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上海馬券王がJRAのレースに寄せる「情熱と冷静の言葉」


2022年 上半期のレース考





6月26日(日) 宝塚記念


☆:これより2022年上半期馬券予想の件に関し詮議をいたす。一同の者、面(おもて)を上げい。さて、上海屋馬券衛門、その方、相も変わらず「馬券王」なる称号を名乗り、22年G1予想を開陳するもことごとくこれを外し、善良なる溜池通信読者に莫大なる損失を負わせしこと、当方の取り調べにより明白であるが、左様相違ないか。

上:畏れながらお奉行様、手前には全く身に覚えのないことにございまして、はてさて、どこからそのような根も葉もない噂が流れましたやら。

☆:ほほう、それでは、オークスにおいて、贔屓のグルーヴ血統スターズオンアースを対抗に抑え、本命に指名したサークルオブライフが12着大敗になったことも知らぬと申すのじゃな。

上:畏れながら、グルーヴ一族は重い印を打つと悲しい結末になることが多く、泣く泣く評価を下げた由、グルーヴ血統を愛する手前の悲しい胸の内、察していただきたいものでございます。それにですな、あの競争はサウンドビバーチェなる不届き者が放馬し、レースの開催が15分も遅れたわけでございまして、あれで出走メンバーの集中力が途切れ能力を出し切れなかった馬が続出した由、あれがなければサークルオブライフも馬券に絡んでいたことは疑いようもなく、お奉行様、悪いのはみんなサウンドビバーチェの奴にございますよ!

☆:おのれ、レースのトラブルにすべて罪を擦り付けるとは、どこまでも三流の馬券師よ。それでは、「実績・血統から文句のつけようがない」などと言って本命指名したレイパパレがこれも12着大敗となったヴィクトリアマイルはどうなのじゃ。その方のヘタレぶりを証明するにこの上ない物証であろう、これは。

上:いやあ、あれは一体何なんでしょうね。負けるにしても負けすぎと言うか、レイパパレはあんな負け方してよい馬じゃないんですけどねえ。まぁ、元々が「ヴィクトリア魔居る」という札付きの大荒れレースですから、外したと言って責められてもねえ。

☆:おのれ、開き直りよったな。言い訳のネタをレースそのものに求めるとはつくづくあきれ果てた奴よのう。それでは、実績から言ってこの二頭以外ありえないと軸にしたエフフォーリア、ジャックドールがそれぞれ9着5着と大敗した大阪杯は一体何なのじゃ。外すにしても限度があろうが、このヘタレ馬券師!

上:いや、でも、大抵の人はあの二頭を軸にしたと思うんですよね。それくらい実績抜けていたし。大体、勝ったのが単勝50倍超のポタジェなんてレースをどうやって当てろと言うのですか、あなたは!そもそも、今年のレースはなんかおかしいのです。1番人気の馬がこれくらい飛びまくるG1なんてこれまで経験したこともない。とにかく見てくださいよ、これ!


22年上半期回顧:見るもおぞましい1番人気馬の惨状

レース名

馬名

性齢

騎手

斤量

頭数

馬番

馬券王印

人気

着順

賞金

調教師

着差タイム

単勝配当

安田記念G1 イルーシヴパンサー 4 田辺裕信

58

18

8

1

0

()久保田貴

0.2

(4.5)

東京優駿G1 ダノンベルーガ 3 川田将雅

57

18

12

1

3000

()堀宣行

0.4

(3.5)

優駿牝馬G1 サークルオブライフ 3 M.デム

55

18

6

1

12

0

*()国枝栄

1.9

(3.2)

ヴィクトG1 レイパパレ 5 川田将雅

55

18

13

1

12

0

()高野友和

0.7

(4.1)

NHKマG1 セリフォス 3 福永祐一

57

18

4

1

2000

()中内田充

0.3

(3.9)

天皇賞春G1 ディープボンド 5 和田竜二

58

18

18

1

8000

()大久保龍

1.1

(2.1)

皐月賞G1 ドウデュース 3 武豊

57

18

12

1

3800

*()友道康夫

0.3

(3.9)

桜花賞G1 ナミュール 3 横山武史

55

18

18

1

10

0

()高野友和

0.3

(3.2)

大阪杯G1 エフフォーリア 4 横山武史

57

16

6

1

0

()鹿戸雄一

0.7

(1.5)

高松宮記G1 レシステンシア 5 横山武史

55

18

7

1

0

()松下武士

0.3

(2.2)

フェブラG1 レッドルゼル 6 川田将雅

57

16

5

1

0

()安田隆行

0.8

(3.9)

集計期間:2022. 2.20 2022. 6. 5

☆:。。。。。

上:ね、すごいでしょ、11走もして勝った馬が皆無。馬券に絡んだ馬もわずか二頭。いやしくもレベルの高いG1で最も信頼された馬たちが、ここまで醜い背信行為に明け暮れるとは。ああ、見るもおぞましい!これを見るたびに胃酸が食道を逆流する!本当になんて奴らなんだ、お奉行様、悪いのはプーチン並みの悪行を繰り広げたこいつら1番人気の馬にございますよ!

☆:やい、やい、やい!黙って聞いてりゃ、放馬が悪い、レースが悪い、1番人気が悪いと寝ぼけた言い訳ばっかりほざきやがって!てめえの悪事はなあ、この一覧表がお見通しよ!目ん玉かっぽじってよく見やがれってんだあ!

馬券王と振り返る22年上期のカオスな実績

レース名

馬名

性齢

騎手

頭数

馬番

馬券王印

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬単

3連複

3連単

安田記念G1 ソングライン 4 池添謙一

18

13

4

()林徹

1323

-0.0

   10-10

32.9

482

-4

820

3740

11810

64140

安田記念G1 $シュネルマイスター 4 ルメール

18

9

2

()手塚貴久

1323

0.0

   13-10

32.9

490

 

(4.9)

3740

11810

64140

安田記念G1 サリオス 5 レーン

18

17

 

8

*()堀宣行

1323

0.0

   07-09

33.0

528

-22

(15.7)

 

11810

64140

東京優駿G1 ドウデュース 3 武豊

18

13

3

()友道康夫

2219

-0.0

 14-14-14

33.7

490

-6

420

1440

4570

15770

東京優駿G1 イクイノックス 3 ルメール

18

18

2

*()木村哲也

2219

0.0

 16-16-14

33.6

484

-8

(3.8)

1440

4570

15770

東京優駿G1 アスクビクターモア 3 田辺裕信

18

3

7

()田村康仁

2222

0.3

 02-02-02

35.3

472

-2

(24.7)

 

4570

15770

優駿牝馬G1 スターズオンアース 3 ルメール

18

18

3

()高柳瑞樹

2239

-0.2

 07-08-08

33.7

464

-6

650

12750

19360

119010

優駿牝馬G1 スタニングローズ 3 レーン

18

2

 

10

*()高野友和

2241

0.2

 05-04-04

34.4

474

0

(28.2)

12750

19360

119010

優駿牝馬G1 ナミュール 3 横山武史

18

8

4

*()高野友和

2243

0.4

 09-09-09

34.0

426

0

(7.1)

 

19360

119010

ヴィクトG1 ソダシ 4 吉田隼人

18

5

4

()須貝尚介

1322

-0.3

   04-04

33.4

476

0

570

4010

8270

43780

ヴィクトG1 ファインルージュ 4 ルメール

18

11

3

()木村哲也

1325

0.3

   06-06

33.4

500

-10

(5.4)

4010

8270

43780

ヴィクトG1 レシステンシア 5 横山武史

18

7

6

()松下武士

1325

0.3

   02-02

34.1

510

-6

(12.8)

 

8270

43780

NHKマG1 ダノンスコーピオン 3 川田将雅

18

18

4

()安田隆行

1323

-0.0

   07-06

34.3

460

+2

710

4820

416750

1532370

NHKマG1 マテンロウオリオン 3 横山典弘

18

1

3

()昆貢

1323

0.0

   17-16

33.5

484

-2

(6.8)

4820

416750

1532370

NHKマG1 カワキタレブリー 3 菅原明良

18

10

 

18

()杉山佳明

1324

0.1

   15-14

33.8

420

-12

(229.1)

 

416750

1532370

天皇賞春G1 タイトルホルダー 4 横山和生

18

16

2

()栗田徹

3162

-1.1

 01-01-01

36.4

474

-2

490

1230

1580

6970

天皇賞春G1 ディープボンド 5 和田竜二

18

18

1

()大久保龍

3173

1.1

 04-04-03

37.1

504

-6

(2.1)

1230

1580

6970

天皇賞春G1 テーオーロイヤル 4 菱田裕二

18

7

4

()岡田稲男

3174

1.2

 04-02-02

37.4

460

+4

(9.9)

 

1580

6970

皐月賞G1 ジオグリフ 3 福永祐一

18

14

5

*()木村哲也

1597

-0.1

 05-06-03

34.3

494

-4

910

7540

4190

32840

皐月賞G1 イクイノックス 3 ルメール

18

18

3

*()木村哲也

1598

0.1

 05-04-03

34.6

492

+10

(5.7)

7540

4190

32840

皐月賞G1 ドウデュース 3 武豊

18

12

1

*()友道康夫

2000

0.3

 15-16-14

33.8

496

-8

(3.9)

 

4190

32840

桜花賞G1 スターズオンアース 3 川田将雅

18

8

7

()高柳瑞樹

1329

-0.0

   10-09

33.5

470

-4

1450

9050

11740

72700

桜花賞G1 ウォーターナビレラ 3 武豊

18

6

3

()武幸四郎

1329

0.0

   02-02

34.0

464

-14

(6.2)

9050

11740

72700

桜花賞G1 ナムラクレア 3 浜中俊

18

1

6

()長谷川浩

1330

0.1

   04-04

33.9

462

-4

(14.5)

 

11740

72700

大阪杯G1 ポタジェ 5 吉田隼人

16

8

8

*()友道康夫

1584

-0.1

 05-05-04

35.3

468

+2

5870

39630

50990

537590

大阪杯G1 レイパパレ 5 川田将雅

16

14

3

()高野友和

1585

0.1

 03-03-03

35.6

434

+4

(9.2)

39630

50990

537590

大阪杯G1 アリーヴォ 4 武豊

16

9

7

()杉山晴紀

1585

0.1

 10-09-06

35.0

500

-2

(47.5)

 

50990

537590

高松宮記G1 ナランフレグ 6 丸田恭介

18

2

8

()宗像義忠

1083

-0.0

   15-14

33.9

486

-12

2780

34720

525080

2784560

高松宮記G1 $ロータスランド 5 岩田望来

18

9

5

()辻野泰之

1083

0.0

   07-08

34.3

476

-8

(12.9)

34720

525080

2784560

高松宮記G1 キルロード 7 菊沢一樹

18

10

 

17

()田村康仁

1083

0.0

   03-03

34.7

500

-6

(225.8)

 

525080

2784560

フェブラG1 $カフェファラオ 5 福永祐一

16

6

2

()堀宣行

1338

-0.4

   04-03

34.3

526

+6

510

4690

16200

76940

フェブラG1 テイエムサウスダン 5 岩田康誠

16

15

5

()飯田雄三

1342

0.4

   01-01

35.0

546

-8

(8.9)

4690

16200

76940

フェブラG1 ソダシ 4 吉田隼人

16

11

4

*()須貝尚介

1343

0.5

   02-02

34.9

476

+6

(8.2)

 

16200

76940

集計期間:2022. 2.20 2022. 6. 5 的中は白抜き表示

:。。。。。

上:。。。。。

☆:11戦して、的中はわずか二回、ヘタレよのう、その方。

上:。。。まぁ、11戦中、1番人気に本命を6回打てば、上記顛末からこうなりますわなあ。それでも的中2回の内1回は万馬券なんだから誉めてほしいくらいなもので。

☆:何を言うか、1番人気が馬券圏外に飛びまくっているとはいえ、3連単配当が6回は5桁で収まっているということは、当てている人はそれなりにいるということではないか。恥を知るがいいわ、このへっぽこ馬券師!

上:いや、5桁といっても、結構高額の5桁なんで、やっぱ、この結末を当てるのは難しかったと思うよ、私は。とにかくですな、理屈や、理論が美しければ美しいほど的中から遠ざかるのだ今年のG1は。私の「10年トレンド」より「1番人気は来ない」という単年トレンドの方がよほど頼りになるなんて、ああ嫌な渡世だなあ。こんなんじゃ、明日の宝塚も真っ当な方法で予想しても当たりゃしませんぜ。

☆:ちょっと待て、その方、これだけ外しまくってまだ明日の宝塚も予想するんかい?

上:当たり前でしょ。明日はやりますよお、私は!

☆:上海屋馬券衛門!馬券を外しまくりながら、なお予想に執着するその方の所業、不届き千万!よって、その方を九州遠島の上、秋口までの馬券予想禁止を申し渡すものなり!これにて一件落着、引っ立てええい!

♪博多の空に春を呼ぶう、ちょっとヘタレな上海桜ぁ (ちゃんかちゃんか)


2022 626() 3回阪神4日目 18頭 [15:40発走]
【11R】 63回宝塚記念
3歳以上・オープン・G1(定量)(国際)(指定) 2200m・内 (B)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

オーソリティ 5 ルメール

58

13.1

()木村哲也

1

2

 

アフリカンゴールド 7 国分恭介

58

92.1

()西園正都

2

3

 

メロディーレーン 6 *団野大成

56

133.2

()森田直行

B2

4

エフフォーリア 4 横山武史

58

3.7

()鹿戸雄一

3

5

 

アイアンバローズ 5 石橋脩

58

131.9

()上村洋行

3

6

タイトルホルダー 4 横山和生

58

4.7

()栗田徹

4

7

デアリングタクト 5 松山弘平

56

7.5

()杉山晴紀

4

8

ステイフーリッシュ 7 *坂井瑠星

58

48.1

()矢作芳人

5

9

 

マイネルファンロン 7 *M.デム

58

117.1

()手塚貴久

5

10

ヒシイグアス 6 *レーン

58

10.9

()堀宣行

6

11

パンサラッサ 5 吉田豊

58

9.4

()矢作芳人

6

12

 

ウインマリリン 5 松岡正海

56

70.4

()手塚貴久

7

13

アリーヴォ 4 武豊

58

13.5

()杉山晴紀

7

14

 

キングオブコージ 6 横山典弘

58

85.5

()安田翔伍

7

15

ディープボンド 5 和田竜二

58

6.4

()大久保龍

B8

16

 

グロリアムンディ 4 *福永祐一

58

98.2

()大久保龍

8

17

 

ギベオン 7 西村淳也

58

194.3

()藤原英昭

8

18

 

ポタジェ 5 吉田隼人

58

22.3

()友道康夫


というわけで、早いもので上半期の最終戦、宝塚記念であります。今年は例年より多い18頭の出走ですが、G1馬はわずか4頭と薄味なメンバー構成。まぁ、これだけの頭数が集まるのも人気どころにつけ入るスキがあると考えている陣営が多いと言うことなんでしょうが。

さっそく10年トレンドを見ていきましょう。

隔年大荒れ(ということは今年は大荒れ)宝塚の10年間

日付

馬名

性齢

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

210627 クロノジェネシス 5 ルメール

13

7

1

()斉藤崇史

2109

-0.4

 04-03-04

34.4

478

 

180

2780

3930

2200

13340

210627 $ユニコーンライオン 5 坂井瑠星

13

1

7

()矢作芳人

2113

0.4

 01-01-01

35.1

524

-4

(27.8)

2780

3930

2200

13340

210627 レイパパレ 4 川田将雅

13

2

2

()高野友和

2114

0.5

 02-02-02

35.0

432

+10

(3.5)

   

2200

13340

200628 クロノジェネシス 4 北村友一

18

16

2

()斉藤崇史

2135

-1.0

 08-07-01

36.3

464

+10

410

3410

5350

51240

183870

200628 キセキ 6 武豊

18

14

6

*()角居勝彦

2145

1.0

 13-08-02

37.2

502

-10

(14.2)

3410

5350

51240

183870

200628 モズベッロ 4 池添謙一

18

12

12

()森田直行

2153

1.8

 11-11-08

37.6

480

+2

(106.1)

   

51240

183870

190623 リスグラシュー 5 レーン

12

12

3

()矢作芳人

2108

-0.5

 02-02-02

35.2

460

+2

540

970

2210

2720

14560

190623 キセキ 5 川田将雅

12

1

1

()角居勝彦

2113

0.5

 01-01-01

35.8

506

-2

(3.6)

970

2210

2720

14560

190623 スワーヴリチャード 5 M.デム

12

11

6

()庄野靖志

2116

0.8

 04-03-03

35.7

524

 

(8.8)

   

2720

14560

180624 ミッキーロケット 5 和田竜二

16

4

7

*()音無秀孝

2116

-0.0

 05-03-02

35.8

476

-4

1310

9200

19630

93450

492560

180624 $ワーザー 7 ボウマン

16

13

10

[]ムーア

2116

0.0

 14-13-13

35.3

446

-27

(14.9)

9200

19630

93450

492560

180624 ノーブルマーズ 5 高倉稜

16

2

12

()宮本博

2121

0.5

 09-07-07

36.1

490

0

(40.0)

   

93450

492560

170625 サトノクラウン 5 M.デム

11

11

3

()堀宣行

2114

-0.1

 06-06-06

35.4

488

+10

900

5250

10330

10670

70420

170625 ゴールドアクター 6 横山典弘

11

2

5

()中川公成

2115

0.1

 06-06-09

35.4

488

-6

(12.7)

5250

10330

10670

70420

170625 ミッキークイーン 5 浜中俊

11

8

4

()池江泰寿

2117

0.3

 09-09-09

35.5

448

+8

(10.4)

   

10670

70420

160626 マリアライト 5 蛯名正義

17

16

8

()久保田貴

2128

-0.0

 11-10-06

36.3

438

0

2510

2440

8460

2800

26250

160626 ドゥラメンテ 4 M.デム

17

9

1

*()堀宣行

2128

0.0

 13-10-09

36.1

498

 

(1.9)

2440

8460

2800

26250

160626 キタサンブラック 4 武豊

17

3

2

()清水久詞

2128

0.0

 01-01-01

36.8

536

+12

(5.0)

   

2800

26250

150628 ラブリーデイ 5 川田将雅

16

16

6

*()池江泰寿

2144

-0.0

 02-02-02

34.8

488

+2

1420

12900

19250

157770

528510

150628 デニムアンドルビー 5 浜中俊

16

6

10

*()角居勝彦

2144

0.0

 15-14-14

34.0

450

+2

(31.3)

12900

19250

157770

528510

150628 ショウナンパンドラ 4 池添謙一

16

1

11

()高野友和

2146

0.2

 06-06-07

34.7

446

+4

(99.2)

   

157770

528510

140629 ゴールドシップ 5 横山典弘

12

11

1

()須貝尚介

2139

-0.5

 03-04-04

35.2

504

-2

270

8990

10210

57870

251440

140629 カレンミロティック 6 池添謙一

12

5

9

()平田修

2144

0.5

 03-03-03

35.8

450

-8

(55.9)

8990

10210

57870

251440

140629 ヴィルシーナ 5 福永祐一

12

3

8

()友道康夫

2146

0.7

 01-01-01

36.3

458

+2

(35.6)

   

57870

251440

130623 ゴールドシップ 4 内田博幸

11

10

2

()須貝尚介

2132

-0.6

 04-03-04

35.2

500

-2

290

5150

6180

2910

23420

130623 ダノンバラード 5 川田将雅

11

4

5

()池江泰寿

2138

0.6

 02-02-02

36.2

484

-2

(43.8)

5150

6180

2910

23420

130623 ジェンティルドンナ 4 岩田康誠

11

11

1

()石坂正

2138

0.6

 03-03-03

35.9

470

 

(2.4)

   

2910

23420

120624 オルフェーヴル 4 池添謙一

16

11

1

*()池江泰寿

2109

-0.3

 11-12-12

34.7

456

-4

320

1010

1760

3230

11550

120624 ルーラーシップ 5 ウィリア

16

7

2

()角居勝彦

2112

0.3

 06-06-03

35.4

496

-2

(4.4)

1010

1760

3230

11550

120624 ショウナンマイティ 4 浜中俊

16

2

6

()梅田智之

2114

0.5

 15-16-14

35.0

496

+2

(8.9)

   

3230

11550

集計期間:2012. 6.24 2021. 6.27

いやあ、10年間を振り返ると、的中は0、全敗ですかあ。G1レースは数あれど、これほど相性の悪いレースはないですな。よって、皆さん、私の逆をいけば当たるのではないでしょうか。などと言いながら、これだけ外しまくると今年くらいは当たりそうな予感もします。早速行ってみましょう。


@1番人気は3−2−1−4とまずまず。問題は、上述の通り今年に限っては1番人気は来ないというおぞましいトレンドがあることですが、さて。

A2番人気は2−1−2−5とこれも悪くはない。

B3番人気は2−0−0−8と期待値としてはかなり悪い。

C上記の通り1・2番人気は三連複馬券軸としてはかなり優秀だが、さりとて、例年出走頭数が少なめであることを考えれば滅茶苦茶信頼性が高いとも言えない状況。

D単勝二桁の超人気薄は10年間で5頭が連絡み。二年に一頭は大穴の台頭があると言うことで一定の目配りは必要。

E牝馬が強いレース。10年間でなんと10頭が馬券に絡み、なおかつ内4頭は勝ち馬でこの三年間はすべて牝馬が勝っている。

F外国人ジョッキーは30頭中7頭の鞍上で軽視禁物。

G圧倒的な西高東低の気圧配置。この10年で馬券に絡んだ関東馬はわずか4頭、なおかつこの4年は影も形もない。エフフォーリアにタイトルホルダーは大丈夫かあ?

H脚質は大きな偏りはないが近年に限って言えば先行馬が優勢。逃げ馬はよくて2・3着どまりで、かのキタサンブラックも16年は3着、17年に至っては9着大敗。(タイトルホルダーにパンサラッサは大丈夫かあ?)

I枠順に大きな偏りなし、大外でも来る。

Jマイルドなリピータ傾向あり。(但し今年は前年上位馬の出走なし)

K10年間の年齢別構成は、4歳馬10頭(うち勝馬3)、5歳馬16頭(同7)、6歳馬3頭(同0)、7歳馬1頭(同0)と若い馬が圧倒的に有利ですが、特に他の芝のG1に比べ、5歳馬が相当強力なことには留意が必要。

L過去5年15頭の血統はリピーター効果を排除すれば見事にバラバラ。

M過去5年15頭の前走キャリアは大阪杯組が4頭(内勝馬2)、天皇賞春組が4頭(同1)と前走G1組がやはり強い。この他にはドバイ・香港の遠征組が4頭(同2)と相当強力で軽視は禁物。


上記から、まずは上位人気馬を検証しましょう。

まず1番人気エフフォーリア。去年の年度代表馬でこの人気も順当とは言えますが、それでも大阪杯のあの負け方は理解に苦しみます。上記「1番人気の呪い」を演じた筆頭とも言えるわけで、このトレンド、冗談と笑い飛ばせないレベルになっており、軸にするのはためらわれます。またこのレースに相性の悪い関東馬であることもどうなんでしょう。実際この馬の輝かしい去年の実績はすべて関東のコースでもたらされたわけで、関西のコース、もしくは輸送が合わない可能性も多々あります。よって評価はヒモ筆頭まで下げてみたい。

次に二番人気のタイトルホルダー。私が愛してやまないドゥラメンテの系統にして、最も輝かしい実績を上げている馬であり、私として心情的には本命なんですが、下記の突っ込みどころあり。


(A菊花賞・天皇賞春と圧勝したレースはすべて逃げてのもの。しかし今回は、何が何でもハナを主張するパンサラッサという同系の実力馬がおり、すんなり逃げられるとは思えない。両馬がハナを争って共倒れになる可能性もそれなり以上に高いのではと考えます。

(Bエフフォーリア同様、関東馬。まぁ、この馬は阪神開催の菊花賞・天春を圧勝しているので心配はないでしょうが。

(C見事すぎるほど見事な圧勝競馬だった菊花賞・天春は、距離を嫌ったエリートたちが回避したレースでもあり、要は負かした相手が弱すぎたとも言える。それが距離短縮で、今回初めて強力なメンバーと一戦交えるわけで、その割に人気は見込まれすぎている感もなきにしも。


うーん、頑張って欲しいんだけどやはり心配だ。グルーヴの系統は私が本命にすると飛ぶことが多いので、ここは泣いて対抗とします。まぁ、この馬の場合、これまでもそういう心配をよそにふたを開けたらものすごく強いレースをしてくれたし、晩成のグルーヴ血統故まだまだ伸びしろもある感じなんで、上記の心配が杞憂となる可能性も相当大きいとは考えます。仮に明日快勝したりしたら、これはもう凱旋門は相当有望ですな。期待してるぞ!

上記の経緯を経て、本命に選んだのは7番人気のオーソリティ。買い要因は以下の通り。


(D前走ドバイG1で三着健闘したキャリアがこのレースのトレンドに即している。

(E騎手ルメールというのも心強いし、5歳の先行馬というのもレーストレンドに即している。

(F父オルフェ、母母シーザリオというのがやたら刺さる。

(G最内引いたこの馬の内枠実績は2−1−1−0、休み明け実績は4−0−1−2と非常に心強い。

(Hいやしくも海外で活躍し、JCでも二着になった馬が単勝17倍の7番人気というのもおいしすぎる。


まぁ、この馬の場合も関東馬という嫌なフラグが立っているし、左回り実績4−2−1−0に対し、右回りは2−0−1−3と信頼性が落ちるという懸念材料もあるんですが、それでも人気との比較では軸で狙う価値が高いのでは。

馬券は◎軸の三連複28点。これだけ買ってもガミはなく殆どが万馬券。ステイフーリッシュが絡むステゴ馬券は超絶の高配当で夢馬券を歌ったレースの買い方としては悪くないのではないかと。まぁ、それでもタイトルホルダーに勝って欲しいんだけどね。

という訳で、上半期はここまで。ご愛読ありがとうございました。また秋口お会いしましょう。



上海馬券王




○今日の結果

<宝塚記念> @タイトルホルダー(横山和) Aヒシイグアス(レーン)  Bデアリングタクト(松山)



○かんべえのつぶやき

――強い、まったく強い。モノが違う。いや、次元が違う。パンサラッサが1000mを57秒台で先行するのを追いかけたタイトルホルダーは、四角でするっと先頭に立つと、そこから後続を突き放してゴールしました。2分09秒7のレコード勝ちでした。


――2着にはレーン騎手騎乗のヒシイグアス。3着には、しぶとく追い込んだデアリングタクトが入りました。ちなみに4着にはディープボンド。5着には14番人気のマイネルファンロンが入っています。ステゴ産駒はいっぱい出てましたが、「お前かよっ!」でした。

――注目のエフフォーリアは6着で、「一番人気の呪い」はなおも続いているようです。昨年の年度代表馬に、いったい何が起きているのか。秋のG1戦線はますます混迷の度を深めることになりそうです。


――馬券王先生の推奨馬、オーソリティは出走直前に馬体検査となり、取消となりました。不肖かんべえは、オーソリティの単勝と馬連、ワイドの流しを大量に買っていたので、返還とはなるものの、どっと疲れが出た感あり。ちなみに馬券王先生は、すかさずデアリングタクトを軸に買いなおして、めでたく三連複を取られたそうです。おめでとうございます。

――それにしても、今年の上半期G1レースは難問奇問ぞろいでありました。あまり勝てませんでしたが、エアグルーヴ様の「きいいいいいいっ!」が何度もこだましたことは、当欄にとってもめでたいことでした。今やドゥラメンテ産駒は日本の競馬界の宝であります。タイトルホルダー、これはもう凱旋門賞に行くしかないっ!

――馬券王先生もお疲れさまでした。宝塚記念の勝利、おめでとうございます。秋口にまたお会いいたしましょう。その頃には、ちゃんと1番人気が普通に「勝ち負け」になっておりますように。






6月5日(日) 安田記念


えー、本日は競馬をパスして映画のはしごと言うものをやってきたわけなのであります。観たのは「トップガンマーベリック」「犬王」、いやあどちらも大変面白かった。

まず「トップガンマーベリック」なんですが、これは言わずと知れた大ヒット作の続編。しかし、40年近くたった今なんでトップガンなのだろうか。基本的には米軍(正確には米海軍)翼賛の能天気なお話、展開される軍事作戦は荒唐無稽、終盤に至っては目がくらむようなご都合主義が炸裂しまくるという突っ込みどころ満載の作品で、こういう所は前作と全然変わってないのですが、でもねえ、面白いんだ、これが。やはり、アメリカ海軍全面協力で描かれる軍用機の描写が素晴らしく、空母からカタパルト射出されるF18の映像を見るだけで思わず心が騒ぐと申しますか、こういう「本物」の映像が見られるだけで、これはもう劇場に足を運ぶ価値があると思うのであります。

で、凄まじい感銘を受けたのがもう一方の「犬王」であります。現在の日本のアニメシーンで鬼才・天才の名をほしいままにしている湯浅政明の監督作品ですな。これが本当に凄かった。

壇ノ浦で平家の祟りを受け視力を喪失した「友魚」という琵琶法師と、異形の存在として産まれついた能楽師「犬王」が室町時代の京都で革新的な表現活動を展開するお話ですが、やっているのは完全なロックミュージック。南北朝時代の京都で、ロックのストリートパフォーマンスをおっぱじめるというものすごく無茶苦茶なお話ですが、これが完全に成立しているのが凄すぎます。特に「犬王」が歌うナンバー「鯨」と「竜中将」のシーンは、日本アニメの一つの到達点と言えるのではないでしょうか。犬王に声を当てているのは「アヴちゃん」というシンガーですが、この歌唱力がとんでもない。これなしにはこの作品は存在しません。広い声域とパワーあふれる歌唱は、はっきり言ってフレディー・マーキュリーレベルなわけで、歌える人だというのは知っていたけどここまでとは。

「友魚」のナンバーが弱いとか、二人の関係性に関する描写が浅いとか突っ込みどころはあり、これがセールス的に成功するかは正直心もとないものも感じるのですが、それでもとんでもないものを見てしまったという感動が未だに消えることはありません。少なくとも個人的には「シン・ウルトラマン」よりも刺さりました。皆さまも是非一度見てほしいと思います。いやあ、映画って本当にいいものですね。それでは!


。。。え、「最近、映画の話がやたら多い。もっと競馬に身を入れろ。」ですって?


いやあ、実はですね、私、「シニア料金」で映画を見れるってことに最近ようやく気が付きまして、なんと通常料金1800円が1200円となったのであります。そういうことに気が付くと、なんかやたら映画館に通ってしまうわけでして。。。

いやあ、不覚だったなあ。こういう料金体系があること知らなかったせいで、1年近く1800円の料金を払い続けてきたじゃないか。本当に痛恨の極みである。そしてねえ、こういう料金で映画が見れることは嬉しいことは嬉しいんだけど、実は内心複雑でもあるんですよね。自分がこういう料金の資格を持つと言うことで思いっきり自分の「歳」と言うのを自覚させられるわけで。。。ううう、内心若いつもりだったのになあ。

しかし、考えてみれば不思議だ。なんで爺や婆にこういう料金を設定するのだろうか。「どうせ高齢者は暇こいてるんだから、映画館に来て金を落とせ」と言うことなのだろうか。爺や婆は今の若者よりは金を持ってるし、そんな暇でもないと思うんだけどね。いや嬉しいことは嬉しいんだけどさ。


2022 6 5() 3回東京2日目 18頭 [15:40発走]
【11R】 72回農林水産省賞典安田記念
3歳以上・オープン・G1(定量)(国際)(指定) 1600m (C)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

 

$カフェファラオ 5 福永祐一

58

17.2

()堀宣行

1

2

ヴァンドギャルド 6 *岩田望来

58

37.0

()藤原英昭

2

3

 

$ロータスランド 5 *M.デム

56

29.3

()辻野泰之

2

4

ダノンザキッド 4 川田将雅

58

12.9

()安田隆行

3

5

 

ホウオウアマゾン 4 坂井瑠星

58

54.6

()矢作芳人

3

6

 

カラテ 6 菅原明良

58

52.9

()辻野泰之

4

7

ファインルージュ 4 *武豊

56

8.5

()木村哲也

4

8

イルーシヴパンサー 4 田辺裕信

58

5.6

()久保田貴

5

9

$シュネルマイスター 4 ルメール

58

4.6

()手塚貴久

5

10

 

エアロロノア 5 幸英明

58

100.9

()笹田和秀

B6

11

 

カテドラル 6 戸崎圭太

58

137.7

()池添学

6

12

 

ダイアトニック 7 岩田康誠

58

116.2

()安田隆行

7

13

ソングライン 4 池添謙一

56

7.9

()林徹

B7

14

ソウルラッシュ 4 浜中俊

58

9.8

()池江泰寿

7

15

セリフォス 3 *藤岡佑介

54

8.7

()中内田充

8

16

レシステンシア 5 横山武史

56

21.0

()松下武士

8

17

 

サリオス 5 *レーン

58

15.5

()堀宣行

8

18

 

ナランフレグ 6 丸田恭介

58

31.2

()宗像義忠


という訳で、春競馬も終盤、安田記念です。今年も18頭も参戦して大盛況ですが、かつてのグランアレグリア、アーモンドアイと言う絶対王者が不在で混戦必至、カオスな状況となっています。

早速恒例「10年トレンド」を。

荒れてます。安田記念の10年間

日付

馬名

性齢

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

210606 ダノンキングリー 5 川田将雅

14

11

8

()萩原清

1317

-0.0

   08-08

33.1

456

+6

4760

2950

12090

8860

110420

210606 グランアレグリア 5 ルメール

14

5

1

()藤沢和雄

1317

0.0

   11-11

32.9

502

+4

(1.5)

2950

12090

8860

110420

210606 $シュネルマイスター 3 横山武史

14

13

4

()手塚貴久

1318

0.1

   05-05

33.4

474

-6

(10.2)

   

8860

110420

200607 グランアレグリア 4 池添謙一

14

11

3

()藤沢和雄

1316

-0.4

   08-07

33.7

492

+6

1200

650

2840

840

11240

200607 アーモンドアイ 5 ルメール

14

5

1

()国枝栄

1320

0.4

   11-11

33.9

488

+2

(1.3)

650

2840

840

11240

200607 インディチャンプ 5 福永祐一

14

6

2

()音無秀孝

1321

0.5

   09-07

34.1

480

+4

(7.0)

   

840

11240

190602 インディチャンプ 4 福永祐一

16

5

4

()音無秀孝

1309

-0.0

   04-05

32.9

470

0

1920

5670

13660

3690

43720

190602 アエロリット 5 戸崎圭太

16

2

3

()菊沢隆徳

1309

0.0

   01-01

33.9

516

+4

(12.5)

5670

13660

3690

43720

190602 アーモンドアイ 4 ルメール

16

14

1

()国枝栄

1309

0.0

   11-09

32.4

484

 

(1.7)

   

3690

43720

180603 $モズアスコット 4 ルメール

16

10

9

*()矢作芳人

1313

-0.0

   11-12

33.3

482

-6

1570

7370

15290

6560

63280

180603 アエロリット 4 戸崎圭太

16

4

5

()菊沢隆徳

1313

0.0

   03-03

34.0

502

-2

(10.7)

7370

15290

6560

63280

180603 スワーヴリチャード 4 M.デム

16

1

1

()庄野靖志

1314

0.1

   05-05

33.9

506

-10

(2.8)

   

6560

63280

170604 サトノアラジン 6 川田将雅

18

14

7

()池江泰寿

1315

-0.0

   14-15

33.5

528

+4

1240

10480

20410

43500

283000

170604 ロゴタイプ 7 田辺裕信

18

16

8

()田中剛

1315

0.0

   01-01

34.4

494

-4

(14.6)

10480

20410

43500

283000

170604 レッドファルクス 6 M.デム

18

6

3

()尾関知人

1316

0.1

   14-13

33.7

474

0

(7.9)

   

43500

283000

160605 ロゴタイプ 6 田辺裕信

12

6

8

()田中剛

1330

-0.2

   01-01

33.9

496

-2

3690

3230

11580

14990

153560

160605 モーリス 5 ベリー

12

8

1

()堀宣行

1332

0.2

   02-02

34.0

514

-4

(1.7)

3230

11580

14990

153560

160605 フィエロ 7 内田博幸

12

10

6

()藤原英昭

1332

0.2

   09-09

33.5

500

-8

(29.5)

   

14990

153560

150607 モーリス 4 川田将雅

17

6

1

*()堀宣行

1320

-0.0

   03-03

34.5

510

+2

370

1740

2680

40690

127190

150607 ヴァンセンヌ 6 福永祐一

17

13

3

()松永幹夫

1320

0.0

   12-10

33.7

502

-6

(6.6)

1740

2680

40690

127190

150607 クラレント 6 田辺裕信

17

12

12

*()橋口弘次

1322

0.2

   05-04

34.5

496

-2

(42.7)

   

40690

127190

140608 ジャスタウェイ 5 柴田善臣

17

10

1

()須貝尚介

1368

-0.0

   09-11

37.1

498

 

170

18730

20330

91160

373470

140608 グランプリボス 6 三浦皇成

17

12

16

()矢作芳人

1368

0.0

   09-09

37.2

502

-8

(148.4)

18730

20330

91160

373470

140608 ショウナンマイティ 6 北村宏司

17

11

10

()梅田智之

1373

0.5

   13-15

37.3

502

-2

(37.1)

   

91160

373470

130602 ロードカナロア 5 岩田康誠

18

10

1

()安田隆行

1315

-0.0

   08-08

33.3

500

+2

400

1470

2570

18160

62800

130602 ショウナンマイティ 5 浜中俊

18

2

3

()梅田智之

1315

0.0

   15-14

32.8

516

+4

(5.7)

1470

2570

18160

62800

130602 ダノンシャーク 5 C.デム

18

16

12

()大久保龍

1316

0.1

   11-11

33.2

452

0

(37.2)

   

18160

62800

120603 ストロングリターン 6 福永祐一

18

4

2

*()堀宣行

1313

-0.0

   13-12

33.8

516

-2

670

8510

13920

92530

468600

120603 グランプリボス 4 内田博幸

18

3

13

()矢作芳人

1313

0.0

   11-10

33.9

496

0

(25.3)

8510

13920

92530

468600

120603 コスモセンサー 5 松岡正海

18

8

15

*()西園正都

1316

0.3

   04-04

34.8

510

0

(35.7)

   

92530

468600

集計期間:2012. 6. 3 2021. 6. 6


うーむ、10年間を振り返って的中は15年の一回だけ。相性は悪いと言わざるを得ないのですが、上記を見る通り3連単配当はすべて万馬券、7桁配当こそないものの内6回は6桁配当と、このレース荒れまくっています。NKH参る、ヴィクトリア魔居るほどではありませんが、このレースだって相性が良い人がそんなにいるとは思えません。実際私にしても上記15年の三連複配当一発だけで、10年間の収支は大幅黒字なわけで、つまりは運頼りの宝くじ馬券なのだよ、このレースは。

早速見ていきましょう。


@1番人気は3−3−2−2と三連複ではかなり頼りになる。こういうのを見ると馬券対象を外した二頭が気になりますが、17年イスラボニータ(8着)、12年サダムパテック(9着)ですか。お、この二頭、ともに軸にしていたじゃねえか、おんどりゃあああ!

A2番人気は1−0−1−8と大幅に信頼性が低下。はっきり言って上記大荒れの主犯はこいつらであります。

B3番人気は1−3−1−5とこれはまずまずか。

C単勝二桁人気の超人気薄は30頭中6頭と軽視禁物ですが、直近6年間では出番なし。まぁ、それでも荒れているということで7〜9番人気も含め切るには注意が必要。

D牝馬は30頭中6頭ですが、この6頭はすべて直近4年での連絡みということで、近年台頭著しい。

E外国人ジョッキーは30頭中8頭の鞍上で特にルメールは4年連続で連絡み(但し勝ち切れていないことには注意が必要)

F関東馬は30頭中14頭と府中開催にふさわしく健闘。特に直近6年で見ると18頭中13頭が関東馬で近年大躍進。

Gリピーター傾向顕著。今年の対象はシュネルマイスターとなりますが。。

H枠順は大外17番18番を除けば偏りなし。

I脚質は差し・追い込み大優勢。33秒台の上り必須。(などと言いながら、まれに逃げ馬が来たりするから悩ましい)

J10年間の年齢別構成は、3歳馬1頭(内勝馬0)、4歳馬8頭(同4)、5歳馬11頭(同3)、6歳馬8頭(同3)、7歳馬2頭(同0)と思いのほか高齢馬も強いレースではあるのですが、この4年はすべて5歳以下で決まっており、やはり4歳5歳を中心に考えるべき。

K過去5年15頭の血統はディープが4頭(内勝馬3)と圧倒的、これリピーター効果は入っていないので凄いとしか言いようがないのですが、問題は今年の参戦は13番人気ヴァンドギャルドただ一頭と言うことで。。。うーん、ディープ系キズナ産駒ならソングライン、ファインルージュ二頭がいるのでこれで代用は可能なのだろうか。

L過去5年15頭の前走キャリアは牝馬戦ヴィクトリアマイル組が4頭と言うのが目を引きます。小幡先生もこの組を重点指名してますな。ただし、この組は4年連続で2着と勝ちきれないし、その中にはグランアレグリア・アーモンドアイという超大物も含まれていることから、あまり過信するのも危険かも。グラン・アーモンドが勝てないということは、やはり中二週というローテが馬に負担となっていることを示唆していると思います。


上記から本命は2番人気の◎イルーシヴパンサー。


(A現在4連勝中の上り馬

(B府中実績は4−1−0−0で上記4連勝はすべて府中とまさにコースの申し子。その殆どを33秒台の上りを使って快勝。

(C枠順も中枠4−2−0−1で吉。

(D騎手田辺はこの馬とは4−0−0−0で凄まじい好相性。

(Eハーツクライの血も先週のダービーに引き続き炸裂の予感。ディープなき今、旬はこの血統なのかも。

(F休み明けが気になるが、この馬の場合は3−1−0−0と問題ない。


どうです、これだけ揃うと文句はないでしょう。気になるのはG1初挑戦で、これまで強い所と対戦がないということと、上記二番人気の呪いなんですが、前者は今年のメンバーには圧倒的なG1実績の持ち主がいないということ、後者は今年のG1は1番人気が飛びまくるという変な呪いがあるということから、まぁ、この馬を軸にするのが一番良い気がします。

この他はヴィクトリアマイル組、ディープ系を中心に選びました。例年ひも荒れ続出のレースなんで、馬券は◎1頭軸の三連複28点。FGHで決まればガミですがそれ以外は結構良い配当になります。400倍ついた15年の再現をここは期待したいところです。



上海馬券王




○今日の結果

<安田記念> @ソングライン(池添) Aシュネルマイスター(ルメール)  Bサリオス(レーン)



○かんべえのつぶやき

――暗中模索が続く今年のG1戦線、「安田伊左衛門生誕150年記念」と銘打った安田記念を制したのは、4番人気でG1初勝利のソングラインでした。うーむ、ヴィクトリアマイルでは買っていた馬なのだが・・・。今日はダノンザキッドで勝負してました。先週のダノンベルーガの仇討ちをしたかったが、最後は失速してしまったなあ。


――2着には2番人気のシュネルマイスターでした(直前にイルーシヴパンサーが1番人気に)。これは納得なんですが、3着にサリオスが入ったのは驚愕でした。あの体重減(▲22キロ)を見て諦めた人は少なくなかったはず。かつてはコントレイルのライバルと見なされていたのに、今日は8番人気。去年のダノンキングリーみたいでした。

――馬券王先生の推奨馬、イルーシヴパンサーは「1番人気の呪い」に負けたのか、8着に終わりました。イルーシヴパンサーは、不肖かんべえ愛用の「優馬」でも本命に推されていて、パドックもまことに良く見えたのですが、G1の壁はちと厚かったか。

――ところで安田伊左衛門という人は、@陸軍軍人で騎兵大尉、A衆議院議員や貴族院議員を歴任。B競馬法の成立に尽力し、戦前の日本競馬会理事長、東京優駿を創設、C戦後も中央競馬会会長、ということで、大功労者なのですね。いやー、知らんかった。

――こうなると上半期最後のG1レース、宝塚記念が気になります。1番人気は最後まで勝てないのでしょうか?タイトルホルダーか、エフフォーリアか、それともディープボンドか。いやあ、これは難しい。最後まで悩ませてくれますな、この2022年上半期は。馬券王先生、またご一緒に悩みましょう。






5月29日(日) 日本ダービー


☆上海馬券王の人生相談

禁断の霊界通信再び お受験グランマ・エアグルーヴさんからのお便り


Q:アゲアゲなんざます!

先生お久しゅうございます。わたくしエアグルーヴでございましてよ。え、「おまえは誰だ?」ですって? きぃいいいいいいいっ!これだからパンピーは!

よろしくて?わが名はエアグルーヴ!祖父にJRAの大立者ノーザンテースト、母に樫の木の女王ダイナカール、そして父に凱旋門の英雄トニービンを持つ、まさに貴族の中の貴族にして、華族の中の華族!本来なら、負けを取り戻そうと賭金を釣り上げてさらにドツボにハマりまくってるどこかのロシア軍みたいに外れ馬券を量産している貴方のような三流馬券師なんか口も聞いてもらえない高貴な血族なのよ、わがグルーヴ家は!

え、「どうせ二冠を達成した一族スターズオンアースの自慢話をしに来たんだろ。さっさと本題に入れ」ですって? 。。。。なによ、それじゃあ最初からわたくしが誰だか存じ上げてらっしゃるってことじゃない。。。。きぃいいいいいいいっ!人をおちょくるのも大概にするがよろしいわ!この理屈倒れの禁治産者!人の上げ足ばっかり取ってないで話を聞くざます。

話というのはスターズオンアースの自慢話じゃないんざます。ないんざますけど、オホホホホ、ああ、もう、しょうがないざますわねえ、そんなに聞きたいなら語らせてもらうざます。御覧になりました?先週の樫の木女学院のお受験。わが一族スターズオンアースが、名門桜花女子高に引き続き、婦女子のすべてが憧れる最難関「樫の木女学院」にトップ合格したんざます!!

樫の木女学院といえばわが母ダイナカールも、他ならぬわたくしもトップで合格した、まさに一族を象徴する超名門。そこにわが一族から再びトップ合格者を送り出すことができるなんて、ああ、これこそが女系グルーヴ一族の本懐!!思えば一族期待の星ドゥラメンテが早世して、わが血脈ももうおしまいかとあきらめはじめたこの時期にこの快挙なんざます。わたくし、嬉しくてうれしくて、オーホホホホホ、笑いが止まらないんざます!

え、「それは良かった。これでもう、貴女も思い残すことはないはずだ。頼むから成仏してくれ。」ですって?きぃいいいいいいっ!何寝ぼけたこと言ってるざますか!タイトルホルダーに、今回のスターズオンアース!一族の逆襲は始まったばかりなんざます!!死んでる暇なんかないざます!

。。。。そう言えば、先週もスターズオンアースの相談をお便りしたのに、貴方、取り上げてくださらなかったわね。これは一体どういうことざますか。え、「『人生相談』で一族を取り上げるとろくなことがないので、敢えて自粛した。」ですって?きぃいいいいいいいっ!何くだらないこと言ってるざますか!お前が馬券を外しまくってるのは、そんな下らないゲンばかり担いでいるからざます!この理屈倒れの四流馬券師!お前ごときの論説で不幸が訪れるほどわがグルーヴ家は落ちぶれていないざます!

とにかく、話を聞くざます!本題はスターズオンアースじゃないんざます。明日行われる日本最難関の超名門、東京優駿大学のお受験のことなんざます。明日のお受験にもわが四女グルヴェイグの子、デシエルトが参加するんざます。これだけわが一族が上げ潮に乗っている今、わが孫にも大きなチャンスがあると、わたくし本当にワクワクしているの。ああ、見えるわ。見えるんざます!わが一族が「天春」「桜花」「樫の木」に引き続き、「優駿」というビッグタイトルを独占するその光景が!もうムネアツなんてものじゃございませんの。一族復興の明確なる兆しに年甲斐もなく興奮しているわたくしは一体どうしたらいいのかしら。

。。。。そう言えば、今気が付いたんざますが、「人生相談でグルーヴ家を取り上げるとろくないことがない」と自粛していた貴方が、一体何故このお便りは取り上げる気になったのかしら?え、「さすがに現在14番人気、単勝58倍のデシエルト君は、客観的には相当無理目な感じで、取り上げて惨敗しても良心は痛まないと思った。」ですって?きぃいいいいいいいいいいいいいっ!お前、それでよく「グルーヴウオッチャー」を名乗れるわね!確かに皐月高校のお受験は惨敗したけど、それまではレベルの高い模試を三回連続で合格してるのよ、デシエルトは!あの子はやればできる子なんざます!四の五の言わずに、お前も応援するざます!


A:お答え


いやあ、先週のスターズオンアースちゃんの活躍は見ていてしびれました。大外枠と言う不利もなんのその、実にパワフルな追い込みを決めてくれまして、あれは本当に強い馬の勝ち方です。貴女の血族からオークス馬が出るというのはグルーヴウオッチャーとしてこれに勝る喜びはありません。まぁ、あのレース、放馬で15分もスタートが遅れ、それでモチベーションをなくした馬が私が軸にしたサークルオブライフちゃんを含め多数いたことから(放馬したサウンドビバーチェが同じドゥラメンテ産駒と言うのもなんなんでしょうね)、その勝利にケチがついていることは事実なんですが、それでも一つ言えるのは、あのような状況でもあれだけのレースができるのは、彼女には世代随一のメンタルが備わっていると言うことで、これは本当に将来が楽しみです。

あれだけの鈍感力、もとい不屈の精神力を持っているとなると、秋は秋華賞ではなく、凱旋門に挑戦するのも面白いんじゃないかと思っていたのですが、本日、彼女が骨折していたというニュースに接し、崩れ落ちてしまいました。まぁ、骨折と言ってもごく軽度なもので、秋華賞には間に合いそうだと言うことですが、ここは是非ご自愛いただき、秋口に元気な姿を見せてもらいたいものです。

さて、翻って、明日のダービーなのですが、上述の通り、貴女の血族デシエルト君が参戦します。デシエルト君は若葉Sを圧勝する等三連勝の実績を引っ提げて皐月賞に挑んだのですが、スタートつまずいて出遅れ、それから二番手まで押し上げるという無理がたたり、終わって見ればトップに1.6秒差をつけられる16着という惨敗。この印象があまりに悪いと言うことで、明日のダービーでは14番人気と大きく評価を落としているわけです。馬券を考えるうえで、彼はどう扱えばよいのでしょうか。

うーん、いくらなんでも皐月賞は負けすぎという気もしますが、まぁ、逃げ損ねた逃げ馬の末期と言うのはこのように悲惨なものでもありますので、きちんとスタートを決めてくれれば面白いのかもとも思います。グルーヴウオッチャーとしてのひいき目もありますが、これだけ人気を落とすのなら私もさすがに軸にはできませんがヒモには押さえてみようかなとも思います。

客観的には、内枠に同型の逃げ馬が何頭かいること、一般に短距離系と認識されるドレフォンの系統であること、なにより「人生相談」で私が取り上げたことから、とても強気にはなれないのですが、それでも上述の通り皐月賞惨敗の原因が明確であり、これは修正可能であること、そして、あれだけ皐月賞の時に彼に入れ込んでいた小幡先生が今回完全に彼を見限っていることから、一縷の希望みたいのはあるのではないかと。なんと言っても今年のダービーは皐月賞上位組に人気が集中しており、これで決まると配当が本当に安いのであります。ここを乱してくれるような伏兵の台頭が待ち望まれるわけであり、デシエルト君はその中でも期待の一頭とも言えましょう。勝つまでとは言いません。ここは是非三着以内の粘り込みを期待したいと思います。

と、いう訳で。。。。。

2022 529() 2回東京12日目 18頭 [15:40発走]
【11R】 89回東京優駿
3歳・オープン・G1(定量)(牡・牝)(国際)(指定) 2400m (C)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

アスクワイルドモア 3 岩田望来

57

39.2

()藤原英昭

1

2

 

セイウンハーデス 3 幸英明

57

84.8

()橋口慎介

2

3

アスクビクターモア 3 田辺裕信

57

23.1

()田村康仁

2

4

 

マテンロウレオ 3 *横山和生

57

140.5

()昆貢

3

5

ピースオブエイト 3 藤岡佑介

57

40.5

()奥村豊

3

6

プラダリア 3 池添謙一

57

18.0

()池添学

4

7

 

オニャンコポン 3 菅原明良

57

16.3

()小島茂之

4

8

 

ビーアストニッシド 3 和田竜二

57

140.6

()飯田雄三

5

9

 

ジャスティンパレス 3 M.デム

57

45.0

()杉山晴紀

5

10

 

マテンロウオリオン 3 横山典弘

57

35.7

()昆貢

6

11

 

ジャスティンロック 3 *松山弘平

57

84.7

()吉岡辰弥

6

12

ダノンベルーガ 3 川田将雅

57

3.8

()堀宣行

7

13

ドウデュース 3 武豊

57

4.0

()友道康夫

7

14

デシエルト 3 岩田康誠

57

58.6

()安田隆行

7

15

ジオグリフ 3 福永祐一

57

6.5

()木村哲也

8

16

 

キラーアビリティ 3 横山武史

57

32.1

()斉藤崇史

8

17

 

ロードレゼル 3 *レーン

57

43.9

()中内田充

8

18

イクイノックス 3 ルメール

57

4.4

()木村哲也


という訳で、競馬の祭典ダービーの開幕なのであります。上記を見ればわかるように皐月賞の上位4頭が人気を分け合う展開となっています。1〜4番人気の順序が皐月賞の着順と真逆というのも面白いのですが、今年の三歳と言うのは牝馬もそうですが、傑出した軸と言うのが不在でなかなか悩ましい。これがレベルの高い群雄割拠なのか、レベルの低いドングリの背比べなのかは秋口までは不明なのですが、こういう「有力馬」が全て外枠に集中していることからある程度の波乱は想定するのが良いのかもしれません。

それでは恒例の「10年トレンド」を。

高配当続出。一筋縄ではいかないダービーの10年間

日付

馬名

性齢

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

3F地点差

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

210530 シャフリヤール 3 福永祐一

17

10

4

()藤原英昭

2225

-0.0

 07-11-09

33.4

0.5

444

-4

1170

1010

3360

8800

58980

210530 エフフォーリア 3 横山武史

17

1

1

()鹿戸雄一

2225

0.0

 04-09-09

33.4

0.5

510

+6

(1.7)

1010

3360

8800

58980

210530 ステラヴェローチェ 3 吉田隼人

17

11

9

()須貝尚介

2227

0.2

 14-13-12

33.4

0.7

488

-12

(40.2)

   

8800

58980

200531 コントレイル 3 福永祐一

18

5

1

*()矢作芳人

2241

-0.5

 03-05-04

34.0

0.3

460

-2

140

270

350

2480

5140

200531 サリオス 3 レーン

18

12

2

()堀宣行

2246

0.5

 10-10-11

34.1

0.7

528

-8

(4.4)

270

350

2480

5140

200531 ヴェルトライゼンデ 3 池添謙一

18

6

10

*()池江泰寿

2249

0.8

 05-07-07

34.7

0.4

486

0

(66.4)

   

2480

5140

190526 ロジャーバローズ 3 浜中俊

18

1

12

*()角居勝彦

2226

-0.0

 02-02-02

35.1

0.8

486

-8

9310

11200

47090

12050

199060

190526 ダノンキングリー 3 戸崎圭太

18

7

3

()萩原清

2226

0.0

 05-05-03

34.5

1.4

454

+4

(4.7)

11200

47090

12050

199060

190526 ヴェロックス 3 川田将雅

18

13

2

()中内田充

2230

0.4

 07-07-08

34.3

2.0

486

+8

(4.3)

   

12050

199060

180527 ワグネリアン 3 福永祐一

18

17

5

*()友道康夫

2236

-0.1

 05-06-04

34.3

0.3

450

-2

1250

7950

15520

521600

2856300

180527 エポカドーロ 3 戸崎圭太

18

12

4

()藤原英昭

2237

0.1

 01-01-01

34.7

0.0

490

-2

(10.5)

7950

15520

521600

2856300

180527 コズミックフォース 3 石橋脩

18

7

16

*()国枝栄

2238

0.2

 03-02-02

34.7

0.1

464

-2

(223.7)

   

521600

2856300

170528 レイデオロ 3 ルメール

18

12

2

()藤沢和雄

2269

-0.1

 14-02-02

33.8

0.0

480

-4

530

1620

2860

2220

11870

170528 スワーヴリチャード 3 四位洋文

18

4

3

()庄野靖志

2270

0.1

 07-07-05

33.5

0.4

492

-12

(5.9)

1620

2860

2220

11870

170528 アドミラブル 3 M.デム

18

18

1

*()音無秀孝

2272

0.3

 17-13-12

33.3

0.8

514

+4

(3.4)

   

2220

11870

160529 マカヒキ 3 川田将雅

18

3

3

()友道康夫

2240

-0.0

 08-08-08

33.3

0.9

502

+4

400

700

1420

850

4600

160529 サトノダイヤモンド 3 ルメール

18

8

2

*()池江泰寿

2240

0.0

 07-06-07

33.4

0.8

500

-4

(3.8)

700

1420

850

4600

160529 ディーマジェスティ 3 蛯名正義

18

1

1

()二ノ宮敬

2241

0.1

 10-08-10

33.3

1.0

472

-4

(3.5)

   

850

4600

150531 ドゥラメンテ 3 M.デム

18

14

1

*()堀宣行

2232

-0.3

 08-08-07

33.9

0.7

484

-2

190

1980

2220

3950

15760

150531 サトノラーゼン 3 岩田康誠

18

1

5

()池江泰寿

2235

0.3

 09-09-07

34.2

0.7

454

0

(18.7)

1980

2220

3950

15760

150531 サトノクラウン 3 ルメール

18

11

3

*()堀宣行

2235

0.3

 14-14-13

33.8

1.1

470

-4

(6.3)

   

3950

15760

140601 ワンアンドオンリー 3 横山典弘

18

2

3

()橋口弘次

2246

-0.1

 05-06-05

34.0

0.4

482

+4

560

850

1860

27470

103300

140601 イスラボニータ 3 蛯名正義

18

13

1

()栗田博憲

2247

0.1

 03-03-02

34.3

0.2

468

+6

(2.7)

850

1860

27470

103300

140601 マイネルフロスト 3 松岡正海

18

3

12

()高木登

2249

0.3

 09-07-06

34.2

0.5

484

-2

(108.0)

   

27470

103300

130526 キズナ 3 武豊

18

1

1

()佐々木晶

2243

-0.1

 15-14-14

33.5

1.7

478

-2

290

970

1600

17130

54950

130526 エピファネイア 3 福永祐一

18

9

3

()角居勝彦

2244

0.1

 09-10-10

33.9

1.4

478

-8

(6.1)

970

1600

17130

54950

130526 $アポロソニック 3 勝浦正樹

18

3

8

()堀井雅広

2246

0.3

 01-02-01

35.5

0.0

536

+6

(61.6)

   

17130

54950

120527 ディープブリランテ 3 岩田康誠

18

10

3

()矢作芳人

2238

-0.0

 04-04-03

34.5

1.6

496

-6

850

5680

10180

14160

87380

120527 フェノーメノ 3 蛯名正義

18

11

5

()戸田博文

2238

0.0

 07-06-07

33.9

2.2

490

-2

(14.6)

5680

10180

14160

87380

120527 トーセンホマレボシ 3 ウィリア

18

14

7

*()池江泰寿

2239

0.1

 02-02-02

36.1

0.1

504

+6

(15.0)

   

14160

87380

集計期間:2012. 5.27 2021. 5.30

うーん、10年振り返って的中は15年の一回だけ。正直相性の良いレースとは言えませんが、その15年は買い目を思いっきり絞って一点2000円で購入した三連単馬券が的中で、10年間の収支は楽勝で黒字となっています。私が勝ち馬ドゥラメンテに頭が上がらないのはこの時の経験が大きく寄与しているわけで。。。

まぁ、当たらないと言っても3連単配当が10年中8回が万馬券、内2回が6桁、1回が7桁配当と言うことで、毎年18頭も出ていると当てるのは難しいレースでもあります。

それでは行ってみましょう。


@1番人気は2−2−2−4と頭数を考えれば健闘。ただし、「競馬の祭典」で最高の評価を得た馬にしては勝ち切れていないとも言えます。

A2番人気は1−2−1−6と微妙な信頼度。

B3番人気は3−3−1−3とこれが最も信頼度が高い。現在の3番人気は小幡先生の一押しイクイノックスですが、後述しますが大外の不利は明確で、悩ましい。

C単勝二桁人気の超人気薄は30頭中4頭と伏兵台頭の余地はそれなりに。

D外国人ジョッキーは30頭中7頭の鞍上とこれだけ見れば軽視禁物ですが、ただ直近の4年で見ると一昨年の二着にレーンが入っているだけで、近年勢いは落ちている感じ。

E関東馬は30頭中12頭と、オークスに比べ、西高東低の気圧配置。

F脚質は差し・追い込みが優勢。33秒台の上り実績があると心強い。

G枠順は内枠が比較的良い感じ。大外8枠は死兆星で、特に18番は17年3着のアドミラブルがいるだけ。アドミラブルは私的には世代最強の馬だったのですが、その馬でも3着が精いっぱいで、あまつさえ、このレースでの無理がたたり、その後故障引退となってしまったのはつくづく残念です。まぁ、そのくらいの呪いがかかっていると言うことですなこの枠には。

H過去5年15頭の血統を見ると、ディープが7頭(内勝馬4)ととんでもないディープ祭絶賛開催中。5年で4頭が勝ち、10年のタームで見ても7頭が勝っているというのは尋常じゃないですな。もうディープを頭で買えば問題ないと言っても過言ではないのですが、問題は上位人気=皐月賞上位の馬が皆非ディープと言うことで。。因みに今年の1・2番人気ダノンベルーガ・ドウデュースはそろってハーツクライですが、これは過去5年で2着が二回あるだけです。

I過去5年15頭の前走キャリアを見るとさすが皐月賞組が11頭(内勝馬3)と圧倒的。ただし、皐月賞組ですんなりワンツースリーとなったのは1回しかなく、他の4年はすべて非皐月賞組が絡んでおり、あまつさえ内二回は京都新聞杯・毎日杯組が勝ちをさらっていることには要注意。


以上から軸馬はかんべえ先生もご推奨、1番人気の◎ダノンベルーガ。


(A皐月賞は4着だが、最内引いて包まれる不利があり、脚を余して負けているということで広い府中では期待できる。

(B実際府中コースでは2戦二勝、しかもすべて33秒台の切れる脚を使っている。

(C枠順も良い枠を引いた。

(D騎手川田も実績十分。

(E血統的にも距離伸びてこそのイメージ


というのがその理由ですが、まぁ、1番人気が良く取りこぼすレースでもあり、なにより今年のG1は1番人気が負け続けているという変な呪いがかかっているので、単馬券頭というのも勇気がいる所。ここは三連複軸で考えましょう。

対抗は皐月賞2着馬にして小幡先生の一押し〇イクイノックス。キタサンブラック産駒を小幡先生が推すのも驚きですが、東京スポーツ杯を32秒台の上りで差し切るというキタサン産駒とは思えない切れ味の持ち主で、これも相当強い。上述の通り大外引いたのが非常に気になりますが、先週のオークスで大外のスターズオンアースをあれだけ見事に乗りこなしたルメールの騎乗を見ると評価を下げるのはためらわれます。

単穴は皐月賞三着にして2番人気のドウデュース。皐月賞ではメンバー中最速の上りを使っていることから軽視などできようはずもなく。

こういう流れで行くと4番手は皐月賞馬ジオグリフとなるはずなんですが、皐月賞はあの奥ゆかしい福永が自画自賛するほど騎手の技量で勝ったレースなわけで、中山のトリッキーなコースなら騎手の関与も大きいけど、府中ならその恩恵は大きく目減りするということで、それより上位に評価するのは☆プラダリア。青葉賞組は人気の割には来ないレースですし、めちゃくちゃ切れる脚もない感じですが、それでも未勝利・青葉賞と2400mのレースを二回使い、二回とも勝っているディープ産駒が内枠に入っているというのは大変そそります。ベテランの領域に入りつつある騎手池添との相性も良い感じでこういう馬が6番人気というのはおいしいと思うぞ。

馬券は◎→〇▲☆→その他の三連複18点。と最初思ったけど、思い切って◎→その他の三連複28点。いやね、皐月賞上位組で決まるとどんな買い方をしても安くてガミは免れないのです。信条としてヒモ荒れ期待の馬券は買いたいので内枠の不人気馬が絡む馬券は是非押さえたい。皐月賞上位で決まったレースは上述の通りないわけで、来たら保険と割り切りましょう。あ、デシエルト君にも期待してますよ。


皆様の相談お待ちします。



人生相談士 上海馬券王




○今日の結果

<日本ダービー> @ドウデュース(武豊) Aイクイノックス(ルメール)  Bアスクビクターモア(田辺)



○かんべえのつぶやき

――第89回ダービーを制したのは3番人気のドウデュース、鞍上はこれが6回目の勝利となる武豊騎手でした。お見事、アッパレ、そして畏れ入りました。6万人の大観衆が入った府中競馬場には「ユタカコール」が鳴り響きました。まるで「お帰りなさい」と言っているように聞こえました。


――2着にはクビ差で皐月賞と同じイクイノックスが入りました。やっぱり強い馬なんですねえ。3着には、先行して「あわや」と思わせたアスクビクターモアが残りました。これをしぶとく追ったダノンベルーガはわずかに届かず、皐月賞と同じ4着に終わりました。5着は青葉賞1着のプラダリアでした。

――それにしても今年の4強決戦は難解なレースでした。不肖かんべえは予定通りダノンベルーガから行って玉砕です。アスクビクターモアへのワイドも買っていたんですが、3着と4着では致し方ありませぬ。

――ということで、ダービーの記憶がまた一つ重なりました。競馬場に観衆が戻ってきて、なんだかやっと競馬が元に戻った気がいたします。馬券王先生、お疲れ様ですが、来週の安田記念もよろしくご指導ください。一番人気の連敗記録が続いているので、まことに悩ましいところなのでありますが・・・。





5月22日(日) オークス


えー、先週のヴィクトリアマイルで負った心の傷がまだ回復しておらず、現在すこぶる付きでダウンな状態にあるのであります。

まさかレイパパレがスタートでやらかして、ソダシがあんな強いレースをするなんて。。。これって、私のイメージとは真逆の展開ではないですか。ああ、世の中不条理なのであります。

本当は今回グルーヴ一族スターズオンアースを題材に人生相談ネタを考えていたのですが、もうそんな気力はありませんし、そもそも「人生相談」がグルーヴ一族の出世の妨げとなっている現状からこれは自粛といたしたく、いきなり本題から入らせてもらいます。


2022 522() 2回東京10日目 18頭 [15:40発走]
【11R】 83回優駿牝馬
3歳・オープン・G1(定量)()(国際)(指定) 2400m (B)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

ウォーターナビレラ 3 武豊

55

11.6

()武幸四郎

1

2

 

スタニングローズ 3 *レーン

55

18.4

()高野友和

2

3

アートハウス 3 川田将雅

55

6.9

()中内田充

2

4

ルージュエヴァイユ 3 *池添謙一

55

12.5

()黒岩陽一

3

5

 

サウンドビバーチェ 3 石橋脩

55

71.4

()高柳大輔

3

6

サークルオブライフ 3 M.デム

55

3.9

()国枝栄

4

7

 

ホウオウバニラ 3 *横山典弘

55

121.7

()安田翔伍

4

8

ナミュール 3 横山武史

55

7.3

()高野友和

5

9

エリカヴィータ 3 *福永祐一

55

9.8

()国枝栄

5

10

 

ラブパイロー 3 野中悠太

55

121.7

()大和田成

6

11

ベルクレスタ 3 吉田隼人

55

20.2

()須貝尚介

6

12

 

ライラック 3 *横山和生

55

34.5

()相沢郁

7

13

パーソナルハイ 3 吉田豊

55

31.7

()矢作芳人

7

14

 

シーグラス 3 *松岡正海

55

110.1

()武藤善則

7

15

 

ピンハイ 3 高倉稜

55

30.6

()田中克典

8

16

プレサージュリフト 3 戸崎圭太

55

16.3

()木村哲也

8

17

 

ニシノラブウインク 3 三浦皇成

55

84.1

()小手川準

8

18

スターズオンアース 3 *ルメール

55

6.9

()高柳瑞樹


牝馬クラシック第二弾オークスであります。今年も18頭が集まり大盛況なのであります。

しかし、上記を見ればわかる通り1番人気が4倍弱と圧倒的な軸不在のカオスな組み合わせ。オッズも割れに割れまくっています。なにせ、本レースで最も参考になる桜花賞が1着から5着まで0.1秒差、同9着まで0.2秒差、圧倒的一番人気で10着に飛んだナミュールだって0.3秒差と言う大混戦だったわけで、これは展開の綾や騎手の判断で順位が大幅に入れ替わっても不思議ではないという認識が馬券購入者にあまねく行きわたっている結果でありましょう。

しかし、こういう時に頼りになるのが「10年トレンド」であります。さっそく見ていきましょう。


上位人気が責任を果たしている割に大荒れなオークスの10年間

日付

馬名

性齢

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

3F地点差

馬体重

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

210523 ユーバーレーベン 3 M.デム

18

9

3

()手塚貴久

2245

-0.1

 13-10-08

34.4

0.5

462

890

1880

4690

109190

532180

210523 アカイトリノムスメ 3 ルメール

18

7

2

()国枝栄

2246

0.1

 07-10-10

34.4

0.6

450

(4.5)

1880

4690

109190

532180

210523 ハギノピリナ 3 藤懸貴志

18

8

16

()高野友和

2246

0.1

 17-15-12

34.3

0.7

454

(215.4)

   

109190

532180

200524 デアリングタクト 3 松山弘平

18

4

1

()杉山晴紀

2244

-0.1

 12-12-13

33.1

1.1

466

160

1800

1950

15020

42410

200524 ウインマリリン 3 横山典弘

18

16

7

*()手塚貴久

2245

0.1

 02-02-04

34.0

0.3

452

(28.5)

1800

1950

15020

42410

200524 ウインマイティー 3 和田竜二

18

7

13

()五十嵐忠

2246

0.2

 05-05-04

34.1

0.3

474

(60.5)

   

15020

42410

190519 ラヴズオンリーユー 3 M.デム

18

13

1

()矢作芳人

2228

-0.0

 08-10-10

34.5

0.8

456

400

25140

28210

28240

179960

190519 カレンブーケドール 3 津村明秀

18

10

12

()国枝栄

2228

0.0

 04-04-04

35.1

0.2

460

(94.1)

25140

28210

28240

179960

190519 クロノジェネシス 3 北村友一

18

2

2

()斉藤崇史

2232

0.4

 04-04-05

35.4

0.3

432

(4.1)

   

28240

179960

180520 アーモンドアイ 3 ルメール

18

13

1

()国枝栄

2238

-0.3

 06-06-05

33.2

1.7

466

170

1190

1410

750

3360

180520 リリーノーブル 3 川田将雅

18

1

4

()藤岡健一

2241

0.3

 03-03-03

33.9

1.3

496

(12.3)

1190

1410

750

3360

180520 ラッキーライラック 3 石橋脩

18

2

2

()松永幹夫

2244

0.6

 05-04-05

33.9

1.6

492

(4.1)

   

750

3360

170521 ソウルスターリング 3 ルメール

18

2

1

()藤沢和雄

2241

-0.3

 04-02-02

34.1

0.0

474

240

2290

2790

4600

20130

170521 モズカッチャン 3 和田竜二

18

1

6

*()鮫島一歩

2244

0.3

 06-06-05

34.1

0.3

468

(15.0)

2290

2790

4600

20130

170521 アドマイヤミヤビ 3 M.デム

18

16

2

()友道康夫

2248

0.7

 13-13-12

33.9

0.9

476

(4.8)

   

4600

20130

160522 シンハライト 3 池添謙一

18

3

1

()石坂正

2250

-0.0

 14-13-14

33.5

1.0

422

200

420

650

2070

5790

160522 チェッキーノ 3 戸崎圭太

18

13

2

()藤沢和雄

2250

0.0

 13-13-14

33.5

1.0

462

(4.0)

420

650

2070

5790

160522 ビッシュ 3 M.デム

18

14

5

*()鹿戸雄一

2251

0.1

 08-08-05

34.1

0.5

416

(16.0)

   

2070

5790

150524 ミッキークイーン 3 浜中俊

18

10

3

()池江泰寿

2250

-0.1

 12-09-09

34.0

0.8

430

680

1160

3030

4140

20150

150524 ルージュバック 3 戸崎圭太

18

14

1

()大竹正博

2251

0.1

 05-05-04

34.5

0.4

450

(2.7)

1160

3030

4140

20150

150524 クルミナル 3 池添謙一

18

17

6

()須貝尚介

2252

0.2

 08-06-06

34.4

0.6

478

(11.8)

   

4140

20150

140525 ヌーヴォレコルト 3 岩田康誠

18

9

2

()斎藤誠

2258

-0.0

 09-09-08

34.2

0.9

444

980

380

1730

1530

12850

140525 ハープスター 3 川田将雅

18

10

1

*()松田博資

2258

0.0

 14-16-16

33.6

1.5

474

(1.3)

380

1730

1530

12850

140525 バウンスシャッセ 3 北村宏司

18

5

3

()藤沢和雄

2259

0.1

 07-07-08

34.4

0.8

514

(16.4)

   

1530

12850

130519 メイショウマンボ 3 武幸四郎

18

3

9

()飯田明弘

2252

-0.2

 09-07-07

34.6

1.1

478

2850

13880

31120

15610

150480

130519 エバーブロッサム 3 戸崎圭太

18

13

5

()堀宣行

2254

0.2

 08-09-09

34.6

1.3

460

(9.6)

13880

31120

15610

150480

130519 デニムアンドルビー 3 内田博幸

18

5

1

()角居勝彦

2257

0.5

 17-14-11

34.7

1.5

432

(3.3)

   

15610

150480

120520 ジェンティルドンナ 3 川田将雅

18

14

3

*()石坂正

2236

-0.8

 14-14-15

34.2

1.5

460

560

820

1900

6640

30610

120520 ヴィルシーナ 3 内田博幸

18

9

2

()友道康夫

2244

0.8

 08-08-09

35.3

1.2

432

(3.6)

820

1900

6640

30610

120520 アイスフォーリス 3 松岡正海

18

3

9

()相沢郁

2245

0.9

 06-06-07

35.6

1.0

458

(27.2)

   

6640

30610

集計期間:2012. 5.20 2021. 5.23


うーん、10年間を振り返って的中は14年と16年の二回だけ、累計収支は楽勝で赤字とあまり相性が良いレースとは言えませんなあ。でもねえ、配当見ると荒れてるよね、3連単配当は16年、18年を除くとすべて万馬券で内三回は6桁配当なわけだ。先週のヴィクトリア、先々週のNHKマイルほどではありませんが、それでもこれは当てるのが難しいレースと言えましょう。


@1番人気は5−2−1−2と素晴らしいの一言。毎年18頭も出ているのに勝率5割、三着以上8割ですからこれは本当に凄い。こういうのを見ると馬券圏外に飛んだ二頭が誰なのか気になりますが、去年のソダシ(8着)と10年前のミッドサマーフェア(13着)であります。ううう、両方とも軸にしてたんだよなあ。特にソダシは先週のレースを思えばこみ上げるものがあります。本当に人気じゃ来ないとてつもない天邪鬼ですねえ彼女は。田原成貴が沢尻エリカに例えたのは座布団三枚じゃ。

A2番人気は1−3−3−3とこれも文句はない。

B3番人気は3−0−1−6と信頼性は落ちますが、それでも勝率は立派。

C単勝二桁人気の超人気薄は10年間で3頭が馬券圏内で、毎年18頭も出ていることを考えれば思いのほか台頭していない。但しこの3頭、直近三年連続で飛び込んできていることから、超人気薄にも一定の配慮は必要ですし、内一頭は後にG1戦線で大活躍したカレンブーケドールですから現在不当に評価されている馬を見つけるのも馬券の醍醐味と言えましょう。

D上位人気がこれだけ責任を果たし、なおかつ超人気薄の台頭も限定的だというのに、配当は上記の通り荒れまくり。まぁ、18頭も出ていればある程度配当は付くという理屈ですが、今年は上述の通りのように割れたオッズ状況で、当たればかなりな高配当が期待できます。

E関東馬は30頭中、13頭と半数近くを占め、他のG1に比べるとかなりな大健闘。やはりこの時期の3歳牝馬に輸送は堪えるんでしょうね。

F外国人ジョッキーは30頭中7頭に騎乗と、これだけ見れば大したことないんだけど、内6頭が直近5年間で好成績を残しており、軽視は禁物。特にデムーロはこのレースに異常に強い。

G枠順に大きな偏りはない。但し8枠だけは死兆星で特に大外18番だけはこの10年一頭も馬券に絡んでいない。

H脚質は差し追込みが大優勢。上りも34秒前後の切れ味が必須な状況。

I過去5年15頭の血統はディープが3頭(内勝馬1)というのが目を引くも、他はバラバラ。敢えて言えばゴールドシップ、オルフェというステゴ系統が合わせ技で3頭(同1)。今年のメンバーではディープ産駒はパーソナルハイ(12番人気)ただ一頭、ステゴ系統はライラック(13番人気)・シーグラス(16番人気)といずれも低人気で大穴かっ飛ばすとしたら彼女たちかもしれませぬ。

J過去5年15頭の前走キャリアは、さすがに桜花賞が8頭(内勝馬3)と圧倒的で、まずは桜花賞組を重視すべきなんですが、今年の桜花賞は上述の通り大混戦なんで悩ましいことこの上ない。この他ではフローラSが3頭(同1)。面白いのは重賞組は桜花賞・フローラS以外上位には来ておらず、他の4頭はすべて非重賞組。特に残念桜花賞である「忘れな草賞」からは2頭が連絡みで内一頭は勝っていると言うことで、軽視禁物です。


上記から考えますとですね。。。

本当は桜花賞を勝ったスターズオンアースを本命で考えていたんですよ。そりゃ確かに今年の桜花賞は上述の通り大混戦で勝ち馬=最強馬とは言いづらい状況にはあるのですが、それでも前がふさがり壁になった上、他馬に体当たりをくらわされるという不利を受けながら馬群をこじ開けて差し切った彼女があのメンバーの中で一番強い競馬をしたことは疑いようもなく、私はオークスは彼女と心中しようと思っていたんです。

ああ、それなのに、それなのに、よりによって今回大外を引いてしまった。上述の通り大外18番は死兆星で、私の記憶する限り大外の馬がオークスを勝ったのは2010年同着決着となったアパパネ・サンテミリオン(ともに8枠)以外ありません。また騎手が川田からルメールに替わったことも気がかりです。ふつうはこれは朗報のはずなんですが、とにかく去年末から半年近くルメールは重賞が全然勝ててない。ドバイやサウジであれだけ勝っているのになぜ日本で重賞が勝てないのか不思議なんですが、上記枠順の不利と合わせるとこれは強気になれません。ここは客観的に評価を下げ対抗扱いとしたいと思います。

いやあ、内心はものすごく応援してるんですよ。グルーヴ一族と言えばオークスだし、グルーヴウオッチャーとして彼女のオークス戴冠と言うのは是非見てみたいのです。ここを勝つなんてことになればこれものすごい名馬の誕生を意味するわけで、頑張って欲しいよね。私がグルーヴ一族の出世の妨げになる「人生相談」を自粛していることからも、私の切なる思いをくみ取っていただきたいものです。

ということで、客観的に本命認定するのは1番人気、◎サークルオブライフ。

(A)大外引いたのが災いして4着となった桜花賞ではメンバー中最速の上り33.3秒をたたき出している。

(B)距離が伸びて良さそうだし、枠順も不満はない。

(C)騎手デムーロは上述の通りこのレースと好相性。

D)上記1番人気の信頼性。

というのがその理由。

三番手は▲アートハウス。

(A)このレースと相性の良い忘れな草賞を圧勝。

(B)先行馬だが34秒の切れ味もあるし、降雨の不安がある明日の府中では台頭の余地は十分にある。

(C)騎手川田がスターズオンアースではなくこの馬を選択。

ということからこれも有力な一頭。

四番手はフローラSの勝ち馬にして山崎先生のご推奨☆エリカヴィータ。上記アートハウスと似たようなタイプという印象の馬です。

その他は桜花賞組フローラS組から手広く選びました。馬券は◎→〇▲☆→その他の三連複21点。1・2・番人気の組み合わせのみがガミ馬券ですが、それ以外はかなりつきます。特に注認定した4頭(距離伸びて良さそうなルージュエヴァイユ、左回りで馬券対象を外したことのないドゥラメンテ産駒ベルクレスタ、メンバー中唯一のディープ産駒パーソナルハイ、切れ味がいかにも府中向きなプレサージュリフト)が馬券に絡めば大変面白いですな。



上海馬券王




○今日の結果

<オークス> @スターズオンアース(ルメール) Aスタニングローズ(レーン)  Bナミュール(横山武)



○かんべえのつぶやき

――きいいいいいいっ!とうとうやったざます。わが孫、スターズオンアースが二冠達成ざます!


――と、エアグルーブ様が降臨されたような気がいたしました。ルメール騎手も今年の重賞初勝利。そうなのだ。馬券王先生が人生相談を敢えて控え、大外枠を嫌って本命にしなかったということは、こっちから買うべきだったのです。そういえばワシ、昔アパパネーサンテミリオンの馬連を取ってるのだから、最初からQを嫌う必要なかったではないか。

――ただし直前にDサウンドビバーチェが放馬して、出走が12分くらい遅れたことで、すべての予定が狂った感もあり。Eサークルオブライフは四角を回ったところで、デムーロがいくら鞭を入れても反応しませんでした。よくできたものでサウンドビバーチェは、これまたドゥラメンテ産駒でした。

――今日のルメール騎手は10Rでもドゥラメンテ産駒のアヴェラーレに騎乗し、2番人気だったのですがゲート内で馬が暴れたために大外枠へ移動。そして8着に終わっているので、「ああ、なんてツイてないんだろう」と思ったんですよね。ドゥラメンテ産駒にはくれぐれもご用心。

――2着には10番人気のスタニングローズ。3着には4番人気のナミュールが来ました。「前回、期待を裏切った馬を狙え」というオバゼキ先生の法則通りでした。行動経済学を応用したこの法則、覚えておきましょう。

――今日の府中競馬場は制限付きとはいえ、7万人が来場したとのこと。来週はいよいよダービーです。「1番人気が勝てないG1レース」は続いておりますが、競馬がじょじょに平常に回帰しつつあることを喜びたいと思います。来週もまたご一緒に悩みましょう!





5月15日(日) ヴィクトリアマイル


えー、本日は「空想特撮映画」シン・ウルトラマンというのを見に行ったのであります。

なんといっても脚本・庵野秀明、監督・樋口真嗣というコンビが「シン・ゴジラ」に引き続き手掛けた特撮映画なわけです。「シンゴジラ」はわたくし的には、21世紀の日本実写作品ナンバーワンの大傑作ですから、これはもう期待値マックスだったわけです。日本映画ってこの数十年はアニメ作品にしか傑作を見いだせないトホホな状態。黒澤明や小津安二郎、溝口健二の栄光も今は昔、今世紀の大傑作「シンゴジラ」だって作ったのはアニメ畑の人なわけで、こうなったら期待するしかないじゃないですか、シン・ウルトラマン。

で、見終わった感想なんですが。。。

うーん、さすがに「シンゴジラ」を物差しにすると大きく期待を裏切られるというか、がっかりな部分が多いのは否めないのですが、それでもこれを「シンゴジラ」と切り離して見れば、面白い所は多々ありましたぞ。

冒頭次々出現する怪獣がいかにも円谷プロといった造形で、これは子供のころ散々見た怪獣映画の現代的展開かと思ったのですが、中盤異星人が現れて権謀術数を繰り広げ始めるあたりからが新機軸。特にウルトラマンの斎藤工と、異星人メフィロスの山本耕史が居酒屋で酒飲みながら停戦交渉をおっぱじめ、物別れに終わると「払いは割り勘な。」なんて居酒屋のおやじに御愛想するところなんか笑っちゃいました。あのシチュエーション、ゼレンスキーとプーチンが演じてくれると非常に面白いんじゃないかしら。

そしてラスボスとして出てくるのが、怪獣ゼットンなのですが、これはもう私の知っているゼットンじゃない。完全にエヴァの「使徒」なわけです。冒頭散々円谷プロの「お約束」に従うふりをしながら、終盤はしっかりエヴァンゲリオンと言う庵野ワールドに染め上げるあたりは、いや庵野さんなかなかやりますなあ。思わずニヤリとしてしまったではないか。

という訳で、まぁ、良くも悪くも庵野秀明の作品でした。決して悪い作品じゃないけどシンゴジラのあの感動を期待すると裏切られることになります。しかしこうやって見ると「シンゴジラ」というのは本当に偉大な作品だったんだなあ。嶋田久作・竹野内豊と言うシンゴジラで政府要人を演じた役者が、ウルトラマンにも同じような役柄で出てきて、これを見ただけでウルウルと来てしまう。いかに私がシンゴジラの世界に感化されていたか。特に嶋田久作なんか臨時外務大臣から今回は内閣総理大臣に出世しているじゃないか。感無量である。

博多の映画館は大入り満員の大盛況でした。その多くがおそらく「シンゴジラ」的なものを期待して来たんじゃないかと思うんですが、見終わって皆さんどのような感慨を抱いて帰路についたのか気になります。

2022 515() 2回東京8日目 18頭 [15:40発走]
【11R】 17回ヴィクトリアマイル
4歳以上・オープン・G1(定量)()(国際)(指定) 1600m (B)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

デアリングタクト 5 松山弘平

55

6.5

()杉山晴紀

1

2

ソングライン 4 *池添謙一

55

6.6

()林徹

B2

3

メイショウミモザ 5 鮫島克駿

55

28.2

()池添兼雄

2

4

マジックキャッスル 5 *戸崎圭太

55

34.5

()国枝栄

3

5

ソダシ 4 吉田隼人

55

5.9

()須貝尚介

3

6

 

ディヴィーナ 4 *武豊

55

36.7

()友道康夫

4

7

レシステンシア 5 横山武史

55

10.3

()松下武士

4

8

 

クリノプレミアム 5 松岡正海

55

47.4

()伊藤伸一

5

9

 

アブレイズ 5 菅原明良

55

115.6

()池江泰寿

B5

10

 

ローザノワール 6 田中勝春

55

135.6

()西園正都

6

11

ファインルージュ 4 ルメール

55

7.0

()木村哲也

6

12

 

ミスニューヨーク 5 M.デム

55

42.2

()杉山晴紀

7

13

レイパパレ 5 川田将雅

55

4.5

()高野友和

7

14

 

アカイイト 5 幸英明

55

31.6

()中竹和也

7

15

アンドヴァラナウト 4 福永祐一

55

18.0

()池添学

8

16

デゼル 5 *藤岡康太

55

37.4

()友道康夫

8

17

 

シャドウディーヴァ 6 *坂井瑠星

55

63.0

()斎藤誠

8

18

 

テルツェット 5 *レーン

55

24.9

()和田正一


という訳で、古馬牝馬のG1、かんべえ先生言う所の「ヴィクトリア魔居る」なわけです。今年も18頭も参戦してきてカオスな状況ですが、G1馬が牝馬三冠デアリングタクトを筆頭に5頭も参戦しており、質的には例年以上な印象。

さっそく「10年トレンド」を見てみましょう。

馬の格も人気も関係ねえ!荒れまくりなヴィクトリアマイルの10年間

日付

馬名

性齢

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

210516 グランアレグリア 5 ルメール

18

6

1

()藤沢和雄

1310

-0.7

   09-10

32.6

498

+2

130

3620

4630

8460

28750

210516 ランブリングアレー 5 吉田隼人

18

8

10

*()友道康夫

1317

0.7

   11-10

33.2

466

-8

(75.2)

3620

4630

8460

28750

210516 マジックキャッスル 4 戸崎圭太

18

1

5

()国枝栄

1317

0.7

   09-07

33.5

434

+4

(14.7)

   

8460

28750

200517 アーモンドアイ 5 ルメール

18

12

1

()国枝栄

1306

-0.7

   04-04

32.9

486

0

140

750

950

2960

7340

200517 サウンドキアラ 5 松山弘平

18

18

4

()安達昭夫

1313

0.7

   03-03

33.8

460

+2

(12.9)

750

950

2960

7340

200517 ノームコア 5 横山典弘

18

16

5

()萩原清

1313

0.7

   07-06

33.2

466

-12

(17.4)

   

2960

7340

190512 ノームコア 4 レーン

18

4

5

()萩原清

1305

-0.0

   07-07

33.2

470

+4

940

3700

7670

35490

175040

190512 プリモシーン 4 福永祐一

18

9

4

()木村哲也

1305

0.0

   10-10

33.0

498

0

(6.4)

3700

7670

35490

175040

190512 クロコスミア 6 戸崎圭太

18

3

11

()西浦勝一

1306

0.1

   05-05

33.5

440

-8

(30.8)

   

35490

175040

180513 ジュールポレール 5 幸英明

18

4

8

()西園正都

1323

-0.0

   08-08

33.3

460

-6

1940

4090

11730

8850

63640

180513 リスグラシュー 4 武豊

18

16

1

()矢作芳人

1323

0.0

   13-13

32.9

450

-2

(4.3)

4090

11730

8850

63640

180513 レッドアヴァンセ 5 北村友一

18

6

7

()音無秀孝

1323

0.0

   04-04

33.6

448

+4

(12.1)

   

8850

63640

170514 アドマイヤリード 4 ルメール

17

5

6

()須貝尚介

1339

-0.2

   12-07

33.4

422

-4

1350

42710

73750

123870

918700

170514 デンコウアンジュ 4 蛯名正義

17

10

11

()荒川義之

1341

0.2

   09-11

33.2

444

0

(67.9)

42710

73750

123870

918700

170514 ジュールポレール 4 幸英明

17

3

7

()西園正都

1341

0.2

   06-07

33.6

452

-2

(17.5)

   

123870

918700

160515 ストレイトガール 7 戸崎圭太

18

13

7

*()藤原英昭

1315

-0.4

   11-10

33.4

466

+2

1770

3510

9790

6090

48310

160515 ミッキークイーン 4 浜中俊

18

10

1

()池江泰寿

1319

0.4

   13-12

33.6

432

0

(3.4)

3510

9790

6090

48310

160515 ショウナンパンドラ 5 池添謙一

18

15

2

()高野友和

1319

0.4

   13-14

33.5

446

-10

(4.4)

   

6090

48310

150517 ストレイトガール 6 戸崎圭太

18

5

5

()藤原英昭

1319

-0.0

   05-05

33.0

460

0

1410

36880

73990

2860480

20705810

150517 ケイアイエレガント 6 吉田豊

18

7

12

()尾形充弘

1319

0.0

   02-02

34.0

530

+10

(47.4)

36880

73990

2860480

20705810

150517 ミナレット 5 江田照男

18

18

18

()大和田成

1322

0.3

   01-01

35.3

482

+2

(291.8)

   

2860480

20705810

140518 ヴィルシーナ 5 内田博幸

18

14

11

()友道康夫

1323

-0.1

   01-01

34.3

456

-4

2830

8450

28050

50720

407940

140518 メイショウマンボ 4 武幸四郎

18

4

3

()飯田祐史

1324

0.1

   07-07

33.5

486

+6

(5.5)

8450

28050

50720

407940

140518 ストレイトガール 5 岩田康誠

18

1

6

*()藤原英昭

1324

0.1

   09-11

33.2

456

+2

(13.7)

   

50720

407940

130512 ヴィルシーナ 4 内田博幸

18

11

1

()友道康夫

1324

-0.0

   02-02

34.0

450

-6

310

8030

12600

35770

193570

130512 ホエールキャプチャ 5 蛯名正義

18

8

12

()田中清隆

1324

0.0

   10-10

33.4

474

+2

(44.0)

8030

12600

35770

193570

130512 マイネイサベル 5 柴田大知

18

1

5

()水野貴広

1325

0.1

   03-02

34.1

478

-6

(13.9)

   

35770

193570

120513 ホエールキャプチャ 4 横山典弘

18

12

4

()田中清隆

1324

-0.1

   03-03

33.8

470

0

720

5510

10720

10790

75320

120513 ドナウブルー 4 ウィリア

18

16

7

()石坂正

1325

0.1

   02-02

34.1

432

+12

(14.0)

5510

10720

10790

75320

120513 マルセリーナ 4 田辺裕信

18

1

3

()松田博資

1327

0.3

   13-13

33.5

448

+2

(6.8)

   

10790

75320

集計期間:2012. 5.13 2021. 5.16


見よ、荒れに荒れまくるこの10年の来歴を!3連単配当は20年を除きすべてが万馬券。9回の万馬券の内、5桁配当は4回、15年なんかなんと八桁配当と、先週のNHKマイルに引き続き目がくらむような荒れ方をしているわけだ。

そんな中、私自身の的中は、16年・18年・20年の三回。うーん、三連複中心とはいえ、これって結構相性が良いというか、俺って、ひょっとして凄くね?

まぁ、実はこのレース秘訣みたいなものがあって、それに気が付いてから当たるようになってきました。上述の通り最近偶数年は的中してるんで、それに倣うと今年は的中となる訳です。ワクワク。

早速行ってみましょう。


@1番人気は3−2−0−5と半分は馬券に絡んでおり、上記の荒れ方を考えるとかなりな健闘。特にこの二年は連勝とこれは軽視なんかできるはずもなく。

A2番人気は0−0−1−9

B3番人気は0−1−1−8と末期悲惨。上記大荒れの戦犯は間違いなく2・3番人気です。

C一方4番人気は1−2−0−7

D5番人気は2−0−3−5とこれは2・3番人気などよりはるかに頼りになる。

E単勝二桁人気の超人気薄は30頭中7頭が馬券に絡んでおり、不人気馬にも目配りは必要。よって当てようと思うと買い目はどうしても多くなる。

F関東馬は30頭中11頭と府中開催の割には大きく西高東低だが、直近3年で見ると9頭中6頭と近年大躍進。

G外国人ジョッキーは30頭中5頭の鞍上とこれだけ見れば軽視しても良いのだが、ルメールが3勝していることには要注意。

H枠順に大きな偏りはない。

I脚質は中段からの差しが大優勢。先行馬もありと言えばあり。殿一気の追い込みだけは届いていない。良馬場なら33秒台前半の上りは必須。

J10年間の年齢別構成は4歳馬13頭(内勝馬4)、5歳馬13頭(同4)、6歳馬3頭(同1)、7歳馬1頭(同1)と6・7歳馬の勝ち馬がストレイトガールと言う異能の牝馬によるリピーター効果であることを考えると、完全に若い馬の天下。

K過去5年15頭の血統を見ると、ディープインパクトが8頭(内勝馬2)と圧倒的なディープ祭りの状況。この他ではステゴ2頭(同1)、ハービンジャー2頭(同1)が目を引くが、今年の出走はなく、まぁ、まずはディープを買うと良いことがありそうな強烈な予感。

L過去5年15頭の前走キャリアは阪神牝馬S組が8頭(内勝馬2)と大活躍。15頭すべてが前走重賞から参戦しており、平場レースからの成り上がりには敷居が高い。

Mそしてこれが最も重要だが、リピーター傾向が濃厚。それも単に前年の実績馬が翌年も健闘するという生易しいものではない。14年ヴィルシーナ(11番人気)、16年ストレイトガール(7番人気)、18年ジュールポレーヌ(8番人気)のように、前年好走しながらその後不甲斐ない成績を繰り広げたせいで大きく人気を落とした馬が、このレースでは馬券に絡むどころか勝っているのだ。このことに気が付いてから私は的中できるようになったわけで、ここは本当に重要と考えます。とにかく人気とか格とかに関係なくヴィクトリアマイル専用仕様の馬というのはいるのです。ここ、テストに出るからな!今年の対象は現在10番人気のマジックキャッスル。ディープ産駒だし、これは絶対押さえておきたい。


上記から、軸は本当はマジックキャッスルで行きたいんだけど、まぁここは自重して1番人気のレイパパレ。

(A上述の通り1番人気だけは一定の信頼がおける。

(Bディープ産駒

(Cこのレースに強い5歳馬

(D騎手が川田というのも信頼できる。

(E1600mは初めてだけど、これまで日本のトップホース相手に上位を維持し続けた底力は単に「格」という概念にとどまらず評価できる。

というのが、買い要因です。まぁ、この馬の場合先行馬ということでめちゃくちゃ切れる脚というのも持ち合わせていない故、単馬券軸というのは勇気もいる所。小幡先生が単指名しているのも気になるし、ここは三連複軸ですな。

対抗は上述の通り〇マジックキャッスル。同じ理由でストレイトガールとか、ジュールポレーヌとか◎にして三連複を買ったんだけど、圏内どころか勝ってしまって的中しても悔しい思いをしました。単勝もしくは3連単軸なら迷わずこの馬です。

▲ファインルージュは最近はぶりの良いキズナ産駒。鞍上ルメールと言うのも買いですし、なによりこのレースと相性の良い5番人気。

☆アンドヴァラナウトは阪神牝馬Sの2着馬。今年の阪神牝馬Sでは1番人気アカイトリノムスメが故障して除外となり、押し出されるように1番人気になったのだけど、伏兵メイショウミモザに勝利をかっさらわれたトホホなところが、きぃいいいいいいっ!いかにもグルーヴ一族なんざますが、敢えて人生相談を回避した今回頑張って欲しいんざます!

この他の馬は阪神牝馬組、ディープ産駒を中心に手広く選びました。格ではナンバーワンのデアリングタクトや、白馬のヤンキーガール・ソダシは来ない気がするんですが、来ると夢見が悪いので印は回します。特にソダシは買えば来ない、買わない来るというとんでもない天邪鬼ですから魔除け馬券ですな。

馬券は◎→〇▲☆→その他の三連複21点。と思ったけど、抜けると夢見が悪いので思い切って◎軸→その他の三連複36点。デアリングタクトやソダシが絡むと4点ほどガミになりますが、それ以外は殆どが万馬券。特に上述のマジックキャッスル以外にも、低人気で阪神牝馬を勝ったメイショウミモザ、同三着のディープ産駒デゼルが馬券に絡むと大変愉快な馬券になります。出でよ万券!



上海馬券王




○今日の結果

<ヴィクトリアマイル> @ソダシ(吉田隼) Aファインルージュ(ルメール)  Bレシステンシア(横山武)



○かんべえのつぶやき

――豪華メンバーを制したのは、4番人気のソダシでありました。ゲート入りを嫌っていた時点で、「これはないわなあ」と思ったのでしたが・・・・。フェブラリーSでダートを使ったのが意味不明、ではあったのですが、あれも同じマイル戦ということで、終わってみれば納得の強さでありました。


――それにしても去年はグランアレグリアで、一昨年はアーモンドアイ。このレースは、とにかくキャラの立った牝馬が来るみたいです。ソダシは次はどのレースを目指すのか。もうダートは狙わないでしょうね。安田記念か、札幌記念か、はたまた秋の天皇賞を目指していくのか。選択肢が多くて、陣営としては考えどころです。

――その後に2馬身差で殺到したのは、ファインルージュ(2番人気)とレシステンシア(6番人気)、そしてローザノワール(18番人気)でした。ローザノワールが入っていたら、またまた大波乱で「ヴィクトリア魔居る」になるところでした。馬券王先生が軸としたレイパパレはまさかの12着。府中が初めて、というのが響いたんでしょうか。

――かんべえが狙っていたソングラインは差のない5着。それから1年ぶりの休養明けだったデアリングタクトは、しぶとく内ラチを走って6着でした。まだまだ行けそうな感じですね。三冠馬なんですから、もうちょっと粘ってほしいです。

――さて、来週はオークス。府中のG1レースが続きます。馬券王先生、またご一緒に悩みましょうぞ。





5月8日(日) NHKマイルカップ


いやあ、先週のタイトルホルダーは強かったですねえ。逃げてそのまま7馬身差の圧勝ですからねえ。

「菊花賞みたいな展開にはなるほど天皇賞は甘くはない」って須田鷹雄が言ってましたが、終わってみればまさに菊花賞の再現。あんな逃げを再度見ることになろうとは本命打った私も思ってはいませんでした。「G1実績のない他の馬相手に格の違いを見せつけた」と結果だけを見ればそう言うことになるのでしょうが、それでも大外枠から逃げて自分でレースを作った結果の横綱相撲。いやあ、しびれました。これ、父ドゥラメンテとは全く異質な才能で、これだからグルーヴウオッチャーはやめられません。

次は宝塚ということなんですが、どうなんでしょう。期待と同時に大いなる不安も感じてしまうのがタイトルホルダーのタイトルホルダーたる由縁で、エリートが回避しまくる長距離から今度は2200mに距離短縮となると相手が大幅強化されることは必定、さらにパンサラッサとかジャックドールとかハナを主張する同型の逃げ馬も沢山出てくるとなると、客観的には本命は打てませんなあ。

まぁ、そういう不安を覆すところもタイトルホルダーのタイトルホルダーたる由縁で、ここをすんなり勝ち切ってくれたらこれ日本競馬に新たなヒーロー誕生、凱旋門にも大きな希望が生まれます。グルーヴ一族だけでなく日本競馬のためにも是非頑張って欲しいですねえ。

とは言いながら、実は内心複雑なものもあるのです。私が「人生相談コーナー」でグルーヴ一族を取り上げるといつも惨敗、それが不吉だからと今回敢えてこれを自粛したら結果は圧勝じゃないですか。うううううう、わが人生相談コーナーが、ここまでグルーヴ一族の出世の妨げになっていたとは。。今後宝塚だけじゃなく、桜花賞馬スターズオンアースが出るオークスとか、ダービーにも皐月賞惨敗のデシエルトが出走するとかグルーヴ一族が数多くG1戦線に参戦するのですが、どうしたものでしょうか。うーん、「きぃいいいいいいっ!」っていうグルーヴさんの叱責もなんのその、どこかでやってしまいそうな予感もしてくる今日この頃です。

2022 5 8() 2回東京6日目 18頭 [15:40発走]
【11R】 27回NHKマイルカップ
3歳・オープン・G1(定量)(牡・牝)(国際)(指定) 1600m (A)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

マテンロウオリオン 3 横山典弘

57

6.1

()昆貢

1

2

ソネットフレーズ 3 *横山武史

55

15.1

()手塚貴久

2

3

ソリタリオ 3 *鮫島克駿

57

29.3

()西村真幸

2

4

セリフォス 3 *福永祐一

57

4.6

()中内田充

3

5

キングエルメス 3 坂井瑠星

57

14.3

()矢作芳人

3

6

トウシンマカオ 3 戸崎圭太

57

31.2

()高柳瑞樹

4

7

 

タイセイディバイン 3 松若風馬

57

27.9

()高野友和

4

8

アルーリングウェイ 3 藤岡佑介

55

17.1

()藤岡健一

5

9

 

ダンテスヴュー 3 吉田隼人

57

36.7

()友道康夫

5

10

 

カワキタレブリー 3 *菅原明良

57

143.2

()杉山佳明

6

11

インダストリア 3 *レーン

57

4.6

()宮田敬介

6

12

 

セイクリッド 3 *菊沢一樹

55

154.4

()大根田裕

7

13

$ジャングロ 3 武豊

57

10.4

()森秀行

7

14

 

フォラブリューテ 3 *大野拓弥

55

77.4

()宮田敬介

7

15

オタルエバー 3 *横山和生

57

103.4

()中竹和也

8

16

プルパレイ 3 M.デム

57

16.4

()須貝尚介

8

17

 

ステルナティーア 3 *池添謙一

55

39.1

()木村哲也

8

18

ダノンスコーピオン 3 川田将雅

57

8.6

()安田隆行


という訳で先週天皇賞春の馬券が久しぶりに的中、恒例となっている五月病の発症を食い止めることができたのは何よりなのでありますが、今週のNHKマイルは天春をさらに上回る極悪なレースということで、試練はまだまだ続くのであります。特に今年は例年以上に軸認定できる存在がおらず、大物感の乏しい連中が18頭も集結でカオスの度合いがますます深まっている感じ。本当に困ったものだ。

とにかく、恒例の「10年トレンド」から見ていきましょう。いや、後述の通り、「トレンド」と言うよりは「カオス」と言った方が良い得体のしれないレースなんですが、論より証拠、まずはご覧あれ。

まさにカオス。NHKマイルの過去10

日付

馬名

性齢

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

210509 $シュネルマイスター 3 ルメール

18

15

2

()手塚貴久

1316

-0.0

   09-09

34.0

480

0

370

3690

4960

3540

21180

210509 ソングライン 3 池添謙一

18

10

7

*()林徹

1316

0.0

   06-07

34.3

480

+2

(16.9)

3690

4960

3540

21180

210509 グレナディアガーズ 3 川田将雅

18

8

1

()中内田充

1321

0.5

   03-02

35.1

460

+2

(3.4)

   

3540

21180

200510 ラウダシオン 3 M.デム

18

11

9

()斉藤崇史

1325

-0.2

   02-02

34.4

494

0

2960

4200

11900

19620

152750

200510 レシステンシア 3 ルメール

18

3

1

()松下武士

1327

0.2

   01-01

34.7

476

-6

(3.0)

4200

11900

19620

152750

200510 ギルデッドミラー 3 福永祐一

18

6

6

()松永幹夫

1328

0.3

   06-05

34.2

468

0

(19.0)

   

19620

152750

190505 アドマイヤマーズ 3 M.デム

18

17

2

()友道康夫

1324

-0.1

   06-07

33.9

472

+2

430

17200

22440

97390

410680

190505 ケイデンスコール 3 石橋脩

18

18

14

()安田隆行

1325

0.1

   12-14

33.6

460

-6

(87.7)

17200

22440

97390

410680

190505 カテドラル 3 アヴドゥ

18

10

7

()池添学

1325

0.1

   12-11

33.7

476

-4

(32.8)

   

97390

410680

180506 ケイアイノーテック 3 藤岡佑介

18

11

6

()平田修

1328

-0.0

   17-15

33.7

456

0

1280

3140

7470

21840

129560

180506 ギベオン 3 M.デム

18

9

2

*()藤原英昭

1328

0.0

   05-04

34.5

508

+6

(5.2)

3140

7470

21840

129560

180506 レッドヴェイロン 3 岩田康誠

18

17

9

()石坂正

1328

0.0

   11-12

34.1

474

+4

(25.0)

   

21840

129560

170507 アエロリット 3 横山典弘

18

16

2

()菊沢隆徳

1323

-0.2

   02-02

34.3

478

-2

580

17290

27730

50600

296160

170507 $リエノテソーロ 3 吉田隼人

18

14

13

()武井亮

1325

0.2

   09-09

34.0

450

-4

(37.5)

17290

27730

50600

296160

170507 ボンセルヴィーソ 3 松山弘平

18

6

6

()池添学

1329

0.6

   01-01

35.0

462

-2

(14.4)

   

50600

296160

160508 メジャーエンブレム 3 ルメール

18

4

1

()田村康仁

1328

-0.1

   01-01

35.1

496

-6

230

940

1470

11190

33030

160508 ロードクエスト 3 池添謙一

18

5

2

()小島茂之

1329

0.1

   16-16

33.8

446

-6

(6.4)

940

1470

11190

33030

160508 レインボーライン 3 福永祐一

18

18

12

()浅見秀一

1329

0.1

   09-09

34.4

430

-2

(40.7)

   

11190

33030

150510 クラリティスカイ 3 横山典弘

18

7

3

()友道康夫

1335

-0.2

   05-05

33.9

478

-4

640

2800

5990

6200

36720

150510 $アルビアーノ 3 柴山雄一

18

9

4

()木村哲也

1337

0.2

   02-02

34.4

512

+6

(6.5)

2800

5990

6200

36720

150510 ミュゼスルタン 3 柴田善臣

18

12

2

()大江原哲

1337

0.2

   11-09

33.8

470

-6

(5.9)

   

6200

36720

140511 ミッキーアイル 3 浜中俊

18

10

1

()音無秀孝

1332

-0.0

   01-01

34.8

478

+8

190

14760

15860

188380

684020

140511 タガノブルグ 3 三浦皇成

18

2

17

()鮫島一歩

1332

0.0

   13-07

33.9

428

-6

(114.5)

14760

15860

188380

684020

140511 キングズオブザサン 3 蛯名正義

18

1

12

()荒川義之

1332

0.0

   13-11

33.7

464

0

(78.4)

   

188380

684020

130505 マイネルホウオウ 3 柴田大知

18

8

10

()畠山吉宏

1327

-0.0

   16-14

33.7

482

0

3430

21890

56570

137530

1235600

130505 インパルスヒーロー 3 田中勝春

18

17

6

()国枝栄

1327

0.0

   12-10

33.9

496

-4

(14.2)

21890

56570

137530

1235600

130505 フラムドグロワール 3 横山典弘

18

12

8

()藤沢和雄

1328

0.1

   03-04

34.6

488

-10

(29.6)

   

137530

1235600

120506 カレンブラックヒル 3 秋山真一

18

5

1

()平田修

1345

-0.6

   01-01

34.6

460

-6

370

1480

2630

72990

262580

120506 アルフレード 3 ウィリア

18

17

3

()手塚貴久

1351

0.6

   05-04

34.9

516

-2

(7.4)

1480

2630

72990

262580

120506 クラレント 3 小牧太

18

12

15

*()橋口弘次

1351

0.6

   11-10

34.4

472

-4

(64.7)

   

72990

262580

集計期間:2012. 5. 6 2021. 5. 9


ううううう、今思い返してもこれは凄すぎる。10年間で的中は16年の一回のみ。まぁ、この時は三連複が万馬券になって嬉しかったというのはあるのですが、それでも基本惨敗です。ただねえ、これって私だけではないのだよね。10年間の3連単配当はすべて万馬券、内6回は6桁配当で、1回はなんと7桁配当と、とにかく荒れに荒れまくっているのだ、このレース。こんなの当てまくっているとか言う奴は、天才か大ウソつきかのどちらかに違いない。

しかし本当に寒いなあ。一体何なんでしょう、この荒涼とした風景は。なんか、破壊されウクライナの大地に錆びだらけになって放置されたロシア戦車を見るような、そんな寒さが致します。


@1番人気は3−1−1−5と思いのほか悪くない。

A2番人気は3−2−1−4と1番人気を上回る活躍。

B3番人気は1−1−0−8と大きく割引。

C単勝二桁人気の超人気薄は30頭中7頭を数え、毎年1頭は大穴が飛び込んできている。よってこういう馬を拾い上げるのが的中への大きなカギとなるが、これが存外難しい。大穴開けた馬でその後大成したのは16年三着のレインボーライン(その後天皇賞春を勝つ馬がなぜこのレースに参戦しているかも謎だ)のみで、他は皆その後大した実績を上げることなく消えている。つまり馬券購入者の目が節穴ということではなく、正体不明の早熟馬が展開の利を得ながら意味不明に飛び込んでくると言うそんな感じ。

D人気薄だけではないぞ。上記30頭で、その後G1を勝ったのは上述のレインボーラインを除けばアドマイヤマーズ、ミッキーアイルの二頭のみで、それだって複数のG1を勝つなんてことはしていない。とにかく徹底的に寒い早熟野郎の一戦なわけだNHKマイルと言うのは。こんなものがG1か!?

E牝馬は30頭中7頭。直近の5年では15頭中5頭と、毎年一頭は飛び込んできており軽視は禁物。

F外国人ジョッキーは30頭中8頭の鞍上で要注意。今年はルメールがケンタッキーダービーに参戦で不在ですが、デムーロはこのレースに限れば大活躍です。

G関東馬は30頭中12頭と開催場所を考えれば強調はできない。

H枠順は中から外が良い感じ。

I脚質は逃げ・先行・差し・追い込みがまんべんなく来ており、何でもありな状況。

J過去5年15頭の血統はダイワメジャーが3頭と言うのが目を引く程度で後はバラバラ。そのダイワメジャーだって1・2・3着が一回ずつなんで、かんべえ先生小幡先生がありがたがるほどのご利益は感じない。むしろ1着・2着が一回ずつある外国産馬の方に魅力を感じますな私個人としては。

K過去5年15頭の前走キャリアは、意外なことに桜花賞組が3頭(内勝馬1)とこれが最有力。今年の出走メンバーでは同8着のアルーリングウエイと同14着のフォラブリューテが該当しますが、着順が着順だけに人気が全然ない。ただし、アルーリングウエイは勝ち馬と0.2秒差しかないので軽視は絶対禁物と考えます。

Lこの他ではアーリントンC組も三頭いますが、これはいずれも三着とヒモ要員。毎日杯組も2頭いますがこちらはいずれも二着で勝ちはない。面白いのがファルコンS組が二頭(内勝馬1)で1400mという距離からいつも人気にはならない分お買い得感は高し。

M前走キャリアとしてもう一つ言えるのは15頭中殆どが重賞からの参戦で、非重賞からNHK上位に来たのは17年2着のリエノテソーロのみ。選ぶのは惨敗しててもいいから前走重賞組を中心にすべき。


以上から言えるのはですね、このレース、他のG1に比べて不確実性が異常に高く、これは馬券予想でもギャンブルでもなくむしろ宝くじに近い属性のレースであると言うことで、その意味でケンするのが人として正しいと言うことです。

まぁ、そうも言ってられないから、ここは宝くじ感覚で一攫千金を夢想する馬券を考えてみたいと思う次第。

本命は現在9番人気の人気薄ブルパレイ。


(A)ファルコンS組で、騎手デムーロと言うのが一昨年やはり9番人気でこのレースを勝ったラウダシオンと全く同じパターン。

(B)そのデムーロは上述の通りこのレースを得意にしており、なおかつブルパレイにはデビューから騎乗を続けている所が心強い。

(C)この低人気はデイリー杯・フューチュリティとマイルのレースで惨敗している所から来る「距離の不安」に起因しているのだろうけど、1600mのレースでは未勝利・アスター賞で二勝しており、むしろ阪神コースとの相性が問題なのだと考える。

(D)論より証拠、左回りの実績は2−2−0−0とこれは十分一発ありうる。


まぁ、宝くじレースと考えれば、こういう馬から入るのも悪くはないのではなかろうかと。

その他の馬はNZT組、アーリントン組、フューチュリティ組を中心に手広く選びました。

馬券は◎→〇▲☆→その他の三連複27点。頭が9番人気なので殆どが万馬券です。まぁ、上述の通り宝くじですから買うのは少額ですな。(どうでもいいけど、私が「買うのが少額」と言うと的中するというかんべえ師匠の言説は正しいのだろうか)



上海馬券王




○今日の結果

<NHKマイル> @ダノンスコーピオン(川田) Aマテンロウオリオン(横山典)  Bカワキタレブリー(菅原明)



○かんべえのつぶやき

――混戦のNHKマイルカップ、クビ差で勝ったのはダノンスコーピオンでした。ロードカナロア産駒でアーリントンカップの勝ち馬。朝日杯FSでは僅差の3着でしたから、世代トップクラスの実力は間違いなし。鞍上の川田騎手は桜花賞に続く2つ目のG1勝利でした。

――
不肖かんべえが推奨したマテンロウオリオンは惜しくも2着。鞍上の横山父は上手く追い込んでくれたけど、一歩及びませんでした。馬連を流していたので、とりあえず@―Qをゲット。NHKマイルでは価値ある勝利というべきで、苦手意識が少しだけ薄まりました。

――それにしても「NHK参る」は今年も健在で、3着に飛び込んできたのは18番人気(つまり最低人気)のカワキタレブリーでした。無印で馬体重も12キロ減でしたから、真っ先に切りましたよ。おかげで3連複は41万円、3連単は153万円と、またまた高配当レースになりました。

――今日の東京競馬場は、2万5000人の来場があったそうです。大型連休も最終日ですが、天候にも恵まれたし、コロナもそろそろ出口が近そうで、なんだかホッとしますなあ。G1レースはまだまだ続きますけど、そろそろ競馬場やWINSにも行ってみたいものです。

――ということで、今年は珍しいことに春天、NHKマイルと難しいG1レースを連勝しております。これで来週は「ヴィクトリア魔居る」。例年はまことに苦しむところですが、なんだか今年は行けそうな気がしております。馬券王先生、来週も予想をよろしくお願いしますぞ。






5月1日(日) 春の天皇賞

えー、世の中ゴールデンウイークということで、土日しか休みをもらえない私として本日は皆勤賞の競馬を断念、福岡ガンダムパーク「等身大ガンダム」というのを見に出かけたのであります。

いやあ、凄かった。交通の便の異常に悪いショッピングモールにガンダムが1台立っているだけなのですが、これが本当に凄い。全長25m、8階建てのビルディングに匹敵する異常に巨大なオブジェで、しかもこれが動くのだ。各パーツの作り込みもやたら凝りまくっていて、これを作った人の気合とガンダム愛をびんびんに感じて帰ってきました。

しかし、これだけデカいと違うことも考えます。ガンダムのコクピットは胴体上部にあるという設定なのですが、その高さは20m。そんな状態でザクと白兵戦なんておっぱじめてすっころんだ日には、パイロットは確実に死にますな。こういう「巨大ロボットもの」とか「進撃の巨人」とかもそうですが、全長20m超の巨大な二足歩行オブジェがバトルをするという設定にこれまで感じてきた違和感の正体はこれだったのか。いや、等身大のガンダムを見てそういうことがよくわかるというのも、これは得難い経験。競馬をパスして見に来た甲斐がありました。こういう等身大ガンダムの展示は日本のあちこちで開催されているらしいので、皆様も機会があればぜひ見学して欲しいと思います。

2022 5 1() 2回阪神12日目 18頭 [15:40発走]
【11R】 165回天皇賞(春)
4歳以上・オープン・G1(定量)(国際)(指定) 3200m・内 (B)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

アイアンバローズ 5 石橋脩

58

7.8

()上村洋行

1

2

 

ハーツイストワール 6 *ルメール

58

25.8

()国枝栄

2

3

 

ディバインフォース 6 田辺裕信

58

47.6

()寺島良

2

4

 

ユーキャンスマイル 7 藤岡佑介

58

64.4

()友道康夫

3

5

マカオンドール 4 *松山弘平

58

10.1

()今野貞一

3

6

 

メロディーレーン 6 *岩田望来

56

71.5

()森田直行

4

7

テーオーロイヤル 4 菱田裕二

58

7.7

()岡田稲男

4

8

クレッシェンドラヴ 8 内田博幸

58

80.9

()林徹

5

9

ヒートオンビート 5 池添謙一

58

10.7

()友道康夫

5

10

 

トーセンカンビーナ 6 *藤岡康太

58

88.8

()加藤征弘

6

11

 

マイネルファンロン 7 松岡正海

58

49.4

()手塚貴久

B6

12

 

ハヤヤッコ 6 *武豊

58

40.4

()国枝栄

7

13

 

ロバートソンキー 5 伊藤工真

58

30.8

()林徹

7

14

 

ヴァルコス 5 三浦皇成

58

90.7

()友道康夫

7

15

 

タガノディアマンテ 6 幸英明

58

34.4

()鮫島一歩

8

16

タイトルホルダー 4 横山和生

58

5.4

()栗田徹

8

17

シルヴァーソニック 6 川田将雅

58

28.1

()池江泰寿

8

18

ディープボンド 5 和田竜二

58

2.8

()大久保龍


という訳で、ゴールデンウイークのG1戦線第一弾、天皇賞春です。とにかく、3200mと言う長距離戦、今の競馬の体系からずれまくっているレースである故、絶対的な軸と言うのが定めにくい。軸が定めにくいということは自分にもチャンスありと考える競走馬が数多参戦してくることが多く、今年もなんと18頭フルゲートの大盛況です。上位人気馬はっきり言ってなめられてます。

例によって「10年トレンド」を。まぁ、従来の舞台であった京都競馬場が改修中ということで、このレース去年から阪神開催となっており、実際は「1年トレンド」、情報の質としては9割引きが相当なんですが、こういう情報でもないよりはましではないかと。

これぞ5月病!荒れまくる天皇賞春の10年間

日付

馬名

性齢

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

210502 ワールドプレミア 5 福永祐一

17

1

3

*()友道康夫

3147

-0.1

 07-07-04

36.7

486

-2

520

940

2220

2040

11490

210502 ディープボンド 4 和田竜二

17

12

1

()大久保龍

3148

0.1

 03-04-03

37.1

502

0

(3.6)

940

2220

2040

11490

210502 カレンブーケドール 5 戸崎圭太

17

3

4

()国枝栄

3152

0.5

 03-02-02

37.7

480

+2

(7.3)

   

2040

11490

200503 フィエールマン 5 ルメール

14

14

1

()手塚貴久

3165

-0.0

 08-07-07

34.6

490

+8

200

5770

7410

13500

55200

200503 スティッフェリオ 6 北村友一

14

6

11

*()音無秀孝

3165

0.0

 03-03-03

35.1

446

-2

(64.2)

5770

7410

13500

55200

200503 ミッキースワロー 6 横山典弘

14

5

4

()菊沢隆徳

3169

0.4

 10-05-04

35.3

478

0

(11.9)

   

13500

55200

190428 フィエールマン 4 ルメール

13

10

1

()手塚貴久

3150

-0.0

 05-04-01

34.5

480

0

280

1780

2470

16410

49110

190428 グローリーヴェイズ 4 戸崎圭太

13

7

6

()尾関知人

3150

0.0

 08-07-02

34.4

456

+2

(11.3)

1780

2470

16410

49110

190428 パフォーマプロミス 7 北村友一

13

8

8

()藤原英昭

3160

1.0

 05-04-05

35.2

452

-8

(30.6)

   

16410

49110

180429 レインボーライン 5 岩田康誠

17

12

2

()浅見秀一

3162

-0.0

 10-11-11

35.2

452

-2

600

1030

2510

2060

11650

180429 シュヴァルグラン 6 ボウマン

17

11

1

()友道康夫

3162

0.0

 03-02-02

35.8

474

+4

(3.0)

1030

2510

2060

11650

180429 クリンチャー 4 三浦皇成

17

8

4

()宮本博

3163

0.1

 07-04-03

35.7

488

+2

(8.0)

   

2060

11650

170430 キタサンブラック 5 武豊

17

3

1

()清水久詞

3125

-0.2

 02-02-01

35.3

536

-4

220

1040

1430

610

3780

170430 シュヴァルグラン 5 福永祐一

17

6

4

()友道康夫

3127

0.2

 05-04-03

35.2

468

-6

(12.0)

1040

1430

610

3780

170430 サトノダイヤモンド 4 ルメール

17

15

2

()池江泰寿

3127

0.2

 07-07-05

35.0

506

0

(2.5)

   

610

3780

160501 キタサンブラック 4 武豊

18

1

2

()清水久詞

3153

-0.0

 01-01-01

35.0

524

0

450

20160

29950

32350

242730

160501 カレンミロティック 8 池添謙一

18

3

13

()平田修

3153

0.0

 03-03-03

34.8

458

-2

(99.2)

20160

29950

32350

242730

160501 シュヴァルグラン 4 福永祐一

18

8

3

()友道康夫

3155

0.2

 09-11-09

34.5

468

-2

(6.4)

   

32350

242730

150503 ゴールドシップ 6 横山典弘

17

1

2

()須貝尚介

3147

-0.0

 14-03-04

35.0

510

+2

460

6060

8480

57160

236300

150503 フェイムゲーム 5 北村宏司

17

14

7

()宗像義忠

3147

0.0

 09-11-10

34.5

456

0

(22.6)

6060

8480

57160

236300

150503 カレンミロティック 7 蛯名正義

17

2

10

()平田修

3148

0.1

 02-03-01

35.3

454

0

(30.5)

   

57160

236300

140504 フェノーメノ 5 蛯名正義

18

7

4

()戸田博文

3151

-0.0

 08-07-05

34.3

498

+10

1150

2080

5670

38790

211180

140504 ウインバリアシオン 6 武幸四郎

18

12

3

()松永昌博

3151

0.0

 14-14-08

34.1

526

0

(6.5)

2080

5670

38790

211180

140504 ホッコーブレーヴ 6 田辺裕信

18

6

12

()松永康利

3151

0.0

 09-10-10

34.0

478

-2

(101.5)

   

38790

211180

130428 フェノーメノ 4 蛯名正義

18

6

2

()戸田博文

3142

-0.2

 07-03-02

36.2

496

+2

620

3190

6500

21880

111830

130428 トーセンラー 5 武豊

18

1

3

()藤原英昭

3144

0.2

 09-06-02

36.4

460

0

(13.6)

3190

6500

21880

111830

130428 $レッドカドー 7 モッセ

18

13

6

[]ダンロッ

3147

0.5

 11-10-04

36.5

482

 

(29.4)

   

21880

111830

120429 ビートブラック 5 石橋脩

18

1

14

()中村均

3138

-0.7

 02-01-01

36.5

512

-2

15960

61570

208630

97140

1452520

120429 トーセンジョーダン 6 岩田康誠

18

16

3

*()池江泰寿

3145

0.7

 07-07-05

34.0

478

-4

(10.2)

61570

208630

97140

1452520

120429 ウインバリアシオン 4 武豊

18

11

2

()松永昌博

3148

1.0

 12-12-12

33.5

512

-2

(9.8)

   

97140

1452520

集計期間:2012. 4.29 2021. 5. 2 20年以前は京都開催

ううううう、過去10年見渡すと、当たったのは17年の一回だけで、しかもこの時は壮絶なガミ配当。ものすごく相性が悪いレースです。しかも見よ、荒れに荒れまくっている上記の配当を。こんなの外しまくっているのは私だけではないはずだ。このレースこそまさに五月病と言う概念を体現する極悪レースなのだ。その上、今年は阪神のしかも通常レースでは開催のない3200mということで、何をよすがに予想をすればよいのか悩ましいことこの上ありませんが、めげずに行ってみましょう。

@1番人気は3−2−0−5と馬連仕様ですが、一応仕事はしている。

A2番人気は4−0−2−4で、これは3連単・3連複軸仕様。

B3番人気は1−3−1−5と、これは3連複軸向け。

C上述の通り、上位人気はどれも5割超が馬券対象となっているが、これでワンツースリーとなったことは一度もなく、どれか一頭は必ず飛んでいる。1・2番人気が双方馬券対象となったのは17年・18年の2回のみでとにかくどちらかが好走すれば、もう片方が飛ぶ可能性高し。

D単調二桁人気の超人気薄は30頭中5頭と二年に一回は大穴が飛び込んできており、上記「人気馬並び立たず」のトレンドとあわせ、高配当連発の要因となっている故、一定の目配りは必要。

E外国人ジョッキーは30頭中5頭の鞍上と、これは重要視する必要なし。

F関東馬は30頭中9頭と、これだけ見ればいかにも関西開催なのですが、直近3年間で見れば9頭中過半数の5頭が馬券対象となっており、進境著しいことには要注意。

G枠順は内がはっきり良い。多頭数の大外8枠はよくて3着どまり。まぁ、これ京都でのトレンドなんで、阪神開催でどうかというのも今回の悩みどころ。上位人気は皆外枠ですからねえ。

H脚質は先行もしくは好位差しが良い。追い込んで馬券対象になるのは上位人気馬にのみ許された特権。まぁ、これも京都でのトレンドなんで、以下同文。

Iリピーター多し。現行のレース体系からずれにずれまくったレースなのでこのゾーンで活躍する馬というのは限られている感じ。勝馬だって、フィエールマンとかキタサンブラックとか、フェノーメノとか連覇する馬が沢山。今年の対象はディープボンドとなるのですが、さて。

J圧倒的な男尊女卑。過去牝馬は去年の3着カレンブーケドールしかいない。今年の対象は15番人気のメロディーレーンだけですが、問題は阪神にコースが変わった途端牝馬が台頭したということで、これだって軽視は禁物なのかも。

K過去30頭の年齢別構成は、4歳馬が9頭(内勝馬3)、5歳馬が10頭(同6)、6歳馬が7頭(同1)、7歳超が4頭(同0)。若い馬が有利ではあるが、他のG1競走に比べ6歳馬の健闘も顕著。

L過去5年15頭の血統はディープインパクトが6頭(内勝馬3)と凄まじい活躍。うーん、ディープ自体は凄いステイヤーだったけど、その子供はクラシックディスタンスどまりというパブリックイメージだったんで、これは意外なのですが、やはりこの血統の京都適性が大きくものを言っている感じで阪神開催となる今回は割引が必要ではないかと。

Mこの他ではみんな大好き僕らのステイゴールドが3頭(内勝馬1)と言うのが目を引きます。まぁ、ステゴ系は例年人気がないのでお買い得ではないかと。

N過去5年15頭の前走キャリアは、さすが阪神大賞典組が5頭(内勝馬1)と健闘。これに並ぶのが日経賞組で4頭(同1)。最近の傾向としては日経賞組に勢いがある感じ。


上記をもとに考えますとですな。。。


(Aまず馬の「格」を考えると1番人気ディープボンド、2番人気タイトルホルダーが圧倒的。こんな高額賞金レースに18頭も集まったのに、G1勝ちがあるのはタイトルホルダーのみ。ディープボンドはG1勝ちこそありませんが、阪神大賞典を連破、去年のこのレースの2着と格として見劣りしません。っていうか他の馬があまりにもショボすぎる。

B)ああ、それなのに、この二頭がともに大外枠となってしまった。開催の乏しい阪神3200mでこれがどう出るのかが分からない。

(C)客観的に見ると外枠実績2−0−1−1のディープボンドが差し馬と言うこともあり、逃げ一手で飛ぶ可能性も高いタイトルホルダーよりも比較優位がある気がします。よってこの馬が客観的には本命。

(D)「え、それなのに何故タイトルホルダーに◎を打つのか」ですって?いや、それは私がグルーヴウオッチャーとしてエコ贔屓しているからに他なりません。良い子はマネしないように。まぁ、格的にディープボンドに勝てるのはこの馬しかいませんし、日経賞を着差以上に強い勝ち方しているし、チャンスはあるはずです。私が「人生相談コーナー」で取り上げると末期悲惨なことばかり起こるから今回これを自粛しているという所からも私の切ない心の内を察していただきたい。


この他は阪神大賞典・日経賞組を中心に選びました。

馬券は◎〇→◎〇←→その他の3連単24点。

ガミはなく2・3着に穴馬が飛び込んでくれば高額配当も狙える構成ですが、客観的には〇を軸にした◎を除くその他への3連単、もしくは3連複を購入するのが「通」としての買い方なのかも。まぁ、例年外しまくっているレースです。買うのは少額ですな。



上海馬券王



○今日の結果

<春の天皇賞> @タイトルホルダー(横山和生) Aディープボンド(和田竜)  Bテーオーロイヤル(菱田)



○かんべえのつぶやき

――いやあ、強かった。タイトルホルダーは先頭で四角に入ってきて、そこからさらに後続を突き放した。なんと2着のディープボンドには7馬身差でした。鞍上の横山和生騎手はこれが初のG1で、父・横山典、弟・横山武に続く親子3代のG1ジョッキーとなりました。馬券王先生、今週は敢えて人生相談をパスされましたが、エアグルーヴさんもさぞや草葉の陰でお喜びのことでしょう。

――馬券王先生の読みはばっちりでした。だいたい先生が「買うのは少額ですな」と言ったときは来るんです。いや、不肖かんべえもホントに少額ですが、単勝と3連単を取らせてもらいましたぞ。今年は荒れるG1レースが多かったのに、これは納得のレースとなりました。パチパチパチ。

――それにしてもタイトルホルダーは強かった。序盤は先行してリードを作り、中盤ではペースを落として足をため、終盤でさらに加速する。自分でレースを作ることができるのですな。菊花賞や春天のような長距離レースでこんな勝ち方ができる馬は、これまでに見たことがありません。たぶん次は宝塚記念でしょうが、とにかく阪神競馬場では圧倒的な強さですな。

――ディープボンドはまたも2着でした。なかなかG1で勝てない馬ですね。それでもゴール前でテーオーロイヤルを差し切ったのは見事でした。空馬のシルバーソニックに前をふさがれた不運もありましたが、このままでは終わらないでしょう。

――来週のG1レースは、1年で一番難しい「NHK参る」。これ、ホントに当たらないレースなんですが、今週が当たったので急に行けるような気がしてきました。馬券王先生、また予想をよろしくお願いしますぞ。






4月17日(日) 皐月賞


上海馬券王の人生相談

飽きもせず霊界通信!お受験グランマ・エアグルーヴさんから狂躁のお便り

Q:一族怒涛の反撃なんざます!


馬券王先生お久しゅうございます。わたくし、エアグルーヴでございましてよ。え、「おまえは誰だ?」ですって?

きぃいいいいっ!これだからパンピーは!よろしいこと?わが名はエアグルーヴ!祖父にJRAの大立者ノーザンテースト、母に樫の木の女王ダイナカール、そして父に凱旋門の英雄トニービンを持つ、まさに貴族の中の貴族にして華族の中の華族!本来なら虎の子の巡洋艦をどぶに捨ててるロシア軍みたいに外れ馬券を量産している貴方みたいな三流馬券師なぞ口も聞いてもらえない高貴な一族なのよ、わがグルーヴ家は!

え、「どうせ、一族のスターズオンアースが桜花高校にトップ合格したのを自慢しに来たんだろ?」ですって? 。。。なによ、それじゃあ、わたくしのこと最初から存じ上げてるってことじゃない。。。。きぃいいいいいいいいっ!人をおちょくるのも大概になさるがよろしいわ!この人でなしの極悪人!ウラジミール・プーチン!さっさと人の話を聞くざます。

話というのは、おっしゃるとおり、一族の大黒柱であったドゥラメンテの忘れ形見、スターズオンアースが名門中の名門女子校「桜花高校」を首席で合格したと言うことなんざます!一族の期待の星であったドゥラメンテが昨年私と同じ鬼籍に入り、去年はその子供たちの活躍もタイトルホルダー以外はパッとしない状況、わが一族の命運もこれで尽きたかと観念したとたん、この快挙なんざます!なんてったって、クラシックざますよ、クラシック!しかも女系グルーヴ一族に最もふさわしい桜花高校なんざます。わたくし本当にうれしくて、嬉しくて。おーほほほほ、生きててよかったわあ!

え、「生きてて良かったって、貴女とっくの昔に鬼籍に入ってるじゃないか。」ですって?オーホホホホ、いつもなら「きぃいいいいいっ!」って怒鳴りつけるところざますが、今回はそういうくだらない揚げ足取りも目こぼしざます。わたくし、今それくらい機嫌が良いんざます。

え、「しかし、貴女の一族が桜花賞なんて感無量だ。貴女も、貴女の母君ダイナカールさんも、貴女の長女アドマイヤグルーヴさんも、桜花じゃ一番人気になりながらトップ合格できなかったわけで、スターズオンアースちゃんは貴女方より出来がいいんじゃないか?」ですって?きぃいいいいいいいいっ!ちょっと甘い顔したからってつけあがるのも大概になさるがよろしいわ!大体何よ貴方、先週もスターズオンアースに関して人生相談のお手紙を送ったのに、完全無視って、一体どういうことざますか!

え、「本当は取り上げようと思ったけど、先週は年度末決算と税務計算で心身ともに残骸状態で気分はもうロシアの巡洋艦、そういう企画ものに手を出す心の余裕がなかった。」ですって?きぃいいいいっ!そんなヘタレたことでよく「グルーヴウオッチャー」を名乗れるものざます!この、根性なしの禁治産者!とにかく話を聞くざます!話には続きがあるんざます!

とにかく、一族から桜花に首席合格者を送り出した余勢を駆って、わが一族の進撃はまだまだ続くんざます。明日は男子の名門校「皐月高校」の受験日で、わが一族からもドゥラメンテの子グランドラインと、長女アドマイヤグルーヴが娘アドマイヤセプターの子デシエルトの二人が受験するんざます。特に若葉模試をトップ合格したデシエルトにはわたくし、本当に期待していますのよ。あの小幡先生も一押ししてくださっているし、きっと明日はグルーヴ一族の復興が確固たるものになる一日なんざます!

ああ、選ばれしものの恍惚と不安ともに我にあり!超優良名門「天春大学院」には一族の出世頭タイトルホルダーも出てくるし、スターズオンアースには「樫の木女学院(オークス)」のお受験はあるしで、もう死んでる暇なんかないざます!これから毎週お便り差しあげるので、お前も覚悟するがいいざます!


A:お答え

いやあ、先週のスターズオンアースさんの桜花賞は本当に見事でした。前が詰まったり、吉田豊に体当たりくらわされたりしながら、馬群をこじ開けて最後は図ったように差し切り勝ちを演じるあの姿勢。まさに「女傑」と言われた貴女の面影を見る思いが致しました。グルーヴウオッチャーの私としましても誠にありがたいものを見せていただいた次第で、感謝の言葉もありません。(あれでデムーロ騎乗のサークルオブライフがもうちょっと頑張ってくれていれば財政面でも大きく報われたんですが)

しかし、年明けてからの一族のご活躍には本当に目を見張るものがありますね。スターズオンアースちゃんだけじゃありません。先週のNZTではドゥラメンテの子ティーガーデン君が2番人気(結果は5着ですが、展開の不利がなければ勝っていた可能性も大きい)、阪神牝馬Sではあなたの4女グルヴェイグの子アンドヴァラナウトちゃんが1番人気で2着、そして出世頭のタイトルホルダー君は天春のステップレース日経賞を圧倒的人気通り1着通過と、最近は本当に怒涛の大活躍です。去年は下級条件ではやたら勝つけど、レベルの高い所はタイトルホルダー君以外はさっぱりで、貴方の一族ももう店じまいかなと思い始めていただけに、今年のこの状況には本当に信じられない思いが致します。

さて、翻って明日の皐月賞なのですが、上述の通り、ここでもあなたの一族が二頭も出ている。まぁ、グランドライン君にはさすがにつらいものがありますが、デシエルト君はダート路線で連勝した後挑んだ若葉Sも圧巻の逃げ切り勝ちで、これは私から見ても非常に魅力的。ダート路線が嫌われたのか人気も現在5番人気というのは非常にお買い得感があります。グルーヴウオッチャーを名乗る私として、これは軽い印なぞ打てようはずもない。

しかしですねえ。。。逃げ一辺倒のデシエルト君が大外引いたのはいただけませんなあ。騎手岩田は何が何でも逃げるでしょうが、外から逃げるとなると、これは結果として相当なハイペースをもたらしそうで、最後は追い込み馬の餌食になるなんてシーンも十分に想定されます。デシエルト君は現在5番人気で、決して上位人気とは言えませんが、さりとて玄人筋である競馬評論家とか記者とかはほとんどの人は無印にしていることを考えれば、かなりな人気とも言えるわけで、これは本当に悩ましい。

そもそもですね、こんなこと言うのも私自身つらいものがありますが、私がこのコーナーで一族を取り上げると末期悲惨な成績となることがやたら多いんですな。タイトルホルダー君の菊花賞も、スターズオンアースの桜花賞も、私が疲れていて「人生相談コーナー」をさぼった時に大活躍しているわけで、それを考えるとなんか不吉な予感。あ、不吉ついでに言うと、小幡先生が「全力で単勝」とか「今年の皐月賞はデシエルト以外見ないことにする」とかおっしゃっているのも不吉です。先生がこんな風に入れ込む時って、結構悲しい結末になることが多いですからね。

とはいえ、デシエルト君が大いに魅力的な存在であることは疑いようもありません。外枠の不利を乗り越えて彼がサニーブライアン的な逃げ切り勝ちを果たしてくれる可能性も大きくはないが、それほど小さくもないのではないかとも考えます。上述の理由から彼を本命にまでは推せませんが、それでも重い印は打ち、一族のご健闘を応援したいと思います。今後ご一族は春のG1に沢山出て来そうな感じ。その中でも天皇賞春、オークスは相当人気も集めそうです。その都度「人生相談」という訳にも行きませんが、デシエルト君が勝ったら、そういうのもアリかもしれませんね。

と、いう訳で。。。。。。


2022 417() 3回中山8日目 18頭 [15:40発走]
【11R】 82回皐月賞
3歳・オープン・G1(定量)(牡・牝)(国際)(指定) 2000m (B)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

ダノンベルーガ 3 *川田将雅

57

5.8

()堀宣行

1

2

アスクビクターモア 3 田辺裕信

57

10.7

()田村康仁

2

3

 

トーセンヴァンノ 3 *木幡巧也

57

215.3

()小桧山悟

2

4

キラーアビリティ 3 横山武史

57

8.1

()斉藤崇史

3

5

 

グランドライン 3 三浦皇成

57

137.7

()高木登

3

6

 

ジャスティンロック 3 *戸崎圭太

57

27.4

()吉岡辰弥

4

7

ボーンディスウェイ 3 石橋脩

57

41.9

()牧光二

4

8

 

ダンテスヴュー 3 *吉田隼人

57

61.8

()友道康夫

5

9

 

サトノヘリオス 3 岩田望来

57

38.9

()友道康夫

5

10

ジャスティンパレス 3 *M.デム

57

21.0

()杉山晴紀

6

11

オニャンコポン 3 菅原明良

57

13.2

()小島茂之

6

12

ドウデュース 3 武豊

57

5.0

()友道康夫

7

13

 

ビーアストニッシド 3 *和田竜二

57

54.8

()飯田雄三

7

14

ジオグリフ 3 *福永祐一

57

9.6

()木村哲也

7

15

 

ラーグルフ 3 丸田恭介

57

115.4

()宗像義忠

8

16

デシエルト 3 岩田康誠

57

9.0

()安田隆行

B8

17

 

マテンロウレオ 3 横山典弘

57

65.0

()昆貢

8

18

イクイノックス 3 ルメール

57

5.8

()木村哲也


牡馬クラシック第一弾皐月賞です。相変わらずフルゲート18頭の大盛況ですが、今年は色々な路線から流れてきた馬が多く、直接的な力関係が不明確で、明確に軸を定めることが難しい難解な一戦。

早速、「10年トレンド」を見てみましょう。カオスな結末が続く今年のG1戦線ですが、先週の桜花賞は外したとはいえ、印を打った馬が全て馬券に絡み、三連複軸にした本命も4着と、なんか納得は出来る結末になってきましたので、こういうデータも役に立つのではないかと。

☆18頭もいると高配当で難解な皐月賞の10年間

日付

馬名

性齢

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

210418 エフフォーリア 3 横山武史

16

7

2

()鹿戸雄一

2006

-0.5

 04-04-04

36.7

504

-10

370

4300

5510

20000

82320

210418 タイトルホルダー 3 田辺裕信

16

13

8

()栗田徹

2011

0.5

 02-01-01

37.5

462

-4

(17.0)

4300

5510

20000

82320

210418 ステラヴェローチェ 3 吉田隼人

16

3

6

()須貝尚介

2011

0.5

 10-10-08

36.7

500

0

(14.3)

   

20000

82320

200419 コントレイル 3 福永祐一

18

1

1

()矢作芳人

2007

-0.1

 12-12-07

34.9

462

0

270

660

1120

9150

26310

200419 サリオス 3 レーン

18

7

3

()堀宣行

2008

0.1

 05-06-04

35.4

536

-2

(3.8)

660

1120

9150

26310

200419 ガロアクリーク 3 ヒューイ

18

16

8

()上原博之

2014

0.7

 11-10-09

35.7

498

+2

(41.2)

   

9150

26310

190414 サートゥルナーリア 3 ルメール

18

12

1

()角居勝彦

1581

-0.0

 07-07-07

34.1

496

-4

170

950

1140

1480

4390

190414 ヴェロックス 3 川田将雅

18

7

4

()中内田充

1581

0.0

 05-04-04

34.4

478

-4

(9.0)

950

1140

1480

4390

190414 ダノンキングリー 3 戸崎圭太

18

4

3

()萩原清

1581

0.0

 03-04-05

34.5

450

-4

(5.8)

   

1480

4390

180415 エポカドーロ 3 戸崎圭太

16

7

7

()藤原英昭

2008

-0.3

 04-04-04

35.1

492

0

1450

12880

23570

53410

372080

180415 サンリヴァル 3 藤岡佑介

16

14

9

()藤岡健一

2011

0.3

 05-05-05

35.2

488

-12

(24.6)

12880

23570

53410

372080

180415 ジェネラーレウーノ 3 田辺裕信

16

10

8

()矢野英一

2014

0.6

 02-02-02

37.6

496

0

(17.8)

   

53410

372080

170416 アルアイン 3 松山弘平

18

11

9

*()池江泰寿

1578

-0.0

 04-05-05

34.2

518

-2

2240

8710

20720

176030

1064360

170416 ペルシアンナイト 3 M.デム

18

7

4

*()池江泰寿

1578

0.0

 15-05-05

34.1

480

-2

(8.1)

8710

20720

176030

1064360

170416 ダンビュライト 3 武豊

18

10

12

*()音無秀孝

1579

0.1

 06-05-03

34.3

466

-4

(56.1)

   

176030

1064360

160417 ディーマジェスティ 3 蛯名正義

18

18

8

()二ノ宮敬

1579

-0.2

 14-12-10

34.0

476

0

3090

6220

17680

6000

70390

160417 マカヒキ 3 川田将雅

18

3

3

*()友道康夫

1581

0.2

 17-15-13

33.9

498

+2

(3.7)

6220

17680

6000

70390

160417 サトノダイヤモンド 3 ルメール

18

11

1

*()池江泰寿

1583

0.4

 08-09-05

34.8

504

+6

(2.7)

   

6000

70390

150419 ドゥラメンテ 3 M.デム

15

2

3

*()堀宣行

1582

-0.2

 13-11-07

33.9

486

-2

460

790

1530

3110

12360

150419 リアルスティール 3 福永祐一

15

5

2

()矢作芳人

1584

0.2

 05-05-03

34.5

502

-4

(3.8)

790

1530

3110

12360

150419 キタサンブラック 3 浜中俊

15

7

4

()清水久詞

1588

0.6

 02-02-02

35.2

510

+6

(9.7)

   

3110

12360

140420 イスラボニータ 3 蛯名正義

18

2

2

()栗田博憲

1596

-0.2

 08-07-04

34.6

462

0

510

920

1900

7690

33490

140420 トゥザワールド 3 川田将雅

18

17

1

*()池江泰寿

1598

0.2

 03-03-03

35.2

510

-8

(3.5)

920

1900

7690

33490

140420 ウインフルブルーム 3 柴田大知

18

18

8

()宮本博

1599

0.3

 01-01-01

35.6

488

-2

(24.9)

   

7690

33490

130414 ロゴタイプ 3 M.デム

18

7

1

()田中剛

1580

-0.1

 07-08-05

35.3

486

0

370

840

1750

1210

5920

130414 エピファネイア 3 福永祐一

18

14

2

()角居勝彦

1581

0.1

 07-05-03

35.6

486

-8

(3.9)

840

1750

1210

5920

130414 コディーノ 3 横山典弘

18

12

3

()藤沢和雄

1583

0.3

 05-05-05

35.8

478

-6

(4.4)

   

1210

5920

120415 ゴールドシップ 3 内田博幸

18

14

4

()須貝尚介

2013

-0.4

 18-17-06

34.6

498

-8

710

1220

3190

2050

12620

120415 ワールドエース 3 福永祐一

18

9

2

()池江泰寿

2017

0.4

 17-17-15

34.9

446

0

(3.2)

1220

3190

2050

12620

120415 ディープブリランテ 3 岩田康誠

18

6

3

()矢作芳人

2018

0.5

 03-04-04

36.7

502

0

(6.2)

   

2050

12620

集計期間:2012. 4.15 2021. 4.18

うん、振り返って見ると、12年・13年・15年・19年・20年と5回的中。しかもそのうち三回が万馬券(特に15年のドゥラメンテ君にはお世話になりました)と非常に相性が良いレースですな。なんか急に当たる気がしてきましたぞ。早速行ってみましょう。


@1番人気は3−1−1−5と毎年18頭も出ていることを考えれば立派。

A2番人気も2−3−0−5と馬連仕様ではあるが上記と比べてもそん色ない。

B3番人気は1−2−3−4と三連複軸としては極めて優秀。

C単勝二桁人気の超人気薄は17年の三着ダンビュライト(12番人気)を除けば一頭も来ておらず。18頭もいるのに人気薄は基本用なし。

D上記の通り、上位人気の半数以上が馬券に絡み、人気薄の台頭もないというのに3連単配当は13年・19年を除きすべて万馬券。まぁ、18頭も出てれば配当は高めと言うことですが、ポイントは6〜番人気がやたら健闘していると言うことで、こう言う「中穴」への目配りが非常に大事。

E関東馬は30頭中11頭と、これだけ見れば恒例の「西高東低」ですが、その11頭中5頭が勝馬であることには要注目。やはり、この世代では輸送の問題というのは無視できないと考えます。

F外国人ジョッキーは30頭中7頭の鞍上で、軽視はできない。

G枠順は内から中が良い感じ。大外8枠は16年ディーマジェスティの追い込み勝ちはあるけど、精々2・着どまりな印象。

H脚質は基本先行馬が有利だが、追い込み馬の台頭も考慮の必要あり。まぁ、追い込んで勝つのは後に名馬認定されるようなカリスマ性の持ち主に限定されてもいますが。

I過去5年15頭の血統はディープが3頭(内勝馬2)が目を引く程度で後は見事にバラバラ。近年はエピファネイアとかロードカナロアとか新興勢力の台頭も顕著。

J過去5年15頭の前走キャリアは、ホープフル・フューチュリティという2歳G1からの直行組が3頭(内勝馬2)でこれが最も優秀。それに次ぐのは共同通信杯組が3頭(内勝馬1)。このレースの最も格式あるトライアル弥生賞も3頭いるが、これは2・着どまり。


上記から、色々悩みましたが本命は3番番人気のダノンベルーガ。


(A二戦二勝で負け知らず。前走の共同通信杯の勝ちも稍重にしては立派な時計。

(B二戦とも先行しながら上りを33秒台前半でまとめる切れ味の持ち主。

(C騎手が先週桜花賞でスターズオンアースを勝たせた川田と言うのも心強い。いやあ、先週のあれは馬も褒めるべきだけど同じくらい騎手も偉かったよね。

(D晩成血統のハーツ産駒でありながら、この戦績。ひょっとしたら年度代表馬級の器である可能性も。

(E上記の通り三連複軸として最も優秀な三番人気。

と言うのが、買い要因です。まぁ、この馬の場合は、

(Fこれまで小頭数の競馬しかしていない馬が多頭数の最内引いて包まれたらさばききれるのか。

(Gこれまでの実績が全て府中で中山の適性が不明。

という、不安要因もありますが、まぁ、川田なら何とかしてくれるんじゃないかと。


他、対抗は上述の通り〇デシエルト。まぁ、玉砕の可能性も高いけど、小幡先生がおっしゃる通り大変魅力的な存在で、騎手岩田もこういう時には頼りになる騎手です。

単穴▲は1番人気のドウドュース。フューチュリティの覇者でもあり、安定性は抜群で鞍上武豊も頼もしい。

ヒモ筆頭☆はホープフルSを勝って直行のキラーアビリティ。1番人気かと思ったら4番人気と言うのもおいしい感じ。騎手が1番人気で騎乗した馬を飛ばしまくった横山武史と言うのが嫌われたんですかねえ。でも阪神や中京ならともかく、中山なら彼はやれると思うぞ。

馬券はこういう力関係が不明なメンバー構成では単馬券とは行きません。三連複で手広くと言うことで、◎→〇▲☆→その他の21点。皐月賞の例年のお約束通り、これだけ買ってもガミは皆無で半分が万馬券。と言うことで、出でよ万券!!!


皆様の相談お待ちします。




人生相談士 上海馬券王



○今日の結果

<皐月賞> @ジオグリフ(福永) Aイクイノックス(ルメール)  Bドウデュース(武)



○かんべえのつぶやき

――今年の皐月賞馬は5番人気のジオグリフでした。鞍上、福永騎手が上手に乗りました。白帽の2頭、ダノンベルーガとアスクビクターモアが内側で先行するのを、ルメール騎乗のイクイノックスが外から交わしたところ、そのさらに外側にジオグリフが位置していて、ゴール前、見事に差し切りました。最終日の中山競馬場、内側の芝は荒れているので、これが決め手になるんですねえ。

――今日はルメール騎手があんまり調子よくなくて、第3コーナーでの仕掛けがちょっと早かったのかもしれません。とはいえ、2着のイクイノックスはいかにも大器でした。父、キタサンブラックにそっくりな雄大な馬体でしたな。さらに追い込んで3着になったドウデュースも、武騎手の騎乗はまことにアッパレでありました。

――馬券王先生の推奨、ダノンベルーガは4着。そして
不肖かんべえ推奨のアスクビクターモアは5着でした。上位5頭、全部ダービーに出てくると思いますが、そこではどんな戦いとなるのか。今年の牡馬クラシック戦線は混戦だけに面白いですぞ。

――そんな中で、「人生相談」に登場したデシエルト君は16着でした。やはりダート路線に戻るべきなのでしょうか。「きいいいいいいいっ」という声が聞こえたような。それにしてもエアグルーヴ産駒は、ホントに「取り上げると来ない、取り上げないと来る」。馬券王先生のご苦労が続きそうです。

――次のG1レースは5月1日の天皇賞(春)となります。しばし休養して、備えたいと思います。今週からは福島競馬も開幕となりましたが、地震の影響から立ち直っているようで何よりですね。昨日も今日も、福島民報の高橋記者をTVの競馬中継で拝見して、ちょっとうれしくなりました。






4月10日(日) 桜花賞


えー、年度末決算が一段落したらそのまま各種税務計算に突入しておりまして、現在残骸状態なのであります。

いやあ、本当は最近エアグルーヴの係累が色々な重賞に出てきてしかも上位人気に推されていると言うことで、それをネタにまた人生相談コーナーでも始めようかと考えていたんですが、なんか気力が維持できず、ううう、すいません、これは来週まで順延とさせてください。

大体ですな、先週の大阪杯、あれがいかんのです。去年の年度代表馬が9着大敗なんてあれは一体何なのでしょう。ただ負けるだけならまだしも、直線に入る前に「あ、こりゃ駄目だ」って一目でわかる不甲斐なさ。あれはない。負けるにしても負け方というものがあるでしょう。高松宮杯に引き続き、あんな結果を目の当たりにすると、なんか「予想」という行為自体に意味があるのかという、極めて虚無的な感情の濁流に飲み込まれてしまうのであります。

しかし、ロシアがウクライナに侵攻してからと言うもの、競馬も不条理な結末が続くなあ。これもやっぱりプーチンのせいなのだろうか。考えてみればスアレスがいないというのはあるにせよ、阪神があれだけ負けまくっているのはファンではない私から見ても不可思議だ。あれもきっとプーチンが悪いに違いない。かんべえ先生、悪いのは全部プーチンの奴のせいにございますよ!

2022 410() 2回阪神6日目 18頭 [15:40発走]
【11R】 82回桜花賞
3歳・オープン・G1(定量)()(国際)(指定) 1600m・外 (B)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

ナムラクレア 3 浜中俊

55

14.4

()長谷川浩

1

2

 

カフジテトラゴン 3 古川吉洋

55

125.4

()武英智

2

3

 

アルーリングウェイ 3 藤岡佑介

55

16.6

()藤岡健一

2

4

 

パーソナルハイ 3 *吉田豊

55

64.8

()矢作芳人

3

5

ピンハイ 3 高倉稜

55

26.0

()田中克典

3

6

ウォーターナビレラ 3 武豊

55

6.8

()武幸四郎

4

7

 

サブライムアンセム 3 *岩田望来

55

19.9

()藤原英昭

4

8

スターズオンアース 3 *川田将雅

55

17.3

()高柳瑞樹

5

9

 

クロスマジェスティ 3 武藤雅

55

45.2

()水野貴広

5

10

ライラック 3 *福永祐一

55

18.9

()相沢郁

6

11

ラブリイユアアイズ 3 *坂井瑠星

55

15.7

()黒岩陽一

6

12

 

ベルクレスタ 3 *吉田隼人

55

20.3

()須貝尚介

7

13

 

ラズベリームース 3 *池添謙一

55

50.6

()林徹

7

14

プレサージュリフト 3 戸崎圭太

55

11.3

()木村哲也

7

15

 

アネゴハダ 3 *幸英明

55

52.3

()佐々木晶

8

16

サークルオブライフ 3 M.デム

55

6.8

()国枝栄

8

17

 

フォラブリューテ 3 ルメール

55

31.6

()宮田敬介

8

18

ナミュール 3 横山武史

55

3.1

()高野友和


春のクラシック第一弾、桜花賞であります。相変わらず18頭立ての大盛況、しかもメンバー的にもそれなりにレベルの高いのがそろった一戦です。

さっそく「10年トレンド」を見てみましょう。いや、上述の通り宮杯、大阪杯の結末が大変カオスな状況で、現在こういうデータから予想するのが妥当なのかという疑問も尽きないのですが、他に頼るものがないのだからしょうがない。外すにしても納得のいく結末というのをそろそろ見てみたいと思うのですが、さて。

上位で決まっても高配当。見かけ以上に難しい桜花賞の過去10年。

日付

馬名

性齢

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

3F地点差

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

210411 ソダシ 3 吉田隼人

18

4

2

()須貝尚介

1311

-0.0

   03-03

33.8

0.5

472

0

360

670

1280

2660

10400

210411 サトノレイナス 3 ルメール

18

18

1

*()国枝栄

1311

0.0

   15-16

32.9

1.4

474

0

(3.3)

670

1280

2660

10400

210411 ファインルージュ 3 福永祐一

18

2

8

()木村哲也

1312

0.1

   08-06

33.7

0.7

488

-4

(15.3)

   

2660

10400

200412 デアリングタクト 3 松山弘平

18

9

2

()杉山晴紀

1361

-0.2

   13-12

36.6

1.5

466

0

420

1110

1930

12590

47760

200412 レシステンシア 3 武豊

18

17

1

()松下武士

1363

0.2

   02-02

38.2

0.1

482

-6

(3.7)

1110

1930

12590

47760

200412 スマイルカナ 3 柴田大知

18

3

9

()高橋祥泰

1366

0.5

   01-01

38.6

0.0

416

0

(35.5)

   

12590

47760

190407 グランアレグリア 3 ルメール

18

8

2

*()藤沢和雄

1327

-0.4

   03-01

33.3

0.0

476

-6

340

4410

5700

5990

31810

190407 シゲルピンクダイヤ 3 和田竜二

18

16

7

()渡辺薫彦

1331

0.4

   15-12

32.7

1.0

458

+6

(20.0)

4410

5700

5990

31810

190407 クロノジェネシス 3 北村友一

18

4

3

()斉藤崇史

1331

0.4

   08-09

32.9

0.8

434

-4

(5.7)

   

5990

31810

180408 アーモンドアイ 3 ルメール

18

13

2

()国枝栄

1331

-0.3

   15-16

33.2

1.2

462

-2

390

480

990

830

3780

180408 ラッキーライラック 3 石橋脩

18

1

1

()松永幹夫

1334

0.3

   03-03

34.5

0.2

488

-6

(1.8)

480

990

830

3780

180408 リリーノーブル 3 川田将雅

18

9

3

*()藤岡健一

1335

0.4

   06-06

34.3

0.5

498

0

(7.4)

   

830

3780

170409 レーヌミノル 3 池添謙一

18

10

8

()本田優

1345

-0.1

   04-04

35.4

0.8

466

-2

4080

17000

45330

5020

94890

170409 リスグラシュー 3 武豊

18

6

3

()矢作芳人

1346

0.1

   09-08

35.3

1.0

436

-2

(14.5)

17000

45330

5020

94890

170409 ソウルスターリング 3 ルメール

18

14

1

()藤沢和雄

1346

0.1

   06-05

35.4

0.9

474

-2

(1.4)

   

5020

94890

160410 ジュエラー 3 M.デム

18

13

3

()藤岡健一

1334

-0.0

   16-17

33.0

1.3

494

-4

500

960

1950

5650

20330

160410 シンハライト 3 池添謙一

18

12

2

()石坂正

1334

0.0

   08-08

33.7

0.6

426

-4

(4.9)

960

1950

5650

20330

160410 アットザシーサイド 3 福永祐一

18

10

6

()浅見秀一

1337

0.3

   10-11

33.9

0.7

430

-10

(36.9)

   

5650

20330

150412 レッツゴードンキ 3 岩田康誠

18

6

5

()梅田智之

1360

-0.7

   01-01

33.5

0.0

464

-4

1020

7860

17370

34480

233390

150412 クルミナル 3 池添謙一

18

7

7

()須貝尚介

1367

0.7

   12-13

33.4

0.8

488

+2

(23.2)

7860

17370

34480

233390

150412 コンテッサトゥーレ 3 ルメール

18

1

8

()安田隆行

1368

0.8

   05-11

33.6

0.7

444

-2

(27.8)

   

34480

233390

140413 ハープスター 3 川田将雅

18

18

1

*()松田博資

1333

-0.0

   18-18

32.9

3.4

478

+2

120

370

450

1310

2540

140413 レッドリヴェール 3 戸崎圭太

18

12

2

()須貝尚介

1333

0.0

   13-15

33.4

2.9

418

0

(7.4)

370

450

1310

2540

140413 ヌーヴォレコルト 3 岩田康誠

18

10

5

()斎藤誠

1334

0.1

   12-12

33.8

2.6

438

0

(30.9)

   

1310

2540

130407 アユサン 3 C.デム

18

7

7

()手塚貴久

1350

-0.0

   09-10

35.5

0.6

484

-12

1800

3300

9350

102860

679300

130407 レッドオーヴァル 3 M.デム

18

14

2

()安田隆行

1350

0.0

   15-14

35.1

1.0

430

+4

(4.5)

3300

9350

102860

679300

130407 プリンセスジャック 3 福永祐一

18

9

14

()加用正

1354

0.4

   13-14

35.6

0.9

464

-2

(87.4)

   

102860

679300

120408 ジェンティルドンナ 3 岩田康誠

18

10

2

*()石坂正

1346

-0.1

   10-10

34.3

1.0

456

-4

490

1850

3150

5110

24020

120408 ヴィルシーナ 3 内田博幸

18

15

4

()友道康夫

1347

0.1

   04-04

35.1

0.3

434

-4

(10.2)

1850

3150

5110

24020

120408 アイムユアーズ 3 ピンナ

18

11

3

()手塚貴久

1348

0.2

   07-06

34.9

0.6

450

0

(9.7)

   

5110

24020

集計期間:2012. 4. 8 2021. 4.11

うーん、振り返ると的中は、14年・18年の二回だけでしかも、これがいずれもガミ馬券。徹底的に堅い決着となった年しか当たっていないですな。例年軸は当たっているがヒモにちょっと変なのが飛び込んでくることの連続で、そういう「ちょっと変なの」をどうやって拾い上げるかがポイントですか。


@1番人気は1−3−1−5と毎年18頭も出ていることを考えればまずまず。但し勝ったのは14年のハープスターのみと勝ち切れていません。

A2番人気は5−3−0−2とこれは非常に素晴らしい。狙うなら断然こちらです。

B3番人気は1−1−3−5とこちらも三連複軸としてはまずまず。

C単勝二桁人気の超人気薄は13年の三着プリンセスジャック以外来ておらず、基本用なし。

D上述の通り上位人気が立派に責任を果たし、極端なひも荒れもないというのに、3連単配当は上述の14年・18年を除きすべて万馬券。まぁ、18頭も走っているから配当は高めになる理屈ではありますが、それに加えて、毎年中穴の台頭があると言うことで、7〜9番人気の馬はどんなに違和感があっても無条件で押さえるべきなのかもしれません。

E外国人ジョッキーは30頭中9頭に騎乗と言うことで、軽視は禁物。特に9頭中なんと5頭の鞍上がルメール(内勝鞍2)で、これは押さえておかないと後生が恐ろしいと言うことになるのですが、今年は随分ショボい馬に騎乗と言うことで、悩ましい。

F関東馬は30頭中8頭といかにも関西開催なのですが、それでもこの5年間では15頭中6頭と近年侮りがたい。

G枠順に大きな偏りはない。大外でも来る。っていうか大外8枠はこの三年連続で二着ということで、今年はこの枠に人気馬が偏っていることを考えると、色々示唆的なデータではあります。

H脚質:最近は先行馬の決着が増えているが、それでも毎年一頭は最後方から突っ込んでくる馬が馬券に絡んでおり、基本末の鋭い所を重視すべき。脚質にかかわらず、良馬場なら33秒台前半の上り実績は欲しい。

I小兵が大活躍。430kgに満たない馬がやたら上位に飛び込んでくる。一方500kg超の大型馬は皆無。

J過去5年15頭の血統はディープが三頭(内勝馬1)、ダイワメジャーが三頭(同1)と言うのが目を引くも基本バラバラ。因みに今年のメンバーでは、ダイワメジャーは不参加、ディープも17番人気パーソナルハイただ一頭。うーん、先週の大阪杯も結局ディープ祭りだったし、こういうのも押さえる必要はあるのだろうか。

K過去5年15頭の前走キャリアは、さすがチューリップ賞組が7頭と圧倒的。ただし、この中に勝ち馬はおらず、二・三着どまりと言うことには要注意。勝ち馬はそれ以外から構成されるのだけど、これは見事にバラバラ。そのような中、阪神JF,朝日杯FSと言う二歳G1からの直行組が3頭と言うのは、この前走キャリアによる出走自体が少ないことを考えると要注目。今年の対象はJF二着のラブリイユアアイズただ一頭なんだけど、人気(6番人気)との比較でこれは押さえておきたい。


という訳で、上記トレンドに鑑みれば最有力なのは小幡先生の一押しにして1番人気のナミュールとなります。買い要因としては

(A)これまで4戦して3勝。このレースと相性の良いチューリップ賞の覇者。

(B)デビュー以来全て33秒台の上りを繰り出すというメンバー随一の切れ味の持ち主。

(C)このレースと相性の良い大外の発走。馬群でもまれずに他馬を追走できるのでこの枠順は却ってよいという声もよく聞く。

と言うのがあります。しかしですね、一方では下記の不安要素もあるわけで。。

(D)上述の通りチューリップ組からはこの5年勝ち馬は出ていない。

(E)しかも1番人気はこの10年勝ち切れていない。

(F)大外は良いという話がある一方、この馬が唯一負けた(しかも馬券対象外に飛んだ)阪神JFは大外17番であった。

(G)なにより圧倒的支持を受けた1番人気が飛びまくっている現状。しかも宮杯レシステンシア、大阪杯エフフォーリアに騎乗していた横山武史が今回も鞍上。いやあ、あれだけの背信行為をしでかしたのに、また1番人気に騎乗と言うのはある意味凄いし、レシステンシアはともかく、エフフォーリアのあれは騎手の問題ではなく純粋に馬の問題だとも思うのですが、それでも阪神コースに不慣れな武史君にはやはりものすごい不安があります。


という訳で、通常モードなら迷わずこの馬を◎にしていたと思うのですが、ここは一つ落として〇認定ですな。

替わって◎認定するのは2番人気サークルオブライフ。


(A)上述の通り圧倒的な2番人気の実績。(まぁ、ついさっきまでこの馬3番人気だったので、最終的にそうなるかはわからないのですが)

(Bデビュー以来5戦して3勝、内1勝は去年の二歳G1と実績はある意味ナミュール以上。すべてのレースで馬券対象となっている安定感も買い。

(Cこちらも33秒台の上り実績多発。

D)3歳なら買えるエピファネイアの血。

という、買い要因があり、こちらも上位はかなり有力と考えます。


上述の通り中穴の馬も押さえておきたいということで、▲は8番人気スターズオンアース。いや、ドゥラメンテの子と言うことで若干のえこひいきは入っているのですが、それでもどのような展開になっても鋭い末脚を繰り出せるのは魅力。今回初の関西遠征と言うのは不安ですが、少なくとも騎手川田は阪神では横山武史よりはるかに信頼できます。これに上述の阪神JF直行組の6番人気☆ラブリイユアアイズを加えた4頭が有力馬と言う認定。

馬券は◎→〇▲☆→その他の三連複18点。

その他はチューリップ賞組を中心に選びました。さすがに18頭も走るので配当は結構高め。半分以上が万馬券で、ガミは皆無です。

まぁ、先週の結末から17番人気のディープ産駒パーソナルハイが馬券対象なんて光景も頭をよぎるのですが、本当にそうなったらウクライナ問題が解決するまで競馬は休業ですな。



上海馬券王 in 六本松



○今日の結果

<桜花賞> @スターズオンアース(川田) Aウォーターナビレラ(武)  Bナムラクレア(浜中)



○かんべえのつぶやき

――やっぱり今日も荒れました。6番人気、3番人気、7番人気の組み合わせですからね。単勝1450円、馬連3740円、馬単9050円、三連複11,740円、3連単72,700円。うーん、とてもではないが、買えまっしぇ〜ん!

――大接戦を制して桜花賞馬に輝いたのは、スターズオンアースでした。なんとドゥラメンテの子どもです。エアグルーヴおばあさまもさぞやお悦びでしょう。阪神競馬場の川田騎手はやっぱり上手いです。昨日落馬したばかりだというのが信じられません。

――僅差の2着だったのはウォーターナビレラ。3着にはナムラクレア。馬券王先生ご推奨のサークルオブライフは届かずに4着でした。不肖かんべえも馬券王先生と同じで、Oサークルオブライフから買っていたので、ゴール前は絶叫状態でした。デムーロ、遅い、遅いよ〜!

――それにしても8枠ピンクの帽子2頭はダメでしたなあ。1番人気のナミュールはなんと10着でした。横山武史騎手、今年はG1レースで飛びまくり。どうやら阪神競馬場は方角が悪いようです。となれば来週の中山競馬場の皐月賞はどうなりますか。ますます予想が難しくなりそうです。

――馬券王先生、悪いのは全部プーチンのせいですから、ここは気にせずに来週も遠慮なくやっちゃってください。ああ、それにしてもタイガース、どうやっても勝てない…。






4月3日(日) 大阪杯


えー、すいません。現在年度末決算に突入していまして絶賛発狂中、どっと疲れているのであります。

よって、今回は枕を省略してお届けします。

2022 4 3() 2回阪神4日目 16頭 [15:40発走]
【11R】 66回大阪杯
4歳以上・オープン・G1(定量)(国際)(指定) 2000m・内 (A)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

 

スカーフェイス 6 *岩田康誠

57

128.3

()橋田満

B1

2

 

レッドジェネシス 4 藤岡康太

57

78.5

()友道康夫

2

3

 

ヒュミドール 6 M.デム

57

139.2

()小手川準

2

4

ジャックドール 4 藤岡佑介

57

3.4

()藤岡健一

3

5

アカイイト 5 幸英明

55

17.6

()中竹和也

3

6

エフフォーリア 4 横山武史

57

1.7

()鹿戸雄一

4

7

 

ウインマリリン 5 *松岡正海

55

45.7

()手塚貴久

4

8

 

ポタジェ 5 吉田隼人

57

55.1

()友道康夫

5

9

アリーヴォ 4 *武豊

57

38.9

()杉山晴紀

5

10

ヒシイグアス 6 *池添謙一

57

27.5

()堀宣行

6

11

 

ステラリア 4 *福永祐一

55

61.8

()斉藤崇史

6

12

 

ショウナンバルディ 6 *坂井瑠星

57

234.5

()松下武士

7

13

キングオブコージ 6 横山典弘

57

34.5

()安田翔伍

7

14

レイパパレ 5 川田将雅

55

8.9

()高野友和

8

15

 

アフリカンゴールド 7 国分恭介

57

59.3

()西園正都

8

16

 

マカヒキ 9 岩田望来

57

98.9

()友道康夫


現在の日本競馬で最もレベルの高い競走が期待できる2000mのG1戦であります。例年はドバイ出張組が多くあまり頭数が集まらないのですが、今年はなんと16頭フルゲートの大盛況。でもねえ、見れば見るほどレベルの南北格差が今年のセリーグと同じくらい激しくて黄昏れて来るのは、私が疲労の極致にあるせいだけではないと思うぞ。

さっそく10年トレンドを。10年と言ってもこのレースG1昇格して6年目と言うことで、G2時代を含めたトレンドとなります。

堅そうに見えて一筋縄ではいかない「産経大阪杯」改め大阪杯の10年間

日付

馬名

性齢

騎手

斤量

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

賞金

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

3F地点差

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

210404 レイパパレ 4 川田将雅

55

13

8

4

13500

()高野友和

2016

-0.7

 01-01-01

36.8

0.0

422

-2

1220

19080

37610

7240

106210

210404 モズベッロ 5 池添謙一

57

13

1

6

5400

()森田直行

2023

0.7

 10-09-05

36.8

0.7

486

+2

(68.8)

19080

37610

7240

106210

210404 コントレイル 4 福永祐一

57

13

7

1

3400

()矢作芳人

2025

0.9

 09-06-02

37.4

0.3

472

+16

(1.8)

   

7240

106210

200405 ラッキーライラック 5 M.デム

55

12

5

2

13500

()松永幹夫

1584

-0.0

 03-03-05

33.9

0.3

520

+2

410

1110

1970

1350

7810

200405 クロノジェネシス 4 北村友一

55

12

12

4

5400

()斉藤崇史

1584

0.0

 03-03-03

34.0

0.2

454

-6

(5.2)

1110

1970

1350

7810

200405 ダノンキングリー 4 横山典弘

57

12

8

1

3400

()萩原清

1585

0.1

 01-01-01

34.3

0.0

456

-2

(3.8)

   

1350

7810

190331 アルアイン 5 北村友一

57

14

3

9

12000

*()池江泰寿

2010

-0.0

 03-04-04

35.2

0.3

524

-4

2220

3680

10940

10740

93560

190331 キセキ 5 川田将雅

57

14

6

2

4800

*()角居勝彦

2010

0.0

 02-02-02

35.4

0.1

508

+2

(4.1)

3680

10940

10740

93560

190331 ワグネリアン 4 福永祐一

57

14

2

4

3000

*()友道康夫

2011

0.1

 07-08-08

35.1

0.5

468

+8

(8.2)

   

10740

93560

180401 スワーヴリチャード 4 M.デム

57

16

15

1

12000

()庄野靖志

1582

-0.1

 15-01-01

34.1

0.0

516

-4

350

2930

3750

2780

17450

180401 ペルシアンナイト 4 福永祐一

57

16

5

6

4800

*()池江泰寿

1583

0.1

 10-09-09

33.7

0.5

482

0

(16.3)

2930

3750

2780

17450

180401 アルアイン 4 川田将雅

57

16

8

2

3000

*()池江泰寿

1584

0.2

 05-05-05

34.0

0.3

516

-6

(3.6)

   

2780

17450

170402 キタサンブラック 5 武豊

57

14

5

1

12000

()清水久詞

1589

-0.1

 03-03-02

34.3

1.0

540

+4

240

2320

3390

4830

23910

170402 ステファノス 6 川田将雅

57

14

4

7

4800

()藤原英昭

1590

0.1

 05-04-04

34.2

1.2

482

-4

(17.7)

2320

3390

4830

23910

170402 ヤマカツエース 5 池添謙一

57

14

13

4

3000

()池添兼雄

1591

0.2

 10-09-07

33.8

1.7

514

-2

(10.2)

   

4830

23910

160403 アンビシャス 4 横山典弘

56

11

9

2

6700

*()音無秀孝

1593

-0.0

 02-02-02

33.4

0.2

468

+4

390

1470

2510

2540

12810

160403 キタサンブラック 4 武豊

58

11

7

5

2700

()清水久詞

1593

0.0

 01-01-01

33.6

0.0

524

-2

(6.2)

1470

2510

2540

12810

160403 ショウナンパンドラ 5 池添謙一

56

11

8

4

1700

()高野友和

1595

0.2

 05-05-03

33.3

0.5

456

+14

(5.9)

   

2540

12810

150405 ラキシス 5 ルメール

55

14

3

4

6500

*()角居勝彦

2029

-0.3

 11-11-11

35.9

1.2

468

+10

1200

840

2940

1980

16620

150405 キズナ 5 武豊

57

14

7

1

2600

()佐々木晶

2032

0.3

 12-12-12

36.0

1.4

506

-8

(1.4)

840

2940

1980

16620

150405 エアソミュール 6 M.デム

57

14

4

6

1600

*()角居勝彦

2037

0.8

 05-04-04

37.5

0.4

496

-6

(15.0)

   

1980

16620

140406 キズナ 4 武豊

58

8

7

2

6200

()佐々木晶

2003

-0.2

 08-08-08

33.9

2.4

498

 

240

7020

9090

1620

20050

140406 トウカイパラダイス 7 柴山雄一

56

8

3

6

2500

()田所秀孝

2005

0.2

 02-02-02

36.4

0.1

514

+2

(76.3)

7020

9090

1620

20050

140406 エピファネイア 4 福永祐一

58

8

4

1

1600

()角居勝彦

2006

0.3

 06-06-05

34.4

2.2

484

-2

(1.9)

   

1620

20050

130331 オルフェーヴル 5 池添謙一

58

14

5

1

6000

()池江泰寿

1590

-0.1

 11-09-06

33.0

0.7

464

+6

120

360

420

770

1670

130331 ショウナンマイティ 5 浜中俊

57

14

3

2

2400

()梅田智之

1591

0.1

 13-12-10

32.9

0.9

512

+6

(9.6)

360

420

770

1670

130331 エイシンフラッシュ 6 C.デム

58

14

7

5

1500

()藤原英昭

1591

0.1

 08-03-03

33.5

0.3

492

+4

(12.6)

   

770

1670

120401 ショウナンマイティ 4 浜中俊

56

12

11

6

6000

()梅田智之

2055

-0.2

 11-11-12

34.3

1.0

500

-4

900

990

2660

1740

11540

120401 フェデラリスト 5 横山典弘

57

12

6

1

2400

()田中剛

2057

0.2

 03-03-03

35.2

0.3

524

-4

(2.6)

990

2660

1740

11540

120401 トーセンジョーダン 6 岩田康誠

58

12

2

2

1500

()池江泰寿

2058

0.3

 01-01-01

35.6

0.0

482

0

(4.5)

   

1740

11540

集計期間:2012. 4. 1 2021. 4. 4  16年以前はG2開催


うーんこうして振り返ると的中したのは13年・15年・16年の三回。内二回は万馬券的中で、まずはめでたいのですが、問題はG1に昇格した17年以降、全く当たっていないと言うことで、なんか呪いにかかっているような心境です。

気を取り直して行ってみましょう。まずは人気別成績から。G1昇格後の5年間の数字をメインに記載しますが、G2時代を含めた10年間のトレンドは( )で表記します。

@1番人気は2−0−2−1(3−2−3−2)と立派ですが、いまいち勝ち切れていないと言う印象も。

A2番人気は1−1−0−3(3−2−1−4)とこれも悪くないがG1昇格後はやや勢いに陰りが。

B3番人気は凄すぎるぞ。なんと0−0−0−5(0−0−0−10)と、10年間通して一度も馬券に絡んでいない。ここまで来ると呪いの類ですな。レイパパレは大丈夫かあ?

C10番人気以下の超人気薄は過去10年全く馬券に絡んでいない。まぁ、例年小頭数と言うのはありますが。

D面白いのは4番人気の活躍で1−1−2−1(2−1−3−4)と1・2番人気と全く遜色ない活躍。上述の通り1・2番人気がそれなり以上に責任を果たし、超人気薄の台頭も皆無だというのに配当が高めなのは、上記3番人気の不振と4番人気の躍進が大きいと考えます。G1では3番人気とそれ以下ではやはり馬券の買われ方に相当な差があるのですね。

E圧倒的な西高東低の気圧配置。関東馬はG1の5年間15頭中わずか1頭、10年間30頭で見てもわずか2頭といくら開催が阪神でもショボすぎる惨状。エフフォーリアは大丈夫かあ?

FリピーターはG1昇格後発生しておらず、毎年上位馬が入れ替わっている。

G外国人ジョッキーは5年間で2頭(すべてデムーロです)、10年間で5頭の鞍上と軽視して良し。まぁ、今年はルメールがコロナ対策規定に重大な違反があったようで、今週騎乗取りやめの状態ですし。

H脚質は近年は逃げ先行の決着多いが、時々思い出したように極端な前崩れの展開になるので末の鋭い所は要注意。

I例年小頭数と言うこともあり、枠順に大きな偏りは認められない。

J上位馬の年齢別構成は以下の通り。(「 」内は10年間の成績)

 4歳馬:8頭(内勝馬2) 「13頭(同5)」

 5歳馬:7頭(内勝馬3) 「13頭(同5)」

 6歳超:1頭(内勝馬0) 「5頭 (同0)」

まぁ、基本高齢馬は用なしです。

K過去5年15頭の血統は、さすがディープインパクトが7頭(内勝馬2)と大優勢。特に3着は4回とこの血統の指定席です。今年のメンバーではレイパパレ、レッドジェネシス、ポタジェ、マカヒキの4頭が出走ですが、レイパパレ以外は不人気と言うことで狙う価値はあるのかも。

L過去5年15頭の前走キャリアは、金鯱賞組が4頭(内勝馬2)と最も優秀。他は中山記念組が3頭(内勝馬1)、京都記念組が3頭(同0)。


 以上から今年の馬券を考えると、やはり上位人気2頭、エフフォーリアとジャックドールの実績がずば抜けていて、この取捨がまずは最大のポイント。

 まずはエフフォーリア。

 (A断然の実績。負けたのは去年のダービーのみという素晴らしさ。

 (B雨予想な明日の阪神の馬場状態が気になりますが、稍重だった皐月賞を圧勝していることから大丈夫ではなかろうかと。

 と言う買い要因があり、まずは恥ずかしい競馬はしないと思われますが、

 (C)素晴らしい昨年の成績はすべて関東でのものであり、関西初遠征となる今回は上記関東馬のトレンドに鑑みて不吉な印象もあり。騎手横山武史も阪神の経験は乏しいし。

 (D)不良馬場への適性は上記から大丈夫とは思うけど、同じような位置づけだった昨年のコントレイルが三着に敗れていることから、やはり雨の降り方には気を付けたい。

 と言う不安要素もあります。

 次にジャックドール。

 (A現在5連勝中とこれも大変素晴らしい成績。特にレコード勝ちとなった前走金鯱賞はこのレースとの相性も含め非常に価値が高い。

 (B騎手藤岡佑介のこの馬との相性はばっちりで、先週の丸田騎手同様、遅咲きG1ジョッキー誕生の期待も大。

 と言う買い要因あり、こちらも相当やれそうな予感ですが、

 (Cこれまで負かした相手が弱い。エフフォーリアと直線たたき合いになる可能性高い今回が正念場で、とんでもない強面と一緒の組になったサッカー日本代表に感じるのと同じような不安が心をよぎる。

 (Dここまでの連勝は殆どが左回り。右回りになってあのような華麗な逃げが炸裂できるのか。

 (Eこれまで良馬場のみで唯一稍重で競馬した新馬戦は負けている。

と言う不安要素も。


まぁ、とは言え、実績的にはこの二頭が抜けていることは間違いなく、これを軸で考えてみたいです。上記の通り不安要素もあるのでこのワンツーではなく間に伏兵が飛び込んでくることも想定して馬券を考えましょう。

馬券は◎〇→◎〇←→その他の3連単20点。その他の馬はこの二頭に割って入るとしたら末の鋭い所だろうと言うことでそういう馬を中心にセレクトしました。レイパパレが絡むとガミですが、その他はそれなりに付きます。まぁ、去年のような土砂降りの雨が降ればまた買い目も変わりますが。。

え、「小幡先生が『三連馬券を買うやつは駄目なギャンブラーたち』と言ってたけど、三連単買うのか?」ですって?

うーん先生のご発言は橋下徹さんのウクライナ発言に匹敵するご無体さですよねえ。なんか思いっきり喧嘩を売られたような。。。。

でもねえ、サウジやドバイで日本の馬、それも一線級からやや落ちるって言う位置づけの馬があれだけ活躍したのは、確かに日本の繁殖・育成・調教のノウハウが飛躍的に向上したおかげとは言えるんですが、それと同じくらい重要なのは、日本の馬産地が沢山の競走馬を生産していることだと思うんですよね。たくさんの競走馬がいれば名馬の出現率は高まりますから。で、それを可能たらしめたのは日本の馬券売り上げが非常に巨大だと言うことで、その売り上げの中心は三連馬券なわけです。

JRAにおける馬券売り上げの過半が三連複・3連単で、この券種を「卑しい馬券」として廃止したら馬券売り上げは半分とはいかないまでも大きく落ち込むことは必定、そうなると日本の生産者は社台グループ以外は皆倒産となる訳です。そんな状況で名馬が生まれてくる訳はない。日本の競馬を支えているのは販売シェア5%程度に過ぎない意識高い系・単勝馬券師ではなく、欲にまみれた三流のアホ馬券師なのだと私は思う次第です。だから買うのだ三連単。



上海馬券王 in 六本松



○今日の結果

<大阪杯> @ポタジェ(吉田隼) Aレイパパレ(川田) Bアリーヴォ(武豊)





○かんべえのつぶやき

――荒れました。天気も馬場も悪くはなかったのですが、とにかく荒れた。昨年の年度代表馬エフフォーリアは、今年の初戦で9着に終わりました。もう1頭の人気馬ジャックドールは5着。「二強は来ない」とはよく言いますが、これだけ見事に外れるのも珍しい。

――勝ったのは8番人気のポタジェでした。ディープ産駒で、金子真人ホールディングスの馬はいつもながら大レースに強いです。しかしこの馬は買えないなあ。マカヒキの方がまだしも気になっていました。セリが2億円の馬なんですね。

――2着には3番人気のレイパパレ、3着には7番人気のアリーヴォ。ゆえに単勝で5870円、馬連で1万980円、3連複で5万円、3連単で53万円。どんな買い方をしても、当たらないものは仕方がない。今の日本競馬で芝2000mは実力馬ぞろいでレベルが高いのだ、と考える方がよさそうです。

――本日のかんべえは、レイパパレの単勝とアフリカンゴールドの複勝を1000円ずつだけ買って様子見モードでしたが、なんだかどっと疲れが出る結果でありました。いやあ、今年のG1レースはなんかヤバいです。来週も舞台は同じ阪神競馬場で、桜花賞ですよね。心してかからねばなりませぬ。

――来週もナミュールとサークルオブライフが「2強」となりそうです。ここはどう狙うべきか、まことに悩ましいところです。馬券王先生、どうぞよろしくお導きくださいますようお願い申し上げます。





3月27日(日) 高松宮記念


えー、フェブラリーSから一か月の休養を挟んで、春のG1シリーズが本格始動となる訳なのでありますが、しかしこの一か月は歴史に刻まれるようなとんでもない事件が発生したわけで、なんか競馬なんかやってていいのかと言う後ろめたい気持ちになって来るのであります。

フェブラリーSの開催から4日後の2月24日にロシアがウクライナに侵攻。そしてそれから一か月以上経過した現在も勝敗不明な混戦となっているなんて、一体だれが予想できたでしょうか。いやあ、東部に限定した侵攻ならまだ理解も及ぶのですが、陸海空全軍を総動員した全面侵攻なんて素人目に見ても随分ご無体と言うか。広大なウクライナを制圧できてもそれを長期間統治するなんてできるわけがないじゃないですか。それをやろうとしちゃうんだなあ。プーチンと言う人は極悪非道だけど、極めて怜悧な功利主義者で、そういう間違いはしない人だという一般的なコンセンサスもあったように見受けられるのですが、こういうのを見るとそれも全面撤回です。なんか相当深い闇を抱えておられるみたいで、シェイクスピアあたりが彼を題材に戯曲を書いたら、「リチャード三世」を上回るすごい傑作が出来上がりそうな強い予感がします。

しかも、しかもですよ。長期的な統治は無理でも短期決戦では圧勝するという世間一般の予想も大外れで、ウクライナ軍が信じられない頑張りを示している。ロシアとウクライナの軍事力の差は、将棋で言えばA級棋士対C1ひょっとしたらC2、競馬で言えばG1馬対2勝クラスひょっとしたら1勝クラス。とにかく全然相手にならないというのが世間一般の見立てだった訳じゃないですか。それがふたが開いたら向こう正面を過ぎて第3コーナーに差し掛かってる現在も勝敗不明の混戦となっている。これ、ウクライナの方々の団結をたたえるべきなのか、ロシアが想像以上にヘタレであったと言うことなのか。

ああ、国際政治とか安保の世界と言うのは、本当に深淵かつ難解です。こういう状況はプロの方々も読み切れなかったわけで、これって競馬よりも難解なんじゃないでしょうか。競馬は予想を間違えてもお金を損するだけで済みますが、こちらは間違えると、人々の生命にかかわる話になってくるわけで、本当にとんでもない時代になったものです。

2022 327() 2回中京6日目 18頭 [15:40発走]
【11R】 52回高松宮記念
4歳以上・オープン・G1(定量)(国際)(指定) 1200m (B)

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

B1

1

 

サリオス 5 *石橋脩

57

9.4

()堀宣行

1

2

ナランフレグ 6 丸田恭介

57

17.2

()宗像義忠

2

3

シャインガーネット 5 田辺裕信

55

34.8

()栗田徹

B2

4

 

*ライトオンキュー 7 *横山典弘

57

65.2

()昆貢

3

5

 

レイハリア 4 亀田温心

55

29.0

()田島俊明

3

6

サンライズオネスト 5 武豊

57

52.6

()河内洋

4

7

レシステンシア 5 *横山武史

55

2.9

()松下武士

B4

8

 

$ジャンダルム 7 荻野極

57

50.7

()池江泰寿

5

9

$ロータスランド 5 岩田望来

55

11.5

()辻野泰之

B5

10

 

キルロード 7 *菊沢一樹

57

115.2

()田村康仁

6

11

クリノガウディー 6 *松岡正海

57

45.7

()藤沢則雄

6

12

 

エイティーンガール 6 秋山真一

55

77.9

()飯田祐史

7

13

トゥラヴェスーラ 7 鮫島克駿

57

16.1

()高橋康之

7

14

ダイアトニック 7 岩田康誠

57

13.6

()安田隆行

B7

15

 

ファストフォース 6 *柴山雄一

57

110.3

()西村真幸

8

16

 

ダイメイフジ 8 *小沢大仁

57

211.3

()森田直行

8

17

メイケイエール 4 池添謙一

55

5.2

()武英智

8

18

*グレナディアガーズ 4 *福永祐一

57

6.1

()中内田充


と言う訳で、後ろめたい気持ちのまま予想する高松宮記念。相変わらず18頭と大盛況ですが、なんかモチベーションが上がりません。

戦争中に競馬をやる後ろめたさもそうですが、本日の巨人×中日戦でわが中日が勝ち試合をひっくり返される大ショックで気分がどんよりしていると言いますか。ううううう、「スアレスのいない阪神は弱いのう。」とかんべえ先生をからかったら、思いっきり罰が当たるような試合を目にし、ますますモチベーションが急速冷凍されてきたぞ。

それにねえ、グランアレグリアが引退した後、この路線で看板張れるようなカリスマ性のある馬が今回の出走メンバーに見当たらない。ピクシーナイトが香港であんなことになったし、これなら今夜行われるドバイワールドカップを見る方がよっぽど目の保養になるんじゃないでしょうか。

と言うことで、頼りになるのは「10年トレンド」。よどんだ感性で予想することをやめ、まずは過去10年の事例から馬券につながる馬を予想していきましょう。

堅い決着に見えて高配当続出。高松宮記念の10年間

日付

馬名

性齢

騎手

斤量

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

210328 ダノンスマッシュ 6 川田将雅

57

18

14

2

()安田隆行

1092

-0.0

   10-09

34.3

472

+3

600

1010

2170

2200

9770

210328 レシステンシア 4 浜中俊

55

18

16

1

()松下武士

1092

0.0

   06-07

34.5

506

-2

(2.9)

1010

2170

2200

9770

210328 インディチャンプ 6 福永祐一

57

18

9

3

*()音無秀孝

1093

0.1

   11-09

34.5

478

-6

(6.3)

   

2200

9770

200329 $モズスーパーフレア 5 松若風馬

55

18

16

9

()音無秀孝

1087

0.0

   01-01

34.5

494

0

3230

9150

26540

22830

217720

200329 グランアレグリア 4 池添謙一

55

18

8

2

*()藤沢和雄

1087

0.0

   13-12

33.1

486

+12

(4.1)

9150

26540

22830

217720

200329 ダイアトニック 5 北村友一

57

18

3

4

*()安田隆行

1087

0.0

   04-04

33.7

472

+2

(9.2)

   

22830

217720

190324 $ミスターメロディ 4 福永祐一

57

18

3

3

()藤原英昭

1073

-0.1

   04-05

33.6

492

-4

780

30530

49630

870740

4497470

190324 セイウンコウセイ 6 幸英明

57

18

4

12

()上原博之

1074

0.1

   03-02

33.9

504

-4

(108.0)

30530

49630

870740

4497470

190324 ショウナンアンセム 6 藤岡康太

57

18

7

17

()田中剛

1074

0.1

   13-11

33.4

490

0

(358.9)

   

870740

4497470

180325 ファインニードル 5 川田将雅

57

18

9

2

()高橋義忠

1085

-0.0

   06-06

34.5

480

-8

550

1690

3170

15910

60450

180325 レッツゴードンキ 6 岩田康誠

55

18

8

3

()梅田智之

1085

0.0

   08-06

34.6

500

+8

(6.3)

1690

3170

15910

60450

180325 ナックビーナス 5 三浦皇成

55

18

7

10

()杉浦宏昭

1086

0.1

   06-06

34.7

522

-4

(41.2)

   

15910

60450

170326 セイウンコウセイ 4 幸英明

57

18

6

5

()上原博之

1087

-0.2

   04-04

34.5

500

0

870

2150

4750

3230

23880

170326 レッツゴードンキ 5 岩田康誠

55

18

3

2

()梅田智之

1089

0.2

   13-12

33.9

506

+4

(5.1)

2150

4750

3230

23880

170326 レッドファルクス 6 M.デム

57

18

7

1

()尾関知人

1090

0.3

   08-06

34.6

472

+7

(3.6)

   

3230

23880

160327 ビッグアーサー 5 福永祐一

57

18

4

1

()藤岡健一

1067

-0.1

   04-04

33.4

520

-4

390

890

1730

1740

6690

160327 ミッキーアイル 5 松山弘平

57

18

6

2

()音無秀孝

1068

0.1

   03-03

33.8

490

+2

(3.9)

890

1730

1740

6690

160327 $アルビアーノ 4 ルメール

55

18

8

3

()木村哲也

1071

0.4

   08-10

33.4

516

+6

(5.1)

   

1740

6690

150329 $エアロヴェロシティ 7 パートン

57

18

4

4

[]オサリバ

1085

-0.1

   02-03

34.3

524

-16

650

7480

10770

14000

81560

150329 ハクサンムーン 6 酒井学

57

18

15

6

()西園正都

1086

0.1

   02-02

34.5

478

-6

(16.8)

7480

10770

14000

81560

150329 ミッキーアイル 4 浜中俊

57

18

16

3

()音無秀孝

1086

0.1

   04-04

34.2

486

+4

(5.2)

   

14000

81560

140330 コパノリチャード 4 M.デム

57

18

5

3

()宮徹

1122

-0.5

   02-02

37.2

484

-4

770

10400

17030

7990

71040

140330 スノードラゴン 6 大野拓弥

57

18

17

8

()高木登

1127

0.5

   13-13

36.1

510

-4

(19.6)

10400

17030

7990

71040

140330 ストレイトガール 5 岩田康誠

55

18

9

1

()藤原英昭

1129

0.7

   07-08

37.0

454

+2

(2.6)

   

7990

71040

130324 ロードカナロア 5 岩田康誠

57

17

11

1

*()安田隆行

1081

-0.2

   09-07

33.2

498

-4

130

470

560

11340

27200

130324 ドリームバレンチノ 6 松山弘平

57

17

12

2

()加用正

1083

0.2

   12-11

33.3

492

-2

(9.4)

470

560

11340

27200

130324 ハクサンムーン 4 酒井学

57

17

13

10

()西園正都

1083

0.2

   01-01

34.0

464

-6

(85.6)

   

11340

27200

120325 カレンチャン 5 池添謙一

55

18

10

2

*()安田隆行

1103

-0.0

   02-02

35.5

482

0

390

950

1750

1070

5930

120325 サンカルロ 6 吉田豊

57

18

17

3

()大久保洋

1103

0.0

   10-12

34.7

504

-6

(6.5)

950

1750

1070

5930

120325 ロードカナロア 4 福永祐一

57

18

1

1

*()安田隆行

1104

0.1

   04-04

35.4

500

0

(2.4)

   

1070

5930

集計期間:2012. 3.25 2021. 3.28

うううううう。こういて振り返ると、当たったのは10年前のガミ馬券のみ。なんか、ますます気分が黄昏れてきます。みんな、俺の予想の逆をいけば当たるかもしれないぞ!

などどボヤキが入ると最近は的中することが多いから、めげずに行ってみましょう。


@1番人気は2−1−3−4と三連複軸には有効。

A2番人気は3−4−0−3と1番人気を上回る優秀さで、馬連軸向き。

B3番人気は2−2−3−3とこれも悪くは決してない。

C単勝二桁人気の超人気薄は30頭中4頭と毎年18頭も出走している割には、台頭顕著ではない。

D上述の通り〜3番人気が勝ち馬の7割を占め、3着以内にも67%が入っている一方、極端なひも荒れもそれほどないというのに、3連単配当は7年が万馬券。見かけに反し当てるのが難しいレースと言えます。

E牝馬は30頭中9頭が馬券に絡む大健闘。

F外国人ジョッキーは30頭中4頭の鞍上。まあドバイデーと重なることが多いので外国人ジョッキーはそちらに行くというのもあり、事実今年はすべて日本人ジョッキーが鞍上です。

G関東馬は30頭中9頭で、開催場所を考えれば健闘の部類か。

H脚質に大きな偏りはなく逃げ・先行・差し・追い込みがまんべんなく。ただし雨の影響から土曜の中京は極端な追い込みが不振な感じで、明日はこれがどうなるかは当日のレース結果を見て判断する必要あり。

I枠順は不思議なことに1枠のみが不振。他に大きな偏りはない。

Jリピーターはあるにはあるが、それほど極端ではない。

K上位馬の年齢別構成は、4歳馬9頭(内勝馬3)、5歳馬10頭(同5)、6歳馬10頭(同1)、7歳馬1頭(同1)。若い馬が有利だが、6歳馬も2・3着なら軽視禁物。

L過去5年15頭の血統は、アドマイヤムーン3頭(内勝馬2)が目を引くが、今年は出走なし。他は見事にバラバラな中、外国産馬が2勝しているのは要注意か。今年の対象はジャンダルム・ロータスランド・グレナディアカーズの三頭ですがさて。

M過去5年15頭の前走キャリアは、シルクロードS組が4頭(内勝馬3)と圧倒的。この他では阪急杯組(4頭・内勝馬1)。更に香港スプリント組(2頭・内勝馬1)が出走頭数の少なさを考えると有力。


以上から、本命は1番人気レシステンシア。

(A前走香港スプリント。

(B左回り実績1−2−0−1、1200mの実績が1−3−0−0、中京1200mに限定すれば去年の2着を含め1−1−0−0と抜群の安定度。

(C中枠発走実績4−1−1−0。

(D休み明け実績は2−1−1−1。

E)先行馬にして、重馬場実績1−2−0−0と明日の馬場懸念にも対応力見込める。


と言うのが、買い要因で、まぁ主戦場をスプリントに移してからは抜群の安定感があり、勝てなくても上位は相当有力と考えます。まぁ、騎手がルメールのドバイ出張のあおりで中京のこのコースに不慣れな横山武史に乗り替わりとなったことが不安ではありますが。

この他ではこのレースと相性の良いシルクロードSの勝ち馬☆メイケイエールや、阪神カップが強い勝ち方だった▲グレナディアカーズも当然有力ですが、対抗には人気との兼ね合いから去年の4着馬にして阪急杯の勝ち馬〇トゥラヴェスーラ。7歳と言う高齢が上記トレンドに反しますが、この馬は長期休養が多くて年齢ほどは使い込まれていないし、ステイゴールドの系統はなかなか老けないので結構期待値大。不安は重馬場実績が0−0−0−6と言うことで追い込み一手の脚質が明日の馬場にマッチするかですな。まぁレース開始時点では良まで回復している可能性も高いのですが、馬場状態は他の馬に増して要注意です。

この他の馬はシルクロードS組、阪急杯組を中心に選びました。

馬券は◎→〇▲☆→その他の三連複21点。FPQで決まれば涙のガミ馬券ですが、それ以外は結構つきます。特に一昨年の勝ち馬(降着になったけど)の注クリノガウディーが得意の左回りに戻って飛び込んでくればかなり面白い配当になるのですが。。。


岩嵜、あれはないだろう!   上海馬券王 in 六本松



○今日の結果

<高松宮記念> @ナランフレグ(丸田) Aロータスランド(岩田望) Bキルロード(菊沢)





○かんべえのつぶやき

――「晴れときどき大荒れ」と言われるこのレース、今日は飛び切りの大嵐でありました。なにしろ「8番人気〜5番人気〜17番人気」ですから。3連単は278万円。人気のレシステンシアは6着、2番人気のメイケイエールが5着、そして不肖かんべえが軸馬にしていたグレナディアガーズなんぞは12着ですから。

――何はともあれ、大穴を開けたナランフレグと丸田恭介騎手を称えなければなりません。不肖かんべえ、「単穴には、オーシャンステークスで3連複を取らせてくれたナランフレグ」と
ここでは書いていたのに、馬券は買えてないのであります。ああ、悔し過ぎます。

――ナランフレグは6歳馬にしてG1初挑戦。丸田恭介騎手は35歳にしてG1初勝利。こういうこともあるんですねえ。また2着のロータスランドはそれなりの実力馬でしたが、3着のキルロードは7歳の騙馬。鞍上の菊沢一樹騎手(25歳)も、重賞勝ちは過去に1回だけですから、完全にノーマークでした。

――さて、馬券王先生もおっしゃる通り、ウクライナで戦争が起きているさなかに競馬をやっている、という後ろめたさがあるのですが、昨晩のドバイワールドカップでは日本勢が大活躍。なんと5勝を挙げるという快挙でありました。ドバイシーマクラシックをあのシャフリヤールが制し、ドバイターフはパンサラッサが同率1着。

――それよりなにより、個人的にはステイフーリッシュがドバイゴールドカップを制したことに感動しました。最後にぐっと伸びたあの勝ち方、ステイゴールドの香港ヴァーズとそっくりだったよね。7歳馬にしてこの成長力、ステゴ産駒はやっぱりすごい。馬券は買えなかったけど、本当にうれしい勝利でした。

――来週は大阪杯であります。エフフォーリアが出ます。ジャックドールに、レイパパレに、アカイイトも出ます。いやあ、楽しみですねえ。今週のショックを拭い去って、何とか立て直したいものであります。そしてどうか、あの戦争が一日も早く終わりますように。





2月20日(日) フェブラリーステークス


えー、お久しぶりでございます。気が付けばあっという間に2022年の初G1、フェブラリーSの時節となってしまいました。

しかし本当にあっという間ですねえ。有馬からこの方オミクロン株の急拡大で身近にも感染者とか濃厚接触者が出て来まして、これはもう他人ごとではないのです。かたや原油とか半導体とかが爆上げして世界的にインフレ基調となり、なんと数十年10円だった「うまい棒」が12円に値上げになってしまうというのは、個人的にも大ショックであります。うーん、ウクライナもきな臭い状況だし、北京オリンピックは競技外で香ばしい話題が満載だしで、この3か月間でなんか世界が急激に動き始めているような。。。

というわけで、公私ともにバタバタしているうちに迎えたフェブラリーS。私も頭のギアがなかなか切り替わらないのですが、今年も頑張っていきたいと思いますので、これから宝塚までお付き合いのほど、よろしくお願いします。

2022 220() 1回東京8日目 16頭 [15:40発走]
【11R】 39回フェブラリーS
4歳以上・オープン・G1(定量)(国際)(指定) ダート1600m

馬名

性齢

替 騎手

斤量

単勝

調教師

1

1

 

テオレーマ 6 *ルメール

55

20.0

()石坂公一

B1

2

 

ダイワキャグニー 8 *三浦皇成

57

38.6

()菊沢隆徳

2

3

インティ 8 武豊

57

16.8

()野中賢二

2

4

アルクトス 7 田辺裕信

57

11.3

()栗田徹

3

5

レッドルゼル 6 川田将雅

57

5.0

()安田隆行

3

6

$カフェファラオ 5 *福永祐一

57

5.3

()堀宣行

4

7

 

タイムフライヤー 7 *横山武史

57

41.7

()橋口慎介

4

8

 

サンライズノヴァ 8 松若風馬

57

37.2

()音無秀孝

B5

9

サンライズホープ 5 *大野拓弥

57

46.8

()羽月友彦

B5

10

スワーヴアラミス 7 松田大作

57

17.6

()須貝尚介

6

11

ソダシ 4 吉田隼人

55

5.0

()須貝尚介

6

12

 

ミューチャリー 6 御神本訓

57

35.4

[]矢野義幸

7

13

ソリストサンダー 7 戸崎圭太

57

9.7

()高柳大輔

B7

14

 

ケイティブレイブ 9 *菅原明良

57

106.4

()清水英克

8

15

テイエムサウスダン 5 岩田康誠

57

7.9

()飯田雄三

8

16

エアスピネル 9 *M.デム

57

19.5

()笹田和秀


と、言う訳で、今年初のG1はダート1600mで争われる本競走となる訳ですが、うーむ、なんですか、このメンツのしょぼさは。

通常なら去年末のG1、チャンピオンズカップか東京大賞典の上位馬が参戦して、それなりに盛り上がるのが常なのですが、今年はその両レースの上位三着までがすべてこのレースをシカト。ああ、年明け早々盛り上がらないことこの上ありません。こんなメンツじゃあ午前中に開催される女子カーリング決勝の方がはるかに気になるではないですか。ああ、見える。見えますぞ。ロコ・ソラーレの応援で精魂を使い果たし、肝心のレースでモチベーションが全然上がらないかんべえ師匠の姿が。(話はわきにそれますが、カーリングと言う競技には囲碁・将棋との高い親和性を感じます。囲碁・将棋のプロ棋士が国際試合で大活躍するなんて姿もあながち妄想とは言えないような。スキップ藤井聡太によるこれまでの定跡を覆す一投なんて見てみたいですな。)

と言う訳で、とらえどころのないメンバー構成でものすごくモチベーションに事欠く本競走。何をよすがに馬券を買えばよいのかわからないあなたに「10年トレンド」。頼りになるのはやはり過去データとなります。

荒れるときはめちゃくちゃ荒れるフェブラリーS10

日付

馬名

性齢

騎手

頭数

馬番

人気

着順

馬場状態

調教師

走破タイム

着差タイム

通過順

上り3F

馬体重

馬体重増減

単勝配当

馬連

馬単

3連複

3連単

210221 $カフェファラオ 4 ルメール

16

3

1

()堀宣行

1344

-0.1

   03-03

35.6

514

+10

330

6620

9300

24940

101710

210221 エアスピネル 8 鮫島克駿

16

10

9

()笹田和秀

1345

0.1

   10-09

35.2

488

-4

(28.0)

6620

9300

24940

101710

210221 ワンダーリーデル 8 横山典弘

16

7

8

()安田翔伍

1348

0.4

   07-04

35.7

534

+2

(19.3)

   

24940

101710

200223 $モズアスコット 6 ルメール

16

12

1

()矢作芳人

1352

-0.4

   08-08

35.4

494

0

280

36230

46980

95310

464920

200223 ケイティブレイブ 7 長岡禎仁

16

15

16

()杉山晴紀

1356

0.4

   09-09

35.6

524

+4

(142.6)

36230

46980

95310

464920

200223 サンライズノヴァ 6 松山弘平

16

9

3

()音無秀孝

1358

0.6

   12-13

35.3

534

+10

(6.8)

   

95310

464920

190217 インティ 5 武豊

14

6

1

*()野中賢二

1356

-0.0

   01-01

35.4

514

0

260

430

750

2310

6620

190217 ゴールドドリーム 6 ルメール

14

3

2

()平田修

1356

0.0

   06-06

34.8

528

+14

(3.0)

430

750

2310

6620

190217 ユラノト 5 福永祐一

14

2

8

()松田国英

1363

0.7

   06-06

35.5

508

+2

(31.6)

   

2310

6620

180218 ノンコノユメ 6 内田博幸

16

12

4

()加藤征弘

1360

-0.0

   14-13

36.1

450

-6

1070

1140

3530

6540

41560

180218 ゴールドドリーム 5 ムーア

16

14

1

()平田修

1360

0.0

   10-08

36.4

524

-14

(2.1)

1140

3530

6540

41560

180218 インカンテーション 8 三浦皇成

16

6

6

()羽月友彦

1361

0.1

   07-06

36.7

512

+5

(20.0)

   

6540

41560

170219 ゴールドドリーム 4 M.デム

16

3

2

()平田修

1351

-0.0

   09-08

35.6

520

+4

500

1470

2520

2140

9240

170219 $ベストウォーリア 7 戸崎圭太

16

9

5

*()石坂正

1351

0.0

   08-06

35.7

516

-4

(7.6)

1470

2520

2140

9240

170219 カフジテイク 5 津村明秀

16

10

1

()湯窪幸雄

1352

0.1

   14-16

34.9

486

+2

(4.5)

   

2140

9240

160221 $モーニン 4 M.デム

16

14

2

*()石坂正

1340

-0.2

   04-04

35.2

522

-4

510

680

1510

3820

16010

160221 ノンコノユメ 4 ルメール

16

7

1

()加藤征弘

1342

0.2

   13-12

34.7

454

+2

(2.4)

680

1510

3820

16010

160221 アスカノロマン 5 太宰啓介

16

4

7

()川村禎彦

1342

0.2

   10-09

34.9

524

-2

(18.1)

   

3820

16010

150222 コパノリッキー 5 武豊

16

4

1

()村山明

1363

-0.1

   02-02

36.2

536

-2

210

1570

2100

3060

12370

150222 インカンテーション 5 内田博幸

16

14

5

()羽月友彦

1364

0.1

   04-03

36.2

488

-8

(13.8)

1570

2100

3060

12370

150222 $ベストウォーリア 5 戸崎圭太

16

10

3

()石坂正

1365

0.2

   08-08

36.1

512

+6

(6.4)

   

3060

12370

140223 コパノリッキー 4 田辺裕信

16

13

16

()村山明

1360

-0.1

   02-02

35.3

530

+4

27210

84380

256050

55360

949120

140223 ホッコータルマエ 5 幸英明

16

15

2

()西浦勝一

1361

0.1

   05-05

35.1

506

0

(3.6)

84380

256050

55360

949120

140223 ベルシャザール 6 C.デム

16

11

1

()松田国英

1364

0.4

   12-11

35.1

540

+2

(2.7)

   

55360

949120

130217 グレープブランデー 5 浜中俊

16

2

3

()安田隆行

1351

-0.1

   07-07

35.9

526

-6

670

10330

17580

16150

111130

130217 エスポワールシチー 8 松岡正海

16

6

9

()安達昭夫

1352

0.1

   02-02

36.5

504

+3

(26.3)

10330

17580

16150

111130

130217 ワンダーアキュート 7 和田竜二

16

10

7

()佐藤正雄

1353

0.2

   10-10

35.9

518

0

(9.2)

   

16150

111130

120219 $テスタマッタ 6 岩田康誠

16

16

7

()村山明

1354

-0.3

   13-13

35.7

504

+2

2430

10510

26210

15530

141910

120219 シルクフォーチュン 6 藤岡康太

16

3

4

()藤沢則雄

1357

0.3

   15-15

35.7

470

0

(14.6)

10510

26210

15530

141910

120219 ワンダーアキュート 6 和田竜二

16

10

2

()佐藤正雄

1358

0.4

   08-08

36.4

520

+12

(5.7)

   

15530

141910

集計期間:2012. 2.19 2021. 2.21

うーん、こうやって振り返ると当たったのは19年の3連単のみですか。って言うか、その他の年があまりに荒れまくっていて、当てるのが難しいレースとも言えます。モチベーションがわかないのに加え、この相性の悪さでは本当に当たる気がしませんなあ。

気を取り直して行ってみましょう。

@1番人気は4−2−2−2と素晴らしいの一言。こういうのを見ると馬券に絡まなかった2頭が気になりますが、13年カレンブラックヒル(ブービー)、12年トランセンド(8着)ですか。言葉を変えればこの8年間はすべて馬券に絡みまくっているわけで、その信頼性は非常に高い。問題はカオスな今年のメンバー構成では何が1番人気になるかは直前まで分からないと言うことで、なにせ、ついさっきまで性悪女のソダシが1番人気だったわけで、これを判断基準とするにはレース直前のオッズを見ることが肝要です。

A2番人気は2−2−1−5とこれも悪くは決してない。

B3番人気は1−0−2−7とこちらは大きく信頼性が低下。

C単勝二桁人気の超人気薄は過去2頭のみが連絡み。殿人気で勝ってしまった14年コパノリッキーは当時2・3着付で馬券を買っていたのに勝たれてしまい、未だに思い出すたび涙がほとばしります。

D1・2番人気がきちんと仕事をし、極端なひも荒れがそれほど発生していないというのに、三連単配当はなんと5回が6桁でめちゃくちゃ荒れてます。7〜9番人気の大駆けが顕著と言うことですな。

E牝馬はこの10年過去全く来ていません。小幡先生のおっしゃる通りこれは完全無視でもよいのではないかと。

F関東馬は30頭中3頭のみで府中開催のくせにとんでもない西高東低の気圧配置。但し、関東馬三頭中二頭は勝ち馬で極端な軽視は禁物か。ちなみ地方所属馬は一頭も来ていません。

G外国人ジョッキーは30頭中8頭の鞍上で、これは「外国人天国」と言っても良い。特にルメールは二連勝を含む三年連続連対中で要注意なのですが、今年は去年の勝ち馬カフェファラオを降り、えらく低評価の馬に乗り替わりと言うのは謎だ。何があったのでしょう。

H枠順に大きな偏りはないが、最内1番と大外16番は来ていない。

I脚質は逃げ先行もありだけれども、ダートのパブリックイメージに反し、何故か追い込み馬が大健闘。

Jリピーターは三年連続馬券に絡んだゴールドドリームが目立つ程度で、基本毎年上位が一新されている感じ。

K30頭の年齢別構成を見ると4歳が5頭(内勝馬4)、5歳が10頭(同3)、6歳が8頭(同3)、7歳が3頭(同0)、8歳が4頭(同0)。基本若い馬が優勢ですが、それでも芝のレースに比べ高齢馬の健闘も目立ちます。勝つのは無理でも2・3着付なら爺もおおいに買いです。4歳馬は勝つか負けるか極端ですね。今年の対象はソダシ一頭のみですが、うーむ、これは後述としましょう。

L過去5年15頭の血統は、リピーター効果を除けば同一種牡馬と言うのが全くなく、これ以上ないくらい見事にバラバラ。ただし、ディープ等のエリート種牡馬と言うのが全くなく、ケイムホームとかアドマイヤマックスとかトワイニングとかシスターミニスターとか、マジェスティックウオリアーとか如何にもダートという地味血統が満載。但し不思議なことにクロフネ産駒と言うのはいないです。

M過去5年15頭の前走キャリアは、チャンピオンズカップ組が4頭(内勝馬2)、東京大賞典組が2(同0)とさすがに前走G1は侮れないのですが、上述の通り今年はこの上位が全部不参加と言う涙ほとばしる状況。むしろ7頭が連に絡み内2頭が勝利している根岸S組の方が今年は頼りになるのではと考えます。

 

以上、どの馬も突っ込みどころに事欠かない今年のメンバー構成ですが、上記から本命は4番人気テイエムサイスダン。

A:根岸Sの勝ち馬。

B:外枠実績3−1−0−2。

C:先行・差し・追い込みと自在な脚質。

D:騎手岩田が乗ると4−0−0−1と好相性。

E:父サウスヴィグラスというダート地味血統がいかにもこのレース向き。

と言うのが買い要因です。まぁ、この馬の場合1400mを超えるレースに全く実績がないという売り要因もあり、専門家筋の評価は高くないですが、今年は売り要因と言うのはどの馬にもたくさんあるのです。ここは目をつぶって本線で考えましょう。

対抗は現在一番人気のレッドルゼル。JBCスプリントを勝ち、鞍上川田とあっては上記1番人気の信頼性もあり無視はできません。ただしこの馬もテイエムサウスダン同様1400mを超える距離での実績が全くないことには要注意。

単穴では南部杯の勝ち馬アルクトス。フェブラリーは二年連続で9着と言うことで人気はありませんが、近走が南部杯を含み非常に内容が良い。爺になって覚醒したというのもダートではいかにもありそうな話で、ここは爺の大駆けに期待。

☆カフェファラオは去年の勝ち馬。ただしその後が非常に不甲斐ない着順の嵐で、大敗の可能性を常に秘めた存在です。ルメールも見放したそんな馬が現在3番人気と言うことで、「危険な人気馬」という表現がこれ以上ふさわしい存在もいないのですが、それでもハマれば勝つ可能性があるのも事実。軽視はできません。(したいけど)

 

馬券は◎→〇▲☆→その他の三連複21点。こういうメンバー構成だと買い目も割れているんですね、その殆どが万馬券です。

え、ソダシ?いやあ、ついさっきまでこの馬一番人気だったんで、驚いたんですよ、私。皆さんオークス以降この馬にはひどい目にあわされているはずなんですけど、懲りないんですねえ。白馬って得ですよねえ。でもねえ、汚れを知らない清純派美少女の外見にもかかわらず、この馬とんでもない性悪女だと思うんですよね。ちょっとしたことでへそを曲げて、そうなったらいくらなだめても仕事をとことんボイコットするねじれた根性の持ち主。田原成貴がこの馬を「沢尻エリカ」に例えたとき私は、わが意を得たりと言うか、あまりに適切な比喩に思わず感動の涙を流した次第です。去年の下半期は、それなりに良い成績だったけど、この馬を信じた秋華賞だけが悔いが残ると言うか、恨み骨髄なのであります。

でもねえ、そういう「買えば来ない」疫病神って、「買わなきゃ来る」特性も持っているんですよね。厄払いと言うか保険も兼ねて「注」扱いとして馬券は押さえましょう。ま、よく見れば、この馬人気があるのは単勝だけで、連馬券はそんなに買われていない感じです。来ると意外と良い配当になりますので、そういう買い方も悪くはないのではないかと。。。。

 

頑張れロコ・ソラーレ!   上海馬券王 in 六本松





○今日の結果

<フェブラリーステークス> @カフェファラオ(福永) Aテイエムサウスダン(岩田康) Bソダシ(吉田隼)





○かんべえのつぶやき

――カフェファラオがフェブラリーステークスを連覇。強い勝ち方でした。鞍上は乗り代わりの福永祐一騎手。ケガから復帰してのG1勝利はさぞかしうれしかったことでしょう。ルメール騎手は、どうやら堀厩舎に降ろされたみたいですな。今日も1着4回、2着2回と勝ちまくっているのですけど、このところ重賞になると勝てませんからねえ。

――そして2着にはテイエムサウスダン。この馬を軸にしたのは馬券王先生の慧眼でした。3着は(意外にも)ソダシ。この3頭の三連複は、2番人気〜5番人気〜4番人気と悪くない組み合わせなのに16,200円もついています。「この馬人気があるのは単勝だけで、連馬券はそんなに買われていない感じです。来ると意外と良い配当になりますので、そういう買い方も悪くはないのではないかと。。。。」という馬券王先生の読みはズバリ的中!でありました。

――それにしても1番人気のレッドルゼルと3番人気のアルクトスは不甲斐ない結果でした。いや、私はそっちから買っていたもので…。悔しい。昨年秋のスプリンターズステークスもそうでしたが、「休み明けの馬券王先生の予想は当たる」ということを記憶しておきましょう。

――今日は北京五輪最終日で、午前中は私も女子カーリングの応援で競馬どころではありませんでした。カーリングは面白いねえ。将棋だけじゃなくて、麻雀みたいに偶然性に左右されるところもあって、見ていてホントに飽きません。

――ロコ・ソラーレは4年前はうれしい銅メダル、今年は悔しい銀メダル。でも、今日は初めて五輪の決勝戦に出て、「見たことがない景色」を見たことと思います。こちらもいいものを見せてもらいましたよ。お疲れさまでした。

――さて、馬券王先生、次は来月の高松宮記念ですな。ダートの次はスプリント。早く暖かくなって、オミクロン株も下火になって、心おきなく春のG1シーズンを迎えたいものです。次回もよろしくお願いいたします。













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by Tatsuhiko Yoshizaki