●かんべえのマスメディア日誌 2010年版

――年初時点のレギュラーは、@TV東京「モーニングサテライト」の月曜日(2〜3週に1度)、A文化放送「くにまるワイド」の火曜日(毎週)、B週刊『SPA!』の「ニュースコンビニ」執筆(5週に1度)。これだけであれば、今年はそんなに忙しくならないはずなのだが・・・・。



<今日のひとこと>




3月10日(水)

朝日ニュースター『ニュースの深層』へ。このところ、上杉隆さん(火曜日)や葉千栄さん(木曜日)のときの出演が続いていたんですが、久々に水曜日の宮崎哲弥さんへ。考えてみれば、まだスタジオが築地の朝日新聞社内にあった2004年に初めて呼ばれたんですね。当時はブッシュ対ケリーの大統領選挙を語っていたわけですから、しみじみ古いです。

番組内容は、オバマ政権、米国経済や日米関係など、広範囲に及びました。普天間やら日米密約やら、商業用不動産の行方やらティーパーティーやら、話題は豊富です。久々のミヤテツさんとの掛け合いを楽しませていただきました。番組の外で拝聴する政局の読み筋も、たいへん参考になりました。また、どこかでお会いしましょう。

そうそう、3月13日のBSジャパン『マーケット・ウィナーズ』にも出演の予定があります。こちらも古いお付き合いですが、3月末で番組終了とのこと。またひとつ、お馴染みさんがなくなってしまいます。



2月15日(月)

今日の『モーサテ』、今週の注目点は、国内では10-12月期GDP速報値、米国では「Presidents Day」を昨年と比べてみると・・・・という話でコメントしました。去年のこの時期のアメリカでは、@大型景気刺激策の成立(2/13)、AローマでのG7(2/14)、BGM、クライスラーの再建策締め切り(2/17)があったのです。1年たったら、ずいぶん違うものです。

ちなみに実質GDPは、市場予測よりちょっと強めの年率4.6%成長。内需は7四半期ぶりのプラスで、設備投資もプラスでしたな。1-3月期は伸び悩みそうですが、とりあえず「二番底」の懸念は遠のいたといえるでしょう。

「今日の経済視点」は、経済の話ではなくなってしまうのですが、「バンクーバー世代に期待」といたしました。アテネ五輪で爆発したのが1970年代生まれのアスリートだとしたら、バンクーバー五輪では1980年代生まれに期待したい、という思いです。まったく偶然なんですが、この番組の滝井綾乃アナ&井口玲音アナはともに1981年生まれなんですね。



2月2日(水)

BS11、『INsideOUT』に出演し、2年目を迎えたオバマ政権の現状と、米中関係の行方について語ってきました。ちょうど今週号の溜池通信のために書きかけていたテーマなので、ネタはいっぱいあるのであります。

しかるに現在、風邪をひいておりまして、ちょっと話すとすぐに咳き込んでしまう。大丈夫かオレ、と心配しましたが、幸い本番中はあまり出ませんでした。小西さん、金子さん、くれぐれもうつらないでくださいね。

先週から鼻づまり気味だったのは、てっきり花粉症が始まったのだと思って油断しておりました。週末には「火の用心」をしたり、本の整理で肉体労働したりでしたが、月曜に雪が降ってからテキメンに来ましたな。どうも年に1回は、こういう風邪をひいてしまいます。冬はうがいを、とそのときだけ思うんですよね。



1月27日(水)

田原総一朗責任編集『オフレコ!スペシャル』(アスコム刊)が届きました。「1冊丸ごとズバリ未来予測! 坂の上の雲の先に何が見えるか?」と題して、いろんな人物が登場して2020年の日本を語っています。丹羽宇一郎、三木谷浩史、香山リカ、月尾嘉男、寺脇研、堀江貴文、茂木健一郎、その他大勢が登場します。

不肖ワタクシめは水野和夫さんとともに、「こうなる!世界経済」を議論しております。独特の歴史観に裏打ちされた水野産の議論をホウホウと伺いつつ、ときどき「それはちょっと・・・」と合いの手を入れている感じであります。途中で司会の田原さんから、「水野さんはなんで、そんなに悲観論が好きなんですか?」という身も蓋もないツッコミがあって、そこはさすがに一緒に笑っちゃいました。いやはや。



1月25日(月)

今日のモーサテは、「ドル安で米国製造業が復活」「広がるシェアハウス」などを取り上げました。今週の注目点は、米国では「一般教書演説」、国内では「有効求人倍率」ということでコメントしました。

それから「今日の経済視点」は「日米の政治ファクター」といたしました。日本は小沢幹事長への事情聴取、アメリカはマサチューセッツ州上院予備選挙と、どちらも激震が走っています。先週、オバマ大統領は「金融規制」に大きく舵を切りましたが、裏にはリベラル派の支持を取り返そうという政治的意図がありそうです。お陰で世界の株価は先週、5%程度も下げてしまいました。

実は日米とも、この1年の間に政権交代はあったし、リーマンショック以降は「やむを得ぬ大きな政府路線」になったことで、気がつけば経済に対する政治のウエイトが巨大化しているのですね。ところが政治が賢明ならざる方向に進路を取るとどうなるか。――ポピュリズム政治が今ほど危険なときはないのかもしれません。

それから夜10時からのNHKジャーナルでは、「グーグルの中国市場撤退問題」についてコメントしました。これもまた非常に興味深い問題で、「開かれない中国市場に失望した西側世界」という問題と、「オバマ政権にとっての対中バッシングの誘惑」という2つの側面があるような気がします。

この問題に対して、日本政府はどういうスタンスをとるのか。そろそろ議論を始めておいた方がいいと思いますぞ。



1月5日(火)

今年最初の文化放送「くにまるワイド」。「2010年を予想する」式のネタは、昨年末に使い切っているので、本日は「紅白歌合戦のよもやま話」を取り上げました。

今朝のスポーツ紙に、大晦日の「第60回紅白」の歌手別視聴率が詳しく出ておりました。あれを見ると、4時間半の長尺番組で、いかに視聴者をつなぎとめるかにNHKが熟慮していることがよく分かります。「こども紅白」に、「スーザン・ボイル」に、「矢沢永吉」ですからね。お陰で第60回は、ギリギリ4割台の視聴率をキープしたというわけ。

あれだけ大掛かりな番組が続いているのは、「惰性の力、無限大」であるからでしょうね。モノを作る仕事は、マンネリと呼ばれるようになってからが勝負です。その点、「紅白」スタッフの苦労には頭が下がります。ついでにいえば、惰性の力という点では、わが「溜池通信」も多少は意識しているところであります。










<登場の記録>

○電波媒体

2010年

日時 媒体 局名 プログラム テーマ
         
1月5日(火) AM放送  文化放送  くにまるワイド ごぜんさま〜  紅白よもやま話          
1月12日(火) AM放送 文化放送 くにまるワイド ごぜんさま〜 消防出初式
1月18日(月) AM放送 文化放送 田原総一朗 オフレコ! 景気の行方
1月19日(火) AM放送 文化放送 くにまるワイド ごぜんさま〜 女性の労働力
1月25日(月) 地上波 テレビ東京 モーニングサテライト 米製造業、シェアハウス他
1月25日(月) AM放送 NHK第一 NHKジャーナル グーグルと中国市場
1月26日(火) AM放送 文化放送 くにまるワイド ごぜんさま〜 グーグルと中国市場
         
2月2日(火) AM放送 文化放送 くにまるワイド ごぜんさま〜 国会論戦と経済政策
2月3日(水) BS放送 BS11 INsideOUT オバマ政権と米中関係
2月9日(火) AM放送 文化放送 くにまるワイド ごぜんさま〜 アスリート世代論
2月15日(月) 地上波 テレビ東京 モーニングサテライト 転職ブートキャンプほか
2月16日(火) AM放送 文化放送 くにまるワイド ごぜんさま〜 ギリシャ問題の展望
2月23日(火) AM放送 文化放送 くにまるワイド ごぜんさま〜 QDR2010
         
3月2日(火) AM放送 文化放送 くにまるワイド ごぜんさま〜 トヨタ公聴会と日米関係
3月2日(火) 地上波 NHK クローズアップ現代 トヨタ揺れる世界一ブランド
3月9日(火) AM放送 文化放送 くにまるワイド ごぜんさま〜 韓国企業に学ぶ
3月10日(水) CATV 朝日ニュースター ニュースの深層 日米政権の行方
3月13日(土) BS放送 BSジャパン マーケットウィナーズ 経済危機から財政危機へ
3月16日(火) AM放送 文化放送 くにまるワイド ごぜんさま〜 月例経済報告を読む
         



○印刷媒体

日時 媒体 社名 題名 形式
         
1月1日(金) Lighthouse Takuyo Corporation  2010年予測 政治編   インタビュー 
1月4日(月)  週刊エコノミスト  毎日新聞社  今後10年の世界   寄稿    
1月19日(火) 自由民主 自由民主党 景気は大丈夫か 寄稿
1月27日(水) オフレコ!SP アスコム 2020年 10年後の日本 座談会
         
2月2日(火) SPA! 扶桑社 ニュースコンビニ 寄稿
2月8日(月) 中央公論 中央公論新社 苦境のオバマは対外強硬に向かう 座談会
2月16日(火) SPA! 扶桑社 小沢一郎丸ごと解説 インタビュー
         
3月8日(月) 株式ウィークリー 東洋経済新報社 トヨタリコール問題 インタビュー
3月9日(火) SPA! 扶桑社 ニュースコンビニ 寄稿
3月19日(金)I あるじゃん リクルート 経済千里眼 インタビュー
         







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