●かんべえのマスメディア日誌 2008年版
――今年はなるべく出番を増やさずに、時間を作って本を書くぞ、とみずからに言い聞かせる今日この頃。
<今日のひとこと>
12月14日(日)
今日のサンデープロジェクトは、「YKKKそろい踏み」と「共産党志位委員長」、それに「地方議会特集」の3本立てでした。
○「YKKK=山崎拓、加藤紘一、亀井静香、菅直人」のオジサン4人は、おそらく過去にサンプロに何十回も出ている人ばかり。清新さはありませんが、気心の知れたもの同士、そこはかとない友情が感じらせました。でも、理念の一致はあるのかなあ。
○実際問題として、近いうちに選挙があるとすれば民主党が大きく勝つでしょう。その後は、小沢さんが自民党に誘いをかけるので、参議院の自民党の一部が割れて民主党に合流し、衆参で安定多数が成立する可能盛大。だとしたら、社民党も国民新党も不要になるし、そもそも政界再編だってなど不要ではないのか。うーん、なかなか政局が盛り上がるような気がしないぞ。
○共産党志位委員長は、「ルールなき資本主義にノー」とおっしゃる。それはまことにごもっとも。面白いな、と感じたのは、従業員重視のいわゆる日本的経営はOKであると見なしているようであること。だとしたら、単純な「反大企業」ではなくなっているわけで、共産党も大きく変わったということになります。
○地方議会特集、「質問も答弁も再質問も、すべて事前に作られている北海道議会」がバカ受けでした。これに疑問を持たない議員さんたちって、いったいどうなっているのでしょうか。それをチェックしない地元メディアというのも、かなり情けないと思うぞ〜。
11月23日(日)
今日のサンデープロジェクトは、「ブッシュ大統領独占インタビュー」と「元厚生次官テロ事件」の2本立てでした。本当は「脱北者漂流」という特集も予定されていたのですが、これは来週に延期されました。
昨晩、元厚生次官殺害の犯人が自首してきたということで、番組スタッフは全員が徹夜状態。とってもテンションが高い。こちらはそんなことは露知らず、朝起きて家で寝ぼけ頭でテレビを見ていたら、すごく凶悪な容疑者の映像が出ていたので、「これって何した人?」と配偶者に聞いて、やっと事の次第が分かったのでした。
それにしても、「保健所にペットを殺されたのが動機」というのは、にわかには信じがたい話だと思います。年金問題に対する天誅だとか、1930年代の世相に似てきたとか、ニート・フリーターが問題だとか、その手の議論が宙に浮いてしまうではありませんか。それに保健所というのは都道府県の管轄だから、厚生省は筋違いなんですけど。
田原さんのワシントン取材、向こうは間もなく新政権発足ということで、盛り上がっているようです。ビッグスリーは経営危機、シティグループも危ない、という状況ですけれども、そこは「自分たちは変われる」という明るさがある。この辺が、いつものことながらアメリカ社会の面白いところだと思います。
11月9日(日)
先週は米大統領選に伴う怒涛の1週間でしたが、今週もまだ少し余熱が残っています。
明日10日(月)は、J-WAVE"Jam the WORLD"角谷さんの回で、久しぶりに"Fifteen
Minutes"で登場します。
明後日11日(火)は、朝日ニュースター「ニュースの深層」で上杉さんを相手に、オバマ政権の難題といったテーマで出演します。
その他、今週は「SPA!」のインタビューなどでも登場の予定。
11月5日(水)
午後2時、ブルームバーグテレビジョンで、オバマの勝利演説の直後に番組収録。曽宮キャスターと約6分間の掛け合い。
午後5時、共同通信社にて米大統領選に関する鼎談を収録。司会は会田論説委員、古矢旬東大教授、渡辺靖慶大教授とご一緒。
午後7時、産経新聞社で取材を受ける。
午後10時、BS11「IN
side OUT」の生放送。小西克哉キャスター、金子秀敏コメンテーターとご一緒。
その他、電話取材が何件か。
米大統領選で一日が終わる。かなり消耗する。ミヤテツさんや、脱力さんの日常に比べれば、ほとんど子供だましのようなものですが。
明日は朝日放送の「ムーブ!」、11月8日にはBSジャパンの「マーケットウィナーズ」に登場します。
11月3日(月)
NHK「おはよう日本」で、36時間後に迫った米大統領選挙についてお話ししました。今朝の感想をいくつか。
○民放やBSに比べると、NHKの報道現場の仕事はとっても丁寧です。それから面白いことに、傍目には「誰が一番偉いのか分からない」のです。念入りに打ち合わせを積み重ねて仕事が進んでいく様子は、「鶴の一声」が多い職場を見慣れている者には新鮮に映りました。
○ちなみに今日の段取りは、お迎えが午前4時半、スタジオ入り午前5時15分、当日使うビデオの確認、森本キャスターとの打ち合わせののち、リハーサル午前6時、メイク午前7時、そして出番は午前7時半から。終了が午後8時。これ全部、「朝飯前」というわけにはいきません。
○番組中で、このマンガをご紹介しました。著作権は大丈夫なのかと思ったら、そこは天下のNHK、ネタ元に確認済みでした。100ドルの使用料でオッケーなんだそうです。ちょっと拍子抜けするような金額ですね。
○民放で言う「フリップ」のことを、NHKでは「パターン」と呼ぶ、というのは本当でした。もともとは映画用語なのだそうです。ただし、番組中に「そこのフリップを」などと派手に言うようになったのは、「報道ステーション」の久米宏さんからなのだそうです。なるほど。
ちなみに、明日11月4日(火)朝はテレビ東京「モーニングサテライト」で、またまた早朝出勤です。
10月26日(日)
今日のサンプロは「与謝野経済財政担当相」「6党論客対決」「米大統領選」の3本でした。
○今日の与謝野さん、円高株安の背景を分かりやすく説明してくれました。ただし問題はどういう手を打っていくかです。今日の発言の注目ポイントは、金融機能強化法の改正案について、公的資金の規模を「2兆円では足りない、10兆円くらい」と述べたことでしょう。まさしく「水鉄砲よりバズーカ砲」ですな。
○「自民党は民主党と政策協定を組め」と迫る田原さんに対し、与謝野さんはハッキリした答えは与えませんでした。とはいえ、今日の応酬から推察するに、年内の解散はきわめて難しくなったように思われます。
○6党論客は当番組ではよくある企画ですが、やはり辻元さんと亀井さんというベテランの存在感が図抜けていましたな。民主党の前原さんは、右と左からサンドイッチにあって気の毒な感じでした。自民党の菅さんが面白くて、途中で興奮気味の田原さんが、
「“かん”さん!」
と呼びかけたところ、すかさずその場で、
「“すが”です」
と答えたところは、思わず笑っちゃいました。民主党の菅(かん)さんと一緒にしちゃ、失礼ですよね。
○米大統領選を取材してきたのは小西克哉さん。オハイオ州、ペンシルバニア州など、激戦州を取材してきたばかり。思わずその後、ランチしながらオタク話にふけってしまったのは言うまでもありません。
○ちなみに米大統領選につきましては、今週発売予定の「週刊朝日」「SPA!」の座談会、および「ビデオニュース」のマル激をご参照ください。
10月5日(日)
今日のサンプロは「世界同時不況〜中川財務相」「自民vs民主、国対委員長対決」「シリーズ言論、DNA鑑定」の3本でした。
○中川(酒)財務相、以前、この番組で「核保有発言」が飛び出したこともあり、今日も何か大胆発言があるかと期待しておりましたら、「補正予算は効果がないと思っている」ことを認めてくれました。「昔だったら、この一言で社会党が1週間、国会を止めたよねえ」なんて声もあったりして。
○国対委員長対決は、おなじみ大島さんvs山岡さん。激しくやりあっている様に見えて、どことなく空気が丸い(体型も丸い?)。近くで見ていると、これはよくできたプロレスなんじゃないか、てな気もする。今の永田町一座の出し物としては、もっともよくできたコンテンツなんじゃないかと思います。
○シリーズ言論の15回目、DNA鑑定の話はビックリ仰天でした。DNA鑑定で犯罪行為があそこまで確定できるのであれば、捜査もかなり楽になるんではないでしょうか。他方、DNA鑑定は「過去の冤罪を晴らす面でも使われるべき」というのはその通りで、
今日のテレビ朝日は、誰が来る予定だったのか、朝早くから大勢のファンが駆けつけていました。政治が混迷していても、金融が大波乱でも、世の中はそれとは別の原理で動いている人の方が多いのかもしれません。
9月14日(日)
今日のサンプロは「鳩山民主党幹事長」「自民党総裁選(麻生、石原、石破、小池、与謝野)討論」「岸井vs星」の3本でした。
○鳩山幹事長、今日はとっても気分がハイだったようです。本日の最も重要な発言はこれ。「民主党の鳩山幹事長は14日午前、テレビ朝日の番組で、小沢代表が次期衆院選で地元・岩手4区から立候補しないことを明らかにした」。これで慌てる与党現職議員は少なくないでしょうが、小沢氏の地元もビックリしているでしょうし、まだ公認が決まっていない民主党候補者の全員が、このニュースを聞いて戦々恐々としているのではないでしょうか。
○自民党総裁選の5候補者は、「報道2001」「日曜討論」をハシゴするお馴染みのパターン。とはいうものの、今日の討論は盛り上がりや緊張感はやや欠いていたようです。個人的には、2006年の「麻生、安倍、谷垣」の総裁選の緊張感を懐かしく思い出しました。あのときは、田原さんも鬼気迫るものがありましたもので。
○注目の経済問題については、意外と各候補の主張は曖昧だったと思います。特に景気対策の財源については、民主党の言っていることと五十歩百歩ではないでしょうか。討論では、「バラマキの定義をはっきりさせてほしい」と申し上げました。かねがね思っていることですが、「無駄遣いはやめよ」とか「バラマキはいけない」というのは、何も言っていないのと同じだと思うのですよね。どんな事業であっても、霞ヶ関の担当者に聞けば「ムダではない」と言うでしょうし、政治家は「バラマキではない」と強弁するでしょう。
○まだまだ時間はありますので、こういう点について、さらに討論を深めてもらいたいと思います。とはいえ、一方でこのままでは視聴者に飽きられて、来週まで持たないんじゃないか、という気もします。来週のサンプロ(9/21)は総裁選前日となるのですが、高視聴率を目指すには以下のような工夫が必要ではないでしょうか。
(1)小沢代表が登場。「自分はどの選挙区で出馬するか」をその場で発表する。
(2)小泉元首相が登場。そして、小池候補に対する応援演説を行う。
(3)リチャード・クー氏(麻生応援団)、鶴光太郎氏(与謝野応援団)、高橋洋一氏(上げ潮派応援団)を登場させてのエコノミスト決戦。
○実際問題として、小沢さんはずっと「サンプロ」への出演を敬遠しているんです。「朝ズバッ!」には出ているらしいのですが。今日の放送で、鳩山さんが「伝えておきます」と言ってましたけど、果たしてどうなるでしょうか。まあ、個人的にはそれよりも(2)が見たいですなあ。(3)はそれほど面白くならないような予感が。
○ところで先週のサンプロで、星さんが山本一太さんに向かって、「推薦人が集まらなかったら責任問題ですよ」と言ったことが、あっちこっちで評判になっているようです。山本さんも、自分のブログで「あの責任を取れって言葉、どういう意味なんでしょうねえ?」と気にしています。星さんの隣の席にいた小生がバラしてしまいますが、星さんがコメンテーター席で言っていたのは、「駄目だったらボウズだ」でした。それではまるで、ダルビッシュみたいですけど。
9月7日(日)
本日のサンデープロジェクトは、「町村官房長官」「自民党総裁選候補者5氏討論」「太田公明代表」の3本でした。
○「福田さんはなぜ辞めたのか?」・・・・・この点を曖昧にしたままで、次の総裁を決めようというのは、危なっかしい気がします。安倍さんも福田さんも、所詮は2世の苦労知らずで、こらえ症がなかっただけなのか。他の人なら大丈夫なのか。それなら結構。次の人を決めればそれでよし。でも、3年連続で自民党総裁選を9月に行うという状態を見ていると、自民党は病気になったんじゃないか、という気がします。
○2001年の省庁再編後、「強い首相」を可能にする制度改革が行われました。小泉首相の「官邸主導」政治は、そのお陰で可能になった。しかし、「強い首相」を演じられる人材は、自民党内にもそれほど多くはない。安倍さんが「お友達内閣」を作って失敗、それから福田さんが「派閥の復活内閣」を作ってまた失敗。小泉さんという変人の後を継げる人は、もう自民党の中には残っていないのではないか。少なくとも、今、名乗りを上げている人たちの中に、そんな覚悟を持った政治家がいるようには思えません。だとしたら、総裁選を何回繰り返しても同じ結果に終わるでしょう。
○おそらく自民党の中には、「官僚依存型や派閥均衡型で良ければ、俺でも首相は務まるんだが」という人なら一杯いるんでしょう。福田さんも、そんな風にタカをくくっていたんじゃないでしょうか。でも、官僚はほとんどそっぽを向いてますし、派閥も壊れてしまっている。今さら古い制度に後戻りは出来ないのです。そして、新しい制度の要件を満たせる人材は払底してしまった。自民党の病いは深刻だと思います。
○かつては自民党総裁選といえば、自民党のキラーコンテンツでした。議員にとっては、出馬すること自体が生きるか死ぬかの大勝負でした。それが今では、ホイホイと7人も候補者が出てきてしまうのですから、敷居が低くなったというか、値打ちが下がったというか。こんなことでは、党勢を挽回することにはつながらないんじゃないかと思います。
○「悪いのは民主党の小沢さんだ」という話も嫌というほど聞きましたけど、それならなおのこと、首相が変わったところで大差はないでしょう。「小沢さんからは逃げられない」ことを前提に、作戦を考えるしかありません。悪口は言われたほうよりも、言った方が小さく見えてしまうというのが、この世界の常識ではありませんか。
――今日はあまり話せなくて腹ふくるる思いがしたので、言いたかったことをここで書いちゃいました。「サンプロ」は来週も自民党総裁選を取り上げるでしょうが、かんべえは来週も出動する予定です。
8月31日(日)
とうとう休刊になる『論座』の最終号(10月号)に登場しました。北野一さん、小林慶一郎さんと3人で、「マネーは国家を超えるのか」というテーマで座談会をしております。これ、なかなか面白いと思いますよ。明日、全国の書店で発売されますが、よろしければ皆様、最後の『論座』を記念だと思ってご購入ください。
正直なところ、自分が「言論人」などと思っていないので、いわゆる「論壇誌」に出るのはあまり居心地がよくありません。でも、『論座』はそういうワシを、なぜか頻繁に使ってくれました。2006年10月から2007年9月まで、巻頭の「潮流」欄を担当したのも、得がたい経験でした。
「モノ書く人」として、かねがね「この人のいうことなら何でも聞こう」と決めている編集者が3人ほどいます。『論座』編集部のTさんは、その中の貴重な一人でした。Tさんには一貫して、貴重なチャンスとサポートをいただきました。ありがとうございました。今後は朝日新聞本体でご活躍ください。
今週は、9月2日(火)にまたまた朝日放送「ムーブ!」で登場します。関西圏の皆様、どうぞよろしく。そこからすぐに東京に戻って、日経CNBC「夜エクスプレス」にゲスト出演して、先週と同様、今度は共和党大会について語る予定です。
8月24日(日)
本日のサンデープロジェクトは、「北京五輪」「中川秀直元幹事長」「シリーズ言論、司法は大丈夫か」の3本立てでした。
今日はなにしろオリンピックの最終日。普通だったら「男子マラソン」に視聴率を奪われそうなところ。番組スタッフの間では、「低調なゲームになれ!」という邪悪な願いがあったりします。ちなみに女子マラソンと重なった先週は、関東で5.2%だったそうですが、これは大健闘の部類でしょう。オリンピックをやっているときは、誰もが家でテレビをつけているので、チャンネルを変えた瞬間に「サンプロ」に流れる、なんていうことがあるらしいです。
○北京五輪の部分では、中川元幹事長、櫻井よしこさん、朱建栄さんが登場。「中国経済」を語る部分では、とっても久々に中央のワゴン席に進出。でも、時間はとってもタイトで、経済問題にはほとんど触れられず。話は五輪の裏側で進んでいるグルジアの問題に移り、「この問題、日本は関心が低過ぎますよ」ということに。この問題、確実に2014年にソチで予定されている冬季五輪大会とリンクしてきます。「ボイコットすべきかどうか」が、日本にも突きつけられてくると思います。
○中川秀直さんは、「内閣改造で外された上げ潮派」について直撃するのが狙い。でも、なかなか本音は出ません。むしろ、几帳面に毎日更新されている「トゥデイズアイ」の方が、心の奥底を語っているのかもしれません。それにしてもあれを全部自分で書いているとしたら、中川氏の筆まめさはおそるべきものがあります。
○「シリーズ言論」では、沖縄返還時の日米の秘密協定が取り上げられました。アメリカは過去の外交文書をどんどん発表し、秘密協定があったことを公表してしまうけど、日本側は頑なに過去の国会答弁を守って「そのようなものは存在しない」と突っぱねる。それを最高裁もサポートする。あまりほめられた話ではありません。隣の席のナベさんいわく。「政権交代がしょっちゅう行われるようになれば、行政も司法も過去の誤りを認めることができるようになるんじゃないかなあ・・・」。
ところで明日からは民主党大会。かんべえは明後日の26日、テレビ東京の「クロージングベル」と日経CNBC「夜エクスプレス」に出演して解説を担当する予定です。
8月10日(日)
本日のサンデープロジェクトは、「秋葉原無差別殺傷事件」と、「韓国経済の危機」の2本立てでした。
○「秋葉原」の方は、サンプロとしては「らしくない」テーマと顔ぶれで、なんだか「朝ナマ」みたいな感じ。とはいえ、今日の議論は皆さん遠慮気味で、どうも不完全燃焼だったような気がします。私的には、東浩紀さんの議論が耳新しくて面白いと感じました。
○「韓国経済」については、自分でも少しデータを拾ってみたのですが、なるほどこれはヤバイ。なんだかんだいって、外貨準備2500億ドルがあるので、10年前のようにIMF危機になるとは思わないのですが、石油高で経常収支は赤字になり、好転の兆しがない。他方、消費者物価は5%台の上昇で、これでは李明博政権への不満が高まるのも無理はない。しかも「反BSE」ロウソクデモを見てしまうと、今からこの国に進出しようという外資も二の足を踏むでしょう。この問題は、東アジア経済全体に通じることであるかもしれません。要注意です。
○後半の「特集コーナー」を長年担当してきたFプロデューサーが異動になりました。Fさん、お疲れ様でした。
7月28日(月)
本日は『ムーブ!』出演のために大阪へ。今日の大阪は突然の雷雨で、京都駅で新幹線が止まってしまいました。生放送で遅刻したらどうするんだろ、と焦っておりましたら、5分後に動き出してホッとしましたけど。もっともこの雨で、神戸市灘区では死者まで出ています。昨今の異常気象はまことに恐るべし、といえましょう。
新装成った朝日放送に到着するのは今回が初めて。なるほどお洒落なビルに移ったものですが、新社屋の案内図は今どきめずらしい手書き地図のコピー。番組の説明に使うコンテは、コピー用紙の裏側を短冊状に切ったものにスタッフが鉛筆書き、というところが、今も変わらぬABCさんの社風でございます。
本日のテーマは、「突風で死者」、「中国バス爆破で犯行声明」、「北京五輪はドーピングでも厳戒態勢」、「どうする国家予算」(これがワシの担当)、そしてムーブの疑問は「割り箸扇風機」など。いつもながら、勉強になりました。次回、『ムーブ!』に参上するのは9月2日となる予定です。
番組が終了して6時半くらいになると、何と大阪の西の空には夕日が顔をのぞかせていました。昨今の天気は何と変わり身が早いこと。他方で、水害の犠牲になった人にとってみれば、信じられない3〜4時間の悪夢であったということになります。うーむ。
7月13日(日)
本日のサンプロは、「自民・与謝野対民主・長妻 テレビ初対決」と、「官僚国家日本を変える脱藩官僚の会」の2本立てでした。
○民主党の論客の長妻議員、もはや自民党若手に好敵手は見当たらず、とうとう与謝野さんが出てきました。これはもう軍人将棋でいうと、少佐の相手に中将が出てくるような快挙(?)だと思います(喩えがど古い)。ただし本日の与謝野さんは体調が不調だったのか、精彩を欠いた印象がありました。長妻さんが「HATKZ」=<H(ひも付き補助金)、A(天下り)、T(特別会計)、K(官製談合)、Z(随意契約)>というキーワードで予算の無駄使いを攻撃すると、与謝野さんが出してきたのは民主党マニフェストの「バラマキ」批判。これはちょっと「今さら」であって、チグハグな感じがしました。結果は長妻さんの判定勝ちだったのではないでしょうか。
○後期高齢者医療制度についても、与党の説明はうまくないと思います。番組の中でも申し上げましたが、「国民皆保険制度を守るために、75歳以上の方々にも負担をお願いする」という言い方が、いちばん嘘がないし、理解が得られると思うのですが。
○後半戦、脱藩官僚の議論も面白かった。とくに「霞ヶ関文学」の解説、句読点が入るだけで文章の意味が変わってくる、なんていう部分は、アッと驚いた人が多かったんじゃないでしょうか。先週、さいとう健さんの会合に行ったときに、さいとうさんがこんなことを言っていたのを思い出しました。「官僚機構は強力にできています。行革大臣がいくら叩いても壊れません。ただし官僚というのは宮大工のようなものですから、どこに急所があるか分かっている。ここを突けば壊れる、というポイントがあるんです」。――例えば江田けんじさんが行革大臣になったら、どんな攻め方をしてくるのか、興味深いと思いました。
○ただし「脱藩官僚の会」をアピールする機会という意味では、「どこからどこまでが脱藩官僚なのか」「官僚を辞めても、“へその緒”が切れていない政治家はどうなのか」(ex町村官房長官)という点が今日の議論ではハッキリしなかったように思います。番組終了後に江田さんに聞いてみたところ、「物心両面で役所に頼っていない人だけが脱藩官僚」であって、「代議士になっても役所の意向を呈して動く人は過去官僚」という区別をしているんだそうです。
○そうだとすると、本日、コメンテーター役で登場していた片山虎之助さんなどは、典型的な「過去官僚」ということになりますね。でも、今日の片山さんは、とってもいいコメントをされていたと思います。日本政治は、「過去官僚」も上手に使って欲しいですなあ。
○今日は21人の現役東大生の皆さんが番組に参加していました。彼らの中には「未来官僚」もいることでしょう。頑張って欲しいです。でもね、老婆心ながら申し上げますと、民間企業で私的な利益を追求しながら生きるというのも、これはこれで大変なものなのです。寄らば大樹、なんて思っちゃダメ。それこそ「こんな会社、いつでも脱藩してやる」という思いがないと、いい仕事は出来ないものなのでありますよ。
6月30日(月)
コメントの掲載誌である『Boom R25』が届きました。リクルートの無料雑誌、『R25』の拡大版で、今年上半期のニュースを総括した号です。かんべえが取材を受けたのは、「米大統領選」に関する部分です。もうお一人の取材源は、手嶋龍一さんでありました。
『R25』って、読んでいる人はよく見かけるのに、自分が手に取る機会は滅多にないんですよね。というわけで、中身をちゃんと見たのは本号が初めてです。編集部の方によると、首都圏の駅、コンビニ、書店などで100万部も配布するんだそうです。そりゃあ影響力あるでしょうなあ。消息筋によれば、「あれは全部、行き渡らないように工夫している」のだとか。つまり、「オレのところには来ないぞ」という状況を作ることによって、価値を生み出すというわけ。いかにもありそうな話です。
しかし、こんな風にフリーペーパーが当たり前になってしまうと、『R25』がターゲットとしている「25歳以上の男性ビジネスマン」は、「自分でカネを出して本や雑誌を買う」なんてことがなくなってしまうんじゃないでしょうか。こういうのをまさしく「老婆心」というんでしょうけれども、若い人はなるべく情報に身銭を切る習慣をつけておいた方がいいと思います。ほかの世界はいざ知らず、少なくとも情報の世界においては、「タダで得をする」なんてことは滅多にありません。まあ、この「溜池通信」を定期的に読んでくれている人たちも、「タダで読める」ことが魅力であるのかもしれませんけれどもね。
6月22日(日)
本日のサンプロは、「どうなる世界経済」「星野監督のリーダー論」「後期高齢者医療」の3本でした。
○世界経済については、楽観派・武者vs.悲観派・水野&額賀財務大臣という取り合わせ。文字通り、あっという間に終わってしまう。こういう話をテレビでやるのはしみじみ難しい。個人的には、今回の世界経済の混乱期に、どうすれば日本が勝ち組に回ることができるのか、をもっと議論したかったと思います。終わってみれば、なんだか全員で額賀大臣に一生懸命ブリーフィングをしていたような・・・・・。
○北京五輪を目前に、野球日本代表の星野仙一監督に聞く、というコーナーは、残念ながら事前収録。それでも面白い。見ていて気づいたのですが、星野さんという人は自分が大げさに持ち上げられたときに、サラリと上品に受け流せるところがカッコいいですね。
○今日の特集を見ていると、後期高齢者医療制度の真の問題点は、年齢で切ったことや年金からの引き落としではないな、と思いました。75歳以上の人口は、現在は1200万人程度ですが、これが2025年には2000万人を突破し、2050年には4人に1人が「後期高齢者」になります。ゆえに医療費の抑制が必要になるわけですが、そのために高齢者医療の受け皿がなくなっていく、と言うのでは本末転倒です。特に人口が減少する地域の高齢者医療は非常に深刻な状況を迎えているようです。
――ところで、サンプロの特集がこの手の取材をするときに、よく高知県が取り上げられるような気がします。「どうして?」と聞いてみたところ、取材を担当された内田さんは、「いやー、そんなつもりは・・・。高知はとってもいいところですよ。でも、確かに問題は多いです」とのこと。一説によると、高知県は橋本前知事の下で情報公開が進んでいるので、この手の取材がやりやすいという事情があるらしいです。
かんべえの次回出演予定は7月13日になります。
6月1日(日)
本日のサンプロは「崔天凱中国大使」「中川秀直元自民党幹事長」「続・長崎新幹線」の3本立てでした。
○中国大使のテレビ生出演は初めてのことだそうです。アッと驚くような発言はありませんでしたが、そういう場所に出てくるようになったこと自体が中国の「変化」なのでしょう。
○中川秀直さんは、新著『官僚国家の崩壊』で大胆な構想をぶち上げての出演でした。日本の権力の中枢には「劣化したエリート」による「ステルス複合体」が巣食っている。だからまず公務員制度改革を、という主張なのですが、中川さんは元新聞記者だけあって、この手の新語を作る名手です。過去には「上げ潮戦略」とか「埋蔵金」といった名作があります。果たしてこの「ステルス複合体」は流行するでしょうか?
○ところでこの言葉、アイゼンハワー大統領の「産軍複合体」(Military-Indutrial
Complex)をもじっているらしい。だとすると、この言葉を英訳すると、"Stealth-Bureacratic Complex"になる。「そうか!中川さんは官僚にコンプレックスがあるのか!」――というのは、もちろんこじつけです、ハイ。 むしろ自民党内には、与謝野さん(官僚の人気ナンバーワン)、町村さん(元METI)、伊吹さん(元MOF)といった「ステルス複合体同窓会」みたいな顔ぶれがいるので油断なりません。
○特集は長崎新幹線の続編。新幹線には3700億円の工費がかかるのに、福岡までの時間が28分短縮されるだけ。そして在来線の本数が減るというのでは、間にある市町村が反対するのは無理もないところでしょう。ところが地方のメディアは概ね新幹線に賛成ですから、そういう問題はなかなか取り上げられない。サンプロとしては、渾身の取材であったと思います。
かんべえが初めてコメンテーターとしてサンプロに登場したのは2006年5月28日のことでした。今日でほぼ丸2年、この仕事が続いたことになります。通算では41回(2006年13回、07年20回、08年8回)出演したことになる。当初は、「3ヶ月ぐらいでクビになったらカッコ悪いなあ」などと思っておりましたので、なんというかホッとするものがあります。次の1年で、どんな変化が見えてくるか、それを楽しみにしたいと思います。
5月26日(月)
久々に活字関係でのお知らせです。
(1)明日、5月27日の日経夕刊の「十字路」欄に寄稿しました。「スモールポリティクスの時代か?」というネタです。以後、月イチ程度で寄稿することになるかと思います。
(2)間もなく発行される次号の『論座』の書評欄にて、『さらば財務省!』(高橋洋一/講談社)を取り上げています。本書は結構な評判をとっており、ほかで出ている書評も好意的なものばかり。茶化して書いたのはワシくらいかもしれません。ということで、ご注目いただければ幸いです。
(3)来週号の『SPA!』では、ニュースコンビニの当番が回ってきます。最近は上杉さんの次、という順番になってるんですよね。
5月4日(日)
今日のサンプロは「20周年スペシャル」と題して、中国中央電子台(CCTV=中国のNHK)との討論番組でした。日本側は田原総一朗、岡本行夫、田中均、中国側は白岩松(キャスター)、呉健民(前中国外交学院院長)、徐敦信(元駐日大使)という3人ずつが丸テーブルを囲みました。
かんべえも、岡崎研究所の日中安保対話などでは、非公開ベースで中国側と厳しいやり取りをすることがあります。最初は公式見解が繰り返されたり、つまらなく感じられるところもあるのですが、概して「相手を怒らせてからが勝負」であります。それがないと、本音ベースの話に引き込めません。見ていると、岡本氏が低姿勢で話を始めつつ、次第にキツイ言葉を見舞っていて、練達の対中コミュニケーションとお見受けしました。
収録は4月29日に行われており、中国側では5月2日に放送されています。果たしてどんな風に編集されたのか、ちょっと気になるところですね。「チベット問題」のくだりはそのままだとしても、「ODAの貢献」や「軍事費の透明性」などはカットされているかもしれません。まあ、こんな風にして、ちょっとずつ風穴を開けていくことが大切なのではないかと思います。
本日は、いわゆる「完パケ」を放送するだけなので、ゲストもなし、特集もなしです。コメンテーターも後ろから突っこむ形ではなく、前へ出てトークするスタイルでした。普通の番組のコメンテーターが「野球型」(ピッチャーが投げて、バッターが返す)ならば、サンプロは「サッカー型」(自分でボールを取りにいかなければならない)。慣れないので、ちょっと変な気分でした。
ところで中国のテレビ局では、キャスターが全権を握っていて、番組が始まるとともにスタッフがスタジオから総退場を命じられるのだそうです。カメラワークがちょっとぎこちなく見えるのは、実はそういう理由があるのだとか。
田原さん「だから向こうのキャスターは偉いんだよ。日本はそうじゃないけど」
周囲「・・・・・・(そうですかあ?)」
4月6日(日)
今日のサンプロは、「『靖国』上映中止問題」、「自民・民主国対委員長」、「言論シリーズ、推定無罪」の3本立てでした。
○『靖国』というドキュメンタリー映画が、さまざまな圧力(?)により上映中止となっている件について。ありがちな事に、「見られない」ということになると、かえっていい宣伝になる。多くの人の注目を集めるという点では、今回の騒動は作り手側にとっては悪い話ではないでしょう。でも、興行的には、映画館に人が入ってナンボの世界ですから、上映してもらえないというのはやっぱり困る。この際だから、朝日の有楽町マリオンか、サンケイホールで上映してもらえませんかね。
○自民・民主の国対委員長対決は、非常に味のある攻防でした。大島理森、山岡賢治の両氏は、何というか背格好も雰囲気もとても似ているのです。2人並んでいると、そこだけ空気が丸い感じです。おそらく、奥様以上に、「もっとも長い時間をともに過ごす相手」同士ではないかと思います。今日のお二人のやり取りは好勝負でした。将棋で「指した方がよく見える局面」という表現がありますが、「話している方に理があるように見える討論」という感じ。
○かんべえはちょっとエキサイト気味に、(一般財源化でも日銀総裁人事でも)、「民主党はイエスを言うガッツがないから、ノーばかり言っている」と山岡氏に絡んでみたのですが、「ほー、それはガッツの問題ですか」と上手く切り返されてしまいました。いやー、でもね、ガッツは大事だと思いますよ。今の民主党は、「与党を解散・総選挙に追い込むぞ」という気迫はあっても、「政権を担って見せるぞ」というガッツはないように思えるのですが。
○ところで大島、山岡両氏は、番組の前も後も2人だけで何かお話しされていたそうです。さて、お二人の内緒話の中身は何でしょう。想像してみました。
(A)「ウチの党内もひどいけど、お宅も相当なもんだねえ」
(B)「春タケノコの旨い店を見つけたんだけどさ、今週だったらいつ空いてる?」
(C)「大沢在昌の新宿鮫シリーズの最高傑作は、やっぱり『無間人形』だと思うわけね、オレの場合」
○特集は「言論シリーズI、日本の刑事裁判で推定無罪の原則は守られているか」。ここで取り上げられた「柏少女殺人事件は」、1981年に起きたとのことで、柏市在住が20年近くになるかんべえもまったく知りませんでした。真昼の暗黒のような話ですが、裁判員制度の導入を目前に、知っておくべきことは多いと感じました。
かんべえのサンプロ出演は、次回は5月4日となる予定です。ホッ。
3月30日(日)
今日のサンプロは、「チベット問題」(森本敏先生)、「6党政調会長討論」、「改正貸金業法問題」の3本立てでした。
○チベット問題はここへ来て大問題となってきました。上海馬券王先生やこのブログも指摘している通り、「チベット動乱はケシカラン」ことは漢民族の間では疑いの余地がなく、いくら海外の世論が騒いでも揺るぎそうにない。とはいえ、「西部大開発って、あれだけやったのに無駄だったの?」ということは、中国共産党にとってボディブローのように効いてくるんじゃないかと思います。それにしても、洞爺湖G8サミットでこの問題が噴出した場合、議長役の福田首相の立場は非常に難しくなりますね。大丈夫かなあ。
○6党政調会長討論、今日はとっても亀井静香大先生がいい感じであったと思います。だって亀井さんが言う通りなのです。道路特定財源を一般財源化するなんて、受益者負担主義の原則を逸脱してしまうから、税の論理からいえば無理筋というもの。でも、小泉さんや安倍さんが目指してできなかったこの暴挙、今回は一気に通せてしまうかもしれない。与野党が「囚人のジレンマ」のようになって、終わってみれば何も変わらなかったということがないように、ここは双方が踏み出して欲しいと思います。
○「改正貸金業法」、いわゆるグレーゾーン金利はなかなかに難しい問題です。重債務者救済が必要なのは当然として、それを金利規制という形で行なわねばならないのかどうか。金融収縮とアングラ経済の拡大を招きかねませんから。どうも「法学部の論理」と「経済学部の論理」の間に、大きな差があるように感じました。
ところで新年度を控え、いろんな物価が上がる季節となりました。この問題について、かんべえは3月31日(月)はご存知、角谷浩一さんの"Jam
the World"に、4月1日(火)は朝日放送の「ムーブ!」に出演する予定です。
3月9日(日)
今日のサンプロは、伊吹幹事長と食糧問題大論戦の2本立て。番組としては、伊吹幹事長は本当は鳩山幹事長とセットで討論にしたかったのだけれど、民主党はこちらも「審議拒否」ということで欠席裁判になってしまいました。
○日銀総裁人事に「財金分離」を持ち出すという民主党の言い分は、かなり無理があると思います。そもそも国際的に見た場合、「金融担当大臣」を置いている国の方がかなり珍しい。Minister
of Treasuyと、Minister of Financeは、普通は一緒ですからね。そもそも金融担当大臣がG7に出席できない、というのは明らかにおかしいではありませんか。
○わが国において、財金分離がなぜ必要になったかというと、1990年代に不良債権問題が深刻になったときに、大蔵省はみずからの失政を認めることができず、公的資金の投入がなかなかできなかった。そこで問題が長引き、どうしようもなくなったところで例の「ノーパンしゃぶしゃぶ」問題が起きた。これはあんまりだということになって、それまではとても不可能だと思われていた「財金分離」が実現した。これはたしかに当時の民主党のお手柄です。あれからもう10年もたってしまったけれど、1998年の金融国会における民主党はいい仕事をした。とはいえ、それを今になって持ち出して、しかも中央銀行総裁の人事に当てはめようというのは、かなり無理がある。
○さらに「福井総裁は低金利で国民を苦しめた」というロジックにいたっては、完全に破綻している。民主党は低金利が悪いというのであれば、あんたらは政権をとったときに金融政策に干渉するつもりのか、ということになってしまう。やっぱり「ためにする」反論なのではないか、という疑問を拭い去れません。
○食糧問題に関するディスカッションでは、広範な議論を展開しました。月尾先生によれば「食料自給率を上げるために米を食べましょう」ということでありましたので、かんべえは今日のお昼は滅多に取らないリゾットにいたしました。でも、あれは本当に日本米だったのでしょうか。ちょっと不安だぞ。
2月24日(日)
今日のサンプロは、石破茂防衛相(イージス艦事故)、渡辺喜美行革相(公務員制度改革)、与謝野vs.藤井(税制、道路、日銀総裁人事など)という3本立て。重くて難しいテーマばかりでありました。
○昨晩になって飛び込んだのが、「三浦和義氏をロス警察が逮捕」のニュース。どっひゃー、そんなのってアリですか。日米間で一事不再理って、ないんですか。――などと驚いておりましたが、あの事件はサンプロでは、小川アナが生まれる前のことなんだそうで、世代間ギャップが非常に大きい。おじさん世代としては、「そういえば、サッカーの三浦カズが出てきたとき、とっても紛らわしかったんだよなあ」などと、昔話に花が咲きました。
○石破防衛大臣、いつもと違ってとても話しにくそうでありました。気のせいか、前髪に白いものが入っていたような。引責辞任をという声も出ていますが、まことに判断に苦しむところです。ちなみに番組終了後に行われた記者懇は、1時間に及んだとのこと。
○渡辺行革担当大臣、何を言われてもニコニコと上機嫌。情勢われに利あらず、という状況をエンジョイしているみたいで、いかにも「確信犯」の改革派ぶり。とはいえ、公務員制度改革というのは、所詮は霞ヶ関の数千人だけを相手にするものですから、今ひとつ国民の関心が薄い。どうやって世論を喚起するかが問題だと思います。
○与謝野対藤井の政策のプロ対決は、含蓄のある議論の応酬でした。福田論と小沢論、道路財源の問題、日銀総裁人事などが俎上に挙がりましたが、時間があれば特別会計の問題も触れたかったですね。なぜかというと、隣の塩川さんから、「母屋ではおかゆをすすっとるのに、離れではすき焼きを食うておる」という名セリフを、ナマで聞きたかったからであります。
○ところでサンプロでは、出演者の前にグレープフルーツジュースが置かれています。今日はスタッフの気配りがあったらしく、与謝野さんの前にはミネラルウォーター、森本先生の前にはウーロン茶が置かれていました。気づいた人は居たかなあ。
2月6日(水)
スーパーチューズデー関連で、ずいぶんいろんな番組に登場しました。一応まとめておきます。
●2月4日(月)J-WAVE「Jam the World」(20:00〜22:00)のフィフティーン・ミニッツ(角谷浩一氏と掛け合い)
●2月5日(火)NHKラジオ第一「NHKジャーナル」(22:00〜23:00)で電話取材。
●2月6日(水)、朝4時に起きてテレビ東京「モーニングサテライト」(5:45〜6:40)へ。
●同日、午前11時にTBS「イブニングファイブ」用にコメント収録。
●同日、午後2時半にテレビ朝日「スーパーJチャンネル」用にコメント収録。
●同日、朝日ニュースター「ニュースの深層」(20:00〜21:00)で宮崎哲弥氏とオタク話をたっぷり。
●同日、テレビ東京「ワールドビジネスサテライト」(23:00〜24:00)に出演。なんと中2日で竹中平蔵氏とご一緒してしまう。
家に帰ったら午前1時過ぎ。毒を食らわば皿までとは、こういうことを言うのかなあ。
2月3日(日)
本日のサンプロは、「経済ネタ」(竹中平蔵&木村剛)、「政治ネタ」(江田けんじ&星浩)、「アメリカ大統領選」(小西克也)という3本立て。例によって番組の舞台裏を少々。
○関東地方は今朝から雪。交通機関にも影響が出て、スタジオ入りが間に合うかどうか、ちょっと慌てました。なぜか本日のコメンテーター陣は星&ナベさん(福島出身)とかんべえ(富山出身)と、揃って雪国勢でありました。(ついでにキムゴーさんも富山なんですよね)。スタッフの間では、「雪のせいで家に居る人が多くなるから、視聴率が高くなるんじゃないか」という期待があったりする。どうでしょう、今日は久々に二ケタ行きましたかねえ。
○政局については、面白い指摘がたくさんありました。「福田首相は、父が果たせなかった“解散”と“G8主催”をどうしてもやりたいと思っている」(ということは、秋以降に解散か?)、「9月の民主党代表選挙は荒れる」(小沢代表は大連立が果たせなければ引退する?)というのは、なるほどと感じました。
○アメリカ大統領選挙、スーパーチューズデーを前に、思い切り深く切り込んだ特集でありました。「ワシントンオタク仲間」のナベさんと一緒に感心することしきり。取材に当たった小西さん、プロデューサーのFさんによれば、ヒラリー陣営に2週間密着したところ、あまりのハードスケジュールにビックリしたそうです。
2月1日(金)
「東亜」という雑誌2月号に、「国富ファンドの台頭と米中関係の変容」というテーマで寄稿しました。巻頭のコンパスというページの執筆陣に加わりましたので、今後、2ヶ月に1回程度、米国外交や中国経済などについて寄稿することになるかと思います。
前から思っているのですが、「東亜」という雑誌は「外交フォーラム」と似ているんですよね。たくさん売れてる雑誌ではありませんが、結構その道の専門家が目をつけている。つまり、うるさ型の読者が多いので、下手なことは書けないというしんどさがあります。
1月20日(日)
今日のサンプロは、「今年の経済予測、日本は没落するのか?」と「通常国会開幕!与野党激突!6党幹事長が激論!」の二本立てでした。例によって番組の裏話を少々。
○今日のように経済ネタが多くなると、テキメンに「フリップ」の数が多くなります。本日、用意された枚数は26枚。もちろん、その全部を使い切れるわけではなく、使われないままに死蔵されるものが多い。基本的に「出たとこ勝負」というのが、この番組の基本であります。
○榊原元財務官のコメントに対し、伊吹幹事長が「早稲田大学教授は好きなことがいえるけど、こちらは・・・・(以下略)」とやり返すシーンが何度かありました。実は伊吹さんは大蔵省で榊原さんの4年先輩なんだそうです。なるほど、お互い遠慮がないわけでありますな。
○道路特定財源の問題。民主党は昔は「一般財源に」と言っていたのに、いつの間にか「暫定税率を廃止」になっている。そんなこと、党のマニフェストには書いてなかったと思うのですが。この辺は、「政策よりも、とにかく政局を」という小沢路線のせいなんでしょう。今日の鳩山由紀夫幹事長は、ワガママいっぱいの代表の下で、とってもご苦労されている模様。お疲れ様です。
――番組終了後、かんべえは町内会の新年会に急行。ええ、昨晩だって、ちゃんと「火の用心」をやっておるのでありますぞ。
1月8日(火)
本日の「スーパーJチャンネル」、および明日の「とくダネ!」向けに、米大統領選挙についてのコメントを収録しました。やっぱりオバマ候補への関心が高まっている模様。アイオワ州からニューハンプシャー州へと、動きが急なんで何だかワクワクします。
「オバマの奥さんはどんな方なんですか?」と聞かれて焦りました。急きょ調べましたが、とってもキャラの立った面白い人のようですね。ミシェルル・オバマは身長180センチ、ファッションセンスも良くて、弁護士。バラクは全然頭が上がらない模様で、第2のヒラリーとでもいいますか。
○イリノイ州議員として限界を感じたバラクは、「このままでは終りたくない。上院議員選挙に出るのを許してくれ」と奥さんに頼み込む。すると、「いいわよ、でもあなたに投票するとは限らないわよ」――仕方がないから、当選する可能性は低いから、と言って許してもらった。
○めでたく上院議員となったバラク。シカゴに住む奥さんに、今度こんな法案を通すんだ。これが実現するとね・・・・と電話で自慢する。するとミシェルは、「台所にね、蟻が出るの。私は子供の面倒見なきゃいけないから、今度帰ってくるときに、薬買ってきてね」
○いよいよ大統領選。記者団から「ご主人が立候補していなかったら、ヒラリーに投票しますか?」と質問を受けた。「とてもいい質問ね」と答えるミシェル。「でも大事なことは、大統領が務まる人を見つけ出すことで、それが女性だったら私はとても嬉しいわ」――夫を立て、ヒラリーも傷つけないという、まことにお見事な答えでした。
1月4日(金)
昨日のフジサンケイビジネスアイ紙上で、かんべえのインタビュー記事が掲載されました。「中国の"ご機嫌"うかがう先進国」というテーマで、「SWF〜サブプライム〜中国経済〜台湾問題」などについて語っております。新聞のインタビューとしては、かなり長いです。しかしこの写真は、夏に撮ったやつじゃないのかな。なんだかクールビズっぽいです。
ちなみに今年の「サンデープロジェクト」では、かんべえの最初の出番は1月20日の予定であります。
(追記)
昨年末に取材を受けてたんで、すっかり忘れていたけど、1月5日放送の『ウェークアップ!ぷらす』で、不肖かんべえが2008年予測をしていたのでありました。近所の人に、「今朝、出ていたね」と言われて、やっと思い出した。そういえば、今朝は『知っとこ!』を見ていたなあ。いかんです。取材で自分が何をしゃべったかは、ほとんど覚えていないのだが、どうやら番組は下記のような構成であったようです。
http://www.ytv.co.jp/wakeup/news01/n20080105_main.html?date=20080105&number=2
<登場の記録>
○電波媒体
2008年
日時 | 媒体 | 局名 | プログラム | テーマ |
1月5日(土) | 地上波 | よみうりテレビ | ウェークアップ!ぷらす | 大胆予測!どうなる2008年(コメント) |
1月8日(火) | 地上波 | テレビ朝日 | スーパーJチャンネル | オバマ上院議員勝利(コメント) |
1月9日(水) | 地上波 | フジテレビ | とくダネ! | ニューハンプシャー州予備選(コメント) |
1月13日(日) | BS放送 | BSジャパン | こちら経済編集長 | 米大統領予備選挙(コメント) |
1月20日(日) | 地上波 | テレビ朝日 | サンデープロジェクト | サブプライム、6党幹事長討論 |
1月21日(月) | AM放送 | TBSラジオ | 情報一直線 | 世界経済のゆくえ |
1月25日(金) | CATV | 日経CNBC | 三原・生島のマーケット塾 | 新・貿易立国論 |
1月25日(金) | BS放送 | BS11 | IN side OUT | 世界経済のゆくえ |
2月3日(日) | 地上波 | テレビ朝日 | サンデープロジェクト | 日本経済、政局、米大統領選 |
2月4日(月) | FM放送 | J-WAVE | Jam the World | スーパーチューズデー |
2月5日(火) | AM放送 | NHKラジオ第一 | NHKジャーナル | スーパーチューズデー |
2月6日(水) | 地上波 | テレビ東京 | モーニングサテライト | スーパーチューズデー |
2月6日(水) | 地上波 | TBS | イブニングファイブ | スーパーチューズデー(コメント) |
2月6日(水) | 地上波 | テレビ朝日 | スーパーJチャンネル | スーパーチューズデー(コメント) |
2月6日(水) | CATV | 朝日ニュースター | ニュースの深層 | スーパーチューズデー |
2月6日(水) | 地上波 | テレビ東京 | WBS | スーパーチューズデー |
2月13日(水) | CATV | 日経CNBC | 夜エクスプレス | ポトマック・プライマリー |
2月24日(日) | 地上波 | テレビ朝日 | サンデープロジェクト | イージス艦、公務員改革、与謝野vs.藤井 |
3月5日(水) | AM放送 | TBSラジオ | アクセス! | Crucial Tuesday |
3月9日(日) | 地上波 | テレビ朝日 | サンデープロジェクト | 伊吹幹事長、食糧問題 |
3月30日(日) | 地上波 | テレビ朝日 | サンデープロジェクト | チベット問題、6党政調討論、グレーゾーン金利 |
3月31日(月) | FM放送 | J-WAVE | Jam the World | 物価問題 |
4月1日(火) | 地上波 | 朝日放送 | ムーブ! | 物価問題 |
4月6日(日) | 地上波 | テレビ朝日 | サンデープロジェクト | 映画『靖国』、国対委員長、推定無罪 |
4月25日(金) | CATV | 日経CNBC | 夜エクスプレス | 当面の政局その他 |
5月1日(木) | AM放送 | TBSラジオ | 情報一直線 | 物価上昇について |
5月2日(金) | 地上波 | 朝日放送 | ムーブ! | 続・物価問題 |
5月4日(日) | 地上波 | テレビ朝日 | サンデープロジェクト | 20周年SP、日中共同討論番組 |
6月1日(日) | 地上波 | テレビ朝日 | サンデープロジェクト | 中国大使、中川秀直、続・長崎新幹線 |
6月1日(日) | BS放送 | BSジャパン | こちら経済編集長 | 米大統領選挙(コメント) |
6月2日(月) | FM放送 | J-WAVE | Jam the World | ガソリン料金 |
6月3日(火) | CATV | 朝日ニュースター | ニュースの深層 | 米大統領選挙 |
6月16日(月) | 地上波 | 朝日放送 | ムーブ! | ヒラリーの挑戦 |
6月22日(日) | 地上波 | テレビ朝日 | サンデープロジェクト | 世界経済、星野ジャパン、後期高齢者医療 |
6月27日(金) | CATV | ブルームバーグ | マーケットライン | 洞爺湖サミット |
7月5日(土) | CATV | 朝日ニュースター | 経済討論バトル頂上決戦 | 2008年後半為替相場を占う |
7月7日(月) | CATV | 日経CNBC | 夜エクスプレス | 洞爺湖サミット、日米首脳会談 |
7月13日(日) | 地上波 | テレビ朝日 | サンデープロジェクト | 与謝野対長妻、脱藩官僚の会 |
7月28日(月) | 地上波 | 朝日放送 | ムーブ! | 概算要求、中国バス爆破ほか |
8月10日(日) | 地上波 | テレビ朝日 | サンデープロジェクト | 秋葉原事件、韓国経済の危機 |
8月24日(日) | 地上波 | テレビ朝日 | サンデープロジェクト | 北京五輪、中川秀直、司法と言論 |
8月26日(火) | 地上波 | テレビ東京 | クロージングベル | 米民主党大会 |
8月26日(火) | CATV | 日経CNBC | 夜エクスプレス | 米民主党大会 |
9月2日(火) | 地上波 | 朝日放送 | ムーブ! | 米大統領選党大会 |
9月2日(火) | CATV | 日経CNBC | 夜エクスプレス | 米共和党大会 |
9月4日(木) | 地上波 | テレビ朝日 | スーパーJチャンネル | 米共和党大会(コメント) |
9月7日(日) | 地上波 | テレビ朝日 | サンデープロジェクト | 町村官房長官、自民党総裁選、太田公明代表 |
9月14日(日) | 地上波 | テレビ朝日 | サンデープロジェクト | 鳩山幹事長、自民党総裁選5候補 |
9月15日(月) | 地上波 | テレビ東京 | WBS | 米金融不安(コメント) |
9月17日(水) | BS放送 | BS11 | IN side OUT | リーマン破綻〜米大統領選 |
9月25日(木) | AM放送 | TBSラジオ | ニュースさかさめがね | 日米金融再編 |
9月30日(火) | AM放送 | NHKラジオ | NHKジャーナル | 米金融安定家宝否決 |
10月5日(日) | 地上波 | テレビ朝日 | サンデープロジェクト | 中川財務相、大島vs山岡、DNA鑑定 |
10月21日(火) | 地上波 | 朝日放送 | ムーブ! | 米大統領選挙大詰め |
10月26日(日) | 地上波 | テレビ朝日 | サンデープロジェクト | 与謝野経財相、6党論客、米大統領選 |
10月28日(火) | 地上波 | テレビ朝日 | スーパーJチャンネル | 米大統領選(コメント) |
10月31日(金) | CATV | 日経CNBC | ザ・経済闘論 | 決戦前夜 Eagleは甦るか |
11月3日(月) | 地上波 | NHK | おはよう日本 | 米大統領選 |
11月4日(火) | 地上波 | テレビ東京 | モーニングサテライト | 米大統領選 |
11月5日(水) | CATV | ブルームバーグ | マーケットライン | 米大統領選 |
11月5日(水) | 地上波 | テレビ朝日 | スーパーJチャンネル | 米大統領選(コメント) |
11月5日(水) | CATV | BS11 | IN side OUT | 米大統領選 |
11月6日(木) | 地上波 | 朝日放送 | ムーブ! | 米大統領選 |
11月7日(金) | CATV | BSジャパン | マーケットウィナーズ | 米大統領選 |
11月10日(月) | FM放送 | J-WAVE | Jam the World | ブッシュ時代を振り返る |
11月11日(火) | CATV | 朝日ニュースター | ニュースの深層 | オバマ次期政権 |
11月23日(日) | 地上波 | テレビ朝日 | サンデープロジェクト | ブッシュ大統領、元厚生次官テロ事件 |
12月3日(水) | BS放送 | NHK BS−1 | 世界の扉 | ビッグスリー救済問題 |
12月14日(日) | 地上波 | テレビ朝日 | サンデープロジェクト | YKKK、志位委員長、地方議会 |
○印刷媒体
日時 | 媒体 | 社名 | 題名 | 形式 |
1月3日(木) | フジサンケイビジネスアイ | 産経新聞社 | 中国のご機嫌うかがう先進国 | インタビュー |
1月8日(火) | SPA! | 扶桑社 | 今週の人(バラク・オバマ) | コメント |
1月8日(火) | サンデー毎日 | 毎日新聞社 | ヒラリー大統領が招く冷たい関係 | コメント |
1月13日(日) | 読売ウィークリー | 読売新聞社 | ヒラリーの「泣き落とし」戦術 | コメント |
1月15日(火) | サンデー毎日 | 毎日新聞社 | 「ヒラリー対オバマ」大激戦の内幕 | コメント |
2月1日(金) | 東亜 | 霞山会 | 国富ファンドの台頭と米中関係の変容 | 寄稿 |
2月5日(火) | SPA! | 扶桑社 | 米大統領選特集 | コメント |
2月19日(火) | SPA! | 扶桑社 | ニュースコンビニ | 寄稿 |
2月20日(水) | フィナンシャルジャパン | ナレッジフォア | 米大統領選挙 | インタビュー |
2月23日(土) | 読売新聞 | 読売新聞社 | 教育県検証 | コメント |
3月3日(月) | 東洋経済 | 東洋経済新報社 | 地頭力はこう鍛える | インタビュー |
3月7日(金) | 時事Top Confidential | 時事通信社 | 米大統領選、ここが知りたい | 寄稿 |
3月9日(日) | 読売ウィークリー | 読売新聞社 | 民主2人、泥沼共倒れ説浮上 | コメント |
3月9日(日) | 週刊朝日 | 朝日新聞社 | 本当にオバマ候補は優勢だったのか | コメント |
3月19日(水) | 日本貿易会月報 | 日本貿易会 | 新・貿易立国をめざして | シンポジウム収録 |
3月19日(水) | 月刊自由民主 | 自由民主党 | 2008年米大統領選から学べること | 寄稿 |
3月24日(月) | 日経ビジネスアソシエ | 日経BP社 | 臨時増刊「プロに訊け!」 | インタビュー |
3月24日(月) | 東洋経済 | 東洋経済新報社 | 新・貿易立国をめざして | シンポジウム収録 |
4月8日(火) | SPA! | 扶桑社 | ニュースコンビニ | 寄稿 |
4月24日(木) | 日経サイエンス | 日経新聞出版 | 今年の大統領選を予測する | コメント |
5月1日(木) | 東亜 | 霞山会 | 米大統領選の三択問題と米国外交 | 寄稿 |
5月27日(火) | 日経夕刊 | 日本経済新聞社 | 十字路 | 寄稿 |
6月1日(日) | 論座 | 朝日新聞社 | ブックレビュー「さらば財務省!」 | 寄稿 |
6月3日(火) | SPA! | 扶桑社 | ニュースコンビニ | 寄稿 |
6月13日(金) | Futures Markets | 投資日報社 | ブッシュ政権の巨大な実験 | インタビュー |
6月27日(金) | クレジットエイジ07 | JCFA | スモールポリティクス | インタビュー |
6月30日(月) | R25 | リクルート | BoomXReview | コメント |
7月8日(火) | SPA! | 扶桑社 | ニュースコンビニ | 寄稿 |
7月9日(水) | 日経夕刊 | 日本経済新聞社 | 十字路 | 寄稿 |
7月22日(火) | SPA! | 扶桑社 | 08年上半期ビジネス本大賞 | 書評 |
8月1日(金) | 東亜 | 霞山会 | グローバルインフレが招く夏の嵐 | 寄稿 |
8月4日(月) | 日刊工業新聞 | 日刊工 | ドーハラウンド交渉決裂 | インタビュー |
8月7日(木) | 外交フォーラム | 都市出版 | Country in Focus ニュージーランド | 寄稿 |
8月8日(金) | 日経夕刊 | 日本経済新聞社 | 十字路 | 寄稿 |
8月19日(火) | SPA! | 扶桑社 | ニュースコンビニ | 寄稿 |
8月27日(水) | 毎日新聞 | 毎日新聞社 | サブプライム問題抜本解決は望めず | コメント |
9月1日(月) | 論座 | 朝日新聞社 | マネーは国家を超えるのか | 座談会 |
9月9日(火) | SPA! | 扶桑社 | 今週の顔(サラ・ペイリン) | コメント |
9月22日(月) | SPA! | 扶桑社 | ニュースコンビニ | 寄稿 |
9月22日(月) | SAPIO | 小学館 | サブプライム危機第4幕 | インタビュー |
9月24日(水) | 宝島11月号 | 宝島社 | オバマはやっぱり大統領になれない | コメント |
9月25日(木) | 波10月号 | 新潮社 | 『追跡・アメリカの思想家たち』 | 書評 |
9月30日(火) | 日経夕刊 | 日本経済新聞社 | 十字路 | 寄稿 |
10月1日(水) | 地方紙各紙 | 共同通信社 | 緊急経済安定化法否決 | コメント |
10月27日(月) | 週刊朝日 | 朝日新聞社 | オバマ大統領誕生は確実か? | 座談会 |
10月27日(月) | 週刊エコノミスト | 毎日新聞社 | 総選挙私はこうみる | コメント |
10月28日(火) | SPA! | 扶桑社 | 新大統領誕生でココが変わる! | 対談 |
11月1日(土) | 東亜 | 霞山会 | 政権交代にはどんな効果があるか | 寄稿 |
11月3日(月) | 週刊朝日 | 朝日新聞社 | オバマ大統領誕生は確実か?(後編) | 座談会 |
11月4日(火) | SPA! | 扶桑社 | ニュースコンビニ | 寄稿 |
11月6日(木) | 週刊新潮 | 新潮社 | オバマ新大統領だと何が変わるの? | コメント |
11月7日(金) | 産経新聞 | 産経新聞社 | 米新大統領経済政策を問う | インタビュー |
11月7日(金) | 地方紙各紙 | 共同通信社 | オバマ政権誕生 | 鼎談 |
11月11日(火) | SPA! | 扶桑社 | オバマ新政権で7つの大問題 | インタビュー |
11月13日(木) | 週刊新潮 | 新潮社 | オバマ大統領7つの暗部 | コメント |
11月17日(月) | フジサンケイビジネスアイ | 産経新聞社 | G20金融サミット | インタビュー |
11月19日(水) | フィナンシャルジャパン | ナレッジフォア | オバマ候補が勝利 | インタビュー |
12月2日(火) | SPA! | 扶桑社 | ニュースコンビニ | 寄稿 |
12月4日(木) | Yen SPA! | 扶桑社 | ぐっちー&かんべえ | 対談 |
12月8日(月) | The Japan Times | ジャパンタイムズ | Japan-U.S. symposiums | 報道 |
12月13日(土) | 日刊工業新聞 | 日刊工 | ビッグ3ショック | インタビュー |
12月19日(金) | 月刊自由民主 | 自民党 | 米大統領選結果と日米関係 | 寄稿 |
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