-2

2240

8710

20720

176030

1064360

170416 ペルシアンナイト 3 M.デム

18

7

4

*()池江泰寿

1578

0.0

 15-05-05

34.1

480

-2

(8.1)

8710

20720

176030

1064360

170416 ダンビュライト 3 武豊

18

10

12

*()音無秀孝

1579

0.1

 06-05-03

34.3

466

-4

(56.1)

   

176030

1064360

160417 ディーマジェスティ 3 蛯名正義

18

18

8

()二ノ宮敬

1579

-0.2

 14-12-10

34.0

476

0

3090

6220

17680

6000

70390

160417 マカヒキ 3 川田将雅

18

3

3

*()友道康夫

1581

0.2

 17-15-13

33.9

498

+2

(3.7)

6220

17680

6000

70390

160417 サトノダイヤモンド 3 ルメール

18

11

1

*()池江泰寿

1583

0.4

 08-09-05

34.8

504

+6

(2.7)

   

6000

70390

150419 ドゥラメンテ 3 M.デム

15

2

3

*()堀宣行

1582

-0.2

 13-11-07

33.9

486

-2

460

790

1530

3110

12360

150419 リアルスティール 3 福永祐一

15

5

2

()矢作芳人

1584

0.2

 05-05-03

34.5

502

-4

(3.8)

790

1530

3110

12360

150419 キタサンブラック 3 浜中俊

15

7

4

()清水久詞

1588

0.6

 02-02-02

35.2

510

+6

(9.7)

   

3110

12360

140420 イスラボニータ 3 蛯名正義

18

2

2

()栗田博憲

1596

-0.2

 08-07-04

34.6

462

0

510

920

1900

7690

33490

140420 トゥザワールド 3 川田将雅

18

17

1

*()池江泰寿

1598

0.2

 03-03-03

35.2

510

-8

(3.5)

920

1900

7690

33490

140420 ウインフルブルーム 3 柴田大知

18

18

8

()宮本博

1599

0.3

 01-01-01

35.6

488

-2

(24.9)

   

7690

33490

130414 ロゴタイプ 3 M.デム

18

7

1

()田中剛

1580

-0.1

 07-08-05

35.3

486

0

370

840

1750

1210

5920

130414 エピファネイア 3 福永祐一

18

14

2

()角居勝彦

1581

0.1

 07-05-03

35.6

486

-8

(3.9)

840

1750

1210

5920

130414 コディーノ 3 横山典弘

18

12

3

()藤沢和雄

1583

0.3

 05-05-05

35.8

478

-6

(4.4)

   

1210

5920

120415 ゴールドシップ 3 内田博幸

18

14

4

()須貝尚介

2013

-0.4

 18-17-06

34.6

498

-8

710

1220

3190

2050

12620

120415 ワールドエース 3 福永祐一

18

9

2

()池江泰寿

2017

0.4

 17-17-15

34.9

446

0

(3.2)

1220

3190

2050

12620

120415 ディープブリランテ 3 岩田康誠

18

6

3

()矢作芳人

2018

0.5

 03-04-04

36.7

502

0

(6.2)

   

2050

12620

110424 オルフェーヴル 3 池添謙一

18

12

4

*()池江泰寿

2006

-0.5

 12-11-11

34.2

440

-4

1080

1260

3740

9220

55450

110424 サダムパテック 3 岩田康誠

18

4

1

()西園正都

2011

0.5

 08-08-08

34.9

500

-8

(2.5)

1260

3740

9220

55450

110424 ダノンバラード 3 武豊

18

2

8

*()池江泰寿

2013

0.7

 05-05-05

35.3

464

+4

(18.9)

   

9220

55450

100418 ヴィクトワールピサ 3 岩田康誠

18

13

1

()角居勝彦

2008

-0.2

 13-07-08

35.2

506

-4

230

1260

1920

11410

35220

100418 ヒルノダムール 3 藤田伸二

18

16

6

()昆貢

2010

0.2

 15-15-12

35.0

456

-10

(10.7)

1260

1920

11410

35220

100418 エイシンフラッシュ 3 内田博幸

18

11

11

*()藤原英昭

2010

0.2

 10-10-12

35.2

488

-4

(40.0)

   

11410

35220

090419 アンライバルド 3 岩田康誠

18

16

3

()友道康夫

1587

-0.2

 11-12-09

34.6

478

0

610

11940

18390

67600

390930

090419 トライアンフマーチ 3 武幸四郎

18

4

8

()角居勝彦

1589

0.2

 18-16-16

34.4

474

-4

(51.3)

11940

18390

67600

390930

090419 セイウンワンダー 3 内田博幸

18

15

4

()領家政蔵

1590

0.3

 12-14-15

34.7

516

-10

(21.2)

   

67600

390930

080420 キャプテントゥーレ 3 川田将雅

18

6

7

()森秀行

2017

-0.4

 01-01-01

35.2

446

-18

1710

10260

20300

11230

82750

080420 タケミカヅチ 3 柴田善臣

18

1

6

()大江原哲

2021

0.4

 11-11-08

34.7

498

-6

(16.7)

10260

20300

11230

82750

080420 マイネルチャールズ 3 松岡正海

18

9

1

()稲葉隆一

2021

0.4

 09-08-06

35.0

450

-2

(3.1)

   

11230

82750

集計期間:2008. 4.20 2017. 4.16 2011年は震災の影響で府中開催

@一番人気は2−2−2−4と悪くないが、さりとて過信禁物な状況。

A二番人気は1−3−0−6、三番人気は1−1−2−6と無視もできないが、軸にするには危険な感じ。

B特筆すべきは四番人気が2−1−2−5とかなり良い。配当との妙味でこれが軸向きか。

C過去馬券に絡んだ30頭中、二桁人気が来たのは2頭のみと、超人気薄は基本用なし。その割には例年高配当が続いており、当てるのが見かけ以上に難しいレース。上位人気に票が集中する割には信頼性が低いことが背景にあると思われ。

D外国人ジョッキーが馬券に絡んだのは4/30と「天国」には程遠い状態。

E先行有利という中山2000mのパブリックイメージに反し、脚質はなんでもあり。追い込みもやたら決まる。

F枠順も同様で、大きな偏りはなく、大外でもやたら来る。

G関東馬は7/30とホームにしては寂しい状況。ただしこの5年に限って言えば5/15と復活傾向。

H血統はディープが圧倒的という、これも中山のパブリックイメージからやや外れる傾向。この他ではキンカメも良い。

I開催が中山に戻った12年以降の6年で馬券に絡んだ馬の前走を見ると弥生賞組が5頭、これに次ぐのが共同通信杯組、スプリングS組がそれぞれ4頭ずつとこの三競走組で馬券を組み立てるのが的中への早道みたいな感じ。特筆すべきは共同通信杯組もスプリングS組もほとんどが勝ってこの競走に臨みなおかつ馬券絡みしていることで、三着以下は基本用なし。弥生賞は例外で4着でも皐月賞で上位に食い込むことあり。なんだかんだ言って、やはりレースの格は弥生賞がはるかに上なんですな。


以上から、軸は4番人気にして弥生賞三着(一着のダノンプレミアムが出ないから二着認定してもいいよね)のジャンダルム。レベルの高い競争をすべて三着以内でまとめている安定性が買いです。まぁ、勝つには運の助けも必要な感じですが三連複軸なら配当妙味としていけてるんじゃないでしょうか。不安なのは辻三蔵と予想がラップしたことで、最後差されて4着なんて光景も目に浮かぶのですが、さて。

馬の実力と言う意味ではワグネリアンが抜けていますが、この馬の走りを見るとどう見てもこれは府中向きで、雨が降ってなおかつ内枠で、相当難しい競馬になりそうな予感。上記一番人気のトレンドを見ても馬券に絡まないリスクもありますので軸にするにはためらわれ評価を二段下げます。ダービーでは軸にしたいので、できればここを惨敗してダービーで人気を落としてほしいなどと邪なことまで考えております。

というわけで対抗にはこのレースと相性の良い共同通信杯の覇者オウケンムーン。どんな展開になっても対応力がありそうで、勝つ可能性が一番あるのは実は彼なんじゃないでしょうか。それなのに5番人気の単勝二桁とはずいぶん安く見られてますね。父がトニービン系のオウケンブルースリ、母父がエリシオと結構最近じゃマニアックになりつつある配合ですが、こういう血統が来ると、それはそれで嬉しいですな。

この他有力なのが、☆指名の2頭。ステルヴィオはやはり相性の良い共同通信杯の覇者。良馬場だったらもっと重い印を打ったのですが。もう一頭は小幡先生の一押しタイムフライアー。同じコースで行われた新設G1ホープフルSを勝っていることから有力です(前走の若葉Sがいくらなんでも負けすぎというのが気になりますが)。

馬券は◎→〇▲☆→その他の三連複30点。ABNなんかで決まると悪魔も絶叫するガミ馬券ですが、ここは手広くいきましょう。「名前が気に入らん」と小幡先生が蹴り倒したキタノコンドールももちろん買います(先生、どうでもいいけど、この馬の馬主は北島三郎じゃないんだけど、これって冤罪じゃないですか?)し、ここ10年渋ったことのないこのレースが明日は重濃厚と言うことで、渋ると人格が一変する注認定の二頭も追加。来ると笑えるんだけどねえ。



ずぶ濡れ馬券王 IN BANGKOK



○今日の結果

<皐月賞> @エポカドーロ、Aサンリヴァル、Bジェネラーレウーノ




○かんべえのつぶやき

――今日は1番人気から6番人気までが全滅。代わりに来たのが、7番人気―9番人気―8番人気でありました。ごく普通にワグネリアンから買ったかんべえは玉砕。でも、でもっ!オルフェーヴル産駒がクラシック取りましたっ!これなら負けてもうれしいぞっ!


――エポカドーロは強い勝ち方でした。スプリングSでステルヴィオに負けてはいるんですが、あれって僅差なんですよね。一瞬、「ここから狙おうかなあ」と思ってはいたのです。4コーナー、馬群を率いるかのように先頭に殺到したエポカドーロは堂々の差し切り勝ちでした。

――オルフェーヴルが三冠馬になった年は、震災で中山競馬場が使えませんでした。その倅のエポカドーロは、しっかり中山で勝ってくれました。さあ、ダービーが楽しみであります。ダノンプレミアムとどっちが強いか。やっぱり時代はディープ産駒じゃなくて、オルフェーヴル産駒だと思うんですよねえ。あとルーラーシップ産駒もだけど。

――さて、1週間の中休みを経て、再来週は春天であります。ううむ、京都に行ってみたくなったなあ。





4月8日(日) 桜花賞

えー、今週は大変忙しく、土日とも出勤なのです。年度末決算疲れでヘロヘロになっているのです。

来週木曜になればソンプラン、通称「水かけ祭り」というタイの長期連休が始まるのでそれだけを励みに生きている状況なのです。うううう、疲れたなあ。

と言うわけで今週は簡単に。

2018 4 8() 2回阪神6日目 18頭 [15:40発走]
【11R】 78回桜花賞 (馬連5%UP/予定)
3歳・オープン・G1(定量)()(国際)(指定) 1600m・外 (B)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

ラッキーライラック 3 石橋脩

55

2.0

()松永幹夫

1

2

 

アマルフィコースト 3 浜中俊

55

107.3

()牧田和弥

2

3

 

リバティハイツ 3 北村友一

55

55.3

()高野友和

2

4

 

アンコールプリュ 3 藤岡康太

55

39.8

()友道康夫

3

5

 

レッドサクヤ 3 *松山弘平

55

59.7

()藤原英昭

3

6

 

スカーレットカラー 3 岩田康誠

55

161.5

()高橋亮

4

7

トーセンブレス 3 柴田善臣

55

37.8

()加藤征弘

4

8

ハーレムライン 3 大野拓弥

55

66.2

()田中清隆

5

9

リリーノーブル 3 川田将雅

55

7.5

()藤岡健一

5

10

 

アンヴァル 3 藤岡佑介

55

98.3

()藤岡健一

6

11

 

コーディエライト 3 和田竜二

55

243.8

()佐々木晶

6

12

デルニエオール 3 *池添謙一

55

44.2

()池江泰寿

7

13

アーモンドアイ 3 *ルメール

55

3.9

()国枝栄

7

14

レッドレグナント 3 *M.デム

55

19.7

()大竹正博

7

15

プリモシーン 3 戸崎圭太

55

24.5

()木村哲也

8

16

 

フィニフティ 3 *福永祐一

55

19.7

()藤原英昭

8

17

マウレア 3 武豊

55

11.7

()手塚貴久

8

18

 

ツヅミモン 3 *秋山真一

55

205.8

()藤岡健一

例によって過去10年の系譜を

桜花賞過去10年の系譜

日付

馬名

性齢

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

170409 レーヌミノル 3 池添謙一

18

10

8

()本田優

1345

-0.1

   04-04

35.4

466

-2

4080

17000

45330

5020

94890

170409 リスグラシュー 3 武豊

18

6

3

()矢作芳人

1346

0.1

   09-08

35.3

436

-2

(14.5)

17000

45330

5020

94890

170409 ソウルスターリング 3 ルメール

18

14

1

()藤沢和雄

1346

0.1

   06-05

35.4

474

-2

(1.4)

   

5020

94890

160410 ジュエラー 3 M.デム

18

13

3

()藤岡健一

1334

-0.0

   16-17

33.0

494

-4

500

960

1950

5650

20330

160410 シンハライト 3 池添謙一

18

12

2

()石坂正

1334

0.0

   08-08

33.7

426

-4

(4.9)

960

1950

5650

20330

160410 アットザシーサイド 3 福永祐一

18

10

6

()浅見秀一

1337

0.3

   10-11

33.9

430

-10

(36.9)

   

5650

20330

150412 レッツゴードンキ 3 岩田康誠

18

6

5

()梅田智之

1360

-0.7

   01-01

33.5

464

-4

1020

7860

17370

34480

233390

150412 クルミナル 3 池添謙一

18

7

7

()須貝尚介

1367

0.7

   12-13

33.4

488

+2

(23.2)

7860

17370

34480

233390

150412 コンテッサトゥーレ 3 ルメール

18

1

8

()安田隆行

1368

0.8

   05-11

33.6

444

-2

(27.8)

   

34480

233390

140413 ハープスター 3 川田将雅

18

18

1

*()松田博資

1333

-0.0

   18-18

32.9

478

+2

120

370

450

1310

2540

140413 レッドリヴェール 3 戸崎圭太

18

12

2

()須貝尚介

1333

0.0

   13-15

33.4

418

0

(7.4)

370

450

1310

2540

140413 ヌーヴォレコルト 3 岩田康誠

18

10

5

()斎藤誠

1334

0.1

   12-12

33.8

438

0

(30.9)

   

1310

2540

130407 アユサン 3 C.デム

18

7

7

()手塚貴久

1350

-0.0

   09-10

35.5

484

-12

1800

3300

9350

102860

679300

130407 レッドオーヴァル 3 M.デム

18

14

2

()安田隆行

1350

0.0

   15-14

35.1

430

+4

(4.5)

3300

9350

102860

679300

130407 プリンセスジャック 3 福永祐一

18

9

14

()加用正

1354

0.4

   13-14

35.6

464

-2

(87.4)

   

102860

679300

120408 ジェンティルドンナ 3 岩田康誠

18

10

2

*()石坂正

1346

-0.1

   10-10

34.3

456

-4

490

1850

3150

5110

24020

120408 ヴィルシーナ 3 内田博幸

18

15

4

()友道康夫

1347

0.1

   04-04

35.1

434

-4

(10.2)

1850

3150

5110

24020

120408 アイムユアーズ 3 ピンナ

18

11

3

()手塚貴久

1348

0.2

   07-06

34.9

450

0

(9.7)

   

5110

24020

110410 マルセリーナ 3 安藤勝己

18

8

2

*()松田博資

1339

-0.1

   15-16

34.3

452

+4

380

620

1230

1480

5880

110410 ホエールキャプチャ 3 池添謙一

18

16

1

()田中清隆

1340

0.1

   15-17

34.3

454

-6

(3.1)

620

1230

1480

5880

110410 トレンドハンター 3 岩田康誠

18

17

4

*()松田博資

1341

0.2

   17-18

34.2

474

+2

(7.4)

   

1480

5880

100411 アパパネ 3 蛯名正義

18

9

1

()国枝栄

1333

-0.1

   05-04

34.1

480

+2

280

1440

2430

8500

38520

100411 オウケンサクラ 3 安藤勝己

18

8

3

()音無秀孝

1334

0.1

   01-01

34.5

486

0

(9.9)

1440

2430

8500

38520

100411 エーシンリターンズ 3 福永祐一

18

11

11

()坂口正則

1334

0.1

   03-02

34.3

440

0

(29.1)

   

8500

38520

090412 ブエナビスタ 3 安藤勝己

18

9

1

()松田博資

1340

-0.1

   16-16

33.3

454

+4

120

640

780

2480

5680

090412 レッドディザイア 3 四位洋文

18

18

2

()松永幹夫

1341

0.1

   12-12

33.7

478

+2

(14.4)

640

780

2480

5680

090412 ジェルミナル 3 福永祐一

18

15

5

()藤原英昭

1343

0.3

   14-14

33.8

456

-4

(25.2)

   

2480

5680

080413 レジネッタ 3 小牧太

18

15

12

()浅見秀一

1344

-0.1

   10-10

34.5

432

-4

4340

196630

334440

778350

7002920

080413 エフティマイア 3 蛯名正義

18

18

15

()鹿戸雄一

1345

0.1

   06-06

35.4

420

-10

(94.3)

196630

334440

778350

7002920

080413 ソーマジック 3 後藤浩輝

18

13

5

()田村康仁

1345

0.1

   08-08

34.8

490

-2

(10.8)

   

778350

7002920

集計期間:2008. 4.13 2017. 4. 9

@1番人気は3−1−1−5と悪くはないけど、過信禁物な状況。過去アパパネ・ブエナという超大物が一番人気でそのまま勝ってしまうこともあるが、ジェンティル・ヴィルシーナという後にG1をいくつも勝つ超大物が一番人気ではないなど、隠れた大スターが不当に評価されるレースでもあることには注意が必要。

A2番人気は2−4−0−4と馬連軸向き。3番人気は1−2−0−7と極めて微妙。

B毎年18頭の多頭数であるにもかかわらず、二桁人気が来たのは過去30頭中4頭で、しかもここ4年は来ていない。よって極端なひも荒れ期待は禁物。

C一桁人気での決着が多いにもかかわらず、しばしば大万馬券の決着と言うことで、要は当てるのが大変難しいレース。

D外枠有利。二桁馬番の馬券がらみは、なんと20/30で、最内1枠の馬が来たのは15年三着のコンテッサトゥーレのみ。ラッキーライラックは大丈夫かあ?

E脚質は逃げ以外はまんべんなく来る。ただし、同じ位置取りの馬がそのままワンツースリーとなることがやたら多く、レースペース等、展開が大きなカギを握る感じ。

F外国人ジョッキーは5/30と、来てはいるが「天国」と呼ぶには程遠い状態。

G関東馬は8/30と意外と健闘。

H大型馬には厳しい。小兵にチャンスあり。

I年齢構成はなんとすべてが三歳馬。って、当たり前か。

ということで、よりによって最内引いた一番人気ラッキーライラックをどう考えるかが、最大のポイントとなります。皆が同じことを考えるのか、これだけ圧倒的な実績を引っ提げて出走しているというのに、単勝人気は一番人気とはいえずいぶんマイルド。騎手がG1未勝利の石橋君ということ、父親が人の期待を裏切ることに関してこのうえない罰当たりであったオルフェと言うのを合わせて考えると確かにリスキーな感じではありますが。。じゃあ、この馬以外なんかいるのかと言われると、さすがに見当たらないですなあ。しょうがないです。この馬軸で行きましょう。

対抗はしょぼいメンバー相手とはいえシンザン記念で牡馬を蹴散らしたアーモンドアイ。ジェンティルとかヴィルシーナみたいな「隠れた大物」がいるとすれば彼女でしょう。ロードカナロア産駒の初G1というのも見てみたいと言えば、見てみたい。

単穴には外枠引いたマウレア。ジュベナイル、チューリップ賞とラッキーライラックに完封され、力関係は定まった感がありますが、それでも枠順のメリットを生かせばあるいは。

馬券は◎←→〇▲←→その他の3連単40点。内5点がガミ馬券ですが当てるのが難しいレース故、手広くいきましょう。特に注認定したオルフェの全妹デルニエオール、ジュベナイルでラッキーライラックとそれほど差のない競馬をしたトーセンブレスが飛び込んでくればとてもおいしい馬券となります。



上海馬券王 in Kabinburi



○今日の結果

<桜花賞> @アーモンドアイ、Aラッキーライラック、Bリリーノーブル




○かんべえのつぶやき

――うわあ、やっぱりやってくれました。ラッキーライラックはいいスタートを切って、完璧な走りに見えたのですが、最後の直線、アーモンドアイのまくりに一敗地にまみれました。ルメール騎手の狙いがズバリ的中した形。アッパレ、桜花賞レコードタイムだそうです。


――配当的には意外と堅かった。今年の牝馬はアーモンドアイ(ロードカナロア産駒)、ラッキーライラック(オルフェーヴル産駒)、リリーノーブル(ルーラーシップ産駒)の3頭でしょうねえ。ほかとはちょっと差がついているようです。さあ、オークスはどうなるのか。自分はラッキーライラックと心中してしまいそうで今から怖いです。

――さて、来週は皐月賞。こちらも無敗の4連勝、ダノンプレミアムが居るんですが、皐月賞は出走回避だそうです。日本ダービーに直接向かうとか。予想がますます悩ましくなりました。馬券王先生、ご一緒に悩みましょう。

――今日は「花冷え」の一日でありました。それでも阪神競馬場、葉桜ではありましたが、ちゃんと桜は残っておりましたね。競馬とはつくづく、季節感を楽しむ道楽であります。





4月1日(日) 大阪杯

えー、暑いのです。すごく暑いのです。

日本も暖かくて阪神競馬場は桜花賞の1週間前にすでに桜が満開と言うことなのですが、そんなことを聞いても現実感が全くわかないくらいこちらは暑いのです。なんでもタイでは一番暑いのが4月なのだそうで、日中、表を歩いても影がありません。頭の真上から太陽が照り付けて影ができないのです。影ができない光景なんて初めて見たのです。日本と違い花粉症に悩まされなくてよいのは大変結構なことではありますが、鼻水の代わりに溶けた脳みそが鼻から流れ落ちてきそうな、そんな感じで、私は今非常にモチベーションが落ちているのだ。

為替でぐちゃぐちゃになった年度末決算を控え、あまつさえ暑さに脳みそが焼きただれ、とどめを刺すかのように中日は連敗スタートだし、嗚呼、こんな人生に何の意味があるのだろうか。ドバイで競馬三昧を決め込む、かんべえ先生の優雅さを見るにつけ、私は、わたしはぁあああ!

。。。すいません、今週は簡単に。

 

2018 4 1() 2回阪神4日目 16頭 [15:40発走]
【11R】 62回大阪杯
4歳以上・オープン・G1(定量)(国際)(指定) 2000m・内 (B)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

ミッキースワロー 4 横山典弘

57

10.1

()菊沢隆徳

1

2

サトノダイヤモンド 5 *戸崎圭太

57

3.6

()池江泰寿

2

3

 

ヤマカツエース 6 池添謙一

57

42.5

()池添兼雄

2

4

 

シュヴァルグラン 6 *三浦皇成

57

9.4

()友道康夫

3

5

 

ペルシアンナイト 4 *福永祐一

57

16.0

()池江泰寿

3

6

 

スマートレイアー 8 *四位洋文

55

58.9

()大久保龍

4

7

ゴールドアクター 7 *吉田隼人

57

66.7

()中川公成

4

8

アルアイン 4 川田将雅

57

4.2

()池江泰寿

5

9

トリオンフ 4 *田辺裕信

57

12.3

()須貝尚介

5

10

サトノノブレス 8 幸英明

57

86.3

()池江泰寿

6

11

ウインブライト 4 松岡正海

57

22.6

()畠山吉宏

6

12

 

ヤマカツライデン 6 *酒井学

57

226.2

()池添兼雄

7

13

 

マサハヤドリーム 6 *北村友一

57

240.9

()今野貞一

7

14

ダンビュライト 4 *浜中俊

57

20.9

()音無秀孝

8

15

スワーヴリチャード 4 M.デム

57

4.5

()庄野靖志

8

16

 

メートルダール 5 *松山弘平

57

168.1

()戸田博文


例によって、過去10年のトレンドを。去年からG1昇格、それ以前はG2開催と言うレースの系譜が役に立つのかという疑問もおありでしょうが、さりとて春開催の古馬2000m重賞としては、このレースが唯一無二の格式であることは昔から変わらないわけで、これは十分に参考になると思いますぞ。ただ、今年の場合は、ドバイに日本の有力馬がごそっと移動して、例年よりメンツがしょぼいとも言えるわけで、むしろ逆の意味で心配です。

大阪杯 過去10年の系譜

日付

馬名

性齢

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

RPCI

3F地点差

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

170402 キタサンブラック 5 武豊

14

5

1

()清水久詞

1589

-0.1

 03-03-02

34.3

51.5

1.0

540

+4

240

2320

3390

4830

23910

170402 ステファノス 6 川田将雅

14

4

7

()藤原英昭

1590

0.1

 05-04-04

34.2

51.5

1.2

482

-4

(17.7)

2320

3390

4830

23910

170402 ヤマカツエース 5 池添謙一

14

13

4

()池添兼雄

1591

0.2

 10-09-07

33.8

51.5

1.7

514

-2

(10.2)

   

4830

23910

160403 アンビシャス 4 横山典弘

11

9

2

*()音無秀孝

1593

-0.0

 02-02-02

33.4

59.3

0.2

468

+4

390

1470

2510

2540

12810

160403 キタサンブラック 4 武豊

11

7

5

()清水久詞

1593

0.0

 01-01-01

33.6

59.3

0.0

524

-2

(6.2)

1470

2510

2540

12810

160403 ショウナンパンドラ 5 池添謙一

11

8

4

()高野友和

1595

0.2

 05-05-03

33.3

59.3

0.5

456

+14

(5.9)

   

2540

12810

150405 ラキシス 5 ルメール

14

3

4

*()角居勝彦

2029

-0.3

 11-11-11

35.9

49.1

1.2

468

+10

1200

840

2940

1980

16620

150405 キズナ 5 武豊

14

7

1

()佐々木晶

2032

0.3

 12-12-12

36.0

49.1

1.4

506

-8

(1.4)

840

2940

1980

16620

150405 エアソミュール 6 M.デム

14

4

6

*()角居勝彦

2037

0.8

 05-04-04

37.5

49.1

0.4

496

-6

(15.0)

   

1980

16620

140406 キズナ 4 武豊

8

7

2

()佐々木晶

2003

-0.2

 08-08-08

33.9

49.2

2.4

498

 

240

7020

9090

1620

20050

140406 トウカイパラダイス 7 柴山雄一

8

3

6

()田所秀孝

2005

0.2

 02-02-02

36.4

49.2

0.1

514

+2

(76.3)

7020

9090

1620

20050

140406 エピファネイア 4 福永祐一

8

4

1

()角居勝彦

2006

0.3

 06-06-05

34.4

49.2

2.2

484

-2

(1.9)

   

1620

20050

130331 オルフェーヴル 5 池添謙一

14

5

1

()池江泰寿

1590

-0.1

 11-09-06

33.0

58.5

0.7

464

+6

120

360

420

770

1670

130331 ショウナンマイティ 5 浜中俊

14

3

2

()梅田智之

1591

0.1

 13-12-10

32.9

58.5

0.9

512

+6

(9.6)

360

420

770

1670

130331 エイシンフラッシュ 6 C.デム

14

7

5

()藤原英昭

1591

0.1

 08-03-03

33.5

58.5

0.3

492

+4

(12.6)

   

770

1670

120401 ショウナンマイティ 4 浜中俊

12

11

6

()梅田智之

2055

-0.2

 11-11-12

34.3

59.5

1.0

500

-4

900

990

2660

1740

11540

120401 フェデラリスト 5 横山典弘

12

6

1

()田中剛

2057

0.2

 03-03-03

35.2

59.5

0.3

524

-4

(2.6)

990

2660

1740

11540

120401 トーセンジョーダン 6 岩田康誠

12

2

2

()池江泰寿

2058

0.3

 01-01-01

35.6

59.5

0.0

482

0

(4.5)

   

1740

11540

110403 ヒルノダムール 4 藤田伸二

15

8

1

()昆貢

1578

-0.0

 07-07-06

34.4

50.2

0.9

474

-2

370

6910

11320

10390

74720

110403 ダークシャドウ 4 福永祐一

15

13

8

()堀宣行

1578

0.0

 11-12-12

33.9

50.2

1.4

492

-16

(40.2)

6910

11320

10390

74720

110403 エイシンフラッシュ 4 内田博幸

15

15

3

*()藤原英昭

1578

0.0

 11-09-09

34.1

50.2

1.2

492

+4

(4.8)

   

10390

74720

100404 テイエムアンコール 6 浜中俊

12

11

6

()柴田政見

1595

-0.1

 04-04-04

34.9

51.8

0.5

462

-4

2150

25640

77450

5060

103370

100404 ゴールデンダリア 6 幸英明

12

6

9

()二ノ宮敬

1596

0.1

 10-08-08

34.7

51.8

0.8

476

0

(52.3)

25640

77450

5060

103370

100404 ドリームジャーニー 6 池添謙一

12

8

1

()池江泰寿

1596

0.1

 10-11-08

34.6

51.8

0.9

434

-4

(1.2)

   

5060

103370

090405 ドリームジャーニー 5 池添謙一

12

8

3

()池江泰寿

1597

-0.0

 08-07-06

34.0

54.6

0.8

428

0

690

520

1600

1540

8640

090405 ディープスカイ 4 四位洋文

12

11

1

()昆貢

1597

0.0

 05-04-04

34.2

54.6

0.6

510

-8

(1.6)

520

1600

1540

8640

090405 カワカミプリンセス 6 横山典弘

12

2

4

()西浦勝一

2000

0.3

 11-10-10

33.8

54.6

1.3

480

-8

(11.5)

   

1540

8640

080406 ダイワスカーレット 4 安藤勝己

11

9

1

()松田国英

1587

-0.1

 01-01-01

34.8

53.3

0.0

498

+12

200

2750

3310

7250

28050

080406 エイシンデピュティ 6 岩田康誠

11

8

7

()野元昭

1588

0.1

 02-03-03

34.7

53.3

0.2

498

+2

(32.5)

2750

3310

7250

28050

080406 アサクサキングス 4 四位洋文

11

6

4

()大久保龍

1589

0.2

 02-02-02

34.9

53.3

0.1

504

+16

(12.4)

   

7250

28050

集計期間:2008. 4. 6 2017. 4. 2

@一番人気は4−3−2−1と圧倒的なパフォーマンス。

A二番人気は2−1−1−6、三番人気は1−0−1−8と大きく見劣り。

B過去フルゲートになったことがないせいもあり、二桁人気の超人気薄は一頭も馬券に絡んでいない。それなのに馬券配当はオルフェの勝った13年以外はそこそこ高配当。これは上記二・三番人気が不甲斐ないせいであり、ねらい目は4から7番人気か。

C関西馬天国。過去馬券に絡んだ関東馬はわずか三頭で、この五年は一頭も来ていない。

D先行馬有利。追い込みも効く。中途半端な差しというのは来ない印象。

E枠順に大きな偏りはないが、不思議と最内1番だけは来ていない。

F年齢構成では、4歳馬が11頭、5歳馬が9頭、6歳馬が9頭、7歳馬が1頭と、若い馬が有利だが、6歳馬が健闘していることは留意が必要。まぁ、春先のこの時期は6歳は高齢とは言えないのでしょうな。

以上から本命は圧倒的な信頼性がある1番人気のサトノダイヤモンド!と、言いたいところなんですが。。。えーっ、サトノダイヤモンドが一番人気ですかあ?あたしゃ、てっきりスワーヴリチャードあたりが一番人気かと思ってましたぜ。いや、だって、この一年、この馬悲惨な成績のオンパレードじゃないですか。なんでそんな馬にこれだけの支持が集まるのでしょう。いくら過去のトレンドが「一番人気に逆らえない」でも、これには私は逆らってみたいです。先週、同じ文脈で本命指定したレッドファルクスがあんなみっともない競馬をしたこともあり、今回は評価を下げてみたいです。

というわけで、本命は二番人気のアルアイン。去年の皐月賞を勝って以来勝鞍がないのですが、皐月賞以降のレースはすべて2200m以上の距離ということで、もともとマイル路線を志向していたことから、やはりクラシックディスタンスには向かない馬なんじゃないかと。それが今回2000mということで勝つ可能性はそれなり以上、馬券に絡む確率は相当大きいと考えます。

対抗は小幡先生が一押しのトリオンフ。現在三連勝中で、しかもそのすべてが圧勝と言う上り馬で、私も最初は彼を本命で考えていたんですが、しかし、よく見るとこの馬、良績が直線平坦なコースに偏っているのが気になります。しかも、この一年は小倉とか京都とかしか走らせていないわけで、これって陣営が坂のあるコースを避けていたとしか思えず、軸にするには不安も大きい所。小幡先生は、血統に「メジロ」が入っているだけで血が騒ぐみたいですが、これって「メジロ」らしくないと私は考え、一段評価を下げてみたいです。

馬券は◎→▲☆→その他の三連複18点。

え、「JCの覇者、シュヴァルグランは買わないのか」ですって?いやあ、彼は確かに格・実績ではナンバーワンなんですが、アルアインとは逆で2400mを超える距離でしか実績がないわけで、ここは天皇賞春を見越した調整レースと位置付けるべきなんじゃないでしょうか。そもそも、この馬、実力があることには何の異論もありませんが、それ以上に馬主の神通力がものを言ってる感じで、その馬主が現在ドバイでかんべえ先生と競馬三昧ということでは、やはり来ないと思いますぞ。彼には是非ここで惨敗してもらい、天皇賞春で私においしい馬券をプレゼントしていただきたい。(ちなみに、持ち馬ヴィブロスがドバイターフで二着と、あんなに大量出走した日本馬のなかで最も健闘したというのは、やはり「持って」ますねえ、大魔神。)

で、上記三連複は1・2・3番人気で決まると、悪魔も絶叫するガミ馬券なのですが、それ以外は結構つきます。特に注認定した三頭(坂のあるコースが得意なウインブライト、去年の宝塚の二着ゴールドアクター、前走金鯱賞で復活しあまつさえ阪神コースで行われた成尾記念でレコード勝ちまでしているサトノノブレス)のいずれかが絡めばこれは大変おいしい。いや、「不人気馬は来ない」「超高齢馬も来ない」と言うのは上記トレンドの示すところではありますが、ドバイに有力馬が移動して水割りフルゲートとなった今年のメンツでは人気薄が台頭する余地もあるのではないかと。

しかし、ドバイにあれだけ有力馬が出走して見せ場も作れず、大阪杯は水割り状態で予想もカオスと、猛暑にゆだった脳みそには追い打ち状態なわけです。私は、JRAに天皇賞春の存続可否を含め、レースカレンダーの大幅見直しを要求するものであります。



上海馬券王



○今日の結果

<大阪杯> @スワーヴリチャード、Aペルシアンナイト、Bアルアイン




○かんべえのつぶやき

――いやね、現地時間で土曜の夜9時過ぎ、ドバイワールドカップを終えて、会場でしばしボーっとしていた時に、本稿は届いたのです。いやあ、馬券王先生、年度末のご多用な時期に申し訳ないっす。なにせこちとら、遊びに行っておりますので。


――今回の予測については、サトノダイヤモンドとシュヴァルグランをばっさり切ったところが大当たり。しかもアルアインを本命にし、穴に指名したスワーヴリチャードが来たわけですから、これだけ難しいレースの割りにはいい線行っていたのではないでしょうか。

――ところで不肖かんべえは、帰りのエミレーツ機(17:20PM成田空港着)の中で大阪杯の行方が気になって、10ドル払って機内Wi-FIを使ったのです。そしたらですな、
JRANet競馬もつながらないでやんの! 博打はご法度のお国だけあって、ナショナルフラッグのWi-Fiはサイトを選ぶんです。なんと馬券王先生のページまでアクセス禁止になっておりました。こういうのって名誉なことなんでしょうか。ワシ的にはエミレーツ許すまじ、であります。

――さて、来週は桜花賞。その頃にはもう桜は散ってしまっているだろうなあ。その分まで、3歳牝馬たちには花を咲かせていただきたいものであります。





3月25日(日) 高松宮記念

えー、もうすぐ年度末ということで、私を含め会社決算に従事する人がやたら忙しくなる今日この頃なんですが、今年は特にとんでもないわけなのであります。

なにせトランプさんがこれでもかってくらい、色々やらかしてくれるわけで、世界中で為替、株式、商品等、相場という相場がすべて大荒れなわけでして、資産、負債勘定の期末評価額が当初見通しから大幅な修正となるは必定、世の中の経営者、財務担当者のすべてが絶叫モードとなっていることは想像するに難くないのであります。いや、「嬉しい悲鳴」ってのも中にはあるんだろうけどさ、過半数は断末魔の叫びをあげているんじゃないでしょうか。本当、年度末のこの時期に貿易戦争の宣戦布告みたいなことをやらかすなんて、いったい誰ですか、こんな自分の国の価値を落としめることしかしない、ろくでもない人を大統領に選んだのは。

日本でも株式が暴落してるのに円がやたら買われているという大変カオスな状況なんですが、タイだってそれは似たようなものなわけで、ああ、バーツ高が止まらない。売上の三分の二がドル建ての私の会社なんて、末期悲惨もいいところで、ううううう、とても競馬どころではありません。(いや、それでも買うけど高松宮記念。)

しかし、世の中どうなるんですかね、こういう暴挙を止められる常識人と言うのはホワイトハウスにはもういないみたいだし、派手に喧嘩を売られた習近平さんだって下手な妥協をしたらメンツがつぶれ、中国でメンツがつぶれるというのは身の破滅を意味するから徹底抗戦するしかないわけで、そうなるとアメリカ国債が大量に売りに出され、ますますバーツ高なんて光景が瞼をよぎります。ドルが世界の基軸通貨である時代は終わりを告げるのでしょうか。自国の通貨が世界の基軸であることのメリットを理解していない人が大統領やってる国と言うのは本当に困ったものです。


2018年 325() 2回中京6日目 18頭 [15:40発走]
【11R】 48回高松宮記念
4歳以上・オープン・G1(定量)(国際)(指定) 1200m (B)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

セイウンコウセイ 5 松田大作

57

11.2

()上原博之

B1

2

 

$リエノテソーロ 4 吉田隼人

55

80.9

()武井亮

B2

3

 

$ブリザード 7 ティータ

57

15.1

[]イウ

2

4

 

スノードラゴン 10 大野拓弥

57

75.7

()高木登

3

5

 

ノボバカラ 6 *武藤雅

57

251.4

()天間昭一

3

6

レッドファルクス 7 *M.デム

57

2.8

()尾関知人

4

7

 

ナックビーナス 5 *三浦皇成

55

29.1

()杉浦宏昭

4

8

レッツゴードンキ 6 *岩田康誠

55

6.2

()梅田智之

5

9

ファインニードル 5 川田将雅

57

5.6

()高橋義忠

5

10

 

ダイアナヘイロー 5 *松山弘平

55

34.9

()大根田裕

6

11

ダンスディレクター 8 武豊

57

8.2

()笹田和秀

6

12

ネロ 7 ミナリク

57

27.4

()森秀行

7

13

 

レーヌミノル 4 和田竜二

55

17.2

()本田優

7

14

 

ラインミーティア 8 西田雄一

57

266.6

()水野貴広

7

15

 

ジューヌエコール 4 *福永祐一

55

102.3

()安田隆行

8

16

シャイニングレイ 6 北村友一

57

21.9

()高野友和

8

17

 

キングハート 5 北村宏司

57

34.8

()星野忍

8

18

 

ラインスピリット 7 森一馬

57

152.2

()松永昌博


いよいよスタートする春のG1シーズンの前座レースと位置付けられるべき本レースなのですが、前座の名にたがわず、小ぶりなメンバー大集合、論点のはっきりしないニアリーG3なテーストをまき散らしている出馬表となっているわけで困ったものです。とりあえずは恒例の過去10年トレンドを。

高松宮記念 9回しかない過去10年の系譜

日付

馬名

性齢

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

3連複

3連単

170326 セイウンコウセイ 4 幸英明

18

6

5

()上原博之

1087

-0.2

   04-04

34.5

500

0

870

2150

3230

23880

170326 レッツゴードンキ 5 岩田康誠

18

3

2

()梅田智之

1089

0.2

   13-12

33.9

506

+4

(5.1)

2150

3230

23880

170326 レッドファルクス 6 M.デム

18

7

1

()尾関知人

1090

0.3

   08-06

34.6

472

+7

(3.6)

 

3230

23880

160327 ビッグアーサー 5 福永祐一

18

4

1

()藤岡健一

1067

-0.1

   04-04

33.4

520

-4

390

890

1740

6690

160327 ミッキーアイル 5 松山弘平

18

6

2

()音無秀孝

1068

0.1

   03-03

33.8

490

+2

(3.9)

890

1740

6690

160327 $アルビアーノ 4 ルメール

18

8

3

()木村哲也

1071

0.4

   08-10

33.4

516

+6

(5.1)

 

1740

6690

150329 $エアロヴェロシティ 7 パートン

18

4

4

[]オサリバ

1085

-0.1

   02-03

34.3

524

-16

650

7480

14000

81560

150329 ハクサンムーン 6 酒井学

18

15

6

()西園正都

1086

0.1

   02-02

34.5

478

-6

(16.8)

7480

14000

81560

150329 ミッキーアイル 4 浜中俊

18

16

3

()音無秀孝

1086

0.1

   04-04

34.2

486

+4

(5.2)

 

14000

81560

140330 コパノリチャード 4 M.デム

18

5

3

()宮徹

1122

-0.5

   02-02

37.2

484

-4

770

10400

7990

71040

140330 スノードラゴン 6 大野拓弥

18

17

8

()高木登

1127

0.5

   13-13

36.1

510

-4

(19.6)

10400

7990

71040

140330 ストレイトガール 5 岩田康誠

18

9

1

()藤原英昭

1129

0.7

   07-08

37.0

454

+2

(2.6)

 

7990

71040

130324 ロードカナロア 5 岩田康誠

17

11

1

*()安田隆行

1081

-0.2

   09-07

33.2

498

-4

130

470

11340

27200

130324 ドリームバレンチノ 6 松山弘平

17

12

2

()加用正

1083

0.2

   12-11

33.3

492

-2

(9.4)

470

11340

27200

130324 ハクサンムーン 4 酒井学

17

13

10

()西園正都

1083

0.2

   01-01

34.0

464

-6

(85.6)

 

11340

27200

120325 カレンチャン 5 池添謙一

18

10

2

*()安田隆行

1103

-0.0

   02-02

35.5

482

0

390

950

1070

5930

120325 サンカルロ 6 吉田豊

18

17

3

()大久保洋

1103

0.0

   10-12

34.7

504

-6

(6.5)

950

1070

5930

120325 ロードカナロア 4 福永祐一

18

1

1

*()安田隆行

1104

0.1

   04-04

35.4

500

0

(2.4)

 

1070

5930

100328 $キンシャサノキセキ 7 四位洋文

18

6

1

()堀宣行

1086

-0.0

   07-06

34.6

504

0

370

2690

4230

23750

100328 ビービーガルダン 6 安藤勝己

18

17

6

()領家政蔵

1086

0.0

   03-04

34.8

506

+8

(11.9)

2690

4230

23750

100328 $エーシンフォワード 5 岩田康誠

18

16

3

*()西園正都

1086

0.0

   09-11

34.5

482

+2

(4.9)

 

4230

23750

090329 ローレルゲレイロ 5 藤田伸二

18

13

3

()昆貢

1080

-0.1

   01-01

34.9

468

0

760

1750

35840

191140

090329 スリープレスナイト 5 上村洋行

18

4

1

()橋口弘次

1081

0.1

   03-05

34.8

492

-2

(3.5)

1750

35840

191140

090329 ソルジャーズソング 7 北村友一

18

2

15

()鮫島一歩

1083

0.3

   09-08

34.8

512

+4

(52.0)

 

35840

191140

080330 ファイングレイン 5 幸英明

18

4

4

()長浜博之

1071

-0.0

   07-07

33.2

494

-6

710

4610

4960

38840

080330 $キンシャサノキセキ 5 岩田康誠

18

10

5

()堀宣行

1071

0.0

   04-04

33.4

492

+6

(9.3)

4610

4960

38840

080330 スズカフェニックス 6 福永祐一

18

1

1

()橋田満

1073

0.2

   16-14

32.7

468

-4

(2.9)

 

4960

38840

集計期間:2008. 3.30 2017. 3.26 2011年は震災により中止

@1番人気は3−1−4−1と圧倒的な信頼度。ただし、微妙に勝ちきれないわけで、三連複軸向きか。

A2番人気は1−3−0−5とこちらは馬連軸向き。

B3番人気は2−1−3−3とこれも悪くなく、配当との兼ね合いを考えると三連複軸はこちらの方がよいのかも。

C二桁人気の馬が馬券に絡んだのは09年、13年の二年のみで、両方とも3着どまり。基本不人気馬は用なし。

D例年常識の範疇で決着しているにも関わらず、3連単配当が高額であることには注意が必要。上記@のとおり微妙に勝ちきれない1番人気の影響と思われ、これは1人気軸の単馬券は避けたほうが良いということを示唆しているのではなかろうかと。

E27頭中関西馬が18頭と、関西馬天国だが、ここ数年は関東馬も健闘。

F海外招待馬は15年の勝ち馬エアロヴェロシティ一頭のみで、信頼度低し。

G外国人ジョッキーは27頭中4で、他のG1競走と比べると過信禁物な状態。

H枠順は三枠、四枠、そして大外八枠がやたら来ている印象。

I牝馬は5頭が馬券に絡んでおり、軽視禁物。

J年齢別構成は、4歳=6頭、5歳=11頭、6歳=7頭、7歳=3頭と、若い馬が強いことは強いけど、それでも他のG1に比べると爺が大健闘。

K脚質は先行が圧倒的有利。逃げ馬は基本用なし。

以上から、本命はレッドファルクス。一番人気の信頼度は上記@のとおりですし、枠順も上記Hのトレンドに即している。そして、それ以上に左回りの実績(8−2−3−5)が圧倒的なのは頼もしく軸を頼むに十分な存在と考えます。まぁ、高齢であること、外国人ジョッキーの神通力が過信禁物というトレンドもありますので、勝つにはリスクもあるところ。ここは三連複軸で考えてみたいです。

対抗は去年の勝ち馬セイウンコウセイ。5歳と若く、去年勝っているのに現状5番人気とはずいぶん安く見られたものです。これなら左回り実績がないのに2番人気しているファインニードルや、最近海外とかダートとか路線がふらふらしているうえ結果も出ていないくせに三番人気しているレッツゴードンキよりははるかにお買い得なのでは。私は買いませんがこの馬を軸にした馬連と言うのも面白そうですね。

馬券は◎軸の三連複15点。内5点くらいはニアリー元取りの低配当ですが、まぁ最初は当てることから始めないと。注認定した馬(新潟直線仕様と言う認定で不当に人気を落としているネロと本レースと相性の良い外枠引いたCBC賞の勝ち馬シャイニングレイ)が絡めばかなり愉快な馬券となるのですが、さて。


上海馬券王



○今日の結果

<高松宮記念> @ファインニードル、Aレッツゴードンキ、Bナックビーナス




○かんべえのつぶやき

――新幹線で小田原に移動中にレースがあったので、ライブでは見逃しましたが、今日はファインニードルの追い込みが素晴らしく、レッツゴードンキにハナ差の勝利。左回り実績がなくても、伸び盛りの勢いのようなものを感じました。


――いえね、あたしゃ昨日、JRAのホームページで川田騎手のインタビューを見た際に、『明日はコイツだ!』と理由もなく確信していたんです。そこでまず、ファインニードルの単勝。ついでに三連複の軸にもしたんですが、ナックビーナスなんて知らない馬が3着に来たんで唖然。レッドファルクスもセイウンコウセイも当てにならぬのう。

――1着から3着まで全員が日本人騎手って、最近ではめずらしいんじゃないの?今日はマーチステークスもそうでしたね。もっとも今日もルメールは3勝に3着3回、デムーロは1勝ながら2着5回と、あいかわらず勝ちまくってはいるのですけれども。

――今年は例年よりも桜の開花が1週間早く、高松宮記念で既に満開。天気がいいので、来週の大阪杯までは大丈夫でしょうが、果たして2週間後の桜花賞まで残っておりますかどうか。ともあれG1レースが続きます。馬券王先生、来週もどうぞよろしく。





2月18日(日) フェブラリー・ステークス

えー、皆さまお久しぶりでございます。早いものでもう2018年最初のG1、フェブラリーSの開幕と言うわけなのであります。本年もよろしくお願いします。

しかし、本当に早えなあ。タイに赴任して4か月、いまだ毎日が事件の連続で、当地に慣れたという感覚が全くない現状でもうG1開幕ですか。なんか、がっくり老け込んだ感じがいたします。

しかも、しかもですよ、本日は将棋の藤井聡太君と、フィギュアの羽生結弦君が凄まじいパフォーマンスを繰り広げてくれたわけで、こういう若い人の活躍を見るともうまぶしくてまぶしくて、タイまで来て競馬にコミットしまくりの私はいったい何なのだろうと思ってしまうわけです。

藤井君は凄かった。準々決勝で佐藤天彦名人、準決勝で羽生竜王、決勝で広瀬八段と言うタイプの全く違う超一流棋士をタコ殴りにしての朝日杯優勝は凄いなんてもんじゃありません。しかも勝ち方がベテラン棋士も真っ青な超渋い差し回しに、4四桂みたいな羽生マジックを彷彿とさせるど派手な着手を織り交ぜる超パーフェクトな勝ち方で、いやあ、本当にあなた中学生ですか。つい先日5段に昇段したと思ったら、本日の優勝で6段昇段と、とんでもないわらしべ長者状態であります。(しかし、こういう面白い棋戦をABEMA・TVが実況中継してくれるなんて、良い時代になったものです。タイでは日本のネットTVはVPNの助けがないと見れないんですけどね)

羽生君も凄かった。あんな大怪我して中二か月であのパフォーマンス。あなた、トウカイテイオーですか。本当に、これはとんでもない勝負根性とメンタルの持ち主です。馬券購入者の感性から言って、今回のオリンピックは怪我と無縁な丈夫な体+無尽蔵のスタミナ=豊富な練習量=上がり目抜群の宇野君が◎認定だったんですが、そんなちんけな競馬親父の発想をいとも簡単に覆してしまいました。脱帽です。メダルには絡めなかったけど、羽生君を上回るパフォーマンスを繰り広げたネイサン・チェンの演技も圧巻だったし、今日は本当にすごいものをたくさん見せていただきました。

いやあ、本当にこういうのを見ると、馬券を買うというモチベーションに陰りが出るよね。本当にタイまで来て私は何をやっているのであろうか。いや、それでも買うんだけけどフェブラリー。



2018 218() 1回東京8日目 16頭 [15:40発走]
【11R】 35回フェブラリーS
4歳以上・オープン・G1(定量)(国際)(指定) ダート1600m

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

 

ニシケンモノノフ 7 横山典弘

57

87.2

()庄野靖志

1

2

ケイティブレイブ 5 福永祐一

57

15.0

()目野哲也

2

3

 

ノボバカラ 6 *石橋脩

57

206.3

()天間昭一

B2

4

$アウォーディー 8 武豊

57

14.2

()松永幹夫

3

5

 

サウンドトゥルー 8 *ミナリク

57

40.7

()高木登

3

6

 

インカンテーション 8 三浦皇成

57

23.8

()羽月友彦

4

7

 

ララベル 6 真島大輔

55

116.7

[]荒山勝徳

4

8

 

メイショウスミトモ 7 *田辺裕信

57

151.0

()南井克巳

5

9

 

キングズガード 7 藤岡佑介

57

66.4

()寺島良

5

10

テイエムジンソク 6 古川吉洋

57

3.6

()木原一良

6

11

 

ロンドンタウン 5 岩田康誠

57

34.0

()牧田和弥

6

12

ノンコノユメ 6 内田博幸

57

9.4

()加藤征弘

7

13

 

レッツゴードンキ 6 *幸英明

55

33.7

()梅田智之

7

14

ゴールドドリーム 5 ムーア

57

2.5

()平田修

8

15

$ベストウォーリア 8 ルメール

57

33.8

()石坂正

8

16

サンライズノヴァ 4 戸崎圭太

57

7.1

()音無秀孝

買うからには当てたいフェブラリー。と言うわけで、まずは恒例の過去10年トレンドから。いや、この「10年トレンド」も2年くらい続けてるんですが、段々ノウハウが身についてきたというか、馬券的中に寄与し始めてきてるんで、今回期待するところが大なのであります。

フェブラリーS 過去10年の系譜

日付

馬名

性齢

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

170219 ゴールドドリーム 4 M.デム

16

3

2

()平田修

1351

-0.0

   09-08

35.6

520

+4

500

1470

2520

2140

9240

170219 $ベストウォーリア 7 戸崎圭太

16

9

5

*()石坂正

1351

0.0

   08-06

35.7

516

-4

(7.6)

1470

2520

2140

9240

170219 カフジテイク 5 津村明秀

16

10

1

()湯窪幸雄

1352

0.1

   14-16

34.9

486

+2

(4.5)

   

2140

9240

160221 $モーニン 4 M.デム

16

14

2

*()石坂正

1340

-0.2

   04-04

35.2

522

-4

510

680

1510

3820

16010

160221 ノンコノユメ 4 ルメール

16

7

1

()加藤征弘

1342

0.2

   13-12

34.7

454

+2

(2.4)

680

1510

3820

16010

160221 アスカノロマン 5 太宰啓介

16

4

7

()川村禎彦

1342

0.2

   10-09

34.9

524

-2

(18.1)

   

3820

16010

150222 コパノリッキー 5 武豊

16

4

1

()村山明

1363

-0.1

   02-02

36.2

536

-2

210

1570

2100

3060

12370

150222 インカンテーション 5 内田博幸

16

14

5

()羽月友彦

1364

0.1

   04-03

36.2

488

-8

(13.8)

1570

2100

3060

12370

150222 $ベストウォーリア 5 戸崎圭太

16

10

3

()石坂正

1365

0.2

   08-08

36.1

512

+6

(6.4)

   

3060

12370

140223 コパノリッキー 4 田辺裕信

16

13

16

()村山明

1360

-0.1

   02-02

35.3

530

+4

27210

84380

256050

55360

949120

140223 ホッコータルマエ 5 幸英明

16

15

2

()西浦勝一

1361

0.1

   05-05

35.1

506

0

(3.6)

84380

256050

55360

949120

140223 ベルシャザール 6 C.デム

16

11

1

()松田国英

1364

0.4

   12-11

35.1

540

+2

(2.7)

   

55360

949120

130217 グレープブランデー 5 浜中俊

16

2

3

()安田隆行

1351

-0.1

   07-07

35.9

526

-6

670

10330

17580

16150

111130

130217 エスポワールシチー 8 松岡正海

16

6

9

()安達昭夫

1352

0.1

   02-02

36.5

504

+3

(26.3)

10330

17580

16150

111130

130217 ワンダーアキュート 7 和田竜二

16

10

7

()佐藤正雄

1353

0.2

   10-10

35.9

518

0

(9.2)

   

16150

111130

120219 $テスタマッタ 6 岩田康誠

16

16

7

()村山明

1354

-0.3

   13-13

35.7

504

+2

2430

10510

26210

15530

141910

120219 シルクフォーチュン 6 藤岡康太

16

3

4

()藤沢則雄

1357

0.3

   15-15

35.7

470

0

(14.6)

10510

26210

15530

141910

120219 ワンダーアキュート 6 和田竜二

16

10

2

()佐藤正雄

1358

0.4

   08-08

36.4

520

+12

(5.7)

   

15530

141910

110220 トランセンド 5 藤田伸二

16

12

1

()安田隆行

1364

-0.2

   01-01

36.3

514

+2

350

1100

2040

3200

12240

110220 フリオーソ 7 M.デム

16

13

3

[]川島正行

1366

0.2

   12-11

35.7

506

-1

(5.5)

1100

2040

3200

12240

110220 バーディバーディ 4 池添謙一

16

5

4

()池江泰郎

1366

0.2

   06-05

36.0

488

+6

(7.3)

   

3200

12240

100221 エスポワールシチー 5 佐藤哲三

16

4

1

()安達昭夫

1349

-0.4

   02-02

35.6

498

-4

170

890

1190

1160

4190

100221 $テスタマッタ 4 岩田康誠

16

3

5

()村山明

1353

0.4

   07-07

35.5

482

0

(13.0)

890

1190

1160

4190

100221 サクセスブロッケン 5 内田博幸

16

6

2

()藤原英昭

1359

1.0

   05-03

36.5

532

+11

(6.4)

   

1160

4190

090222 サクセスブロッケン 4 内田博幸

16

15

6

()藤原英昭

1346

-0.0

   02-03

35.4

522

+7

2060

4710

14070

5730

57720

090222 $カジノドライヴ 4 安藤勝己

16

14

3

()藤沢和雄

1346

0.0

   02-02

35.6

518

+10

(5.0)

4710

14070

5730

57720

090222 カネヒキリ 7 ルメール

16

2

1

()角居勝彦

1346

0.0

   04-04

35.3

530

-3

(2.7)

   

5730

57720

080224 ヴァーミリアン 6 武豊

16

15

1

()石坂正

1353

-0.3

   05-03

35.9

520

+7

240

2820

3520

3820

17550

080224 ブルーコンコルド 8 幸英明

16

10

7

()服部利之

1356

0.3

   04-03

36.2

508

+1

(19.4)

2820

3520

3820

17550

080224 ワイルドワンダー 6 岩田康誠

16

16

3

*()久保田貴

1359

0.6

   08-07

36.3

452

+4

(5.1)

   

3820

17550

集計期間:2008. 2.24 2017. 2.19

@1番人気は4−1−3−2と極めて優秀。

A2番人気は2−1−2−5、3番人気は0−2−2−6と1番人気からは大きく見劣るが、さりとて無視もできない成績。

B極端な人気薄は14年一着の殿人気コパノリッキーが来たのみで、他は常識の範疇。結果12年〜14年を除く配当は極めて穏健。

C脚質は先行有利。ただし近年は差し、追い込みもあり。逃げ馬だけは11年のトランセンド以外全く来ていない。

D枠順に大きな偏りなし。大外でも来る。

E過去10年馬券に絡んだ馬の年齢別構成は、4歳馬8、5歳馬10、6歳馬6、7歳馬4、8歳馬2と、高齢者天国のイメージがあるダート戦にしては、えらく若者が強い世界。基本爺は用なし。

F府中開催だというのに関西馬天国。過去馬券に絡んだ関東馬はわずか3。

G外国人ジョッキーは30頭中6頭と、そこそこだけど、他のG1ほど外国人が無双状態ではない。


と言うわけで、軸は人気でも去年の覇者ゴールドドリーム。府中の実績が3−1−0−0、しかもジョッキーがムーアとあっては、これに逆らうのは難しいですな。

対抗には、圧倒的なパフォーマンスを繰り広げるテイエムジンソクと言いたいところですが、@G1になると勝ちきれない、A府中コースも1600mも未経験、B騎手の古川が20年以上G1勝ちに縁がなく、あまつさえ府中のダートで馬券に絡んだ実績がない。ということから人気に比べリスクが大きすぎると考え評価を下げます。特にBが不吉ですね。いくら関西所属の中堅ジョッキーで府中での騎乗機会が少ないと言っても、20年以上この業界にいていまだに府中ダートで馬券に絡んでいないというのでは、軸にはしづらいです。

ということで、変わっての対抗指名は4歳馬サンライズノヴァ。府中実績3−1−0−1(特にユニコーンSは本日のネイサン・チェンなみの圧倒的パフォーマンス)、外枠実績1−0−1−1というのは勝つまであるでしょう。騎手が戸崎と言うのも極めて吉。

馬券は◎←→〇▲←→他の3連単28点。上位人気主体の馬券の割には結構つきます。


将棋のプロ棋士がカーリングやったら金メダルも夢じゃないと考えている  上海馬券王




○今日の結果

<フェブラリー・ステークス> @ノンコノユメ、Aゴールドドリーム、Bインカンネーション




○かんべえのつぶやき


――昨日はフィギュアで羽生選手が金連覇だったから、今日はゴールドドリームが来るんじゃないかと1番人気でしたけど、それを上回ったのは「夢」でした。ノンコノユメに騎乗していたのは内田騎手。昨日のテレビ東京「ウィンニグ競馬」でG1勝ちたい!と言っていたのが実を結びました。ああ、よかったね。あたしゃサンライズノヴァで戸崎騎手から買っちゃったよ。orz。

――最近はG1レースで日本人騎手が勝つのはめずらしいこと。こういう形の「ユメ」が来るとは思っても見ませんでした。いや、畏れ入りました。ユメはドリームに勝る。それが本日の結論ということで。










2017年上半期のレース  2017年下半期のレース


2016年上半期のレース  2016年下半期のレース


2015年上半期のレース  2015年下半期のレース


2014年上半期のレース  2014年下半期のレース 


2013年上半期のレース  2013年下半期のレース


2012年上半期のレース   2012年下半期のレース


2011年上半期のレース  2011年下半期のレース 


2010年上半期のレース  2010年下半期のレース


2009年上半期のレース  2009年下半期のレース


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2007年上半期のレース  2007年下半期のレース


2006年上半期のレース  2006年下半期のレース


2005年秋のG1シリーズ  2005年春のG1シリーズ 2005年冬〜春のレース


2004年秋のG1シリーズ 2004年春のG1シリーズ 2004年冬〜春のレース


2003年秋のG1シリーズ 2003年春のG1シリーズ 2003年冬〜春のレース


2002年有馬記念論考 2002年秋のレース




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by Tatsuhiko Yoshizaki