●かんべえのマスメディア日誌 2006年版

――ネットを本籍地とするも、電波や活字の仕事も増えてまいりました。


<今日のひとこと>




12月27日(水)

TBSのバトルトークラジオ、「アクセス」に出演しました。宮崎哲弥さんと渡辺真理さんの番組です。今日のテーマは「アメリカのイラク政策の転換」で、「アメリカ軍は速やかにイラクから撤退すべきだと思いますか?」という問いに対し、視聴者からの電話やFAXを受けるという趣向です。硬派で刺激的な番組でありましたね。

実は放送直前まで、広尾の某レストランでさるベテラン・ジャーナリストとお話していたら、あまりに面白くてつい時間を過ごしてしまう。少々焦って拾ったタクシーの中で、TBSラジオをつけてもらい、ミヤテツさんの声を聴きながら渋滞気味の中をTBSに到着。「15分後にワタシが出ますから」と言ってタクシーを降りたけど、運転手さんはその後も聞いててくれたでしょうか?



12月22日(金)

本日の日経金融新聞で、かんべえの「視点論点」のコラムが掲載されました。昨年もこの時期に順番が回ってきたので、「貿易動向見通し」をテーマにしましたが、今年も「貿易でよみがえる日本経済」ということでまとめてみました。「やはり日本は貿易立国である」という、いつもの話です。

本日発行の「世界週報」では、「06年の回顧と07年の展望」という特集の中で、日本外交のパートを担当しました。2006年の日本外交には「広報外交」「安全保障外交」「政権交代下の外交」という3つの挑戦があり、2007年に向けて「価値重視外交」「官邸外交支援」「日米関係の再構築」という3つの課題がある、という内容です。

世界週報は、惜しいことに来年3月一杯で休刊だそうです。いい雑誌だと思うのですが、何とかなりませんかね、時事通信社。



12月17日(日)

3週連続で「サンプロ」出演。これをもって、年内の出番はお終いです。かんべえは、今年5月からこの番組のコメンテーター陣に加わりましたが、合計すると13回登場したことになります。この間、ずいぶん面白い経験をさせてもらいました。ちなみに年明けは1月7日からです。

この週末は、論座2月号の「潮流07」の原稿を入稿し、後は12月22日付の日経金融新聞「視点論点」のコラムが残っています。あと1本、研究誌向けの長めのものを書けば、年内の仕事は片付く予定。やっとトンネルの先が見えてきた。うー、これでは風邪が治らないはずであります。

一方でこれまでに書き溜めたものが、そろそろお目見えする時期となります。経済羅針盤は明日、アップされる予定。その他、SPA!の「ニュースの名言・迷言」、Financial Japanの景気インタビュー、世界週報「2006年の日本外交」、外交フォーラム「日本の広報外交」、東洋経済の新年予測インタビュー、週刊エコノミストの「2006年の経済本」、などなど、皆さまのお目に触れましたらどうぞよろしく。



11月27日(月)

今月、ちょこちょこと書き溜めてきたものが、ボツボツと出るようになります。まず、今日発売の「プレジデント誌」のインタビュー「判断意見」で、「共和党の中間選挙敗北でアメリカ外交の行方は?」てなことを述べています。

明日発売の「SPA!」では、恒例の「ニュースコンビニ」。

12月1日発売の「諸君!」では、「アメリカにヒラリーとブッシュ、どっちが好きかと聞かれたら?」(だったかな?よく覚えていない)てな駄文を寄稿しています。(正確には、「もしアメリカにああ言われたら――こう言い返せ」〜安倍首相よ、ブッシュとヒラリーどちらがお好き?でありました)

12月5日頃発売の「論座」では、「いざなぎは超えたけど」という景気観測記事が掲載される予定。

12月に入ってもこの調子が続き、なおかつ「年末進行」が重なって、年内一杯ひーひー言いながら仕事が続く予定。今週も締め切りが2件あるのだけれど、まったく手が着いていない。とりあえず「外交フォーラム」の編集者は焦った方がいいと思うぞ。



11月10日(金)

今週は「米中間選挙ウィーク」。以下の番組に出演したり、収録したコメントが使われたりしました。今日は「三原・生島のマーケットトーク」の収録を済ませた後で、日本テレビで「ザ・サンデー」用のコメントを撮ってもらいました。

11月 8日(水)フジテレビ 「ニュースジャパン」(コメント)
11月 9日(木)テレビ東京 「モーニングサテライト」
11月10日(金)TBSラジオ 「おはよう一直線」 (電話取材)
11月10日(金)日経CNBC 「三原・生島のマーケットトーク」
11月12日(日)日本テレビ 「ザ・サンデー」(コメント)

ちなみに12日の「サンプロ」では中間選挙はテーマにならない模様。ちょっと残念ですねえ。



10月31日(火)

本日発売の『SPA!』のニュースコンビニで、かんべえが選んだニュースが載っている(はず)。南半球出張と重なったので、山崎元さんと代わっていただき、なおかつオークランドのホテルで書いた分である。従って、「海外の目で選んだニュース」を並べてあります。ちょっとユニークかも。

でも、帰ってきてから、「さらなるイジメ問題」「教科選択問題」「ソフトバンクのトラブル」などのニュースが続出。こんな風に、タイムラグができちゃうところがこの仕事の難しさです。



10月29日(日)

サンデープロジェクト、今日の主役は塩川正十郎さんでしたね。とにかく声が大きくて、張りがある。キツイことを言っても角が立たない。とってもいい味を出してました。こんな「ご意見番」は当今、希少価値です。

その一方、自民党総裁選が終わり、北朝鮮の核実験の衝撃も薄らいでくると、なかなか「サンプロ」的には盛り上がりませんね。発足後1ヶ月の安倍政権の柔軟路線に対し、桜井さんがもっと厳しい見方をされているかと思いましたが、皆さん、「まあ、いいんじゃない?」という感じで、対立軸ができるほどではありませんでした。

思うに若くて経験不足の人が大きな役職につく場合、最初はなるべく自分の持論をハッキリ言って前任者との違いを強調しておき、本当にポストについたら前任者の路線を丁寧に踏襲する、というのが常識的なやり方というもの。安倍さんは、リーダー論としてごく初歩的なテクニックを実践しているに過ぎません。これを「日和った」などと批判する人は、あんまり政治センスがよろしくないと思うのであります。



10月25日(水)

朝日ニュースター「ニュースの深層」に出演して、2週間後に迫った米国中間選挙についてお話ししました。これまでずっと、「そうは言っても共和党は強いっす」と言っていたのですが、「とうとう落城のときが近い」という予言をすることになりました。

「この1ヶ月、安倍政権ってすごくいいじゃないですか」と言ったら、キャスターの宮崎哲弥さんが「とても現実的にやってるってことでしょ? 僕はそうなるってずっと前から言ってたんだから」。はいはい、でも、ワシも日中首脳会談の早期開催は、ここで予想していたのである。えへん。



10月23日(月)

出張に出ている間に、いろんな雑誌で寄稿やらインタビュー記事やらが出ておりました。

月刊自由民主11月号では、「宰相安倍晋三に日本を託す」という特集の中で、「安倍新政権への期待と課題」という記事を寄稿しております。Futures Markets11月号のインタビューは、例によって例のごとき内容。それから「はじめてでも成功する外貨投資」というマネージャパンのムック本で、ドルとアメリカの行方に関するインタビュー。そしてFinancial Japanの11月号では、「円は孤高のローカル通貨」という囲み記事が出ています。



10月15日(月)

ほぼ1ヶ月ぶりの「サンプロ」出演です。恒例の裏話の紹介です。

@初対面の小池首相補佐官が、「溜池通信、いつも見てます」と言ってくれました。光栄なので、記念に書いておきます。

A麻生外相、今日はとってもハイな感じでした。きっと補選の応援→安保理決議で徹夜→何件か電話会談→フジテレビ→NHK→テレビ朝日だったのでしょう。

B中川政調会長、隣の席の赤江アナウンサーにしきりに話しかけていました。危うし、赤江。このままでは、中川(酒)が中川(女&酒)になってしまうかも。

ん、気がつけば、今日はとってもさくらさん好みの顔ぶれではありませんか。あ、石破さんがいないか。



10月11日(水)

北朝鮮の核実験について昨日、取材を受けたのですが、今朝の日刊工業新聞の一面に写真つきで出ていたのでビックリしました。毎朝、通っているスタバの女性に「見ましたよ」なんていわれちゃいました。おそるべし、日刊工。



10月10日(火)

本日発売の中央公論11月号で、井上寿一先生の『アジア主義を問いなおす』(ちくま書房)を取り上げた拙稿が掲載されました。同誌のブックレビュー欄、ちょうど1年となり、かんべえの任期はこれで終了です。あー重かった、この仕事。

たまたま中央公論の某編集者から、相談のような愚痴のような電話あり。いわく、北朝鮮の核実験、右も左も書くこと決まってて、こういうとき楽でいいですよねえ。ウチはこういうときに困ります。−−察するに、正論−諸君−SAPIO系統は、来月は大きく部数を伸ばすでありましょうね。あんまり読みたいとは思いませんが。まあ、名前からして「中央」なんですから、ここは踏ん張って現実路線を貫いてほしいと思います。



10月5日(木)

論座11月号の巻頭コラム「潮流06」の2回目。沖縄の観光が活況を呈している、という話を紹介しました。このシリーズでは、なるべく政治ネタや国際情勢ネタは使わず(だって前のページの担当が田中明彦先生なんだもん)、なるべく「路地裏経済学路線」で通してみる予定です。さて、次回は何としよう。



10月2日(月)

角谷浩一さんの番組、"Jam the World"(J-WAVE)に出演。今日の御題は「1円玉の製造コストが3円かかる時代」において、「ひょっとするとデノミの議論が復活するかも?」でした。楽しいトークになったのではないかと思います。

この番組もちょうど5周年が過ぎたところとか。ますますのご繁栄をお祈りいたします。



10月1日(日)

昨日の12時30分から1時25分にかけて、テレビ東京の「2時間で安倍政治がわかるテレビ」でコメンテーターを務めました。いろんな政治家が次々に登場して面白かったです。以下、簡単な印象を記しておきます。

第1部

●中川幹事長:どんな質問をしても、短くてよどみのない返事が返ってくる。「この政権は、大事なことは全部ワシが決めている」という印象でしたね。

●塩崎官房長官:「イノベーションって、どういう意味ですか?」と聞いたら、ちょっと意表をつかれていました。ダメです、もっとわかりやすい答えを用意しておいてください。

●大田経済財政担当相:じっくりした話はできませんでしたが、座っているだけでいい印象を与えていたのでは。ちなみに当日のテレビ欄には、「大田大臣」とだけ書いてあった。きっと爆笑問題が出演すると思った人が相当数居たに違いない。

第2部

●中川政調会長:議論は強くないが政策には強いという印象でした。別に酒臭くはなかったですよ。CM中に「帯広の豚丼」の話で盛り上がりました。

●松本政調会長:この人だけ大阪からの中継でご登場。小沢代表の入院など、不利な状況だったにもかかわらず、上手に与党を攻めていましたね。

第3部

●山本一太氏:前夜の「朝生」からレンチャンでご出演。しかもその間にブログの更新まで。お疲れ様です。

●菅原一秀氏:かんべえの元同僚。日商岩井を辞めて区議になり、都議経由、衆議院議員。途中で落選など幾多の試練に遭い、人生そのものが再チャレンジの連続。今回めでたく厚生労働政務官に就任。

●長島昭久氏:久しぶりに見たら、ちょっと太ったんじゃないの。もう少し、外交安保政策の話をしたかったですね。

●松原仁氏:「安倍内閣は爆弾内閣だ」と威勢良く言っていたのが面白かった。でも「民主党が先に自爆するんじゃないか?」と突っ込まれていましたね。この4人はとってもいい感じでした。政党が違うというのが変。



9月17日(日)

恒例の「サンプロ」裏話です。

今日の自民党総裁3候補の討論は、9月15日(金)の早朝に行なわれました。週末に谷垣財務相がG7でシンガポールに行くから、というのが表向きの理由で、フジテレビの「報道2001」も同じ日の録画でした。ただし、NHKの日曜討論には全員が生放送で出ていましたから、ホントは間に合ったんですよね。やっぱり田原さんとナマでやりあうのを避けたか。でも安倍陣営の立場になってみれば、投票日直前の「サンプロ」こそが総裁への最大の難関、と思っていたのかもしれません。

その田原さんは、歴史認識をネタに安倍さんにキツイ攻め方をしてましたねー。ハラハラするところもありましたが、これを乗り切らないと総理総裁の座は回ってきませんぞ。局には抗議の電話がジャンジャン鳴っていたそうですが、考えてみればこれが「サンプロ」流というか、他局との違いなわけでして。

後半は中曽根元総理に聞く、という思わず背筋が伸びるような企画。かんべえは凝った質問をしたつもりですが、即座に格調の高い立派な回答を示されてしまい、大勲位が全然ボケてないことを証明する役回りとなりました。星さんの質問に対する「岸信介よりも吉田茂を評価する」という答えも感慨深いものがありました。(実は「安倍より麻生がイイ!」という間接話法だったのかも?)

ちなみに来月のかんべえの出演予定は10月15日、29日です。



9月7日(木)

明日発売の中央公論の特集「安倍新政権誕生へ」の中で、世耕弘成参議院議員、飯尾潤教授と共に座談会をやっています。3人とも40代で、人選がちょっといいでしょ? 元政治家秘書とか、元大新聞の政治部長みたいな人がやると、「安倍新政権」の評価がピンぼけになっちゃうと思うのだ。



9月4日(月)

論座10月号で「潮流06」という連載が始まりました。とりあえず第1回は、本誌愛読者には「ああ、あれか」というネタであります。向こう1年、続く予定であります。どうぞよろしくお願い申し上げます。



8月27日(日)

「サンプロ」のコメンテーターもこれが6回目。さすがに慣れてきました。ひとつはメイク落し。最初のうちは、夕方になっても顔がこわばった感じが残ったのですが、段々手早くなってきました。もうひとつは、当日の自分の発言内容をサッと忘れちゃうこと。「あそこはこう言えばよかった」などと考え出すと、精神衛生上良くありませんので。こんな風に、図太くなっていく自分を感じる今日この頃。かんべえの次の出番は、総裁選直前の9月17日です。

今日の放送で最大のヒットは、麻生外相の「そうやって田原さんに煽られて、今まで数多くの政治家が政治生命を失ったわけですね」でした。うじきさん以下、後方に控えたメンツは馬鹿受けしてたのですが、田原さんにちゃんと通じたかしら。「皮肉って分かる?」

番組終了後のランチの席上、「小泉さんがいなくなると、政治番組がつまらなくなりますよねー」てな話が出てました。思えば1年前の今頃は、「9・11」総選挙を控えて、番組はものすごくテンションが高かった。「小泉劇場」がなくなってしまったら、「サンプロ」はどうやって視聴率を稼げばいいのか。関係者にとっては、まことに切実な問題です。自民党総裁選挙も、盛り上がりに欠けるしなあ。

ところで、明日発売の東洋経済9月2日号、「株完全予測!」という特集で、P39にかんべえが登場しています。「専門家はイベントリスクをこう見る」というページで、日米の政治についてコメントしております。



8月13日(日)

2週連続でサンプロ出演。手嶋さん「英国テロ防止」、五党論客「靖国参拝」、森前総理「ポスト小泉」、それに日野原重明さんがゲスト。コメンテーター陣では、高野孟さんとご一緒するのは初めてでした。次回は27日の予定です。



8月8日(火)

本日発売の『SPA!』では「ニュースコンビニ」に寄稿。

それから今日、明日の産経新聞では、先週の伊吹文明、片山虎之助、野田毅という3氏の政治座談会が掲載されます。こういう実のある議論は、やはり活字メディアでなければ伝えられないのではないかと思った次第。

それから、今夜の日経CNBC午後9時半からの番組「エクスプレス」では、自民党総裁選の政策論議に関する部分で、かんべえのコメントが使われる予定です。



8月6日(日)

本日は「サンプロ」。ゲストは中川政調会長、ジャック・ウェルチ前GE会長へのインタビュー、それに地方財政の問題の3本立てでした。以下はそれぞれについての若干の追加コメント。

(1)中川秀直さんは、少し前まではあんまり褒める人がいなかったんですが、どっかで化けたんでしょうね。ホントは「なんで竹中さんを捨てたんですか?」と聞いてみたいところでしたが。

(2)ジャック・ウェルチさんが巨額の離婚慰謝料を払って再婚した相手って、どんな人かという以前からの下世話な関心を満たすことができました。田原さんがマジ圧倒されていたような。

(3)地方財政の問題は、金融問題で言えばまだ「住専」の段階ですな。

スタッフの方から、昨日出たばかりの田原総一朗責任編集雑誌『オフレコ』第3号を頂戴する。登場しているのが福本邦雄、宇野康秀、植草一秀、村上正邦、宮崎学、安田好弘、保阪正康、手嶋龍一、佐藤優etc.。どひゃー、ようやるわ、ってな感じですね。さて、この中で国策捜査を受けた人は、何人含まれているでしょう? ちょこちょこと入っている四コマ漫画がいい味を出していると思います。



7月25日(火)

今朝の産経新聞紙上に、6月20日に日本財団にて行われた「日米台三極対話」の公開セッションの抄録が掲載されました。かんべえは第2セッションで登場しています。参加者の写真がちょっといい感じで、ロビン・サコダなんて凄い迫力でしょ? この顔ぶれが、2002年夏の第1回台北ラウンドからほとんど変わっていないのです。今まで紹介する機会がありませんでしたが、「ふーん、こんな感じなのか」というのを読み取っていただけるとありがたいです。



7月23日(日)

久々の「サンプロ」。昭和天皇の発言メモ発見に関するニュースで持ちきりという感じでしたね。本件にあまり関心のないワシとしては、ちょっと困りましたな。ということで、本日はほとんど発言機会なし。もっとも岡崎久彦氏と一緒にテレビに出られたのは、ちょっと感慨深いものがありましたけど。

後半の特集はインド経済。昨日もNHK衛星放送でこの人のインド取材の再放送をやっていましたが、流行の話題であります。取材に行った財部さんは、「インドは大変ですよ〜」とご苦労が絶えなかった様子。BRICs特集、来週はロシア編だそうですよ。乞うご期待。



7月20日(木)

本日発売のFinancial Japan9月号において、かんべえのインタビュー記事が掲載されています(33P)。小泉改革に関する評価がテーマです。岡本呻也さんが創刊した雑誌ですが、初めてお役に立つことが出来ましたな。

気づいていなかったのですが、16日日曜日の東京新聞紙上で、佐藤優『自壊する帝国』(新潮社)の書評が掲載されました。これも読ませる本でしたね。最近は書評ばっかり書いているような気がします。



7月18日(火)

新潮社「フォーサイト」のブックハンティングの欄に、ピーター・タスカ著『ハゲタカの饗宴』(講談社インターナショナル)の書評を寄稿しました。6月30日付の不規則発言でも触れましたが、これは本格的なミステリーの名作です。変な話、この本はペンネームで出しておけば、「すごい作家が現れた」ということで騒ぎになったかもしれません。なまじ有名なストラテジストが書いているだけに、「どーせ、たいしたことないだろ」と思われて損をしているんじゃないかしらん。ああ、もったいない。



7月7日(金)

昨晩の渡辺よしみセミナーでは、生島ヒロシさんが来ていて、「乾杯のご発声」役を務めてました。その生島さんとの立ち話で、「私のラジオ番組に出てくださいよ?」というので、いいっすよ、と軽く答えておいたのですが、それが何と翌朝の番組「おはよう一直線」でありました。ということで、今朝の6時10分頃に電話取材で登場しました。内容は北朝鮮のミサイル問題で、前夜のセミナーの発言要旨とほぼ同じ。



7月4日(火)

本日発売のSPA!「ニュースコンビニ」に寄稿。今週のテーマは「世界との戦い」であります。W杯に敗れたサムライブルーたちもさることながら、陸上自衛隊のイラク部隊もいよいよ撤収。小学校の先生が言っていたとおり、「帰ってくるまでが遠足です」。どうか全員無事に、元気で帰国できますように。



7月3日(月)

テレビ朝日「スーパーJチャンネル」で、日米首脳会談に関するかんべえのコメントが使われました。収録は先週の金曜日でした。自分は見てないんですが、「小泉さんがブッシュさんと一緒にエアフォースワンに乗り込み、メンフィスのエルビス・プレスリー記念館に行ったというのは、アホみたいかもしれないけど、二国間関係を考えると意義深いものがある」というトーンで語ったつもりです。

夜は同じテーマでJ-WAVE"Jam the World"に登場。角谷浩一氏との掛け合いは久しぶりでしたが、あいかわらずの快調なノリだったと思います。フィフテイーン・ミニッツというコーナーなのですが、30分くらいしゃべったような気がします。

今日の放送の中で紹介したのは、"The Economist"誌の"Don't leave me now"という記事の中のこの部分です。

Mr Koizumi has long looked forward to this trip as his swansong, say aides.

「スワンソング」(白鳥の歌)というのは、辞書を引いて初めて知りましたが、こういうことです。「作家,画家,音楽家などの最後の偉大なる作品。白鳥は死ぬ直前に見事な歌を歌いあげるという古い伝説がある」。小泉さんにとっては、今回の訪米は文字通り自分の政権のフィナーレと心得ていたのかもしれません。



6月30日(土)

明日発売の『諸君!』に「麻垣康三、国益を守れるベスト宰相は?」という座談会が掲載されます。宮崎哲弥、草野厚両氏と「ポスト小泉」の有力4候補+小沢一郎氏を採点しちゃおうという無謀な試みです。

結果は、安倍晋三氏が213点でトップ。麻生太郎氏が198点で次点。以下、福田康夫氏185点、小沢一郎氏166点、谷垣禎一氏149点と続きます。詳しくは本誌をご覧ください。



6月20日(火)

産経新聞のコラム「私はこうみる」で村上ファンド事件についてコメントしました。「もうけ続けるのに限界」という表題がついています。気がついたら、2月5日にはライブドア事件でも同じ欄で取り上げられていますね。ホリえもんよりは、村上ファンドに対して言葉がきつくなるのは、まあ仕方がないのかな、という気がします。

(阪神ファンとしての私情が混じっているという説もある)



6月6日(火)

今週末に出る「中央公論」7月号の見本刷りをもらいましたので、あらかじめ宣伝まで。

特集「アメリカが日本を捨てる日」において、「劣勢、日中広報戦争の挽回なるか」という長文を寄稿しています。日中関係は、どちらが米国の世論を味方につけるかを競い合う段階に入ったという認識で、「靖国参拝をどうやって説明するのよ?」を論じています。この内容は、今月下旬に発表予定の東京財団・若手安保会の提言「戦略的広報外交のすすめ」のサワリ部分でもあります。

ブックレビューでは、佐々木俊尚『グーグル』(文春新書)を取り上げました。前回が『ウェブ進化論』だったので、バランスをとったような感じかな。



5月30日(火)

SPA!のニュースコンビニ、今週は@小泉対小沢党首討論、Aドル安進む、Bイラク本格政権発足、Cダ・ヴィンチ・コード封切り、D将棋名人戦争奪戦、などのニュースを選びました。どれもこれも、天候不順の中で泥沼の戦いばかりです。



5月28日(日)

テレビ朝日「サンデープロジェクト」で、ゲストではなくコメンテーター席に初めて座りました。草野厚先生のお隣です。今日の出し物は、「ホリえもん裁判」「森喜朗前首相」それに「長崎新幹線」でした。

コメンテーターというのは、どこで口を挟めばいいのやら、なかなか悩ましい役回りです。かんべえ、生放送で自分が突っ込まれるのは平気なんですが、こちらから割り込むのは勝手が難しい。それでも、座っているだけで面白いポジションであることは間違いありません。

ところで「サンプロ」の現場にいると、うじきさんがとても面白い人なんですね。テレビで見ていると、いつも田原さんに叱られてばかりの印象がありますけど、CMの間のヒソヒソ話なんかが絶妙なんです。実は。



5月16日(火)

今朝の日経産業新聞「景況映す意外な指標」という特集で、「経済指標の活用法」についてのインタビュー記事が掲載されました。かんべえとしてはめずらしいことに、写真の顔が若く見える。ちょっとハッピー。

本日発売の「SPA!」巻頭の「今週の思惑」ページでは、ポスト小泉の有力候補である福田康夫衆議院議員が取り上げられています。これに関して、かんべえのコメントを使ってもらっているのですが、1ページの中に(吉崎氏)が4箇所も出てくるのはチトやり過ぎではないかと。記事が出てから思い出したけど、福田さんの秘書に知り合いがいるんだよな。この記事、きっと見てるよね。マズイかなあ。



5月12日(金)

今朝の日経金融新聞「視点論点」欄にコラムを寄稿しました。題して「米経済堅調 人口増が支え」。おおよその趣旨は、溜池通信の4月7日号「米国経済の常識・非常識」で述べたような話ですが、それに「反移民感情の高まり」という最近のネタを加えてあります。

それからテレビ朝日「スーパーJチャンネル」から、マックや煙草、ディズニーランドの料金値上げはデフレ脱却を意味するのか?てな取材を受けました。例によって、どんな風に取り上げられたかは、番組を見てないので分かりません。

FMぐんまの収録もありました。テーマは「いざなぎ越え」。今回の景気回復局面は、前半(2002年〜2004年半ば)と後半(2005年〜現在)に分けて考えた方がいい、という話をしています。この話、わりと反響がいいですね。



5月1日(月)

昨日買ったばかりのブレザーを着て、日経CNBC「TOKYOマーケットExpress」へ。先週末に出たGDPを見ても、米国経済は強いですねー、やっぱり人口が増えてる国は強いですねー、てな話を。いつもハードボイルドな中嶋キャスターがお相手。スタジオ入りしたときに、「中嶋さんは、いつも美女と一緒ですね」と軽いジャブを放ったところ、「それが仕事ですから」とかわされてしまいました。そういうセリフが言えちゃうなんて、憎いぞ、ちょいワル親父。

本日発売の日経ビジネスアソシエ、「“ちょい上”社員になる心得」っつー特集で、かんべえがちょいと登場しております。「人脈を作るときは、社内の“斜め上の人”を大事にしましょう」とか、「勉強会は先生より仲間が大事」みたいなことを言っています。この雑誌、『SPA!』の読者層と重なっている感じで、そこはかとない親しみを感じます。



4月27日(木)

いろんな番組の収録が相次いだので、まとめてご紹介しておきます。

〇まず、日本テレビ「ザ・ワイド」で、拉致被害者が米国議会の公聴会で証言するニュースが取り上げられることに関連し、「アメリカ議会の公聴会とはどういうものか」の説明を収録しました。というわけで、明日の「ザ・ワイド」では、かんべえが一瞬だけ登場する予定。

〇次に、朝日ニュースター「政策神髄」を収録。与謝野大臣を囲んで政策を語るという超オタク番組。ちょうど、清水真人『官邸主導』という本を読み終えたばかりで、与謝野氏が経済財政諮問会議に対してどんな感想を持っているのかを聞きたかったところでした。番組前半で話を誘導し、ちゃんと聞くことが出来ました。ラッキー。

〇番組の後半は、なぜか司会の山田厚史編集委員とかんべえの論争みたいになってしまいました。かんべえが何と言って山田氏を怒らせたか、どうしても知りたい人は、4月29日土曜の朝7時10分から(!)朝日ニュースターをご覧ください。

〇それから火曜日に収録済みなのが、チャンネル桜「桜戦略研究所」。潮まさとさんとの掛け合いです。こちらは4月29日(土)午後7時から8時まで放映予定です。

〇少し先ですが、5月1日(月)の日経CNBC「TOKYOマーケットExpess」で、久々に中嶋健吉つぁんと米国経済をネタに掛け合いをする予定。こちらは正午からです。



4月17日(月)

本日発売の週刊エコノミスト誌「格差と品格」(無茶な特集だ・・・・)の中で、かんべえが「構造改革叩きに反論 格差論は半年で消える」という勇ましい議論を展開しております。偽善的、微温的な議論が交錯する中で、堂々とホンネをぶつけておりますぞ。まあ、編集部としては、これでバランスをとったつもりなのかもしれませんが。

明日発売の週刊SPA!では、ニュースコンビニで先週1週間のニュースを取り上げております。こちらも読んでくださいまし。



4月10日(月)

今月の中央公論のブックレビューに「ウェブ進化論」の書評を寄稿したことについて。−−ちょっと腰が引けているかなあ。



4月5日(水)

今頃になって気ずいたのですが、4月2日付け朝日新聞のBe on Sundayが伊藤洋一さんのサイトを取り上げたときに、当溜池通信も紹介されていました。「双日総合研究所の吉崎達彦副所長の溜池(ためいけ)通信(tameike.net/)の、政治談議を中心とした日記も、同じような長寿サイトだ」とのこと。平子さん、お気遣いいただき、ありがとうございました。

http://www.be.asahi.com/be_s/20060402/20060323TKAI0031A.html 



4月3日(月)

ニュースギャオが新装開店。今日から午後9時半から10時15分までの45分枠となり、スタジオも新しくなりました。なぜかこういう日のコメンテーターは当方に回ってくるようであります。まあ、よかったら見てやっておくんなさいまし。

今日はケータイ小説の話が面白かったかな。いつもの中井キャスターに元気のいい古瀬アナ。現場はモタモタ、アワワ、でやっておりますが、テンポは快調であります。



4月1日(土)

朝まで生テレビ、出演するのは昨年2月に続いて2度目であります。前回の外交・安全保障問題に比べ、経済問題は楽な気がするのはなぜだろう。「格差社会」というテーマは、小泉政権や構造改革叩きには向かわず、主に労働問題や組合叩きの方向に発展しましたね。知らないことが多かったので勉強になりました。

番組開始時に、この番組のレギュラー、宮崎哲弥氏がぽつりと「何だかこの番組、若返ったなあ」。そういえば、番組の定番であるところのベテラン勢がいない。この日のパネリスト中、最年長は金子勝先生53歳、その次が松原聡先生51歳。ちなみに、辻元清美氏と勝谷誠彦氏はかんべえと同じ45歳であるはず。

番組が終わってから、「なんだか今日は建設的な話題が多かったんじゃないですか」と言ったら、宮崎氏が「僕らの世代は物分りがいいから」。朝生としては、それではマズイかもしれません。

終わってみれば、今日も何だか聞き役になってしまったような。自分としてはエンジョイしているんですが、もっと厚かましくないといかんのでしょうか。後で蓮舫さんから「ソフトすぎる」といわれちゃいました。でもねー、「これだけは言わなきゃいけないこと」はそんなに多くないんですよね。はてさて、こんなワシに3度目の出番は来るのでしょうか?



3月17日(金)

来週はもう日本にいないので事前に予告しておきます。20日発売の読売ウィークリー「経済現論」で「ベアの今昔物語」というコラムを寄稿しています。今週はちょうど春闘の集中回答日がありましたね。デフレやら成果主義やらで、すっかり色褪せた「ベア」ですが、一部の企業では復活しつつありますよね、というお話。

「経済現論」はこれでちょうど1年。4月からは誌面刷新に伴い、このページはなくなると聞いております。「月1ペース」で、ちょうど12本書いた計算になります。ちょうどいいペースの連載でした。



3月12日(日)

テレビ朝日「サンデープロジェクト」に出てまいりました。さっそくながら、裏話などを少々。

(1)出演者になると、「控え室」という個室が与えられます。個人的には、大部屋でゲスト同士がワイワイやれる方がいいと思うのですが、事前に予習をするにはその方がいいのでしょうね。さて、この個室には、大手紙が5紙揃えてあります。5紙というのは、読売、毎日、産経、日経、東京・・・・あれれ、「朝日」がないのです。さて、その心はいかに? @「当然、家で読んできてますよね?」 A「あんな新聞は読んじゃいけませんよね?」・・・・さて、どっちでしょう?

(2)番組の中で、かんべえは「ホリえもんの法則」をフリップでご紹介したのですが、表記がちゃんと「ホリえもん」になっていたことにお気づきでしょうか。だってテレビ朝日は「ドラえもん」の放送元なんだから、「ホリエモン」じゃなくて「ホリえもん」じゃなきゃあ。

(3)番組に登場していたソースネクストの松田社長には、ライブドアのような「美人広報」がついていました。CMの合間に、社長にダメ出しのメモを差し入れていましたな。社長が小声で「いてぇ」などと言っていたのを、隣で聞いてしまいましたぞ。



3月10日(金)

日経金融新聞の「視点論点」のコラムに、「自民党ネオチーム対クラシックチームの経済論戦」という話を寄稿しました。たまたま昨日が量的緩和の解除の日となりましたので、経済論戦の第2ステージが終わったことになります。これから先は、6月の「歳出歳入一体改革」のとりまとめが第3ステージですね。

予告です。3月12日(日)のテレビ朝日「サンデープロジェクト」、かんべえが久々に出演予定です。テーマはライブドア事件の総括。そういえば、今頃ホリえもんはどうしているんでしょうね。



3月7日(火)

東京新聞の「即興政治論」のページで、日米関係に関するインタビューを受けました。「相続できぬ蜜月 ポスト小泉は対米設計図示せ」という表題がついています。皆さん、日中関係ばかりに気をとられてないで、足下の日米関係のことを考えてくださいよ、ってなメッセージです。あ、そういえば、そろそろアーミテージ・レポート2が出るんですよね。

どうでもいいけどこの記事、ワシの肩書きが「溜池通信主宰者」になっているぞ。溜池通信が双日株式会社よりも有名となると、それはそれでちょっと困ったことなのであるが。



3月3日(金)

東京財団の政策研究誌『日本人のちから』3月号で、先日「虎ノ門DOJO」で行なった講演の抄録が掲載されました。「これからの10年、日本経済の優位は続く」という要旨です。

それから『時事Top Confidential』の3月3日号では、「甘やかされたベンチャー企業 ホリエモンの功罪を問う」という寄稿が掲載されました。内容は、過去に溜池通信で取り上げた内容とそれほど変わりません。

明日発売予定の『論座』では、「カメの歩みを止めることなかれ」という寄稿が掲載されます。これはまだ現物を見ていないんですが、今日中に編集者2名の方から「読んだよ」のお電話を頂戴しました。反響が大きいっす。

それにしても、われながら随分書き溜めていたものです。ちなみに、来週は「日経金融、夕刊フジ、SPA!、読売ウィークリー」という4つの締め切りが重なる惑星直列のような週。なおかつ、研究会などでの発表が4件。さぞかし過酷な日々が続くことでありましょう。まあ、引き受ける方が悪いんですけど。



3月1日(水)

本日発売の『諸君!』で、ライブドア問題を考える座談会に、かんべえが登場しております。お相手は東大教授の松原隆一郎と作家の関岡英之さん。今見たら「すばらしき格差社会」などという特集タイトルがついている。うーん、そんなこと言ってないと思うんですけど。

関岡英之さんは、「拒否できない日本」の作者ですから、かんべえの対米観とはまったく違っています。もちろん、改革路線に対する評価も正反対。この同世代人と、果たしてどんな意見のやり取りがあったか、ご関心のある向きは是非、本誌をお手に取ってみてください。

ところで、文芸春秋社の編集部というのは、まことに機転が利くのであります。かんべえなどが、「えーと、えーと、ほら、何だっけ、あれ」とか言いつつ話している内容を、実によどみのない流麗な文体で書いてくれちゃうのです。「ホリえもんのイメージは陳勝に重なる」といういつもの話も、陳勝の故事来歴について、かんべえが知っている以上のことを語ってくれています。いやあ、ありがたい。

収録したのが2月13日だったのですが、トリノ五輪やメール問題迷走などを経た後では、この手の話はもう遠い昔のことで、「そういえばそんな話もしてましたねえ」、てな感じです。でも、間もなく発売になる朝日新聞社『論座』の今月号においても、「ライブドア事件を理由に構造改革を止めるな」という論旨の原稿を寄稿しています。併せてご覧ください。



2月22日(水)

今週号の週刊新潮「名作ブックレビュー」のページで、かんべえが寄稿した『異邦人』の書評が掲載されます。アルベール・カミュの新潮文庫の銀色の表紙は、とっても懐かしいもののひとつです。高校生時代に読んだときは、「カフェオレ」が「ミルクコーヒー」と訳されておりました。今だったら「カフェラテ」ですかな。

その後、知り合いの記者から電話があって、「あれを読んで、思わず高校時代に買ったカミュの文庫本を探し出しました」との連絡あり。やっぱり、似たような経験をした人は多いのね。ちなみに多くの人から言われることは、「かんべえさんとカミュのイメージは重ならない」。そりゃあ、重なると言われる方がショックではありますけどね。



2月20日(月)

本日発売の日経マネー誌、「為替はこう動く」にインタビューで登場。ここ2年ほど続けていた円安予想を止めて、円高予想に変えました。詳しくは当該誌をご参照。

読売ウィークリー「経済現論」では、「ソートリーダーとしての吉野家」というコラムを寄稿しました。残念だったことは、「おいおい。ここは吉野家だぞ」に続く、「女子供は引っ込んでろ」のセリフが編集部の意向で削られてしまったこと。まあ、新聞社系週刊誌としては、しょうがない判断ですわな。その後はご承知の通り、「Uの字テーブルの向かい側に座った奴と、いつ喧嘩が始まってもおかしくない」と続きます。ご確認いただけるとありがたし。

ま、どちらもお買い上げいただかなくとも、立ち読みで結構であります。日経マネーはP146、読売ウィークリーはP31です。



2月17日(金)

ニュースギャオの3回目出演。今日のギャオネットニュースでは、サントリーから新発売のソフトドリンク「ファイナルファンタジー12 ポーション」が取り上げられました。日本で初めてのテレビ取材につき、たぶん日本で初めての試飲をさせていただきましたぞ。味はテレビでコメントした通り「ヒットポイントが20ほど回復した」気分。「たった20か」と言われてしまいそうだけど、そりゃ仕方ないよ、ポーションだもの。サントリーさん、早くハイポーションやエリクサーを作ってくれい。



2月8日(水)

3月号の中央公論のブックレビューに寄稿しました。取り上げたのは塩野七生『ローマ人の物語14』です。今年もこのシリーズが読めて、とってもうれしいという趣旨の、「天然」書評になっています。だって、ほかに書きようがないんだもの。長年のファンとしては。



2月6日(月)

パソコンテレビGyaOが、初めて生放送でお送りする"NewsGyaO"(午後10時〜10時半)の記念すべき第1回放送に出演しました。キャスターは中井亜紀さん、プロデューサーは城沢さん、その他スタッフにも大勢の「ルック@マーケット」残党が参加しております。コメンテーターは、今日がワシ、明日は熊野英生さん、明後日は山崎元さんと、これも同残党組ですね。

不心得者のワシは、夕方から日商岩井OBのTさん及び同僚のKさんと、近所のトルコ料理屋で飲んでいて、9時過ぎになってからオリックス赤坂2丁目ビルにあるスタジオに参上する。どういう番組かは、この時点ではほとんど分かっていない。控え室に、去年まで日ハムの投手をやっていた岩本勉さんがいて、名刺交換すると「ホリプロ所属の野球解説者」とある。この時点で初めて、「え? この番組はスポーツコーナーもあるの?」と判明する。

まあ、ワシも一応はうっちーさんの薫陶を受けた身なので、この程度では慌てませぬぞ。ニュースのネタである「コスプレ」についてコメントを求められても、平然とアホみたいなことを答えてしまう。それにしても、スタッフの数の多さに圧倒されましたな。インターネットテレビが初めて挑戦する報道番組ですから、大変な熱気でありました。

そのまま勢いで、今週10日(金)と来週17日(金)の出演も決まってしまう。よかったら見てやってくださいまし。ギャオはタダですし。

あ、そうそう、明日発売のSPA!の連載「ニュースコンビニ」はかんべえの番であります。今週のテーマは「潮目の到来か?」でやんす。



2月5日(日)

産経新聞の「私はこうみる・ライブドア事件」で、かんべえのコメントが掲載されました。題して「行き過ぎたベンチャー振興策」です。このシリーズ、いろんな人が登場していて、たとえば"isologue"さんは下記のようなコメントを残している。

http://www.sankei.co.jp/advertising/toshin/spe0601/livedoor-060128.html (1月28日分)

かんべえの分は、ネットでは出てないんだけど、そのうち2月5日分で掲載されるでしょう。

http://www.sankei.co.jp/advertising/toshin/spe0602/livedoor-060205.html (2月5日分)


1月31日(火)

今週号のSPA!で「ライブドア事件が投げかけた大問題」という記事の中で、かんべえのコメントが使われております。

ま、ワシの分はさておいて、須田慎一郎氏のコメントが練達の技である。「東証は自ら進んで積極的に組織を分社化していったのですが、最大の理由は天下り先の確保です。そのため現在は、システムは子会社が保有し、運用はさらに別会社が行なっている。まるで熱海の温泉旅館のように、新館や別館、露天風呂を次々と建てては渡り廊下で繋げているような状態なんです」。

あるいは、役立たずの証券取引等監視委員会については、「カニ漁と一緒です。違法を覚悟でロシア海域に領海侵犯すれば大量にカニが捕れますが、誰もしない。しかし監視が機能していなければ行きますよ。しないほうが損するわけですから」

もー、分かりやす過ぎ。皆さん、須田先生に座布団上げてください!



1月24日(火)

読売ウィークリー「経済現論」のコラムに寄稿。1月10日頃にササッと書いて送ってしまったもので、先週以来の内外経済の激震ぶりを考えるといかにもピント外れのテーマになってしまった。アメリカ企業におけるレガシー・コストの話なんて、まるで不要不急じゃん。なるべく締め切りより前に入稿しようとするのも、善し悪しですな。



1月20日(金)

日経CNBC「三原・生島のマーケットトーク」に出演しました。ネタは「貿易に見る日本経済の強さ」で、本日分の溜池通信に書いたような内容です。週末に再放送もありますので、よろしければご覧ください。ちなみに、ライブドアに関しては「週末中にも動きがあるかもしれないので、決定的なことは言わないように」という前提で話をしています。

今日は三原淳雄先生がお休みで、代わりを宮尾尊弘さん(国際大学教授)が務めました。今週のように、マーケットが多事多難なときであれば、番組の中でも外でも「三原山大噴火!」になったはずのところですが、番組収録は妙にサクサク終わってしまいました。さて、三原さんがいたら、ライブドアや東証やネットトレーダーを、何と言って叱ったでしょうか?



1月16日(月)

本日発売の週刊エコノミスト誌で、エコノミストリポート「日本は世界に冠たる産業大国かつ債権大国」という記事を寄稿しました。昨年12月に日経金融新聞のコラムで書いた内容を発展させたもの。貿易統計から日本経済を見ると、主流派エコノミストのコンセンサスとは一味違う景色が見えてきます。ぜひご注目を。



1月11日(水)

本日の毎日新聞夕刊「特集WORLD」の「どうなる地球温暖化対策」という記事の中で、コメントが使われています。「アメリカは京都議定書に参加するか?」という質問に対し、「まあ、ダメでしょう。米国は困ったガキ大将みたいな性分がありますから」てな答えをしています。だってホントにそうなんだもん。しょうがないじゃないですか。



1月10日(火)

最新号のSAPIOを見たら、潮匡人さんが昨年の日中対話の顛末を報告していました。「靖国問題、台湾独立、東シナ海ガス田・・・・日中言論バトルで中国代表は反論を諦めた」という記事です。コンパクトにまとまっていて、さすがは潮さんという仕事です。溜池通信も紹介していただき、深謝であります。ちなみに、もっと詳しい報告を読んでみたいという方は、佐藤守空将のブログをどうぞ。

それから株式新聞が、早速本日の紙面で土曜日のパネルディスカッションの注目ポイントを記事にしています。久しぶりに買っちゃったなあ、株式新聞。



1月6日(金)

去年取材を受けて、忘れてしまっていた記事がまた1件。日経産業新聞のBRICs連載記事で、中国経済に関する以下のコメントが全文です。ま、常識的な線ですな。

●調整型の年、為替問題は再熱  双日総合研究所の吉崎達彦・主任エコノミスト 

 中国は共産党大会の前年は経済成長率が下がる傾向にある。次の党大会は二〇〇七年で、〇六年は調整型の経済となるだろう。成長率が〇五年より下がらないようなら過熱しているということになる。

 米国との摩擦もテーマだ。〇五年は米国の本国投資法が効いてドル高となり為替問題は一息ついた状況だったが、〇六年は人民元切り上げ問題が再燃するだろう。大幅な切り上げは不可能だろうが、あと三―五%程度の切り上げをどこかでやることになるだろう。

 中長期的には環境・エネルギー問題の解決が求められる。現政権が二期目を迎える〇七年以降は、今までの経済成長一辺倒から、環境も重視する政策へとハンドルを切ることになるだろう。



1月5日(木)

今日の産経新聞5面に「新春座談会 ポスト小泉はこの人」が掲載されています。4人の政治家の迫力ある写真をご覧ください。左下隅のかんべえのなんと哀れに小さく見えることよ。

さて、せっかくですから、現場の裏話と私的な印象を少々。

〇衛藤征士郎氏:「政治家タイプ」を絵に描いたような方でした。お話しされながら、司会の方をチラチラとご覧になるのですが、視線がド迫力。当方は適当に相づちを打っておりましたが、きっと笑顔がこわばっていたでしょう。

〇鴻池祥肇氏:座談会が終わると同時に、「あ〜あ、緊張したよ。俺一人のことなら失言しても構わんけど、他人(麻生さん)に迷惑をかけるわけにはいかんからなあ」。そのひと言に、スタッフ一同とっても和みましたが、やっぱり「失言」も少しは欲しかったような。

〇中谷元氏:静かにペンを走らせ、発言内容を確認しつつ、言葉を選んで丁寧に語っておられました。かんべえよりも3歳年上なだけなのに、この落ち着きの差は何でありましょう。ところでHPにあった「室戸岬まで」はちょっといい文章です。

〇世耕弘成氏:2年前の若手政治家座談会でもご一緒したので、「この人だけは安心だな」などと思っていたのですが、とんだ思い違いでした。「コミュニケーション戦略チーム」を率いたことで、「大化け」してたんですね。男子三日会わざれば・・・でした。



1月4日(水)

昨日の毎日新聞経済面の特集記事で、かんべえのコメントが使われておりました。「自信回復すれば新たな成長」というタイトルがついております。いかんなあ、昨年末に取材を受けたことを忘れてしまっている。記事のポイントを下記しておきます。

「日経平均株価1万5000〜6000円、時価総額500兆円程度の株価水準は、日本経済の実力に見合っている」
「日本が再びバブル熱に踊る恐れは少ない。80年代後半とは、いくつかの重要な違いがあるからだ」
「企業の姿勢が変わった。背伸びして採算性があやしい事業に手を出さなくなった。株主の目も厳しくなった」
「失われた10年で、日本社会は苦しみを味わった。過去の失敗に懲り、むちゃをしなくなった」
「その代償も大きく、コスト至上主義がひずみを生み出した。システム依存、省力化、利益重視によるひずみが垣間見える」
「始まった上昇、拡大を余裕や自身につなげられたら、日本経済は新しい成長局面に入るだろう」



1月1日(日)

年明け早々に出るものをご紹介しておきます。本年もよろしくお願いします。






<登場の記録>

○電波媒体

2006年

日時 媒体 局名 プログラム テーマ
1月1日(日) CATV 朝日ニュースター 頂上決戦 2006年日米中経済の行方はどうなる?
1月20日(金) CATV 日経CNBC 三原・生島のマーケットトーク 貿易に見る日本経済の強さ
1月26日(木) CATV ブルームバーグ マーケット情報 BSE問題と日米関係
1月26日(木) 地上波 テレビ朝日 スーパーJチャンネル ホリえもん逮捕について
         
2月6日(月) ネットTV GyaO NewsGyaO 今日のニュース
2月10日(金) ネットTV GyaO NewsGyaO 今日のニュース
2月17日(金) ネットTV GyaO NewsGyaO 今日のニュース
         
3月12日(日) 地上波 テレビ朝日 サンデープロジェクト ライブドアに見る虚業と実業
3月31日(金) 地上波 テレビ朝日 朝まで生テレビ どーする?格差社会ニッポン
         
4月3日(月) ネットTV GyaO NewsGyaO 今日のニュース
4月24日(月) 地上波 TBS ニュース23 小泉政権5周年
4月28日(金) 地上波 日本テレビ ザ・ワイド アメリカの公聴会
4月29日(土) CATV 朝日ニュースター 政策神髄 経済政策の課題
4月29日(土) CATV 桜チャンネル 桜戦略研究所 千葉7区補選に見る内外情勢
         
5月1日(月) CATV 日経CNBC TOKYOマーケットExpress 米国の政治経済の現況
5月12日(金) 地上波 テレビ朝日 スーパーJチャンネル デフレ脱却か?
5月28日(日) 地上波 テレビ朝日 サンデープロジェクト ライブドア、森喜朗前首相ほか
         
6月25日(日) 地上波 テレビ朝日 サンデープロジェクト 5党論客、谷垣財務相、竹中総務相
         
7月3日(月) 地上波 テレビ朝日 スーパーJチャンネル 日米首脳会談
7月3日(月) FM放送 J-WAVE Jam the World 日米首脳会談
7月7日(金) AM放送 TBSラジオ おはよう一直線 北朝鮮ミサイル問題
7月23日(日) 地上波 テレビ朝日 サンデープロジェクト ポスト小泉、昭和天皇メモ、インド経済
         
8月6日(日) 地上波 テレビ朝日 サンデープロジェクト 中川政調会長、J.ウェルチ、地方財政
8月8日(火) CATV 日経CNBC 日経CNBCエクスプレス 自民党総裁選
8月13日(日) 地上波 テレビ朝日 サンデープロジェクト 手嶋、五党、森前首相、日野原重明氏
8月27日(日) 地上波 テレビ朝日 サンデープロジェクト 麻生太郎、丹羽宇一郎、ダム建設
         
9月17日(日) 地上波 テレビ朝日 サンデープロジェクト 3候補討論、中曽根康弘氏
9月21日(木) 地上波 テレビ朝日 ワイドスクランブル 安倍政権下で日本の未来は?
9月30日(土) 地上波 テレビ東京 2時間で安倍政治が分かる 与野党10人が登場
         
10月2日(月) FM放送 J-WAVE Jam the World デノミの可能性
10月15日(日) 地上波 テレビ朝日 サンデープロジェクト 麻生、小池、五党討論、高世
10月25日(水) CATV 朝日ニュースター ニュースの深層 米国中間選挙
10月29日(日) 地上波 テレビ朝日 サンデープロジェクト 中川、菅、岡崎、桜井、一太、塩川
         
11月8日(水) 地上波 フジテレビ ニュースジャパン 米中間選挙(コメント)
11月9日(木) 地上波 テレビ東京 モーニングサテライト 米中間選挙
11月10日(金) AM放送 TBSラジオ おはよう一直線 米中間選挙(電話取材)
11月10日(金) CATV 日経CNBC 三原・生島のマーケットトーク 米中間選挙
11月12日(日) 地上波 日本テレビ ザ・サンデー 米中間選挙(コメント)
11月12日(日) 地上波 テレビ朝日 サンデープロジェクト 教育基本法、田中康夫、共謀罪
         
12月3日(日) 地上波 テレビ朝日 サンデープロジェクト ホリえもん、森元首相、教育論議
12月10日(日) 地上波 テレビ朝日 サンデープロジェクト 石原伸晃、同和行政、北朝鮮
12月17日(日) 地上波 テレビ朝日 サンデープロジェクト 談合疑惑、安倍政権、コンパクトシティ
12月27日(水) AM放送 TBSラジオ バトルトークラジオ「アクセス」 イラクから米軍は撤退すべきか?
         


○印刷媒体

日時 媒体 社名 題名 形式
1月3日(火) 毎日新聞 毎日新聞社 今後どうなる コメント
1月5〜7日 産経新聞 産経新聞社 新春政治座談会:ポスト小泉を語る 司会&講評
1月6日(金) 日経産業新聞 日本経済新聞社 BRICs今年この市場(4) コメント
1月10日(火) SAPIO 小学館 日中安保大論戦(潮匡人) コメント
1月10日(火) 株式新聞 株式新聞社 今年の注目ポイント コメント
1月11日(水) 毎日新聞(夕) 毎日新聞社 どうなる地球温暖化対策 コメント
1月16日(月) 週刊エコノミスト 毎日新聞社 エコノミストリポート 寄稿
1月16日(月) Futures Markets 投資日報社 ブッシュ政権のレームダック化(前編) インタビュー
1月17日(火) 日本貿易会月報 日本貿易会 商社エコノミストの読む2006年 司会
1月23日(月) 読売ウィークリー 読売新聞社 米国経済、大本命のリスクとは 寄稿
1月31日(火) SPA! 扶桑社 ライブドア事件が投げかけた大問題 コメント
         
2月5日(日) 産経新聞 産経新聞社 私はこうみる・ライブドア事件 コメント
2月6日(月) SPA! 扶桑社 ニュースコンビニ 寄稿
2月8日(水) 中央公論 中央公論新社 ブックレビュー「ローマ人の物語」 寄稿
2月16日(木) Futures Markets 投資日報社 ブッシュ政権のレームダック化(後編) インタビュー
2月20日(月) 読売ウィークリー 読売新聞社 ソートリーダーとしての吉野家 寄稿
2月20日(月) 日経マネー 日経新聞社 為替はこう動く インタビュー
2月23日(木) 週刊新潮 新潮社 名作ブックレビュー 書評
         
3月1日(水) 諸君! 文芸春秋社 「ホリエモン株」乱高下をわらう 座談会
3月1日(水) 日本人のちから 東京財団 これからの10年、日本経済の優位は続く 講演録
3月3日(金) 時事Top Confidential 時事通信社 ホリエモンの功罪を問う 寄稿
3月4日(土) 論座 朝日新聞社 カメの歩みを止めることなかれ 寄稿
3月7日(火) 東京新聞 中日新聞社 風向き怪しい日米関係の今後は インタビュー
3月10日(金) 日経金融新聞 日本経済新聞社 経済論戦第3ステージへ 寄稿
3月14日(火) 日本経済新聞 日本経済新聞社 「危機」の落し子退出 コメント
3月14日(火) SPA! 扶桑社 ニュースコンビニ 寄稿
3月20日(月) 読売ウィークリー 読売新聞社 ベアの今昔物語 寄稿
         
4月10日(月) 中央公論 中央公論新社 ブックレビュー「ウェブ進化論」 寄稿
4月14日(金) Futures Markets 投資日報社 小泉構造改革の功罪と経済論戦(上) インタビュー
4月17日(月) 週刊エコノミスト 毎日新聞社 格差論は半年で消える インタビュー
4月18日(火) SPA! 扶桑社 ニュースコンビニ 寄稿
4月28日(金I) 世界週報 時事通信社 小泉外交 寄稿
         
5月1日(月) 日経ビジネスアソシエ 日経BP社 “ちょい上”社員になる心得 インタビュー
5月12日(金) 日経金融新聞 日本経済新聞社 米経済堅調 人口増が支え 寄稿
5月16日(火) 日経産業新聞 日本経済新聞社 経済指標の活用法 インタビュー
5月16日(火) SPA! 扶桑社 今週の思惑 福田康夫 コメント
5月16日(火) Futures Markets 投資日報社 小泉構造改革の功罪と経済論戦(下) インタビュー
5月30日(火) SPA! 扶桑社 ニュースコンビニ 寄稿
         
6月9日(金) 中央公論 中央公論新社 劣勢、日中広報戦争の挽回なるか 寄稿
  同上 同上 ブックレビュー「グーグル」 寄稿
6月16日(金) Futures Markets 投資日報社 レームダック化強めるブッシュ政権(上) インタビュー
6月20日(火) 産経新聞 産経新聞社 私はこうみる・村上ファンド事件 インタビュー
         
7月1日(土) 諸君! 文芸春秋社 「麻垣康三」国益を守れるベスト宰相は? 座談会
7月4日(火) SPA! 扶桑社 ニュースコンビニ 寄稿
7月16日(日) 東京新聞 中日新聞社 自壊する帝国 書評
7月18日(火) Futures Markets 投資日報社 レームダック化強めるブッシュ政権(下) インタビュー
7月18日(火) フォーサイト 新潮社 ポストバブルの日本の肖像 書評
7月20日(木) Financial Japan KFI 小泉改革は失敗だったか インタビュー
7月21日(金) FSビジネスアイ 産経新聞社 インサイトチャイナ インタビュー
7月25日(火) 産経新聞 産経新聞社 日米台三極対話 シンポジウム
7月28日(金) 日経金融新聞 日本経済新聞社 投資立国、アジアが焦点 寄稿
         
8月8日(火) SPA! 扶桑社 ニュースコンビニ 寄稿
8月8〜9日 産経新聞 産経新聞社 政治座談会 司会/寄稿
8月8日(火) 中央公論 中央公論新社 ブックレビュー「貝と羊の中国人」 寄稿
8月28日(月) 東洋経済 東洋経済新報社 イベントリスク「日米政治」 インタビュー
         
9月4日(月) 論座 朝日新聞社 団塊ジュニアは日本経済を支えるか 寄稿
9月8日(金) 中央公論 中央公論新社 安倍新政権誕生へ 座談会
9月9日(土) 読売新聞 読売新聞社 自民党総裁選3候補の政策 コメント
9月19日(火) SPA! 扶桑社 ニュースコンビニ 寄稿
9月29日(金) 日経金融新聞 日本経済新聞社 財政再建、まず成長必要 寄稿
9月29日(金) 時事Top Confidential 時事通信社 シミュレーション小説・安倍外交 寄稿
         
10月5日(木) 論座 朝日新聞社 沖縄がすごい 寄稿
10月10日(火) 中央公論 中央公論新社 ブックレビュー「アジア主義を問いなおす」 寄稿
10月11日(水) 日刊工業新聞 日刊工業新聞社 地政学的リスク高まる インタビュー
10月13日(金) 月刊自由民主 自由民主党 安倍新政権への期待と課題 寄稿
10月16日(月) Futures Markets 投資日報社 00年代後半はニューエコノミー見直し インタビュー
10月23日(月) 外貨投資 マネージャパン ドルとアメリカはどこへ行くのか? インタビュー
10月23日(月) Financial Japan KFI 円は孤高のローカル通貨 インタビュー
10月31日(火) SPA! 扶桑社 ニュースコンビニ 寄稿
         
11月6日(月) 論座 朝日新聞社 南半球からの光景 寄稿
11月13日(月) 週刊エコノミスト 毎日新聞社 プロが見ているあのサイト、このブログ 寄稿
11月27日(月) プレジデント プレジデント社 判断意見「アメリカ外交の行方は?」 インタビュー
11月28日(火) SPA! 扶桑社 ニュースコンビニ 寄稿
         
12月1日(金) 諸君! 文芸春秋 アメリカにああ言われたらこう言い返せ 寄稿
12月1日(金) 日経センター会報 日経センター セミナー「中間選挙後の米国と国際情勢」 講演録
12月5日(火) 論座 朝日新聞社 いざなぎは超えたけど 寄稿
12月19日(火) SPA! 扶桑社 ニュースな言葉グランプリ 寄稿
12月22日(金) 日経金融新聞 日本経済新聞社 貿易でよみがえる日本経済 寄稿
12月22日(金) 世界週報 時事通信社 実り多かった日本外交 寄稿
12月25日(月) 東洋経済 東洋経済新報社 2007年全解明 インタビュー
12月25日(月) 週刊エコノミスト 毎日新聞社 2006年の経済書 寄稿
         





最新の「マスメディア日誌」へ

2005年の「マスメディア日誌」へ

2004年の「マスメディア日誌」へ

2003年の「マスメディア日誌」へ

2002年の「マスメディア日誌」へ



溜池通信トップページへ