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上海馬券王がJRAのレースに寄せる「情熱と冷静の言葉」


2017年 下半期のレース考




12月28日(木) ホープフルステークス


☆:これより17年下期馬券予想の一件につき詮議をいたす。一同のもの、面(おもて)を上げい。さて、上海屋馬券衛門、その方、当方が目こぼしをしておったこの2年間、相も変わらず「馬券王」なる肩書を僭称し、数多くのG1競走を予想するだけでは飽き足らず、ことごとくこれを外し、善良なる読者に多大なる損害を負わせしこと、当方の取り調べにより明らかであるが、左様相違ないか。

上:おそれながら、お奉行様、手前にはまったく身に覚えのないことにございまして、はてさて、一体どこからそのような根も葉もないうわさが流れましたことやら。

☆:ほほう、それでは、「どう考えても、これしかいない」と二頭軸指名したうちの一頭、ロックディスタウンが9着大敗となったジュベナイルはどうじゃ。その方のヘタレぶりを検証するには、これだけでも十分じゃろうが。

上:おそれながら、ロックディスタウンは1番人気にございまして、手前だけが外したわけではございませぬ。むしろそういう馬を対抗どまりにして指名した本命馬がきちんと勝ち切ったことをほめてほしいくらいなもんで。しかし、やはりオルフェーブルの子供はやらかしますなあ。坂のないコースで実績がないのが気がかりだったのですが、案の定、直線でヘタレにヘタレまくる不甲斐なさ。お奉行様、責めるべきは、人の信頼を裏切ることをライフワークとした父オルフェの呪われた血脈にございますよ。

☆:おのれ、自分のヘタレさを棚に上げ、血筋のせいにすると申すか。それでは、重い印を打った馬がことごとく大敗した菊花賞はどうじゃ、ああ、その方のヘタレぶりここに究めり!言い分があれば申してみるがよい。

上:フォッフォッフォ。あんな、ぐしゃぐしゃドロドロの不良馬場で行われた競争を外したと責められましても、これはいかんともしがたいと申しますもの。二着三着が二桁人気でついた配当がこの秋一番の大荒れレース。こりゃどう考えても、あんな馬場で開催を強行したJRAに落ち度があるというものでございましょう。

☆:今度は主催者のせいと申すか、おのれ、どこまでも許せないやつ。それでは、先日の有馬記念はどうなのじゃ。

上:有馬?はてさて有馬ってなんのことやら。全く記憶にございませんが。

☆:とぼけるでない!たった三日前のレースではないか!「内枠有利」「外国人無双」などと言いながら、しっかり該当する二着馬クイーンズリングを抜けにしおって、きぃいいいいっ!この恥知らず!理屈倒れの三流馬券師!お前なんか、お前なんか、はずれ馬券の海におぼれて溺死するがいいわ!

上:うわっ、急にエアグルーヴさんが憑依しちゃってどうしたんですか、お奉行様。いやあ、確かにあれは、終わってみれば痛恨なんですがねえ、それでも、山崎元さんとかグッチーさんとか、かんべえさんとか、小幡先生とか、インテリ系の馬券師が嫌いぬいたキタサンブラックをあえて本命にした男気を誉めてほしいもんで。

☆:何が「男気」じゃ。圧倒的一番人気の馬が人気通り来たというだけのことではないか。

上:いや、でも、なぜか、インテリ系とか「通」認定された人からは嫌われまくったレース人生なんだよね、あの馬。馬主が演歌歌手のせいとしか言えないですよね、これって。冠が「ダノン」とか「アドマイヤ」とか普通の名前だったらここまで嫌われることはなかったのに、「キタサン」じゃねえ。馬には何の罪もないというのに、どこまでも可哀そうな奴でずよねえ、キタサンブラック。でもねえ、もっと可哀そうなのは私なんですよ、お奉行様。本命馬が勝ったはいいけど、馬券は外し、あまつさえ、北島三郎の歌は聞かされるし。なにが、「ありがとうキタサンブラック」ですか。なんで、クリスマスイブにあんなド演歌聞かされにゃあならんのです。ああ、忘れたい、忘れたいぞ、有馬記念!

☆:。。いま、さりげなく国民的歌手を誹謗中傷しおったな。それに、「忘れたい」などと言いながら、その方が言いたいのは、「かんべえ、小幡の馬券よりはましだ」という自己弁護であろうが、きぃいいいいいいっ!どこまでも腐った責任転嫁の禁治産者!ヘタレ馬券師!それじゃあ、1・3着に無印が来たチャンピオンSはどうなのよ!

上:いや、だからエアグルーヴネタはやめましょうよ。あれはねえ、ヤモリが悪いの。

☆:。。。ヤモリじゃと?

上:そう、ヤモリ。私の部屋に棲息するヤモリがですね、レースの前日にエアコン室内機のファン回転に巻き込まれ、私のベッドに緊急逃避した挙句、そこで「ヤモリのしっぽ切」を敢行したんですよ。いやあ、持ち主もいないのにグネグネウネウネ動きまくって気持ち悪いのなんの。そのショックで私はレース予想どころではなかったのだ。お奉行様!悪いのはみんなヤモリの奴めにございますよ!

☆:やい、やい、やい、黙って聞いてりゃ、血筋が悪い、馬場が悪い、主催者が悪い、挙句の果てには他の馬券師よりはましだ、ヤモリが悪いと、勝手なことばかりぬかしやがって!てめえの悪事はなあ、この一覧表がすべてお見通しよ。目んたまかっぽじって、よく見やがれってんだ!

☆馬券王と振り返る幸せには程遠い17年下期の顛末

日付

レース名

馬名

性齢

騎手

斤量

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

単勝配当

馬連

3連複

3連単

171224 有馬記念G1 キタサンブラック 5 武豊

57

16

2

1

()清水久詞

2336

-0.2

 01-01-01

35.2

190

3170

5420

25040

171224 有馬記念G1 クイーンズリング 5 ルメール

55

16

3

 

8

()吉村圭司

2338

0.2

 05-05-03

35.1

(33.1)

3170

5420

25040

171224 有馬記念G1 シュヴァルグラン 5 ボウマン

57

16

10

3

()友道康夫

2338

0.2

 08-08-08

34.8

(6.7)

 

5420

25040

171217 フューチG1 ダノンプレミアム 2 川田将雅

55

16

1

1

*()中内田充

1333

-0.6

   03-04

33.6

230

550

700

2630

171217 フューチG1 ステルヴィオ 2 C.デム

55

16

10

3

()木村哲也

1339

0.6

   12-10

33.8

(5.3)

550

700

2630

171217 フューチG1 タワーオブロンドン 2 ルメール

55

16

3

2

*()藤沢和雄

1339

0.6

   07-07

34.0

(3.9)

 

700

2630

171210 阪神ジュG1 ラッキーライラック 2 石橋脩

54

18

11

2

()松永幹夫

1343

-0.1

   08-08

33.7

410

920

2160

8560

171210 阪神ジュG1 リリーノーブル 2 川田将雅

54

18

7

3

()藤岡健一

1344

0.1

   06-05

33.9

(5.5)

920

2160

8560

171210 阪神ジュG1 マウレア 2 戸崎圭太

54

18

4

4

()手塚貴久

1345

0.2

   08-08

33.9

(9.1)

 

2160

8560

171203 チャンピG1 ゴールドドリーム 4 ムーア

57

16

9

 

8

()平田修

1501

-0.0

 10-11-11

35.2

1300

4140

27350

158490

171203 チャンピG1 テイエムジンソク 5 古川吉洋

57

16

13

1

()木原一良

1501

0.0

 02-02-02

36.1

(4.8)

4140

27350

158490

171203 チャンピG1 コパノリッキー 7 田辺裕信

57

16

1

 

9

()村山明

1502

0.1

 01-01-01

36.3

(13.2)

 

27350

158490

171126 JCG1 シュヴァルグラン 5 ボウマン

57

17

1

5

*()友道康夫

2237

-0.2

 04-04-04

34.7

1330

1770

1300

13340

171126 JCG1 レイデオロ 3 ルメール

55

17

2

2

*()藤沢和雄

2239

0.2

 09-09-07

34.6

(3.8)

1770

1300

13340

171126 JCG1 キタサンブラック 5 武豊

57

17

4

1

()清水久詞

2239

0.2

 01-01-01

35.3

(2.1)

 

1300

13340

171119 マイルチG1 ペルシアンナイト 3 M.デム

56

18

18

4

*()池江泰寿

1338

-0.0

   15-13

33.9

880

2480

9300

55890

171119 マイルチG1 エアスピネル 4 ムーア

57

18

11

2

()笹田和秀

1338

0.0

   07-06

34.6

(4.2)

2480

9300

55890

171119 マイルチG1 サングレーザー 3 福永祐一

56

18

4

7

()浅見秀一

1339

0.1

   10-09

34.4

(15.0)

 

9300

55890

171112 エリザベG1 モズカッチャン 3 M.デム

54

18

5

5

()鮫島一歩

2143

-0.0

 05-04-04

34.1

770

8030

20760

127540

171112 エリザベG1 クロコスミア 4 和田竜二

56

18

4

 

9

()西浦勝一

2143

0.0

 02-02-02

34.3

(26.4)

8030

20760

127540

171112 エリザベG1 ミッキークイーン 5 浜中俊

56

18

10

3

()池江泰寿

2143

0.0

 12-10-11

33.7

(7.2)

 

20760

127540

171029 天皇賞秋G1 キタサンブラック 5 武豊

58

18

7

1

()清水久詞

2083

-0.0

 11-05-02

38.5

310

900

15290

55320

171029 天皇賞秋G1 サトノクラウン 5 M.デム

58

18

2

2

*()堀宣行

2083

0.0

 07-02-02

38.6

(4.0)

900

15290

55320

171029 天皇賞秋G1 レインボーライン 4 岩田康誠

58

18

8

 

13

()浅見秀一

2087

0.4

 10-12-05

38.7

(59.6)

 

15290

55320

171022 菊花賞G1 キセキ 3 M.デム

57

18

13

1

()角居勝彦

3189

-0.3

 14-12-07

39.6

450

10660

136350

559700

171022 菊花賞G1 クリンチャー 3 藤岡佑介

57

18

4

 

10

()宮本博

3192

0.3

 11-07-02

40.2

(30.9)

10660

136350

559700

171022 菊花賞G1 ポポカテペトル 3 和田竜二

57

18

14

 

13

*()友道康夫

3192

0.3

 07-07-03

40.1

(44.2)

 

136350

559700

171015 秋華賞G1 ディアドラ 3 ルメール

55

18

14

3

()橋田満

2002

-0.2

 15-13-09

35.7

630

1510

3180

14760

171015 秋華賞G1 リスグラシュー 3 武豊

55

18

7

4

()矢作芳人

2004

0.2

 11-09-06

36.2

(7.0)

1510

3180

14760

171015 秋華賞G1 モズカッチャン 3 M.デム

55

18

4

5

*()鮫島一歩

2004

0.2

 05-04-02

36.6

(8.6)

 

3180

14760

171001 スプリンG1 レッドファルクス 6 M.デム

57

16

8

1

()尾関知人

1076

-0.0

   11-10

33.0

320

1760

7650

31850

171001 スプリンG1 レッツゴードンキ 5 岩田康誠

55

16

2

5

()梅田智之

1076

0.0

   09-07

33.1

(10.8)

1760

7650

31850

171001 スプリンG1 ワンスインナムーン 4 石橋脩

55

16

6

7

()斎藤誠

1077

0.1

   01-01

33.8

(16.0)

 

7650

31850

集計期間:2017.10. 1 2017.12.24 配当中、白抜き表示が的中馬券

☆。。。。

上:。。。。。

☆:。。。。

上:。。。うーん、そりゃ目覚ましい結果じゃないけどさ、それでも三つ当たってるし、◎打った馬は3−3−1ー3とちゃんと来てるしさ。そこまで責められることはないのではなかろうか。。。

☆:何が三つも当たったじゃ。そのうち二つはガミ寸前のもとどり馬券ではないか、この恥知らず!

上:でもさ、秋華賞は1・2番人気が飛んで、なんでこんな低配当なのか、理不尽ですよね、買い方自体は褒められると思うし。フューチュリティなんて◎〇▲の順でワンツースリーで鼻差の三四着が逆なら高配当だったし、これ以上どうしろと言うんですか。結局今期は予想は悪くないけど、運とリターンに恵まれなかったハードラックな半年だったということで。

☆:ええい、黙りおろう!上海屋馬券衛門!外れ、元取り馬券を量産した挙句、自己弁護に終始し、あまつさえ殺ヤモリの大罪を犯せしその方の所業不届き千万!よってその方に、タイ・カビンブリへの遠島、および翌年までの馬券予想禁止を申し渡すものなり。これにて一件落着、引っ立てえい!

上:ちょっと待て、俺はヤモリは殺していないぞ、多分生きてると思うぞ、多分だけど!

♪お江戸のそぅらに春を呼ぶぅ、ちょっと熱帯上海桜ぁああああ!(チャンカチャンカ)

20171228() 5回中山9日目 17頭 [15:30発走]
【11R】 34回ホープフルS
2歳・オープン・G1(馬齢)(牡・牝)(国際)(指定) 2000m (A)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

 

リュヌルージュ 2 *北村宏司

54

121.9

()斉藤崇史

1

2

 

トーセンクリーガー 2 横山和生

55

131.3

()小野次郎

2

3

 

ウォーターパルフェ 2 酒井学

55

94.0

()田所秀孝

2

4

 

ロードアクシス 2 *三浦皇成

55

108.3

()奥村豊

3

5

トライン 2 北村友一

55

10.5

()浜田多実

3

6

 

マイハートビート 2 *津村明秀

55

104.4

()高橋義忠

4

7

タイムフライヤー 2 C.デム

55

5.1

()松田国英

4

8

シャルルマーニュ 2 戸崎圭太

55

29.8

()清水久詞

5

9

サンリヴァル 2 田辺裕信

55

7.9

()藤岡健一

5

10

ルーカス 2 *M.デム

55

4.6

()堀宣行

6

11

フラットレー 2 ルメール

55

5.9

()藤沢和雄

6

12

 

*ジュンヴァルロ 2 *藤岡康太

55

28.1

()友道康夫

7

13

ステイフーリッシュ 2 中谷雄太

55

18.9

()矢作芳人

B7

14

 

ワークアンドラブ 2 *内田博幸

55

156.7

()田所秀孝

8

15

$ジャンダルム 2 *武豊

55

5.3

()池江泰寿

8

16

 

シャフトオブライト 2 松田大作

55

165.7

()北出成人

8

17

ナスノシンフォニー 2 吉田隼人

54

44.3

()武井亮


というわけで、蛇足の感が否めない2歳G1ホープフルSなのであります。まぁ、2歳にこの距離のG1があっても悪くはないのですが、なんでこの時期、そして枠順競馬の中山開催なのでしょう。オッズも割れに割れているし困ったもんです。新設G1ということで、G1としての過去データがありませんが、同じコース同じ距離では長年の蓄積があるレースです。G1になると出走メンバーも全然違うし、どこまで使えるかわからないのですが、一応過去10年の事績を見つめてみましょう。

オープン、G2、G1と私の人生ホープフル。どこまで役に立つかわからないホープフル10年間の事績

日付

馬名

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

3連複

3連単

161225 レイデオロ ルメール

14

2

1

()藤沢和雄

2013

-0.2

 12-11-08

35.7

476

0

150

2380

3600

15250

161225 マイネルスフェーン シュミノ

14

11

8

()手塚貴久

2015

0.2

 09-09-08

36.0

438

0

(47.3)

2380

3600

15250

161225 グローブシアター 福永祐一

14

6

2

()角居勝彦

2017

0.4

 09-09-08

36.2

432

-6

(5.3)

 

3600

15250

151227 ハートレー ボウマン

13

6

3

()手塚貴久

2018

-0.2

 09-09-07

34.3

484

0

740

1220

840

7790

151227 ロードクエスト M.デム

13

9

1

()小島茂之

2020

0.2

 12-11-07

34.1

452

+4

(1.9)

1220

840

7790

151227 バティスティーニ ルメール

13

8

2

()松田国英

2023

0.5

 08-07-06

35.1

470

+2

(3.4)

 

840

7790

141228 シャイニングレイ 川田将雅

17

10

2

()高野友和

2019

-0.2

 03-03-03

35.6

510

-2

450

9330

76660

345220

141228 コメート 嘉藤貴行

17

6

8

()土田稔

2021

0.2

 03-03-03

35.8

490

+12

(30.5)

9330

76660

345220

141228 ブラックバゴ 戸崎圭太

17

7

9

()斎藤誠

2021

0.2

 11-11-11

34.9

502

-2

(30.8)

 

76660

345220

131222 エアアンセム ルメール

17

2

8

()伊藤正徳

2020

-0.1

 05-07-04

36.7

482

-6

2360

2520

2990

34310

131222 ベルキャニオン ムーア

17

7

1

()堀宣行

2021

0.1

 12-12-13

36.5

478

0

(2.2)

2520

2990

34310

131222 クラリティシチー 田中勝春

17

17

2

()上原博之

2021

0.1

 13-12-08

36.5

484

+2

(3.6)

 

2990

34310

121223 サトノネプチューン ムーア

13

1

7

()堀宣行

2016

-0.1

 08-07-06

35.3

502

+4

1740

28380

42570

372750

121223 マイネルストラーノ 柴田大知

13

11

10

()手塚貴久

2017

0.1

 02-02-02

35.9

458

+6

(32.8)

28380

42570

372750

121223 カミノタサハラ 蛯名正義

13

5

2

()国枝栄

2018

0.2

 12-12-10

35.1

514

0

(4.6)

 

42570

372750

111225 アドマイヤブルー メンディ

16

11

5

()橋田満

2014

-0.0

 04-05-04

34.5

492

-8

870

5630

122380

648880

111225 ミヤビアミュレット ルメール

16

10

6

()小島茂之

2014

0.0

 07-05-04

34.5

476

+10

(11.0)

5630

122380

648880

111225 コスモアンドロメダ 柴田大知

16

15

12

*()中野栄治

2015

0.1

 03-03-02

34.8

452

+8

(80.5)

 

122380

648880

101226 ベルシャザール ルメール

10

7

4

()松田国英

2004

-0.0

 02-02-02

34.7

536

-4

810

2360

5100

29860

101226 ナカヤマナイト 柴田善臣

10

5

2

()二ノ宮敬

2004

0.0

 04-05-04

34.4

460

+10

(5.4)

2360

5100

29860

101226 フェイトフルウォー 田中勝春

10

1

3

()伊藤伸一

2009

0.5

 08-09-08

34.5

508

-2

(7.2)

 

5100

29860

091227 アリゼオ ルメール

16

11

1

()堀宣行

2022

-0.3

 03-02-02

35.3

518

+2

310

990

3940

12160

091227 ミカエルビスティー 勝浦正樹

16

7

3

()矢作芳人

2025

0.3

 10-09-07

34.9

464

-16

(6.4)

990

3940

12160

091227 $セイウンジャガーズ 蛯名正義

16

13

8

()杉浦宏昭

2026

0.4

 06-07-05

35.1

464

+6

(15.5)

 

3940

12160

081228 トーセンジョーダン ペリエ

13

2

1

()池江泰寿

2004

-0.4

 02-02-01

35.4

470

-6

200

860

1640

5910

081228 アラシヲヨブオトコ 後藤浩輝

13

10

3

()音無秀孝

2008

0.4

 04-04-02

35.7

500

-8

(8.3)

860

1640

5910

081228 セイクリッドバレー 吉田隼人

13

8

5

()高橋裕

2010

0.6

 07-05-06

35.6

482

+6

(10.7)

 

1640

5910

071223 マイネルチャールズ 松岡正海

9

5

2

()稲葉隆一

2039

-0.1

 04-05-04

36.3

458

0

350

360

750

 
071223 ブラックシェル 安藤勝己

9

2

1

()松田国英

2040

0.1

 08-07-04

36.1

528

0

(2.4)

360

750

 
071223 ドットコム ペリエ

9

9

4

()戸田博文

2041

0.2

 02-03-02

36.7

482

+8

(6.6)

 

750

 

集計期間:2007.12.23 2016.12.25 14年〜16年はG2開催

@1番人気は3−3−0−4、2番人気は2−1−4−3、3番人気は1−2−1−6と、それぞれ優秀と言ってよい成績。あえて言えば1番人気は3連単、馬連軸向き、2番人気は三連複軸向き、三番人気はひも筆頭と言う感じ。フルゲートが埋まらない年が多いせいもあり、極端な人気薄は来ない。

A外国人無双。30頭中なんと14頭の鞍上が外国人。

B関東馬天国。関西馬は30頭中9頭のみ。まぁ、これはオープン戦程度に二歳のこの時期遠征しようなんて関西馬がいなかったというのが原因で、G1になった今年は多頭数17頭中11頭が関西馬と様子は完全に変わっています。ただし、G2昇格となったこの三年も関東馬が健闘していることには留意が必要で、G1の格につられてやってきた人気どころの関西馬は、やはり遠征慣れしてないということもありカモである可能性には留意が必要。

C内枠有利、大外は来ても3着まで。

D血統はG2昇格したこの三年だけ見るとキンカメが三頭馬券に絡む大健闘、次に健闘してるのはディープの二頭。その他はマツリダゴッホとかパゴとかブラックタイドとかステゴとか、主流以外のマイナー系。因みに今年はキンカメの出走はなく(正確には母父キンカメが一頭)、ディープも一頭のみと勢力図が一新された陣容で、これはこれで興味深い。

E先行馬有利だが、G2昇格以降は差し、追い込みが来ている。

うーん、結局使えそうなのはACくらいですかね。実に悩ましい。オッズが示す通り傑出した存在が不在のこのレース、うーん、もう少し骨のあるのが出てくると思ったんですが。

格から言えば唯一重賞勝ちしているジャンダルムと言うことになるんですが、距離2000mが未知数の上、外枠引いたということで、当てにはなりません。皆が同じことを考えているということなのか、ジャンダルムを押しのけて現状一番人気が、東スポ杯を大差付けられた2着のルーカスと言うのも何だかなあ。これって騎手人気なのか、それとも公開中のスターウオーズにあやかっているのか。でも現状スターウオーズはルーカスの手を離れているのでこれも危険な人気馬と言う気がどうしても。

結局、実績はともかくそそる馬を軸にしてみたいです。

というわけで、本命はステイフーリッシュ。小頭数の新馬戦を凡時計で勝っただけの実績なんで、現状7番人気と全然人気がありません。でも、凡時計でも内容は圧勝だし、同じ2000mの坂のあるコースを結構切れる脚でまとめているし、何より父ステイゴールド、母父キンカメと言うのがめちゃくちゃそそるではないですか。しかし、ステイゴールドの子供に「ステイフーリッシュ」なんて名前をよく付けましたな。スティーヴ・ジョブズも草葉の陰で大笑いしているのでは。こんな名前だととことん悪童に育ちそうな予感なんですが、彼にはぜひステゴ最後の世代を飾る大活躍を期待したいです。

馬券は◎→〇▲☆→その他の三連複18点で最初考えていたんですが、ここまで人気がないと、いっそ◎→その他の三連複28点!何が来ても万馬券です。こういうおみくじ馬券は本来年明けの金杯に取っておくべきなんでしょうが、さて。

それでは、本年も最後までお付き合いいただきありがとうございました。皆さま、良いお年を。来年のフェブラリーのころ、またお会いしましょう。



上海馬券王



○今日の結果

<ホープフルステークス> @タイムフライヤー、Aジャンダルム、Bステイフーリッシュ




○かんべえのつぶやき


――今年もとうとうどん詰まり。馬券王先生の予想に対し、オバゼキ先生がこんなことを言って褒めてくれました。でも勝ったのは一番人気のタイムフライヤーでした。馬券王先生推奨のステイフーリッシュは3着、オバゼキ先生推奨のサンリヴァルが4着。お二人のサシウマは馬券王先生の勝ちですね。

――それにしても、12月28日のこのG1レース、とっても評判が悪いです。年末年始が休めない、という関係者の嘆きはもちろんのこと、東京大賞典と重なるから地方競馬がかわいそうだとか、有馬記念の値打ちが下がるとか。ギャンブラーというものは、意外と保守的な人種なんじゃないかと思います。カネを賭けるって行為は、それなりに重いものがあるのだと思います。

――しかも「中山2000m」というと、年明け3月には弥生賞があって、5月には皐月賞があるわけで、なんで12月に同じコースの2歳馬のレースをG1にするんでしょうね。朝日杯を阪神競馬場に取られたから、中山に新しいG1レースを作ってあげるということなのかしらん。どうもスッキリしません。


――それはさておき、馬券王先生、1年間お疲れ様でした。よくぞバンコクから競馬予想を送ってくださるものです。スティーブ・ジョブズが言っていたように、"Stay Hungry, Stay Foolish."。競馬を愛する者に、こんなにふさわしい言葉はありません。来年もどうぞよろしく。





12月24日(日)有馬記念


えー、すいません。先週も言いましたが、今週は土曜お仕事で、その後、職場の忘年会というのがあり、午前一時のたった今帰ってきたわけなのであります。

しかしこちらの忘年会というのは過激です。仮装パーティー形式で、その都度お題が決められ、今回のテーマは、なんと「ロック」。そう、ロック風の格好をして参加することを義務付けられているのであります。き、君たち、ストーンズも、ツェッペリンも、ピンクフロイドも聴いたことがない君たちが、ロック歴40年超のこの私にこう言うテーマを挑むかね。

パーティーは6時集合なんですが、その時間に全員がそろうことはありません。中国なんかでもそうなんですが、いつのまにか人が集まり、いつの間にか始まっています。で、最初の一時間はひたすら食事。その間、幹事が仕切るなんてことはありません。飯を食い終わったころ、生バンドがやってきて、うるさいダンスミュージックの演奏が始まり、で、その後5時間にわたり、全員が延々と踊り続けるのです。いや、本当に踊るだけなんですよ。5時間も。ひたすら。

きついです、50過ぎた人間にはきつすぎます。土日は競馬以外やることのない、根暗なインドア野郎である私にはきつすぎます。ステージに引きずりあげられて踊らされた私の明日は筋肉痛確定です。この人たちは一体何故、こういう音楽で5時間も踊り狂えるのでしょう。このようなパトス、このようなテンション、そしてこのような無尽蔵のスタミナは決して職場では見たことがありません。踊りだしたら人が変わるのです。

うううう、と言うわけで、本日は疲れ果てました。幸か不幸か、28日にもG1開催がありますので、今年の総括はその時に。

20171224() 5回中山8日目 16頭 [15:25発走]
【11R】 62回有馬記念
3歳以上・オープン・G1(定量)(国際)(指定) 2500m (A)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

ヤマカツエース 5 池添謙一

57

24.9

()池添兼雄

1

2

キタサンブラック 5 武豊

57

1.9

()清水久詞

2

3

 

クイーンズリング 5 *ルメール

55

38.0

()吉村圭司

2

4

 

ブレスジャーニー 3 *三浦皇成

55

50.0

()佐々木晶

3

5

 

トーセンビクトリー 5 *田辺裕信

55

121.1

()角居勝彦

3

6

サトノクロニクル 3 *戸崎圭太

55

57.6

()池江泰寿

4

7

 

シャケトラ 4 福永祐一

57

25.7

()角居勝彦

4

8

レインボーライン 4 岩田康誠

57

43.8

()浅見秀一

5

9

サクラアンプルール 6 蛯名正義

57

59.0

()金成貴史

5

10

シュヴァルグラン 5 ボウマン

57

7.1

()友道康夫

6

11

 

ルージュバック 5 *北村宏司

55

42.4

()大竹正博

6

12

*サトノクラウン 5 *ムーア

57

10.3

()堀宣行

7

13

ミッキークイーン 5 浜中俊

55

18.2

()池江泰寿

7

14

スワーヴリチャード 3 M.デム

55

4.9

()庄野靖志

8

15

 

カレンミロティック 9 *川田将雅

57

158.1

()平田修

8

16

 

サウンズオブアース 6 *C.デム

57

109.9

()藤岡健一


何故かしらねど2歳の中距離戦の新設G1を28日にプログラムし、「年末最後の大一番」とは言えなくなったグランプリ有馬記念。例によって過去10年のトレンドを見てみましょう。

有馬記念過去10年の系譜

日付

馬名

性齢

騎手

斤量

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

161225 サトノダイヤモンド 3 ルメール

55

16

11

1

*()池江泰寿

2326

-0.0

 03-03-03

35.5

502

+4

260

440

770

1050

3940

161225 キタサンブラック 4 武豊

57

16

1

2

()清水久詞

2326

0.0

 02-02-02

35.8

536

0

(2.7)

440

770

1050

3940

161225 ゴールドアクター 5 吉田隼人

57

16

2

3

()中川公成

2327

0.1

 03-03-03

35.7

498

-6

(7.9)

   

1050

3940

151227 ゴールドアクター 4 吉田隼人

57

16

7

8

()中川公成

2330

-0.0

 03-05-03

34.8

494

+4

1700

6840

13780

20360

125870

151227 サウンズオブアース 4 M.デム

57

16

9

5

()藤岡健一

2330

0.0

 03-05-06

34.7

502

0

(9.9)

6840

13780

20360

125870

151227 キタサンブラック 3 横山典弘

55

16

11

4

()清水久詞

2331

0.1

 01-01-01

35.1

526

-4

(8.4)

   

20360

125870

141228 ジェンティルドンナ 5 戸崎圭太

55

16

4

4

()石坂正

2353

-0.1

 03-03-02

34.1

470

-2

870

12350

21190

15250

109590

141228 トゥザワールド 3 ビュイッ

55

16

6

9

*()池江泰寿

2354

0.1

 07-06-07

33.8

524

+4

(31.2)

12350

21190

15250

109590

141228 ゴールドシップ 5 岩田康誠

57

16

14

1

*()須貝尚介

2354

0.1

 10-06-05

33.9

510

 

(3.5)

   

15250

109590

131222 オルフェーヴル 5 池添謙一

57

16

6

1

*()池江泰寿

2323

-1.3

 13-12-02

36.0

466

 

160

860

1020

1420

5240

131222 ウインバリアシオン 5 岩田康誠

57

16

4

4

()松永昌博

2336

1.3

 11-12-04

37.3

534

-4

(16.1)

860

1020

1420

5240

131222 ゴールドシップ 4 ムーア

57

16

14

2

()須貝尚介

2338

1.5

 11-08-04

37.8

498

-2

(4.4)

   

1420

5240

121223 ゴールドシップ 3 内田博幸

55

16

13

1

()須貝尚介

2319

-0.2

 15-14-10

34.9

506

+6

270

3730

5200

4020

24250

121223 オーシャンブルー 4 ルメール

57

16

6

10

*()池江泰寿

2321

0.2

 07-10-10

35.3

438

+2

(27.6)

3730

5200

4020

24250

121223 ルーラーシップ 5 ウィリア

57

16

9

2

()角居勝彦

2322

0.3

 13-14-12

35.2

512

+6

(3.7)

   

4020

24250

111225 オルフェーヴル 3 池添謙一

55

14

9

1

*()池江泰寿

2360

-0.1

 10-08-05

33.3

462

-4

220

3170

3650

24290

78260

111225 エイシンフラッシュ 4 ルメール

57

14

5

7

()藤原英昭

2361

0.1

 05-06-05

33.6

488

-4

(26.8)

3170

3650

24290

78260

111225 トゥザグローリー 4 福永祐一

57

14

7

9

*()池江泰寿

2361

0.1

 07-10-08

33.3

536

+12

(47.1)

   

24290

78260

101226 ヴィクトワールピサ 3 M.デム

55

16

1

2

*()角居勝彦

2326

-0.0

 04-02-02

34.6

512

+2

840

550

1640

11610

60770

101226 ブエナビスタ 4 スミヨン

55

16

7

1

()松田博資

2326

0.0

 11-09-08

33.8

464

+2

(1.7)

550

1640

11610

60770

101226 トゥザグローリー 3 ウィリア

55

16

11

14

*()池江泰郎

2326

0.0

 03-03-02

34.4

524

-4

(75.9)

   

11610

60770

091227 ドリームジャーニー 5 池添謙一

57

16

9

2

()池江泰寿

2300

-0.1

 15-14-08

35.2

426

+4

400

740

1510

5460

18890

091227 ブエナビスタ 3 横山典弘

53

16

2

1

()松田博資

2301

0.1

 06-04-03

35.8

446

-8

(3.4)

740

1510

5460

18890

091227 エアシェイディ 8 後藤浩輝

57

16

6

11

*()伊藤正徳

2308

0.8

 16-15-12

35.7

494

0

(32.0)

   

5460

18890

081228 ダイワスカーレット 4 安藤勝己

55

14

13

1

()松田国英

2315

-0.3

 01-01-01

36.4

494

-4

260

29490

33490

192500

985580

081228 アドマイヤモナーク 7 川田将雅

57

14

14

14

()松田博資

2318

0.3

 14-13-11

35.8

468

+6

(90.2)

29490

33490

192500

985580

081228 エアシェイディ 7 後藤浩輝

57

14

6

10

()伊藤正徳

2319

0.4

 08-05-07

36.4

496

+6

(36.1)

   

192500

985580

071223 マツリダゴッホ 4 蛯名正義

57

16

3

9

()国枝栄

2336

-0.2

 03-03-02

36.3

498

+12

5230

22190

69020

73320

800880

071223 ダイワスカーレット 3 安藤勝己

53

16

7

5

()松田国英

2338

0.2

 02-02-01

36.6

486

+2

(8.1)

22190

69020

73320

800880

071223 ダイワメジャー 6 M.デム

57

16

4

6

()上原博之

2342

0.6

 07-08-04

36.4

538

+10

(15.2)

   

73320

800880

集計期間:2007.12.23 2016.12.25

@1番人気は5−2−1−2と極めて高い信頼性あり。

A2番人気は2−1−2−5とまずまず。しかし3番人気は0−0−1−9と極めて不振。

B1.2番人気が高い複勝率を誇るにもかかわらず、配当はやたら固く収まった去年と13年を除き大荒れ傾向。二桁人気が来たのは30頭中5頭(しかもこの4年は来ていない)とそれほど大きなヒモ荒れがあるわけではないが、年末の人気投票的なレースである故、買いが上位人気に集中しており、5〜9番人気という中穴的存在が来ても思わぬ高配当になる。

C枠順は内が有利だが、中枠も来ないわけじゃない。但し大外枠だけは全く出番なし。

D30頭の年齢別構成をみると、三歳馬9、四歳馬10、5歳馬7と、若い馬が大優勢。6歳以上はこの7年間一頭も来ておらず基本用なし。

E血統はディープが強い印象だが、他はまちまち。頭数だけなら、みんな大好き僕らのステイゴールドも大健闘だけど、これはオルフェ、ゴールドシップの二頭が荒稼ぎした結果で、今年のレインボーラインは、うーん、どうなんでしょう。

F外国人無双。馬券に絡んだ延べ30人のジョッキーのうち、11人がカタカナジョッキー。特筆すべきは人気薄の台頭にも外国人ジョッキーの貢献が大であるということで、ルメール・デムーロ以外の外国人も軽視禁物。

G関西馬天国。関東馬が来たのは、この7年では去年一昨年のゴールドアクターのみ。今年も出走自体三頭だし、どうなんでしょう。


以上から、本命は一番人気キタサンブラック。しかし、凄いですねえ、またしても内枠を引いてしまいました。ラストランとなる本レースを含め20戦して内枠が10回。しかも格式の高いレースは殆どが内枠という異常なくらいの引きの強さであります。そんなに北島三郎に歌を歌わせたいのかJRA。大相撲をめぐる最近のくだらない議論よりは、こちらの方がはるかに私的には興味があります。

これだけの戦歴を誇りながら何故か「通」には嫌われる馬でもあり、山崎先生はサトノクラウン、ぐっちーさんはシュヴァルグラン、かんべえ先生はルージュバックと言うのがご推薦で、有馬排斥論者の小幡先生に至っては、現在に至るまで論評も出していないと、皆さん本当にへそ曲がりな天邪鬼であります。

曰く、「歴戦の疲れ」とか「グランプリは来たことがない」とかいろいろなことで論難なさっているわけで、それはまったくその通りなんですが、じゃあ、他の馬はどうかというと、シュヴァルグランにしてもスワーヴリチャードにしてもどう考えても中山不向きだし、サトノクラウンは馬場が渋らないと軸にはしづらいし、ルージュバックに至っては。。。。と、キタサンブラック以上に突っ込みどころ満載なのであります。私だって北島三郎をやたら担ぎたがるJRAの姿勢は嫌いだ。でも馬に罪はないでしょう。ここは大人しく彼と心中しようかと思います。

対抗・単穴は三歳馬から。〇スワーヴリチャードは上述の通り、なぜJCではなくこちらに来たのか理解に苦しむところではありますが、それでも実績はキタサンを除けばピカイチで、強いと言われる今年の三歳の中でも魅力にあふれた一頭。騎手デムーロのサポートがあればあるいは。

単穴にはサトノクロニクル。サトノはサトノでもクロニクルの方は全然人気がありませんねえ。でも中山だったらスワーヴリチャードより買える存在です。デムーロがスワーヴリチャードに乗り替わったけど戸崎を押さえることができたのは幸甚で、穴をあけるとしたらこういう存在ではないでしょうか。ハーツクライの穴馬券と言うのは今年のG1のトレンドですしね。

この他では、できれば渋ってほしいけど前走の大敗で人気を落としているならサトノクラウン。本当なら無印にしたいけどそれも危険かシュヴァルグランにミッキークイーン。最内引いた去年の4着ヤマカツエース。ステゴ産駒はぜひ押さえておきたいレインボーライン。高齢馬だけど中山巧者のサクラアンプルール。

馬券は◎→〇▲☆→その他の三連複18点。圧倒的一番人気から三連複をこんなに買ってどうなのよ、と言う突込みが聞こえてきそうですが、3連単で買ってもやたら買い目が増えてなおかつガミが多いし、三連複でも全然変わりませんね。スワーヴ、シュヴァル、サトノクラウンの内二頭絡むとガミですが、それ以外は高配当。まぁ、ひも荒れに期待しましょう。

それでは皆様良いクリスマスを。


上海馬券王 in Kabinburi



○今日の結果

<有馬記念> @キタサンブラック、Aクイーンズリング、Bシュヴァルグラン




○かんべえのつぶやき


――中山の2500mを逃げ切る馬が本当に居ようとは。でもそこはキタサンブラックと武豊、そして1枠2番。全体にスローの流れになって、第4コーナーから先は突き放す。いやもう参りました。お見事でした。とうとう引退レースで7個目のG1をゲットされました。この馬、2015年に菊花賞を勝ったときは、ここまで強い馬になるとは思わなかったのですが。

――キタサンを嫌ったワシには、辛い現実が待っていました。馬券はかすりもしない。せめて東洋経済オンラインで推奨したルージュバックが5着に入ったのを見て、少し安心した程度。スタートで出遅れるのを見た時には、ああ、この牝馬はもう闘争心を失ってしまったか、とガックリきていたのでありました。

――終わってからも、千客万来の中山競馬場からは簡単には帰れません。船橋法典駅まで90分、という表示が出てました。仕方がないから、キタサンブラックの引退式を見ましたですよ。北島さぶちゃんの歌もちゃんと聞きました。「ありがとうキタサンブラック」という新曲が用意してあったのは、さすがフジテレビの演出でありましたな。もちろん「祭りだ祭りだ」もアカペラで。ああ、これはもう罰ゲームなんでしょうか。


――それでも今年はこれが最後ではなく、28日にホープフルステークスがございます。馬券王先生も読者も、ご迷惑かもしれませんけれどもあと1回だけお付き合いください。よろしくお願いします。





12月17日(日)朝日杯FS

いやあ、オルフェーブル産駒の二頭軸と言うのは、やはり無謀でしたなあ。ロックディスタウンは実績は申し分ないけど、坂のあるコースが初めてというのが不安だったのですが、あの直線でのヘタレ具合は、まさにその不安を裏書きするような展開となったわけで、ううううう。

そんなこんなで、なんか気分が乗りません。かんべえ先生は上海で蟹三昧しているというのに、こちらは毎日がハードなお仕事で、来週末だって土曜が出勤、しかもそのあと職場の忘年会だっていうし、あまつさえ、日本人は会費10000バーツ(日本円で4万弱!)、それに加え、くじ引きの特賞として、やはり10000バーツ相当の景品を用意しろなんて言われるし、一体なんなんだ、このぼったくりの世界は。これがタイの外資系企業じゃ当たり前なのか、それとも私の会社の相場がゆがんでいるだけなのか。これは是非、他の日系企業の方々に伺ってみたいもんです。この国もこういうのがなければ本当にいい所なんだけどねえ。

というわけで、本当に気分が乗らないので、今回は簡単に。(それにしても、こんな生活してて、来週有馬の予想ができるのだろうか。。。)


20171217() 5回阪神6日目 16頭 [15:40発走]
【11R】 69回朝日杯フューチュリティS
2歳・オープン・G1(馬齢)(牡・牝)(国際)(指定) 1600m・外 (A)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

ダノンプレミアム 2 川田将雅

55

2.6

()中内田充

1

2

フロンティア 2 岩田康誠

55

22.2

()中内田充

2

3

*タワーオブロンドン 2 ルメール

55

4.2

()藤沢和雄

2

4

 

*ライトオンキュー 2 四位洋文

55

116.1

()昆貢

3

5

ケイアイノーテック 2 *幸英明

55

22.6

()平田修

3

6

 

$アサクサゲンキ 2 武豊

55

20.6

()音無秀孝

4

7

 

ヒシコスマー 2 *松山弘平

55

74.6

()清水久詞

4

8

 

*ファストアプローチ 2 *シュミノ

55

35.2

()藤沢和雄

5

9

 

ムスコローソ 2 *池添謙一

55

101.0

()手塚貴久

5

10

ステルヴィオ 2 *C.デム

55

5.6

()木村哲也

6

11

 

カシアス 2 浜中俊

55

37.8

()清水久詞

6

12

ダノンスマッシュ 2 福永祐一

55

8.1

()安田隆行

7

13

 

アイアンクロー 2 *酒井学

55

283.7

()斉藤崇史

7

14

 

ダブルシャープ 2 *和田竜二

55

26.5

()渡辺薫彦

8

15

ケイティクレバー 2 小林徹弥

55

97.6

()目野哲也

8

16

 

イシマツ 2 *加藤祥太

55

238.7

()森秀行



中山から阪神に舞台を移して行われる2歳チャンピオン決定戦も早いもので、今年で4年目となりました。まぁ、最大18頭も参戦して行われる競争が中山みたいな枠順格差が、アメリカの所得格差並みにひどいコースで行われるというのは、うら若い2歳馬には気の毒この上ないことですので、このコース変更は大変結構ではあるのですが、じゃあ、阪神開催になってからのこの競走がどのような結果となったかを見てみましょう。


フューチュリティS 阪神移設後三年間の事績

日付

馬名

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

161218 サトノアレス 四位洋文

18

17

6

()藤沢和雄

1354

-0.1

   13-12

34.1

500

+4

1420

5980

11430

42820

221200

161218 モンドキャンノ バルザロ

18

10

7

()安田隆行

1355

0.1

   14-14

34.0

472

0

(15.8)

5980

11430

42820

221200

161218 ボンセルヴィーソ 松山弘平

18

4

12

()池添学

1358

0.4

   01-01

35.2

462

-6

(72.7)

   

42820

221200

151220 リオンディーズ M.デム

16

15

2

()角居勝彦

1344

-0.1

   15-15

33.3

496

-4

590

520

1340

8160

38560

151220 エアスピネル 武豊

16

11

1

()笹田和秀

1345

0.1

   08-06

34.0

484

+2

(1.5)

520

1340

8160

38560

151220 シャドウアプローチ 中谷雄太

16

13

11

*()須貝尚介

1352

0.8

   10-06

34.7

494

0

(91.6)

   

8160

38560

141221 ダノンプラチナ 蛯名正義

18

2

1

()国枝栄

1359

-0.1

   14-12

35.4

472

+6

460

14050

20260

20560

133570

141221 アルマワイオリ 勝浦正樹

18

6

14

()西浦勝一

1360

0.1

   14-12

35.5

470

+2

(64.7)

14050

20260

20560

133570

141221 クラリティスカイ 岩田康誠

18

14

3

()友道康夫

1361

0.2

   07-06

35.9

484

+12

(5.3)

   

20560

133570

集計期間:2014.12.21 2016.12.18

いやあ、三年しかないと表をまとめるのも楽でいいわ。なんて言ってる場合じゃないですな。よく見ると、結構えぐいですよ。上記の系譜は。


@荒れてる。とにかく荒れてる。実力がそのまま表れる阪神1600mで、なぜこういう結果になるのか。上位人気が全滅した去年もそうだけど、上位人気が2頭も連がらみしている14年、15年だって二桁人気の超人気薄が飛び込んできて、結果阿鼻叫喚の超高配当。

Aじゃあ、高配当を演出した超人気薄がどういうやつらなのかと言うと、16年ボンセルヴィーソ、15年シャドウアプローチは前走が重賞で2・3着した馬というのがあるんだけど、14年アルマワイオリはそういう実績もなく、あえて言えば前々走の「もみじS」でやたら切れる脚を使ったというのがあるけど、そういう馬なら他にもたくさんいるし、結局なんで来たのかよくわからない。こういう馬を当時三番手評価していた小幡先生は天才ではなかろうか。で、こういう人気薄はこのレースの後全員パッとしないわけで、要は2歳のこの競走は、一発屋の台頭も考慮しなければならないレースということになります。

B枠順に大きな偏りはなく、大外でも来ます。これって中山じゃありえないわけで阪神に舞台を移したことは、そういう意味では正解。

C馬格は、二歳のこの時期にしてはやたら大型馬が来ている印象。

D脚質は差し、追い込みがやたら幅を利かせている。逃げて残ったのは去年の三着ボンセルヴィーソのみで、先行馬は少なくとも、この三年は来ていない。

E関西馬天国、過去三年で関東馬は2頭のみ。ただしその二頭が16年、14年の勝ち馬であり、軽視は禁物。

F血統はディープ、キンカメがやたら来ている印象。ただし、そういう説得力抜群の血筋にマツリダゴッホ、クロフネといういまいちピンとこない血統が割り込んできて、それが高配当を演出。(ちなみに今年はキンカメの出走はなし)

まぁ、たった三年のデータなんで、心もとない部分も多々あります。ここは、先週のジュベナイルでも使った例の法則を追加しましょう。まぁ、同じ2歳の、同じコースでの法則ですし、先週も外したとはいえ、結果は◎△▲のワンツースリーですから、結構いけてる法則だと思います。

G1200mでの実績を軽視

H秋以降の実績を重視

I坂のあるコースでの実績を重視。

J切れ味を重視。(上がり34秒台、芝の軽い新潟・京都・府中・小倉なら33秒台必須)


以上から評価したのが冒頭の表の印となります。

本命は、1番人気ダノンプレミアム。新馬、重賞のサウジカップをレコードで圧勝したディープ産駒で、実績は申し分なし。気になるのは先行脚質で、めちゃくちゃ切れる脚を使ったことがないということなんですが、まぁ、先行してレコードの圧勝ですから切れる脚を使う必要がなかったということで、その気になればもっと瞬発力は発揮できるのではないかと思います。

対抗は、そのダノンプレミアムにサウジカップで0.3秒差2着したステルヴィオ。こちらは新興種牡馬、「世界のロ〜ドカナロア!」の初年度産駒ですな。ダノンプレミアムに敗れはしたものの、この時の上りが33.5。馬場がやや重であることを考えれば、これは破格の時計で、良馬場の明日は逆転もあり得るのではないかと考えます。

三番手は、関東藤沢厩舎のタワーオブロンドン。ききょうS、京王杯2歳Sを圧勝して、特に京王杯での上りは33.2と大物感にあふれ、これも相当有力。最初は本命にしようと思ったんですが、この馬、マイル以上の経験がなく、また同じ厩舎で似たような経歴でジュベナイルに挑み大敗した7年前のダンスファンタジアの忌まわしい記憶が頭をよぎり、評価を下げました。ただ、ダノンプレミアムに勝ちうる存在はステルヴィオ以外ではこの馬だけでしょう。

馬券は◎←→〇▲←→その他の3連単24点。◎〇▲で決まらない限り結構つきます。その他は末の鋭さを中心に選びました。上述の通り超人気薄がやたら飛び込んでくるレースなんで、大穴にも目配りは必要と言うことで、注認定したのがケイティクレバー。先行馬で切れ味という概念とは無縁ですが、安定した成績を上げながらやたら人気がないのが魅力。今年のトレンドを考えても、ディープ系の有力どころに一泡吹かせているのはハービンジャーかハーツクライですからねえ。


上海馬券王 in Bangkok



○今日の結果

<朝日杯FS> @ダノンプレミアム、Aステルヴィオ、Bタワーオブロンドン




○かんべえのつぶやき


――ダノンプレミアムが強かったですねえ。いやもう、最後の直線の加速が素晴らしかった。ディープ産駒らしいきれいな馬体で、ディープ産駒らしからぬ先行馬。3馬身半の差をつけて、無敗でG1ゲットであります。川田騎手も終始、危なげない騎乗でした。

――2着馬ステルヴィオも鋭い末脚を見せましたが及ばず。タワーオブロンドンが3着。この辺りが2歳牡馬のトップクラスということになりますね。おっと、今年は年末のホープフルステークス(2000m)もG1になったので、中長距離でさらに強い馬がいるかもしれません。この世代は楽しみですな。

――本日は馬券王先生の◎→○→▲の順でした。読み通りの結末と言うことになります。もっとも3連単の配当は2630円と安めだったので、いささかご不満があるやもしれません。まあ、当たるっていうのはそういうことでもあります。


――さて、来週はクリスマスイブ、ではない有馬記念。馬券王先生は日常業務がご多用のようですが、予想を手抜きをするとオバゼキ先生に噛みつかれるかもしれません。立てバンコクの馬券王。どうかよろしくご指導を賜りたく。





12月10日(日)阪神JF


えー。本日土曜はまたしても出勤日で、疲れ果てているのであります。

この国は日本に比べ、休日が年間で20日以上少ないわけで、日本の生活に慣れたものからすると月の半分が週休一日というのは、なかなか黄昏れます。会社の労使交渉でも「日本に比べなぜこんなに休日が少ないんだ、休日増やせ!」なんて言う組合要求が出るわけなんですが、「この国じゃ、どこの会社もこうだろ。労働環境はその国の相場で決めるのが世界の常識じゃ。何わけのわかんない要求出してるんだ、馬鹿者!」などと回答しながら、心の中では「そうだ、そうだ!」と叫んでいる自分がいたりします。

日本でこれだけ休日が増えたのは、バブル崩壊以後でしょうか。「景気が悪くて、賃上げは難しい」と考えた労組が代わりに要求したのが「時短」というやつで、それに「景気が悪くてどうせ仕事がない」と言う資本側の事情がマッチして、結果休日がやたら増えまくったわけですね。問題は、その間、生産性を上げる努力がなおざりにされてきたということで、労働人口が減り始めた今頃になって「働き方改革」なんてものが声高に叫ばれるようになった。因果応報ですな。

とは言いながら、生産性がそれなりに高いと自負する私が、「ブラック企業的」労働慣行が制度化された国で、土曜も会社に拘束されるとは、これは、やはり黄昏れるしかないのです。だって、土曜に競馬ができないじゃないか。来週は土曜も休みだけど、再来週の有馬の週末はやはり土曜出勤なのだ。有馬記念くらいゆっくり予想させてくれよ。このままだと、年末の競馬原稿も手抜きモードになりかねないですわい。

と、いうわけで、本日は簡単に。いやあ、本当は羽生善治先生の永世七冠について語り倒したかったんですけどねえ。


2017年1210() 5回阪神4日目 18頭 [15:40発走]
【11R】 69回阪神ジュベナイルフィリーズ
2歳・オープン・G1(馬齢)()(国際)(指定) 1600m・外 (A)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

 

サヤカチャン 2 松岡正海

54

17.3

()田所秀孝

1

2

ラテュロス 2 *北村友一

54

26.5

()高野友和

2

3

 

グリエルマ 2 *小牧太

54

95.9

()矢作芳人

2

4

マウレア 2 戸崎圭太

54

9.0

()手塚貴久

3

5

 

$ラスエモーショネス 2 *幸英明

54

216.3

()高橋義忠

3

6

 

マドモアゼル 2 松田大作

54

49.6

()斎藤誠

4

7

リリーノーブル 2 川田将雅

54

6.0

()藤岡健一

4

8

 

トーセンブレス 2 *柴田善臣

54

19.1

()加藤征弘

5

9

 

レグルドール 2 高倉稜

54

242.3

()杉山晴紀

5

10

 

ハイヒール 2 *藤岡佑介

54

251.2

()清水久詞

6

11

ラッキーライラック 2 石橋脩

54

4.6

()松永幹夫

6

12

ソシアルクラブ 2 *福永祐一

54

7.6

()池添学

7

13

トーセンアンバー 2 *横山和生

54

119.3

()菊沢隆徳

7

14

ノーブルアース 2 *鮫島良太

54

170.2

()牧浦充徳

7

15

 

ナディア 2 *四位洋文

54

91.4

()笹田和秀

8

16

 

$モルトアレグロ 2 吉田隼人

54

47.2

()武井亮

8

17

 

コーディエライト 2 和田竜二

54

19.4

()佐々木晶

8

18

ロックディスタウン 2 ルメール

54

3.6

()二ノ宮敬


例によって過去10年のトレンドを

ジュベナイル過去10年の系譜

日付

馬名

性齢

騎手

斤量

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

161211 ソウルスターリング 2 ルメール

54

18

2

1

()藤沢和雄

1340

-0.2

   03-04

34.8

472

-8

280

510

900

1210

4250

161211 リスグラシュー 2 戸崎圭太

54

18

18

2

()矢作芳人

1342

0.2

   15-13

34.5

434

+6

(3.0)

510

900

1210

4250

161211 レーヌミノル 2 蛯名正義

54

18

4

3

()本田優

1345

0.5

   05-05

35.2

462

-4

(6.9)

   

1210

4250

151213 メジャーエンブレム 2 ルメール

54

18

2

1

()田村康仁

1345

-0.3

   02-01

35.8

494

0

250

3500

4950

7640

39480

151213 ウインファビラス 2 松岡正海

54

18

13

10

()畠山吉宏

1348

0.3

   06-06

35.6

448

-12

(33.3)

3500

4950

7640

39480

151213 ブランボヌール 2 岩田康誠

54

18

11

3

()中竹和也

1350

0.5

   08-10

35.5

432

-10

(7.8)

   

7640

39480

141214 ショウナンアデラ 2 蛯名正義

54

18

16

5

()二ノ宮敬

1344

-0.1

   13-12

34.0

468

-2

980

2200

5110

3530

22780

141214 レッツゴードンキ 2 浜中俊

54

18

11

2

()梅田智之

1345

0.1

   09-10

34.3

466

+8

(5.6)

2200

5110

3530

22780

141214 ココロノアイ 2 横山典弘

54

18

4

4

()尾関知人

1346

0.2

   09-08

34.5

450

-2

(6.3)

   

3530

22780

131208 レッドリヴェール 2 戸崎圭太

54

18

8

5

()須貝尚介

1339

-0.0

   08-08

34.1

418

-8

1460

1240

4250

6220

42130

131208 ハープスター 2 川田将雅

54

18

10

1

*()松田博資

1339

0.0

   14-14

33.6

476

+2

(1.7)

1240

4250

6220

42130

131208 フォーエバーモア 2 蛯名正義

54

18

6

8

*()鹿戸雄一

1339

0.0

   06-05

34.6

460

+2

(31.3)

   

6220

42130

121209 ローブティサージュ 2 秋山真一

54

18

1

5

*()須貝尚介

1342

-0.0

   10-08

35.9

442

-4

810

35990

62100

490320

3047070

121209 クロフネサプライズ 2 柴山雄一

54

18

7

15

()田所秀孝

1342

0.0

   02-02

36.3

472

+18

(89.9)

35990

62100

490320

3047070

121209 レッドセシリア 2 三浦皇成

54

18

10

10

()鹿戸雄一

1343

0.1

   15-16

35.6

416

-10

(44.5)

   

490320

3047070

111211 ジョワドヴィーヴル 2 福永祐一

54

18

13

4

()松田博資

1349

-0.4

   09-10

34.1

418

-2

680

4870

8270

9370

62850

111211 アイムユアーズ 2 メンディ

54

18

11

8

()手塚貴久

1353

0.4

   04-04

34.9

452

-2

(12.3)

4870

8270

9370

62850

111211 サウンドオブハート 2 武豊

54

18

18

1

()松山康久

1353

0.4

   03-03

35.0

460

0

(4.6)

   

9370

62850

101212 レーヴディソール 2 福永祐一

54

18

11

1

()松田博資

1357

-0.1

   10-11

33.9

450

-2

160

1260

1490

9200

24540

101212 ホエールキャプチャ 2 池添謙一

54

18

4

4

()田中清隆

1358

0.1

   05-09

34.1

456

0

(19.1)

1260

1490

9200

24540

101212 ライステラス 2 M.デム

54

18

18

8

()和田正道

1360

0.3

   07-04

34.5

452

+4

(47.9)

   

9200

24540

091213 アパパネ 2 蛯名正義

54

18

18

2

()国枝栄

1349

-0.1

   10-10

34.3

472

+4

460

2050

3710

5980

27670

091213 アニメイトバイオ 2 内田博幸

54

18

6

5

()牧光二

1350

0.1

   07-07

34.8

456

0

(8.7)

2050

3710

5980

27670

091213 ベストクルーズ 2 安藤勝己

54

18

15

6

*()松田博資

1351

0.2

   11-12

34.3

434

-2

(12.2)

   

5980

27670

081214 ブエナビスタ 2 安藤勝己

54

18

13

1

()松田博資

1352

-0.4

   16-16

34.8

450

0

220

1090

1620

3270

11760

081214 ダノンベルベール 2 後藤浩輝

54

18

2

3

()国枝栄

1356

0.4

   11-06

35.6

448

-8

(8.4)

1090

1620

3270

11760

081214 ミクロコスモス 2 鮫島良太

54

18

9

4

()角居勝彦

1358

0.6

   17-17

35.2

454

+2

(11.9)

   

3270

11760

071202 トールポピー 2 池添謙一

54

18

15

3

()角居勝彦

1338

-0.0

   11-08

35.2

466

-4

660

5440

9100

13320

65920

071202 レーヴダムール 2 藤岡佑介

54

18

9

8

()松田博資

1338

0.0

   17-15

34.8

480

-4

(16.0)

5440

9100

13320

65920

071202 エイムアットビップ 2 福永祐一

54

18

10

2

()矢作芳人

1339

0.1

   10-08

35.4

454

-4

(5.5)

   

13320

65920

集計期間:2007.12. 2 2016.12.11

@1番人気は4−1−1−4と一定以上の信頼性はあるが、三連複軸とするのはお買い得感に乏しい。

A2番人気は1−2−1−6、3番人気は1−1−2−6と可もなく不可もなく。配当の期待値を考えれば4〜6番人気が狙い目。

B二桁人気の超人気薄は阿鼻叫喚の結末となった12年と一昨年の2着以外は来ていない。

1番人気の勝率の高さを反映してか3連単配当は3連単にしては(12年を除き)おとなし目。それなのに3連複は中穴でそれなりにおいしいリターンが多く、狙うならむしろこちらか。

C枠順に大きな偏りはない。大外でも軽視は禁物。

D脚質は差しが圧倒的だが、近年は先行も十分あり。逃げ切りと殿一気は相当つらい。

E馬体重は大型馬よりは小兵が良い感じ。

F関西開催なのに関東馬が大健闘。過去10年馬券に絡んだ30頭中、14頭が関東馬。

GほかのG1に比べ、外国人ジョッキーがおとなし目。ただし今回唯一参戦の外国人ルメールに関してはこの競走を2連勝中故、無視などできるはずもなく。

以上に加え、例年使用して一定以上の戦果を挙げている下記の法則を適用してみたい。具体的には

H1200mでの実績を軽視

I秋以降の実績を重視

J坂のあるコースでの実績を重視。

K切れ味を重視。(上がり34秒台、芝の軽い新潟・京都・府中・小倉なら33秒台必須)

と、言うわけで、上記からセレクトしたのが冒頭の印になるわけですが。。。。


わははははは。本命と対抗がそろってオルフェーブル産駒ですわ。いや、血統で選んだわけじゃないからね。本当に上記でセレクトすると、ぶっちぎりで、この二頭が優位となったわけなんですから。

いやあ、オルフェ二頭かあ、やばいなあ、親父の性格考えると、どちらか、あるいは両方が飛んでもそれはそれで納得だしなあ。でも、しょうがないんだよなあ。データからはこれしかないんだよなあ。まぁ、オルフェ自身もそうだったけど、ステイゴールドの系統は2歳までなら素直な良い子が多いし、やさぐれるのは来年以降ということで、今回はこの二頭中心で馬券を買いたいと思います。

馬券は◎〇→◎〇←→その他の3連単24点。 三連複のほうがお買い得感にあふれているのは上述の通りなんですが、それでも1・2番人気で軸を取る以上、3連単ですね。配当も三分の二が万馬券ですし。

そのほかの馬は切れ味重視でセレクトしました。今回は不人気場を含め末の鋭い面白いのが多く参戦しています。特に抜群の切れ味を持ちながら単勝万馬券に甘んじている注認定の二頭は面白い。特に新馬を圧勝して迎えた赤松賞で今回人気の一角であるマウレアと差がない競馬を演じた(この時の上りは33秒9)ノーブルアースが現在15番人気だなんて、大波乱のないこの競走ではありますが、夢を見ちゃいますな。


上海馬券王 in Kabinburi



○今日の結果

<阪神JF> @ラッキーライラック、Aリリーノーブル、Bマウレア




○かんべえのつぶやき


――お見事、ラッキーライラックが2歳牝馬の女王となりました。オルフェーヴルに似ているんですよねえ、ホント。それから石橋脩騎手も上手く乗りました。追い込み、カッコ良かったですね。来年のクラシックレースが今から楽しみです。デムーロ騎手に乗り替わられませんように。

――2頭のオルフェーヴル産駒のうち、あたしゃロックディスタウン乗りだったので、そっちから買いました。でもねえ、今日は明らかに気合が入っていなかったし、ルメール騎手も絶不調。5Rで勝った後はことごとく連を外していて、10R も1倍台の本命馬に乗って2着でしたからね。まあ、こういう日もあるということで。


――さて、来週は今度は2歳牡馬が集う朝日FS。あたしゃちょこっと上海に行ってますけれども、日曜日には戻っておりますので、またよろしくご指導ください。





12月3日(日) チャンピオンズカップ


えー、タイに移り住んで2か月が経過しました。さすがに2か月もいると右も左もわからないという状態は脱しつつあるのですが、それでも時々強烈なカルチャーショックを受けることもままあるわけで。。。

当たり前のことではありますが、大変暑い国です。12月の寒さに震える日本をしり目に、ここでは毎日が30度超。エアコンが欠かせない状態です。これだけ気候が違うと、棲息する動植物も全く違うわけで、日本ではほとんどお目にかかれない生き物が身近で大手を振って歩いています。

代表的なのはヤモリでしょうか。日本でも時々目にすることはありますが、こちらではありとあらゆる住まいに生息して部屋の中を走り回っているわけなのであります。「部屋の中にヤモリはないだろう」と言うなかれ。本当に住まいの中に数匹、数十匹のヤモリが生息しているのです。小さいものは全長5cm、大きいものだと20cm。私は見たことがありませんが、隣人は50cmを超える超巨大ヤモリを目撃したことがあるのだとか。窓を閉め切っても入ってきます。きっとエアコンのダクトを経由してやってくるのでしょう。

外見はトカゲに似ていますが、その運動性能はトカゲをはるかに上回ります。四肢の指先にある吸盤を使ってありとあらゆるところで活動します。壁をはい回るのはお手の物だし、天井に張り付いてさかさまに走り回ってもおります。驚くべきはその走行能力で、いや、実に速い。その末脚はディープインパクトなみで、こういう運動性能は日本ではゴキブリが近いのですが、ゴキブリはさすがに天井では活動できないし、走行性能もやはりヤモリがはるかに速いですな。ある意味生物進化の究極形。ロボット工学の先生がヤモリを手本に研究を進めているなんて話を前にどこかで読んだことがあるんですが、なるほどと納得した次第です。

いや、最初は結構びっくりしたんですけど、そのうち慣れてきてたんですよ。ゴキブリと違って外見には愛嬌らしきものもあるし、部屋のあちこちで微量の糞を落とすこと以外は特に悪さもしないし、部屋に入ってくるハエととか小虫とかをバクバク食べてくれるし、そもそもヤモリは「家守」と漢字表記されるように悪い奴ではないのだ。うん、なかなか憂い奴よ。君とだったら暮らしていけるかもしれない、なんてことまで思い始めていたのだ、私は。

ところが。。。

先日仕事が終わってカビンブリにある自室に帰ってきた私は、あまりの暑さにエアコンのスイッチを入れたのであります(いや、繰り返しになりますが、11月末になっても暑いのだ、この国は)。するといきなり、エアコンの室内機がガタガタバタバタと凄まじい異音をまき散らし始めたではないですか。すわ、故障か!と泡食って室外機の状況を確認して戻ってきた私が目撃したのは。。

エアコンの真下にある、ベッドの、しかも枕の上に、ちぎれたヤモリのしっぽが、ころがっていたのだ。その長さ実に7cm!これが本体もないのに、ヒクヒク、ウネウネと動きまくっていたのだ!

あんぎゃあああああ!

私は大声をあげて叫びました。映画「ゴッドファーザー」で、目覚めた映画プロデューサーがベッドに愛馬の生首を発見し絶叫するシーンがありますが、まさにあれです。

こういうシーンは映画やゲームじゃ何度も見たことがあるんですよ。「エイリアン」とか、「遊星からの物体X」とか「バイオハザード」とか。でもねえ、こんなホラーでグロい光景が、私の居住空間、しかもベッドの上で繰り広げられているなんて、これはいったい何の冗談なのでしょう。いい奴だと思い始めていたのに、君はなんてことをするんだ、見損なったぞ、ヤモリ!!

気が付けばエアコンの異音は嘘のように静まっています。取り残された私は、動きまくるしっぽを見つめながら、そのまましばし固まっていたのでありました。

それにしても、気になるのはしっぽの本体です。エアコンのファンにミンチにされた形跡はないけど、部屋の中でそれらしきヤモリは見当たらず、ひょっとしたら部屋の片隅でじっと復讐の機会をうかがっているのではないでしょうか。

。。。眠れない日が続いています。

201712 3() 4回中京2日目 16頭 [15:30発走]
【11R】 18回チャンピオンズカップ
3歳以上・オープン・G1(定量)(国際)(指定) ダート1800m

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

 

コパノリッキー 7 *田辺裕信

57

12.9

()村山明

1

2

ケイティブレイブ 4 福永祐一

57

8.3

()目野哲也

B2

3

ミツバ 5 松山弘平

57

34.2

()加用正

2

4

 

ノンコノユメ 5 C.デム

57

9.5

()加藤征弘

3

5

 

メイショウスミトモ 6 *吉田隼人

57

69.0

()南井克巳

3

6

 

モルトベーネ 5 秋山真一

57

44.0

()松永昌博

4

7

ロンドンタウン 4 岩田康誠

57

11.4

()牧田和弥

4

8

グレンツェント 4 *ボウマン

57

18.6

()加藤征弘

5

9

 

ゴールドドリーム 4 *ムーア

57

10.2

()平田修

5

10

キングズガード 6 *藤岡康太

57

28.3

()寺島良

B6

11

$アウォーディー 7 武豊

57

9.0

()松永幹夫

6

12

 

カフジテイク 5 *ルメール

57

8.6

()湯窪幸雄

7

13

テイエムジンソク 5 古川吉洋

57

5.3

()木原一良

7

14

サウンドトゥルー 7 大野拓弥

57

7.0

()高木登

8

15

 

$アポロケンタッキー 5 内田博幸

57

26.2

()山内研二

8

16

ローズプリンスダム 3 *戸崎圭太

56

62.4

()畠山吉宏

ジャパンカップ改めチャンピオンズカップ。早いもので、もう四回目なのであります。ジャパンカップの看板を返上しても、一応まだ国際競争なんだけど、今年も海外馬の参戦はなく、事実上の日本一決定戦。うーん、これじゃあ、左回りの中京でやる意味もないかもしれないですなあ。

今年のG1トレンドとして、「外国人ジョッキー」「若い馬」「非ディープ」「内枠」というのがあって、このセレクトだけで的中に大きく近づけたりもしたのですが、今回はダート戦、競走馬寿命は芝の馬より長いし、もともとダートは非ディープだし、芝のレースとは全く違うロジックが働いているように思えます。

というわけで、ここは恒例の過去トレンドから考えることにしましょう。

チャンピオンズカップ 過去3年ぽっちの系譜

日付

馬名

性齢

騎手

斤量

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

161204 サウンドトゥルー 6 大野拓弥

57

15

8

6

()高木登

1501

-0.0

 14-14-13

35.8

474

0

1590

1390

4800

11180

85980

161204 $アウォーディー 6 武豊

57

15

2

1

*()松永幹夫

1501

0.0

 06-06-05

37.0

514

+10

(2.2)

1390

4800

11180

85980

161204 アスカノロマン 5 和田竜二

57

15

4

10

()川村禎彦

1502

0.1

 02-03-02

37.4

522

-10

(40.4)

   

11180

85980

151206 サンビスタ 6 M.デム

55

16

4

12

()角居勝彦

1504

-0.2

 06-08-06

37.4

476

+3

6640

11040

36260

27320

318430

151206 ノンコノユメ 3 ルメール

56

16

1

3

()加藤征弘

1506

0.2

 14-15-15

36.7

452

0

(3.8)

11040

36260

27320

318430

151206 サウンドトゥルー 5 大野拓弥

57

16

2

5

()高木登

1507

0.3

 15-16-16

36.6

472

-2

(12.6)

   

27320

318430

141207 ホッコータルマエ 5 幸英明

57

16

8

2

()西浦勝一

1510

-0.1

 02-02-02

36.4

508

+2

590

5470

9020

11730

70890

141207 ナムラビクター 5 小牧太

57

16

4

8

()福島信晴

1511

0.1

 05-04-04

36.3

528

+6

(20.7)

5470

9020

11730

70890

141207 ローマンレジェンド 6 岩田康誠

57

16

12

3

()藤原英昭

1512

0.2

 05-02-02

36.6

510

0

(7.1)

   

11730

70890

集計期間:2014.12. 7 2016.12. 4

いやあ、過去3年しかデータがないけど、カオスです。荒れてます。

@一番人気0−1−0−2、二番人気1−0−0−3、三番人気0−1−1−1と皆信頼度が低い。かろうじて三番人気が三連複軸向きか。

A年齢は5歳6歳が圧倒的で、芝に比べると適齢期が一歳上乗せになっている感じ。ただし7歳超の高齢馬の台頭はない。

B枠は気持ち悪いほど真ん中から内側に偏っている。

C外国人無双な状況は15年のみで、14年、16年はすべて日本人騎手のワンツースリー。逆に言うと今回は外国人ジョッキーというパターンにも見えるけど、今年外国人が騎乗する馬は近走パッとしないのが多いので悩ましいですな。今回ミルコが出ないというのを考えると騎手はあまり気にしないほうが良いのかもしれません。

D血統はフレンチデピュティーとかトワイニングとかゼンノロブロイとかアグネスデジタルとか地味系多し。

E中京開催ということで輸送距離にあまり差がないせいか関東馬もそれなりに来る。

F脚質は先行もしくは追い込み、前につけるか殿一気のパターンしかなく、中段からの差しは分が悪い印象。

うーん、データが少なく、また結果が大荒れなせいで、B以外はピリッとしませんね。しょうがないんで、過去馬券に絡んだ9頭がどんな連中かというのを調べてみたら示唆的なデータが。

Gこのレースの前三走の成績がすべて三着以内という安定した連中である。16年のアスカノロマン、14年のタルマエ以外は全員がこのパターンですな。とにかくレースの格は関係ありません、G3だろうが、オープン・準オープン、1000万でも牝馬戦でもかまいません。そこを安定して三着以内でまとめている連中が来ています。格下のレースでしかも勝ちきれない必然的に人気も低い連中がやたら来ていることが上記高配当の要因となっているわけです。どんなに格が高いレースを走っていようと、そこを大敗した馬には用がない。「格」より「調子」なのであります。何よりも格を重視する小幡先生には不愉快な話かもしれませんが。

H1700m以上の距離を主戦場にしている連中。1400mを主戦場にして、フェブラリーで良績残しここに乗り込んでくるパターンは危険ということです。

以上から、前走大敗組の軽視、マイル以下の実績組の軽視で選ぶと上記の印となります。

本命はケイティブレイブ。近走の安定度も文句なく、内枠引いて、左回りの実績もそれなりにあり、騎手福永との相性もばっちりということで、勝つには難しいかもしれませんが、三連複なら立派な軸候補です。気になるのは父アドマイヤマックスというのが私にとって極めて忌まわしいヤモリのような存在だということなんですが、さて。

対抗は一番人気のテイエムジンソク。今年になってから常に三着以内につけ続けている安定した実績を考えると、本当はこちらを本命にしたいのですが、問題は外枠になったことと、左回りの経験がないことと、騎手が20年前のアインブライド以来G1には縁がない古川であるということで評価を下げます。まぁ、騎手に関して言えば、この馬の好成績がすべて古川とコンビを組んでから成し遂げられているということで、相性とか信頼関係には問題がなく、こういう地道にやってる人にぜひ光が当たってほしいと内心応援はしております。

これに韓国遠征で大勝して帰ってきたロンドンタウン、短距離系のキャリアが多いけど近走の安定感が過去三年の上位馬のパターンとやたらかぶるキングズガード。ここまでが上位ですか。

馬券は◎→その他の三連複28点。

割れたレースでもあり、これだけ買ってもガミが一点しかなく、ほとんどが万馬券。買い方としては悪くないのではないかと。。



上海馬券王 in Bangkok



○今日の結果

<チャンピオンズカップ> @ゴールドドリーム、Aテイエムジンソク、Bコパノリッキー




○かんべえのつぶやき


――毎年まことに難解なこのレース。だって中央と地方と海外の成績が入り混じっているんだから、データが当てにならんのですよ・・・。ということで、馬券王先生も腐心されたことと存じます。テイエムジンソクとコパノリッキーが激しく競る中を、名手ムーア騎手騎乗のゴールドドリームが外から突っ込んできて、G1レースをかっさらっていきました。今週も、また外人騎手でした。


――実は本日は不肖かんべえの予想が当たりました。東洋経済オンラインに予想を書いたときは、いちおうその通りに買います。買わないと読者に悪い、じゃなくて、買ってなくて来たら悔し過ぎるから・・・。いつもはそれで傷口を広げるのですが、今日はお蔭でゴールドドリームの単複を取れました。パチパチパチ・・・・。

――ふと考えてみれば、今年はG1でまともに当たった、って記憶がほとんどない。それくらい春も秋も連戦連敗を続けていたわけですが。まあ、1年の終わりに1個でも当たってよかった、ということにしておこう。

――いやいや、今週から始まった中山開催はまだ年内いっぱい続く。さし当たって来週は阪神JF。2歳馬戦を当てるのは難しいのですが、頑張りましょう。馬券王先生、ヤモリに負けてちゃいかんです。





11月26日(日) ジャパンカップ


えー、本日は久々に土曜が休日なのではありますが、そういう日に会社の懇親会が企画されていまして、深夜まで酒池肉林の大宴会となるわけなのであります。

この国に来て2か月弱、まだよくわからないことも多いのですが、一つだけこれは間違いないと思われるのが、こちらの人々が極めて享楽的で宴会大好きな方々ということで、宴会行事が行われる前の事前準備にはもう命を削って取り組んでいる。詳細は別の機会にしたいと思いますが、もう本当にすごいです、凄すぎます。特に去年は前国王の喪中ということで、こういう宴会は自粛ムードだった反動が、喪明け以降炸裂している印象で、いまいちと評判のタイの国内景気もひょっとしたらだいぶ好転するのではないでしょうか。

この情熱の2割でよいから仕事に割いてくれないかという愚痴は、これは日本人が等しく感じるところだと思うんですが、先楽後憂なこちらの人と、後に「楽」があるかどうか不確かなのに先憂後楽な行動原理を生業とする日本人と、いったいどちらが幸せなんでしょうか。。

20171126() 5回東京8日目 17頭 [15:40発走]
【11R】 37回ジャパンカップ
3歳以上・オープン・G1(定量)(国際)(指定) 2400m (C)